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JP2007159275A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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JP2007159275A JP2005351379A JP2005351379A JP2007159275A JP 2007159275 A JP2007159275 A JP 2007159275A JP 2005351379 A JP2005351379 A JP 2005351379A JP 2005351379 A JP2005351379 A JP 2005351379A JP 2007159275 A JP2007159275 A JP 2007159275A
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JP2005351379A
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Yoshinori Horikawa
善教 堀川
Takuya Ishii
卓也 石井
Masahito Yoshida
雅人 吉田
Junichi Morita
順一 森田
Rumi Nakaminato
瑠美 中港
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高入力電圧無負荷条件での主スイッチ素子の最小オン時間の確保という制約がなく、スイッチング周波数の高周波数化ができ、LC部品を小型化するとともに高速応答性を向上することができるDC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】制御駆動回路10により、主スイッチ素子1と整流スイッチ素子4が交互にオンオフし、電流検出信号Vcが誤差信号Veを上回ると、主スイッチ素子1をターンオフするとともに、電圧検出信号Idに基づいて、出力直流電圧Voが目標値より大きいほど主スイッチ素子1のスイッチング周期を長くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期整流回路を有するスイッチング式のDC−DCコンバータに関するものである。
近年、各種電子機器に電源電圧を供給するスイッチング式のDC−DCコンバータには、その整流素子としてMOSFET等のスイッチ素子を用いることによって、整流損失を低減した同期整流回路を有するものが多用されている。
このような同期整流回路を有するDC−DCコンバータは、整流用スイッチ素子を逆方向に電流が流れることを許容する場合と許容しない場合によって、軽負荷時の動作が異なる。例えば、整流用スイッチ素子を逆方向に電流が流れる従来例に対し、逆方向に電流が流れることを許容しない場合がある。
以上のような従来のDC−DCコンバータ(例えば、特許文献1を参照)を、図面を参照して以下に説明する。
図6(a)は従来例1のDC−DCコンバータの構成を示しており、同期整流型の降圧コンバータである。図6(a)の降圧コンバータは、制御端子への信号によってオンオフ制御する主スイッチ素子21、主スイッチ素子21のオンオフによってエネルギーの蓄積と放出をするインダクタ22、平滑コンデンサ23、主スイッチ素子21と交互にオンオフする整流スイッチ素子24で構成される。インダクタ22のインダクタンスをLとする。主スイッチ素子21は入力直流電圧Viが印加され、平滑コンデンサ23から出力直流電圧Voが出力負荷26へ出力される。
図6(a)に示した従来例1のDC−DCコンバータの動作を以下に説明する。
まず、主スイッチ素子21がオンの時、入力側から主スイッチ素子21、インダクタ22を介して出力側に電流が流れ、インダクタ22にエネルギーが蓄積される。主スイッチ素子21の導通抵抗などを無視すると、この時のインダクタ電流ILは直線的に増加する。主スイッチ素子21のオン時間をTonとすると、インダクタ電流ILの増加量は、

ILの増加量=(Vi−Vo)×Ton/L

となる。
次に、主スイッチ素子21がオフの時、整流スイッチ素子24、インダクタ22を介して出力側に電流が流れ、インダクタ22のエネルギーが放出される。整流スイッチ素子24に発生する順方向電圧降下は整流手段がダイオードである場合に比べて小さく、整流損失は少ない。整流スイッチ素子24の導通抵抗などを無視すると、この時のインダクタ電流ILは直線的に減少する。主スイッチ素子21のスイッチング周期をTとすると、オフ時間は(T−Ton)であるから、インダクタ電流ILの減少量は、

ILの減少量=Vo×(T−Ton)/L

となる。
以上の動作を繰り返し、主スイッチ素子21のスイッチング動作によって増減するインダクタ電流は、平滑コンデンサ23の平滑作用によって平均化され、出力直流電流Ioとして平滑コンデンサ23から負荷26へ出力される。定常状態においては、インダクタ電流ILの増加量と減少量は等しいので、

(Vi−Vo)×Ton/L=Vo×(T−Ton)/L

を整理して、次の入出力関係式が得られる。

Vo=(Ton/T)×Vi=D×Vi ・・・(1)

