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JP2007018026A - コントローラ - Google Patents

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JP2007018026A JP2005195648A JP2005195648A JP2007018026A JP 2007018026 A JP2007018026 A JP 2007018026A JP 2005195648 A JP2005195648 A JP 2005195648A JP 2005195648 A JP2005195648 A JP 2005195648A JP 2007018026 A JP2007018026 A JP 2007018026A
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Abstract

【課題】 ネットワークを介したデータ伝送によってプラント機器の制御を行うプラント制御システムにおいて、伝送路の障害発生やマスタ用のコントローラの故障に対して、常にプラント機器を円滑かつ安定して制御できるようにする。
【解決手段】 伝送路4p,4sを予め二重化し、各コントローラ1〜3からは同じ内容のデータを互いに時間的に重複しないように所定の時間間隔で各伝送路4p,4sに送信すると共に、この送信データには送受信周期ごとに値が変化するステータス情報を含ませておく。スレーブ用のコントローラ2,3は、伝送路4p,4sを介して受信したデータに含まれるステータス情報に変化が現れないときには、マスタ用のコントローラ1が故障したものと判断し、スレーブ用のコントローラ2,3の内の一つがマスタ用のコントローラになるべくマスタ切替処理に移行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを構成する伝送路を介したデータ伝送によってプラントの制御を行うプラント制御システムに適用されるコントローラに関する。
従来のプラント制御システム、例えば発電プラント制御システムにおいては、マスタ用のコントローラと複数台のスレーブ用のコントローラとを一重系の伝送路を介して互いに接続してネットワークを構成し、マスタ用のコントローラによって発電プラント全体の電力目標値の演算をしたりシステム全体のシーケンス制御を行う一方、スレーブ用のコントローラによってマスタ用のコントローラから与えられる制御目標値や指令値、および現在の受電電力の値に基づいて各発電装置を個別に制御するようにしたものがある。
ところで、このようなプラント制御システムでは、マスタ用のコントローラが故障すると、当該コントローラからの指令がスレーブ用のコントローラに与えられなくなるため、スレーブ用のコントローラは各発電装置を適切に制御できなくなり、プラントの運転が停止するなどの不具合を生じる。
そのため、従来技術では、スレーブ用の各コントローラ内にシーケンス制御機能部および切替スイッチを設けるとともに、各コントローラの相互間で監視を行い、マスタ用のコントローラが故障したときには、直ちにスレーブ用の一つのコントローラにおいて切替スイッチを作用させてシーケンス制御機能部を立ち上げ、このスレーブ用のコントローラをマスタ用のコントローラとして動作させるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術では、マスタ用のコントローラを2台設けていわゆる二重化を行い、一方のコントローラが故障したときには、直ちに他方のコントローラを起動するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第2983319号公報 特開平10−63313号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されているような従来技術では、マスタ用とスレーブ用の各コントローラを接続する伝送路は一重系であるため、伝送路の途中に障害が発生したときには、マスタ用のコントローラからの指令がスレーブ用のコントローラに与えられなくなる。このため、スレーブ用のコントローラはプラント機器を適切に制御できなくなる。
しかも、従来技術の場合、スレーブ用のコントローラをマスタ用のコントローラとして動作させるために制御を切り替える際、その切り替え開始から完了までの期間中は、スレーブ用のコントローラにおいて制御目標値と現在のプロセス値の情報が共に喪失しているので、プラント機器に対する制御が不安定になり、ハンチングが起こるなどの問題がある。
