JP2007196467A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

【課題】簡易な操作で、レーベル印刷などの位置調整を可能とする。
【解決手段】装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置は、印刷する画像の選択を受け付ける画像選択モードに移行する手段と、画像選択モードに移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付ける手段と、位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行する手段と、位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の画像選択モードの状態に戻る手段とを備えている。また、印刷装置は、操作パネルのディスプレイに、ユーザから受け付けた印刷位置の変更方向を、アニメーションで表示する。また、印刷する画像の選択を受け付ける場合、印刷する画像上に、印刷範囲を示す枠（レーベルの形の丸枠）を表示する。
【選択図】図１

Description

本発明は、印刷装置に係り、特に、装着された可搬性の記録媒体から画像ファイルを読み出して印刷を実行する印刷装置に関する。

デジタルカメラの普及にともない、ホストコンピュータなしで可搬性の記録媒体（例えば、メモリカード）と直接接続して印刷するいわゆるダイレクトプリンタの需要が拡大している。このようなダイレクトプリンタの中には、通常の用紙に限らず、ＣＤ−Ｒのレーベル面や、切れ目の入ったシール付の用紙（「分割シール用紙」とも言う）などにも印刷可能なものがある（特許文献１参照）。

ところで、ＣＤ−Ｒのレーベル面や、分割シール用紙などに印刷する場合、通常の用紙への印刷とは異なり、より厳密に適切な位置に印刷することが重要となる。例えば、レーベル面に印刷する場合、指定した画像が、ユーザが想定した範囲に収まらず、はみ出て印刷されると見栄えの悪いものとなる。また、分割シール用紙に印刷する場合、複数の各画像が、切れ目で囲まれた枠にきれいに収まっていないと、切り離したときに、隣の画像が入り込んだ見栄えの悪いシールとなる。

この点、印刷媒体への印刷位置の調整を可能としたものがある。このようなプリンタは、セットアップボタンが押されると、位置調整のためのモードを実行し、ユーザの指示に従って、位置調整を行う。

特開２００４−１１４３５７号公報

しかし、従来のプリンタでは、位置調整は可能であるものの、必ずしも使い勝手が良いとはいえない。

図７に、従来のプリンタのＣＤレーベル印刷の際の処理の流れを示す。プリンタは、電源が投入されると、印刷モード（例えば、「メモリカードからの通常の印刷モード」、「ＣＤレーベル印刷モード」、「分割シール用紙印刷モード」など）の選択を待機する（Ｓ５１）。「ＣＤレーベル印刷モード」が選択されると、そのモードに移行し（Ｓ５２）、印刷する画像の選択を受け付ける（Ｓ５３）。画像の選択後、印刷の指示を受けると、指定された画像をＣＤのレーベル面に印刷する（Ｓ５４）。

このような処理において、ユーザが、「ＣＤレーベル印刷モード」に移行後に、印刷の位置調整をしたいと考えたとする。従来のプリンタでは、セットアップボタンが押されると、「ＣＤレーベル印刷モード」を終了して、「セットアップモード」に移行し、「位置調整モード」を含むメニューを表示する（Ｓ５５）。そして、ユーザにより「位置調整モード」が選択されると、「位置調整モード」に移行する（Ｓ５６）。その後、位置調整が終了すると、最初の印刷モードの選択を受け付ける状態（Ｓ５１）に戻る。

したがって、ユーザは、一旦位置調整モードに移行した場合、再び最初のメニューから「ＣＤレーベル印刷モード」を指定し、印刷する画像の選択をやり直すことになる。これでは、操作が煩雑である。

本発明の目的は、簡易な操作で、印刷媒体への印刷の位置調整を可能とすることにある。

上記目的を達成するため、本発明の第１の態様は、
装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置であって、
印刷の方法を設定する印刷モードに移行する手段と、
前記印刷モードへ移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付ける手段と、
前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行する手段と、
前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の印刷モードの状態に戻る手段とを備えている。

また、本発明の第２の態様は、
装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置であって、
印刷する画像の選択を受け付ける画像選択モードに移行する手段と、
前記画像選択モードに移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付ける手段と、
前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行する手段と、
前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の画像選択モードの状態に戻る手段とを備えている。

