JP2007156280A - 音響再生装置、音響再生方法および音響再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者に対して、違和感などの不自然さを一切与えることなく、常時、自己の動作と一体感が得られるように音楽などの音声を再生できるようにする。
【解決手段】運動情報センサ24、運動情報解析回路23を通じて使用者の動作テンポを検出し、この動作テンポに応じたテンポの音楽データを制御部10が音楽情報記憶装置部21の記録媒体から検索して再生するようにする。使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データが検索できなかった場合には、制御部10は、音楽再生データ生成装置部22を制御して、使用者の動作テンポに応じたテンポのビープ音、MIDI音、自動生成する音楽データの内のいずれかを再生するようにする。
【選択図】図1
【解決手段】運動情報センサ24、運動情報解析回路23を通じて使用者の動作テンポを検出し、この動作テンポに応じたテンポの音楽データを制御部10が音楽情報記憶装置部21の記録媒体から検索して再生するようにする。使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データが検索できなかった場合には、制御部10は、音楽再生データ生成装置部22を制御して、使用者の動作テンポに応じたテンポのビープ音、MIDI音、自動生成する音楽データの内のいずれかを再生するようにする。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば、ハードディスクプレーヤ、MD(Mini Disc(登録商標))プレーヤ、音楽データ再生機能付き携帯情報端末などの音響を再生する機能を備えた装置、音響を再生する装置において用いられる方法、プログラムに関する。
近年、小型化、軽量化された携帯型音響再生装置の普及にともなって、これまでになかった場面で音楽が聴かれるようになってきている。例えば、携帯型音響再生装置を屋外に持ち出し、歩きながら音楽を聴いたり、あるいは、健康維持、健康増進、ダイエットなどの目的で行うジョギング、ウォーキングなどのスポーツを行う際などにおいて音楽を聞いたりすることが広く行われている。
この場合、再生される音楽のテンポと使用者の動作(例えば、歩行、ジョギング、ウォーキングなどの運動)のテンポが一致する時に動作と音楽の一体感が得られる。このため、再生される音楽のテンポと使用者の動作のテンポがずれたり、使用者の動作のテンポが急に変化したりした場合にも動作と音楽の一体感が得られるように使用者の動作のテンポを検出し、動作のテンポの変化に応じて再生する音楽のテンポを変化させる装置が考えられている。
例えば、後に記す特許文献1には、使用者が身体に装着した検出器により、動作にともなう振動や歩行のステップデータから動作あるいは歩行のペースを求めて、その変化に応じて音楽の再生テンポを変化させる装置が開示されている。このような装置を用いることにより、再生される音楽に合わせて、無理なく運動を継続したり、効率よく運動を行うことができたりするなどのことができるようにされる。
なお、上述した特許文献1は、以下の通りである。
特開2005−156641号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の発明は、使用者の動作テンポに合わせて、再生している音楽の再生テンポを変化させるものであり、常に、音楽の再生テンポを使用者の動作テンポに追従させることができる。しかし、再生している音楽の再生テンポを変化させるために、変化の開始から終了までの過渡的なテンポの音楽が使用者に提供されてしまう場合がある。また、再生される音楽は、一般に既成のものであるので、中には再生テンポの変化に不向きなものもあると考えられる。
以上のことに鑑み、この発明は、使用者に対して、違和感などの不自然さを一切与えることなく、常時、自己の動作と一体感が得られるように音楽などの音声を再生できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の音響再生装置は、
使用者の動作テンポを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検索する検索手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出された場合に、検出された当該音楽データを再生する第1の再生手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出されなかった場合に、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音を生成するようにする音生成手段と、
前記音生成手段により生成された音を再生するようにする第2の再生手段と
を備えることを特徴とする。
使用者の動作テンポを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検索する検索手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出された場合に、検出された当該音楽データを再生する第1の再生手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出されなかった場合に、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音を生成するようにする音生成手段と、
前記音生成手段により生成された音を再生するようにする第2の再生手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明の音響再生装置によれば、使用者の動作テンポ(動作の速度)が検出手段により検出され、この検出された動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検索手段により検索される。そして、検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出された場合には、この検出された音楽データが第1の再生手段により再生される。
また、検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出できなかった場合には、音生成手段により、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音が生成するようにされ、この生成するようにされた所定の音が第2の再生手段によって再生するようにされる。
これにより、原則として、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検索されて再生されるので、使用者に対して、違和感などの不自然さを一切与えることなく、動作と一体感が得られるように音楽を再生することができるようにされる。また、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出できなかった場合であっても、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの所定の音が生成するようにされ、これが再生されるので、常時、使用者に対して、違和感などの不自然さを一切与えることなく、動作と一体感が得られるように何らかの音を再生して提供することができるようにされる。
