JP2007099007A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents
ワイヤハーネスの配索構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007099007A JP2007099007A JP2005288857A JP2005288857A JP2007099007A JP 2007099007 A JP2007099007 A JP 2007099007A JP 2005288857 A JP2005288857 A JP 2005288857A JP 2005288857 A JP2005288857 A JP 2005288857A JP 2007099007 A JP2007099007 A JP 2007099007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- scuff plate
- wire harness
- body panel
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims abstract description 139
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 28
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 13
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【課題】車体パネルとスカッフプレートとの間の空間を有効に利用して多数の電線からなるワイヤハーネスを配索可能とする。
【解決手段】自動車の車体パネルであるサイドシル12と該サイドシル12に被せるスカッフプレート13との間の空間Sに配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、空間Sに、ワイヤハーネスW/Hを閉断面の中空部内に挿通させるプロテクタ20が収容され、該プロテクタ20はサイドシル12にクランプ止めされると共に、該プロテクタ20に設けた係止部をスカッフプレート13に設けた被係止部と係止させている。該プロテクタは共用のプロテクタ本体200と専用品の底壁材201とを組み付けて形成している。
【選択図】図1
【解決手段】自動車の車体パネルであるサイドシル12と該サイドシル12に被せるスカッフプレート13との間の空間Sに配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、空間Sに、ワイヤハーネスW/Hを閉断面の中空部内に挿通させるプロテクタ20が収容され、該プロテクタ20はサイドシル12にクランプ止めされると共に、該プロテクタ20に設けた係止部をスカッフプレート13に設けた被係止部と係止させている。該プロテクタは共用のプロテクタ本体200と専用品の底壁材201とを組み付けて形成している。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、自動車の車両フロアの側部のサイドシル部(ロッカー部)におけるワイヤハーネスの配索構造に関する。
従来、自動車の車両フロアの側部のサイドシル部には、車体パネルと該車体パネルに被せたスカッフプレートとの間の空間にワイヤハーネスが配索されている。
例えば、実開平4−26836号公報(特許文献1)において、図5に示す構造が提供されている。この構造では、クランプ1にテープT巻き固定したワイヤハーネスW/Hを車体パネルであるサイドシル2(ロッカーパネル)上に配索すると共にクランプ止めし、該ワイヤハーネスW/Hに、フロアカーペット3を接着剤等で取り付けたカバー4を被せ、さらにスカッフプレート5を被せて、該スカッフプレート5をサイドシル2にネジ止めしている。このような構造とすることにより、サイドシル2とスカッフプレート5との間の空間にワイヤハーネスW/Hを配索している。