また、前記印刷装置は、印刷の位置の変更方向を受け付ける位置変更受付手段と、前記位置変更受付手段により受け付けた変更方向に対応した印刷位置の移動を示すアニメーションを表示する表示手段とを備えることができる。

また、前記画像選択モードは、印刷する画像の選択を受け付ける場合、画像とともに印刷範囲を示す枠を表示するようにしてもよい。

また、前記印刷媒体は、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷのレーベル面、または、切り目の入ったシール付の印刷媒体とすることができる。

また、本発明の第３の態様は、
装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置の処理方法であって、印刷の方法を設定する印刷モードに移行するステップと、前記印刷モードへ移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付けるステップと、前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行するステップと、前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の印刷モードの状態に戻るステップとを有する。

また、本発明の第４の態様は、
装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置の処理方法であって、印刷する画像の選択を受け付ける画像選択モードに移行するステップと、前記画像選択モードに移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付けるステップと、前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行するステップと、前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の画像選択モードの状態に戻るステップとを有する。

本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

図１は、本発明の一実施形態が適用された印刷装置の概略構成図である。本実施形態の印刷装置は、ホストコンピュータなしで可搬性の記録媒体（メモリカード）４５と直接接続して印刷するいわゆるダイレクトプリンタである。ただし、印刷装置は、ホストコンピュータと接続し、プリンタドライバから制御命令を受けて印刷を実行する機能も備えている。また、デジタルカメラがホストとなって、印刷を実行する機能も備えている。

図１に示すように、印刷装置は、印刷のための様々な処理を行うコントローラ１０と、操作パネル２０と、印刷を実行する印刷エンジン３０と、メモリカード読書装置４０とを備えている。なお、本実施形態では、レーベル印刷を行う対象がＣＤ−Ｒ３５である場合について説明するが、これに限られず、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷなどであってもよい。

コントローラ１０は、主制御装置であるＣＰＵ１０１と、プログラム等が記録されたＲＯＭ１０２と、メインメモリとしてデータ等を一時的に格納するＲＡＭ１０３と、電源がＯＦＦされても記憶内容を保持する不揮発性メモリ１０４と、操作パネル２０等との入出力を制御するインタフェース１０５と、各装置間の通信経路となるシステムバス１０６とを備えて構成される。なお、インタフェース１０５は、各処理を専用に行うように設計されたＡＳＩＣ（Application Specific Integrated Circuit）とすることができる。

不揮発性メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）１０４は、電源がＯＦＦされても記憶しておく必要がある情報を記憶するための装置である。不揮発性メモリ１０４には、後述するように、印刷の位置を調整した場合の調整量が「位置決め情報」として記憶される。調整量は、例えば、「右方向に１．０ｍｍ、下方向に１．０ｍｍ」などである。

操作パネル２０は、液晶表示装置、操作ボタン等から構成され、ユーザから、レイアウトの指示を受け付けたり、印刷対象の画像ファイルの選択を受け付けたりするユーザインタフェース機能を担っている。

印刷エンジン３０は、コントローラ１０の制御のもと、画像データに基づいた印字処理を行なう。印刷エンジン３０は、通常の用紙を挿入するための用紙トレイ３１と、ＣＤ（またはＤＶＤ）を載置するためのＣＤトレイ３２を備えている。また、印刷媒体（用紙やＣＤ）を、トレイ３１、３２とともに印字ヘッドに送るための機構も備えている。

メモリカード読書装置４０は、メモリカード４５に記録されたファイルを読み出し、コントローラ１０に送る。また、コントローラ１０の命令に従って、メモリカード４５に記録されているファイルを削除したり、書き換える処理を行う。

つぎに、コントローラ１０の特徴的な機能構成について図２のブロック図を参照して説明する。

図２は、コントローラ１０の機能構成の一例を示すブロック図である。各機能部は、ソフトウェアあるいはハードウェア的に実現することができる。

図示するように、コントローラ１０は、指示解析部１１１と、画像処理部１１２と、印刷処理部１１３とを備えている。

指示解析部１１１は、操作パネル２０を介して入力されたユーザからの要求を解析し、その要求に応じた処理がなされるように、各機能部に命令する処理を行う。例えば、レーベル印刷の要求を受け付けると、画像処理部１１２に、レーベル印刷のための処理を行うように指示する。また、操作パネル２０を介して、印刷位置の調整の指示を受ける。

