JP2007150052A - 配線基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイル内蔵基板の表層配線導体のメタライズ強度を高くすることで、基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装強度の高いコイル内蔵基板を提供すること。
【解決手段】フェライトグリーンシート11を準備する工程と、フェライトグリーンシート11の表面に、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペースト13を印刷する工程と、金属導体ペースト13が印刷された前記フェライトグリーンシートが表層に位置する積層体12を作製する工程と、積層体12を焼成する工程とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】フェライトグリーンシート11を準備する工程と、フェライトグリーンシート11の表面に、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペースト13を印刷する工程と、金属導体ペースト13が印刷された前記フェライトグリーンシートが表層に位置する積層体12を作製する工程と、積層体12を焼成する工程とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、非磁性フェライト焼結体から成る絶縁基体の表面に、低抵抗金属から成る表層配線導体が同時焼成されて形成される配線基板およびその製造方法、例えば、絶縁基体の内部にインダクタンス値を上げるための磁性フェライト層が設けられたコイル内蔵基板の製造方法に関するものである。
従来、携帯電話機を始めとする移動体通信機器等の電子機器には、多数の電子装置が組み込まれている。このような携帯電話機等の通信機器は、近年小型化が急激に進んでおり、これに搭載される各種電子装置も小型化、薄型化が要求されている。例えば、ガラスセラミック基板の内部にコイルを内蔵した構成のLCフィルタが知られている。このLCフィルタの場合、従来はチップ部品のコイルを用いて外付けしていたものを、セラミック基板等の絶縁基板の内部に内蔵することで小型化、薄型化ができるという利点を有する。なかでも、100nHを超えるインダクタンスの大きなコイルは、チップ部品として比較的大型であり、これを絶縁基板に内蔵することは小型化、薄型化への効果が大きいという利点を有する。このようなセラミック基板に内蔵されるコイルとしては、厚み方向にコイルを繋げて形成するソレノイドコイル、同一平面状にコイルを形成するスパイラルコイルがあるが、なかでも平面スパイラルコイルは同一平面状にコイルを形成するためセラミック基板を薄型化する上で好ましい。
また、近年では絶縁基板に強磁性を有するフェライトを用いて、コイルをこの磁性フェライト内部に埋設させることにより、コイルの巻き数を多くすることなく100nHを超えるインダクタンスを実現し効果的に小型化、薄型化ができるとともに、チップ部品を表面に実装する工程を省略し実装工程の簡略化を図ることが行なわれている。
また、磁性を有さない非磁性フェライトの内部に磁性フェライト層を内蔵させ、この磁性フェライト層にコイルを形成し、非磁性フェライトに配線を形成することで配線のインダクタンスを低減させ、回路が誤動作することを抑制していた。
このようなコイル内蔵基板として、例えば、携帯電話機に使用されるコイル内蔵基板は、複数の非磁性フェライト層が積層されて成る絶縁基体と、絶縁基体に挟まれて積層されるとともに内部にコイル用導体が埋設された磁性フェライト層によって構成されている。そして、絶縁基体の表面には、半導体チップやチップ部品を搭載するための搭載用電極などの表層配線導体が形成されている。
このような従来のコイル内蔵基板は、以下のようにして作製される。まず、非磁性フェライト粉末とガラス粉末、または、磁性フェライト粉末に、適当な有機バインダー,可塑剤,有機溶剤等を混合してスラリーを得て、これからドクターブレード法等によって非磁性フェライトグリーンシートと磁性フェライトグリーンシートを製作する。次に、Cu,Ag,Au,Ag合金等の金属粉末に、適当な有機バインダー,溶剤を混練して作製した金属導体ペーストを、非磁性フェライトグリーンシートの表面には電極パッド等の表層配線導体パターンとして、磁性フェライトグリーンシートの表面にはコイル導体パターンとして印刷する。そして、少なくとも2枚の磁性フェライトグリーンシートの間にコイル導体が形成され、その外層に複数の非磁性フェライトグリーンシートを積層して積層体を得て、これを同時焼成する。
特開平6−333743号公報
