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JP2007011802A - 再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器 - Google Patents

再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器 Download PDF

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JP2007011802A JP2005193106A JP2005193106A JP2007011802A JP 2007011802 A JP2007011802 A JP 2007011802A JP 2005193106 A JP2005193106 A JP 2005193106A JP 2005193106 A JP2005193106 A JP 2005193106A JP 2007011802 A JP2007011802 A JP 2007011802A
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Satoru Higuchi
哲 樋口
Ryuichiro Togashi
隆一郎 富樫
Tomonori Obita
知礼 帯田
Koji Hirano
浩司 平野
Isao Miwa
功 三輪
Hideji Imamura
英児 今村
Hiromichi Fujita
弘道 藤田
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Sony Corp
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Abstract

【課題】USBメモリの様なリムーバブルメモリの再生が可能な再生装置に於いて、リムーバブルメモリを再生装置の本体に装着するだけで直ちに再生可能な再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を得る。
【解決手段】再生装置30の本体に設けたUSBソケット28にUSBメモリの様なリムーバブルメモリ29を装着するだけでシステム電源の投入、ファンクションのっ変更、再生動作を自動的に行う再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、USB(Universal Serial Bus)再生機能を有する再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器に係わり、特に、USBメモリから成るリムーバブルメモリを再生装置や電子機器に装着することで自動的に再生可能な再生装置及び再生方法並びリムーバブルメモリ用電子機器に関する。
従来から、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD−R、(CD-Recordable)、CD−RW(CD-ReWritable)等のディスクに記録された音楽や映像データを再生する電子機器はよく知られている。最近はフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)に書き込まれたデータを再生する電子機器も多用されている。この電子機器ではフラッシメモリやHDDといった記憶メディアを電子機器に内蔵させると、データの入れ替え時の簡便性や音楽再生時の携帯性が問題となるため、これら記憶メディアを取り外し自在としているが、この様な記録メディアはメモリスティック、SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等の複数の規格が存在し汎用性に問題が発生するために汎用性に富むUSB端子を有するメディアであるUSBメモリを対象とする電子機器が多くなってきている。
上述のUSBメモリ等のリムーバブルメモリからユーザーコードがインタフェースを経由してコンピュータ等の本体に送信されると、ユーザーコードの内容とユニットコードの内容とを比較し、これらが一致していればシステムの起動を許可し、一致していなければシステムの起動を不許可する機能を有するようにしたコンピュータが特許文献1に開示されている。
又、特許文献1にはリムーバブルメモリに音声圧縮フォーマットの再生部をさらに加えることで,コンピュータの起動時以外は一般データ記録部に記録した音声情報を再生するプレーヤとして使用することができる様にしている。音声データはコンピュータ本体からインタフェースを経由してリムーバブルメモリにダウンロードすることもできる。音声情報再生のためには「再生」「停止」「スキップ」などの入力ボタンや,音量ボリューム、ヘッドホン端子などを追加すればよいことと音声圧縮フォーマットの規格は特に限定されず例えば、MP3(エムペグ「MPEG−1」のAudio Layer-3)の他、ATRAC3(Adaptive Transfer Acoustic Coding)等適宜選択することができることの記載がある。