この発明によれば、日常生活での歩行や運動の目的で行うウォーキング、ジョギング、ダッシュなどをする際に、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽を再生し、使用者の動作と再生される音楽との一体感が得られるようにすることができる。そして、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内の音楽データが存在しない場合であっても、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内となる所定の音を生成して再生することができるので、常に、使用者の動作と一体感が得られるように何らかの音を再生し、これを使用者に提供することができる。
以下、図を参照しながら、この発明による装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による装置、方法、プログラムを、例えば、携帯型ハードディスクプレーヤ、携帯型MD(Mini Disc(登録商標))プレーヤ、音楽データ(楽曲データ)の再生機能を備えた携帯電話端末などの携帯型の音響再生装置(音楽再生装置)に適用した場合を例にして説明する。
[音響再生装置の構成について]
図1は、この実施の形態の音響再生装置を説明するためのブロック図である。この実施の形態の音響再生装置は、上述もしたように、携帯型のものであり、小型化、軽量化が図られ、衣服のポケットなどに収納するなどして気軽に持ち運んで利用することができるものである。したがって、ウォーキングやジョギングといった運動をしながら音楽を再生して聴取する場合に用いて好適なものである。
図1は、この実施の形態の音響再生装置を説明するためのブロック図である。この実施の形態の音響再生装置は、上述もしたように、携帯型のものであり、小型化、軽量化が図られ、衣服のポケットなどに収納するなどして気軽に持ち運んで利用することができるものである。したがって、ウォーキングやジョギングといった運動をしながら音楽を再生して聴取する場合に用いて好適なものである。
図1に示すように、この実施の形態の音響再生装置は、制御部10、音楽情報記憶装置部21、音楽再生データ生成装置部22、運動情報解析回路23、運動情報センサ24、音声信号出力処理部31、スピーカ32、表示回路33、表示部34、キー操作部41、マイクロホン(図1においてはマイクと記載。)42、音声信号入力処理部43、外部端子51、I/F(インターフェース)52、記憶装置部53、通信I/F61、送受信回路62、送受信アンテナ63を備えたものである。
制御部10は、この音響再生装置の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13が、CPUバス14を通じて接続されて構成されたものである。ここで、CPU11は、プログラムを実行し、これに応じて生成される制御信号を各部に供給することによって各部を制御することができるものであり、制御の主体となるものである。ROM12は、CPU11によって実行される種々のプログラムや処理に必要となる種々のデータなどを記憶保持するものである。また、RAM13は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域(ワークエリア)として用いられるものである。
音楽情報記憶装置部21は、記録媒体に記録されている音楽データを読み出したり、記録媒体に対して音楽データを書き込んだりする処理を行う装置部分である。記録媒体には、ハードディスク、MD(Mini Disc(登録商標))などの光磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、半導体メモリ、半導体メモリが用いられて形成されたICカードメモリ、磁気テープなどの種々のものがあり、記録媒体が例えばハードディスクの場合には、音楽情報記憶装置部21はハードディスクドライブに相当し、記録媒体が光ディスクの場合には、音楽情報記憶装置部21は光ディスクドライブに相当する。なお、この実施の形態において、音楽情報記憶装置部21は、例えば、ハードディスクドライブであるものとして説明する。
音楽再生データ生成装置部22は、制御部10からの制御に応じて、再生する音楽データ(楽曲データ)についての種々の処理を行うものである。具体的には後述もするが、音楽情報記憶装置部21に記憶されている複数の音楽データの中から再生する音楽データを検索して選択したり、再生する音楽データの再生順序を決定したり、予め用意されているパラメータを用いて再生する音楽データを自動生成したりするなどの処理を行う部分である。
運動情報解析回路23は、制御部10等からの制御に応じて、使用者の運動に関する解析処理等を行う部分である。具体的には、運動情報センサ24からの検出出力の供給を受けてこれを解析し、使用者の動作テンポ(運動テンポ)を検出するなどの処理を行う部分である。
なお、図1において、二重線のブロックで示した音楽再生データ生成装置部22、運動情報解析回路23の機能は、制御部10において実行されるプログラムによっても実現することができる。すなわち、音楽再生データ生成装置部22、運動情報解析回路23の機能は、制御部10の機能して実現することも可能である。
運動情報センサ24は、加速度センサ、振動センサ、ショックセンサ、圧力センサなどの種々のセンサの内の1つ以上を用いて、使用者が運動を行っている場合に(動作している場合に)、これを検出することができるものである。これらの検出出力が、上述もしたように、運動情報解析回路23に供給され、使用者の運動(動作)テンポが検出される。
音声信号出力処理部31は、この実施の形態の音響再生装置においては、制御部10を通じて供給される再生対象の音声データ(音楽データ等)の供給を受けて、これをD/A(Digital/Analog)変換するなどして出力用のアナログ音声信号を形成するものである。音声信号出力処理部31からのアナログ音声信号は、スピーカ32に供給され、スピーカ32からは、これに供給されたアナログ音声信号に応じた音声が放音するようにされる。
なお、図示しないが、音声信号出力処理部31には、音声出力端子が接続するようにされており、これにヘッドホンやイヤホンが接続された場合には、音声信号出力処理部31からのアナログ音声信号が当該音声信号出力端子を通じて、これに接続されたヘッドホンやイヤホンに供給され、ヘッドホンやイヤホンを通じて再生音声を聴取することもできるようにされる。このように、音声出力端子にヘッドホンやイヤホンが接続されている場合には、スピーカ32からは再生音声は放音しないようにされる。
表示回路33は、制御部10からの制御に応じて、表示部34の表示画面に表示する画像を形成するものである。この場合、表示部34は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示素子が用いられたものであり、比較的に大きな表示画面を備え、種々の情報を表示することができるものである。この表示部34の表示画面には、制御部10の制御に応じて、操作ガイダンス、エラーメッセージ、再生音楽のタイトル、その他の種々の文字情報や画像情報等が表示するようにされる。