さらに、特許文献2に記載されているように、マスタ用のコントローラを二重化したシステムの場合には、マスタ用のコントローラが1台余分に必要となるため、コストアップを招来する。また、従来は、二重化された伝送路に同じタイミングで同じデータを送信するようにしているため、データを受信する側のコントローラでは、2つの伝送路に対して同時に受信処理を行い、かつ、両方からデータを受信した場合には、何れか一方を使用し、他方を使用しないようにデータの選択を行うという複雑な処理が必要で、制御シーケンスが複雑化するなどの問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、プラント制御システムを構成する伝送路の一部に障害が発生した場合や、マスタ用のコントローラが故障した場合でも、プラント機器の制御が停止したり、制御が不安定になったりするなどの不具合発生を確実に防止し、常にプラント機器を円滑かつ安定して制御できるようにし、しかも比較的安価に実施することが可能なコントローラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、他のコントローラがプラント機器を制御するための制御データを演算して所定のデータ領域に書き込む制御データ演算部と、この所定のデータ領域の前記制御データを所定の時間間隔をおいて伝送路に送信するデータ送信部とを有し、前記制御データには前記制御データ演算部が処理するごとに更新されるステータス情報を含むことを特徴とするマスタ用のコントローラからの制御データに基づいてプラント機器を制御するスレーブ用のコントローラにおいて、次の構成を採用している。
すなわち、本発明に係るスレーブ用のコントローラは、プラント機器を制御するプラント機器制御部と、前記伝送路にデータを送信するデータ送信部と、前記伝送路からのデータを受信するデータ受信部と、前記伝送路からのデータを前記データ受信部が受信すると起動され、受信したデータから前記制御データを抽出する制御データ抽出部と、前記制御データに含まれる前記ステータス情報から前記マスタ側のコントローラの前記制御データ演算部が正常かどうかを判断するマスタ異常検出部と、マスタ用のコントローラとして動作するための所定の処理であるマスタ切替処理を実行するとともに、このマスタ切替処理を開始したことを前記データ送信部により他のコントローラに通知するマスタ切替部と、他のコントローラからマスタ切替処理が開始したことが通知された際に、その通知元のコントローラの優先度が自己の優先度よりも高い場合には、前記マスタ切替部が実行中の前記マスタ切替処理を中止するマスタ切替中止部と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、二重化された伝送路の片方に障害が発生した場合でも残りの伝送路によってデータ送信を継続することができる。また、マスタ用のコントローラが故障した場合には、少なくとも一方の伝送路を介して入力されるデータに含まれるステータス情報に変化が現れないので、スレーブ用のコントローラはマスタ用のコントローラの故障発生を各確実に検知することができ、これに応じてスレーブ用のコントローラの内の一つがマスタ用のコントローラに切り替わる。したがって、プラント機器の制御が不能になって制御が停止するなどの不具合発生を確実に防止することができ、常にプラント機器を円滑かつ安定して制御することが可能になる。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1におけるプラント制御システムの一例としての発電プラント制御システムの全体を示す構成図、図2は同システムに適用される本発明のコントローラの構成を示すブロック図である。
この実施の形態1の発電プラント制御システムは、複数台(本例では3台)のコントローラ1,2,3を備え、各コントローラ1〜3が二重化された伝送路4p,4sを介して互いにリング状に接続されてリング型LANが構成されている。そして、各コントローラ1〜3には、プラント機器としての発電装置11,12,13が個別に接続されている。この場合のリング型LANを構成する伝送路4p,4sとして、本例では光ファイバケーブルが適用されている。なお、ここでは二重化された各伝送路4p,4sを区別できるように、一方の伝送路4pをP系、他方の伝送路4sをS系と称する。
上記の各コントローラ1〜3の内、一台のコントローラ1は、予め正常時にはマスタ用として定義されており、発電プラント制御システム全体のシーケンス制御、例えば発電プラント制御システム全体の発電電力の目標値を演算し、この演算結果および各スレーブ用のコントローラ2,3からのプロセス値を入手して各発電装置11〜13ごとの発電電力の制御目標値を決定するなどの処理を実行するとともに、これに併行して自己に接続されている発電装置11の発電電力を制御するようになっている。
