JP2007143814A - Vacuum cleaner - Google Patents
Vacuum cleaner Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007143814A JP2007143814A JP2005341695A JP2005341695A JP2007143814A JP 2007143814 A JP2007143814 A JP 2007143814A JP 2005341695 A JP2005341695 A JP 2005341695A JP 2005341695 A JP2005341695 A JP 2005341695A JP 2007143814 A JP2007143814 A JP 2007143814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- vacuum cleaner
- chamber
- dust collection
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
Description
この発明は、叩打装置により集塵フィルタ体を振動させて付着した塵埃を除去する電気掃除機に関するものである。 The present invention relates to an electric vacuum cleaner that removes adhering dust by vibrating a dust collecting filter body with a tapping device.
従来から、集塵容器の下流側に二次フィルタであるプリーツフィルタを配置し、このプリーツフィルタに振動を与える振動手段を設けた電気掃除機が知られている(例えば特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a vacuum cleaner in which a pleated filter that is a secondary filter is disposed on the downstream side of a dust collecting container and provided with a vibrating means that vibrates the pleated filter (see, for example, Patent Document 1).
かかる電気掃除機は、電源コードの巻き取り動作に連動して振動手段がプリーツフィルタに振動を与えるようになっており、この振動によりプリーツフィルタに付着した塵埃をふるい落とすようになっている。
ところで、上述の電気掃除機では、電源コードを巻き取るときにだけ振動手段が振動を与えて除塵するようになっているので、振動を与える回数が比較的少なく、十分な除塵を行なうことができなかった。 By the way, in the above-mentioned electric vacuum cleaner, the vibration means gives vibrations only when the power cord is wound, so that the number of vibrations is relatively small and sufficient dust removal can be performed. There wasn't.
そのため、プリーツフィルタの目詰まりが生じやすくなり、吸込力が低下してしまうおそれがあった。 Therefore, the pleat filter is likely to be clogged, and the suction force may be reduced.
そこで、この発明は、集塵フィルタ体を頻繁に振動させることができ、この集塵フィルタ体の目詰まりによる吸込力の低下を防止することができる電気掃除機を提供することを課題としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide an electric vacuum cleaner that can vibrate the dust collection filter body frequently and can prevent a reduction in suction force due to clogging of the dust collection filter body.
上記課題を解決するために、この発明は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、該掃除機本体内に前記電動送風機によって吸い込まれた塵埃を集塵する集塵フィルタ体と、前記電動送風機の駆動に伴って生じる前記掃除機本体内の風路の圧力と大気圧との圧力差を利用して、前記集塵フィルタ体を振動させる叩打装置とを備えた電気掃除機であって、前記叩打装置は、前記風路に風路孔を介して連通すると共に大気に大気孔を介して連通するタービン室と、該タービン室に配置され且つこのタービン室内の圧力と大気圧との圧力差により該タービン室に流れる空気で回動するタービンと、該タービンの回動力を伝達する回動力伝達手段と、該回動力伝達手段からの力によって前記集塵フィルタ体を振動させる叩打体とを備えていることを特徴としている。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a vacuum cleaner main body including an electric blower, a dust collecting filter body that collects dust sucked into the vacuum cleaner main body by the electric blower, and the electric blower. A vacuum cleaner comprising a tapping device that vibrates the dust collecting filter body using a pressure difference between an air passage pressure in the vacuum cleaner body and an atmospheric pressure generated by driving, wherein the tapping device The apparatus communicates with the air passage through the air passage hole and communicates with the atmosphere through the air hole, and the device is disposed in the turbine chamber and has a pressure difference between the pressure in the turbine chamber and atmospheric pressure. A turbine that is rotated by the air flowing in the turbine chamber, a rotating power transmission means that transmits the rotational power of the turbine, and a tapping body that vibrates the dust collecting filter body by a force from the rotational power transmission means. That features It is.
