JP2007016206A - 顔料分散液の製造方法、およびカラーフィルター用ペースト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メディアと分散処理槽を有するメディア攪拌型分散機を用いて顔料を溶媒中に分散させる複数の分散工程を有する顔料分散液の製造方法であって、第1の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(1)(mm)、第2の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(2)(mm)としたときに、φ(1)/φ(2)が4以上40以下であり、かつφ(2)が0.1mm以下であることを特徴とする顔料分散液の製造方法。
【選択図】図3
Description
すなわち、メディアと分散処理槽を有するメディア攪拌型分散機を用いて顔料を溶媒中に分散させる複数の分散工程を有する顔料分散液の製造方法であって、第1の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(1)(mm)、第2の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(2)(mm)としたときに、φ(1)/φ(2)が4以上40以下であり、かつφ(2)が0.1mm以下であることを特徴とする顔料分散液の製造方法である。
この第一の分散工程における滞留時間RT(1)を第2の分散工程における滞留時間RT(2)よりも短くすることにより、高い生産性で安定な顔料分散体を得ることが可能となる。また、各滞留時間を適当な値とすることで、顔料分散体の保存安定性および、塗膜とした際の透過率、コントラストといった特性を、選択的に向上させることが可能となる。その範囲としては、RT(1)<RT(2)の関係を満たし、RT(1)の範囲としては2分以上20分以下が好ましく、更には2分以上10分以下が好ましく、RT(2)の範囲としては2分以上60分以下が好ましく、更には2分以上30分以下が好ましい。第一の分散工程においては、上記の通り粗大顔料の粉砕を目的とし径の大きいメディアが使用されるため、被分散体に与えるエネルギーを極小とし粒子の表面活性を抑えるため、滞留時間RT(1)としては粗大粒子を十分に粉砕できる範囲において短い方が好ましい。一方、第2の分散工程においても、生産性および分散体の安定性の観点から、滞留時間RT(2)は被分散体を微細化できる範囲において短い方が好ましい。
次に本発明を用いて作成される液晶表示装置について説明する。カラーフィルターは、カラーフィルターと透明電極基板とを対向させて作成する。カラーフィルターには、必要に応じて着色層上に透明保護膜を設けても差し支えない。また、カラーフィルター上にはITO膜などの透明電極を形成する。
・メディア攪拌型分散機
(1) ダイノーミルKDL
(株) シンマルエンタープライゼス製、セパレーター:ギャップ方式
(2) ウルトラアペックスミル(UAM)
寿工業株式会社製、セパレーター:遠心分離方式
(3) スターミルZRS
アシザワファインテック株式会社製、セパレーター:遠心分離+スクリーン方式
また、実施例中で使用されるメディアの嵩密度およびメディアの平均粒径とメディア粒径分布の標準偏差の比σ/φ(2)を表1に示す。
イットリアを2.7モル%含む部分安定化ジルコニア粉末と、水(造粒剤)との混合物を、ジルコニアビーズを用いたアトライターミルで2時間混合し、20kgの、部分安定化ジルコニア粉末の含有量が30%重量のスラリーを調製した。続いて、このスラリーをディスク式の噴霧乾燥機を用いて噴霧、乾燥し、成形球体を得た。このとき、ディスクの回転速度は8,000rpmとし、熱風温度は240℃、排風温度は100℃とした。次に、得られた成形球体を開口度0.045mmと0.125mmの篩を用いて分級し、平均粒径が0.08mmの成形球体を得た。そして、分級により得られた成形球体を空気中にて1400度で2時間焼結し、ジルコニア球体を得た。このジルコニア球体を目開き63μm及び目開き32μmの標準篩を用いて分級を行い、平均粒径:0.046mm、最長径:0.063mm、最短径:0.033mm、標準偏差:0.0077のジルコニアビーズA−2−1を得た。
上記ジルコニアビーズA−2−1について、目開き63μm及び目開き38μmの標準篩を用いて分級を行い、平均粒径:0.052mm、最長径:0.063mm、最短径:0.038mm、標準偏差:0.0066のジルコニアビーズA−2−2を得た。
上記ジルコニアビーズA−2−1について、目開き53μm及び目開き38μmの標準篩を用いて分級を行い、平均粒径:0.051mm、最長径:0.053mm、最短径:0.038mm、標準偏差:0.0043のジルコニアビーズA−2−3を得た。
また、実施例中で使用されるポリアミック酸B−1、および顔料分散液G−1は次の方法で製造されたものとする。
4,4′−ジアミノフェニルエーテル;330.6g(0.75mol)、3,3′−ジアミノジフェニルスルフォン;49.6g(0.20mol)、ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン;12.4g(0.005mol)をγ−ブチロラクトン2730gと共に仕込み、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物;161.0g(0.49mol)とピロメリット酸二無水物;106.8g(0.49mol)を添加し、60℃で5時間反応させた。無水マレイン酸1.96g(0.02mol)を添加し、更に60℃で1時間反応させ、ポリアミック酸(B−1とする)溶液を得た。
緑顔料(Pigment Green 36);3.3重量%、黄顔料(Pigment Yellow 138);3.0重量%、ポリアミック酸B−1;4.7重量%、γ−ブチロラクトン;89.0重量%をタンクに仕込み、ホモミキサー(特殊機化製)で1時間撹拌し顔料分散液G−1を得た。この顔料分散液G−1の粘度を、1度34秒の先端角を有するコーンプレートが装着されたRC500型粘度計(東機産業製)を使用して測定したところ、25℃における剪断速度38/秒での粘度は2.90mPa・sであった。
<実施例1>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μmのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例2>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−2)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例3>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);粒径分布のブロードな0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−1)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例4>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);1.00mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例5>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