一方、残りのコントローラ2,3は、予め正常時にはスレーブ用として定義されており、マスタ用のコントローラ1から与えられる制御目標値や指令値等の制御データに基づいて各発電装置12,13の発電電力を個別に制御するようになっている。
マスタ用のコントローラ1とスレーブ用の各コントローラ2,3の果たす機能は上記のように相違しているものの、各コントローラ1〜3の構成は、基本的に同じであって、図2に示すように、プラント機器制御部101、制御データ演算部102、送信データ作成部103、データ送信部104、データ受信部105、制御データ抽出部106、マスタ異常検出部107、マスタ切替部108、マスタ切替中止部109、および異常時対応制御データ演算部110を含む。
上記のプラント機器制御部101は、制御データ演算部102や異常時対応制御データ演算部110で演算して得られる制御データに基づいてプラント機器である発電装置を制御するものである。
制御データ演算部102は、発電装置を制御するための制御データを演算するもので、その演算結果は図示しないメモリの所定のデータ領域に書き込まれるようになっている。また、制御データ演算部102は、他のコントローラに制御データを送信する場合には、所定のデータ領域に格納された制御データを読み出す際に、送信ごとに値が更新されるステータス情報(例えばインクリメント値)を付加するようにしている。
送信データ作成部103は、制御データ演算部102で演算された制御データをデータ送信部104から伝送路4p,4sを介して他のコントローラにデータを送信するにあたり、パケットなどのデータ送信に適した送信形態に加工して送信データとして作成するものである。
また、データ送信部104は、送信データ作成部103で作成された送信データを所定の時間間隔ΔTでもって伝送路4p,4sに送信するものである。なお、この場合の時間間隔ΔTは、例えば各コントローラ1〜3がデータ受信からデータ送信までの間に行う演算処理の1周期分以上になるように設定される。
データ受信部105は、各伝送路4p,4sからのデータをそれぞれで独立に受信するものであって、何れかの伝送路4pまたは4sでデータを受信してから所定の期間To(>ΔT)内では、他のデータを受信しても制御データ抽出部106に転送しないようになっている。
制御データ抽出部106は、データ受信部105が受信したデータから制御データを抽出するものである。また、マスタ異常検出部107は、制御データ抽出部106で抽出された制御データに含まれるステータス情報からマスタ側のコントローラ1の制御データ演算部102が正常かどうかを判断するものである。
マスタ切替部108は、マスタ異常検出部107によりマスタ側のコントローラの異常が検出された場合には、これに応じてマスタ用のコントローラとして動作するためのマスタ切替処理を実行するとともに、このマスタ切替処理を開始したことを示すマスタ宣言、およびマスタ切替処理が完了したことを示すマスタ切替完了宣言を他のコントローラに通知するものである。
マスタ切替中止部109は、他のコントローラからマスタ切替処理を開始したことを示すマスタ宣言が通知された際、その通知元のコントローラの優先度と自己に対して予め設定されている優先度とを比較し、通知元のコントローラの優先度の方が高い場合には、マスタ切替部108が実行中のマスタ切替処理を中止する指令を出力するものである。なお、ここでは一方のコントローラ2の優先度は、他方のコントローラ3の優先度よりも高く設定されているものとする。
異常時対応制御データ演算部110は、マスタ異常検出部107によってマスタ用のコントローラ1の制御データ演算部102が正常でないことが検出されてから、マスタ切替部108がマスタ切替処理の完了をデータ送信部104により他のコントローラに通知するか、または他のコントローラからマスタ切替処理の完了通知を受信するまでの間、プラント機器である発電装置から入手する現在のプロセス値が制御目標値となるようにプラント機器制御部101を制御する演算を実行するものである。
次に、この発電プラント制御システムにおいて、システム全体が正常な場合、伝送路4p,4sの一部に障害が発生した場合、およびマスタ用のコントローラ1が故障した場合のそれぞれの動作について説明する。
(1)システム全体が正常な場合
この正常時では、例えば図3のフローチャートに示すように、マスタ用のコントローラ1は、伝送路4p,4sを介してスレーブ用のコントローラ2,3からのプロセス値などのデータを受信する(S11)。