更に,リムーバブルメモリにCCD(電荷結合半導体素子)等の画像撮影部及び液晶等の画像表示部を加えればデジタルカメラとしても使用できて、画像としては静止画像の他に動画を扱えるようにしてもよく解像度、撮影可能枚数などは、一般データ記録部の容量等に従って定め、画像圧縮形式も特に限定されない。リムーバブルメモリで撮影した画像の他、コンピュータ本体からインタフェースを経由してリムーバブルメモリにダウンロードした画像も表示したり、音声再生プレーヤとデジタルカメラの機能を併せもたせてもよい旨の記載があるが、あくまで特許文献1に記載の構成は,キーボードからのパスワード入力を必要としないセキュリティシステムを実現しようとするものである。
更に、又、USBインタフェースを具えた情報製品、例えば、PDA(個人用携帯情報端末)、携帯電話、USBインタフェースのデジタルビデオカメラ等とUSBインタフェースを有する車用音響装置のハードディスクとを相互に接続することにより、情報製品に電源を取得できて、データ或いは音楽を車用音響装置に伝送することができるようにしたものが特許文献2に開示されている。
即ち、USBインタフェースの情報製品に車上で電力供給できるようにすると共に直接USBソケットで、USBインタフェースの携帯式製品、例えば、携帯電話、PDA、携帯式MP3プレーヤより、イメージファイル、映画、文字データ或いは音楽を車用音響装置に伝送できるようにしたものである。
図4は車用音響装置の系統図を示すもので、筐体内部に基板が接合され、この基板は、USBコントロールインタフェースユニット51、CD/VCD(ビデオ用CD)入力処理ユニット53、CD/VCDコントロールユニット54、コントロールパネルユニット55、オーディオ出力ユニット56、表示ユニット57、マイクロプロセッサユニット58を備えている。
USBコントロールインタフェースユニット51は、その一端が電気的にUSBインタフェースソケット52に接続され、USBインタフェースソケット52に直接USBインタフェースの携帯式製品、例えば、携帯電話、PDA、携帯式MP3プレーヤ等が挿入されてイメージファイル、映画、文字データ或いは音楽データの伝送或いは電源の取り出しの機能が実行される。
上述の特許文献2に開示の音響装置では、USBインタフェースソケットにUSB装置のPDA、や携帯式MP3プレーヤ等が挿入されてイメージファイル、映画、文字データ或いは音楽データの伝送或いは電源の取り出しが行なわれるように成したものである。
更に、USBの新旧バージョンを判断できるUSBインタフェース識別装置が特許文献3に開示されている。このインタフェース識別装置は、USBインタフェースと電子装置の間に判断回路が設けられ、この判断回路中に表示装置が連接され、この判断回路がUSBの伝送信号(D+、D−)の振幅変化により伝送速度を判断して判断結果を表示装置に出力して表示させることで使用者がコンピュータと電子装置の間の伝送が、低速、全速、高速のいずれの速度でなされているかを判断して、有効にUSB規格の使用状態を掌握させることが出来るようにするもので、USBメモリの検出に伝送信号D+、D−の振幅変化を利用したものが開示されている。
上述の特許文献1乃至特許文献3に開示されている様にUSB端子を有するリムーバブルメモリ(以降USBメモリと記す)を再生させる機能をシステムオーディオやステレオプレーヤ(再生装置)で実現する場合、このUSBメモリ内のファイルを再生する際に行わなければならない従来の操作は以下の様に成される。
・ USBメモリを本体に挿入する。
・ システム電源を入れる。
・ ファンクションをUSBメモリのものに切り替える。
・ 再生キーを押圧する。
特開2001−339866号公報 実用新案登録第3100200号公報 実用新案登録第3099059号公報
然し、上述の従来の操作はきわめて煩雑であるといった課題があった。本発明ではこのような課題を解決するために成されたもので、再生装置や電子機器本体のUSBソケットにUSBメモリを挿入するだけで、再生装置や電子機器内でUSBメモリの挿入の検出から上記(2)乃至(4)の各種操作をソフトウェア又はハードウェアに基づいて自動的に行う様にした再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を提供するもことを目的とする。