本発明の電気掃除機によれば、電動送風機の駆動に伴ってタービン室内に流れる空気でタービンを回動させ、回動力伝達手段を介してこのタービンの回動力を叩打体に伝達して集塵フィルタを振動させることができる。 According to the vacuum cleaner of the present invention, the turbine is rotated by the air flowing in the turbine chamber as the electric blower is driven, and the rotational force of the turbine is transmitted to the hitting body via the rotational force transmission means to collect the dust. The filter can be vibrated.
つまり、電動送風機が駆動する際に集塵フィルタ体を振動させることができ、この集塵フィルタ体に頻繁に振動を与えることができる。そして、集塵フィルタ体の目詰まりによる吸込力の低下を防止することが可能となる。 That is, when the electric blower is driven, the dust collection filter body can be vibrated, and the dust collection filter body can be vibrated frequently. And it becomes possible to prevent the reduction | decrease in the suction force by clogging of a dust collection filter body.
また、本発明ではタービンの回動力によって集塵フィルタ体を振動させるので、モータ等を備えていなくても強い力で集塵フィルタ体を振動させることが可能となる。 Further, in the present invention, the dust collection filter body is vibrated by the rotational power of the turbine, so that it is possible to vibrate the dust collection filter body with a strong force even without a motor or the like.
以下、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の電気掃除機を説明する。 Hereinafter, a vacuum cleaner according to the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に示す実施例1の電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11内に設けた集塵室12と、この集塵室12を負圧にする電動送風機13と、掃除機本体11の前部に設けたホース接続口11aに一端が着脱可能に接続された集塵ホース15と、この集塵ホース15の他端に設けた手元操作管17に着脱自在に接続された延長管18と、この延長管18の先端部に着脱自在に接続された吸込口体20とを備えている。
The
また、集塵室12には、集塵フィルタ体である集塵袋19が着脱可能に装着されている。なお、集塵袋19は例えば紙製又は布製のパックフィルタである。
A
そして、手元操作管17には操作部17Aが設けられており、操作部17Aには複数の操作スイッチSaが設けられている。
The
掃除機本体11には、蓋ケース21が後部側を回動中心にして上下方向に開閉可能に装着されており、この蓋ケース21は、図2に示すように集塵室12の上部開口12Aを覆っている。また、この蓋ケース21には集塵室12に臨む位置で叩打装置30が設けられている。
A
叩打装置30は、図2及び図3に示すように、蓋ケース21に形成されたドーム状の膨出部31と、この膨出部31の下側に取り付けられた下部ケース32と、膨出部31と下部ケース32との間に配置された区画壁33と、膨出部31と区画壁33とによって集塵室(風路)12から区画されたタービン室34と、タービン室34内に回動自在に配置されたタービン40と、集塵袋19を振動させる叩き部材(叩打体)35等とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
膨出部31は、図3に示すように、ドーム状に湾曲した本体部31Aと、この本体部31Aの側面に貫通形成された大気孔31Bとを有している。
As shown in FIG. 3, the bulging
下部ケース32は、集塵室12側に突出しており、周縁部32Aが膨出部31の周縁部31Cに対向すると共に、図6に示すようにビスBによって蓋ケース21の裏面に固定されている。
The