この場合、マスタ用のコントローラ1のデータ受信部105には、P系、S系の各伝送路4p,4sを介して同じ内容のデータが所定の時間間隔ΔTをもって到来することになるが、データ受信部105は、何れかの伝送路4p,4sの内、最初に受信したデータのみを次段の制御データ抽出部106に送出し、そのデータ受信から所定の期間To(>ΔT)内では、他のデータを受信しても次段の制御データ抽出部106には送出しない。このため、後に受信したデータは破棄される。
こうして、データ受信部105において先に受信したデータが制御データ抽出部106に送出されると、制御データ抽出部106は、このデータからプロセス値を含む制御データを抽出し、この制御データを制御データ演算部102に出力する。
制御データ演算部102は、自己のプラント機器制御部101を介して得られるプロセス値やスレーブ用のコントローラ2,3から送信されてくるプロセス値に基づいてプラント制御システム全体の発電電力の目標値を演算し、さらに各発電装置11〜13ごとの発電電力の制御目標値を決定するなどの演算処理を実行する(S12)。そして、このようにして決定した各発電装置11〜13ごとの発電電力の制御目標値や指令値のデータを図示しないメモリの所定のデータ領域に書き込む。
また、この制御データ演算部102は、自己の発電装置11について決定された発電電力の制御目標値を読み出してプラント機器制御部101に与えるので、プラント機器制御部101は、この制御目標値に基づいて自己に接続されている発電装置11の発電電力を制御する。
さらに、この制御データ演算部102は、スレーブ用のコントローラ2,3に対して発電電力の制御目標値や指令値等の制御データを伝送路4p,4sを介して送信するために、所定のデータ領域に格納された制御データを読み出して送信データ作成部103に送出する。その際、制御データには送信ごとに値が更新されるステータス情報(例えばインクリメント値)を付加する。
送信データ作成部103は、制御データ演算部102からのステータス情報を含む制御データをデータ送信部104から各伝送路4p,4sを介して他のコントローラ2,3にデータを送信するにあたり、パケットなどのデータ送信に適した送信形態に加工して送信データを作成する(S13)。データ送信部104は、この送信データを伝送路4p,4sからスレーブ用のコントローラ2,3に向けて送信する。
その際、データ送信部104は、同じ内容の送信データを互いに時間的に重複しないように所定の時間間隔ΔTをもって各々の伝送路4p,4sに送信する。すなわち、データ送信部104は、例えば送信データを最初にP系の伝送路4pを介して送信する(S14)と、上記の時間ΔTが経過した後に(S15)、再び同じ内容のデータを今度はS系の伝送路4sを介して送信する(S16)。
一方、スレーブ用のコントローラ2は、マスタ用のコントローラ1と同様、P系、S系の各伝送路4p,4sを介して同じ内容のデータが所定の時間間隔ΔTをもって到来した場合、データ受信部105は、何れかの伝送路4pまたは4sを経由して最初に受信したデータのみを次段の制御データ抽出部106に送出し、そのデータ受信から所定の期間To(>ΔT)内では、他のデータを受信しても次段の制御データ抽出部106には送出しない(S21)。このため、後に受信したデータは破棄される。つまり、正常時では、最初にP系の伝送路4pを経由したデータが受信されるので、このデータのみが制御データ抽出部106に送出され、その後にS系の伝送路4sを経由したデータが受信されてもこのデータは破棄されることになる。
そして、制御データ抽出部106は、データ受信部105が先に受信したデータから制御データを抽出し、この制御データを制御データ演算部102に出力する。
制御データ演算部102は、自己のプラント機器制御部101を介して得られるプロセス値やマスタ用のコントローラ1から送信されてくる発電電力の制御目標値のデータを図示しないメモリの所定のデータ領域に書き込み、また、自己宛ての制御データ以外の制御データを他のコントローラ3にデータ転送する準備を行うなどの演算処理を実行する(S22)。
さらに、この制御データ演算部102は、自己の発電装置12について決定された発電電力の制御目標値をメモリから読み出してプラント機器制御部101に与えるので、プラント機器制御部101は、この制御目標値に基づいて自己に接続されている発電装置12の発電電力を制御する。
また、制御データ演算部102は、自己宛て以外の発電電力の制御目標値や指令値等の制御データを他のスレーブ用のコントローラ3に転送するために、その制御データを送信データ作成部103に送出する。その際、制御データには送信ごとに値が更新されるステータス情報(例えばインクリメント値)を付加する。