本発明の再生装置は、リムーバブルメモリが装着可能な接線座と、この接線座に挿入されたリムーバブルメモリのデータを少なくとも再生或いは記録制御するコンピュータとを有する再生装置であって、リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段と、検出手段でリムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、コンピュータは自動的に再生装置の電源手段をオン状態とし、ファンクションをリムーバブルメモリモードとしてリムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したものである。
本発明の再生方法は、リムーバブルメモリが装着可能な接栓座と、この接栓座に挿入されたリムーバブルメモリのデータをコンピュータによって少なくとも再生或いは記録制御する再生方法であって、リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段でリムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、コンピュータは自動的に再生装置の電源手段をオン状態とし、ファンクションをリムーバブルメモリモードしてリムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したものである。
本発明のリムーバブルメモリ用電子機器は、リムーバブルメモリが装着可能な接栓座と、この接栓座に挿入されたリムーバブルメモリのデータを少なくとも再生或いは記録制御するコンピュータとを有すリムーバブルメモリ用電子機器であって、リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段と、この検出手段でリムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、コンピュータは自動的にリムーバブルメモリ用電子機器の電源手段をオン状態とし、ファンクションをリムーバブルメモリモードとしてリムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したものである。
本発明によると、ユーザーはUSBメモリを本体のUSB接栓座に挿入するだけで、再生装置や電子機器システムの電源の投入―ファンクションの変更―再生動作までを自動的に行うことができるため、USBメモリ挿入時の操作性を向上させることが出来る再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を得ることが可能となる効果を生ずる。
以下、本発明の1形態例の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器を図1乃至図3によって説明する。図1は本発明の再生装置の1形態例を示す系統図、図2は本発明の再生方法の1形態例のフローチャート、図3は本発明の再生装置の1形態例を示す全体的構成の斜視図である。
以下、図1及び図2によって本発明の再生装置及び再生方式を説明する前に図3によって再生装置の全体的システム構成を説明する。図3に於いて、コンピュータの本体21を構成する筐体の前面パネルには上部にモニタ用のフラット表示部7を有し、モニタ用のフラット表示部7の下側には各種操作キー群5が映出されている。これ等の操作キー群は「TAPE」「DVD」「TUNER」「再生」「停止」「録音」「ファンクション切換キー」等が画面表示される。本体21の右上にはCDやDVD挿入開口スリット26が穿たれ、パネル下面に開閉扉21a、21bが設けられ、開閉扉21a内にリムーバブルメモリ、即ちUSBメモリ29が挿入可能な接栓座(以下USBソケットと記す)28が設けられ、開閉扉21b内にはテープカセットを記録再生する駆動部が配設されてテープカセットプレーヤを構成している。22L、22Rは左右スピーカ、23はコンピュータ用のディスプレイ、24はキーボード、25はマウスを示し、コンピュータ用の本体21を介してUSBメモリ29内の音楽データや画像データ等を簡単に聴取或いはモニタできるように構成されている。図3の構成では左右スピーカ22L、22Rしか配設されていないが本体21の背面板には5−1チャンネル用のスピーカ出力端子を有する。
以下、図1によって再生装置内のブロック構成を説明する。図1に於いて、再生装置30はUSBメモリプレーヤ基板31とメインコンピュータ基板32から構成されている。本例では、USBメモリ29を再生するUSBメモリプレーヤ基板31、CDを再生するCDプレーヤ33、テープカセットを再生するカセットプレーヤ34、AM、FM、TV等のチューナ35を備えたシステムスオーディオについて詳記する。