ここで、Dは主スイッチ素子21のスイッチング周期Tに占めるオン時間Tonの割合(Ton/T)である。即ち、デューティ比Dを調整することによって出力直流電圧Voを制御することができる。
図6(b)は重負荷時と軽負荷時のインダクタ電流ILの波形図である。上記のような同期整流回路を有するDC−DCコンバータでは、軽負荷時のように出力負荷26が軽くて出力直流電流Ioが少ない場合、主スイッチ素子21のオン時にはインダクタ電流ILが出力側から入力側へ逆流し、主スイッチ素子21のオフ時にはインダクタ電流ILが出力側から接地電位へ逆流する期間が発生する。
また、出力直流電流Io=0となる無負荷の場合は、理論上、出力側へ供給されるエネルギーと入力側へ回生されるエネルギーが等しくなり、インダクタ電流ILも平均値がゼロとなるように正負に振動する波形となる。
図7(a)は従来例2のDC−DCコンバータの構成を示しており、同期整流型の降圧コンバータである。図7(a)の降圧コンバータは、主スイッチ素子21、インダクタ22、平滑コンデンサ23、整流スイッチ素子24で構成される点は図6と同様である。図6に示す従来例1のDC−DCコンバータと異なるのは、比較器25によって整流スイッチ素子24の電圧降下を検出し、その方向によって整流スイッチ素子24をオンオフ制御する構成となっている点である。
以下、図7(a)に示した従来例2のDC−DCコンバータの動作を説明する。
図7(b)は重負荷時と軽負荷時のインダクタ電流ILの波形図である。出力直流電流Ioが多い重負荷時の場合の動作は、図6の降圧コンバータと同様であるが、軽負荷時には、以下のような動作をする。
まず、主スイッチ素子21がオンの時、入力側から主スイッチ素子21、インダクタ22を介して出力側に直線的に増加する電流が流れ、インダクタ22にエネルギーが蓄積される。次に、主スイッチ素子21がオフすると、整流スイッチ素子24はオフ状態であるが、整流スイッチ素子24の寄生ダイオード、インダクタ22を介して出力側に電流が流れ、インダクタ22のエネルギーを放出し始める。この時、寄生ダイオードの電圧降下によって比較器25はHレベルを出力し、整流スイッチ素子24はオンする。
インダクタ電流ILは、整流スイッチ素子24とインダクタ22を介して出力側に電流が流れ、インダクタ22のエネルギーが放出される。この時、整流スイッチ素子24の電圧降下によって比較器25はHレベルを出力し、整流スイッチ素子24はオン状態を持続する。やがてインダクタ電流ILはゼロに至り逆流しようとするが、この時に整流スイッチ素子24の電圧降下が反転するため、比較器25はLレベルを出力し、整流スイッチ素子24をオフする。
このため、図6で説明した従来例1のDC−DCコンバータに起こっていた主スイッチ素子21のオフ時に出力側から接地電位へ逆流する期間はほとんど無くなる。従って、出力側から入力側への電力回生もほとんど無い。
以上の従来例1のDC−DCコンバータと従来例2のDC−DCコンバータとの動作の違いをまとめると、同期整流回路に逆流を許す従来例1のDC−DCコンバータは、軽負荷時において、出力側から入力側への電力回生によって、重負荷時におけるインダクタ電流連続動作(Continuous Conductive Mode:CCMと略称される)は変わらないが、同期整流回路に逆流を許さない従来例2のDC−DCコンバータは、軽負荷時において、主スイッチ素子も整流スイッチ素子もオフ状態の期間が存在する、インダクタ電流不連続動作(Discontinuous Conductive Mode:DCMと略称される)となる。
軽負荷時にもかかわらず動作電流が多く流れる従来例1のDC−DCコンバータに比べて、軽負荷時に動作電流が少ない従来例2のDC−DCコンバータは、軽負荷時の効率が良いといった特長がある。
しかし、軽負荷時と重負荷時で動作モードの変わる従来例2のDC−DCコンバータに比べて、負荷の軽重によらず同じCCMで動作する従来例1のDC−DCコンバータは、負荷変動に対する応答が速い。特に負荷が急に軽くなる場合には、出力側から入力側への電力回生が可能なので、出力直流電圧に発生するオーバーシュートを抑制し、目標値への復帰が速いといった特長がある。
一方、出力直流電圧を制御するために、インダクタ電流のピーク値を検出して調整する電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータがある。インダクタを等価的に電流源回路とするので、平滑コンデンサとのLC共振の影響が小さく、制御が容易で過渡応答性能が速いといった特長がある。
しかし、その制御動作から主スイッチ素子のオン時間に最小値が存在し、デューティ比Dをゼロにできないといった制約もある。特に、インダクタ電流のピーク値を主スイッチ素子のオン時に流れる電流から検出する場合、主スイッチ素子のターンオン時サージ電流による誤検出を防ぐために、ターンオンからの所定時間を不感時間として設けられる。この不感時間も最小オン時間を増やす要因となる。
このため、従来例2のDC−DCコンバータのように同期整流回路に逆流を許さない場合、軽負荷時の出力安定化のためには主スイッチ素子のオフ時間を延ばす必要があり、無負荷時には理論上のスイッチング周波数はゼロに至る。負荷条件によるスイッチング周波数の大幅な変動は、負荷急変等への過渡応答性能を劣化させることになる。以上のことから、電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータは、その高速応答性を活かすために同期整流回路に逆流を許す場合が多い。
図8は従来例3のDC−DCコンバータの回路構成を示しており、上記のように同期整流回路に逆流を許す電流ピーク値制御方式の降圧コンバータである。図8の降圧コンバータは、主スイッチ素子21、インダクタ22、平滑コンデンサ23、整流スイッチ素子24で構成される点は図6と同様である。