送信データ作成部103は、ステータス情報を含む制御データをパケットなどのデータ送信に適した送信形態に加工して送信データとして作成する(S23)。次いで、データ送信部104は、この送信データを伝送路4p,4sから他のスレーブ用のコントローラ3に向けて送信する。
その際、データ送信部104は、同じ内容の送信データを互いに時間的に重複しないように所定の時間間隔ΔTをもって各々の伝送路4p,4sに送信する。すなわち、データ送信部104は、例えば送信データを最初にP系の伝送路4pを介して送信する(S24)と、上記の時間ΔTが経過した後に(S25)、再び同じ内容のデータを今度はS系の伝送路4sを介して送信する(S26)。
なお、以上の動作は、次段のスレーブ用のコントローラ3についても同様である。また、ここではマスタ側のコントローラがデータ送信する場合とスレーブ側のコントローラがデータ送信する場合の上記の各時間間隔ΔTは一致しているが、必ずしも一致したものでなくてもよい。
(2)伝送路の一部に障害が発生した場合
P系、S系の伝送路4p,4sのいずれか一方に障害が発生した場合、スレーブ用のコントローラ2,3には、障害の無い何れか一方の伝送路4pあるいは4sを経由したデータのみが到来することになる。
このとき、(1)で説明した正常時の場合と同様、データ受信部105は、何れかの伝送路4p,4sを経由して最初に受信したデータのみを次段の制御データ抽出部106に送出する。
例えば、P系の伝送路4pにおいてマスタ用とスレーブ用の各コントローラ1,2間を接続する部分に障害Dが発生した場合、スレーブ用のコントローラ2は、P系の伝送路4pを経由したデータを受信できなくなるが、所定の時間ΔTが経過した後にはS系の伝送路4sを介して同じ内容のデータを最初のデータとして受信することができる。したがって、データ受信部105は、このS系の伝送路4sを経由して受信したデータを制御データ抽出部106に送出する。
制御データ抽出部106は、こうして受信されたデータから制御データを抽出し、この制御データを制御データ演算部102に出力するので、制御データ演算部102は、この制御データに基づいて発電装置12の制御を継続する。そのため、発電装置12の制御が不能になるといった不具合発生を確実に防止することができる。
そして、このスレーブ用のコントローラ2のデータ送信部104が次のスレーブ用のコントローラ3にデータを送信する際には、例えば送信用のデータを最初にP系の伝送路4pを介して送信し、次に所定の時間間隔ΔTが経過した後に、再び同じ内容のデータを今度はS系の伝送路4sを介して送信する。なお、これは、次のスレーブ用のコントローラ3がマスタ用のコントローラ1に対してデータを送信する場合も同様である。
なお、ここでは、P系の伝送路4pにおいてマスタ用とスレーブ用のコントローラ1,2間を接続する箇所に障害Dが発生した場合を例にとって説明したが、伝送路4p,4sの他の箇所で障害が発生した場合も処理動作は基本的に同じであるから、ここでは詳しい説明は省略する。
このように、各コントローラ1〜3のデータ送信部104は、伝送路4p,4sの障害発生の有無にかかわらず、両伝送路4p,4sに所定の時間間隔ΔTをもって同じ内容のデータを送信する一方、データ受信部105は、最初に受信したデータのみを取り込むので、2個のコントローラを結ぶ両伝送路4p,4sが同時に障害が発生しない限り確実にデータを送受信することができる。そのため、送受信するデータの信頼性が高くなり、各コントローラ1〜3は、発電装置11〜13を安定して制御できるとともに、マスタ用のコントローラ1は各発電装置11〜13に対する正確な制御目標値を演算することが可能になる。
(3)マスタ用のコントローラが故障した場合
前述のごとく、マスタ用およびスレーブ用の各コントローラ1〜3は、各伝送路4p,4sを介してデータ送信を行う際には、送受信周期ごとに値が変化するステータス情報(例えばインクリメント値)を含ませている。
ここで、マスタ用のコントローラ1において、制御データ演算部102が故障すると、両伝送路4p,4sにより送信されるデータに含まれるステータス情報が変化しなくなる。すなわち、制御データ演算部102は、スレーブ用のコントローラ2,3に対して制御データを送信する際、制御データに送信ごとに値が更新されるステータス情報(例えばインクリメント値)を付加しているが、制御データ演算部102が故障すると、データ送信部104は同じ制御データのみを繰り返して送信するようになり、これに伴ってステータス情報も同じ内容のものが送信されてステータス情報が変化しなくなる。