例えば、実開平4−26836号公報(特許文献1)において、図5に示す構造が提供されている。この構造では、クランプ1にテープT巻き固定したワイヤハーネスW/Hを車体パネルであるサイドシル2(ロッカーパネル)上に配索すると共にクランプ止めし、該ワイヤハーネスW/Hに、フロアカーペット3を接着剤等で取り付けたカバー4を被せ、さらにスカッフプレート5を被せて、該スカッフプレート5をサイドシル2にネジ止めしている。このような構造とすることにより、サイドシル2とスカッフプレート5との間の空間にワイヤハーネスW/Hを配索している。
しかしながら、特許文献1で提供されている構造では、ワイヤハーネスW/Hをクランプ1にテープ巻き固定しているため、ワイヤハーネスW/Hが断面円形状となり、サイドシル2とスカッフプレート5との間にワイヤハーネスW/Hを配索していない無駄な空隙が生じ、サイドシル2とスカッフプレート5との間の空間を有効に利用できない問題がある。一方、近年のワイヤハーネスの電線本数が増大し、前記サイドシル2とスカッフプレート5との間の空間に配索できなくなったワイヤハーネスを他の箇所に配索する必要が生じ、別経路を設けるためのスペースが必要となると共に、別経路を設けたことによるワイヤハーネスの保護材、止め具等および配索作業が増加しコスト高となる問題がある。
また、サイドシル2からなる車体パネルの上面にワイヤハーネスが直接的に配索されるため、車体パネルにバリ等が発生していると、ワイヤハーネスに損傷が発生する恐れがある。さらに、スカッフプレート側のワイヤハーネスW/Hの上面をカバー4で覆って保護し、更に該カバー4の上面側にフロアカーペット3を接着剤で固定して配置し、該フロアカーペット3の上面側にスカッフプレート5をかぶせているため、サイドシル2とスカッフプレート5との間の寸法が大となり、スカッフプレート5の突出量が大きくなる。
さらに、ワイヤハーネスW/Hをクランプ1にテープ巻きし、該クランプ1をサイドシル2に車体係止部1aで固定する一方、スカッフプレート5もサイドシル2に留め具6で固定し、さらに、カバー4の係止部4aでサイドシル2に固定する等、サイドシル2への固定部が複数箇所に及ぶため、取付作業に手数がかかる問題がある。加えて、カバー4にフロアカーペット3の端縁を接着剤で予め固定しておく必要もあり、非常に工程数が多くなり、生産効率が悪くなる問題もある。
さらにまた、テープ巻き結束しただけのワイヤハーネスW/Hをサイドシル2の上面に沿って配索する際、ワイヤハーネスW/Hは腰がなく曲がりやすいために取り廻しがしずらく作業性が悪い問題もある。
実開平4−26836号公報
さらにまた、テープ巻き結束しただけのワイヤハーネスW/Hをサイドシル2の上面に沿って配索する際、ワイヤハーネスW/Hは腰がなく曲がりやすいために取り廻しがしずらく作業性が悪い問題もある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、車体パネルとスカッフプレートとの間の空間に配索するワイヤハーネスの本数が増加しても効率よく配索することができると共に、車体パネルへの固定箇所を減少して組みつけ作業性を高めることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車の車体パネルと該車体パネルに被せるスカッフプレートとの間の空間に配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、
前記空間に、ワイヤハーネスを挿通させるプロテクタが収容され、該プロテクタは前記スカッフプレートの上壁内面に沿う上壁と、スカッフプレートの幅方向の両側壁に対向する両側壁とを備えた断面逆凹形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の底面側開口を閉鎖する別部材の底壁材とからなり、該底壁材の幅方向の両端には前記プロテクタ本体の両側壁の下端に設けられた係止部と係止する被係止部が設けられていると共に、該被係止部を除く領域は前記車体パネルの形状に沿った形状とされ、前記プロテクタ本体は他車種共用品とされているのに対して前記底壁材は車種専用品とされ、
前記プロテクタの底壁材は前記車体パネルでクランプ止めされると共に、該プロテクタの両側壁あるいは上壁に設けられた係止部が前記スカッフプレートの内面側に設けられた被係止部に係止される構成とされていることを特徴とするワイヤーハーネスの配索構造を提供している。