しかしながら、従来のコイル内蔵基板の製造方法では、金属導体ペーストを焼成してなる表層配線導体は、電気的な損失を防ぐために金属成分のみを用いて導体抵抗を低くすることが望ましいが、金属成分のみの場合には金属成分が磁性または非磁性のフェライト層に拡散しないので、表層配線導体とフェライト層との結合力が弱く、コイル内蔵基板に実装した半導体チップやチップ部品が剥がれるという問題点があった。
そこで、表層配線導体にガラス組成物を添加し、このガラスをフェライト層に拡散させることによって結合力を強くしようとすると、焼成時にフェライト層より軟化温度の低いガラスが液層としてフェライト層内に拡散しフェライト層の焼結温度が下がることによって、フェライト層の焼結が収縮を伴わない表面拡散が支配的なものとなり、焼結体の中にボイドが多く内在したものとなる。
その結果、表層配線導体との界面付近のフェライトの磁器強度が低下し、ここに外力などが作用すると表層配線導体の直下のフェライトが破壊し、コイル内蔵基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品が剥がれるという問題点を効果的に解消することができない上に、ガラスを添加した分だけ表層配線導体の電気的な損失が増大するという問題点があった。
本発明は以上のような従来の問題点を解決するために案出されたものであり、その目的は、表層配線導体とフェライト層との界面の強度を高くすることで、基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装信頼性が高い配線基板、例えば、コイル内蔵基板等の製造方法を提供することにある。
本発明の配線基板の製造方法は、フェライトグリーンシートを準備する工程と、前記フェライトグリーンシートの表面に、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペーストを印刷する工程と、前記金属導体ペーストが印刷された前記フェライトグリーンシートが表層に位置する積層体を作製する工程と、前記積層体を焼成する工程とを有することを特徴とするものである。
また、本発明の配線基板は、前記表層に位置するフェライトグリーンシートは非磁性フェライトグリーンシートであり、前記金属導体ペーストは、Cu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金のうちの少なくとも1種の金属を主成分とし、CuO、ZnOのうち少なくとも1種類の金属酸化物が添加されて成ることを特徴とするものである。
また、本発明の配線基板は、前記金属導体ペーストは、前記主成分の金属粉末100質量部に対して、CuOまたはZnOが5〜15質量部添加されて成ることを特徴とするものである。
また、本発明の配線基板は、前記金属導体ペーストは、前記主成分の金属粉末100質量部に対して、CuOおよびZnOの和が5〜15質量部添加されて成ることを特徴とするものである。
本発明の配線基板の製造方法は、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペーストをフェライトグリーンシートの表面に印刷し焼成することにより、表層配線導体とフェライトを強く結合させることができる。これは、焼成の際に2価の金属酸化物とフェライトとが結合することにより、表層配線導体とフェライト層との界面に機械的に強いスピネル構造体が形成されるためであると考えられる。この結果として基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装信頼性が高い配線基板を得ることができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、表層に位置するフェライトグリーンシートを非磁性フェライトグリーンシートとして、金属導体ペーストをCu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金のうちの少なくとも1種の金属を主成分とし、CuO、ZnOのうち少なくとも1種類の金属酸化物が添加されて成るものとしたことにより、表層配線導体は、非磁性層の上に形成され、低抵抗金属と非磁性のCuOやZnOとから成ることから、表層配線導体に高いインダクタンスが生じてノイズが発生することがないので、配線基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品に対して電気的な影響を及ぼすことがなく回路が誤動作することを防止することができる。
また、本発明の配線基板の製造方法は、金属導体ペーストを金属粉末100質量部に対してCuOまたはZnO、もしくは、CuOおよびZnOの和として、その添加量を5〜15質量部とした場合には、顕著に表層配線導体と非磁性フェライト層との界面の強度を高くすることができ、基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装信頼性がより一層高い配線基板を得ることができるとともに、表層配線導体の電気抵抗が高くなってしまうことがない。