図6の従来例1のDC−DCコンバータと異なるのは、出力直流電圧Voを検出して目標値との誤差を増幅した誤差信号Veを生成する誤差増幅回路27と、主スイッチ素子21の電流に応じた電流検出信号Vcを生成する電流検出回路28と、誤差信号Veと電流検出信号Vcを比較する比較回路29と、所定のスイッチング周波数とパルス幅を有するクロック信号Vckを生成する発振回路30と、比較回路29の出力とクロック信号Vckが入力されるNORゲート31と、クロック信号Vckでセットされ、NORゲート31の出力でリセットされ、駆動信号DRを生成するラッチ回路32と、駆動信号DRを入力して、主スイッチ素子21のスイッチング制御を駆動する第1の駆動信号Vg1と整流スイッチ素子24のスイッチング制御を駆動する第2の駆動信号Vg2を生成する駆動回路33を有する点である。
駆動回路33は、駆動信号DRがハイレベルになると、第2の駆動信号Vg2をハイレベルからローレベルにして整流スイッチ素子24をターンオフし、第1の駆動信号Vg1をハイレベルからローレベルにして主スイッチ素子21をターンオンする。また、駆動回路33は、駆動信号DRがローレベルになると、第1の駆動信号Vg1をローレベルからハイレベルにして主スイッチ素子21をターンオフし、第2の駆動信号Vg2をローレベルからハイレベルにして整流スイッチ素子24をターンオンする。
以下、図8に示す従来例3のDC−DCコンバータの動作を説明する。
クロック信号Vckが立ち上がるとラッチ回路32は駆動信号DRを立ち上げ、駆動回路33は整流スイッチ素子24をターンオフして主スイッチ素子21をターンオンする。主スイッチ素子21がオンの時、主スイッチ素子21を介して流れるインダクタ電流ILは増加していく。電流検出回路28からの電流検出信号Vcも同様に増加する。やがて電流検出信号Vcが誤差信号Veに達して上回ると、比較回路29は出力をローレベルに反転する。
この時、クロック信号VckもローレベルであるとNORゲート31はハイレベルを出力し、ラッチ回路32をリセットする。するとラッチ回路32の出力する駆動信号DRはローレベルとなり、駆動回路33は主スイッチ素子21をターンオフして整流スイッチ素子24をターンオンする。
上記のように、図8に示した従来例3のDC−DCコンバータは、クロック信号Vckの立上り時に整流スイッチ素子24をターンオフして主スイッチ素子21をターンオンし、電流検出信号Vcが誤差信号Veに達して上回ると、主スイッチ素子21をターンオフして整流スイッチ素子24をターンオンする動作を繰り返す。主スイッチ素子21のオン時間は誤差信号Veのレベルが低いほど短くなる。
しかし、クロック信号Vckがハイレベルの間はNORゲート31によって比較回路29の出力は無視される。従って主スイッチ素子21のオン時間は、クロック信号Vckのパルス幅が最小値となる。
実用新案2555245号公報
しかしながら上記のような従来のDC−DCコンバータ、特にその高速応答性を活かすために同期整流回路に逆流を許す電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータにおける構成では、主スイッチ素子のオン時間が最小となる最高入力電圧無負荷条件において、主スイッチ素子の最小オン時間を確保しなければならないが、高入力電圧無負荷条件での最小オン時間の確保は、LC部品を小型化し、かつ高速応答性を向上するためのスイッチング周波数の高周波数化を阻害することになるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、同期整流回路に逆流を許す電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータにおいて、高入力電圧無負荷条件での主スイッチ素子の最小オン時間の確保という制約がなく、スイッチング周波数の高周波数化ができ、LC部品を小型化するとともに高速応答性を向上することができるDC−DCコンバータを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のDC−DCコンバータは、入力直流電圧が供給され、スイッチング動作によりオンオフ制御する主スイッチ素子と、前記主スイッチ素子に対して交互にオンオフする整流スイッチ素子と、前記主スイッチ素子のオン時に前記入力直流電圧によるエネルギーを蓄積し、前記主スイッチ素子のオフ時に前記蓄積したエネルギーを出力側へ放出するインダクタと、前記整流スイッチ素子によって整流された前記インダクタの電圧または電流を平滑して出力直流電圧を負荷に供給する平滑手段と、前記出力直流電圧と目標値との誤差を増幅した誤差信号を生成する誤差増幅回路と、前記出力直流電圧に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記目標値との差分に対応する電圧検出信号を生成する電圧検出回路と、前記主スイッチ素子のオン時における前記インダクタの電流を検出して電流検出信号を生成する電流検出回路と、前記誤差信号と前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて、前記主スイッチ素子および前記整流スイッチ素子をオンオフする制御駆動回路とを備え、前記制御駆動回路は、前記電流検出信号が前記誤差信号を上回ると前記主スイッチ素子をターンオフするとともに、前記電圧検出信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きいほど前記主スイッチ素子のスイッチング周期を長くすることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のDC−DCコンバータは、入力直流電圧が供給され、スイッチング動作によりオンオフ制御する主スイッチ素子と、前記主スイッチ素子に対して交互にオンオフする整流スイッチ素子と、前記主スイッチ素子のオン時に前記入力直流電圧によるエネルギーを蓄積し、前記主スイッチ素子のオフ時に前記蓄積したエネルギーを出力側へ放出するインダクタと、前記整流スイッチ素子によって整流され前記インダクタの電圧または電流を平滑して出力直流電圧を負荷に供給する平滑手段と、前記出力直流電圧と該目標値との誤差を増幅した誤差信号を生成する誤差増幅回路と、前記誤差増幅回路からの誤差信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記目標値との差分に対応する電圧検出信号を生成する電圧検出回路と、前記主スイッチ素子のオン時における前記インダクタの電流を検出して電流検出信号を生成する電流検出回路と、前記誤差信号と前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて、前記主スイッチ素子および前記整流スイッチ素子をオンオフする制御駆動回路とを備え、前記制御駆動回路は、前記電流検出信号が前記誤差信号を上回ると前記主スイッチ素子をターンオフするとともに、前記電圧検出信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きいほど前記主スイッチ素子のスイッチング周期を長くすることを特徴とする。
