JP2007173288A - Solar cell, solar cell string and solar cell module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、太陽電池、太陽電池ストリングおよび太陽電池モジュールに関し、特に、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りを低減することができる太陽電池、太陽電池ストリングおよび太陽電池モジュールに関する。 The present invention relates to a solar cell, a solar cell string, and a solar cell module, and more particularly to a solar cell, a solar cell string, and a solar cell module that can reduce warpage that occurs in a solar cell that constitutes the solar cell string.
太陽光エネルギを直接電気エネルギに変換する太陽電池は、近年、特に地球環境問題の観点から、次世代のエネルギ源としての期待が急激に高まっている。太陽電池としては、化合物半導体または有機材料を用いたものなど様々な種類があるが、現在、主流となっているのは、シリコン結晶を用いたものである。 In recent years, a solar cell that directly converts solar energy into electric energy has been rapidly expected as a next-generation energy source particularly from the viewpoint of global environmental problems. There are various types of solar cells, such as those using compound semiconductors or organic materials, but the mainstream is currently using silicon crystals.
図6に、従来の太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。ここで、太陽電池においては、単結晶シリコンまたは多結晶シリコンからなるp型シリコン基板10の受光面にn+層11が形成されることによって、p型シリコン基板10とn+層11とによりpn接合が形成されており、p型シリコン基板10の受光面上には反射防止膜12および銀電極13がそれぞれ形成されている。また、p型シリコン基板10の受光面と反対側の裏面にはp+層15が形成されている。そして、p型シリコン基板10の裏面上にはアルミニウム電極14および銀電極16がそれぞれ形成されている。
FIG. 6 shows a schematic cross-sectional view of an example of a conventional solar cell. Here, in the solar cell, the n +
図7に、単結晶シリコンを用いた太陽電池の一例の模式的な断面図を示す。単結晶シリコンからなるp型シリコン基板10は、1辺が125mmまたは155mmの略四角形状となっている。まず、マルチワイヤソーにてスライスされたp型シリコン基板10の表面に残っているスライスダメージ層を除去した後、p型シリコン基板10の表面の反射率を低減させるためにアルカリ溶液にてランダムテクスチャ構造を形成する。
FIG. 7 shows a schematic cross-sectional view of an example of a solar cell using single crystal silicon. The p-
次に、そのランダムテクスチャ構造の形成後のp型シリコン基板10の表面に反射防止膜およびpn接合を形成するための拡散源であるドーパント溶液を高さ一定にて回転するコーターにて塗布し、それを拡散炉に入れて、800℃〜900℃の温度で5〜30分間熱処理を施し、その表面のn型の不純物を拡散させることによって、p型シリコン基板10の表面にn+層11を形成する。こうして形成されたn+層11の形成側の表面を太陽電池の受光面とし、その反対側の表面を太陽電池の裏面とする。
Next, a dopant solution, which is a diffusion source for forming an antireflection film and a pn junction, is applied to the surface of the p-
すなわち、p型シリコン基板10に、n+層11からなるn型領域とp型シリコン基板10からなるp型領域とが形成され、n型領域とp型領域の界面にpn接合部4が形成される。その後、電力取り出し用の銀電極13および銀電極16を形成するために、たとえば、銀粉末、ガラスフリット、樹脂および有機溶剤からなる銀ペーストをスクリーン印刷法により印刷した後に焼成する。すなわち、p型シリコン基板10の受光面にはグリッド状に、裏面にはほぼ全面に、上記の銀ペーストが印刷され、p型シリコン基板10のそれぞれの表面に印刷された銀ペーストをn型領域およびp型領域のそれぞれとオーミック接触をとるために、ファイヤースルーによってp型シリコン基板10の受光面および裏面の銀ペーストを焼成して、銀電極13および銀電極16をそれぞれ形成する。
That is, an n-type region composed of the n +
図8(a)〜(i)に、多結晶シリコンを用いた太陽電池の製造方法の一例を示す。まず、図8(a)に示すように、p型シリコン結晶の原料を坩堝で溶解した後に再結晶化して得られたシリコンインゴッド17をシリコンブロック18に切断する。次に、図8(b)に示すように、シリコンブロック18をワイヤソーで切断することにより、多結晶シリコンからなるp型シリコン基板10が得られる。
FIGS. 8A to 8I show an example of a method for manufacturing a solar cell using polycrystalline silicon. First, as shown in FIG. 8A, a
次いで、アルカリまたは酸によってp型シリコン基板10の表面をエッチングすることによって、図8(c)に示すp型シリコン基板10のスライス時のダメージ層19を除去する。このとき、エッチング条件を調整すると、p型シリコン基板10の表面に微小な凹凸(図示せず)を形成することができる。この凹凸により、p型シリコン基板10の表面に入射する太陽光の反射が低減されて、太陽電池の変換効率を高めることができる。
Next, the
続いて、図8(d)に示すように、p型シリコン基板10の一方の主面(以下、「第1主面」という)上にリンを含む化合物を含有したドーパント液20を塗布する。そして、ドーパント液20の塗布後のp型シリコン基板10を800℃〜950℃の温度で5〜30分間熱処理することによりp型シリコン基板10の第1主面にn型ドーパントであるリンが拡散して、図8(e)に示すように、p型シリコン基板10の第1主面にn+層11が形成される。なお、n+層11の形成方法としては、ドーパント液を塗布する方法以外にも、P2O5やPOCl3を用いた気相拡散による方法がある。
Subsequently, as shown in FIG. 8D, a
次いで、リンの拡散時にp型シリコン基板10の第1主面に形成されるガラス層を酸処理により除去した後、図8(f)に示すように、p型シリコン基板10の第1主面上に反射防止膜12を形成する。反射防止膜12の形成方法としては、常圧CVD法を用いて酸化チタン膜を形成する方法やプラズマCVD法を用いて窒化シリコン膜を形成する方法などが知られている。また、ドーパント液を塗布する方法によりリンを拡散する場合には、リンに加えて反射防止膜12の材料も含ませたドーパント液を用いることによって、n+層11と反射防止膜12とを同時に形成することもできる。また、反射防止膜12の形成は、銀電極の形成後に行なう場合もある。
