JP2007181180A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方の装置は、他方の装置から信号を受信し、受信した信号に基づいて各キャリア毎に伝搬路の状況を検出し、検出した伝搬路の状況に基づいて各キャリア毎に送信に使用する符号化率を決定し、決定した符号化率を使用して各キャリア毎に送信対象となるデータを符号化し、符号化したデータを含む信号及び使用した符号化率を特定する情報を含む信号を他方の装置へ送信する。他方の装置は、一方の装置へ信号を送信し、一方の装置から信号を受信し、受信した信号に含まれる符号化率を特定する情報により特定される各キャリア毎の符号化率を検出し、検出した符号化率を使用して各キャリア毎に受信した信号に含まれる符号化されたデータを復号する。
【選択図】 図1
Description
一例として、本発明は、マルチキャリア通信を行う通信システムに関し、特に、伝搬路の状況に応じて各サブキャリア毎に最適な誤り訂正符号化率を使用する通信システムに関する。
他の一例として、本発明は、シングルキャリア通信を行う通信システムに関し、特に、伝搬路の状況に応じて最適な誤り訂正符号化率を使用する通信システムに関する。
例えば、マルチキャリア通信システムでは、システムに与えられた周波数帯域を帯域の狭い複数の周波数帯域(サブチャネル)に分割し、各周波数帯域(各サブチャネル)に割り当てられた複数のキャリア(サブキャリア)にデジタル情報からなる伝送データを割り当てて通信が行われる。このようなシステムでは、伝送データを複数のサブキャリアに分散してデータ伝送が行われるため、マルチパスによる周波数選択性フェージングで伝送データを失う確率を低減することが可能である。
一例として、移動通信システムにおいて、基地局装置と移動局装置との間で、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式を使用して、無線により、マルチキャリア通信が行われる(例えば、特許文献1参照。)。
誤り検出・訂正技術では、送信側で伝送データに誤り検出・訂正可能な冗長データを付加し、受信側で当該冗長データを利用して伝送データ部の誤りを検出して訂正する。一般に、伝送データの符号化の効率は、誤り訂正符号化率をRとし、符号化後の総伝送データの量をnとし、元伝送データの量をkとすると、(式1)により表されることが知られている。(式1)に示されるように、同じ誤り訂正能力である場合には、符号化率が大きい符号の方が効率のよい符号である。
(数1)
R=k/n
・・(式1)
しかしながら、この場合、例えば、フェージングの影響により伝搬路状況が悪化してデータ誤りの多いサブキャリアにおいては誤り訂正機能によりデータ誤りを軽減することができるが、伝搬路状況が良いサブキャリアでは誤り訂正符号の付加により伝送効率が低下してしまうといった問題があった。
この例では、全てのサブキャリアについて、符号化率R=3/4に固定されている。
例えば、シングルキャリア通信システムでは、システムに与えられた周波数帯域(チャネル)を使用して、単一のキャリア(シングルキャリア)に伝送データを割り当てて通信が行われ、伝搬路が安定した状況下においては伝送効率が良く通信品質が高いデータ伝送が可能である。一方、マルチパスに起因する周波数選択性フェージングによる伝送データ誤りによる通信品質の劣化が顕著である。このような伝送データ誤りを軽減する技術として、上述のような誤り検出・訂正技術が有効である。
この例では、固定的に設定された符号化率RはR=3/4であり、例えば、誤り訂正符号を付加することなくより多くのデータを伝送することができる条件下にあっても、伝送することができるデータ量が固定されてしまう。また、逆に、伝搬路状況が悪い場合には、固定的に設定された符号化率では、誤りを訂正することが困難になってしまい、伝送効率が低下してしまう。このように、符号化率Rが固定されているため、所望の伝送効率及び通信品質が得られないという問題があった。
また、上述のように、シングルキャリア通信システムでは、伝搬路状況にかかわらず符号化率が一定であったため、伝搬路状況が良く、設定された符号化率で符号化された伝送データよりもより多くのデータを伝送することができる条件下にあっても、伝送することができるデータ量が固定されてしまうといった問題があった。また、伝搬路状況が悪い場合には、設定された符号化率では誤りが多く、伝送効率が低下してしまうといった問題があった。
このように、通信システムでは、伝搬路状況に応じて伝送効率や通信品質を十分に確保することが要求されていた。