以上により、出力直流電圧が目標値より大きくなった場合には、主スイッチ素子および整流スイッチ素子によるオンオフ制御の際のスイッチング周期が長くなることにより、最小オン時間が制御に必要なオン時間となり、スイッチングの最小オン時間による出力直流電圧の上昇を抑制することができる。
また、本発明の請求項2に記載のDC−DCコンバータは、請求項1記載のDC−DCコンバータであって、前記電圧検出回路は、前記出力直流電圧の目標値に相当する設定電圧を生成するクランプ回路と、前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記設定電圧との差分を増幅して前記電圧検出信号を生成する増幅回路とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のDC−DCコンバータは、請求項3記載のDC−DCコンバータであって、前記電圧検出回路は、前記入力直流電圧に応じた基準信号を生成する信号源回路と、前記出力直流電圧が目標値より大きい場合に、前記誤差信号と前記基準信号との差分を前記出力直流電圧と前記目標値との差分とし増幅して前記電圧検出信号を生成する増幅回路とを有することを特徴とする。
以上により、電圧検出回路は、出力直流電圧が目標値よりどの程度大きいかを適切に検出することができる。
また、本発明の請求項5に記載のDC−DCコンバータは、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のDC−DCコンバータであって、前記制御駆動回路は、容量性素子に所定の充放電電流を供給し、該充放電時定数によって前記主スイッチ素子のスイッチング周期もしくはオフ時間を設定する発振回路を有し、前記発振回路は、前記電圧検出信号に基づいて前記容量性素子への充放電電流を調整して前記スイッチング周期もしくはオフ時間を設定することを特徴とする。
以上により、制御駆動回路は、電圧検出信号が発生するとそのレベルに応じたスイッチング周期で主スイッチ素子及び整流スイッチ素子を駆動することができる。
本発明によれば、同期整流回路に逆流を許す電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータにおいて、出力直流電圧が目標値より大きくなったことを検出した場合には、主スイッチ素子および整流スイッチ素子によるオンオフ制御の際のスイッチング周期が長くなることにより、最小オン時間が制御に必要なオン時間となり、スイッチングの最小オン時間による出力直流電圧の上昇を抑制することができる。
そのため、同期整流回路に逆流を許す電流ピーク値制御方式のDC−DCコンバータにおいて、高入力電圧無負荷条件での主スイッチ素子の最小オン時間の確保という制約がなく、スイッチング周波数の高周波数化ができ、LC部品を小型化するとともに高速応答性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を示すDC−DCコンバータについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1のDC−DCコンバータを説明する。
図1は本実施の形態1のDC−DCコンバータの構成を示す回路ブロック図である。図1において、1は主スイッチ素子のPチャンネルMOSFETであり、後述する駆動信号Vg1によってオンオフ制御する。2はインダクタであり、主スイッチ素子1に接続される。3は平滑手段であるコンデンサであり、インダクタ2の出力端に接続されて出力直流電圧Voを負荷6へ供給する。4は整流スイッチ素子のNチャンネルMOSFETであり、後述する駆動信号Vg2によってオンオフ制御する。7は出力直流電圧Voを検出して目標値との誤差を増幅した誤差信号Veを生成する誤差増幅回路、8は主スイッチ素子21の電流に応じた電流検出信号Vcを生成する電流検出回路、9は出力直流電圧Voが目標値より大きい場合に出力直流電圧と該目標値との差電圧に相当する電圧検出信号Idを生成する電圧検出回路、10は制御駆動回路である。
制御駆動回路10は、比較回路11と発振回路12とNORゲート13とラッチ回路14と駆動回路15から構成される。比較回路11は、誤差信号Veと電流検出信号Vcを比較する。発振回路12は、電圧検出信号Idに応じたスイッチング周波数と所定のパルス幅を有するクロック信号Vckを生成する。NORゲート13は、比較回路11の出力とクロック信号Vckが入力される。ラッチ回路14は、クロック信号Vckでセットされ、NORゲート13の出力でリセットされ、駆動信号DRを生成する。駆動回路15は、駆動信号DRを入力して、主スイッチ素子1のオンオフを制御する第1の駆動信号Vg1と、整流スイッチ素子4のオンオフを制御する第2の駆動信号Vg2を生成する。駆動回路15は、駆動信号DRがハイレベルになると、第2の駆動信号Vg2をハイレベルからローレベルにして整流スイッチ素子4をターンオフし、第1の駆動信号Vg1をハイレベルからローレベルにして主スイッチ素子1をターンオンする。また、駆動回路15は、駆動信号DRがローレベルになると、第1の駆動信号Vg1をローレベルからハイレベルにして主スイッチ素子1をターンオフし、第2の駆動信号Vg2をローレベルからハイレベルにして整流スイッチ素子4をターンオンする。
以下、図1における実施の形態1のDC−DCコンバータについて、その動作を説明する。
まず、主スイッチ素子1がオンの時、入力側から主スイッチ素子1、インダクタ2を介して出力側に電流が流れ、インダクタ2にエネルギーが蓄積される。主スイッチ素子1の導通抵抗などを無視すると、この時のインダクタ電流ILは直線的に増加する。主スイッチ素子1のオン時間をTonとすると、インダクタ電流ILの増加量は、

