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JP2007013354A - セル内再同期制御システム及びその方法並びに無線基地局及びそれらを用いた移動通信システム - Google Patents

セル内再同期制御システム及びその方法並びに無線基地局及びそれらを用いた移動通信システム Download PDF

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Yoichi Tanabe
洋一 田邉
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NEC Communication Systems Ltd
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Abstract

【課題】 CDMA移動通信システムにおいて、無線基地局でのセル内再同期制御に際して、受信品質が良好な上り信号を選択すること。
【解決手段】 CDMA移動通信システムの無線基地局1におけるセル内再同期制御時に、上り信号の受信品質を保つべく、2つのベースバンドリソースAとBの各々の無線フレーム同期情報及び受信品質を示す情報情報を参照して、制御部14の監視/選択部142によりベースバンドリソースを選択し、上り信号を切替える構成とする。すなわち、フレーム同期確立状態にあって、かつ受信品質が良好なベースバンドリソースを選択して上り信号の送信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明はセル内再同期制御システム及びその方法並びに無線基地局及びそれらを用いた移動通信システムに関し、特にCDMA通信システムにおける無線基地局のセル内再同期制御方式の改良に関するものである。
CDMA方式による移動通信システムでは、無線ネットワーク制御局(RNC:Radio Network Controller)に複数の無線基地局(Node-B)が有線伝送路で接続され、RNCの制御により無線基地局と各移動局(MT:Mobile Terminal )との間で無線リンク設定が行なわれる。移動局から無線基地局を介してRNCへ送信される上り通信の場合、移動局からの上り信号は、無線基地局のベースバンドリソースにより逆拡散、同期制御および復号化などの、CDMA通信のためのベースバンド処理が施され、上り有線リンクを通してRNCへ送信される。一般に、無線基地局は複数の移動局を収容するために、複数個のベースバンドリソースが用意されている。
無線基地局が、ある移動局との間で、RNCの制御により指定されたキャリア周波数で通信している際に、当該周波数における干渉量が強い場合、他キャリア周波数に切替えて通信を継続する場合がある。これを、一般に、セル内再同期制御という。この時、無線基地局では、複数のベースバンドリソースを用いて通信を継続する。
特許文献1では、この複数のベースバンドリソースを利用したセル内再同期時の上り通信技術が開示されている。この特許文献1の技術では、セル内再同期元のベースバンドリソースと、セル内再同期先のベースバンドリソースとにおける上り信号の重複を避けるための選択方法について述べられている。
特開2004−064318号公報
上述したセル内再同期制御時の上り信号の選択方法は、異なるキャリア周波数の下に割り当てられたベースバンドリソースにおける、無線フレーム同期確立点を契機としているために、次のような問題がある。
すなわち、セル内再同期元として割当てたベースバンドリソース(以下、リソースAと称す)と、セル内再同期先に割当てたベースバンドリソース(以下、リソースBと称す)との無線フレーム同期情報は、一般に、上り無線回線の状況により状態が変化する。換言すれば、特定の同一時刻における無線フレーム同期状態として、図6に示すような6とおりの組合わせがある。なお、図6において、「初期状態」とは、選択されたベースバンドリソースに対し、初めて無線リンクが設定された状態を示すものとする。
無線基地局からRNCへ送出する上り信号は同一の有線伝送路を用いるようになっているので、セル内再同期制御時には、信号の重複を避けて、受信品質の良い上り信号を送出する必要がある。しかしながら、上述した上り信号の選択方法では、ベースバンドリソースの無線フレーム同期確立を契機としているために、上記組合わせ2の場合には、同一時刻における上り信号の受信品質が不明であり、よって品質の良い信号を選択できていない場合が考えられる。
本発明の目的は、セル内再同期制御に際して、受信品質が良好な上り信号を選択することが可能なセル内再同期制御システム及びその方法並びにそれに用いる無線基地局及び移動通信システムを提供することである。