Next, after the glass layer formed on the first main surface of the p-
そして、図8(g)に示すように、p型シリコン基板10の他方の主面(以下、「第2主面」という)上にアルミニウム電極14を形成するとともにp型シリコン基板10の第2主面にp+層15を形成する。アルミニウム電極14およびp+層15は、たとえば、アルミニウム粉末、ガラスフリット、樹脂および有機溶剤からなるアルミニウムペーストをスクリーン印刷などにより印刷した後に、p型シリコン基板10を熱処理することによって、アルミニウムが溶融してシリコンと合金化することにより形成されたアルミニウム−シリコン合金層下にp+層15が形成されるとともに、p型シリコン基板10の第2主面上にアルミニウム電極14が形成される。また、p型シリコン基板10とp+層15のドーパント濃度差が、p型シリコン基板10とp+層15の界面に電位差(電位障壁として働く)をもたらし、光生成されたキャリアがp型シリコン基板10の第2主面付近で再結合するのを防いでいる。これにより、太陽電池の短絡電流(Isc:short circuit current)および開放電圧(Voc:open circuit voltage)が共に向上する。
Then, as shown in FIG. 8G, an
その後、図8(h)に示すように、p型シリコン基板10の第2主面上に銀電極16を形成する。銀電極16は、たとえば、銀粉末、ガラスフリット、樹脂および有機溶剤からなる銀ペーストをスクリーン印刷などにより印刷した後に、p型シリコン基板10を熱処理することによって得ることができる。
Thereafter, as shown in FIG. 8H, a
そして、図8(i)に示すように、p型シリコン基板10の第1主面上に銀電極13を形成する。銀電極13は、p型シリコン基板10との接触抵抗を含む直列抵抗を低く抑えるとともに銀電極13の形成面積を少なくして太陽光の入射量を減少させないようにするため、銀電極13の線幅、ピッチおよび厚さなどのパターン設計が重要である。銀電極13の形成方法としては、たとえば、反射防止膜12の表面上に銀粉末、ガラスフリット、樹脂および有機溶剤からなる銀ペーストをスクリーン印刷などにより印刷した後に、p型シリコン基板10を熱処理することによって、銀ペーストが反射防止膜12を貫通してp型シリコン基板10の第1主面と良好な電気的接触が可能なファイアスルー方式が量産ラインで用いられている。
Then, as shown in FIG. 8 (i), a
以上のようにして、多結晶シリコンを用いた太陽電池を製造することができる。なお、銀電極13および銀電極16の形成後のp型シリコン基板10を溶融半田槽に浸漬することによって銀電極13および銀電極16の表面に半田をコーティングすることもできる。この半田のコーティングは、プロセスによっては省略される場合もある。また、上記のようにして製造された太陽電池にソーラシミュレータを用いて擬似太陽光を照射し、太陽電池の電流−電圧(IV)特性を測定してIV特性を検査することもできる。
As described above, a solar cell using polycrystalline silicon can be manufactured. The surface of the
また、太陽電池は、その複数が直列に接続されて太陽電池ストリングとされた後、太陽電池ストリングを封止材によって封止して太陽電池モジュールとして販売および使用されることが多い。 In many cases, a plurality of solar cells are connected in series to form a solar cell string, and then the solar cell string is sealed with a sealing material to be sold and used as a solar cell module.
図9(a)〜(e)に、従来の太陽電池モジュールの製造方法の一例を示す。まず、図9(a)に示すように、太陽電池30の第1主面の銀電極上に導電性部材であるインターコネクタ31を接続する。
9A to 9E show an example of a conventional method for manufacturing a solar cell module. First, as shown to Fig.9 (a), the
次に、図9(b)に示すように、インターコネクタ31が接続された太陽電池30を一列に配列し、太陽電池30の第1主面の銀電極に接続されているインターコネクタ31の他端を他の太陽電池30の第2主面の銀電極に接続して、太陽電池ストリング34を作製する。
Next, as shown in FIG. 9B, the
次いで、図9(c)に示すように、太陽電池ストリング34を並べて、太陽電池ストリング34の両端から突出しているインターコネクタ31と、他の太陽電池ストリング34の両端から突出しているインターコネクタ31とを導電性部材である配線材33を用いて直列に接続することによって、太陽電池ストリング同士を互いに接続する。
Next, as shown in FIG. 9C, the solar cell strings 34 are arranged side by side, and the
続いて、図9(d)に示すように、接続された太陽電池ストリング34を封止材としてのEVA(エチレンビニルアセテート)フィルム36で挟み込み、その後、ガラス板35とバックフィルム37との間に挟む。そして、EVAフィルム36間に入った気泡を減圧して抜き、加熱すると、EVAフィルム36が硬化して、太陽電池ストリングがEVA中に封止される。これにより、太陽電池モジュールが作製される。
Subsequently, as shown in FIG. 9 (d), the connected
その後、図9(e)に示すように、太陽電池モジュールは、アルミニウム枠40内に配置され、ケーブル39を備えた端子ボックス38が太陽電池モジュールに取り付けられる。そして、上記のようにして製造された太陽電池モジュールにソーラシミュレータを用いて擬似太陽光を照射し、太陽電池の電流−電圧(IV)特性を測定してIV特性が検査される。
Then, as shown in FIG.9 (e), a solar cell module is arrange | positioned in the
図10に、従来の太陽電池の受光面となるp型シリコン基板10の第1主面上に形成された銀電極13のパターンを示す。ここで、銀電極13は、比較的幅の大きい1本の線状の第1バスバー電極13aと、第1バスバー電極13aから伸びる複数の比較的幅の小さい線状のフィンガー電極13bと、から構成されている。
In FIG. 10, the pattern of the
図11に、図10に示す従来の太陽電池の裏面となるp型シリコン基板10の第2主面上に形成されたアルミニウム電極14と銀電極16のパターンを示す。ここで、アルミニウム電極14はp型シリコン基板10の第2主面のほぼ全面に形成されており、銀電極16はp型シリコン基板10の第2主面の一部のみに形成されている。そして、インターコネクタに接続するための銀電極16と、銀電極16の長手方向に隣接する銀電極16の間のアルミニウム電極14からなる間隙24とから第2バスバー電極23が構成されている。
FIG. 11 shows a pattern of the
図12に、図10に示す受光面および図11に示す裏面を有する太陽電池を直列に接続した太陽電池ストリングの模式的な断面図を示す。ここで、太陽電池の受光面の第1バスバー電極13aに半田などによって固定されて接続されたインターコネクタ31は、隣接する他の太陽電池の裏面の銀電極16に半田などによって固定されて接続されている。なお、図12においては、n+層とp+層の記載は省略されている。