前記空間に、ワイヤハーネスを挿通させるプロテクタが収容され、該プロテクタは前記スカッフプレートの上壁内面に沿う上壁と、スカッフプレートの幅方向の両側壁に対向する両側壁とを備えた断面逆凹形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の底面側開口を閉鎖する別部材の底壁材とからなり、該底壁材の幅方向の両端には前記プロテクタ本体の両側壁の下端に設けられた係止部と係止する被係止部が設けられていると共に、該被係止部を除く領域は前記車体パネルの形状に沿った形状とされ、前記プロテクタ本体は他車種共用品とされているのに対して前記底壁材は車種専用品とされ、
前記プロテクタの底壁材は前記車体パネルでクランプ止めされると共に、該プロテクタの両側壁あるいは上壁に設けられた係止部が前記スカッフプレートの内面側に設けられた被係止部に係止される構成とされていることを特徴とするワイヤーハーネスの配索構造を提供している。
前記のように、本発明では、車体パネルとスカッフプレートとの間の空間に配索するワイヤハーネスをプロテクタ本体と底部材とから構成される略ボックス形状のプロテクタの閉断面の中空部に挿入して配索するため、ワイヤハーネスの電線群はテープ巻き結束しておく必要はなく、1本づつバラバラの状態でプロテクタ内に挿通することができる。よって、該プロテクタを車体パネルとスカッフプレートとの間の空間に配置できる最大限の大きさとしておくと、ワイヤハーネスの電線本数を増加しても、スカッフプレートと車体パネルとの間の経路に配索することができる。よって、別の配索経路を設ける必要がなくなり、別経路に要したワイヤハーネスの保護材、止め具等および配索作業も不要となりコストを低減することができる。
特に、前記プロテクタは、プロテクタ本体は底壁全面を開口としているため、ワイヤハーネスの電線挿入時には天地逆転して底壁開口を上面開口とすると電線をプロテクタ内部に挿入しやすくなり、隙間なく電線群を充填することができる。電線充填後に底壁材で閉鎖した後に車両への配置姿勢となるように逆転すればよい。
かつ、底壁材は車体パネル(サイドシル)の上面に沿わせて配置するため、車種によって車体パネルの形状が相違することがあるため、適用する車種の車体パネルの上面に沿わせる形状とし、プロテクタの容積が低減させないと共にプロテクタを車体パネルに安定姿勢で係止固定できるようにしている。一方、前記底壁材を組みつけるプロテクタ本体は、その側壁の高さを、一般的なスカッフプレートの側壁の高さと対応させておけば、他車種共用で用いることができる。かつ、車体パネルとスカッフプレートとの上下間が特に広い場合には、底壁材側で調節することができる。また、断面逆凹形状の単純な形状としているため、押出し成形し、かつ、各車種に対応したスカッフプレートの長さに応じて切断して用いることができる。 このように、プロテクタ本体を他車種との共用品とできるため、プロテクタの製造コストを大幅に低下することができる。
特に、前記プロテクタは、プロテクタ本体は底壁全面を開口としているため、ワイヤハーネスの電線挿入時には天地逆転して底壁開口を上面開口とすると電線をプロテクタ内部に挿入しやすくなり、隙間なく電線群を充填することができる。電線充填後に底壁材で閉鎖した後に車両への配置姿勢となるように逆転すればよい。
かつ、底壁材は車体パネル(サイドシル)の上面に沿わせて配置するため、車種によって車体パネルの形状が相違することがあるため、適用する車種の車体パネルの上面に沿わせる形状とし、プロテクタの容積が低減させないと共にプロテクタを車体パネルに安定姿勢で係止固定できるようにしている。一方、前記底壁材を組みつけるプロテクタ本体は、その側壁の高さを、一般的なスカッフプレートの側壁の高さと対応させておけば、他車種共用で用いることができる。かつ、車体パネルとスカッフプレートとの上下間が特に広い場合には、底壁材側で調節することができる。また、断面逆凹形状の単純な形状としているため、押出し成形し、かつ、各車種に対応したスカッフプレートの長さに応じて切断して用いることができる。 このように、プロテクタ本体を他車種との共用品とできるため、プロテクタの製造コストを大幅に低下することができる。
また、本発明では、プロテクタ本体に設けた係止部を前記スカッフプレートに設けた被係止部と係止させてスカッフプレートをプロテクタに係止固定しているため、該プロテクタの底壁材を車体パネルにクランプ止めすることで、スカッフプレートを車体パネルにネジ止めする必要がなくなる。その結果、特許文献1では車体パネルへの固定箇所が3ケ所であったのを1カ所とすることができ、しかも、クランプを車体に係止するワンタッチ作業で行うことができ、組付作業性を大幅に改善できる。