ILの増加量=(Vi−Vo)×Ton/L

となる。
次に、主スイッチ素子1がオフの時、整流スイッチ素子4、インダクタ2を介して出力側に電流が流れ、インダクタ2のエネルギーが放出される。整流スイッチ素子4に発生する順方向電圧降下は整流手段がダイオードである場合に比べて小さく、整流損失は少ない。整流スイッチ素子4の導通抵抗などを無視すると、この時のインダクタ電流ILは直線的に減少する。主スイッチ素子1のスイッチング周期をTとすると、オフ時間は(T−Ton)であるから、インダクタ電流ILの減少量は、

ILの減少量=Vo×(T−Ton)/L

となる。
以上の動作を繰り返し、主スイッチ素子1のスイッチング動作によって増減するインダクタ電流ILは、平滑コンデンサ3の平滑作用によって平均化され、出力直流電流Ioとして平滑コンデンサ3から負荷6へ出力される。定常状態においては、インダクタ電流ILの増加量と減少量は等しいので、

(Vi−Vo)×Ton/L=Vo×(T−Ton)/L

を整理して、次の入出力関係式が得られる。

Vo=(Ton/T)×Vi=D×Vi ・・・(1)

ここで、Dは主スイッチ素子1のスイッチング周期Tに占めるオン時間Tonの割合(Ton/T)である。即ち、デューティ比Dを調整することによって、出力直流電圧Voを制御することができる。
次に、図1の主スイッチ素子1と整流スイッチ素子4を交互にオンオフさせる制御駆動回路10の動作について説明する。
まず、出力直流電圧Voが目標値に制御されている状態において、誤差増幅回路7で出力直流電圧Voを検出して目標値との誤差を誤差信号Veとして生成し、電流検出回路8で主スイッチ素子1からインダクタ2へ流れる電流に応じた電流検出信号Vcを生成し、誤差信号Veと電流検出信号Vcとを比較回路11で比較する。誤差信号Veより電流検出信号Vcが小さい場合、比較回路11の出力はハイレベルになり、ラッチ回路14はクロック信号Vckにかかわらず、リセット解除状態になる。このリセット解除状態において、クロック信号Vckが立ち上がるとラッチ回路14から駆動回路15へ入力される駆動信号DRをローレベルからハイレベルにする。
駆動信号DRがハイレベルになると、第2の駆動信号Vg2は整流スイッチ素子4をターンオフし、第1の駆動信号Vg1は主スイッチ素子1をターンオンする。主スイッチ素子1がオンの時、主スイッチ素子1を介して流れるインダクタ電流ILは増加していく。また、電流検出回路8からの電流検出信号Vcも同様に増加する。やがて電流検出信号Vcが誤差信号Veに達して上回ると、比較回路11は出力をローレベルに反転する。この時、クロック信号VckもローレベルであるとNORゲート13はハイレベルを出力し、ラッチ回路14をリセットする。するとラッチ回路14の出力する駆動信号DRはローレベルとなり、駆動回路15は主スイッチ素子1をターンオフして整流スイッチ素子4をターンオンする。
上記のように、クロック信号Vckの立上り時に整流スイッチ素子4をターンオフして主スイッチ素子1をターンオンし、電流検出信号Vcが誤差信号Veに達して上回ると、主スイッチ素子1をターンオフして整流スイッチ素子4をターンオンする動作を繰り返す。主スイッチ素子1のオン時間は誤差信号Veのレベルが低いほど短くなる。また、クロック信号Vckがハイレベルの間はNORゲート13によって比較回路11の出力は無視されるので、主スイッチ素子1のオン時間Tonは、クロック信号Vckのパルス幅が最小値となる。
図2は、図1の電圧検出回路9と発振回路12の詳細な構成を示す回路図であり、図3は電圧検出回路9と発振回路12の動作波形図である。図2において、電圧検出回路9は、出力直流電圧Voの目標値に相当する設定電圧Vr1を生成するツェナーダイオードやシャントレギュレータのようなクランプ回路90と、抵抗91と、抵抗91に発生する電圧Vdを出力するバッファ92と、抵抗93と抵抗94と演算増幅回路95と抵抗96とバッファ97と抵抗98と抵抗99からなる電圧−電流変換回路で構成される。抵抗93と抵抗94は直列に接続され、その接続点は演算増幅回路95の反転入力端子に接続され、抵抗94の他端は演算増幅回路95の出力に接続される。抵抗96は一端を演算増幅回路95の出力に接続され、他端が電圧検出回路9の出力となる。バッファ97は、抵抗96の他端即ち電圧検出回路9の出力を入力する。抵抗98と抵抗99は直列に接続され、その接続点は演算増幅回路95の非反転入力端子に接続され、抵抗98の他端はバッファ97の出力が接続され、抵抗99の他端は接地される。
以上の構成により、出力直流電圧Voが上昇し、クランプ回路90による設定電圧Vr1より大きくなると、バッファ92は出力直流電圧Voと設定電圧Vr1との差分の信号を検出電圧Vdとして出力する。電圧−電流変換回路は、抵抗93の一端に印加された検出電圧Vdを検出電流Idに変換する。抵抗93と抵抗94、抵抗98と抵抗99の抵抗値が等しく、抵抗96の抵抗値をRとすると、検出電流Idは次式のように表される。