一例として、本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、マルチキャリア通信を行うに際して、伝搬路の状況に応じて、各サブキャリア毎に最適な誤り訂正符号化率を使用することができる通信システムを提供することを目的とする。
他の一例として、本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、シングルキャリア通信を行うに際して、伝搬路の状況に応じて、最適な誤り訂正符号化率を使用することができる通信システムを提供することを目的とする。
すなわち、前記一方の装置では、第1の受信手段が、前記他方の装置から信号を受信する。状況検出手段が、前記第1の受信手段により受信された信号に基づいて、キャリアの伝搬路の状況を検出する。決定手段が、前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいて、キャリアの送信に使用する符号化率を決定する。符号化手段が、前記決定手段により決定された符号化率を使用して、キャリアの送信対象となるデータを符号化する。第1の送信手段が、前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する。
また、前記他方の装置では、第2の送信手段が、前記一方の装置へ信号を送信する。第2の受信手段が、前記一方の装置から信号を受信する。符号化率検出手段が、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定されるキャリアの符号化率を検出する。復号手段が、前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する。
一方の装置から他方の装置へ複数のキャリアの信号を送信する通信システムにおいて、
前記一方の装置は、前記他方の装置から信号を受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された信号に基づいて各キャリア毎に伝搬路の状況を検出する状況検出手段と、
前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいて各キャリア毎に送信に使用する符号化率を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された符号化率を使用して各キャリア毎に送信対象となるデータを符号化する符号化手段と、
前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する第1の送信手段と、を備え、
前記他方の装置は、前記一方の装置へ信号を送信する第2の送信手段と、
前記一方の装置から信号を受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定される各キャリア毎の符号化率を検出する符号化率検出手段と、
前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して各キャリア毎に前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する復号手段と、を備えた、
ことを特徴とする通信システム。
すなわち、前記一方の装置では、第1の受信手段が、前記他方の装置から信号を受信する。状況検出手段が、前記第1の受信手段により受信された信号に基づいて、各キャリア毎に、伝搬路の状況を検出する。決定手段が、前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいて、各キャリア毎に、送信に使用する符号化率を決定する。符号化手段が、前記決定手段により決定された符号化率を使用して、各キャリア毎に、送信対象となるデータを符号化する。第1の送信手段が、前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する。
また、前記他方の装置では、第2の送信手段が、前記一方の装置へ信号を送信する。第2の受信手段が、前記一方の装置から信号を受信する。符号化率検出手段が、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定される各キャリア毎の符号化率を検出する。復号手段が、前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して、各キャリア毎に、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する。