本発明を添付図面に基づいて以下に詳細に説明する。図1は本発明の配線基板の製造方法を用いて配線基板としてコイル内蔵基板を作製した場合の実施の形態の一例を示す工程毎の断面図である。11はフェライトグリーンシート、12は積層体、13は金属導体ペースト、14はコイル用導体ペースト、15は内部配線導体ペースト、16は貫通導体ペーストである。7は積層体12を焼成することにより得られる配線基板であり、1は非磁性フェライト層からなる絶縁層、2は強磁性フェライト層、3は表層配線導体、4は平面スパイラルコイル、5は内部配線導体、6は平面スパイラルコイル4と内部配線導体5との接続や内部配線導体5と表層配線導体3との接続のように絶縁層1や磁性フェライト層2を貫通して配線導体を接続する貫通導体であり、表層配線導体3には、半導体チップやチップ部品を搭載するための搭載用電極3aと配線基板7を外部配線基板に接続するための電極パッド3bとがある。
本発明の配線基板の製造方法は、フェライトグリーンシート11を準備する工程(a)と、フェライトグリーンシート11の表面に、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペースト13を印刷する工程(b)と、この金属導体ペースト13が印刷されたフェライトグリーンシート11が表層に位置する積層体12を作製する工程(c)と、積層体12を焼成する工程とを有する。
まず、図1(a)に示すように、フェライトグリーンシート11を準備する。フェライトグリーンシート11は、フェライト組成粉末に有機バインダー,有機溶剤,必要に応じて可塑剤等を混合してスラリーを作製し、これからドクターブレード法,圧延法,カレンダーロール法等のシート形成手段により製作される。フェライトグリーンシートとしては、表層の絶縁層1である非磁性フェライト層となる非磁性フェライトグリーンシート11aと、強磁性フェライト層2となる強磁性フェライトグリーンシート11bとがある。
非磁性フェライトグリーンシート11aのフェライト組成粉末は、X−Fe2O4(XはCu,Zn)として示される正スピネル構造の固溶体であるCu−Zn系フェライトの粉末が用いられ、特にその組成比は焼結体としてFe2O3を50〜70質量%、CuOを5〜20質量%、ZnOを20〜35質量%とすると、1000℃以下の低温で焼結密度5.0g/cm3以上の高密度焼成が可能であり、かつ、低温度域でも非磁性であるので好ましい。
ここで、Fe2O3はフェライトの基幹成分であり、50質量%未満の場合、磁性が発生する傾向がある。他方、70質量%を超えて多い場合は、焼結密度の低下により機械的強度が低下する傾向がある。
ZnOは非磁性フェライトグリーンシート11aを焼成してなる非磁性フェライト層を非磁性にするために重要な要素であり、フェライト主成分のうち20質量%未満であると、焼結密度の低下により機械的強度が低下する傾向があり、逆に35質量%より多くても磁性が発生する傾向がある。
CuOは焼結温度の低温化のために重要な要素であり、CuOが低温で液層を形成することにより焼結を促進させる効果を用いて、磁気特性を損なわずに800〜1000℃の低温で焼成することができる。このことからCuOが5質量%未満であると、金属導体ペースト13や内部配線導体ペースト15と同時に低温度域で焼成を行う場合に焼結密度が不十分になり、機械強度が不足する傾向がある。また、20質量%を超えて多い場合、キュリー温度が上がり、低温領域で磁性が発生する傾向がある。
強磁性フェライトグリーンシート11bのフェライト組成粉末は、強磁性フェライトであるNi−Zn系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Mg−Zn系フェライト、Ni−Co系フェライト等の粉末があるが、X−Fe2O4(XはCu,Ni,Zn)として示される逆スピネル構造の固溶体であるNi−Zn系フェライトが高周波帯域で十分に高い透磁率を得るのに好ましく、特にその組成比は焼結体としてFe2O3を63〜73質量%、CuOを5〜10質量%、NiOを5〜12質量%、ZnOを10〜23質量%とすると、1000℃以下の低温で焼結密度5.0g/cm3以上の高密度焼成が可能であり、かつ、高周波帯域で十分に高い透磁率を得ることができるので好ましい。
ここで、Fe2O3はフェライトの基幹成分であり、63質量%未満の場合、十分な透磁率が得られない傾向がある。他方、73質量%を超えて多い場合は、焼結密度の低下により機械的強度が低下する傾向がある。
CuOは焼結温度の低温化のために重要な要素であり、CuOが低温で液層を形成することにより焼結を促進させる効果を用いて、磁気特性を損なわずに800〜1000℃の低温で焼成することができるためである。5質量%未満であると、金属導体ペースト13や内部配線導体ペースト15と同時に低温度域で焼成を行う場合に焼結密度が不十分になり、機械強度が不足する傾向がある。また、10質量%を超えて多い場合、磁気特性の低いCuFe2O4の割合が多くなるため磁気特性を損ないやすくなる傾向がある。
