JP2007002854A - 直噴火花点火式内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃焼室2につながる一対の吸気ポート4,4を備え、これら吸気ポート4,4間に燃焼室2内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁(8)を備える。この燃料噴射弁(8)は、機関を上側から見たときに、クランク軸方向と直交する方向のシリンダ中心線CYLCL(第1仮想平面)に対し傾けて配置する。また、機関を上側から見たときに、燃料噴射弁中心線FICL(第2仮想平面)に対し、各吸気ポート4,4の中心線IPCL,IPCLが上流側ほど離れるような開き角θを有するように配置する。この開き角θは、0°<θ≦15°の範囲とする。
【選択図】 図7
Description
また、直噴火花点火式内燃機関において、燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を設ける場合、燃料噴射弁は2本の吸気ポートの間でかつ該吸気ポートより下側(燃焼室周縁部側)に配置している(特許文献1参照)。
また、特許文献2には、燃料噴射弁(これに供給される燃料)の温度上昇を防止するため、燃料噴射弁に供給される燃料温度を検出して、燃料循環系(リターン燃料)を制御することが開示されている。
請求項3に係る発明では、シリンダヘッド内で一対の吸気ポートの上側に機関の前後方向に設けられる冷却水通路の一部を膨出させ、一対の吸気ポート間に位置して、燃料噴射弁取付孔に近接する燃料噴射弁冷却用の冷却水通路膨出部を形成したことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前記第1下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲としたことを特徴とする。
請求項7に係る発明では、前記第2下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲としたことを特徴とする。
また、燃料噴射弁がクランク軸方向と直交する方向に対し傾けて取付けられる場合に、燃料噴射弁中心線を含む前記第2仮想平面を基準として、吸気ポートを配置することで、成層燃焼、均質燃焼を問わず、混合気形成上より好ましく、また、燃料噴射弁冷却用の冷却水通路の形成上より好ましくなる。
請求項3に係る発明によれば、吸気ポート上側の冷却水通路の一部を膨出させ、一対の吸気ポート間に位置して、燃料噴射弁取付孔に近接する燃料噴射弁冷却用の冷却水通路膨出部を形成することで、前記開き角θを利用して、燃料噴射弁に対する冷却性能を向上させ、これにより燃料噴射弁の性能劣化を防止できる。
請求項5に係る発明によれば、第1下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲とすることで、通水抵抗が小さく、実流速が大きな範囲で最適化でき、必要十分な水流れを確保できる。
請求項7に係る発明によれば、第2下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲とすることで、通水抵抗が小さく、実流速が大きな範囲で最適化でき、必要十分な水流れを確保できる。
図1は参考例を示すシリンダヘッドの平面横断面図、図2は図1のA−A断面に相当する正面縦断面図、図3は図1のB−B断面に相当する正面縦断面図、図4は図2のC−C断面図である。
また、シリンダヘッド1には、燃焼室2の中心部近傍に位置させて、点火栓取付孔3が形成され、ここに点火栓が装着されるようになっている。
また、シリンダヘッド1には、点火栓取付孔3を囲むように、燃焼室2に連ねて、2本ずつ吸気ポート4,4及び排気ポート5,5が形成され、それぞれの燃焼室開口部に吸気弁及び排気弁が装着されるようになっている。尚、6は吸気弁取付孔、7は排気弁取付孔である。
ここで、2本の吸気ポート4,4は、図1に示されるように、機関を上側から見たときに、すなわち機関の平面図で、クランク軸方向と直交する方向のシリンダ中心線CYLCLに対し、各吸気ポート4,4の中心線IPCL,IPCLが上流側ほど離れるような開き角θを有するように配置されている。尚、ここでのシリンダ中心線CYLCLは、上下方向のピストン中心線を含み、クランク軸方向(クランク軸中心線)と直交する平面(第1仮想平面)内の水平線をいう。
そして、この開き角θは、0°<θ≦15°(望ましくは5°≦θ≦10°)の範囲に設定する。
図5は、横軸を開き角θとして、縦軸に空気流量係数Cv(実線示)及びタンブル強度TR(点線示)をとったグラフであり、0°<θ≦15°(望ましくは5°≦θ≦10°)の範囲で、空気流量係数(充填効率)とタンブル強度とを両立できることを示している。
一方、開き角θをとったことで、吸気ポート4,4の間隔が開くので、シリンダヘッド1内で2本の吸気ポート4,4の上側に機関の前後方向に設けられる冷却水通路9の一部を膨出させ、2本の吸気ポート4,4間に位置して、燃料噴射弁取付孔8に近接する燃料噴射弁冷却用の冷却水通路膨出部10を形成してある(図4参照)。これにより、燃料噴射弁に対する冷却性能を向上させて、燃料噴射弁の性能劣化を防止できる。尚、この冷却水通路膨出部10は砂中子により形成する。
すなわち、シリンダヘッド1内に、燃料噴射弁取付孔8の下側に近接して、機関前後方向に延びる燃料噴射弁冷却用の第1下側冷却水通路11を形成してある。これは砂中子により形成する。
ここで、第1下側冷却水通路11及び第2下側冷却水通路12については、燃料噴射弁中心線FICLを含む縦断面(図2の断面)での通路面積、すなわち、通路の最小通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲とする。
但し、第1下側冷却水通路11については、レイアウト上、比較的大きくすることが可能であるので、より望ましい範囲として、0.5〜2.5cm2の範囲とするのがよい。第2下側冷却水通路12については、レイアウト上、小さくせざるを得ないので、0.1〜1.0cm2の範囲が実質的な限界である。
本発明では、燃料噴射弁(8)がクランク軸方向と直交する方向のシリンダ中心線CYLCLに対し傾けて取付けられており、機関を上側から見たときに、燃料噴射弁中心線FICLに対し、各吸気ポート4,4の中心線IPCL,IPCLが上流側ほど離れるような(吸気ポート下流の燃焼室開口部から該吸気ポート上流側に向けて離れるような)開き角θを有するように配置されている。
ピストン中心線を含み、クランク軸中心線と直交する第1仮想平面(CYLCL)に対し、角度をもって交差し、ピストン中心線と平行な第2仮想平面(FICL)上に、燃料噴射弁中心線がくるように、前記燃料噴射弁(8)が配置され、
前記一対の吸気ポート4,4は、前記第2仮想平面(FICL)を挟んで設けられると共に、燃焼室2から離れるに従って互いの間隔が大きくなり、各吸気ポート4の中心線IPCLは、前記第2仮想平面(FICL)に対し、0°<θ≦15°(望ましくは5°≦θ≦10°)の範囲の開き角θを有している。
従って、平面図のみが参考例と相違し、縦断面図は参考例と同じである。すなわち、図2は図7のFICL線での縦断面図、図3は図7のIPCL線での縦断面図、図4は図2のC−C断面図に相当する。
また、燃料噴射弁がクランク軸方向と直交する方向に対し傾けて取付けられる場合に、燃料噴射弁中心線を含む前記第2仮想平面(FICL)を基準にして開き角θをとって、吸気ポートを配置することで、成層燃焼、均質燃焼を問わず、混合気生成上より好ましく、また、燃料噴射弁冷却用の冷却水通路の形成上より好ましくなる。
2 燃焼室
3 点火栓取付孔
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 吸気弁取付孔
7 排気弁取付孔
8 燃料噴射弁取付孔
9 冷却水通路
10 冷却水通路膨出部
11 第1下側冷却水通路
12 第2下側冷却水通路
CYLCL クランク軸方向と直交する方向のシリンダ中心線(第1仮想平面)
FICL 燃料噴射弁中心線(第2仮想平面)
IPCL 吸気ポート中心線
Claims (7)
- 燃焼室と、この燃焼室につながる一対の吸気ポートと、燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁とを備える直噴火花点火式内燃機関において、
ピストン中心線を含み、クランク軸中心線と直交する第1仮想平面に対し、角度をもって交差し、ピストン中心線と平行な第2仮想平面上に、燃料噴射弁中心線がくるように、前記燃料噴射弁が配置され、
前記一対の吸気ポートは、前記第2仮想平面を挟んで配置されると共に、燃焼室から離れるに従って互いの間隔が大きくなり、各吸気ポートの中心線は、前記第2仮想平面に対し、0°<θ≦15°の範囲の開き角θを有していることを特徴とする直噴火花点火式内燃機関。 - 前記開き角θを、5°≦θ≦10°の範囲としたことを特徴とする請求項1記載の直噴火花点火式内燃機関。
- シリンダヘッド内で一対の吸気ポートの上側に機関の前後方向に設けられる冷却水通路の一部を膨出させ、一対の吸気ポート間に位置して、燃料噴射弁取付孔に近接する燃料噴射弁冷却用の冷却水通路膨出部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の直噴火花点火式内燃機関。
- シリンダヘッド内に、燃料噴射弁取付孔の下側に近接して、機関前後方向に延びる燃料噴射弁冷却用の第1下側冷却水通路を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の直噴火花点火式内燃機関。
- 前記第1下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲としたことを特徴とする請求項4記載の直噴火花点火式内燃機関。
- シリンダブロック上面に接合されるシリンダヘッド下面に、燃料噴射弁取付孔の下側に近接して、機関前後方向に延びる燃料噴射弁冷却用の第2下側冷却水通路を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の直噴火花点火式内燃機関。
- 前記第2下側冷却水通路の燃料噴射弁中心線を含む縦断面での通路面積を、0.1〜2.5cm2の範囲としたことを特徴とする請求項6記載の直噴火花点火式内燃機関。
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JP2006280486A JP2007002854A (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | 直噴火花点火式内燃機関 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017218984A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 日産自動車株式会社 | 直噴エンジンの制御装置および制御方法 |
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2006
- 2006-10-13 JP JP2006280486A patent/JP2007002854A/ja active Pending
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