また、複数のキャリアの信号は、例えば、多重化されてまとめて通信されてもよく、或いは、別個に通信されてもよい。
また、伝搬路の状況を検出する際に参照される受信信号としては、種々な信号が用いられてもよく、例えば、データ通信に使用される信号に含まれるプリアンブルなどの所定パターンの信号を用いることができる。
また、伝搬路の状況としては、種々なものが検出されてもよく、例えば、一方の装置から他方の装置への通信に使用される伝搬路の状況の良し悪しの程度を判定することができてそれにより適切な符号化率を決定することができるような値を検出する。
また、通信するデータとしては、種々なデータが用いられてもよい。
また、符号化としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、誤り訂正符号化が用いられる。
また、信号の復号は、当該信号の符号化に使用された方式に対応した方式で行われる。
また、符号化されたデータを含む信号及び使用された符号化率を特定する情報を含む信号を送信する態様としては、例えば、符号化されたデータ及び使用された符号化率を特定する情報の両方を含むフレームの信号を送信するなどにより、これらをまとめて送信するような態様が用いられてもよく、或いは、符号化されたデータを含む信号と、使用された符号化率を特定する情報を含む信号とを独立に送信するような態様が用いられてもよい。
一方の装置から他方の装置へシングルキャリアの信号を送信する通信システムにおいて、
前記一方の装置は、前記他方の装置から信号を受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された信号に基づいてキャリアの伝搬路の状況を検出する状況検出手段と、
前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいてキャリアの送信に使用する符号化率を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された符号化率を使用してキャリアの送信対象となるデータを符号化する符号化手段と、
前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する第1の送信手段と、を備え、
前記他方の装置は、前記一方の装置へ信号を送信する第2の送信手段と、
前記一方の装置から信号を受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定されるキャリアの符号化率を検出する符号化率検出手段と、
前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する復号手段と、を備えた、
ことを特徴とする通信システム。
すなわち、前記一方の装置では、第1の受信手段が、前記他方の装置から信号を受信する。状況検出手段が、前記第1の受信手段により受信された信号に基づいて、キャリアの伝搬路の状況を検出する。決定手段が、前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいて、キャリアの送信に使用する符号化率を決定する。符号化手段が、前記決定手段により決定された符号化率を使用して、キャリアの送信対象となるデータを符号化する。第1の送信手段が、前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する。
また、前記他方の装置では、第2の送信手段が、前記一方の装置へ信号を送信する。第2の受信手段が、前記一方の装置から信号を受信する。符号化率検出手段が、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定されるキャリアの符号化率を検出する。復号手段が、前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して、前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する。
一例として、マルチキャリア通信に適用した本発明に係る通信システムによると、一方の装置と他方の装置との間で複数のキャリアの信号を通信するに際して、一方の装置では、他方の装置から受信した信号に基づいて各キャリア毎に伝搬路の状況を検出し、当該検出した伝搬路の状況に基づいて各キャリア毎に送信に使用する符号化率を決定し、当該決定した符号化率を使用して各キャリア毎に送信対象となるデータを符号化し、当該符号化したデータ及び使用した符号化率を特定する情報を他方の装置へ送信し、他方の装置では、一方の装置から受信した情報に基づいて各キャリア毎の符号化率を検出し、当該検出した符号化率を使用して受信した各キャリア毎の符号化データを復号するようにしたため、例えば、複数のキャリアを使用した通信を行うに際して、各キャリア毎の伝搬路の状況に応じて、各キャリア毎に最適な符号化率を使用することができる。