前記プロテクタ本体の上壁は、前記スカッフプレートの上壁内面に当接配置させて、スカッフプレートの略全長に亙って配置する一方、該プロテクタの底壁はスカッフプレートと空間をあけて対向する前記車体パネルの上面に沿って配置されていることが好ましい。
即ち、プロテクタは車体パネルとスカッフプレートとの間の空間を占めるように配置して、ワイヤハーネスを収容するプロテクタの中空部の容積を増大させて、ワイヤハーネスの電線本数の増加に対応させることができる。かつ、スカッフプレートと車体パネルに挟まれた空間の略全長にわたって配置することで、その間に配索するワイヤハーネスを完全に保護できると共に、樹脂成形品からなる剛直なプロテクタ内にワイヤハーネスを挿通させているため、ワイヤハーネスの配索作業時における取り廻しが容易となり配索作業性を高めることができる。
前記プロテクタを車体パネルに固定するクランプは、プロテクタと一体成形しても良いし、別体で設けて、プロテクタに係止して取り付けても良い。プロテクタに対するクランプの設置位置は、長さ方向に200〜280mmの間隔をあけて設けていることが好ましい。
前記プロテクタを車体パネルに固定するクランプは、プロテクタと一体成形しても良いし、別体で設けて、プロテクタに係止して取り付けても良い。プロテクタに対するクランプの設置位置は、長さ方向に200〜280mmの間隔をあけて設けていることが好ましい。
前記車体パネルとスカッフプレートとの間の空間で且つ前記プロテクタの外側位置にフロアカーペットの端縁を位置させ、該端縁を固定する固定部材が前記プロテクタあるいは前記クランプから突出させて一体的に設けていることが好ましい。
前記構成とすると、フロアカーペットの固定を特許文献1では接着剤でカバーに固定していたが、本発明では、プロテクタと一体或いは該プロテクタに取り付けられる別体のクランプと一体的に設けることで、フロアカーペットの接着剤による固定工程を省くことができ、フロアカーペットもプロテクタの車体へ固定するクランプで機械的に強固に固定することができる。
詳細には、車体パネルとスカッフプレートとの間の空間に延在するフロアカーペットを、スカッフプレートの側壁下端面と車体パネルとで挟持し、かつ、前記フロアカーペット用の固定部材として、フロアカーペットの縁部に設けられた孔に引っ掛ける引掛部を設けていることが好ましい。
該構成とすると、固定部材の引掛部をフロアカーペットに設けられた孔に引っ掛けるだけでフロアカーペットを固定することができ、さらに、固定されたフロアカーペットにスカッフプレートの側壁下端面を突き当てて、該スカッフプレートと車体パネルとで挟持しているため、より強固にフロアカーペットを固定でき、フロアカーペットの位置ズレを防止することができる。
かつ、フロアカーペットの縁部を引掛部で固定しているため、フロアカーペットが引っ張られても引掛部がスカッフプレート内面に当接して倒れることがなく、フロアカーペットの縁部を確実に固定しておくことができる。
該構成とすると、固定部材の引掛部をフロアカーペットに設けられた孔に引っ掛けるだけでフロアカーペットを固定することができ、さらに、固定されたフロアカーペットにスカッフプレートの側壁下端面を突き当てて、該スカッフプレートと車体パネルとで挟持しているため、より強固にフロアカーペットを固定でき、フロアカーペットの位置ズレを防止することができる。
かつ、フロアカーペットの縁部を引掛部で固定しているため、フロアカーペットが引っ張られても引掛部がスカッフプレート内面に当接して倒れることがなく、フロアカーペットの縁部を確実に固定しておくことができる。
前記フロアカーペットの固定部材は、プロテクタを車体パネルに固定するクランプに一体的に形成し、該クランプはプロテクタとは別体に成形してプロテクタに取り付ける構成とすることが好ましい。
前記構成によれば、プロテクタの長さ方向に直交する方向の断面をいずれの箇所でも同一にして、プロテクタを押出し成形により成形することが可能になり、プロテクタ成形用の金型を小型化してコストを低減することができる。
また、プロテクタと別体に設けたクランプに固定部材を一体的に設けることにより部品点数の増大を最低限に留めることができ、かつ、1回の取付作業でクランプと固定部材をプロテクタに取り付けることができ、取付作業を容易にすることができる。