キー操作部41は、複数の操作キーやファンクションキーを備え、音楽再生の開始や終了、再生する音楽の選択など、この音響再生装置に対して与えるべき指示や情報等の入力を受け付ける部分である。また、マイクロホン42は、音声を収音して、これを電気信号に変換して取り込むものである。マイクロホン42によって収音された音声に応じたアナログ音声信号は、音声信号入力処理部43に供給され、ここでA/D(Analog/Digital)変換などが施され、制御部10を通じて音楽情報記憶装置部21の記録媒体に記録するなどのことができるようにされる。
外部端子(外部入出力端子)51は、外部機器との接続端子であり、例えば、他の音響再生装置から音楽データ等の供給を受けて、これを取り込むようにしたり、逆に、この実施の形態の音響再生装置から他の外部機器に音楽データを供給したりすることができるようにしている。なお、I/F52は、外部端子を通じて供給を受けたデータをこの実施の形態の音響再生装置に取り込んで、これを処理することができる形式のデータに変換したり、逆に、他の機器に出力すべきデータから出力可能な形式のデータに変換したりするなどの処理を行うものである。
記憶装置部53は、後述もするが、保存しておくべきデータ、例えば、再生された音楽データの識別情報、その音楽データの特性情報、使用者の動作テンポ等の種々の情報を記憶保持することができるものである。また、この記憶装置部53に音楽データを記憶させるようにするなどのことももちろん可能である。
なお、記憶装置部53は、上述した音楽情報記憶装置部21と同様に、記録媒体に記録されている種々のデータを読み出したり、記録媒体に対して種々のデータを書き込んだりする処理を行う装置部分である。記録媒体には、ハードディスク、MD(Mini Disc(登録商標))などの光磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、半導体メモリ、半導体メモリが用いられて形成されたICカードメモリ、磁気テープなどの種々のものがあり、記録媒体が例えばハードディスクの場合には、記憶装置部53はハードディスクドライバに相当し、記録媒体が光ディスクの場合には、記憶装置部53は光ディスクドライバに相当する。なお、この実施の形態において、記憶装置部53は、例えば、ICカードメモリドライブであるものとして説明する。
また、この実施の形態の音響再生装置は、通信I/F(インターフェース)61を備え、例えば、インターネットなどのネットワーク100に接続して、インターネット上の音楽データベースから目的とする音楽データやその音楽データのタイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポなどの特性情報等を取得したり、また、インターネットを通じて目的とする相手先に種々の要求や情報を送信したりすることができるようにしている。
また、送受信回路62、送受信アンテナ63を通じて、例えば、無線LAN(Local Area Network)などに接続することによって、音楽データやその特性情報等を取得したり、無線LANに接続された他の機器に対して要求や情報を送信したりすることもできるようにしている。
そして、キー操作部41を通じて受け付ける使用者からの指示入力に応じて、制御部10は各部を制御し、通信I/F61、あるいは、外部端子51及びI/F51、あるいは、送受信回路62及び送受信アンテナ63を通じて供給を受ける音楽データやその音楽データの特性情報等を、制御部10を通じて音楽情報記憶装置部21の記録媒体に記録することができるようにされている。
そして、通常は、音楽情報記憶装置部22に音楽データとして記憶保持されている楽曲の一覧表(楽曲リスト)が、制御部10によって形成され、これが表示回路33を通じて表示部34の表示画面に表示され、その表示された音楽の一覧表示の中から、キー操作部41を通じて再生する音楽データを選択することにより、その音楽データを再生することができるようにされる。
この場合、制御部10は、キー操作部41を通じて受け付けた音楽データの選択情報を含む再生指示に応じて、音楽情報記憶装置部21から目的とする音楽データを読み出し、これを音声信号出力処理部31に供給する。このように、音声信号出力処理部31に音楽データが供給されると、上述もしたように出力用のアナログ音声信号が形成され、スピーカ32、あるいは、図示しない外部出力端子に接続されたヘッドホンやイヤホンを通じて音楽データに応じた音楽を聴取することができるようにしている。
そして、この実施の形態の音響再生装置においては、例えば、キー操作部41を通じて使用者の動作テンポに応じて音楽を再生することの指示入力を受け付けると、制御部10は、運動情報解析回路23を制御し、運動情報センサ24により取得した使用者の動作情報を運動情報解析回路23において解析することにより、当該使用者の動作テンポを検出する。
制御部10は、音楽再生データ生成装置部22を制御して、運動情報解析回路23において検出された使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを音楽情報記憶装置部21の記録媒体に格納されている音楽データから検索する。この場合、例えば、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に記録されている再生可能な音楽データの一覧リストである楽曲情報に基づいて、目的とするテンポの音楽データを検索する。
図2は、この実施の形態の音響再生装置において、例えば、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に作成される楽曲リストの一例を説明するための図である。楽曲リストは、上述もしたように、音楽情報記憶装置部21の記憶媒体に蓄積され、この音響再生装置において再生可能とされた音楽データの一覧リストであり、図2に示すように、タイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ、その他などの情報からなるものである。
ここで、タイトルは、音楽データを再生することにより得られる楽曲の題名を意味し、ここでは各音楽データの識別子としての役割をも有するものである。ジャンルは、図2に示すように、ポップス、HIP−HOP(ヒップ・ホップ)、J−POP(日本のポップミュージック)、R&B(リズム・アンド・ブルース)、…などのように音楽データを再生することにより得られる楽曲の種類を示すものである。長さ(再生時間)は、その音楽データの再生時間を示し、曲テンポは、音楽データの再生時の速さであり、1分間あたりの拍の数(BPM:Beat Per Minutes)である。また、その他の情報として、アーチスト名、発売年月日、他の識別番号などの音楽データに関する種々の情報を管理することもできるようにしている。
なお、楽曲リストを構成するタイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ等の情報は、CD(Compact Disc)等に音楽データと共に記録されて提供されるものを用いたり、あるいは、インターネット上の音楽情報データベースに開示されているものをダウンロードしてきて(取得して)用いたりすることになる。
例えば、外部端子に接続されたCDプレーヤなどの外部機器から音楽データの供給を受けて、これを音楽情報記憶装置部21の記録媒体に記録する場合には、音楽データと共に、その音楽データに付随するタイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ等の情報の提供を受けた場合には、これを用いて楽曲リストを形成することができる。