また、この下部ケース32には、図3及び図6に示すように、複数のスリット状の孔32B・・・が形成されている。
Further, as shown in FIGS. 3 and 6, the
区画壁33は、図3に示すように、膨出部31の周縁部31Cと下部ケース32の周縁部32Aとの間に挟持されている。そして、この区画壁33は、中央部に貫通形成された軸孔33Aと、周縁部近傍に貫通形成された風路孔33Bとを有している。
As shown in FIG. 3, the
軸孔33Aは、タービン40の後述する回動軸43を回動可能に挿通するものであり、図示しない軸受が嵌合されている。
The
タービン室34は、大気孔31Bを介して大気に連通し、風路孔33Bを介して集塵室12に連通している。
The
すなわち、風路孔33Bは、集塵室12を覆う蓋ケース21の裏面側に固定された下部ケース32の内側に連通している。この下部ケース32の内側は、スリット状の孔32Bを介して集塵室12に連通している。そのため、この下部ケース32の内側及び風路孔33Bを介して、タービン室34が集塵室12に連通することとなる。
That is, the
叩き部材35は、図3及び図5に示すように、平板状の基板35Aに複数の叩きリブ35B・・・を設けたものである。また、基板35Aの中央には、軸受孔35Cが貫通形成されている。
As shown in FIGS. 3 and 5, the hitting
また、ここでは、図4に示すように、基板35Aの周縁部及び軸受孔35Cの周縁部に、叩きリブ35Bと反対側に突出した側壁Sが立設されている。
Further, here, as shown in FIG. 4, side walls S projecting on the opposite side of the hitting
そして、この叩き部材35は下部ケース32の内部に配置され、下部ケース32の孔32Bから叩きリブ35Bが図3に示すように下方へ突出している。
The hitting
タービン40は、図3及び図4に示すように、多数の羽41A・・・を有する回動円板部41と、回動円板部41の中央に設けられた軸部42とを有している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
回動円板部41は、タービン室34内に配設された円盤状の板状体であり、区画壁33に面した下面41a側の周縁部に、多数の羽41A・・・が突出形成されている。
The rotating
これらの羽41A・・・は、回動円板部41の中心に向かって放射状に配置されると共に、風を受けやすいように僅かに湾曲している。
These
軸部42は、回動円板部41の下面41aに突出形成され、図3に示すように、羽41Aよりも大きく突出している。また、この軸部42の外径は、軸孔33Aの内径よりも大きくなっており、軸孔33Aから突出しないようになっている。
The
そして、このタービン40の軸部42には、回動力伝達手段である回動軸43及び、回動軸43の先端に設けられた偏心軸44が連結されている。
The
この回動軸43は、タービン40の軸部42の中心に接続され、軸孔33Aに嵌合された図示しない軸受に回動可能に保持されると共に、この軸孔33Aを貫通している。
The
偏心軸44は、回動軸43に接続された平板部44Aと、この平板部44Aの周縁部に突出形成された偏心軸部44Bとを有している。
The
平板部44Aは、叩き部材35の軸受孔35C近傍に位置しており、この軸受孔35C内に偏心軸部44Bが挿入されている。ここで、平板部44Aの外径は軸受孔35Cの内径よりも大きく形成され、軸受孔35C周縁部に立設された側壁Sがこの平板部44Aに当接することで偏心軸部44Bが抜けないようになっている。
The
そして、回動円板部41が回動することによって軸部42が回動し、この軸部42の回動に伴って回動軸43及び偏心軸44が一体に回動する。このとき、偏心軸44の偏心軸部44Bが叩き部材35の軸受孔35C内に挿入されているので、この叩き部材35も連動して回動することとなる。これにより、タービン40の回動力を叩き部材35に伝達することができる。
Then, the rotating
なお、叩き部材35は叩きリブ35Bがスリット状の孔32B内に挿入されているので、この孔32Bによって回動移動が規制され、孔32Bに沿って移動するようになる。
Since the hitting
次に、上記のように構成される電気掃除機10の動作について説明する。
Next, operation | movement of the
電動送風機13が停止しているときには、図3に示す叩打装置30のタービン室34内は大気圧になっており、タービン40は停止している。
When the
また、このとき叩き部材35の叩きリブ35Bは、集塵袋19の上面に接触している(図3参照)。
At this time, the hitting
この状態で、手元操作管17の操作スイッチSaの操作により電動送風機13が駆動されると集塵室12に吸込負圧が作用する。
In this state, when the