図1には、本発明の一実施例に係るマルチキャリア通信システムの送受信装置の構成例を示してある。本例では、複数であるn個のサブキャリア(n個のサブチャネル)を使用してマルチキャリア通信を行う。
本例の送受信装置は、n個のサブキャリアのそれぞれに対応したn個の変調処理部A1〜Anと、データ分割部1と、信号合成部2と、RF(Radio Frequency)部3と、アンテナ4と、信号分割部5と、データ合成部6と、チャネル制御部7を備えている。
各変調処理部A1〜Anは、同様な構成を有しており、具体的には、適応符号化部11と、フレーム生成部12と、直交変調部13と、直交検波部14と、同期処理部15と、歪補償・推定部16と、適応復号部17と、伝搬路推定部18と、符号化率指示部19を備えている。
本例の伝送フレームは、プリアンブルと、相手局符号化率情報と、伝送シンボルと、冗長シンボルから構成されている。
プリアンブルとしては、例えば、送信側の装置と受信側の装置とで予め同一のシンボルが設定されており、同期を取るためや、伝搬路で生じた歪を補償するために使用される。
相手局符号化率情報としては、通信の相手局となる装置に対して符号化率を通知するための情報が用いられる。
伝送シンボルとしては、伝送対象となる伝送データのシンボルが用いられる。
冗長シンボルとしては、伝送シンボルに対する誤り検出や誤り訂正を行うためのシンボルが用いられる。
なお、伝送シンボルと冗長シンボルとは、必ずしも領域が区別されてなくともよく、例えば、これらのシンボルが混合していてもよい。
本例では、64QAMの変調方式を使用する。
また、本例では、誤り訂正符号化率Rとして、R=1/2、R=3/4、R=7/8、R=1のいずれかを使用するように切り替えることが可能である。なお、本例では、予め用意された複数の異なる符号化率の中から最適な符号化率Rを選択的に決定する構成を示すが、他の構成例として、符号化率Rとして任意の値を決定するような構成が用いられてもよい。
変調処理部A1〜Anはサブキャリア数だけ存在する。
データ分割部1は、送信対象となる伝送データ(送信データ)について、各サブキャリアで使用する符号化率の符号化を行うために必要なデータ量を適宜分割して、各分割データを各サブキャリアに対応した変調処理部A1〜Anの適応符号化部11へ出力する。
ここで、各サブキャリアで使用する符号化率は、一つ前の受信タイミングの受信信号から伝搬路推定部18により推定された各サブキャリアの伝搬路状況に基づいてチャネル制御部7により決定される。そして、各サブキャリアで使用する符号化率を特定する情報が、チャネル制御部7からデータ分割部1へ通知される。
適応符号化部11とフレーム生成部12に、チャネル制御部7により決定された各サブキャリアで使用する符号化率を指示する信号(相手局符号化率指示信号)が、符号化率指示部19から入力される。
適応符号化部11は、データ分割部1から入力されたデータを符号化率指示部19から指示された符号化率で符号化(誤り訂正符号化)することで、チャネル制御部7で決定された符号化率に応じた送信データの符号化処理を行い、符号化後のデータをフレーム生成部12へ出力する。
ここで、相手局符号化率情報としては、符号化率指示部19により指示された符号化率を特定する情報が用いられる。また、本例では、相手局符号化率情報を、相手局が受信した際に参照するための変調方式情報のシンボルとして用いているが、このような変調方式情報には変調方式に関する他の情報が含まれてもよい。
信号合成部2は、各変調処理部A1〜Anの直交変調部13から入力された信号(直交変調出力)を合成し、当該合成の結果をRF部3へ出力する。
RF部3は、信号合成部2から入力された合成信号を低周波の信号からより高周波のRF信号へ変換してアンテナ4へ出力する。
アンテナ4は、RF部3から入力された信号を無線により無線伝送路(無線伝搬路)へ送出する。この無線信号は、無線伝搬路を介して、通信相手となる装置により無線受信される。
通信相手となる装置から無線により送信された信号が、無線伝搬路を介して、アンテナ4により受信される。この受信信号も、n個のサブキャリアの信号が合成された信号である。
アンテナ4は、無線受信した信号をRF部3へ出力する。