本発明によるセル内再同期制御システムは、ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御システムであって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御手段を含むことを特徴とする。
本発明によるセル内再同期制御方法は、ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御方法であって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による無線基地局は、ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局であって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による移動通信システムは、上記のセル内再同期制御システムや無線基地局を用いたことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御動作をコンピュータに実行させるめのプログラムであって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす処理を含むことを特徴とする。
本発明の作用を述べる。CDMA移動通信システムの無線基地局におけるセル内再同期制御時に、上り信号の受信品質を保つべく、通信中の呼に割当てられている第1のベースバンドリソースと、他の割当て可能な第2のベースバンドリソースの各々の受信品質を示す受信品質情報に基づいて、上り信号を切替える構成とする。すなわち、受信品質が良好なベースバンドリソースを選択して、上り信号の受信処理を行うようになっている。
本発明によれば、以下に記載するような効果を奏する。第1に、セル内再同期制御時の特定時刻における上り信号の受信品質情報を参照することによって、品質の良い上り信号を選択して送信することが可能になる。その理由は、通信中の呼に割当てられているセル内再同期元である第1ベースバンドリソースと、他の割当て可能なセル内再同期先である第2ベースバンドリソースの上り信号情報となる、無線フレーム同期情報と目標SIR対受信SIR比を送信情報部に備えたことによる。
第2に、セル内再同期制御時の特定時刻による上り信号を選択することによって、上り信号を重複することなく送信を実現することが可能になる。その理由は、上り信号情報である、無線フレーム同期情報及び受信品質を示す情報を常時監視するようにしたからである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の機能ブロック図であり、CDMA無線基地局におけるセル内再同期制御時の上り受信品質制御システムの構成を示している。
無線基地局(Node−B)1は無線ネットワーク制御局(RNC)2に有線伝送路5により接続されており、無線基地局1には自身の無線ゾーン(サービスエリアであるセル)内に位置する複数の移動局(MT)3,4の各々が無線伝送路6を通して収容されている。ここでは、図面を簡略化するために、1つの無線基地局1だけが図示されているが、実際には、複数の無線基地局がRNC2に接続されていてもよい。
無線基地局1は、移動局3,4との無線通信を行うための無線送受信部11と、アナログ信号とデジタル信号の間の変換を行うAD/DA変換部12と、ベースバンドリソース部13と、制御部14と、ATMセル分割/再組立部15と、伝送路I/F部16とを含んでいる。
無線送受信部11には、受信のためのRX部111と送信のためのTX部112とがあり、AD/DA変換部12には、A/D変換部121とD/A変換部122とが設けられている。
ベースバンドリソース部13には、複数のベースバンドリソース131(A),132(B),……が設けられているものとし、各ベースバンドリソースは、移動局(MT)3,4のCDMA通信を可能にするための符号拡散/逆拡散、同期制御、符号化/復号化などのベースバンド処理を行う処理部である。ここでは、上り受信品質制御について説明するので、各ベースバンドリソースには、本発明と関連する信号生成部と送信情報部のみが図示されている。
ベースバンドリソースAには、信号生成部101Aおよび送信情報部102Aが、ベースバンドリソースBには、信号生成部101Bおよび送信情報部102Bが、それぞれ設けられている。なお、これらをソフトウェアにより実装することも可能である。すなわち、プログラム制御プロセッサ上で信号生成プログラムおよび送信情報入出力制御プログラムを実行することにより、各プロセスを生成して、同様の機能を実現することができる。
また、制御部14には、処理通知部141、監視/選択部142が設けられている。これは上述したようにソフトウェアにより実装することも可能である。すなわち、プログラム制御プロセッサ上で処理通知プログラム、監視/選択制御プログラムを実行することにより、各プロセスを生成して、同様の機能を実現してもよい。