NiOは強磁性フェライトグリーンシート11bを焼成してなる強磁性フェライト層2の高周波域における透磁率を確保するために含有させる。NiFe2O4は高周波域まで共振による透磁率の減衰を起さず、高周波域での透磁率を比較的高い値に維持することができるが、初期透磁率は低い特徴をもつため、5質量%未満であると、10MHz乃至それ以上の高周波域での透磁率が低下する傾向がある。また、12質量%より多い場合、NiFe2O4の割合が多くなり初期透磁率が低下する傾向にある。
ZnOは強磁性フェライトグリーンシート11bを焼成してなる強磁性フェライト層2の透磁率向上のために重要な要素であり、フェライト主成分のうち10質量%未満であると、透磁率が低くなる問題を生じる可能性があり、逆に23質量%より多くても磁気特性が悪くなる傾向がある。
非磁性及び強磁性フェライト粉末は、Fe2O3とCuO,ZnO,またはNiOとを予め仮焼することにより作製されたフェライト粉末であり、平均粒径が0.1μm〜0.9μmの範囲で均一であり、粒形状は球形状に近いものが望ましい。これは、平均粒径が0.1μmより小さいと、フェライトグリーンシート11の製作においてフェライト粉末の均一な分散が困難であり、平均粒径が0.9μmより大きいとフェライトグリーンシート11の焼結温度が高くなりやすくなるからである。また、粒径が均一で球状に近いことにより均一な焼結状態を得ることができる。例えばフェライト粉末で部分的に小さい粒径が存在した場合は、その部分のみ結晶粒の成長が低下し、焼結後に得られるフェライト層の透磁率が安定しにくい傾向がある。
フェライトグリーンシート11の有機バインダーは、従来よりセラミックグリーンシートに使用されているものが使用可能であり、例えばアクリル系(アクリル酸,メタクリル酸またはそれらのエステルの単独重合体または共重合体,具体的にはアクリル酸エステル共重合体,メタクリル酸エステル共重合体,アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体等),ポリビニルブチラ−ル系,ポリビニルアルコール系,アクリル−スチレン系,ポリプロピレンカーボネート系,セルロース系等の単独重合体または共重合体が挙げられる。焼成工程での分解、揮発性を考慮すると、アクリル系バインダーがより好ましい。
フェライトグリーンシート11の有機溶剤は、フェライト粉末と有機バインダーとを良好に分散させて混合できるようなものであればよく、トルエン,ケトン類,アルコール類の有機溶媒や水等が挙げられる。これらの中で、トルエン,メチルエチルケトン,イソプロピルアルコール等の蒸発係数の高い溶剤はスラリー塗布後の乾燥工程が短時間で実施できるので好ましい。
フェライトグリーンシート11を作製するためのスラリーはフェライト組成粉末100質量部に対して有機バインダーを5〜20質量部、有機溶剤を15〜50質量部加え、ボールミル等の混合手段により混合することにより3〜100cpsの粘度となるように調製される。
次に図1(b)に示すように、フェライトグリーンシート11の表面に2価の金属酸化物が添加された金属導体ペースト13を印刷する。このときのフェライトグリーンシート11は次の積層体を作製する工程において表層に位置するフェライトグリーンシート11である。2価の金属酸化物が添加された金属導体ペーストを積層体の表面に位置するフェライトグリーンシートの表面に印刷することにより、後の焼成工程において金属導体ペースト13とフェライトグリーンシート11とが強固に接合して焼結するので、金属導体ペースト13を焼成してなる表層配線導体3と、フェライトグリーンシート11を焼成してなるフェライト層とを強く結合させることができ、この結果として基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装信頼性が高い配線基板を得ることができる。これは、焼成の際に2価の金属酸化物とフェライトとが結合することにより、表層配線導体3とフェライト層との界面に機械的に強いスピネル構造体が形成されるためであると考えられ、2価でない場合はフェライトとスピネル構造を形成しないので効果がないと思われる。
金属導体ペースト13は、主成分の金属導体粉末、2価の金属酸化物の粉末に有機バインダー,有機溶剤,必要に応じて分散剤等を加えてボールミル、三本ロールミル、プラネタリーミキサー等の混練手段により混合および混練することで作製される。
金属導体粉末は、W,Mo,Mn,Cu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金が挙げられるが、その中でもフェライトが焼成される温度で焼結する金属の粉末である、Cu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金が好ましい。