この吸込負圧は、集塵ホース15、手元操作管17、延長管18を介して吸込口体20の吸込室(図示せず)に作用し、吸込口体20の底面の吸込室の吸込開口(図示せず)から被清掃面上の塵埃及び空気が吸い込まれる。そして、吸い込まれた塵埃及び空気は、延長管18、手元操作管17、集塵ホース15を介して掃除機本体11の集塵室12へ吸い込まれていく。
This negative suction pressure acts on the suction chamber (not shown) of the
集塵室12へ吸い込まれた塵埃は集塵室12内に装着された集塵袋19に捕集され、空気は電動送風機13に吸い込まれた後に掃除機本体11の図示しない排気孔から排気されていく。
The dust sucked into the
一方、電動送風機13の駆動により集塵室12に吸込負圧が作用すると、この吸込負圧は、下部ケース32の孔32Bと、区画壁33の風路孔33Bとを順に介してタービン室34に作用し、このタービン室34内が負圧となる。
On the other hand, when a suction negative pressure acts on the
そして、タービン室34内が負圧になると、大気との間に圧力差が生じ、本体部31Aに形成された大気孔31Bからタービン室34内に空気が流れ込み、さらに風路孔33Bから下部ケース32の孔32Bを介して集塵室12内へとこの空気が流れる。
When the pressure in the
このとき、タービン室34内を流れる空気が羽41Aに当たって回動円板部41が回動することとなる。
At this time, the air flowing through the
そして、この回動円板部41の回動に伴って軸部42が一体に回動し、この軸部42の回動により回動力伝達手段である回動軸43及び偏心軸44が回動する。
Then, the
ここで、偏心軸44の偏心軸部44Bが叩き部材35の軸受孔35Cに挿入されているので、偏心軸44の回動により、偏心軸部44Bが軸受孔35Cの側壁Sに当接する。これにより、叩き部材35が動いて集塵袋19を振動させる。
Here, since the
なお、叩き部材35は、叩きリブ35Bが下部ケース32の孔32Bから突出しているので、この孔32Bによって移動軌跡が規制され、ここでは掃除機本体11の前後方向に沿って移動するようになっている。
The hitting
そして、電動送風機13が駆動している間、タービン室34には負圧が作用し続けるので、このタービン室34内に空気が流れてタービン40が回転し続け、集塵袋19を振動させ続けることができる。
While the
これにより、集塵袋19に頻繁に振動を与えることができ、集塵袋19の目詰まりによる吸込力の低下を防止することが可能となる。
As a result, the
また、叩き部材35は、タービン40の回動力によって移動して集塵袋19を振動させるので、モータ等の駆動源を備えていなくとも、強い力で集塵袋19を振動させることができる。
Further, since the tapping
さらに、この場合では、集塵室12に向かって流れ込む空気によってタービン40を回動させるので、このタービン40に塵埃を付着しにくくすることができる。
Furthermore, in this case, since the
以下、この発明の実施例2の電気掃除機について説明する。なお、上述の実施例1の電気掃除機10と同等の部位については同一の符号を使用し、詳細な説明を省略する。
Hereinafter, a vacuum cleaner according to Embodiment 2 of the present invention will be described. In addition, about the site | part equivalent to the
この実施例2の電気掃除機では、図7(a)に示すように、タービン40に接続された回動軸43の周面の全周に沿って歯車部50が突出形成されている。
In the electric vacuum cleaner according to the second embodiment, as shown in FIG. 7A, the
さらに、膨出部31(図7において図示せず)の内壁面には、支持アーム51が突出形成されている。
Further, a
この支持アーム51の先端部には、側方に向けて突出する支持ピン51Aが形成されており、この支持ピン51Aにはコイルバネ(付勢部材)52の一端が嵌合されている。
A
一方、歯車部50には、ラックギア53が噛合され、このラックギア53の背面53a側に形成された支持ピン53Aにコイルバネ52の他端が嵌合されている。つまり、このコイルバネ52を介してラックギア53が支持アーム51に保持されることとなる。
On the other hand, a
また、コイルバネ52は、ラックギア53の背面53aに沿って配置され、ラックギア53を支持アーム51から離間させる方向に付勢している。
The
