JP2007155285A - 熱交換器およびその製造方法ならびにそれを備えた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機における熱交換器のうち主熱交換器と副熱交換器とは、フィンを積層することによって形成されたフィン部9に設けた所定の切れ目を広げて、第2フィン部11を第1フィン部10に対して180°折り曲げ、第2フィン部11を第1フィン部10に対して重ね合わせることによって形成される。
【選択図】図5
Description
本発明に係る熱交換器の製造方法は、以下の工程を備えている。それぞれ所定の幅を有して延在し、冷媒を流すための所定の配管を挿通するための複数の開口部を設けた複数のフィンを形成する。所定の配管に対して、複数のフィンのそれぞれの対応する開口部を順次挿通させて複数のフィンをそれぞれ所定の間隔を隔てて配設することによりフィン部を形成する。そのフィン部に対して、延在する方向の途中においてフィン部の幅方向の一端側から他端側へ向かって、他端側の部分を残して所定の切れ目を形成する。その切れ目を一端側から広げて、切れ目を挟んでフィン部の一方側に位置する第1フィン部を、切れ目を挟んでフィン部の他方側に位置する第2フィン部に対して所定の角度だけ折り曲げることにより、第1フィン部からなる第1熱交換器および第2フィン部からなる第2熱交換器を形成する。
本発明の実施の形態1として、熱交換器の製造方法について説明する。まず、図1に示すように、所定の幅を有して延在するフィン2が用意される。フィン2には、あらかじめ伝熱管が挿通される開口部3が形成されている。また、その隣接する開口部3の間には、後述するように、通風抵抗を制御するためのスリット(図示せず)が形成されている。
まず、図2および図3に示されるように、フィン2を積層することによってフィン部9を形成した後に、たとえば、図8に示すように、一つのフィン部9に対して2つの切れ目5a,5bが形成される。切れ目5aはフィン部9の幅方向の他端側の部分6を残して一端側から他端側へ向かって形成される。切れ目5bは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。
また、フィン2を積層することによって2つのフィン部9を形成した後に、たとえば、図10に示すように、一つのフィン部9に対して1つの切れ目5aが形成され、他のフィン部9に対して1つの切れ目5bが形成される。切れ目5aは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。切れ目5bも、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。
まず、フィン2を積層することによってフィン部9を形成した後に、たとえば、図12に示すように、一つのフィン部9に対して3つの切れ目5a,5b,5cが形成される。切れ目5aは、フィン部9の幅方向の他端側の部分6を残して一端側から他端側へ向かって形成される。また、切れ目5bは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。そして、切れ目5cも、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。
まず、フィン2を積層することによってフィン部9を形成した後に、たとえば、図14に示すように、そのフィン部9に4つの切れ目5a,5b,5c,5dが形成される。切れ目5a,5dは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。また、切れ目5bは、フィン部9の幅方向の他端側の部分6を残して一端側から他端側へ向かって形成される。そして、切れ目5cは、切れ目5bと切れ目5dとの間をフィン部9が延在する方向に沿って形成される。この場合、特に、切れ目5cによって形成される熱交換器の伝熱管の列数は1列となる。
まず、フィン2を積層することによってフィン部9を形成した後に、たとえば、図16に示すように、そのフィン部9に3つの切れ目5a,5b,5cが形成される。切れ目5aは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6を残して他端側から一端側へ向かって形成される。また、切れ目5bは、フィン部9の幅方向の一端側の部分6と他端側の部分6を残して一端側から他端側へ向かって形成される。そして、切れ目5cは、切れ目5bとフィン部9の延在方向一端部との間をフィン部9が延在する方向に沿って形成されている。この場合、特に、切れ目5cによって形成される熱交換器の伝熱管の列数は1列となる。
ここでは、上述した各熱交換器のフィン部を構成するフィンに設けられるスリットのバリエーションについて説明する。図18に示すように、フィン部を構成する各フィン2のそれぞれには、伝熱管が挿通される開口部3と開口部3との間の部分を打ち抜くことによってスリット4が形成されている。このスリット4は、図19に示すように、打ち抜かれた部分が複数のフィン2が積層された状態で隣接するフィン2とフィン2との間に位置するように形成される。
Claims (9)
- 第1熱交換器と第2熱交換器を備えた熱交換器であって、
前記第1熱交換器は、空気を流通させるように所定の間隔を隔てて重ねるようにして配設された複数のフィンからなる第1フィン部を備え、
前記第2熱交換器は、空気を流通させるように所定の間隔を隔てて重ねるようにして配設された複数のフィンからなる第2フィン部を備え、
前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とは、それぞれ所定の幅を有して延在し、所定の間隔を隔てて重ねるように配設された複数のフィンを、前記延在する方向の途中において前記フィンのそれぞれの幅方向の一端側から他端側へ向かって形成されるとともに前記他端側部分では繋がるように形成された所定の切れ目を前記一端側から広げて、前記切れ目を挟んで一方側に位置する前記フィンの部分を前記第1フィン部とし、前記切れ目を挟んで他方側に位置する前記フィンの部分を前記第2フィン部として、前記第2フィン部を前記第1フィン部に対して所定の角度だけ折り曲げる態様で配設された、熱交換器。 - 前記所定の角度を180°として、前記第2フィン部を前記第1フィン部に重ね合わす態様で配設された、請求項1記載の熱交換器。
- 前記複数の第1フィン部を貫通するように配設され、所定の冷媒を流すための第1配管群と、
前記複数の第2フィン部を貫通するように配設され、所定の冷媒を流すための第2配管群と
を有し、
前記第1配管群は、前記フィンの前記幅方向に複数列に配設され、
前記第2配管群は、前記フィンの前記幅方向に前記複数列と同じ列数かそれよりも少ない列数に配設された、請求項1または2に記載の熱交換器。 - 前記第1フィン部および前記第2フィンのそれぞれの前記フィン本体の部分には、前記フィン本体が重ね合わせられた状態で隣り合う前記フィン本体の間に位置して通風抵抗となるスリットが形成された、請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
- 前記スリットは前記列に応じて通風抵抗が変えられるように形成された、請求項4記載の熱交換器。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の熱交換器を備えた、空気調和機。
- 空気を取り込んで送り出すためのファンを備え、
前記第1熱交換器および前記第2熱交換器は、前記ファンによる空気の流れが一番速くなる領域に配置された、請求項6記載の空気調和機。 - それぞれ所定の幅を有して延在し、冷媒を流すための所定の配管を挿通するための複数の開口部を設けた複数のフィンを形成する工程と、
所定の前記配管に対して、複数の前記フィンのそれぞれの対応する前記開口部を順次挿通させて複数の前記フィンをそれぞれ所定の間隔を隔てて配設することによりフィン部を形成する工程と、
前記フィン部に対して、前記延在する方向の途中において前記フィン部の幅方向の一端側から他端側へ向かって、前記他端側の部分を残して所定の切れ目を形成する工程と、
前記切れ目を前記一端側から広げて、前記切れ目を挟んで前記フィン部の一方側に位置する第1フィン部を、前記切れ目を挟んで前記フィン部の他方側に位置する第2フィン部に対して所定の角度だけ折り曲げることにより、前記第1フィン部からなる第1熱交換器および前記第2フィン部からなる第2熱交換器を形成する工程と
を備えた、熱交換器の製造方法。 - 前記所定の角度として180°折り曲げることにより、前記第1熱交換器に対して前記第2熱交換器を重ねる工程を含む、請求項8記載の熱交換器の製造方法。
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