また、音楽データと共にタイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ等の情報が提供されない場合には、通信I/F61を通じてインターネットに接続し、インターネット上に設けられている音楽情報データベースにアクセスして、タイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ等の必要な情報を取得して(ダウンロードしてきて)これを用いて楽曲リストを形成することができる。
また、取得して音楽情報記憶装置部21の記録媒体に記録する音楽データを解析することによって、その音楽データの曲テンポを取得し、これを用いるようにしてもよい。なお、この場合の音楽データの解析は、制御部10において行ってもよいし、音楽再生データ生成装置部22において行うようにしてもよい。
なお、楽曲リストは、図2に示したように、音楽データ毎に、タイトル、ジャンル、長さ(再生時間)、曲テンポ、その他の情報からなるものとして説明したが、これに限るものではない。この実施の形態においては、少なくとも、各音楽データを識別するための識別情報と各音楽データについての曲テンポとを対応付けた情報があればよい。また、各音楽データの識別情報は、タイトルに限るものではない。楽曲毎の識別情報としては、例えば、ISRC(International Standard Recording Code)のように、楽曲毎に固有の情報となる予め付与された情報を用いるようにしてもよい。
そして、音楽再生データ生成装置部22は、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に作成されている図2に示したような楽曲リストを参照し、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポ(曲テンポ)の音楽データを検索する。ここで、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内という場合の「所定範囲」は、予め決められるものであり、使用者によって変更することもできるようにされるものである。例えば、使用者の動作テンポとの差が±5以内などのように設定される。
この場合において、使用者の動作テンポが、例えば、「110」であれば、目的とする音楽データの曲テンポは、差が±5であるので、「105」以上「115」以下の範囲、すなわち、「105≦曲テンポ≦115」の範囲となる。この例に従えば、図2に示した楽曲情報の場合には、再生すべき音楽データ(楽曲)として曲Cのみが検索(検出)されることになる。
もちろん、使用者の動作テンポとの差の範囲は、±10以内、±9以内、±8以内など、適宜の範囲を設定することが可能である。また、使用者の動作テンポと一致するテンポの音楽データを検出するように、使用者の動作テンポとの差が±0と設定するようにすることも可能である。また、−10以上+5以下というように、マイナス側の範囲とプラス側の範囲とを異ならせるようにすることも可能である。
そして、このようにして音楽再生データ生成装置22において検索された音楽データは、音楽情報記憶装置部21の記録媒体から読み出され、音声信号出力処理部31に供給され、ここでデコード処理されるともに、スピーカ24に供給する形式のアナログ音声信号に変換され、これがスピーカ24に供給される。これにより、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データに応じた音楽がスピーカ24から放音され、使用者はこれを聞きながら、運動を行うなどのことができるようにされる。
また、この実施の形態の音響再生装置においては、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データが検出できなかった場合には、例えば、通信I/Fを通じてインターネットなどの高域ネットワークに接続された音楽データベースにアクセスし、目的とするテンポの音楽データをダウンロードしてきて、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に、あるいは、記録装置部53の記録媒体に格納して、これを再生することもできるようにされている。
さらに、使用者の動作テンポに応じた音楽データが検出できなかった場合には、使用者の動作テンポに応じたテンポのビープ(Beep)音を放音したり、使用者の動作テンポに応じたテンポのMIDI音を放音したり、あるいは、自動生成した音楽データを再生して使用者の動作テンポに応じたテンポの楽曲を放音したりすることができるようにしている。
すなわち、この実施の形態の音響再生装置は、検出した使用者の動作テンポに応じた音楽データが存在しない場合には、ビープ音やMIDI音や自動生成した音楽データに応じた楽曲などを使用者の動作テンポに応じたテンポで提供することによって、使用者が自己の動作と一体感が得られる音声を常時提供できるようにしている。
なお、ビープ(Beep)音は、警告音などに用いられるいわゆる発信音や信号音であり、比較的に簡単に放音可能なものである。
また、「使用者の動作テンポに応じたテンポ」という文言は、使用者の動作テンポに一致するテンポを含み、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポを意味するものである。従って、使用者の動作テンポと一致するテンポ、使用者の動作テンポよりやや遅いテンポ、使用者の動作テンポよりやや速いテンポ等のビープ音あるいはMIDI音あるいは音声データを生成して出力することも含まれる。
また、使用者の運動テンポに応じた音楽データが存在しない場合において、ビープ音と、MIDI音と、自動生成した音声データに応じた楽曲とのいずれを放音するかは、例えば、製造時において用いる音声を予め決めたり、あるいは、使用者が選択したりすることにより決められる。
例えば、音響再生装置をできるだけ安価に構成したい場合には、使用者の運動テンポに応じた音楽データが存在しない場合においては、ビープ音かMIDI音を放音するように構成する。また、できるだけ機能を充実させたい場合には、使用者の運動テンポに応じた音楽データが存在しない場合においては、自動生成した音声データに応じた楽曲を放音するように構成したり、あるいは、ビープ音とMIDI音と自動生成した音楽データに応じた楽曲との3つの中から使用者が選択できるように構成したりすればよい。
また、この実施の形態の音響再生装置は上述もしたように携帯型のものであり、その電源は電池を用いているので、電池の残容量をチェックし、残容量が所定値以下になった場合には、ビープ音を用いるようにし、残容量に余裕がある場合には自動生成した音声データを用いるというように、機器側において、用いる音を自動的に選択するように構成することも可能である。
このように、この実施の形態の音響再生装置は、従来からの携帯型ハードディスクプレーヤ、携帯型MDプレーヤ、半導体メモリプレーヤなどと同様に、記録媒体に記録されている音楽データの中から楽曲リストを通じて指定された音楽データを再生することができると共に、使用者が、ウォーキング、ジョギング、ランニングなどの運動を行う場合には、使用者の動作テンポを検出し、この検出した使用者の動作テンポに応じた楽曲を検索して再生することができるものである。