各々のスレーブ用のコントローラ2,3において、データ受信部105は伝送路4p,4sを介して最初に受信したデータを制御データ抽出部106に送出し、続いて制御データ抽出部106はこの受信データから制御データを抽出するが、マスタ異常検出部107は、この抽出された制御データに付加されているステータス情報に変化が現れないときには、マスタ用のコントローラ1が故障したものと判断し、マスタ異常検出信号を出力する。
例えば、図4のフローチャートに示すように、スレーブ用のコントローラ2のマスタ異常検出部107がステータス情報の変化がないことを検出した場合には、これに応じてマスタ異常検出信号を出力する。このマスタ異常検出信号は、マスタ切替部108および異常時対応制御データ演算部110にそれぞれ与えられる。
マスタ切替部108は、マスタ切替中止部109からマスタ切替中止信号が与えられていないときには、自己がマスタ用のコントローラになるためのマスタ切替処理を開始したことを示すマスタ宣言を行う(S31)。このマスタ宣言は、送信データ作成部103からデータ送信部104に送出されて他のスレーブ用のコントローラ3にも伝送される。この動作は、他方のスレーブ用のコントローラ3についても同様である(S41)。
ここで、このコントローラ2がマスタ宣言をした後、データ受信部105が他のコントローラ3から送られてきたマスタ宣言を受信した場合、マスタ切替中止部109は、その通知元のコントローラ3の優先度と自己の優先度とを比較する。そして、自己の優先度が高い場合にはマスタ切替処理をそのまま継続する。この例では、一方のコントローラ2の優先度が他方のコントローラ3の優先度よりも高いので、一方のコントローラ2はそのままマスタ切替処理を続行する(S32)。
これに対して、他方のコントローラ3は、一方のコントローラ2よりも優先度が低いので、データ受信部105が一方のコントローラ2からのマスタ宣言を受信した場合、マスタ切替中止部109は、これに応じてマスタ切替部108に対してマスタ切替処理中止指令を与える。このため、マスタ切替部108は、最初にマスタ宣言をしても途中でマスタ切替処理を中止する(S42)。
各スレーブ側のコントローラ2,3において、異常時対応制御データ演算部110は、マスタ異常検出部107からマスタ異常検出信号が与えられると、プラント機器制御部101に対して発電装置12,13で得られる現在のプロセス値をホールドし、このホールドした現在のプロセス値を制御目標値として発電装置12,13を制御するように演算処理を実行する(S33,S43)。このため、マスタ切替処理の開始から完了までの期間Tc中は、発電装置12,13の制御が不安定になってハンチングを生じるといった不具合発生を防止することができる。
そして、マスタ宣言後もマスタ切替処理を継続している一方のスレーブ用のコントローラ2において、制御データ演算部102は自己の発電装置12および他のスレーブ用のコントローラ3で得られる発電装置13のプロセス値を収集する(S34)。なお、マスタ宣言は、データ収集が終了してマスタ切替完了宣言(S35)が出されるまでのマスタ切替処理の期間Tc中、そのまま継続される。
そして、マスタ切替部108は、制御データ演算部102から全ての発電装置12,13のプロセス値のデータ収集が完了したことが知らされると、マスタ切替完了宣言を行い(S35)、制御データ演算部102が新たなマスタ用のコントローラ2としてのシステム制御を再開する(S36)。これと同時に、異常時対応制御データ演算部110は制御動作を停止する。さらに、マスタ切替部108から出力されたマスタ切替完了宣言は、送信データ作成部103からデータ送信部104に送出されて他のスレーブ用のコントローラ3にも伝送される。
他方のコントローラ3においては、データ受信部105がコントローラ2からのマスタ切替完了信号を受信すると、このマスタ切替完了信号が制御データ演算部102および異常時対応制御データ演算部110に共に与えられるので、制御データ演算部102は元のスレーブとしての制御を再開し(S44)、これと同時に、異常時対応制御データ演算部110は制御動作を停止する。
なお、以前にマスタ用として動作していたコントローラ1の故障が修理された場合には(S51)、既に他のコントローラ2がマスタ用として動作しているので、修理後のコントローラ1が再起動されたときはスレーブ用となり(S52)、新たなマスタ用のコントローラ2の下で動作することになる(S53)。
このように、この実施の形態1のプラント制御システムにおいては、発電プラント制御システム全体がダウンして制御が停止するなどの不具合発生を確実に防止することができ、発電装置11〜13を円滑かつ安定して制御することが可能になる。
実施の形態2.