なお、前記クランプあるいは/および固定部材をプロテクタに一体的に設けても良いが、その場合には、押出し成形ではなく、上下金型での射出成形となる。
前記構成によれば、プロテクタの長さ方向に直交する方向の断面をいずれの箇所でも同一にして、プロテクタを押出し成形により成形することが可能になり、プロテクタ成形用の金型を小型化してコストを低減することができる。
また、プロテクタと別体に設けたクランプに固定部材を一体的に設けることにより部品点数の増大を最低限に留めることができ、かつ、1回の取付作業でクランプと固定部材をプロテクタに取り付けることができ、取付作業を容易にすることができる。
なお、前記クランプあるいは/および固定部材をプロテクタに一体的に設けても良いが、その場合には、押出し成形ではなく、上下金型での射出成形となる。
さらに、前記車体パネルとスカッフプレートとの間の空間で且つ前記プロテクタの外側位置に、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルを挿通し、これらホースあるいは/およびケーブルの保持部材を前記プロテクタあるいは前記クランプから突出させて一体的に設けていることが好ましい。
前記構成によれば、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルを前記プロテクタあるいは前記クランプに一体的に設けた取付部で支持してプロテクタの外面に沿わせて配索しているため、前記ホースあるいは/およびケーブルの配索も部品点数を増加させることなく容易にできる。
また、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルをプロテクタの外部に配索するためワイヤハーネスから生じる熱の影響を低減することができる。
このように、本発明のワイヤハーネスの配索構造に用いるプロテクタによって、車体パネルとスカッフプレートの間の空間に多数の電線が配索できるだけでなく、スカッフプレートの固定、フロアカーペットの固定、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルの固定の多数の機能を果たすことができる。
また、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルをプロテクタの外部に配索するためワイヤハーネスから生じる熱の影響を低減することができる。
このように、本発明のワイヤハーネスの配索構造に用いるプロテクタによって、車体パネルとスカッフプレートの間の空間に多数の電線が配索できるだけでなく、スカッフプレートの固定、フロアカーペットの固定、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルの固定の多数の機能を果たすことができる。
前述したように、本発明によれば、車体パネルとスカッフプレートとの間の空間に配索するワイヤハーネスを、車体への固定部材であるクランプにテープ巻き固定して断面円形状と配索しているのではなく、プロテクタの閉断面の中空部に挿通させて前記空間に配索しているため、ワイヤハーネスの電線群をテープ巻き結束する必要はない。
かつ、本発明のプロテクタは断面逆凹形状のプロテクタ本体と車体パネルの上面形状に沿わせた底壁材とで構成しているため、プロテクタ本体の底面開口を天地逆転して上面開口とした状態で電線群を挿入すると、プロテクタ内部にワイヤハーネスを構成する電線群をバラバラの状態で投入しやすくなる。
さらに、該プロテクタ本体は他車種共用品とすることでコスト低下を図ることができる一方、車体パネルに沿わせる底壁材は車種専用とすることで、車体パネルに安定姿勢で固定できる。
このように、プロテクタの底壁材を車体パネルの形状に沿わせる一方、プロテクタ本体はスカッフプレートの内面に沿わせることで、プロテクタを車体パネルとスカッフプレートとの間の空間を占める程度に大型化することができ、ワイヤハーネスの電線本数が増加しても対応することができる。これにより、増大した電線を別経路に配索する必要が無くなり、別経路に要したワイヤハーネスの保護材、止め具等および配索作業も不要となりコストを低減することができる。