RF部3は、アンテナ4から入力された信号を高周波のRF信号からより低周波の信号へ変換して信号分割部5へ出力する。
信号分割部5は、RF部3から入力された信号を各サブキャリアの周波数成分の信号に分割して、各分割信号を各サブキャリアに対応する変調処理部A1〜Anの直交検波部14及び伝搬路推定部18へ出力する。
直交検波部14は、信号分割部5から入力された信号について、直交検波することにより、サブキャリアの周波数成分を除去して、ベースバンドのI信号(同相信号)及びQ信号(直交信号)へ変換して同期処理部15へ出力する。
同期処理部15は、直交検波部14から入力されたI信号及びQ信号からなる伝送フレームに含まれるプリアンブルに基づいて同期を取り、同期を取った受信フレームを生成して歪補償・推定部16へ出力する。
ここで、伝搬路の歪は、例えば、受信プリアンブルと既知のプリアンブルのパターンとの一致度或いは相違度から判定することができ、通常、一致度が高いほど伝搬路の歪が小さいと言え、相違度が高いほど伝搬路の歪が大きいと言える。
適応復号部17は、歪補償・推定部16から入力されたシンボル(伝送シンボル及び冗長シンボル)のデータ(符号化されたビットストリーム)を、符号化率指示部19から指示された符号化率で復号(誤り訂正復号)することで、チャネル制御部7で決定された符号化率に応じた受信データの復号処理を行い、復号後のデータをデータ合成部6へ出力する。
なお、本例では、歪補償・推定部16或いは適応復号部17において、64QAMに対応して、受信されたシンボルがデータ(符号化されたビットストリーム)へ戻される。
データ合成部6は、各変調処理部A1〜Anの適応復号部17から入力された復号後のデータ(各サブチャネル単位の復調データ)を合成して全体の復調データを出力する。
ここで、伝搬路の状況を推定する方法としては、例えば、伝搬路の状況の良し悪しの程度を推定することができる種々な方法が用いられてもよく、具体的には、受信レベルを検出する方法や、波形等化器の出力結果であるマルチパス歪の程度或いはベースバンドアイパターンの開口度を調べる方法や、送受既知のパターンデータを用いて相関演算により受信S/N情報や遅延スプレッド情報などを検出することにより伝搬路歪を推定する方法などを用いることができる。本例では、伝搬路状況の推定結果に基づいて、それぞれの状況における伝搬路に最適な符号化率を判定する。
ここで、送信に使用する符号化率については、通常、伝搬路の状況が良好であるほど大きい符号化率を設定し、また、受信に使用する符号化率については、受信信号の送信元(通信相手の装置)で使用された符号化率と同一の符号化率を設定する。
符号化率指示部19は、チャネル制御部7から入力された符号化率切替信号に従って、送信に使用するために決定された符号化率を指示する信号(相手局符号化率指示信号)を適応符号化部11とフレーム生成部12へ出力し、また、受信に使用するために決定された符号化率を指示する信号(自局符号化率指示信号)を適応復号部17へ出力する。
本例では、伝搬路状況が数値で表され、この数値が大きいほど伝搬路状況が良好であることを示す。また、この数値に関して、大きい方から順に、閾値th0、閾値th1、閾値th2、閾値th3がチャネル制御部7のメモリなどに記憶されている。そして、チャネル制御部7では、伝搬路状況を表す数値が、閾値th0を超える場合には符号化率R=1を設定し、閾値th1を超えるが閾値th0以下である場合には符号化率R=7/8を設定し、閾値th2を超えるが閾値th1以下である場合には符号化率R=3/4を設定し、閾値th3を超えるが閾値th2以下である場合には符号化率R=1/2を設定して、送信時の符号化を行うように制御する。
本例の送受信装置では、前記一方の装置の機能として、アンテナ4やRF部3や信号分割部5や各変調処理部A1〜Anの直交検波部14及び同期処理部15により信号を受信する機能により第1の受信手段が構成されており、各変調処理部A1〜Anの歪補償・推定部16や伝搬路推定部18により各キャリア毎に伝搬路の状況を検出する機能により状況検出手段が構成されており、チャネル制御部7により各キャリア毎に符号化率を決定する機能により決定手段が構成されており、チャネル制御部7や各変調処理部A1〜Anの符号化率指示部19及び適応符号化部11により決定された符号化率を使用してデータを符号化する機能により符号化手段が構成されており、各変調処理部A1〜Anのフレーム生成部12及び直交変調部13や信号合成部2やRF部3やアンテナ4により信号を送信する機能により第1の送信手段が構成されている。