制御部14の処理通知部141は、RNC2より通知される無線基地局1内でのセル内再同期制御の起動通知をATMセル分割/再組立部15を介してベースバンドリソース部13へ転送する。監視/選択部142は、セル内再同期制御時に、ベースバンドリソース部13からの上り信号情報を比較し、受信品質の良い信号を選択し、ATMセル分割/再組立部15へ転送する。
また、各ベースバンドリソース部13の信号生成部101A,101Bは、無線フレーム同期情報と目標SIR(Signal to Interferance Wave Ratio )対受信SIR比を、送信情報部102A,102Bへ、それぞれ転送する。この上り信号情報は制御部14の監視/選択部142にてセル内再同期制御時に監視される。
図2は送信情報部102A,102Bでの上り信号情報のメッセージの内容を示すフォーマット図であり、無線フレーム同期情報と、受信品質情報である目標SIR対受信SIR比とが含まれている。後述するように、無線基地局1でのセル内再同期制御時に、図2に示したこの上り情報を基に、受信品質の良い上り信号を選択し、連続性を担保することができるようになっている。
次に、本実施の形態による上り受信品質制御動作を、具体的な例に即してより詳細に説明する。先ず、図1を用いて無線基地局1内のベースバンドリソース部13における通信中の呼に対する上り送信処理について説明する。
移動局(MT)3,4と無線基地局1との間で通信を行う際、RNC2から無線基地局1の制御部14に対して、有線伝送路5を介して無線リンクの設定が行われる。制御部14は、移動局(MT)との間で指定されるキャリア周波数を基に、相当するベースバンドリソースを探索する。セル内再同期制御は、移動局(MT)に対し2つのキャリア周波数を割当てて通信を継続するようになっているので、無線基地局1のベースバンドリソース部13への無線リンク設定も2つ必要となる。ここでは、セル内再同期元リソースとしてベースバンドリソースAが、セル内再同期先リソースとしてベースバンドリソースBが、それぞれに割当てられたものとする。
ベースバンドリソースA及びBの各信号生成部101A及び101Bは、移動局(MT)に共通に割当てられており、それぞれ異なるキャリア周波数が割当てられている。移動局(MT)とは、いずれかのキャリア周波数を使用して、通信を行っている。移動局(MT)からのキャリア周波数がベースバンドリソースAに割当てられたキャリア周波数と合致する場合、上り信号は無線伝送路6を介し、無線基地局1の無線送受信部11へ送られ、AD/DA変換部12においてAD変換された後、ベースバンドリソースAの信号生成部101Aで復号化される。復号化された上り信号は、制御部14の監視/選択部142を介して、ATMセル分割/組立部15で上りセル変換され、伝送路I/F16を経由し、有線伝送路6を介してRNC2へ送信される。
同様に、移動局(MT)からのキャリア周波数がベースバンドリソースBに割当てられたキャリア周波数と合致する場合、ベースバンドリソースBの信号生成部101Bで復号化され、制御部14の監視/選択部142を介して、ATMセル分割/組立部15で上りセル変換され、伝送路I/F部16を経由し、有線伝送路6を介してRNC2へ送信される。
図3はRNC2から無線基地局1への受信品質データ転送シーケンスを示す図である。受信品質データ転送シーケンスは、ステップS0で示すようなアウターループ送信電力制御情報(周知であり、ここでは特に説明しない)転送処理手順であり、無線基地局1において無線リンク設定が行われた際に発生する。RNC2から通知された受信品質データは、無線基地局1の伝送路I/F部16、ATMセル分割/再組立部15を介して制御部14の処理通知部141を経由し、ベースバンドリソース部13の信号生成部に保存される。保存された受信品質データは信号生成部にて目標SIRに変換される。
図4は、本実施の形態による無線基地局1におけるセル内再同期制御時の上り受信品質制御を説明するためのシーケンス図である。図4において、既に、ベースバンドリソースAは移動局3または4とキャリア周波数f1を使用し通信を行っているものとする(ステップS1,S2)。すなわち、ベースバンドリソースAが、通信中の呼に割当てられて上り信号処理中であるものとする。ベースバンドリソースAの信号生成部101Aでは、復号処理結果を基に受信SIRを算出し、図2に示した上り信号情報となる無線フレーム同期情報と目標SIR対受信SIR比(下記の式1参照)を、送信情報部102Aへ転送する。このような処理はフレーム周期で継続的に実行されているものとする。
目標SIR対受信SIR比=目標SIR値−受信SIR値 ……(式1)