図5は本発明のプラント制御システムが適用される実施の形態2における発電プラント制御システムの構成図である。
この実施の形態2の発電プラント制御システムは、複数台(本例では3台)のコントローラ1〜3を備え、各コントローラ1〜3は二重化された伝送路4p,4sを介して互いにバス状に接続されてバス型LANが構成されている。また、各コントローラ1〜3には、プラント機器としての発電装置11〜13が個別に接続されている。この場合のバス形LANを構成する伝送路4p,4sとして、本例ではインターネット用のLANケーブルが適用されている。そして、この実施の形態2では、各コントローラ1〜3間のデータの送受信はブロードキャストにより行われる。
上記の各コントローラ1〜3の内、一台のコントローラ1は、予め正常時にはマスタ用として定義され、他のコントローラ2,3はスレーブ用として定義されている。また、実施の形態1の場合と同様に、各コントローラ1〜3からは、同じ内容のデータを互いに時間的に重複しないように所定の時間間隔ΔTをもって各々の伝送路4p,4sにブロードキャストで送信する。また、この送信データには、送受信周期ごとに値が変化するステータス情報を含ませる。この場合においても、各コントローラ1〜3の構成は、図2に示したものと基本的に同じである。
この実施の形態2のプラント制御システムにおいて、正常時の場合、伝送路4p,4sの一部に障害が発生した場合、およびマスタ用のコントローラ1が故障した場合のそれぞれの処理は、実施の形態1の場合と基本的に同じであるので、詳しい説明は省略する。ただし、この実施の形態2では、各コントローラ1〜3間のデータの送受信はブロードキャストで行われるため、マスタ用のコントローラ1が故障した場合には、その故障発生を全てのコントローラ1〜3がほぼ同時に検出することができる。このため、マスタ切替処理を迅速に行うことができる。
なお、上記の実施の形態1,2では、本発明の理解を促すために、発電電力プラント制御システムが3台のコントローラ1〜3と発電装置11〜13とで構成されている場合について説明したが、コントローラや発電装置の台数はこのような数に限定されるものでないことは勿論である。
本発明は、上記の実施の形態1,2で説明したような発電プラント制御システムに適用したものに限定されるものではなく、例えば、生産プラント制御システムのような他のプラント制御システムについても適用することが可能である。
本発明の実施の形態1における発電プラント制御システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における発電プラント制御システムに適用されるコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において、システム全体が正常な場合のマスタ用とスレーブ用の各コントローラのデータの送受信動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において、マスタ用のコントローラが故障した場合の各コントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における発電プラント制御システムの構成図である。
符号の説明
1〜3 コントローラ、11〜13 発電装置(プラント機器)、
4p,4s 伝送路、101 プラント機器制御部、102 制御データ演算部、
104 データ送信部、105 データ受信部、106 制御データ抽出部、
107 マスタ異常検出部、108 マスタ切替部、109 マスタ切替中止部、
110 異常時対応制御データ演算部。

Claims (3)

  1. 他のコントローラがプラント機器を制御するための制御データを演算して所定のデータ領域に書き込む制御データ演算部と、この所定のデータ領域の前記制御データを所定の時間間隔をおいて伝送路に送信するデータ送信部とを有し、前記制御データには前記制御データ演算部が処理するごとに更新されるステータス情報を含むことを特徴とするマスタ用のコントローラからの制御データに基づいてプラント機器を制御するスレーブ用のコントローラであって、プラント機器を制御するプラント機器制御部と、前記伝送路にデータを送信するデータ送信部と、前記伝送路からのデータを受信するデータ受信部と、前記伝送路からのデータを前記データ受信部が受信すると起動され、受信したデータから前記制御データを抽出する制御データ抽出部と、前記制御データに含まれる前記ステータス情報から前記マスタ側のコントローラの前記制御データ演算部が正常かどうかを判断するマスタ異常検出部と、マスタ用のコントローラとして動作するための所定の処理であるマスタ切替処理を実行するとともに、このマスタ切替処理を開始したことを前記データ送信部により他のコントローラに通知するマスタ切替部と、他のコントローラからマスタ切替処理が開始したことが通知された際に、その通知元のコントローラの優先度が自己の優先度よりも高い場合には、前記マスタ切替部が実行中の前記マスタ切替処理を中止するマスタ切替中止部と、を備えることを特徴とするスレーブ用のコントローラ。
  2. 前記マスタ異常検出部により前記制御データ演算部が正常でないことが検出されてから前記マスタ切替部が前記マスタ切替処理の完了を前記データ送信部により他のコントローラに通知するか、または他のコントローラからマスタ切替処理の完了通知を受信するまでの間、前記プラント機器から入手する現在のプロセス値が制御目標値となるように前記プラント機器制御部を制御する演算を実行する異常時対応制御データ演算部を備えることを特徴とする請求項1に記載のスレーブ用のコントローラ。
  3. プラント機器を制御するプラント機器制御部と、二重化された伝送路のそれぞれで独立にデータを受信するデータ受信部と、何れかの伝送路からデータを前記データ受信部が受信すると起動され、受信したデータから前記プラント機器制御部が使用する制御データを抽出する制御データ抽出部と、プラント機器を制御するための制御データを演算して所定のデータ領域に書き込む制御データ演算部と、この所定のデータ領域の前記制御データを二重化された伝送路に所定の時間間隔をおいて送信するデータ送信部とを備え、何れかの伝送路でデータを受信してから所定の期間では前記データ受信部がデータを受信しても前記制御データ抽出部を起動しないことを特徴とするコントローラ。
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