USBメモリプレーヤ基板31にはUSBソケット28が取り付けられ、このUSBソケット28はUSBメモリ29の口金が接触する口金部28aと伝送データD+、D−の端子が装着可能となされている。データD+、D−の端子、GND、VBUSはUSBソケット28からの圧縮データを読み出して、伸張などを制御するコンピュータの中央情報処理部及びUSBコントローラ並びにCODEC(コーデック)が集積されたCPUチップ1に接続されている。USBソケット36の口金部28aはメインコンピュータ基板32内に設けられCPUチップ1とデータの授受を行うメインコンピュータ(以下メインCPUと記す)37のデータラインに接続されている。このデータラインは抵抗Rによってプルアップされている。CPUチップ1はフラッシュメモリ等のROM(ロム)3とSDRAM(SDラム)2に接続され、CPUチップ1はROM3に記録されたROM情報に従って動作し、USBメモリ29からデータを読み出して圧縮してSDRAM2に記録する。更に、CPUチップ1には画像入力端子VINから画像データが供給され、ビデオアンプ16を介して画像出力端子VOUTに画像データが出力される。尚、41はUSBプレーヤ31内の電源回路を示す。
CPUチップ1にはアナログ−デジタル変換回路/デジタル−アナログ変換回路(AD/DA)15が接続されAD15からのデジタルデータはメインコンピュータ基板32側に配設したセレクタ11に供給されると共にDA15にはセレクタ11からデータが供給されている。又、DRAM2に記録された圧縮データをCPUチップ1で伸張し、DA15でデジタル音声信号をアナログ音声に変換する。更に、伸張された画像データをアナログ変換し、かつビデオフォーマットに変換しコンポジット信号に変換した後にビデオアンプ16に出力する。
メインコンピュータ基板32内にはCDプレーや33、テープカセットプレーヤ34、チューナ35からの各種情報データが供給されるCDソケット38、テープカセットソケット39、チューナソケット40がバスを介してメインCPU37に接続されると共にセレクタ11に各ソケット38、39、40から情報データを供給可能なように接続されている。商用電源端子ACINに供給された商用電圧はシステム全体の電源をまかなう電源回路13に接続され、メインCPU37で制御するスイッチ等を含む電源回路13回路を介してUSBメモリプレーヤ11内の電源回路41に接続されている。
システムオーディオを構成する再生装置30全体を制御するためのメインCPU37には操作キー群5及びリモートコントローラ(リモコン)6から音声データや映像データの動作指示が成されと共にセレクタ11及びプリアンプ10並びにフラット表示駆動回路8にはメインCPU37から出力データが供給されるように接続されている。フラット表示部駆動回路8からのデータはフラット表示部7に与えられて操作キー群5やリモコン6の信号を処理し適切な動作をさせて、その状態をフラット表示部7に出力させる。
セレクタ11の出力端はプリアンプ10に接続されプリアンプ10の出力端は更に、ミューテング回路9に接続されたパワーアンプ14に接続されたスピーカ端子SPOUTを介してスピーカ22L、22Rに接続されている。メインCPU37はDA制御を行い、CDプレーヤ33、テープカセット34から出力される夫々の音声信号はセレクタ11で選択され、プリアンプ10で音量や音質が変更されミューテング回路9でミューテング動作がなされ、最終的にパワーアンプ14でスピーカ22L、22Rを駆動できる信号に変換し、スピーカ22L,22Rに音声信号を出力する。
USBソケット28とCPUチップ1とはSUB伝送信号(VBUS,GND,D+、D−)の4信号で接続されるUSB端子を有し、USBソケット28に接続されるUSBメモリ29をエニミュレーションして認識し、通信開始する。又、USBソケット28の口金部28aは抵抗Rでプルアップされた信号線(MEDIA−DET)を持ち、口金部28aとUSB端子内のGNDが接続されているメディアが挿入されたことを検出できる様に構成されている。この構成によれば、口金部28aとUSB端子内のGNDが接続されているメディアを挿入したときにMEDIA−DETはその信号論理は「L」それ以外で「H」となるため、その信号を検出することでUSBソケット28に接続されたメディアであるUSBメモリ29の有無を検出することができる。