画像処理部１１２は、ユーザの指示に従って、メモリカード４５から印刷対象の画像データを読み込み、レイアウトを決定し、印刷のためのデータに変換した後、印刷処理部１１３に送る。

印刷処理部１１３は、印刷エンジン３０を制御して、印刷を実行する。例えば、画像処理部１１２から受けた画像データを、印刷エンジン３０に送り、ＣＤ−Ｒ３５のレーベル面に印刷を施す。

＜動作の説明＞
つぎに、上記のように構成される印刷装置の動作について説明する。本実施形態の印刷装置は、上記のとおり、メモリカード４５に記録されている画像を、ＣＤ−Ｒ３５のレーベル面に印刷する機能を備えている。さらに、印刷位置を調整する機能も備えている。

図３は、レーベル印刷を行う場合の処理のフロー図である。

電源が投入されると、指示解析部１１１は、ユーザから操作パネル２０を介して、印刷モードの選択を待機する（Ｓ１１）。

印刷モードには、例えば、「メモリカード４５の画像を通常の用紙に印刷するモード」、「ＣＤレーベル印刷モード」などがある。なお、操作パネル２０には、これらのモードの選択を受け付けるためのボタンが設けられている。

「ＣＤレーベル印刷モード」が選択された場合、指示解析部１１１は、画像処理部１１２に、ＣＤレーベル印刷のための処理を開始するように指示する。

これを受けて、画像処理部１１２は、「ＣＤレーベル印刷モード」を開始し（Ｓ１２）、レーベル面に印刷する画像の選択を受け付ける（Ｓ１３）。具体的には、画像処理部１１２は、図４に示すように、操作パネル２０のディスプレイに、画像選択画面２００を表示する。さらに、画像選択画面２００に、メモリカード４５から読み取った画像２０１を、一つずつ表示する。このとき、画像処理部１１２は、レーベル面への印刷範囲が明確になるように、表示した画像２０１上に、レーベル面の形に合わせた丸枠２０２を重ねて表示する。丸枠２０２の大きさ、位置は、印刷エンジン３０により印刷される範囲に基づいて、予め定められている。

画像処理部１１２は、「右方向ボタン」の押下により、画像の「送り要求」を受け付け、メモリカード４５から次ぎの画像を読み込み、表示する。一方、操作パネル２０の「左方向ボタン」の押下により、「戻り要求」を受け付け、一つ前に表示していた画像を読み直し、表示する。

また、画像処理部１１２は、ユーザから操作パネル２０の「＋ボタン」及び「−ボタン」の押下により、印刷する枚数の指定を受け付ける。なお、本実施形態の印刷装置では、レーベルの１面を分割して、複数の画像をレイアウトして印刷できるようになっている。

図３に戻って説明を続ける。

指示解析部１１１は、画像処理部１１２が画像の選択を受け付けている間、ユーザから印刷位置の調整要求を待機する。本実施形態では、指示解析部１１１は、操作パネル２０の「セットアップボタン」が押下された場合に、「位置調整モード」を含むメニューを表示する。そして、その中から「位置調整モード」が選択されたときに、位置調整要求があったと判定する。なお、指示解析部１１１は、操作パネル２０の「印刷設定ボタン」の押下された場合に、「位置調整モード」を含むメニューを表示するようにしてもよい。そして、その中から「位置調整モード」が選択されたときに、位置調整要求があったと判定するようにしてもよい。

位置調整の要求があった場合、指示解析部１１１は、位置調整モードを開始する（Ｓ１５）。

図５の画面遷移図を用いて説明する。

指示解析部１１１は、操作パネル２０のディスプレイに位置調整画面２１０を表示する。位置調整画面２１０には、初期状態の印刷位置２１１と、調整された印刷位置２１２と、調整量（初期状態からのずらし量）２１３とが表示される。指示解析部１１１は、印刷位置の調整を、操作パネル２０の上下左右方向ボタンにより受け付ける。指示解析部１１１は、上、下、左、右のボタンが押下されると、それに対応して、所定量（例えば、１回のボタン押下で０．１ｍｍ）の調整量を増減させる。そして、位置調整画面２１０上で、初期状態の印刷位置２１１に、設定された調整量だけずらした印刷位置２１２を重ねて表示することで、両者の位置関係を表示する。設定された印刷位置２１２は、ユーザからの上下左右ボタンの押下に応じて移動するので、アニメーションで表示されることになる。