2価の金属酸化物の粉末としては、ZnO,CuO,MgO,CoO,NiO,MnO,FeO等の粉末が挙げられる。
金属導体ペースト13の有機バインダーは、従来より導体ペーストに使用されているものが使用可能であり、例えばアクリル系(アクリル酸,メタクリル酸またはそれらのエステルの単独重合体または共重合体,具体的にはアクリル酸エステル共重合体,メタクリル酸エステル共重合体,アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体等),ポリビニルブチラ−ル系,ポリビニルアルコール系,アクリル−スチレン系,ポリプロピレンカーボネート系,セルロース系等の単独重合体または共重合体が挙げられる。有機バインダーの選定に当たっては、溶解度パラメータの他、焼成工程での分解、揮発性を考慮すると、アクリル系、アルキド系の有機バインダーがより好ましい。
金属導体ペースト13の有機溶剤は、導体粉末と有機バインダーとを良好に分散させて混合できるようなものであればよく、テルピネオールやブチルカルビトールアセテート及びフタル酸等などが使用可能である。
金属導体粉末と2価の金属酸化物粉末を合わせた原料(実施例の表現)100質量部に対して有機バインダーを3〜15質量部、有機溶剤を10〜30質量部加えて混練することにより、金属導体ペースト13が印刷により表層配線導体3を形成でき、かつ表層配線導体3を形成した後に金属導体ペースト13の滲みが発生しない程度の粘度、10000〜20000cps程度となるようにすることが望ましい。
フェライトグリーンシート11の表面に金属導体ペースト13を印刷する方法は、特に制限されるものではなく、従来周知のスクリーン印刷法やグラビア印刷法等が使用可能である。
表層に位置するフェライトグリーンシート11は非磁性フェライトグリーンシート11aであり、金属導体ペースト13は、Cu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金のうちの少なくとも1種の金属を主成分とし、CuO、ZnOのうち少なくとも1種類の金属酸化物が添加されて成ることが好ましい。これら主成分の金属は低抵抗であるとともに、添加されるCuOやZnOは磁性を有さず、非磁性層の上に形成されることから、金属導体ペースト13を焼成してなる表層配線導体3に高いインダクタンスが生じてノイズが発生することがないので、配線基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品に対して電気的な影響を及ぼすことがなく高周波用途などに用いることができる。
金属導体ペースト13に添加するCuOまたはZnOは、金属粉末100質量部に対して5〜15質量部とすることが好ましい。5質量部未満の場合、フェライトグリーンシート11との接合強度が十分に得られない傾向がある。他方、15質量部を超えて多い場合は、焼成後の表層配線導体3の電気抵抗が高くなりやすい傾向がある。
また、金属導体ペースト13に添加するCuOおよびZnOの和は、金属粉末100質量部に対して5〜15質量部とすることが好ましい。5質量部未満の場合、フェライトグリーンシート11との接合強度が十分に得られない傾向がある。他方、15質量部を超えて多い場合は、焼成後の表層配線導体3の電気抵抗が高くなりやすい傾向がある。
金属導体ペースト13を印刷するのと平行して、内部配線導体ペースト15やコイル用導体ペースト14も同様にしてフェライトグリーンシート11の表面に印刷され、貫通導体ペースト16の充填は、これらの印刷に先立ってフェライトグリーンシート11にパンチング加工やレーザ加工等により貫通孔を形成し、貫通導体ペースト16を印刷やプレス充填等の埋め込み手段によって行なわれる。
内部配線導体ペースト15およびコイル用導体ペースト14は、金属導体ペースト13に対して2価の金属酸化物を含まないものであり、金属導体ペースト13と同様にして作製される。
貫通導体ペースト16は、金属導体ペースト13に対して2価の金属酸化物を含まないものであり、金属導体ペースト13と同様にして作製されるが、溶剤量により15000〜40000cps程度と金属導体ペースト13に対して比較的流動性の低いペースト状に調整し、貫通孔への充填を容易にし且つ加温硬化するようにする。焼結挙動の調整のために金属導体粉末にガラスやセラミックスの粉末を加えた無機成分としてもよい。無機成分100質量部に対して有機バインダーの量は3〜15質量部の範囲が好ましく、3重量部未満では、ペースト状に調整することが困難となり15質量部を越えると、ペースト中の有機成分が多すぎて、焼結後の導体が多孔性となるか過剰に収縮し、貫通導体内部や貫通導体と貫通孔内壁の間に空隙が生じやすくなる。