この状況下において、RNC2からのセル内再同期制御起動に応答して(ステップS3)、無線基地局1にてセル内再同期制御が起動されると、制御部14の処理通知部141は、通信中の呼に割当てられて通信の継続が可能な再同期先リソースを探す(ステップS4)。ここでは、キャリア周波数f2を使用しベースバンドリソースBが再同期先として選択されたとする(ステップS5)。
ベースバンドリソースBの信号生成部101Bでは、復号処理結果を基に受信SIRを算出し(ステップS6)、上り信号情報である無線フレーム同期情報と目標SIR対受信SIR比を、送信情報部102Bへ転送する。ベースバンドリソースA及びBの各送信情報部102A及び102Bは、制御部14の処理通知部141からのセル内再同期制御開始通知指令に応答して(ステップS7)、格納されている上り信号情報を、同制御部14の監視/選択部142へ転送する。
以降、セル内再同期制御起動中は、ベースバンドリソースA及びBの各送信情報部102A及び102Bは、監視/選択部142へ上り信号情報転送を継続する(ステップS8,9)。よって、ベースバンドリソースA及びBの各上り信号情報は最新のものに常に更新されていることになる。
制御部14の監視/選択部142では、セル内再同期制御起動中、ベースバンドリソースA及びBの各送信情報部102A及び102Bから転送された無線フレーム同期情報と目標SIR対受信SIR比を参照して、上り信号を選択する(ステップS10)。ベースバンドリソースA及びBにおける、各無線フレーム同期情報と各目標SIR対受信SIR比は、上り無線回線状況により逐次更新され、無線フレーム同期情報の内容に基づいて、図6に示したように6つの組合わせが生じる。
そこで、制御部14においては、図4のステップS10におけるベースバンドリソースA,Bの選択処理を、フレーム周期で時系列的に、これら両ベースバンドリソースの各無線フレーム同期情報と各目標SIR対受信SIR比とを比較参照して実行することになる。この場合の各比較タイミング毎の処理の詳細を、図5のフローチャートに示している。
制御部14内の監視/選択部142は、先ず、ベースバンドリソースA及びBにおける無線フレーム同期状態を比較する(ステップS101)。どちらかの無線フレーム同期状態が同期確立である場合には(ステップS102でYes)、監視/選択部142は同期確立のベースバンドリソースの上り信号を選択する(ステップS103)。
次に、ステップS102でNoの場合、両ベースバンドリソースA及びB共に同期確立状態かどうかを調べる(ステップS104)。このとき、両者共に同期確立の場合(ステップS104でYes)、両者の目標SIR対受信SIR比を比較する(ステップS105)。比較の結果、ベースバンドリソースAの受信品質がベースバンドリソースBのそれよりも良好な場合(ステップS106でYes)、ベースバンドリソースAが選択される(ステップS107)。ベースバンドリソースBの受信品質が、ベースバンドリソースAのそれよりも良好な場合には(ステップS106でNo)、ベースバンドリソースBが選択される(ステップS108)。
なお、受信品質が共に等しい場合、すなわち両目標SIR対受信SIR比が等しい場合は、いずれを選択しても良いために、予め選択するベースバンドリソースを定めておけば良い。ステップS104においてNoの場合、上り信号は停止される(ステップS109)。
こうして制御部14の監視/選択部142で選択されたベースバンドリソースによる上り信号は、ATMセル分割/再組立部15及び伝送路I/F部16を経由し、有線伝送路5を介して上位装置であるRNC2へ送信される(図4のステップS11)。
上記の実施の形態においては、受信品質として、目標SIR対受信SIR比を用いているが、これに限らず、受信SIR、データのエラーレートなどを用いても良いものである。また、CDMA方式の移動通信システムについて適用した場合を述べたが、上記と同様のベースバンドリソースを用いる、あらゆる世代の移動通信システムにおける無線基地局に適用できるものである。
また、上述したように、図4及び図5の動作は、予めその動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをCPUであるコンピュータにより読取らせて実行させるように構成できることは明白である。
本発明の実施の形態のシステム構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に用いる上り信号情報の内容を示す図である。 本発明の実施の形態に用いる受信品質情報転送シーケンス図である。 本発明の実施の形態の動作を示すシーケンス図である。 図4のシーケンス図におけるステップS10の詳細を示す制御部の処理フローである。 複数のベースバンドリソースのフレーム同期状態の組合わせ例を示す図である。
符号の説明
1 無線基地局(Node−B)
2 RNC(無線ネットワーク制御局)