画面２１０Ｕ、画面２１０Ｄ、画面２１０Ｌ、及び画面２１０Ｒは、それぞれ上、下、左及び右に印刷位置がずらされた場合である。

この時点で、ユーザから決定要求（「ＯＫボタン」押下）がなされると、指示解析部１１１は、設定された調整量（初期状態からの上下方向及び左右方向へのずらし量）を、「位置決め情報」として不揮発性メモリ１０４に格納する。そして、位置調整モードを終了する。

図３に戻って説明する。位置調整モードが終了すると、画像処理部１１２は、図４で示した画像選択画面２００を再び表示し、印刷する画像の選択を受け付ける。なお、画像処理部１１２は、位置調整モードに移行前の状態（表示されていた画像、画像ごとの印刷枚数など）を保持しており、その状態から再開する。すなわち、位置調整モードに移行前に表示していた画像を、ディスプレイに表示する。そして、その印刷枚数として、位置調整モードに移行する前に設定されていた枚数を表示する。

画像選択の処理中（Ｓ１３）に、ユーザから印刷要求を受け付けると（操作パネル２０の「スタートボタン」押下）、画像処理部１１２は、印刷を実行する（Ｓ１４）。

具体的には、まず、印刷する画像として選択された画像（印刷枚数が１以上の画像）を、順にメモリカード４５から読み込み、レーベルの形にレイアウトした後、色変換し、印刷のため画像データを得る。ここで得られる画像データは、座標位置ごとの色データである。

次に、画像処理部１１２は、位置調整モードで設定された位置で印刷が行われるように、「位置決め情報」に基づいて、各画像の座標位置を全体的にずらす処理を行う。

そのため、画像処理部１１２は、まず、不揮発性メモリ１０４に記憶されている「位置決め情報」を取得する。そして、かかる「位置決め情報」に従って、画像の座標位置を全体的に、上下方向及び左右方向にずらす。例えば、上にずらす場合は、画像データのｙ座標の値を対応するドット分だけ減少させる。

こうして、位置調整モードで設定された位置に印刷するための画像データが生成される。その後、画像処理部１１２は、印刷処理部１１３に、生成した画像データを送り、印刷を実行し、レーベル印刷の処理を終了する。

以上、本発明の一実施形態について説明した。

上記実施形態によれば、当初に選択した印刷モードの下で、設定を行っている途中に、印刷位置の調整を行った場合でも、印刷位置の調整が終了すれば、元の印刷モードの状態に戻るので、その段階から操作をすることができる。したがって、従来のように、一旦、位置調整モードに移行した場合に、また最初の段階からやり直す（最初のメニューから入りなおす）という必要がなく、操作が簡便となる。

また、位置調整では、ユーザの指示に連動して、印刷位置の移動を示すアニメーションが表示される。したがって、どの方向に印刷位置を調整しているかが、一目瞭然である。

また、操作パネルに表示された画像中に、印刷される範囲の枠（レーベルの形の丸枠）が表示されるので、ユーザに印刷結果を把握させやすい。

＜変形例＞
本発明は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、様々な変形が可能である。

例えば、セットアップする項目には、位置調整に限らず、印刷範囲を定めるためのＣＤ（ＤＶＤ）の外系・内径の設定等があるが、これらを設定する場合でも、上記実施形態を適用できる。すなわち、レーベル印刷モードが開始された後に、外径・内径の設定を行った場合、設定終了後は、外径・内径の設定を行う前のレーベル印刷モードの状態に戻るようにする。こうすれば、外径・内径の設定の後に、また最初のメニューから入り直すというユーザの手間が省ける。

また、レーベルの枠を表示する場合（図４参照）、設定されたレーベルの外径・内径に合わせて表示するようにしてもよい。そうすれば、より印刷結果が把握しやすいものとなる。