貫通導体ペースト16、金属導体ペースト13、および内部配線導体ペースト15は焼成することにより、それぞれ貫通導体6、表層配線導体3、および内部配線導体5になり、配線基板7内において電気回路網を構成するように配置された印刷パターンで印刷される。
コイル用導体ペースト14が印刷されるフェライトグリーンシート11およびコイル形状に印刷されたコイル用導体ペースト14の上に積層されるフェライトグリーンシート11には強磁性フェライトグリーンシート11bが用いられる。
次に図1(c)に示すように、金属導体ペースト13が印刷されたフェライトグリーンシート11が表層に位置するように配置して、フェライトグリーンシート11の積層体12を作製する。
フェライトグリーンシート11を積層する方法は、積み重ねたフェライトグリーンシート11に熱と圧力を加えて熱圧着する方法や、有機バインダー,可塑剤,溶剤等からなる密着剤をシート間に塗布して熱圧着する方法等が採用可能である。積層の際の加熱加圧の条件は用いる有機バインダー等の種類や量により異なるが、概ね30〜100℃、2〜20MPaである。
この積層体12を大気中または加湿窒素雰囲気中にて、400〜600℃の温度で脱バインダーした後、800〜1000℃の温度で焼成することにより配線基板7が得られる。
なお、半導体チップやチップ部品を搭載するための搭載用電極3aやコイル内蔵基板を外部配線基板に接続するための電極パッド3bのような、金属導体ペースト13を焼成してなる表層配線導体3には、半田等による半導体チップやチップ部品との接合を強固なものにするために、その表面にニッケル層および金層をメッキ法等により順次被着するとよい。
このようにして得られたコイル内蔵基板は、強磁性フェライト層2に内蔵された平面スパイラルコイル4のコイル用導体のインダクタンスが高くかつ安定しているとともに、基板の上面や下面に実装した半導体チップやチップ部品の実装信頼性がより一層高いものとなる。
また、上記の説明は配線基板7がコイル内蔵基板の場合で説明したが、配線基板7がインダクタンス素子等の場合は、絶縁層1の形成に非磁性フェライトグリーンシート11aに換えて磁性フェライトグリーンシート11bが用いられる以外は、同様にして作製される。インダクタ素子の表面に外部接続用端子となる表層配線導体をフェライトとの同時焼成により形成することができるので、従来のフェライト層とコイルとを焼成した後に表層配線導体を焼き付ける方法に対して表層配線導体を焼き付ける工程が省略され、低コストとなる。
以下、実施例、比較例を挙げて本発明の配線基板の製造方法を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
まず、Fe2O3粉末630gと、CuO粉末80gと、ZnO粉末290gに、4000cm3の純水とともにジルコニアボールを使用した7000cm3のボールミルにて24時間かけて混合した後、乾燥した混合粉末をジルコニアるつぼに入れて大気中730℃で1時間加熱することにより非磁性フェライト仮焼粉末を作製した。作製した非磁性フェライト仮焼粉末100質量部に対し、バインダーとしてブチラール樹脂を10質量部、有機溶剤としてIPAを45質量部添加し、ボールミル法により混合しスラリーとした。このスラリーを用いてドクターブレード法により厚さ100μmの非磁性フェライトグリーンシート11aを成型した。
まず、Fe2O3粉末630gと、CuO粉末80gと、ZnO粉末290gに、4000cm3の純水とともにジルコニアボールを使用した7000cm3のボールミルにて24時間かけて混合した後、乾燥した混合粉末をジルコニアるつぼに入れて大気中730℃で1時間加熱することにより非磁性フェライト仮焼粉末を作製した。作製した非磁性フェライト仮焼粉末100質量部に対し、バインダーとしてブチラール樹脂を10質量部、有機溶剤としてIPAを45質量部添加し、ボールミル法により混合しスラリーとした。このスラリーを用いてドクターブレード法により厚さ100μmの非磁性フェライトグリーンシート11aを成型した。
この非磁性フェライトグリーンシート11aに金型による打ち抜き加工によって、直径150μmの貫通孔を形成した。この貫通孔に、貫通導体用ペースト16をスクリーン印刷法によって充填し、70℃で30分乾燥して貫通導体6となる貫通導体組成物を形成した。貫通導体用ペースト16としては、Ag粉末100質量部と、焼結助剤としてのガラス粉末10質量部に、アクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、この非磁性フェライトグリーンシート11aに金属導体用ペースト13をスクリーン印刷法によって2mm四方のサイズで20μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して表層配線導体3となる表層配線導体パターンおよびメタライズ強度測定用パターンを形成した。