そして、この電気掃除機では、電動送風機13の駆動に伴ってタービン40の回動円板部41が矢印X(図7(a)参照)で示す方向に回動すると、この回動円板部41と一体に回動軸43が回動する。このとき、回動軸43の周面に突出形成された歯車部50も矢印Xで示す方向に回動する。
And in this vacuum cleaner, when the
この歯車部50にはラックギア53が噛合しているので、歯車部50の回動に伴ってラックギア53が矢印Y(図7(a)参照)で示す方向に、コイルバネ52を縮めながら移動する。
Since the
つまり、このコイルバネ52は、タービン40の回動によって付勢力に抗して縮小方向に変形させられる。
That is, the
そして、図7(b)に示すように、コイルバネ52が最大限縮められた状態になると、これ以上ラックギア53が移動できずに停止し、これにより歯車部50の回動が停止させられてタービン40が停止する。
Then, as shown in FIG. 7B, when the
このとき、タービン室34(図7において図示せず)には、電動送風機13(図7において図示せず)による吸込負圧が作用しているので空気が流れ続け、タービン40は矢印X方向に回動する力が作用している状態で回動が停止することとなる。
At this time, since the suction negative pressure by the electric blower 13 (not shown in FIG. 7) is acting on the turbine chamber 34 (not shown in FIG. 7), the air continues to flow, and the
なお、コイルバネ52を縮めながらタービン40が回動する際に、このタービン40によって叩き部材35(図7において図示せず)は移動させられ、集塵袋19(図7において図示せず)が振動する。
When the
そして、電動送風機13の駆動を停止させると、タービン室34へ吸込負圧が作用しなくなり、このタービン室34内の圧力が大気圧となる。
When the driving of the
これにより、タービン室34内へ空気が流れ込まなくなり、タービン40に作用していた力が解除することとなる。
As a result, air does not flow into the
そのため、コイルバネ52が自身の付勢力で復元し、ラックギア53を矢印Yで示す方向と反対に向かって移動させる。これにより歯車部50が矢印Xで示す方向と反対に回動して、タービン40を回動させる。
Therefore, the
そして、このタービン40が回動することにより叩き部材35が移動し、集塵袋19を振動させることができる。
And when this
このとき、電動送風機13の駆動が停止して吸込負圧が作用していないので、集塵袋19に付着した塵埃が除去しやすく、より効果的に除塵することができる。
At this time, since the drive of the
なお、この実施例2では付勢部材としてコイルバネ52を使用したが、付勢力を有するものであればこれに限らず、例えば発条や板バネ等であってもよい。
In the second embodiment, the
以下、この発明の実施例3の電気掃除機について説明する。なお、上述の実施例1の電気掃除機10及び実施例2の電気掃除機と同等の部位については同一の符号を使用し、詳細な説明を省略する。
Hereinafter, the vacuum cleaner of Example 3 of this invention is demonstrated. In addition, about the site | part equivalent to the
この実施例3の電気掃除機では、図8に示すように、膨出部31の本体部31Aに筒状のへこみ部60が形成され、このへこみ部60の底面60Aに一対の大気孔61、61及びピン挿通孔62が形成されている。
In the electric vacuum cleaner of the third embodiment, as shown in FIG. 8, a
なお、図9に示すように、ピン挿通孔62は底面60Aの中央に形成され、一対の大気孔61、61はこのピン挿通孔62を挟んで互いに対向する位置に扇状に形成されている。
As shown in FIG. 9, the
また、このへこみ部60の周面には、後述する閉塞弁70の回り止め部72Aが嵌合する溝63が深さ方向に沿って設けられている。
Further, a
そして、へこみ部60内には、スプリングSPを介して閉塞弁70が配置されている(図8参照)。このスプリングSPはへこみ部60内に嵌合しており、閉塞弁70を上方に向けて付勢している。すなわち、このスプリングSPにより、閉塞弁70はへこみ部60の底面60Aとの間に間隔をおいて保持される。
And in the
なお、図9及び図10において、説明の便宜上スプリングSPは省略している。 9 and 10, the spring SP is omitted for convenience of explanation.