Id=Vd/R ・・・(2)

また、図2において、発振回路12は、コンデンサ121に充電電流を供給するための定電流源120と、コンデンサ121にドレインが接続されてソースを電圧検出回路9の出力に接続されたNMOSトランジスタからなるスイッチ素子122と、コンデンサ121を放電するNMOSトランジスタからなるスイッチ素子123と、コンデンサ121の電圧Vcを第1の電圧VHと比較する比較器124と、コンデンサ121の電圧Vcを第2の電圧VL(<VH)と比較する比較器125と、比較器124の出力でセットされて比較器125の出力でリセットされるラッチ回路126とから構成される。ラッチ回路126の出力がクロック信号Vckであり、クロック信号Vckはスイッチ素子123を駆動する。また、ラッチ回路126の反転出力はスイッチ素子122を駆動する。
図3のT0より左側のように、出力直流電圧Voが設定電圧Vr1以下である通常動作時は、電圧検出回路9において検出電圧Vdはゼロであるので、検出電流Idも流れない(Id=0)。クロック信号Vckがローレベルの時、発振回路12は定電流源120からの充電電流でコンデンサ121の電圧Vcを上昇する。コンデンサ121の電圧Vcが第1の電圧VHに達すると、比較器124はハイレベルを出力し、ラッチ回路126をセットしてクロック信号Vckをハイレベルに切り替える。同時にスイッチ素子123をターンオンさせ、コンデンサ121を放電する。
コンデンサ121の電圧Vcが低下し、第2の電圧VLに達すると、比較器125はハイレベルを出力し、ラッチ回路126をリセットしてクロック信号Vckをローレベルに切り替える。同時にスイッチ素子123をターンオフさせ、再びコンデンサ121は定電流源120からの充電電流で充電を開始する。
このように、コンデンサ121は充電と放電を繰り返し、一定の周期で第1の電圧VHと第2の電圧VLを増減する三角波Vcと、三角波Vcの放電時間に相当するパルス幅を有するクロック信号Vckを生成する。
ここで、高入力電圧無負荷となって出力直流電圧Voを制御するためのオン時間が最小オン時間を下回ると出力直流電圧Voが上昇する。図3のT0より右側のように、出力直流電圧Voが設定電圧Vr1を上回ると、電圧検出回路9において検出電圧Vdが発生し、検出電流Idが発振回路12に入力される。クロック信号Vckがローレベルの時、スイッチ素子122がターンオンし、コンデンサ121への充電電流は、定電流源120からの充電電流から検出電流Idを差し引いた電流となる。出力直流電圧Voの上昇が大きいほど検出電流Idが大きくなり、コンデンサ121への充電電流が減少するので、三角波Vcが第1の電圧VHに達する充電時間が長くなる。
一方、コンデンサ121の電圧Vcが第1の電圧VHに達すると、比較器124はハイレベルを出力し、ラッチ回路126をセットしてクロック信号Vckをハイレベルに切り替える。同時にスイッチ素子123をターンオンさせ、コンデンサ121を放電する。コンデンサ121の電圧Vcが低下し、第2の電圧VLに達すると、比較器125はハイレベルを出力し、ラッチ回路126をリセットしてクロック信号Vckをローレベルに切り替える。このクロック信号Vckがハイレベルである期間、スイッチ素子122はオフ状態なので、スイッチ素子123によってのみコンデンサ121は放電される。即ち、主スイッチ素子1の最小オン時間は変わらない。
以上のように、本実施形態のDC−DCコンバータによれば、高入力電圧無負荷時に、出力直流電圧Voを制御するためのオン時間が最小オン時間以下となって出力直流電圧Voが上昇すると、クロック信号Vckのオフ時間即ち主スイッチ素子1のオフ時間が長くなる。その結果、スイッチング周期を長くしてデューティ比Dを低下させ、出力直流電圧Voの上昇を抑制することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2のDC−DCコンバータを説明する。
図4は本実施の形態2のDC−DCコンバータの構成を示す回路ブロック図である。なお、図1に示す実施の形態1のDC−DCコンバータと同じ構成要素については同じ番号を付与し、その説明は省略する。図4において、図1に示す実施の形態1のDC−DCコンバータと異なる構成は、出力直流電圧Voを検出する電圧検出回路9の代わりに、誤差信号Veを検出する電圧検出回路9aを有する点である。
本実施の形態2のDC−DCコンバータは、インダクタ電流ILのピーク値との比較によって主スイッチ素子1と整流スイッチ素子4のオンオフ制御の切替えを行なう。そのため、誤差信号Veが増加するとインダクタ電流ILのピーク値が増加し、誤差信号Veが減少するとインダクタ電流ILのピーク値が減少する。無負荷時のインダクタ電流のピーク値Ipは、