太陽光発電システムが急速に普及するにつれ、太陽電池の製造コストの低減は必要不可欠となっている。太陽電池の製造コストの低減において、半導体基板であるシリコン基板の大型化および薄型化は非常に有効な手段である。しかしながら、シリコン基板の大型化および薄型化に伴い、太陽電池ストリングを形成する際、太陽電池の電極と銅からなるインターコネクタとを半田などによって固定して接続する加熱工程後の冷却工程において、太陽電池のシリコン基板とインターコネクタとの熱膨張係数差(シリコンの熱膨張係数3.5×10-6/Kに対し、銅は17.6×10-6/Kであり5倍程度の差がある)により、シリコン基板とインターコネクタとの間に大きな内部応力が発生し、太陽電池が大きく反るという問題が生じていた。 As solar power generation systems rapidly spread, it is essential to reduce the manufacturing cost of solar cells. In reducing the manufacturing cost of solar cells, increasing the size and reducing the thickness of a silicon substrate, which is a semiconductor substrate, is a very effective means. However, in the cooling process after the heating process in which the solar cell electrode and the copper interconnector are fixed and connected by solder or the like when the solar cell string is formed with the increase in size and thickness of the silicon substrate, Difference in thermal expansion coefficient between the silicon substrate of the battery and the interconnector (the thermal expansion coefficient of silicon is 3.5 × 10 −6 / K, whereas copper is 17.6 × 10 −6 / K, which is about 5 times the difference In other words, a large internal stress is generated between the silicon substrate and the interconnector, causing a problem that the solar cell is greatly warped.
これは、上記の加熱工程において太陽電池の電極とインターコネクタとを固定した後、加熱状態にあった太陽電池の電極とインターコネクタを室温まで冷却すると、インターコネクタが太陽電池よりも大きく収縮するため、太陽電池に凹状の反りが発生する。太陽電
池に生じた反りは、自動化された太陽電池モジュールの作製ラインの搬送系において搬送エラーや太陽電池の割れを引き起こす原因となる。また、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に反りが生じている場合には、太陽電池モジュールの作製のための封止材による封止工程において太陽電池ストリングを構成する各太陽電池に局部的に強い力が加わり、太陽電池に割れが生じる原因となる。
This is because, after the solar cell electrode and the interconnector are fixed in the heating step, when the solar cell electrode and the interconnector in a heated state are cooled to room temperature, the interconnector contracts more than the solar cell. A concave warp occurs in the solar cell. The warp generated in the solar cell causes a transport error and a crack in the solar cell in the transport system of the automated solar cell module production line. Further, when the solar cell constituting the solar cell string is warped, it is locally strong in each solar cell constituting the solar cell string in the sealing process by the sealing material for manufacturing the solar cell module. Force is applied, causing cracks in the solar cell.
たとえば、特許文献1には、隣接する太陽電池を接続するインターコネクタに断面積が局部的に縮小された小断面積部を設ける方法が開示されている。上述したように、上記の加熱工程により加熱状態にあったインターコネクタおよび太陽電池は室温まで冷却する際に太陽電池に凹状の反りが発生する。その際、太陽電池には元の形状に戻ろうとする力(復元力)が発生し、この復元力はインターコネクタに対して引張り応力を加える。特許文献1に開示された方法によれば、インターコネクタに引張り応力が加えられたときに他の部分と比べて比較的強度の弱い小断面積部が延伸して、太陽電池の反りが低減されるが、さらなる改善が望まれる。 For example, Patent Document 1 discloses a method of providing a small cross-sectional area part whose cross-sectional area is locally reduced in an interconnector that connects adjacent solar cells. As described above, when the interconnector and solar cell that have been heated by the heating step are cooled to room temperature, a concave warp occurs in the solar cell. At that time, a force (restoring force) for returning to the original shape is generated in the solar cell, and this restoring force applies tensile stress to the interconnector. According to the method disclosed in Patent Document 1, when a tensile stress is applied to the interconnector, a small cross-sectional area portion that is relatively weak compared to other portions is stretched, and the warpage of the solar cell is reduced. However, further improvements are desired.