);2.00mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例6>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(ZRS)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が22分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例7>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.03mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が12分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<実施例8>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);1.00mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.03mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が12分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例1>
顔料分散液G−1を粒径0.30mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RTが70分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例2>
顔料分散液G−1を粒径0.10mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RTが25分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例3>
顔料分散液G−1を粒径0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RTが20分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例4>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.10mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例5>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);3.00mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.05mmのジルコニアビーズ(A−2−3)を使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例6>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);0.10mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.03mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が12分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
<比較例7>
顔料分散液G−1を粒径φ(1);2.00mmのジルコニアビーズを使用し、ギャプセパレーターを備えたビーズミル(ダイノミル)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(1)が3分となるよう分散を行った。そして、分散後の顔料分散液を粒径φ(2);0.03mmのジルコニアビーズを使用し、遠心分離セパレーターを備えたビーズミル(UAM)に供給し、回転速度11m/sで滞留時間RT(2)が17分となるよう分散を行った。この分散液をポリイミド前駆体B−1希釈液で希釈して緑色着色ペーストを作成した。この緑色着色ペーストを孔径2μのポリフロンフィルター(ADVANTEC社製 PF020)で濾過した後、無アルカリガラス基板上にスピンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得た。
顕微分光光度計MCPD−2000(大塚電子製)を使用し、C光源での透過率Y、x値、y値を測定した。
偏光板で基板サンプルを挟み、色彩輝度計BM−5A(トプコン製)を使用して平行ニコルの輝度とクロスニコルの輝度の比からコントラストを測定した。
表面形状測定装置サーフコム1500A(東京精密)を使用し、表面粗さを測定した。
2 ギャップセパレーター
3、12、20 撹拌羽根
4、14 処理材料の入口
5、9、16 メカニカルシール
6、11、17 回転主軸
7、15、21 粉砕処理室
10 セントリーセパレーター
13 逆流弁
18 遠心分離スクリーンセパレーター
Claims (9)
- メディアと分散処理槽を有するメディア攪拌型分散機を用いて顔料を溶媒中に分散させる複数の分散工程を有する顔料分散液の製造方法であって、第1の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(1)(mm)、第2の分散工程で用いるメディアの平均粒径をφ(2)(mm)としたときに、φ(1)/φ(2)が4以上40以下であり、かつφ(2)が0.1(mm)以下であることを特徴とする顔料分散液の製造方法。
- 分散処理槽内における顔料分散液の滞留時間をRTとしたとき、第1の分散工程における滞留時間RT(1)が、第2の分散工程における滞留時間RT(2)よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の顔料分散液の製造方法。
- 前記第2の分散工程で用いるメディア撹拌型分散機が、遠心分離によりメディアと顔料分散液を分離することを特徴とする請求項1または2に記載の顔料分散液の製造方法。
- 前記第2の分散工程で用いるメディアの嵩密度が4.0g/cm2以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
- 前記第2の分散工程で用いるメディアの粒径分布の標準偏差をσ(mm)としたとき、σ/φ(2)が0.15以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
- 顔料が有機顔料であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
- 第2の分散工程で用いる顔料分散液の25℃における剪断速度38/秒での粘度が50mPa・s未満であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法により得られた顔料分散液と樹脂からなることを特徴とするカラーフィルター用ペースト。
- 任意の色数で各色別に所望のパターン状に設けられた着色層及び遮光層からなる画素を有するカラーフィルターにおいて、該着色層或いは遮光層に請求項8に記載のカラーフィルター用ペーストを使用したことを特徴とするカラーフィルター。
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