また、金属導体ペースト13のインダクタンス及びシート抵抗を測定できるように、150μmの幅で20mmの長さの直線形状の独立パターンをスクリーン印刷によって形成しておいた。金属導体用ペースト13としては、金属粉末としてAg粉末100質量部に金属酸化物としてCuO粉末10質量部を加えた原料100質量部に、アクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次にFe2O3粉末700gと、CuO粉末60gと、NiO粉末60gと、ZnO粉末180gとを用いて非磁性フェライト仮焼粉末と同様の作製方法で強磁性フェライト仮焼粉末を作製した。作製した強磁性フェライト仮焼粉末100質量部に対し、バインダーとしてブチラール樹脂10質量部、有機溶剤としてIPAを45質量部添加し、ボールミル法により混合しスラリーとした。このスラリーを用いてドクターブレード法により厚さ100μmの強磁性フェライトグリーンシート11bを成型した。
この強磁性フェライトグリーンシート11bに金型による打ち抜き加工によって、直径150μmの貫通孔を形成した。この貫通孔に、貫通導体用ペースト16をスクリーン印刷法によって充填し、70℃で30分乾燥して貫通導体6となる貫通導体組成物を形成した。貫通導体用ペースト16としては、上記と同じものを用いた。
続いて、強磁性フェライトグリーンシート11bに内部配線導体用ペースト15をスクリーン印刷法によって30μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して平面スパイラルコイル4となる内部配線導体5を形成した。内部配線導体用ペースト15としては、Ag粉末100質量部に、アクリル樹脂10質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール1質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、非磁性フェライトグリーンシート11aと強磁性フェライトグリーンシート11bとを積み重ねて、5MPaの圧力と50℃の温度で加熱圧着して非磁性フェライトグリーンシート11aが表層に位置する積層体12を作製した。
次に、この積層体12を、空気雰囲気中で500℃、3時間の条件で焼成し有機分を除去して、空気雰囲気中で900℃、1時間の条件で焼成しコイル内蔵基板を作製した。
コイル内蔵基板の表層配線導体上には無電界めっき法を用いてNiめっき皮膜、Auめっき皮膜を順次形成した。
(実施例2〜14)
表1に示すような導体原料組成とした金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
表1に示すような導体原料組成とした金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
(実施例15)
2価の金属酸化物としてNiOを添加した金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
2価の金属酸化物としてNiOを添加した金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
(比較例1)
表1に示すような導体原料組成とした金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
表1に示すような導体原料組成とした金属導体用ペースト13を用いた以外は実施例1と同様にして評価用のコイル内蔵基板を作製した。
実施例1〜15および比較例1の試料について、表層配線導体3のメタライズ強度を測定した。メタライズ強度の測定は強度測定用パターン上に、直径2mm、高さ10mmのCu製のピンを共晶半田を用いて245℃の温度で接合し、引っ張り試験機(「MODEL−1310DW」AIKO ENGINEERING製)を用いて、引っ張り速度100mm/minでピンの引っ張りによる破壊強度を測定した。メタライズ強度を測定した結果を表1に示す。
また、実施例1〜15の試料および比較例1の試料について、インダクタンス測定用のパターン部分のインダクタンスをインピーダンスアナライザ(「4194A」Agilent Technologies製)を用いて0.5Vの印加電圧で測定した。測定周波数1MHzにおけるインダクタンスを測定した結果を表1に示す。
また、実施例1〜15の試料および比較例1の試料について、シート抵抗測定用のパターン部分の直流抵抗値、長さ、幅、厚みを測定して、厚さ15μmに換算したときのシート抵抗値(mΩ/□)を算出した。直流抵抗値の測定はデジタルマルチメータ(「R6871E」ADVANTEST製)を用いてシート抵抗測定用のパターン両端に測定端子を接触させて行った。長さ、幅の測定はメジャースコープ(「MM−22」Nikon製)を用いて測定を行った。厚みの測定は試料を断面方向に研磨し、マイクロスコープ(「VH−8000」KEYENCE製)を用いて断面方向よりシート抵抗測定用のパターン部分の厚みを測定した。この結果も、表1に記載した。
表1のメタライズ強度の評価欄において、一般に携帯電話に用いられる基板のメタライズ強度は2mm四方の面積で20N以上あれば、実装するに十分な強度である。
表1より、Agに2価の金属酸化物を添加したメタライズを用いた実施例1〜15の試料のメタライズ強度が比較例1のメタライズ強度に比べ高くなり、20N以上であることが確認された。この中でも、2価の金属酸化物の添加量(CuOまたはZnOの添加量、あるいはCuOの添加量およびZnOの添加量の和)が金属粉末であるAg粉末100質量部に対して5質量部以上である、実施例1〜9、11,12,14,15は25N以上とより高い強度を示した。これに対して2価の金属酸化物を含まない比較例1の試料はメタライズ強度が12Nと低いものであった。
また、2価の金属酸化物の添加量が15質量部以下である実施例1〜10,13,15はシート抵抗が2.6mΩ/□未満と小さいものであった。15質量部を越えた実施例11、12、14の試料は、実使用上は問題のないレベルではあるが、シート抵抗が3.0mΩ/□を超えるものとなった。
また、2価の金属酸化物としてCuO、ZnOを添加した実施例1〜14は、インダクタンスが1.1nHと小さいものであった。これに対して2価の金属酸化物としてNiOを添加した実施例15の試料は、実使用上は問題のないレベルではあるが、インダクタンスが2.4nHと大きくなっていた。
1・・・非磁性フェライト層からなる絶縁層
2・・・強磁性フェライト層
3・・・表層配線導体
4・・・平面スパイラルコイル
5・・・内部配線導体
6・・・貫通導体
7・・・配線基板
11・・・フェライトグリーンシート
12・・・積層体
13・・・金属導体ペースト
14・・・コイル用導体ペースト
15・・・内部配線導体ペースト
16・・・貫通導体ペースト
2・・・強磁性フェライト層
3・・・表層配線導体
4・・・平面スパイラルコイル
5・・・内部配線導体
6・・・貫通導体
7・・・配線基板
11・・・フェライトグリーンシート
12・・・積層体
13・・・金属導体ペースト
14・・・コイル用導体ペースト
15・・・内部配線導体ペースト
16・・・貫通導体ペースト
Claims (4)
- フェライトグリーンシートを準備する工程と、
前記フェライトグリーンシートの表面に、2価の金属酸化物が添加された金属導体ペーストを印刷する工程と、
前記金属導体ペーストが印刷された前記フェライトグリーンシートが表層に位置する積層体を作製する工程と、
前記積層体を焼成する工程とを有することを特徴とする配線基板の製造方法。 - 前記表層に位置するフェライトグリーンシートは非磁性フェライトグリーンシートであり、前記金属導体ペーストは、Cu,Ag,Au,Pt,Al,Ag−Pd合金およびAg−Pt合金のうちの少なくとも1種の金属を主成分とし、CuO、ZnOのうち少なくとも1種類の金属酸化物が添加されて成ることを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
- 前記金属導体ペーストは、前記主成分の金属粉末100質量部に対して、CuOまたはZnOが5〜15質量部添加されて成ることを特徴とする請求項2記載の配線基板の製造方法。
- 前記金属導体ペーストは、前記主成分の金属粉末100質量部に対して、CuOおよびZnOの和が5〜15質量部添加されて成ることを特徴とする請求項2記載の配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2005343732A JP2007150052A (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | 配線基板の製造方法 |
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JP2010245088A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Murata Mfg Co Ltd | 積層型セラミック電子部品の製造方法 |
CN109245443A (zh) * | 2017-07-10 | 2019-01-18 | 建准电机工业股份有限公司 | 用于马达的驱动组件及用于马达激磁的半导体封装结构 |
-
2005
- 2005-11-29 JP JP2005343732A patent/JP2007150052A/ja active Pending
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