かつ、本発明のプロテクタは断面逆凹形状のプロテクタ本体と車体パネルの上面形状に沿わせた底壁材とで構成しているため、プロテクタ本体の底面開口を天地逆転して上面開口とした状態で電線群を挿入すると、プロテクタ内部にワイヤハーネスを構成する電線群をバラバラの状態で投入しやすくなる。
さらに、該プロテクタ本体は他車種共用品とすることでコスト低下を図ることができる一方、車体パネルに沿わせる底壁材は車種専用とすることで、車体パネルに安定姿勢で固定できる。
このように、プロテクタの底壁材を車体パネルの形状に沿わせる一方、プロテクタ本体はスカッフプレートの内面に沿わせることで、プロテクタを車体パネルとスカッフプレートとの間の空間を占める程度に大型化することができ、ワイヤハーネスの電線本数が増加しても対応することができる。これにより、増大した電線を別経路に配索する必要が無くなり、別経路に要したワイヤハーネスの保護材、止め具等および配索作業も不要となりコストを低減することができる。
また、プロテクタに設けた係止部を前記スカッフプレートに設けた被係止部と係止させることによりスカッフプレートを固定しているため、スカッフプレートを車体パネルにネジ止めする必要がなくなり、車体への固定はプロテクタの固定のみで良くなり、作業性を高めることができる。
さらに、フロアカーペットの固定をプロテクタと一体あるいは別体で車体パネルに固定された固定部材で行っているため、フロアカーペットを接着剤で固定する必要もなくなる。
さらに、フロアカーペットの固定をプロテクタと一体あるいは別体で車体パネルに固定された固定部材で行っているため、フロアカーペットを接着剤で固定する必要もなくなる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施形態を示し、ワイヤハーネスの配索構造10は、自動車のフロアパネル11の側部に取り付けた車両前後方向に延在するサイドシル12(車体パネル)と、該サイドシル12に上方から被せたスカッフプレート13との間の空間Sに、樹脂製のプロテクタ20にワイヤハーネスW/Hを挿通した状態で配索している。
図1乃至図4は、本発明の実施形態を示し、ワイヤハーネスの配索構造10は、自動車のフロアパネル11の側部に取り付けた車両前後方向に延在するサイドシル12(車体パネル)と、該サイドシル12に上方から被せたスカッフプレート13との間の空間Sに、樹脂製のプロテクタ20にワイヤハーネスW/Hを挿通した状態で配索している。
ワイヤハーネスW/Hに外装される樹脂製のプロテクタ20は、サイドシル12の長さ方向に沿って配置される閉断面が略四角筒形状であり、空間Sの長さ方向に直交する断面の大部分を占める形状としている。
詳細には、図3に示すように、プロテクタ20は断面逆凹形状のプロテクタ本体200と、該プロテクタ本体200の底面開口を閉鎖する別部材の底壁材201とからなる。底壁材201で構成するプロテクタ20の底壁20aはサイドシル12の上壁12aの外面に、プロテクタ本体200で構成する上壁20bをスカッフプレート13の上壁13aの内面に、プロテクタ本体200で構成する一方の側壁20cをサイドシル12に立設した隔壁12bに略全長に亙って沿わせ、他方の側壁20dを側壁20cと平行に立設している。なお、本実施形態ではプロテクタ20の長さを400mmとしている。
詳細には、図3に示すように、プロテクタ20は断面逆凹形状のプロテクタ本体200と、該プロテクタ本体200の底面開口を閉鎖する別部材の底壁材201とからなる。底壁材201で構成するプロテクタ20の底壁20aはサイドシル12の上壁12aの外面に、プロテクタ本体200で構成する上壁20bをスカッフプレート13の上壁13aの内面に、プロテクタ本体200で構成する一方の側壁20cをサイドシル12に立設した隔壁12bに略全長に亙って沿わせ、他方の側壁20dを側壁20cと平行に立設している。なお、本実施形態ではプロテクタ20の長さを400mmとしている。
前記プロテクタ20のプロテクタ本体200は他車種共用品とし、底壁材201は適用車種専用品としている。底壁材201はサイドシル12の上壁12aの形状に沿わせ、図3(A)では、サイドシル12の上壁12aが水平面である場合に適用し、プロテクタ本体200の同一高さに設定されている両側壁20cと20dの平板形状の底壁材201の両端を係止して組みつけるようにしている。