Ip=(Vi−Vo)×Ton/(2L)

で表されるが、このオン時間Tonが最小オン時間より小さいと、出力直流電圧Voが上昇していく。
そのため、誤差増幅回路7は上昇した出力直流電圧Voのために誤差電圧Veをさらに小さく出力する。そこで最小オン時間におけるインダクタ電流のピーク値に相当する誤差信号Veを切替え値として求め、この切替え値を誤差信号Veが下回ると、出力直流電圧Voが目標値を越えて上昇していると検出できる。
図5(a)は図4の電圧検出回路9aの詳細な回路図であり、図5(b)はその動作波形図である。図5(a)の電圧検出回路9aにおいて、抵抗93、抵抗94、演算増幅回路95、抵抗96、バッファ97、抵抗98及び抵抗99は、図2に示した実施の形態1のDC−DCコンバータの電圧検出回路9の電圧―電流変換回路と同じ構成である。
抵抗100と抵抗101は直列に接続され、抵抗100は他端に誤差信号Veが印加され、抵抗101の他端は抵抗93に接続される。102は演算増幅回路であり、反転入力端子に抵抗100と抵抗101の接続点が接続され、出力に抵抗101と抵抗93の接続点が接続される。抵抗103と抵抗104は入力直流電圧Viを分圧して電圧αViを基準信号として出力する。抵抗100と抵抗101の抵抗値が等しいとすると、演算増幅回路の出力である検出電圧Vdは、Vd=2αVi−Veとなる。誤差信号Veが2αVi以上の場合は、Vd=0になるものとする。
ここで、入力直流電圧Viと誤差信号Veとの差分が取られる切替え値は、入力直流電圧Viを抵抗103と抵抗104で分圧(分圧比α)することによって2αViに設定した。これは上述のIpの式で示したように、高入力ほどIpも高くなり、即ち高入力ほど切替え値も高くする必要があるからである。本実施の形態では単に抵抗分圧としたが、出力直流電圧Voの目標値に相当する定電圧源回路を抵抗103と直列に接続することなどによって、切替え値をより高精度に入力補正することができる。
図5(b)のT0より左側のように、誤差信号Veが2αVi以上である通常動作時は、電圧検出回路9aにおいて検出電圧Vdはゼロであるので、検出電流Idも流れない(Id=0)。従って、本実施形態のDC−DCコンバータの動作は実施の形態1と同様となる。
次に、高入力電圧無負荷となって出力直流電圧Voが上昇し、図5(b)のT0より右側のように、誤差信号Veが低下して2αViを下回ると、検出電圧Vdが発生する。誤差信号Veが低下するほど検出電圧Vdは大きくなり、電圧−電流変換により検出電流Idも大きくなる。
それ以後は、実施の形態1のDC−DCコンバータと同様の動作をして、クロック信号Vckのオフ時間即ち主スイッチ素子1のオフ時間が長くなることによって、スイッチング周期を長くしてデューティ比Dを低下させ、出力直流電圧Voの上昇を抑制することができる。
なお、上記の各実施の形態として、降圧モードのDC−DCコンバータを例に挙げ説明してきたが、本発明は降圧コンバータに限定したものではなく、同期整流回路を有しインダクタ電流や主スイッチ素子の電流ピーク値を検出し調整することによって出力直流電圧Voを制御するDC−DCコンバータで、軽負荷時に整流用スイッチ素子に逆流電流を許す連続動作モードを維持するすべてのスイッチングコンバータに適用することが可能である。
本発明のDC−DCコンバータは、高入力電圧無負荷条件での主スイッチ素子の最小オン時間の確保という制約がなく、スイッチング周波数の高周波数化ができ、LC部品を小型化するとともに高速応答性を向上することができるもので、各種電子回路に安定な直流電圧を供給する電源回路等に有用である。
本発明の実施の形態1のDC−DCコンバータの構成を示す回路ブロック図 同実施の形態1のDC−DCコンバータにおける電圧検出回路と発振回路の詳細回路図 同実施の形態1のDC−DCコンバータにおける電圧検出回路と発振回路の動作波形図 本発明の実施の形態2のDC−DCコンバータの構成を示す回路ブロック図 同実施の形態2のDC−DCコンバータにおける電圧検出回路の詳細回路図および動作波形図 従来例1のDC−DCコンバータの構成を示す回路図およびインダクタ電流の波形図 従来例2のDC−DCコンバータの構成を示す回路図およびインダクタ電流の波形図 従来例3のDC−DCコンバータの構成を示す回路ブロック図
符号の説明
1 主スイッチ素子
2 インダクタ
3 平滑手段
4 整流スイッチ素子
6 負荷
7 誤差増幅回路
8 電流検出回路
9 電圧検出回路
9a 電圧検出回路
10 制御駆動回路
11 比較回路
12 発振回路
13 NORゲート
14 ラッチ回路
15 駆動回路
21 主スイッチ素子
22 インダクタ
23 平滑手段
24 整流スイッチ素子
25 比較器
26 出力負荷
27 誤差増幅回路
28 電流検出回路
29 比較回路
30 発振回路
31 NORゲート
32 ラッチ回路
33 駆動回路
90 クランプ回路
91 抵抗
92 バッファ
93 抵抗
94 抵抗
95 演算増幅回路
96 抵抗
97 バッファ
98 抵抗
99 抵抗
120 定電流源
121 コンデンサ
122 スイッチ素子
123 スイッチ素子
124 比較器
125 比較器
126 ラッチ回路