閉塞弁70は、上方に開口した短円筒状の弁部71と、弁部71の開口周縁部に設けられたフランジ部72と、弁部71の底面71Aから下方に突出したロックピン73とを有している。
The shut-off
弁部71は、底面71Aに一対の通気孔71B、71B(図9参照)が形成されると共に、図8に示すようにスプリングSPの一端に挿入嵌合している。この通気孔71B、71Bは、互いに対向する位置に扇状に形成されている。なお、この通気孔71B、71Bは、上方から見たときに大気孔61、61と重なり合わない位置に形成されている。
The
フランジ部72は、スプリングSPの一端に当接してこのスプリングSPの抜け止めをしている。また、このフランジ部72には、図9に示すように回り止め部72Aが側方に向かって突出形成されている。
The
ロックピン73は、スプリングSPを貫通すると共に、ピン挿通孔62を貫通し、さらに区画壁33に形成された挿通孔33Cを貫通している。そして、このロックピン73の先端部は、後述するラックギア55のギア本体55Aに接触している。
The
一方、偏心軸44´の平板部44A´は、図9に示すように、歯車形状を呈している。そして、この平板部44A´には、ラックギア55が噛合している。
On the other hand, the
ラックギア55は、平板状のギア本体55Aと、このギア本体55Aの一側面に形成された多数の歯を有する噛合部55Bと、ギア本体55Aの他側面の一端部に形成された支持突起55Cと、支持突起55C近傍に形成されたロック孔55Dとを有している。
The
このラックギア55は、付勢部材としてのコイルバネ52を介して支持アーム51に支持されている。つまり、支持アーム51の支持ピン51Aにコイルバネ52の一端が嵌合し、支持突起55Cから突出した支持ピン55cにコイルバネ52の他端が嵌合している。
The
この電気掃除機では、電動送風機13が駆動によりタービン室34に吸込負圧が作用すると、このタービン室34内に大気から空気が流れ込みタービン40の回動円板部41が回動する。
In this electric vacuum cleaner, when the suction negative pressure acts on the
ここで、タービン室34に流れ込む空気は、閉塞弁70の通気孔71B、71B及び大気孔61、61を介して流れ込むようになっている。
Here, the air flowing into the
そして、この回動円板部41と一体に回動軸43が回動し、歯車形状の平板部44A´が矢印X(図9参照)で示す方向に回動する。さらに、この平板部44A´の回動に伴ってラックギア55が矢印Y(図9参照)で示す方向に、コイルバネ52を縮めながら移動する。
Then, the rotating
つまり、このコイルバネ52は、タービン40の回動によって付勢力に抗して縮小方向に変形させられる。
That is, the
このとき、へこみ部60の内部には通気孔71B、71Bを介して大気からの空気が流れこんでいる。この空気により、閉塞弁70の弁部71は下方に引っ張られ、弁部71に下方に向かう力が作用することとなる。
At this time, air from the atmosphere flows into the inside of the recessed
しかしながら、この閉塞弁70は、ロックピン73の先端部がギア本体55Aに接触しているので下方に移動することができず、へこみ部60の底面60Aとの間に間隔をおいた状態で保持される。
However, the closing
そして、図10に示すように、コイルバネ52が最大限縮められた状態になると、これ以上ラックギア55が移動できずに停止し、これにより平板部44A´の回動が停止させられてタービン40が停止する。
Then, as shown in FIG. 10, when the
これと同時に、ラックギア55に形成されたロック孔55Dがロックピン73に対向する。これにより、ロックピン73がロック孔55Dに挿入可能となるので、スプリングSPの付勢力に抗して弁部71が下方に移動すると共に、ロックピン73がロック孔55Dに挿入嵌合する。
At the same time, the
ここで、閉塞弁70のフランジ部72に設けられた回り止め部72Aが、へこみ部60の溝63に嵌合しているので、弁部71は回転することなく下方に移動することができる。
Here, since the
そして、弁部71が下方に移動してへこみ部60の底面60Aに当接すると、底面60Aに形成された大気孔61、61が弁部71によって閉塞され、大気からの空気の流れが停止する。
When the
なお、タービン室34には風路孔33Bを介して吸込負圧が作用しているので、大気からの空気の流れが停止しても、弁部71には下向きに引っ張られる力が作用し続ける。また、この弁部71が短円筒形状を呈しているので、スプリングSP内に嵌り込んで底面60Aに密着することができる。
Since the suction negative pressure acts on the
一方、大気からの空気の流れが停止することによって、タービン40に作用する回動力が解除される。しかし、このときロックピン73がロック孔55Dに挿入嵌合しているため、ラックギア55の移動が阻止され、タービン40は図10に示す状態で停止することとなる。つまり、ロックピン73及びロック孔55Dが、コイルバネ52の復元をロックするロック手段となって、ラックギア55の移動を阻止し、タービン40の回動を停止させる。
On the other hand, when the flow of air from the atmosphere stops, the rotational force acting on the