また、本発明の実施形態は、ＣＤ−Ｒなどの記録媒体の外装の印刷に限られない。印刷位置の厳密さが求められる印刷に好適である。

例えば、１度の印刷で複数の小さな画像のシールを得るために用意された、予め切れ目の入った分割シール（「ミニフォトシール」とも呼ばれる）にも適用できる。図６は、かかる場合の位置調整モードにおける位置調整画面２２０の例である。初期状態の印刷位置２２１に、調整された印刷位置２２２が重ねて表示されている。調整された印刷位置２２は、ユーザからの上下左右方向の移動指示に連動する。すなわち、アニメーションで表示されている。

また、可搬性の記録媒体は、メモリカードに限定されず、デジタルカメラに装着可能な可搬性の記録媒体、例えば、ＵＳＢメモリ、小型ハードディスクなどであってもよい。

また、印刷装置は、プリンタに限らず、コピー、スキャナ、ファクシミリなどの機能を備えた複合機であってもよい。

印刷装置の一例を示すブロック図。 コントローラの機能構成の一例を示すブロック図。 レーベル印刷の処理のフロー図。 画像選択画面の例を示す図。 位置調整画面の遷移例を示す図。 分割シールの位置調整画面の例を示す図。 従来例にかかるレーベル印刷の処理のフロー図。

符号の説明

１０…コントローラ、１０１…ＣＰＵ、１０２…ＲＯＭ、１０３…ＲＡＭ、１０４…不揮発性メモリ、１０５…インタフェース、１０６…システムバス、
２０…操作パネル、
３０…印刷エンジン、３１…用紙トレイ、３２…ＣＤトレイ、３５…ＣＤ−Ｒ、
４０…メモリカード読書装置、４５…メモリカード、
１１１…指示解析装置、１１２…画像処理部、１１３…印刷処理部

Claims (8)

1. 装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置であって、
   印刷の方法を設定する印刷モードに移行する手段と、
   前記印刷モードへ移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付ける手段と、
   前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行する手段と、
   前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の印刷モードの状態に戻る手段と
   を備えることを特徴とする印刷装置。
2. 装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置であって、
   印刷する画像の選択を受け付ける画像選択モードに移行する手段と、
   前記画像選択モードに移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付ける手段と、
   前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行する手段と、
   前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の画像選択モードの状態に戻る手段と
   を備えることを特徴とする印刷装置。
3. 請求項１または２に記載の印刷装置であって、
   印刷の位置の変更方向を受け付ける位置変更受付手段と、
   前記位置変更受付手段により受け付けた変更方向に対応した印刷位置の移動を示すアニメーションを表示する表示手段と
   を備えたことを特徴とする印刷装置。
4. 請求項２に記載の印刷装置であって、
   前記画像選択モードは、
   印刷する画像の選択を受け付ける場合、画像とともに印刷範囲を示す枠を表示する
   ことを特徴とする印刷装置。
5. 請求項１または２に記載の印刷装置であって、
   前記印刷媒体は、
   ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−Ｒ又はＤＶＤ−ＲＷのレーベル面である
   ことを特徴とする印刷装置。
6. 請求項１または２に記載の印刷装置であって、
   前記印刷媒体は、
   切り目の入ったシール付の印刷媒体である
   ことを特徴とする印刷装置。
7. 装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置の処理方法であって、
   印刷の方法を設定する印刷モードに移行するステップと、
   前記印刷モードへ移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付けるステップと、
   前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行するステップと、
   前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の印刷モードの状態に戻るステップとを有する
   ことを特徴とする印刷装置の処理方法。
8. 装着された可搬性の記録媒体からデータを読み出し印刷を実行する機能を備えた印刷装置の処理方法であって、
   印刷する画像の選択を受け付ける画像選択モードに移行するステップと、
   前記画像選択モードに移行した後に、印刷媒体への印刷の位置調整の要求を受け付けるステップと、
   前記位置調整の要求を受け付けた場合、印刷の位置調整モードへ移行するステップと、
   前記位置調整モードによる印刷の位置調整が終了した場合、当該位置調整モードへ移行する前の画像選択モードの状態に戻るステップとを有する
   ことを特徴とする印刷装置の処理方法。
   

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