Claims (5)

  1. 入力直流電圧が供給され交互にオンオフ動作する主スイッチ素子および整流スイッチ素子と、
    前記主スイッチ素子のオン時に前記入力直流電圧によるエネルギーを蓄積し、前記主スイッチ素子のオフ時に前記蓄積したエネルギーを出力側へ放出するインダクタと、
    前記整流スイッチ素子によって整流された前記インダクタの電圧または電流を平滑して出力直流電圧を負荷に供給する平滑手段と、
    前記出力直流電圧と目標値との誤差を増幅した誤差信号を生成する誤差増幅回路と、
    前記出力直流電圧に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記目標値との差分に対応する電圧検出信号を生成する電圧検出回路と、
    前記主スイッチ素子のオン時における前記インダクタの電流を検出して電流検出信号を生成する電流検出回路と、
    前記誤差信号と前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて、前記主スイッチ素子および前記整流スイッチ素子をオンオフ制御する制御駆動回路とを備え、
    前記制御駆動回路は、前記電流検出信号が前記誤差信号を上回ると前記主スイッチ素子をターンオフするとともに、前記電圧検出信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きいほど前記主スイッチ素子のスイッチング周期を長くする
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 請求項1記載のDC−DCコンバータであって、
    前記電圧検出回路は、
    前記出力直流電圧の目標値に相当する設定電圧を生成するクランプ回路と、
    前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記設定電圧との差分を増幅して前記電圧検出信号を生成する増幅回路とを有する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 入力直流電圧が供給され交互にオンオフ動作する主スイッチ素子および整流スイッチ素子と、
    前記主スイッチ素子のオン時に前記入力直流電圧によるエネルギーを蓄積し、前記主スイッチ素子のオフ時に前記蓄積したエネルギーを出力側へ放出するインダクタと、
    前記整流スイッチ素子によって整流された前記インダクタの電圧または電流を平滑して出力直流電圧を負荷に供給する平滑手段と、
    前記出力直流電圧と該目標値との誤差を増幅した誤差信号を生成する誤差増幅回路と、
    前記誤差増幅回路からの誤差信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きい場合に、前記出力直流電圧と前記目標値との差分に対応する電圧検出信号を生成する電圧検出回路と、
    前記主スイッチ素子のオン時における前記インダクタの電流を検出して電流検出信号を生成する電流検出回路と、
    前記誤差信号と前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて、前記主スイッチ素子および前記整流スイッチ素子をオンオフ制御する制御駆動回路とを備え、
    前記制御駆動回路は、前記電流検出信号が前記誤差信号を上回ると前記主スイッチ素子をターンオフするとともに、前記電圧検出信号に基づいて、前記出力直流電圧が前記目標値より大きいほど前記主スイッチ素子のスイッチング周期を長くする
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 請求項3記載のDC−DCコンバータであって、
    前記電圧検出回路は、
    前記入力直流電圧に応じた基準信号を生成する信号源回路と、
    前記出力直流電圧が目標値より大きい場合に、前記誤差信号と前記基準信号との差分を増幅して前記電圧検出信号を生成する増幅回路とを有する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のDC−DCコンバータであって、
    前記制御駆動回路は、容量性素子に所定の充放電電流を供給し、該充放電時定数によって前記主スイッチ素子のスイッチング周期もしくはオフ時間を設定する発振回路を有し、
    前記発振回路は、前記電圧検出信号に基づいて前記容量性素子への充放電電流を調整して前記スイッチング周期もしくはオフ時間を設定する
    ことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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