図5には、本発明の一実施例に係るシングルキャリア通信システムの送受信装置の構成例を示してある。本例では、1個のキャリアを使用してシングルキャリア通信を行う。
本例の送受信装置は、データ分割部21と、変調処理部22と、信号合成部23と、RF部24と、アンテナ25と、信号分割部26と、チャネル制御部27を備えている。
変調処理部22は、適応符号化部31と、フレーム生成部32と、直交変調部33と、直交検波部34と、同期処理部35と、歪補償・推定部36と、適応復号部37と、伝搬路推定部38と、符号化率指示部39を備えている。
なお、本例の送受信装置により通信されるシングルキャリアの伝送フレームの構成は、例えば、図2に示されるものと同様である。
本例では、64QAMの変調方式を使用する。
また、本例では、誤り訂正符号化率Rとして、R=1/2、R=3/4、R=7/8、R=1のいずれかを使用するように切り替えることが可能である。なお、本例では、予め用意された複数の異なる符号化率の中から最適な符号化率Rを選択的に決定する構成を示すが、他の構成例として、符号化率Rとして任意の値を決定するような構成が用いられてもよい。
データ分割部21は、送信対象となる伝送データ(送信データ)について、シングルキャリアで使用する符号化率の符号化を行うために必要なデータ量を適宜分割して、分割データを変調処理部22の適応符号化部31へ出力する。
ここで、シングルキャリアで使用する符号化率は、一つ前の受信タイミングの受信信号から伝搬路推定部38により推定されたチャネルの伝搬路状況に基づいてチャネル制御部27により決定される。そして、シングルキャリアで使用する符号化率を特定する情報が、チャネル制御部27からデータ分割部21へ通知される。
適応符号化部31とフレーム生成部32に、チャネル制御部27により決定されたシングルキャリアで使用する符号化率を指示する信号(相手局符号化率指示信号)が、符号化率指示部39から入力される。
適応符号化部31は、データ分割部21から入力されたデータを符号化率指示部39から指示された符号化率で符号化(誤り訂正符号化)することで、チャネル制御部27で決定された符号化率に応じた送信データの符号化処理を行い、符号化後のデータをフレーム生成部32へ出力する。
ここで、相手局符号化率情報としては、符号化率指示部39により指示された符号化率を特定する情報が用いられる。また、本例では、相手局符号化率情報を、相手局が受信した際に参照するための変調方式情報のシンボルとして用いているが、このような変調方式情報には変調方式に関する他の情報が含まれてもよい。
信号合成部23は、変調処理部22の直交変調部33から入力された信号(直交変調出力)を合成し、当該合成の結果をRF部24へ出力する。
RF部24は、信号合成部23から入力された合成信号を低周波の信号からより高周波のRF信号へ変換してアンテナ25へ出力する。
アンテナ25は、RF部24から入力された信号を無線により無線伝送路(無線伝搬路)へ送出する。この無線信号は、無線伝搬路を介して、通信相手となる装置により無線受信される。
通信相手となる装置から無線により送信された信号が、無線伝搬路を介して、アンテナ25により受信される。この受信信号も、シングルキャリアの信号である。
アンテナ25は、無線受信した信号をRF部24へ出力する。
RF部24は、アンテナ25から入力された信号を高周波のRF信号からより低周波の信号へ変換して信号分割部26へ出力する。
信号分割部26は、RF部24から入力された信号を分割して、分割信号を変調処理部22の直交検波部34及び伝搬路推定部38へ出力する。
直交検波部34は、信号分割部26から入力された信号について、直交検波することにより、シングルキャリアの周波数成分を除去して、ベースバンドのI信号(同相信号)及びQ信号(直交信号)へ変換して同期処理部35へ出力する。
同期処理部35は、直交検波部34から入力されたI信号及びQ信号からなる伝送フレームに含まれるプリアンブルに基づいて同期を取り、同期を取った受信フレームを生成して歪補償・推定部36へ出力する。
ここで、伝搬路の歪は、例えば、受信プリアンブルと既知のプリアンブルのパターンとの一致度或いは相違度から判定することができ、通常、一致度が高いほど伝搬路の歪が小さいと言え、相違度が高いほど伝搬路の歪が大きいと言える。
適応復号部37は、歪補償・推定部36から入力されたシンボル(伝送シンボル及び冗長シンボル)のデータ(符号化されたビットストリーム)を、符号化率指示部39から指示された符号化率で復号(誤り訂正復号)することで、チャネル制御部27で決定された符号化率に応じた受信データの復号処理を行い、復号後のデータを復調データとして出力する。