その他メディアの有無を確認する方法として、USBデータD+、D−の端子ラインをモニタすることも可能である。USBメモリ29はフルスピードではUSB端子D+に、ロースピードではUSB端子D−にそれぞれ15kΩのプルアップ抵抗を持つため、これらのポートの変化をCPUチップ1でモニタすることでもメディアの有無を確認することが可能である。それ以外にも通信が確立した任意の時点でメディア有と判定し、それ以外ではメディア無と判定することも可能である。他にCPUチップ1はセレクタ11から入力されAD15にてデジタル化された音声信号やVINから入力された映像信号をデジタル変換し、それを圧縮してUSBソケット28に接続されたUSBメモリ29に記録することも出来る。この時AD15は入力されたアナログ音声信号をデジタル化してCPUチップ1に渡す。又、VINから入力された映像信号もCPUチップ1に渡されデジタル化される。デジタル化された音声・映像信号をSDRAM2に記録する共に圧縮してUSBソケット28に接続されたUSBメモリ29に記録することも出来る。
通常、USBメモリ29に記録された圧縮データを再生する手順は
(1)再生すべきメディアをUSBソケット28に挿入する。
(2)電源回路13を「オン」させる命令を操作キー群5若しくはリモコン6を入力させ、全体のシステムの電源を入れる。
(3)再生すべきファンクションに切り替える。
(4)再生開始の命令を操作キー群5若しくはリモコン6より入力させる。
ことで再生動作させることとなる。
このような処理の煩雑さを除くための上述の本発明の再生装置30の動作を図2(A)(B)により説明する。本発明ではメディアの挿入検知をトリガに、これらの一連の動作を自動化したもので、図2(A)に於いて、第1ステップS1ではCPUチップ1と接続されているメインCPU37はリムーバブルメモリのUSBメモリ29がUSBソケット28に挿入されたか否かの検出を上記した「L」「H」状態で検知する。第2ステップS2ではメインCPU37は電源回路13を「オン」状態にし、第3ステップS3ではファンクションをUSBメモリ29のモードにし、第4ステップS4ではUSBメモリ29を再生状態にしてエンドにいたる 上述の構成ではメインCPU37で図2(A)のフロー制御を行なったが、メインCPUと接続されたCPUチップ1で行っても良いことは明らかである。
図2(A)のフローに於いて、電源回路13の電源が「オフ」でもファンクションが変えられるシステムであれば第2ステップS2と第3ステップS3のステップの順番は問わず実現可能である。
又、これらのフローを実現するときに、それぞれのステップの間に待ち時間を設けても、同様な効果が得られることは明白である。例えば、図2(A)ではS3とS4の間に待ち時間は記述されていないが、実際のシステムでは第3ステップS3の後、一定時間はファンクションを変更できない場合などがある。このような場合、それぞれのプロセスの間に待ち時間を当然設けることとなる。
他にも、これらの第2ステップS2〜第4ステップS4のプロセスの一部を削除してもよい。例えばシステムの電源回路13が「オン」の状態で、メディアの挿入を検出した場合等に図2(B)に示す様に第1ステップST1でUSBルメモリ29が挿入されたかを判断し、第2ステップST2でファンクションをUSBモードにした後に第3ステップST3でUSBメモリ29を再生状態にする。又、電源回路が「オン」で且つ、USBモード以外のファンクションモードになっている場合は当然USBメモリ29を再生にする第3ステップST3のみが自動的に行われるようにしても同様な効果が得られる。これら一連の動作を行うにあたってのメディアの検出は、システムの電源状態にもよるがCPUチップ1又はメインCPU37のどちらでも検出することが可能である。CPUチップ1で挿入の検出を行った場合でも、メインCPU37にその旨を通信させることで、一連のフローをメインCPU37で実現することができる。
本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリであるメディアに記録された音楽や映像データの再生動作などを行う場合にシステム全体の電源の投入、ファンクションの変更、再生などの動作の操作、メディアの挿入を自動的に行い、メディアが挿入されたか否かの検出はUSBのソケットのデータD+/D−の端子の状態やUSBソケットのGNDと口金が接続されていることを利用することで操作性の向上したシステムオーディオやステレオプレーヤを得ることが出来る。
上述の構成では再生装置について説明したが、本発明はUSBインタフェースを具えた情報製品、例えば、PDA(個人用携帯情報端末)、携帯式MP3プレーヤ、マイクロコンピュータ、携帯電話、USBインタフェースのデジタルビデオカメラ等のUSBインタフェースを有する電子機器に適用可能であり、USBメモリとこれら電子機器を相互に接続することにより、電子機器の電源の投入ができて、操作性の向上したデータ或いは音楽の再生を自動化することができる。又、実施例では音声再生/録音及び映像再生/記録可能な自動再生/記録装置として説明したが再生装置(システムオーディオ、ステレオプレーヤ)として画像処理系回路を取り除いた構成としても良く、自動再生をソフトウェアで説明したがハードウェアで構成しても良いことは明らかである。