なお、コイルバネ52を縮めながらタービン40が回動する際に、このタービン40によって叩き部材35が移動させられ、集塵袋19が振動する。
When the
そして、電動送風機13の駆動を停止させると、タービン室34へ吸込負圧が作用しなくなり、このタービン室34内の圧力が大気圧となる。
When the driving of the
これにより、弁部71を下向きに引っ張る力が解除され、弁部71はスプリングSPの付勢力によって上方に押し上げられる。
Thereby, the force pulling the
このように弁部71が上方に移動することで、ロックピン73がロック孔55Dから外れ、ロック手段が解除されることとなる。そのため、コイルバネ52が自身の付勢力で復元し、ラックギア55を矢印Yで示す方向と判単に向かって移動させる。これにより平板部44A´が矢印Xで示す方向と反対に回動して、タービン40を回動させる。
As the
そして、このタービン40が回動することにより叩き部材35が移動し、集塵袋19を振動させることができる。
And when this
このように、電動送風機13を駆動している際に、大気孔61、61が弁部71によって閉塞されるので、空気の漏れを防止して吸込仕事率の向上を図ることができる。
In this way, when the
またこのとき、ロックピン73がロック孔55Dに嵌合してラックギア55の移動を阻止して付勢部材であるコイルバネ52の復元を防止するので、大気からの空気流れが停止してもコイルバネ52を変形させたまま保持でき、電動送風機13が停止して吸込負圧が作用していない状態で除塵することが可能となる。
At this time, the
なお、この実施例3では付勢部材としてコイルバネ52を使用したが、付勢力を有するものであればこれに限らず、例えば発条や板バネ等であってもよい。
In the third embodiment, the
また、閉塞弁70の回り止めは、フランジ部72に設けられた回り止め部72Aが溝63に嵌合することで行なっているが、例えばロックピン73とピン挿通孔62との間に回り止めを防止する凹凸を設けてもよい。
Further, the blocking
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。 Although one embodiment according to the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to the above-described embodiment. Design changes and the like within the scope not departing from the gist of the present invention are included in the present invention.
例えば、上述の実施例では、叩打装置30が集塵室12の上方に配置され、この集塵室12の圧力と大気圧との圧力差を利用しているが、これに限らない。つまり、吸込風を利用してタービンを回動させるものに限らず、排気風を利用してタービンを回動させてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the tapping
この場合、図11に示すように、タービン40を電動送風機13が配置される送風機室13Aの上方に配置する。そして、タービン40が配置されたタービン室34と大気とを連通する大気孔80を掃除機本体11に形成し、送風機室13Aとタービン室34とを連通する風路孔82Aを区画壁82に形成する。
In this case, as shown in FIG. 11, the
また、タービン40の軸部42の先端には、偏心軸Hを介してシャフト83の一端が接続されており、このシャフト83の他端に叩き部材35が取り付けられている。
Further, one end of a
これにより、電動送風機13が駆動することにより送風機室13A内の圧力が高まり、大気圧との圧力差が生じて送風機室13Aから風路孔82Aを介してタービン室34へ空気が流れ出て、さらに大気孔80を介して大気へ空気が流れ出る。
Thereby, when the
この大気へ向かって流れる空気によってタービン40が回動し、叩き部材35を移動させて集塵袋19を振動させることができる。
The
またこの場合、集塵室12の上方にタービン40を配置する必要がないので、この集塵室12を拡大することができる。
In this case, since the
さらに、上述の実施例では、集塵フィルタ体として集塵袋19としているが、これに限らず、慣性分離等によって塵埃を分離した後の空気に含まれる細塵を捕集するいわゆる二次フィルタであってもよい。
Furthermore, in the above-described embodiment, the
また、上述の実施例は、キャニスタ型のタイプの電気掃除機について説明したが、アップライト式の電気掃除機や、手元操作管等に塵埃分離のためのフィルタを取り付ける電気掃除機に適用することもできる。 Moreover, although the above-mentioned Example demonstrated the canister type | formula vacuum cleaner, it applies to the vacuum cleaner which attaches the filter for dust separation to an upright type vacuum cleaner, a hand control tube, etc. You can also.