なお、本例では、歪補償・推定部36或いは適応復号部37において、64QAMに対応して、受信されたシンボルがデータ(符号化されたビットストリーム)へ戻される。
ここで、伝搬路の状況を推定する方法としては、例えば、伝搬路の状況の良し悪しの程度を推定することができる種々な方法が用いられてもよく、具体的には、受信レベルを検出する方法や、波形等化器の出力結果であるマルチパス歪の程度或いはベースバンドアイパターンの開口度を調べる方法や、送受既知のパターンデータを用いて相関演算により受信S/N情報や遅延スプレッド情報などを検出することにより伝搬路歪を推定する方法などを用いることができる。本例では、伝搬路状況の推定結果に基づいて、それぞれの状況における伝搬路に最適な符号化率を判定する。
ここで、送信に使用する符号化率については、通常、伝搬路の状況が良好であるほど大きい符号化率を設定し、また、受信に使用する符号化率については、受信信号の送信元(通信相手の装置)で使用された符号化率と同一の符号化率を設定する。
符号化率指示部39は、チャネル制御部27から入力された符号化率切替信号に従って、送信に使用するために決定された符号化率を指示する信号(相手局符号化率指示信号)を適応符号化部31とフレーム生成部32へ出力し、また、受信に使用するために決定された符号化率を指示する信号(自局符号化率指示信号)を適応復号部37へ出力する。
本例では、伝搬路状況が数値で表され、この数値が大きいほど伝搬路状況が良好であることを示す。また、この数値に関して、大きい方から順に、閾値th1、閾値th2、閾値th3がチャネル制御部27のメモリなどに記憶されている。そして、チャネル制御部27では、伝搬路状況を表す数値が、閾値th1を超える場合には符号化率R=1を設定し、閾値th2を超えるが閾値th1以下である場合には符号化率R=7/8を設定し、閾値th3を超えるが閾値th2以下である場合には符号化率R=3/4を設定し、閾値th3以下である場合には符号化率R=1/2を設定して、送信時の符号化を行うように制御する。
本例の送受信装置では、前記一方の装置の機能として、アンテナ25やRF部24や信号分割部26や変調処理部22の直交検波部34及び同期処理部35により信号を受信する機能により第1の受信手段が構成されており、変調処理部22の歪補償・推定部36や伝搬路推定部38によりキャリアの伝搬路の状況を検出する機能により状況検出手段が構成されており、チャネル制御部27によりキャリアの符号化率を決定する機能により決定手段が構成されており、チャネル制御部27や変調処理部22の符号化率指示部39及び適応符号化部31により決定された符号化率を使用してデータを符号化する機能により符号化手段が構成されており、変調処理部22のフレーム生成部32及び直交変調部33や信号合成部23やRF部24やアンテナ25により信号を送信する機能により第1の送信手段が構成されている。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (1)
- 一方の装置から他方の装置へキャリアの信号を送信する通信システムにおいて、
前記一方の装置は、前記他方の装置から信号を受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された信号に基づいてキャリアの伝搬路の状況を検出する状況検出手段と、
前記状況検出手段により検出された伝搬路の状況に基づいてキャリアの送信に使用する符号化率を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された符号化率を使用してキャリアの送信対象となるデータを符号化する符号化手段と、
前記符号化手段により符号化されたデータを含む信号及び前記使用された符号化率を特定する情報を含む信号を前記他方の装置へ送信する第1の送信手段と、を備え、
前記他方の装置は、前記一方の装置へ信号を送信する第2の送信手段と、
前記一方の装置から信号を受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化率を特定する情報により特定されるキャリアの符号化率を検出する符号化率検出手段と、
前記符号化率検出手段により検出された符号化率を使用して前記第2の受信手段により受信された信号に含まれる前記符号化されたデータを復号する復号手段と、を備えた、
ことを特徴とする通信システム。
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