本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示す系統図である。 本発明の本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブルメモリ用電子機器の1形態例を示すフローチャートである。 本発明の再生装置及び再生方法並びにリムーバブル用電子機器の1形態例を示す斜視図である。 従来のUSBインタフェースを有する車用音響装置の系統図である。
符号の説明
1・・・CPUチップ、2・・・SDRAM、3・・・ROM、5・・・操作キー群、6・・・リモコン、7・・・フラット表示部、8・・・フラット表示部駆動回路、9・・・ミューテング回路、10・・・プリアンプ、11・・・セレクタ、13、41・・・電源回路、14・・・パワーアンプ、15・・・AD/DA、16・・・ビデオアンプ、21・・・本体、22L、22R・・・左右スピーカ、28・・・USBソケット、29・・・USBメモリ、30・・・再生装置、31・・・USBメモリプレーヤ基板、32・・・メインコンピュータ基板、33・・・CDプレーヤ、34・・・テープカセットプレーヤ、35・・・チューナ、37・・・メインCPU、38・・・CDソケット、39・・・デッキソケット、40・・・チューナソケット、41・・・USBソケット

Claims (7)

  1. リムーバブルメモリが装着可能な接線座と、該接線座に挿入された該リムーバブルメモリのデータを少なくとも再生或いは記録制御するコンピュータとを有する再生装置であって、
    前記リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段で前記リムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、前記コンピュータは自動的に前記再生装置の電源手段をオン状態とし、ファンクションをリムーバブルメモリモードとして該リムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したことを特徴とする再生装置。
  2. リムーバブルメモリが装着可能な接栓座と、該接栓座に挿入された該リムーバブルメモリのデータをコンピュータによって少なくとも再生或いは記録制御する再生方法であって、
    前記リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段で該リムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、前記コンピュータは自動的に電源手段をオン状態となし、ファンクションをリムーバブルメモリモードとして該リムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したことを特徴とする再生方法。
  3. リムーバブルメモリが装着可能な接栓座と、該接栓座に挿入された該リムーバブルメモリのデータを少なくとも再生或いは記録制御するコンピュータとを有すリムーバブルメモリ用電子機器であって、前記リムーバブルメモリの装着状態を検出する検出手段と
    前記検出手段で前記リムーバブルメモリが装着されたことが判定された時、前記コンピュータは自動的に前記リムーバブル用電子機器の電源手段をオン状態となし、ファンクションをリムーバブルメモリモードとなして該リムーバブルメモリを再生或いは記録状態に成したことを特徴とするリムーバブルメモリ用電子機器。
  4. 前記検出手段は前記接栓座に前記リムーバブルメモリから伝送される伝送信号D+、D−を検出して該リムーバブルメモリが該接栓座に装着されたことを検出することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  5. 前記検出手段は前記接栓座に前記リムーバブルメモリから伝送される伝送信号D+、D−を検出して該リムーバブルメモリが該接栓座に装着されたことを検出することを特徴とする請求項3記載のリムーバブルメモリ用電子機器。
  6. 前記検出手段は前記接栓座に前記リムーバブルメモリが装着された時の口金と接地端子の接続状態を検出して、該リムーバブルメモリが該接栓座に装着されたことを検出することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  7. 前記検出手段は前記接栓座に前記リムーバブルメモリが装着された時の口金と接地端子の接続状態を検出して、該リムーバブルメモリが該接栓座に装着されたことを検出することを特徴とする請求項3記載のリムーバブルメモリ用電子機器。
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