そこで、本発明の目的は、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りを低減することができる太陽電池、太陽電池ストリングおよび太陽電池モジュールを提供することにある。 Then, the objective of this invention is providing the solar cell which can reduce the curvature which arises in the solar cell which comprises a solar cell string, a solar cell string, and a solar cell module.
本発明は、半導体基板の第1主面上に、第1バスバー電極と第1バスバー電極から伸びる複数の線状のフィンガー電極とが備えられており、半導体基板の第1主面と反対側の第2主面上に第2バスバー電極が備えられ、第1バスバー電極はインターコネクタに接続するための複数の第1接続部とインターコネクタに接続されない第1非接続部とが交互に配列することにより構成され、第2バスバー電極はインターコネクタに接続するための複数の第2接続部とインターコネクタに接続されない第2非接続部とが交互に配列することにより構成されており、第1バスバー電極と第2バスバー電極は半導体基板に関して互いにほぼ対称となる位置に配置されており、隣接する第1接続部の間に位置する第1非接続部の長さが隣接する第2接続部の間に位置する第2非接続部の長さよりも長い、または、隣接する第2接続部の間に位置する第2非接続部の長さが隣接する第1接続部の間に位置する第1非接続部の長さよりも長いことを特徴とする太陽電池である。 In the present invention, a first bus bar electrode and a plurality of linear finger electrodes extending from the first bus bar electrode are provided on the first main surface of the semiconductor substrate, and the first main surface of the semiconductor substrate is opposite to the first main surface. A second bus bar electrode is provided on the second main surface, and a plurality of first connection portions for connecting to the interconnector and first non-connection portions not connected to the interconnector are alternately arranged on the first bus bar electrode. The second bus bar electrode is formed by alternately arranging a plurality of second connection parts for connecting to the interconnector and second non-connecting parts not connected to the interconnector. And the second bus bar electrode are disposed at positions that are substantially symmetrical with respect to the semiconductor substrate, and the length of the first non-connection portion located between the adjacent first connection portions is equal to that of the adjacent second connection portion. Longer than the length of the second non-connecting portion located in the first non-connecting portion, or the length of the second non-connecting portion located between the adjacent second connecting portions is located between the adjacent first connecting portions. It is a solar cell characterized by being longer than the length of a connection part.
ここで、本発明の太陽電池においては、第1バスバー電極が第1非接続部の周縁が第1バスバー電極で取り囲まれた中空パターン部を有していてもよい。 Here, in the solar cell of this invention, the 1st bus-bar electrode may have the hollow pattern part by which the periphery of the 1st non-connecting part was surrounded by the 1st bus-bar electrode.
また、本発明の太陽電池において、中空パターン部における第1バスバー電極の幅は第1接続部における第1バスバー電極の幅よりも狭くてもよい。 In the solar cell of the present invention, the width of the first bus bar electrode in the hollow pattern portion may be narrower than the width of the first bus bar electrode in the first connection portion.
また、本発明の太陽電池において、第1主面の端部に隣接する第1接続部の少なくとも1つは第1主面の端部から離れて設置されていてもよい。 In the solar cell of the present invention, at least one of the first connection portions adjacent to the end portion of the first main surface may be disposed away from the end portion of the first main surface.
また、本発明は、上記の太陽電池が複数接続された太陽電池ストリングであって、隣接する太陽電池において、一方の太陽電池の第1接続部と他方の太陽電池の第2接続部とがインターコネクタに接続されている太陽電池ストリングである。 Further, the present invention provides a solar cell string in which a plurality of the above solar cells are connected, and in the adjacent solar cells, the first connection part of one solar cell and the second connection part of the other solar cell are connected to each other. It is the solar cell string connected to the connector.
また、本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタは、太陽電池の端部において屈曲していてもよい。 In the solar cell string of the present invention, the interconnector may be bent at the end of the solar cell.
また、本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタは、第1非接続部に対応する箇所および第2非接続部に対応する箇所の少なくとも1箇所に、インターコネクタの断面積が局部的に縮小された小断面積部を有することが好ましい。 In the solar cell string of the present invention, the interconnector is locally reduced in cross-sectional area of the interconnector at least at one of the location corresponding to the first non-connection portion and the location corresponding to the second non-connection portion. It is preferable to have a small cross-sectional area.
また、本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタは、第1非接続部に対応する箇所および第2非接続部に対応する箇所のすべての箇所に、インターコネクタの断面積が局部的に縮小された小断面積部を有することが好ましい。 Further, in the solar cell string of the present invention, the interconnector has a cross-sectional area of the interconnector that is locally reduced at all the locations corresponding to the first non-connecting portion and the location corresponding to the second non-connecting portion. It is preferable to have a small cross-sectional area.
また、本発明は、上記の太陽電池が複数接続された太陽電池ストリングであって、隣接する太陽電池において、一方の太陽電池の第1接続部と他方の太陽電池の第2接続部とがインターコネクタに接続されている太陽電池ストリングである。 Further, the present invention provides a solar cell string in which a plurality of the above solar cells are connected, and in the adjacent solar cells, the first connection part of one solar cell and the second connection part of the other solar cell are connected to each other. It is the solar cell string connected to the connector.
また、本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタは、中空パターン部に対応する箇所の少なくとも1箇所に、インターコネクタの断面積が局部的に縮小された小断面積部を有することが好ましい。 In the solar cell string of the present invention, it is preferable that the interconnector has a small cross-sectional area part in which the cross-sectional area of the interconnector is locally reduced in at least one part corresponding to the hollow pattern part.