10 電気掃除機
11 掃除機本体
12 集塵室(風路)
13 電動送風機
19 集塵袋(集塵フィルタ体)
30 叩打装置
31B 大気孔
33B 風路孔
34 タービン室
35 叩き部材(叩打体)
40 タービン
43 回動軸(回動力伝達手段)
44 偏心軸(回動力伝達手段)
10
13
30
40
44 Eccentric shaft (rotating power transmission means)
Claims (3)
前記叩打装置は、前記風路に風路孔を介して連通すると共に大気に大気孔を介して連通するタービン室と、該タービン室に配置され且つこのタービン室内の圧力と大気圧との圧力差により該タービン室に流れる空気で回動するタービンと、該タービンの回動力を伝達する回動力伝達手段と、該回動力伝達手段からの力によって前記集塵フィルタ体を振動させる叩打体とを備えていることを特徴とする電気掃除機。 A vacuum cleaner body incorporating an electric blower, a dust collecting filter body for collecting the dust sucked by the electric blower into the vacuum cleaner body, and a wind in the vacuum cleaner body generated by driving the electric blower A vacuum cleaner comprising a tapping device that vibrates the dust collecting filter body using a pressure difference between a road pressure and atmospheric pressure,
The tapping device communicates with the air passage through the air passage hole and communicates with the atmosphere through the air hole, and the pressure difference between the pressure in the turbine chamber and the atmospheric pressure is disposed in the turbine chamber. A turbine that is rotated by the air flowing into the turbine chamber, a rotational power transmission means that transmits the rotational power of the turbine, and a hitting body that vibrates the dust collecting filter body by a force from the rotational power transmission means. A vacuum cleaner characterized by
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005341695A JP2007143814A (en) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | Vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005341695A JP2007143814A (en) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | Vacuum cleaner |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007143814A true JP2007143814A (en) | 2007-06-14 |
Family
ID=38205938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005341695A Pending JP2007143814A (en) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | Vacuum cleaner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007143814A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101334126B1 (en) * | 2011-07-26 | 2013-11-28 | 조한국 | Industrial vacuum cleaner |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005341695A patent/JP2007143814A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101334126B1 (en) * | 2011-07-26 | 2013-11-28 | 조한국 | Industrial vacuum cleaner |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1743562B1 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP3990428B1 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP2007268124A (en) | Vacuum cleaner | |
JP4444043B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JP2009077805A (en) | Vacuum cleaner | |
JP4405379B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JP2013183760A (en) | Vacuum cleaner | |
JP4267653B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JP2007143814A (en) | Vacuum cleaner | |
JP2008067885A (en) | Vacuum cleaner | |
JP2008023043A (en) | Upright vacuum cleaner | |
JP4844451B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JP2006006383A (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP4011079B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP5040470B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP2008067954A (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP4444256B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP3990419B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP4118289B2 (en) | Dust collector and vacuum cleaner | |
JP4286851B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP2009172213A (en) | Vacuum cleaner | |
JP2008023049A (en) | Vacuum cleaner | |
JP4118288B2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP4769049B2 (en) | Vacuum cleaner | |
JP4962262B2 (en) | Electric vacuum cleaner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20070605 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20100412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |