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JP2007145353A - キャップ - Google Patents

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JP2007145353A
JP2007145353A JP2005340544A JP2005340544A JP2007145353A JP 2007145353 A JP2007145353 A JP 2007145353A JP 2005340544 A JP2005340544 A JP 2005340544A JP 2005340544 A JP2005340544 A JP 2005340544A JP 2007145353 A JP2007145353 A JP 2007145353A
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JP
Japan
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cap
upper lid
protrusion
container
cylinder
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Pending
Application number
JP2005340544A
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English (en)
Inventor
Hozumi Hirahara
穂積 平原
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Abstract

【課題】容器本体にキャップを取り付けたドレッシング等の容器において、内容液がキャップの外壁や容器本体の外壁に液だれすることを確実に防止する。
【解決手段】容器本体30の口部31に取り付けられるキャップ本体20と、キャップ本体20に螺合装着される上蓋10Aとを備えるキャップ1Aにおいて、キャップ本体20の上面に注出筒21を突設し、上蓋10Aには、その天面内側に、上蓋10Aをキャップ本体20に装着した状態で注出筒21の上端部内壁に圧接される環状筒11と、環状筒11に囲まれた領域に形成された半球状又は錐形状の突出部12と、環状筒11と突出部12との間において環状筒11の基部と突出部12の基部とを繋ぐ放射状リブ13とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボトル状の容器本体の口部に装着されるキャップに関する。
ドレッシング、ソース、タレ、食用油等の液状物を収容する容器として、ボトル状の容器本体に、中栓を備えたキャップを装着したものが使用されている。
このような容器では、内容液の使用前に容器を十分に振とうし、内容液を略均一な分散状態にすることがなされる。そのため、振とう後にキャップを開けると、キャップの天面内側に付着した内容液がキャップの外壁に液だれしたり、再度キャップを閉めたときに、キャップに付着していた内容液が容器本体の外壁に液だれするという問題が生じやすい。
これに対しては、容器本体の口部に直接取り付けられて中栓となるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ結合され、キャップ本体の開口部を開閉する蓋体とからなるキャップであって、キャップ本体に注出筒を突設させ、蓋体の天面内側に、注出筒に嵌合する嵌合筒と山形等に形成した多数のリブを設けたものが提案されている(特許文献1)。
特開平9−12049号公報
しかしながら、上述のキャップは、蓋体の天面内側に形成された多数のリブ間に多量の内容液を保持できるため、容器を振とうすると、蓋体の天面内側に付着する内容液が不要に多くなるという問題があった。
これに対し、本発明は、キャップを取り付けた容器において、容器の振とう後に蓋体自体に付着する内容液の液量を極力低減させ、かつ振とう後キャップを開ける際には、蓋体に付着している内容液が蓋体に保持されるようにし、これによりキャップを開けたときのキャップ外壁への内容液の液だれや、キャップを再度閉じたときの容器本体の外壁への液だれを確実に防止することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、容器本体の口部に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体に螺合装着される上蓋とを備えるキャップであって、
キャップ本体は、上面に突設された注出筒を有し、
上蓋は、その天面内側に、上蓋をキャップ本体に装着した状態で注出筒の上端部内壁に圧接される環状筒と、環状筒に囲まれた領域に形成された半球状又は錐形状の突出部と、環状筒と突出部との間で環状筒の基部と突出部の基部とを繋ぐ放射状リブとを有するキャップを提供する。
本発明のキャップによれば、上蓋の天面内側の環状筒に囲まれた領域に突出部が形成されているので、このキャップを容器本体に取り付け、容器を正立させると、上蓋の天面内側の突出部は容器本体側に垂下する。また、この突出部は、半球状又は錐形状に形成され、表面にリブはなく滑らかである。したがって、内容液を収容した容器本体にこのキャップを取り付け、キャップを閉じて容器を十分に振とうすることにより、キャップの上蓋の突出部に内容液が付着しても、容器を正立させることにより、突出部に付着した内容液は、突出部の表面をつたい、下方に流れて速やかに容器本体内に戻る。したがって、振とう後キャップを開ける際に、上蓋に付着している内容液の液量を極力低減させることができる。
また、上蓋の環状筒と突出部との間には、環状筒の基部と突出部の基部とを繋ぐ放射状リブが形成されているので、キャップを開ける際に、上蓋に僅かに付着している内容液は、放射状リブの間に保持される。したがって、容器本体を振とう後にキャップを開けたときのキャップ外壁への液だれを防止することができる。
さらに、再度キャップを閉じると、放射状リブによって保持されていた内容液は、突出部の表面を伝い、下方に流れて容器本体内に戻る。したがって、キャップを閉じたときの容器外壁への液だれも防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
図2は、本発明の一実施例のキャップ1Aを容器本体30に取り付けた状態の断面図、図1(a)は、そのキャップ1Aの上蓋10Aの部分切欠斜視図、同図(b)は上蓋10Aを容器本体側から見た底面図である。
このキャップ1Aは、ドレッシング、ソース、タレ、食用油等の液状物を収容するボトル状の容器本体30の口部31に取り付けられるもので、キャップ本体20と、キャップ本体20に螺合装着される上蓋10Aとからなる。
キャップ本体20は、ポリエチレン等の樹脂で形成され、容器本体30の口部31に液密に冠着する。キャップ本体20の上面には、注出筒21が突設され、注出筒21で囲まれた領域に開口部22が形成されている。注出筒21は、先端部の開口径が広がったラッパ形状をしており、その外壁には、上蓋10Aと螺合する雄ネジ凸条23が形成されている。
上蓋10Aは、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂で形成され、その天面内側に環状筒11を有している。この環状筒11は、上蓋10Aをキャップ本体20に螺合装着した状態で、インナーリングとして注出筒21の上端部内壁に液密に圧接される。環状筒11はインナーリングとして注出筒21の上端部内壁に液密に圧接されるものであれば、断面形状や材質を問わず、例えば、上蓋内壁に取着した弾性部材から形成しても良いし、上蓋10Aと一体に形成された断面が概ね三角形状の突部としても良い。環状筒11に囲まれた領域には、表面にリブが形成されていない滑らかな半球状の突出部12が環状筒11と間隔をおいて形成されている。この突出部12は、上蓋10Aをキャップ本体20に装着した状態で、注出筒21で囲まれた領域の内側に垂下する。
環状筒11と突出部12との間には、環状筒11の基部と突出部12の基部とを繋ぐ放射状リブ13が形成されている。液保持性の点から、放射状リブ13を構成する個々のリブ13aの高さは1.0〜3.0mm、リブ13aの幅L1 は1.0〜1.5mm、リブ13a間の最大距離L2 は5.0〜10mmとすることが好ましい。また、放射状リブ13の形成領域と突出部12の形成領域との割合は、放射状リブ13の形成領域が過度に広いと、容器本体30を振とう後、放射状リブ13の形成領域に保持される内容液の液量が増え、上蓋10Aに不要に多くの内容液が保持されることとなり、反対に狭すぎると、放射状リブ13の形成領域に保持される内容液の液量が低減し、上蓋10Aをキャップ本体20から外したときに、上蓋10Aの天面内側に付着していた内容液を放射状リブ13で保持することが困難となる。そのため、放射状リブ13の長さL3 と突出部12の底面の半径L4 との比率を1.0:5.0〜1.0:1.5とすることが好ましい。
なお、本実施形態では、環状筒の基部と突出部の基部との間に水平面を設けて環状筒と突出部に間隔を持たせているが、水平面をなくして突出部の斜面が環状筒の基端に直接連なるようにすることもできる。その場合各リブは三角板状となる。
環状筒11、突出部12及び放射状リブ13は上蓋10Aと一体成形されたものであることが好ましいが、これらはそれぞれ上蓋10Aと別体に成形され、接着又は嵌着されたものであっても良い。
上蓋10Aの天面内側には、キャップ本体20の雄ネジ凸条23と螺合する雌ネジ凸条14を有する環状壁15が、環状筒11の外側に形成されており、さらにその外側に外装壁16が形成されている。
このキャップ1Aを、ドレッシング等の内容液が収容された容器本体30に取り付け、上蓋10Aをキャップ本体20に螺合装着した状態で容器本体30を振とうすると、上蓋10Aの突出部12に内容液が付着するが、この内容液は、容器本体30を正立させると、垂下している突出部12の滑らかな表面をつたい、下方に流れ、速やかに容器本体30内に戻る。したがって、振とう後に上蓋10Aをキャップ本体20から外したときに、上蓋10Aに付着している内容液の液量を極力低減させることができる。
なお、上蓋10Aをキャップ本体20に螺合装着した状態で、環状筒11は注出筒21の上端部内壁に液密に圧接されているので、容器本体30の振とうにより、内容液が環状筒11の外側にまで付着することはない。また、上蓋10Aはキャップ本体20に螺合装着されているので、容器本体30を激しく振とうしても、上蓋10Aが不用意に外れてしまうことはない。
振とう後、上蓋10Aを外すと、環状筒11の内側に僅かではあるが内容液が付着しているが、この内容液は、環状筒11と突出部12との間に設けられた放射状リブの形成域に保持されている。したがって、上蓋10Aを外したときの上蓋外壁への内容液の液だれを防止できる。
次に、上蓋10Aを再度キャップ本体20に螺合装着すると、放射状リブ13の形成領域に保持されていた内容液は、突出部12の表面をつたって下方に流れ、容器本体30内に戻る。したがって、上蓋10Aを再度装着したときの容器本体外壁への内容液の液だれも防止できる。
本発明のキャップは、種々の態様をとることができる。例えば、図3の上蓋10Bを備えた図4のキャップ1Bは、上述のキャップ1Aの半球状の突出部12に代えて、円錐状の突出部12を設けたものであり、図5の上蓋10Cを備えた図6のキャップ1Cは、上述のキャップ1Aの半球状の突出部12に代えて、角錐状の突出部12を設けたものである。
このように錐形状の突出部12を設けると、突出部12に付着した内容液は、容器本体30を正立させることにより、一層速やかに容器本体30内に戻るようになる。
図7の上蓋10Dを備えた図8のキャップ1Dは、上述のキャップ1Aの半球状の突出部12の頂部に液だれ誘導突起17を設けたものである。液だれ誘導突起17を設けると、容器本体30を正立させることにより、突出部12の表面に付着した内容液は突出部12の表面をつたって液だれ誘導突起17に集中するので、内容液の容器本体30内への戻しをより促進させることができる。
図9の上蓋10Eを備えた図10のキャップ1Eは、上述のキャップ1Aの半球状の突出部12の頂部に液だれ誘導突起17を設ける場合に、上蓋10Eをキャップ本体20に装着した状態で、液だれ誘導突起17の先端部を、キャップ本体20の上面に開口している開口部22の縁辺に接触させたものである。このように、液だれ誘導突起17を開口部22の縁辺に接触させると、突出部12に付着している内容液の容器本体30内への戻しを、さらに促進させることができる。
なお、本発明のキャップにおいて、上蓋の外側は種々の形状をとることができ、例えば、前述のキャップ1A〜1Dのように、上蓋の上面外側を、突出部12の形成に応じて凹ませてもよく、図10のキャップ1Eのように上蓋10Eの上面外側を平坦に形成してもよい。
図11のキャップ1Fは、図8のキャップ1Dにおいて、キャップ本体20の開口部22を、プルアップ24の付いた切取蓋25で塞ぎ、ユーザーが内容液を最初に使用する際に、開口部22が開くようにしたものである。このような切取蓋25は、液だれ誘導突起17のないキャップ1A〜1Cのキャップ本体20に設けてもよい。
本発明のキャップは、ドレッシング、ソース、タレ、食用油等の液状物を収容する容器のキャップとして有用である。
上蓋の部分切欠斜視図(a)と底面図(b)である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。 上蓋の部分切欠斜視図である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。 上蓋の部分切欠斜視図である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。 上蓋の部分切欠斜視図である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。 上蓋の部分切欠斜視図である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。 容器本体に取り付けたキャップの断面図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、1F キャップ
10A、10B、10C、10D、10E 上蓋
11 環状筒
12 突出部
13 放射状リブ
14 雌ネジ凸条
15 環状壁
16 外装壁
17 液だれ誘導突起
20 キャップ本体
21 注出筒
22 開口部
23 雄ネジ凸条
24 プルアップ
25 切取蓋
30 容器本体
31 口部

Claims (4)

  1. 容器本体の口部に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体に螺合装着される上蓋とを備えるキャップであって、
    キャップ本体は、上面に突設された注出筒を有し、
    上蓋は、その天面内側に、上蓋をキャップ本体に装着した状態で注出筒の上端部内壁に圧接される環状筒と、環状筒に囲まれた領域に半球状又は錐形状の突出部と、環状筒と突出部との間で環状筒の基部と突出部の基部とを繋ぐ放射状リブとを有するキャップ。
  2. 前記突出部の頂部に液だれ誘導突起が形成されている請求項1記載のキャップ。
  3. 上蓋をキャップ本体に装着した状態で、液だれ誘導突起がキャップ本体の開口部の縁辺に接する請求項2記載のキャップ。
  4. 前記突出部は環状筒と間隔を置いて形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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