また、本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタは、中空パターン部に対応する箇所のすべての箇所に、インターコネクタの断面積が局部的に縮小された小断面積部を有することが好ましい。 In the solar cell string of the present invention, it is preferable that the interconnector has a small cross-sectional area part in which the cross-sectional area of the interconnector is locally reduced at all the parts corresponding to the hollow pattern part.
さらに、本発明は、上記のいずれかの太陽電池ストリングが封止材によって封止されてなる太陽電池モジュールである。 Furthermore, the present invention is a solar cell module in which any one of the above solar cell strings is sealed with a sealing material.
本発明によれば、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りを低減することができる太陽電池、太陽電池ストリングおよび太陽電池モジュールを提供することができる。また、本発明によれば、太陽電池ストリングを構成する太陽電池にインターコネクタを接続する際に太陽電池に発生する割れおよびクラックを大幅に低減することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the solar cell which can reduce the curvature which arises in the solar cell which comprises a solar cell string, a solar cell string, and a solar cell module can be provided. Moreover, according to this invention, when connecting an interconnector to the solar cell which comprises a solar cell string, the crack and crack which generate | occur | produce in a solar cell can be reduced significantly.
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。 Embodiments of the present invention will be described below. In the drawings of the present invention, the same reference numerals represent the same or corresponding parts.
図1に、本発明の太陽電池の受光面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、本発明の太陽電池の受光面となるp型シリコン基板10の第1主面においては、紙面の左右方向に伸びる比較的幅の広い線状の第1バスバー電極13aと、第1バスバー電極13aから紙面の上下方向に伸びる複数の幅の狭い線状のフィンガー電極13bと、が備えられている。また、第1バスバー電極13aは、インターコネクタに固定して接続するための線状の第1接続部51と、インターコネクタに接続されない第1非接続部(第1間隙)7とを含み、第1接続部51と第1非接続部(第1間隙)7とが交互に配列して形成されている。また、図1に示す1本の第1バスバー電極13aにおいては、第1接続部51が3つ形成されており、隣接する第1接続部51の間に第1非接続部(第1間隙)7が1つ形成されており、p型シリコン基板10の第1主面の端部に第1非接続部(空隙)42が1つ形成されている。なお、本発明において、「端部」とは、第1バスバー電極の第1接続部と第1非接続部とが交互に配列されている方向の端部のことをいう。また、本発明において、「長さ」とは、第1バスバー電極の第1接続部と第1非接続部とが交互に配列されている方向の長さのことをいい、「幅」とは、第1バスバー電極の第1接続部と第1非接続部とが交互に配列されている方向と直交する方向の長さのことをいう。
In FIG. 1, the typical top view of an example of the light-receiving surface of the solar cell of this invention is shown. Here, on the first main surface of the p-
ここで、第1バスバー電極13aは、隣接する第1接続部51の間隙である第1非接続部(第1間隙)7が第1バスバー電極13aによってその周縁を取り囲まれた中空パターン部を有している。第1接続部51における第1バスバー電極13aの幅は一定の幅で連続しているが、第1非接続部(第1間隙)7の幅が第1接続部51における第1バスバー電極13aの幅よりも広く形成されているため、中空パターン部における第1バスバー電極13aの幅は第1接続部51における第1バスバー電極13aの幅よりも狭くなっている。また、p型シリコン基板10の第1主面の紙面の左側の端部に隣接する第1接続部51は、p型シリコン基板10の第1主面の紙面の左側の端部から離れて設置されている。
Here, the first
図2に、図1に示す太陽電池の裏面の模式的な平面図を示す。本発明の太陽電池の裏面となるp型シリコン基板10の第2主面においては、インターコネクタに接続するための第2接続部としての銀電極16と、インターコネクタに接続されない第2非接続部(第2間隙)8とが交互に形成されており、銀電極16および第2非接続部(第2間隙)8から第2バスバー電極23が形成されている。ここで、第2非接続部(第2間隙)8は、隣接する銀電極16の間のアルミニウム電極14からなる。
FIG. 2 shows a schematic plan view of the back surface of the solar cell shown in FIG. In the 2nd main surface of p
また、p型シリコン基板10の第2主面上の第2接続部としての銀電極16は、p型シリコン基板10の第1主面上の第1接続部51とp型シリコン基板10に関して互いにほぼ対称となる位置に形成されており、p型シリコン基板10の第2主面上の銀電極16の長手方向に隣接している銀電極16の間に位置する第2非接続部(第2間隙)8の長さ(すなわち、銀電極16の長手方向に隣接している銀電極16の間の最短距離)よりも、p型シリコン基板10の第1主面上の第1接続部51の長手方向に隣接している第1接続部51の間に位置する第1非接続部(第1間隙)7の長さ(すなわち、第1接続部51の長手方向に隣接している第1接続部51の間の最短距離)の方が長くなっている。
Further, the
図3に、図1および図2に示す本発明の太陽電池を直列に接続した本発明の太陽電池ストリングの一例の模式的な断面図を示す。ここで、互いに隣接する太陽電池の一方の太陽電池の第1接続部51と他方の太陽電池の第2接続部である銀電極16とがそれぞれ半田などにより1本の導電性部材からなるインターコネクタ31に固定されて接続されている。また、太陽電池の第1非接続部(空隙)42、第1非接続部(第1間隙)7および第2非接続部(第2間隙)8はそれぞれインターコネクタ31に固定されておらず、接続されていない。なお、インターコネクタ31は、太陽電池の端部において屈曲している。また、図3においては、n+層とp+層の記載は省略されている。
FIG. 3 shows a schematic cross-sectional view of an example of the solar cell string of the present invention in which the solar cells of the present invention shown in FIGS. 1 and 2 are connected in series. Here, the interconnector in which the
また、図4に、本発明に用いられるインターコネクタの一例の模式的な平面図を示す。ここで、インターコネクタ31は、インターコネクタ31の長手方向に垂直な断面の断面積が局部的に縮小された小断面積部41を有している。ここで、インターコネクタ31は、図3に示す第1非接続部(第1間隙)7に対応する箇所ならびに第2非接続部(第2間隙)8に対応する箇所の少なくとも1箇所、好ましくはすべての箇所に小断面積部41が配置されるように接続されることが好ましい。この場合には、比較的断面積の小さい小断面積部41が太陽電池に固定されておらず、自由に延伸することによって応力を緩和することができるため、小断面積部41を有しないインターコネクタを用いた場合と比べて太陽電池ストリングを構成する太陽電池の反りをより低減することができる傾向にある。なお、図3に示す本発明の太陽電池ストリングにおいて、インターコネクタ31の小断面積部41はそれぞれ、太陽電池の受光面の中空パターン部(第1非接続部(第1間隙)7)に対応するすべての箇所および第2非接続部(第2間隙)8に対応する箇所のいずれかに配置されている。