そして、使用者の動作テンポに応じた音楽データが存在しなかった場合には、当該使用者の動作テンポに応じたテンポで、ビープ音、MIDI音、自動生成した音楽データに応じ楽曲の内のいずれかを放音することができるものである。
[音響再生装置の動作の詳細について]
図3は、使用者の動作テンポを検出し、これに応じたテンポの何らかの音声を放音するようにされた場合の動作について説明するためのフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、キー操作部41を通じて使用者の動作テンポに応じて音楽(楽曲)を再生することの指示入力を受け付けた場合に、主に制御部10において実行されるものである。
図3は、使用者の動作テンポを検出し、これに応じたテンポの何らかの音声を放音するようにされた場合の動作について説明するためのフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、キー操作部41を通じて使用者の動作テンポに応じて音楽(楽曲)を再生することの指示入力を受け付けた場合に、主に制御部10において実行されるものである。
まず、制御部10は、キー操作部41を通じて使用者の動作テンポに応じて音楽を再生することの指示入力を受け付けると、運動情報解析回路23を制御し、運動情報センサ24からの検出出力を取得する(ステップS101)。そして、制御部10は、運動情報解析回路23を制御し、運動情報センサ24からの検出出力を解析することにより、当該使用者の動作テンポを算出する(ステップS102)。
上述もしたように、運動情報センサ24は、加速度センサ、振動センサ、ショックセンサ、圧力センサなどによって構成されるものであり、運動情報解析回路23は、運動情報センサ24からの検出出力(検出波形)のピーク値の周期を検出したり、検出出力の自己相関を算出してその周期性を検出したり、あるいは、周波数スペクトラム解析を行って、その周期性を検出したりすることによって、使用者の動作テンポを検出する。もちろん、この他の方式を用いて、使用者の動作テンポを検出するようにしてもよい。
そして、動作テンポは、具体的には、上述もしたように、動作の速度であって、例えば、使用者の動作がウォーキングやランニングなどの場合には、1分間あたりの歩数であるし、動作がジャンプの場合には、1分間当たりのジャンプの回数であるというように、1分間当たりの動作の数になる。
そして、制御部10は音楽再生データ生成装置部22を制御して、運動情報解析回路23において算出された使用者の動作テンポに基づき、図2を用いて説明したように、例えば、音楽情報記憶装置部21の記録媒体に作成されている楽曲リストを参照して、動作テンポに応じたテンポの楽曲(音楽データ)を検索する(ステップS103)。
このステップS103の検索処理においては、上述もしたように、例えば、使用者の動作テンポの±5の範囲に属する曲テンポの音楽データを検索するというように、使用者の動作テンポとの差が予め決められた範囲内となる曲テンポの音楽データを検索する処理である。もちろん、使用者の動作テンポと同一の曲テンポの音楽データを検索したり、使用者の動作テンポと同一以上「+5」以下の曲テンポの音楽データを検索したり、使用者の動作テンポと同一以下「−5」以上の曲テンポの音楽データを検索したりするなどのことも可能である。このような範囲指定は、キー操作部41を通じて変更することができるようにされる。
そして、制御部10は、使用者の動作テンポに応じたテンポの楽曲が検出できたか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104の判断処理において、使用者の動作テンポに応じたテンポの楽曲が検出できたと判断したときには、ステップS103の検索処理において、使用者の動作テンポに応じた曲テンポの音楽データとして見つかったものを、音声信号出力処理部31に供給し、再生してスピーカ32を通じて出力(放音)する(ステップS105)。
なお、ステップS103において、使用者の動作テンポに応じた曲テンポの音楽データが複数見つかった場合、ステップS105において制御部10は、予め決められた順序で再生する音楽データ(楽曲)を決定し、これを再生するようにする。具体的には、曲テンポが使用者の動作テンポに近い順、あるいは、予め決められたジャンル順、あるいは、再生時間の短い順、タイトルの50音順などのように、予め決められた順番に従って、再生する音楽データを決定すればよい。もちろん、再生可能な音楽データのそれぞれに対して優先順位を予め設定しておき、これに従うようにしたり、後述もするが、再生した音楽データの識別情報を履歴情報として保持しておき、過去に再生されていないものを優先して再生したりするなど、種々の方式を用いることができる。
ステップS104の判断処理において、使用者の動作テンポに応じたテンポの楽曲が検出できなかったと判断したときには、制御部10は、音声再生データ生成装置部22を制御し、ビープ音、MIDI音、自動生成した音楽データに応じた楽曲の内の選択されたいずれか1つを再生する処理を行う(ステップS106)。
具体的には、例えば、ビープ音を再生する場合には、制御部10は、音楽再生データ生成装置部22を制御して、ステップS102において検出した使用者の動作テンポに応じたテンポでビープ音を放音するための情報を形成し、これを音声信号出力処理部31に供給することにより、使用者の動作テンポに応じたテンポでビープ音(例えば、ピッピッという音)を放音する。
また、MIDI音を再生する場合には、制御部10は、音楽再生データ生成装置部22を制御して、ステップS102において検出した使用者の動作テンポに応じたテンポでMIDI音を放音するためのMIDI音データを形成し、これを音声信号出力処理部31に供給することにより、使用者の動作テンポに応じたテンポでMIDI音(例えば、ドラムのドンドンという音)を放音する。
また、自動生成した音声データに応じた楽曲を再生する場合には、詳しくは後述するが、制御部10は、例えば、音楽情報記憶装置部21の記録媒体や記憶装置部53の記憶媒体に記憶保持されている楽曲生成用パラメータファイルのパラメータと予め用意された音源データとを用いて、使用者の動作テンポに応じた曲テンポの音楽データを自動的に生成し、これを音声信号出力処理部31に供給することにより、自動的に生成した音楽データに応じた楽曲(音楽)を使用者の動作テンポに応じたテンポで再生して放音する。
なお、ビープ音と、MIDI音と、自動生成された音楽データに応じた楽曲の内のどれを再生するかを示す情報は、例えば、使用開始前において、予めユーザによりキー操作部41を介して入力され、記憶装置部53の記録媒体、あるいは、この実施の形態の音響再生装置が備える不揮発性メモリ(図示せず)などに記憶保持され用いられることになる。
そして、ステップS105の処理において所定時間分音楽データを再生した後、または、ステップS106において、指示された音声を所定時間分発生させる処理の後においては、制御部10は、例えば、運動情報センサ24からの検出出力の供給を受ける運動情報解析回路23を制御し、使用者の動作(運動)が停止したり、あるいは、再生の停止指示入力を受け付けたりするなどの所定の終了イベントが発生したか否かを判断する(ステップS107)。
ステップS107の判断処理において、まだ終了イベントは発生していないと判断したときには、ステップS101からの処理を繰り返し、使用者についての新たに算出する動作テンポに応じて、再生する音楽データの検索処理等が行われることになる。また、ステップS107の判断処理において、所定の終了イベントが発生したと判断したときには、制御部10は、図3に示す処理を終了する。