3,4 移動局(MT)
5 有線伝送路
6 無線伝送路
11 無線送受信部
12 AD/DA変換部
13 ベースバンドリソース部
14 制御部
15 ATMセル分割/再組立部
16 伝送路I/F部
101A,101B 信号生成部
102A,102B 送信情報部
111 RX部
112 TX部
121 A/D変換部
121 D/A変換部
131 ベースバンドリソースA
132 ベースバンドリソースB

Claims (18)

  1. ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御システムであって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御手段を含むことを特徴とするセル内再同期制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記受信品質情報が示す受信品質が良好なベースバンドリソースを選択することを特徴とする請求項1記載のセル内再同期制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記第一及び第二のベースバンドリソースが共にフレーム同期確立の場合に、前記上り受信品質情報を基に前記選択制御をなすことを特徴とする請求項1または2記載のセル内再同期制御システム。
  4. 前記第一及び第二のベースバンドリソースは、前記上り受信品質情報と、前記フレーム同期状態を示す同期情報とを、前記制御手段へ送出する手段を有することを特徴とする請求項3記載のセル内再同期制御システム。
  5. 前記受信品質は、目標SIR対受信SIR比であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のセル内再同期制御システム。
  6. ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御方法であって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御ステップを含むことを特徴とするセル内再同期制御方法。
  7. 前記制御ステップは、前記受信品質情報が示す受信品質が良好なベースバンドリソースを選択することを特徴とする請求項6記載のセル内再同期制御方法。
  8. 前記制御ステップは、前記第一及び第二のベースバンドリソースが共にフレーム同期確立の場合に、前記上り受信品質情報を基に前記選択制御をなすことを特徴とする請求項6または7記載のセル内再同期制御方法。
  9. 前記第一及び第二のベースバンドリソースが、前記上り受信品質情報と、前記フレーム同期状態を示す同期情報とを、前記制御手段へ送出するステップを有することを特徴とする請求項8記載のセル内再同期制御方法。
  10. 前記受信品質は、目標SIR対受信SIR比であることを特徴とする請求項6〜9いずれか記載のセル内再同期制御方法。
  11. ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局であって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす制御手段を含むことを特徴とする無線基地局。
  12. 前記制御手段は、前記受信品質情報が示す受信品質が良好なベースバンドリソースを選択することを特徴とする請求項11記載の無線基地局。
  13. 前記制御手段は、前記第一及び第二のベースバンドリソースが共にフレーム同期確立の場合に、前記上り受信品質情報を基に前記選択制御をなすことを特徴とする請求項11または12記載の無線基地局。
  14. 前記第一及び第二のベースバンドリソースは、前記上り受信品質情報と、前記フレーム同期状態を示す同期情報とを、前記制御手段へ送出する手段を有することを特徴とする請求項13記載の無線基地局。
  15. 前記受信品質は、目標SIR対受信SIR比であることを特徴とする請求項11〜14いずれか記載の無線基地局。
  16. 請求項1〜5いずれか記載のセル内再同期制御システムを用いたことを特徴とする移動通信システム。
  17. 請求項11〜15いずれか記載の無線基地局を含むことを特徴とする移動通信システム。
  18. ベースバンド信号処理を行う複数のベースバンドリソースを有する無線基地局のセル内再同期制御動作をコンピュータに実行させるめのプログラムであって、セル内再同期制御時に、通信中の呼に割当てられ上り信号処理継続中の第一のベースバンドリソースと、割当て可能な第二のベースバンドリソースとの上り受信品質情報を基に、前記ベースバンドリソースの選択制御をなす処理を含むことを特徴とするプログラム。
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