FIG. 4 shows a schematic plan view of an example of an interconnector used in the present invention. Here, the
このような構成の本発明の太陽電池ストリングにおいては、図12に示した従来の太陽電池ストリングと比べて、インターコネクタと太陽電池の第1接続部との接続長さを低減することができる。このようにインターコネクタと太陽電池の第1接続部との接続長さを低減した場合には、インターコネクタと太陽電池を構成するp型シリコン基板との熱膨張係数差による応力を低減することができる。さらに、インターコネクタと太陽電池との接続部が太陽電池の受光面および裏面でそれぞれp型シリコン基板に関してほぼ対称な位置となるため、インターコネクタと太陽電池のp型シリコン基板との熱膨張係数差に起因して発生する応力が、太陽電池の受光面と裏面とでほぼ等しくなる。これにより、本発明の太陽電池ストリングにおいては、太陽電池の受光面および裏面のそれぞれから等しい力が太陽電池に働くことになる。これらの効果によって、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りを低減することができる。 In the solar cell string of the present invention having such a configuration, the connection length between the interconnector and the first connection portion of the solar cell can be reduced as compared with the conventional solar cell string shown in FIG. Thus, when the connection length between the interconnector and the first connection portion of the solar cell is reduced, the stress due to the difference in thermal expansion coefficient between the interconnector and the p-type silicon substrate constituting the solar cell can be reduced. it can. Further, since the connecting portion between the interconnector and the solar cell is substantially symmetrical with respect to the p-type silicon substrate on the light receiving surface and the back surface of the solar cell, the difference in thermal expansion coefficient between the interconnector and the p-type silicon substrate of the solar cell. The stress generated due to is substantially equal between the light receiving surface and the back surface of the solar cell. Thereby, in the solar cell string of this invention, equal force acts on a solar cell from each of the light-receiving surface and back surface of a solar cell. Due to these effects, it is possible to reduce the warpage generated in the solar cells constituting the solar cell string.
さらに、本発明の太陽電池ストリングにおいては、本発明の太陽電池ストリングを作製する際に太陽電池に発生する割れおよびクラックを大幅に低減することができる。このような効果は、太陽電池の裏面の第2非接続部(第2間隙)8の長さよりも太陽電池の受光面の第1非接続部(第1間隙)7の長さの方が長くなっていることにより得られるものと考えられる。 Furthermore, in the solar cell string of the present invention, cracks and cracks generated in the solar cell when producing the solar cell string of the present invention can be greatly reduced. Such an effect is that the length of the first non-connection portion (first gap) 7 on the light-receiving surface of the solar cell is longer than the length of the second non-connection portion (second gap) 8 on the back surface of the solar cell. It is thought that it is obtained by becoming.
また、図5に、本発明の太陽電池ストリングの他の一例の模式的な断面図を示す。ここで、図5に示す本発明の太陽電池ストリングにおいては、太陽電池の裏面の第2非接続部(第2間隙)8の長さよりも太陽電池の受光面の第1非接続部(第1間隙)7の長さの方が短くなっていることに特徴がある。その他の説明は、図3に示す本発明の太陽電池ストリングの説明と同様である。 FIG. 5 shows a schematic cross-sectional view of another example of the solar cell string of the present invention. Here, in the solar cell string of the present invention shown in FIG. 5, the first non-connecting portion (first non-conductive portion) of the light-receiving surface of the solar cell is longer than the length of the second non-connecting portion (second gap) 8 on the back surface of the solar cell. The gap (7) is characterized by a shorter length. Other explanations are the same as those of the solar cell string of the present invention shown in FIG.
このような構成とすることによっても、図3に示す本発明の太陽電池ストリングと同様に、インターコネクタと太陽電池の第1接続部との接続長さが低減することおよびインターコネクタと太陽電池との接続部が太陽電池の受光面および裏面でそれぞれp型シリコン基板に関してほぼ対称な位置にあることによって、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りを低減することができるとともに、本発明の太陽電池ストリングを作製する際に太陽電池に発生する割れおよびクラックを大幅に低減することができる。 Even with such a configuration, the connection length between the interconnector and the first connection part of the solar cell is reduced, and the interconnector and the solar cell are reduced as in the solar cell string of the present invention shown in FIG. Of the solar cell light receiving surface and the back surface of the solar cell are substantially symmetrical with respect to the p-type silicon substrate, so that the warpage generated in the solar cell constituting the solar cell string can be reduced and the solar cell of the present invention can be reduced. Cracks and cracks generated in the solar cell when producing the battery string can be greatly reduced.