なお、ステップS107においては、運動情報センサ24からの検出出力の供給を受ける運動情報解析回路23を制御し、使用者の動作テンポが前回検出した動作テンポとの間で予め決められた分だけ差が生じた場合において、ステップS101からの処理を繰り返すようにすることも可能である。
[音楽データの自動生成について]
次に、ステップS106において、音楽データを自動生成して用いる場合の処理について具体的に説明する。図4は、音楽データを自動生成する場合に参照する楽曲生成用パラメータファイルの一例を説明するための図である。
次に、ステップS106において、音楽データを自動生成して用いる場合の処理について具体的に説明する。図4は、音楽データを自動生成する場合に参照する楽曲生成用パラメータファイルの一例を説明するための図である。
図4に示すように、楽曲生成用パラメータファイルは、ジャンル、構成楽器、リズム、コード進行、演奏スタイル、演奏ルールについて記載したものである。ジャンルは、図4に示すように、生成する音楽データによる楽曲の種類を特定する情報であり、ポップス、ロック、ヘビーメタル、…といった複数の情報が選択可能になっている。
構成楽器は、生成する音楽データによる楽曲の音源を特定する情報であり、ギター、ベース、ドラム、…などの利用可能な種々の音(楽器の音)が選択可能になっている。リズムは、生成する音楽データによる楽曲のリズムを特定する情報であり、2ビート、4ビート、8ビート、16ビート、…といった複数の情報が選択可能になっている。
また、コード進行は、生成する音楽データによる楽曲のコード進行を特定する情報である。この例の場合には、図4に示すように、「1:メジャー」、「2:マイナー」、「3:よく使われるコード進行」、「4:ランダムにコードを作成」というように大きく4つに分けられ、これら4つの分類ごとに使用可能なコード進行が選択可能になっている。
また、演奏スタイルは、生成する音楽データによる楽曲の演奏様式を特定する情報であり、換言すれば、生成する音楽データによる楽曲が聴取者に与える印象(感じ)を特定する情報である。この例においては、図4に示すように、J−POP風、80年代風、明るく、華やかになどの複数の情報が選択可能になっている。
そして、演奏スタイルは、例えば、「華やかに」という演奏スタイルが選択された場合には、ドラムのシンバルやハイハットを多用し、リズムを刻むサイドギターを多用して、全体的に華やかな感じが出るように音楽データを生成するといったように、選択された演奏スタイル毎にどのように音楽データを生成するかが決められている。
また、演奏ルールは、生成する音楽データによる楽曲に変化を与えるための情報である。具体的には、図4に示すように、繰り返し後にベースを追加したり、アルペジオ奏法のギターを用いたり、また、リズムを強調する時には、ベース、ドラムを強くしたりするなどと言ったことが選択可能になっている。
そして、制御部10は、音楽データを自動生成する場合には、図4に示した楽曲生成用パラメータファイルの中からジャンル、構成楽器、リズム、コード進行、演奏スタイルなどの要素を任意に組み合わせて、指定テンポの曲、すなわち、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データを生成する。
例えば、この実施の形態の音響再生装置において、上述もしたように、運動情報解析回路23の機能により、使用者の動作テンポが「120」であることが検出された場合、制御部10に制御される音楽再生データ生成装置部22は、テンポ「120」(4分音符1つ当たり0.5秒)の楽曲の音楽データを図4に示した楽曲生成用パラメータファイルの情報を用いて生成する。
この場合、音楽再生データ生成装置部22は、例えば、「ジャンル=1:ポップス」、「構成楽器=1:ギター、2:ベース、3:ドラム」、「リズム=4:16ビート」、「コード進行=1:メジャーの(1:C−F−G−C)」、「演奏スタイル=6:明るく、9:元気よく、11:リズミカルに(リズムを強調)、13:コードのみ」というように必要なパラメータを選択し、これに従ってテンポ「120」の楽曲の音楽データを生成する。
このようにして生成された音楽データは、制御部10を通じて音楽信号出力処理部31に供給され、再生処理されてスピーカ32に供給される。これにより、自動生成された音楽データに応じた楽曲がスピーカ32から放音される。ここでは、使用者の動作テンポである「120」に一致するテンポの楽曲の音楽データを生成するようにしたが、これに限るものではない。使用者の動作テンポよりも若干速いテンポや若干遅いテンポの音楽データを生成することも可能である。
なお、楽曲生成用パラメータを制御部10がどのように選択するかは、上述したように、制御部10が任意に選択するように構成することも可能であるし、その他の種々の方法を用いることが可能である。例えば、予め使用者がどのパラメータを用いるかを、キー操作部41を通じて入力し、例えば、記憶装置部53の記録媒体に格納しておき、これを用いて音楽データを自動生成するようにすることもできる。
また、この実施の形態の音響再生装置において、過去に音楽データを自動生成した場合に用いたパラメータをパラメータ利用履歴情報として音楽情報記憶装置部21の記録媒体や記憶装置部53の記録媒体に保持しておき、これに応じて新たに音楽データを自動生成する場合に用いるパラメータを決めるようにしてもよい。例えば、既に用いられたパラメータの組み合わせは用いないようにしたり、逆に、過去に用いられたパラメータを繰り返し用いるようにしたり、あるいは、過去に用いられたパラメータの組み合わせの一部を変更して用いるようにすることもできる。
また、この実施の形態の音響再生装置において再生された音楽データについての再生履歴情報として、タイトル、ジャンル、構成楽器、リズム、コード進行、演奏スタイル、演奏ルールなどの情報を取得して音楽情報記憶装置部21の記録媒体や記憶装置部53に蓄積する。そして、音楽データを自動生成する場合には、所定の記録媒体に記録された再生履歴情報を参照し、使用者の好みを把握して、その好みに応じた音楽データを自動生成できるようにパラメータを選択するようにしてもよい。
この場合、タイトルやジャンルは、上述した楽曲リストに存在するタイトルやジャンルを用いることができ、そのほかの構成楽器、リズム、コード進行、演奏スタイル、演奏ルールなどの情報は、例えば、インターネット上に設けられた音楽情報データベースに用意しておくことによって、当該音楽情報データベースから取得することが可能である。
なお、音楽情報データベースは、例えば、既存の音楽コンテンツ(音楽データ)を提供するいわゆるレコード会社や音楽出版社によって設けれ、維持、管理されるものや、一般のいわゆる音楽ファンによって設けられ、維持、管理されるものなど、種々の形態で設けられるものを用いることが可能である。
そして、再生履歴情報を用いることにより、例えば、ジャンルがポップスで、リズムが16ビートで、明るく、リズミカルな楽曲をよく再生している使用者の場合には、これに合致した音楽データを自動生成することができるようにパラメータを選択するなどのことが可能である。