図3および図5にそれぞれ一例を示した本発明の太陽電池ストリングを従来から公知の方法によりEVAなどの封止材に封止することによって、本発明の太陽電池モジュールを得ることができる。 The solar cell module of the present invention can be obtained by sealing the solar cell string of the present invention shown in FIG. 3 and FIG. 5 with a sealing material such as EVA by a conventionally known method.
なお、上記の実施の形態におけるその他の説明は、上記の背景技術の欄における説明と同様であるが、その説明に限定されるものではない。たとえば、本発明においては、p型シリコン基板以外の半導体基板を用いてもよく、上記の背景技術の欄の説明のp型とn型の導電型を入れ替えてもよい。また、本発明においては、第1接続部および第2接続部は必ずしも銀電極である必要はない。また、本発明においては、第1非接続部は空隙である必要はなく、第2非接続部はアルミニウム電極である必要はない。 In addition, although the other description in said embodiment is the same as the description in the column of said background art, it is not limited to the description. For example, in the present invention, a semiconductor substrate other than the p-type silicon substrate may be used, and the p-type and n-type conductivity types described in the background section above may be interchanged. In the present invention, the first connection portion and the second connection portion are not necessarily silver electrodes. In the present invention, the first non-connecting portion does not need to be a gap, and the second non-connecting portion need not be an aluminum electrode.
(実施例1)
図1に示す受光面の構成と図2に示す裏面の構成とを有する太陽電池を作製した。この太陽電池の幅は156.5mmであり、長さは156.5mmであって、太陽電池全体の厚みは120μmであった。
Example 1
A solar cell having the configuration of the light receiving surface shown in FIG. 1 and the configuration of the back surface shown in FIG. 2 was produced. The width of this solar cell was 156.5 mm, the length was 156.5 mm, and the thickness of the entire solar cell was 120 μm.
ここで、図1に示す受光面の第1接続部51の幅は3mmであり、長さは約40mmであって、中空パターン部の空隙である第1非接続部(第1間隙)7の幅は4.4mmであり、長さは9mmであった。また、第1非接続部(第1間隙)7の周囲を取り囲む第1バスバー電極13aの幅は600μmであった。また、2本の第1バスバー電極13a間の距離は74mmであった。なお、第1バスバー電極13aおよびフィンガー電極13bは銀からなっている。
Here, the width of the
また、図2に示す裏面の銀電極16からなる第2接続部の幅は4mmであり、長さは約40mmであって、第2接続部の間に位置するアルミニウム電極14からなる第2非接続部(第2間隙)8の幅は4mmであり、長さは7mmであった。なお、図1に示す第1接続部51と図2に示す第2接続部とはp型シリコン基板10に関して互いにほぼ対称となる位置に形成されており、図1に示す第1非接続部(第1間隙)7と図2に示す第2非接続部(第2間隙)8とはp型シリコン基板10に関して互いにほぼ対称となる位置に形成されている。また、第1非接続部(第1間隙)7の長さの方が第2非接続部(第2間隙)8の長さよりも長く形成されている。
Further, the width of the second connection portion made of the
そして、上記の構成の太陽電池を2つ用意し、一方の太陽電池の受光面の第1接続部51と他方の太陽電池の裏面の第2接続部とをそれぞれ半田により図3に示すインターコネクタ31に接続して実施例1の太陽電池ストリングを形成した。なお、インターコネクタ31は、太陽電池の端部において屈曲している。また、インターコネクタ31は銅から形成されており、その厚みは200μmであった。また、インターコネクタ31の幅は2.5mmであった。
Then, two solar cells having the above-described configuration are prepared, and the
そして、実施例1の太陽電池ストリングの作製に際してインターコネクタの接続時に太陽電池に発生する割れおよびクラックの発生率をカウントするとともに、作製後の実施例1の太陽電池ストリングの反りを測定した。 And while producing the solar cell string of Example 1, while cracking and the incidence rate of a crack which generate | occur | produce in a solar cell at the time of connection of an interconnector were counted, the curvature of the solar cell string of Example 1 after production was measured.
その結果、実施例1の太陽電池ストリングの作製に際してインターコネクタの接続時に太陽電池に発生する割れおよびクラックの発生率は、後述する比較例1の太陽電池ストリングを作製する場合と比べて大幅に低減していた。 As a result, when the solar cell string of Example 1 is manufactured, the cracks and the rate of occurrence of cracks that occur in the solar cell when the interconnector is connected are significantly reduced as compared to the case of manufacturing the solar cell string of Comparative Example 1 described later. Was.
また、実施例1の太陽電池ストリングを構成する太陽電池の反りは、後述する比較例1の太陽電池ストリングを構成する太陽電池の反りと比べて大幅に低減されていた。 Moreover, the curvature of the solar cell which comprises the solar cell string of Example 1 was reduced significantly compared with the curvature of the solar cell which comprises the solar cell string of the comparative example 1 mentioned later.
(比較例1)
図13に模式的断面図を示す太陽電池ストリングを形成したこと以外は実施例1と同様にして太陽電池ストリングを作製した。そして、太陽電池ストリングの作製に際してインターコネクタの接続時に太陽電池に発生する割れおよびクラックの発生率をカウントするとともに、作製後の太陽電池ストリングの反りを測定した。
(Comparative Example 1)
A solar cell string was produced in the same manner as in Example 1 except that the solar cell string having a schematic cross-sectional view shown in FIG. 13 was formed. And while producing the solar cell string, the occurrence rate of cracks and cracks generated in the solar cell when the interconnector was connected was counted, and the warpage of the solar cell string after production was measured.