このように、この実施の形態の音響再生装置は、使用者の動作テンポに応じて楽曲を選択、再生することで動作と音楽の一体感が得られるようにすることができるものである。また、特に、使用者の動作テンポに応じたテンポの楽曲がない場合を考慮して、動作テンポに応じたビープ音、MIDI音、あるいは自動生成した音声データに応じた楽曲を提示することにより、再生可能楽曲がない場合をなくし、何らかの動作を行っている使用者は、常時、再生される音楽などの音声との一体感を得られることができるようにされる。
なお、上述した実施の形態の音響再生装置は、携帯型の音響再生装置であるものとして説明したが、具体的には、携帯型ハードディスクプレーヤ、携帯型MD(登録商標)プレーヤ、半導体メモリプレーヤ、音楽データ(楽曲データ)の再生機能を備えた携帯電話端末などの種々の携帯型の音響再生装置(音楽再生装置)に適用可能である。
また、上述した実施の形態においては、音響再生装置は、携帯型のものであり、ウォーキングやジョギングといった運動をしながら音楽を再生して聴取する場合に用いて好適なものであるものとして説明したが、使用者が行う動作(運動)は、ウォーキングやジョギングにかぎるものではない。例えば、ブラブラ歩き、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ダッシュなどの種々の動作(運動)の内の1つであればよい。
この場合、(1)ブラブラ歩き、(2)ウォーキング、(3)ジョギング、(4)ランニング、(5)ダッシュは、この(1)〜(5)の順番に動作速度(移動速度)が速くなり、動作を行う人にかかる負荷が大きくなることを意味している。しかし、これらの動作における動作速度(移動速度)には個人差があるために、一概に速度を数値化して規定することはできず、各動作の速度に応じた区間は、前後の異なる運動の速度に応じた区間と重なり合う場合もあるものである。
また、(1)ブラブラ歩き、(2)ウォーキング、(3)ジョギング、(4)ランニング、(5)ダッシュという区別は、物理的に移動する場合だけでなく、室内において用いられるいわゆるルームランナーや自転車型トレーニングマシンなど用いて室内などにおいて運動を行う場合においても、その強度に応じて運動の種類を指定する場合に用いることも可能である。
例えば、自転車型トレーニングマシンを使って運動をする場合、ごくゆっくりとペダルをこぐ場合は(1)ブラブラ歩きとし、ウォーキング程度の負荷がかかるようにペダルをこぐ場合は(2)ウォーキングとし、適度な有酸素運動となるジョギング程度の負荷がかかるようにペダルをこぐ場合は(3)ジョギングとし、より大きく負荷をかけてペダルをこぐようにする場合を、(4)ランニング、あるいは、(5)ダッシュというように分類することにより、使用者が行う運動の種目が異なっても、その負荷や運動テンポにしたがって、(1)ブラブラ歩き、(2)ウォーキング、(3)ジョギング、(4)ランニング、(5)ダッシュという区分けで、使用者が行う運動を管理することができる。
したがって、音響再生装置などのこの発明が適用される機器においては、運動の強度を(1)ブラブラ歩き、(2)ウォーキング、(3)ジョギング、(4)ランニング、(5)ダッシュという区分けで管理し、使用者が目的に応じた運動を無理なく、継続しておこなうことができるように、音楽などの音声データを再生して使用者に提供し、種々の運動を行う使用者の補助となることができる。
すなわち、使用者が行う動作は、ブラブラ歩き、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ダッシュの他、自転車こぎ、ボート漕ぎ、縄跳びなどのジャンプ動作を伴うもの、エアロビクスダンスなどであってもよく、これらの各種の動作(運動)の強度を上述したように、(1)ブラブラ歩き、(2)ウォーキング、(3)ジョギング、(4)ランニング、(5)ダッシュという区分けることによって、種々の動作を行う場合にこの発明を用いることができる。
また、使用者の動作テンポに応じたテンポの既存の音楽データに応じた楽曲、ビープ音、MIDI音、自動生成した音声データに応じた楽曲を再生した場合には、動作テンポを示す情報と、再生した音楽データの識別情報との一方または両方を、例えば、音楽情報記憶装置部21の記録媒体や記憶装置部53の記憶媒体、あるいは、制御部10が備えるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの不揮発性メモリなどに履歴情報として記憶保持するようにしてもよい。このように、テンポに関連する履歴情報を記憶保持しておくことにより、動作(運動)終了後において、自己がどのようなテンポの動作をどれ位継続して行ったかを把握することができるなど、自己の動作(運動)の管理や分析に用いることができる。
なお、上述した実施の形態の音響再生装置は、この発明による音響再生方法が適用されたものであり、特に、図3のフローチャートを用いて説明した処理は、この発明による音響再生方法に応じた処理である。また、図3のフローチャートを用いて説明した処理を実行するプログラムを作成することにより、この発明による音響再生プログラムを実現することができる。そして、この発明による音響再生プログラムを種々の音響再生装置に搭載することによって、この発明の音響再生装置を比較的に簡単に実現することもできる。
また、上述の実施の形態においては、使用者の動作テンポに応じたテンポのビープ音、MIDI音、自動生成した音楽データのいずれかを再生するものとして説明したが、例えば、予め録音した、あるいは、自動生成した人の声による掛け声、例えば「いち、に、いち、に、…」や、「ワン、ツー、ワン、ツー、…」などの音声を使用者の動作テンポに応じたテンポで再生して放音するようにしてもよい。
10…制御部、11…CPU、12…ROM、13…RAM、21…音楽情報記憶装置部、22…音楽再生データ生成装置部、23…運動情報解析回路、24…運動情報センサ、31…音声信号出力処理部、32…スピーカ、33…表示回路、34…表示部、41…キー操作部、42…マイクロホン、43…音声信号入力処理部、51…外部端子、52…I/F、53…記憶装置部、61…通信I/F、62…送受信回路、63…送受信アンテナ
Claims (22)
- 使用者の動作テンポを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検索する検索手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出された場合に、検出された当該音楽データを再生する第1の再生手段と、
前記検索手段により、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データが検出されなかった場合に、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音を生成するようにする音生成手段と、
前記音生成手段により生成された音を再生するようにする第2の再生手段と
を備えることを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
前記音生成手段は、ビープ(Beep)音を生成することを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
前記音生成手段は、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音を生成することを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
楽曲を自動生成するためのパラメータを記憶保持する記憶手段を備え、