ここで、比較例1の太陽電池ストリングにおいては、図14の模式的拡大断面図に示すように、第1非接続部(第1間隙)7の長さと第2非接続部(第2間隙)8の長さとがともに7mmで等しくなっている。 Here, in the solar cell string of Comparative Example 1, as shown in the schematic enlarged cross-sectional view of FIG. 14, the length of the first non-connection portion (first gap) 7 and the second non-connection portion (second gap). The length of 8 is equal to 7 mm.
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 It should be understood that the embodiments and examples disclosed herein are illustrative and non-restrictive in every respect. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
本発明によれば、インターコネクタと太陽電池との熱膨張係数差による応力が緩和されるので、その結果として、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りが低減されるとともに、インターコネクタと太陽電池との接続の信頼性も向上する。 According to the present invention, the stress due to the difference in thermal expansion coefficient between the interconnector and the solar cell is relieved. As a result, the warpage occurring in the solar cell constituting the solar cell string is reduced, and the interconnector and the solar cell are reduced. The reliability of connection with the battery is also improved.
また、本発明によれば、太陽電池ストリングを構成する太陽電池に生じる反りが低減されるので、太陽電池モジュールの作製ラインの搬送系における搬送エラーや太陽電池の割れも低減する。 Moreover, according to this invention, since the curvature which arises in the solar cell which comprises a solar cell string is reduced, the conveyance error in the conveyance system of the production line of a solar cell module and the crack of a solar cell are also reduced.
さらに、本発明によれば、太陽電池モジュールの作製のための封止工程における太陽電池の割れも低減することができるので、太陽電池モジュールの歩留と生産性が向上する。 Furthermore, according to the present invention, cracking of the solar cell in the sealing step for manufacturing the solar cell module can also be reduced, so that the yield and productivity of the solar cell module are improved.
4 pn接合部、7 第1非接続部(第1間隙)、8 第2非接続部(第2間隙)、10 p型シリコン基板、11 n+層、12 反射防止膜、13,16 銀電極、13a 第1バスバー電極、13b フィンガー電極、14 アルミニウム電極、15 p+層、17 シリコンインゴッド、18 シリコンブロック、20 ドーパント液、23 第2バスバー電極、24 間隙、30 太陽電池、31 インターコネクタ、33 配線材、34 太陽電池ストリング、35 ガラス板、36 EVAフィルム、37 バックフィルム、38 端子ボックス、39 ケーブル、40 アルミニウム枠、41 小断面積部、42 第1非接続部(空隙)、51 第1接続部。 4 pn junction, 7 first non-connection (first gap), 8 second non-connection (second gap), 10 p-type silicon substrate, 11 n + layer, 12 antireflection film, 13, 16 silver electrode , 13a 1st bus bar electrode, 13b finger electrode, 14 aluminum electrode, 15 p + layer, 17 silicon ingot, 18 silicon block, 20 dopant liquid, 23 second bus bar electrode, 24 gap, 30 solar cell, 31 interconnector, 33 Wiring material, 34 Solar cell string, 35 Glass plate, 36 EVA film, 37 Back film, 38 Terminal box, 39 Cable, 40 Aluminum frame, 41 Small cross-sectional area part, 42 First non-connection part (gap), 51 1st Connection part.
Claims (12)
前記半導体基板の前記第1主面と反対側の第2主面上に、第2バスバー電極、が備えられ、
前記第1バスバー電極は、インターコネクタに接続するための複数の第1接続部と、インターコネクタに接続されない第1非接続部と、が交互に配列することにより構成され、
前記第2バスバー電極は、インターコネクタに接続するための複数の第2接続部と、インターコネクタに接続されない第2非接続部と、が交互に配列することにより構成されており、
前記第1バスバー電極と前記第2バスバー電極は、前記半導体基板に関して互いにほぼ対称となる位置に配置されており、
隣接する前記第1接続部の間に位置する前記第1非接続部の長さが隣接する前記第2接続部の間に位置する前記第2非接続部の長さよりも長い、または、隣接する前記第2接続部の間に位置する前記第2非接続部の長さが隣接する前記第1接続部の間に位置する前記第1非接続部の長さよりも長い、ことを特徴とする、太陽電池。 A first bus bar electrode and a plurality of linear finger electrodes extending from the first bus bar electrode are provided on the first main surface of the semiconductor substrate,
A second bus bar electrode is provided on a second main surface opposite to the first main surface of the semiconductor substrate;
The first bus bar electrode is configured by alternately arranging a plurality of first connection portions for connection to an interconnector and first non-connection portions not connected to the interconnector,
The second bus bar electrode is configured by alternately arranging a plurality of second connection parts for connecting to the interconnector and second non-connecting parts not connected to the interconnector,
The first bus bar electrode and the second bus bar electrode are disposed at positions that are substantially symmetrical with respect to the semiconductor substrate,
The length of the first non-connection portion located between the adjacent first connection portions is longer than or adjacent to the length of the second non-connection portion located between the adjacent second connection portions. The length of the second non-connection portion located between the second connection portions is longer than the length of the first non-connection portion located between the adjacent first connection portions, Solar cell.
隣接する前記太陽電池において、一方の前記太陽電池の前記第1接続部と他方の前記太陽電池の前記第2接続部とがインターコネクタに接続されている、太陽電池ストリング。 A solar cell string in which a plurality of solar cells according to claim 2 are connected,
In the adjacent solar cells, the solar cell string in which the first connection portion of one of the solar cells and the second connection portion of the other solar cell are connected to an interconnector.
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