前記音生成手段は、前記記憶手段に記憶されている前記パラメータに従って、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データを生成することを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
前記検出手段によって動作テンポが検出される使用者の動作は、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ダッシュの少なくとも一つであることを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
前記検出手段は、加速度センサ、振動センサ、圧力センサのうちの1つを用いて構成されたものであることを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
使用者の動作テンポを示す情報と再生した音楽データについての情報との一方あるいは両方を履歴情報として記憶保持する記憶手段を備えることを特徴とする音響再生装置。 - 請求項7に記載の音響再生装置であって、
前記記憶装置は、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ハードディスク、半導体メモリ、ICカードのいずれかであることを特徴とする音響再生装置。 - 請求項1に記載の音響再生装置であって、
音楽データを蓄積する音楽データ記憶手段と、
ネットワーク上に設けられた音楽データベースに接続可能にするための接続手段と
を備え、
前記検索手段は、前記音楽データ記憶手段に記憶されている音楽データと、前記接続手段を通じて接続可能とされる前記ネットワーク上の前記音楽データベースの音楽データとを検索対象とすることができるものであり、
前記音楽データ記憶手段は、記録媒体として、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ハードディスク、半導体メモリ、ICカードのいずれかが用いられたものであることを特徴とする音響再生装置。 - 使用者の動作テンポを検出する検出工程と、
前記検出工程において検出した使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検索する検索工程と、
前記検索工程において、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検出した場合に、検出した当該音楽データを再生する第1の再生手段と、
前記検索工程において、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検出しなかった場合に、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音を生成するようにする音生成工程と、
前記音生成工程において生成された音を再生するようにする第2の再生工程と
を有することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記音生成工程においては、ビープ(Beep)音を生成することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記音生成工程においては、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音を生成することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記音生成工程においては、楽曲を自動生成するためのパラメータを記憶保持する記憶手段に記憶されている前記パラメータに従って、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データを生成することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記検出工程において動作テンポを検出する使用者の動作は、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ダッシュの少なくとも一つであることを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記検出工程においては、加速度センサ、振動センサ、圧力センサのうちの1つを用いて使用者の動作テンポを検出することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
使用者の動作テンポを示す情報と再生した音楽データについての情報との一方あるいは両方を履歴情報として記憶手段に記録する履歴記録工程を有することを特徴とする音響再生方法。 - 請求項16に記載の音響再生方法であって、
前記記憶手段は、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ハードディスク、半導体メモリ、ICカードのいずれかであることを特徴とする音響再生方法。 - 請求項10に記載の音響再生方法であって、
前記検索工程においては、自機の音楽データ記憶手段に記憶されている音楽データと、接続手段を通じて接続可能とされるネットワーク上の音楽データベースの音楽データとを検索対象としており、
前記音楽データ記憶手段は、記録媒体として、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ハードディスク、半導体メモリ、ICカードのいずれかが用いられたものであることを特徴とする音響再生方法。 - 音楽データを再生する音響再生装置に搭載されたコンピュータに、
使用者の動作テンポを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて検出した使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検索する検索ステップと、
前記検索ステップにおいて、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検出した場合に、検出した当該音楽データを再生する第1の再生ステップと、
前記検索ステップにおいて、使用者の動作テンポとの差が所定範囲内であるテンポの音楽データを検出しなかった場合に、使用者の動作テンポに応じたテンポの所定の音を生成するようにする音生成ステップと、
前記音生成ステップにおいて生成された音を再生するようにする第2の再生ステップと
を実行させることを特徴とする音響再生プログラム。 - 請求項19に記載の音響再生プログラムであって、
前記音生成ステップにおいては、ビープ(Beep)音を生成することを特徴とする音響再生プログラム。 - 請求項19に記載の音響再生プログラムであって、
前記音生成ステップにおいては、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音を生成することを特徴とする音響再生プログラム。 - 請求項19に記載の音響再生プログラムであって、
前記音生成ステップにおいては、楽曲を自動生成するためのパラメータを記憶保持する記憶手段に記憶されている前記パラメータに従って、使用者の動作テンポに応じたテンポの音楽データを生成することを特徴とする音響再生プログラム。
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