即ち、両側壁20cと20dの下部に球状凹部20c1、20d1を形成する一方、底壁材201の両端に球部201a、201bを突設し、プロテクタ本体200側にワイヤハーネスW/Hの電線wを挿入した後に、底壁材201を開口に配置して、其の両端の球部201a、201bを球状凹部20c1、20c2に内嵌固定している。
即ち、両側壁20cと20dの下部に球状凹部20c1、20d1を形成する一方、底壁材201の両端に球部201a、201bを突設し、プロテクタ本体200側にワイヤハーネスW/Hの電線wを挿入した後に、底壁材201を開口に配置して、其の両端の球部201a、201bを球状凹部20c1、20c2に内嵌固定している。
図3(B)では、サイドシル12の上壁12aが傾斜している場合を示し、底壁材201は、傾斜した平板部201cの両側に高さの相違する側板201d、201eを設け、これら側板の上端に前記球部201a、201bを設け、プロテクタ本体200側の球状凹部20c1、20d1に内嵌固定している。
図3(C)では、サイドシル12とスカッフプレート13との間の上下寸法が大である場合を示し、底壁材201の平板部201cの両側に同一高さの側板側板201d、201eを設け、これら側板の上端に前記球部201a、201bを設け、プロテクタ本体200側の球状凹部20c1、20d1に内嵌固定している。
図3(C)では、サイドシル12とスカッフプレート13との間の上下寸法が大である場合を示し、底壁材201の平板部201cの両側に同一高さの側板側板201d、201eを設け、これら側板の上端に前記球部201a、201bを設け、プロテクタ本体200側の球状凹部20c1、20d1に内嵌固定している。
前記形状のプロテクタ20では、ワイヤハーネスW/Hの電線wを挿入する時は、プロテクタ本体200を天地逆転して、底面開口を上面側として、電線wを結束せずにバラバラの状態で挿入する。挿入後に底壁材201で閉鎖してプロテクタ本体200と固定している。この状態で再度逆転することで、底壁材201を底面側としている。
前記プロテクタ本体200の上壁20bの幅方向の両側から被係止爪20j、20jを突設する一方、前記スカッフプレート13の上壁13aの内面から被係止爪13b、13bを下方に向けて突設し、これら係止爪13bをプロテクタ20の被係止爪20jに係止させるようにしている。
よって、電線を収容したプロテクタ20にスカッフプレート13を被せて、被係止爪20jに係止爪13bを係止することで、プロテクタ20でスカッフプレート13を固定できるようにしている。
よって、電線を収容したプロテクタ20にスカッフプレート13を被せて、被係止爪20jに係止爪13bを係止することで、プロテクタ20でスカッフプレート13を固定できるようにしている。
さらに、プロテクタ20の底壁材201には長さ方向に所要間隔(本実施形態では200mm)をあけてクランプ取付用の貫通孔20h設け、クランプ30を係止している。クランプ30は、図4に示すように、平板状の基部30aの上面側にプロテクタ20の底壁20aに設けた貫通孔20hに挿入係止する係止部30bを設ける一方、該係止部30bと上下対向する位置の下面側にサイドシル12の上壁12aに設けた貫通孔12cに挿入係止する係止部30cを設けている。また、基部の一端を上方に屈曲させて、該屈曲側をフロアカーペット用の固定部材となる引掛部30dとし、該引掛部30dの先端に係止爪30eを設けている。該引掛部30dはプロテクタ20の一方の側壁20dの外面側に突出させている。
また、フロアパネル11に敷設するフロアカーペット40を前記プロテクタ20の側壁20dの近傍にまで延在させ、該フロアカーペット40の縁部に設けた孔41に前記クランプ30の引掛部30dを下面側から挿入し、引掛部30dの先端に設けた係止爪30eをフロアカーペット40の上面側の孔周縁に引っ掛けている。さらに、スカッフプレート13の側壁13cの下端面13dを引掛部30dに引っ掛けたフロアカーペット40の上面に突き当てており、スカッフプレート13とサイドシル12とでフロアカーペット40を挟持している。
さらに、前記クランプ30には、引掛部30dとプロテクタ20の側壁20dの外面との間に形成される空間配索されるウォッシャーホース50とオープナケーブル51とを保持する取付材30fを一体的に突設している。該取付部30fの中間より仕切部を突設して下側にウオッシャホース保持部30gを設け、上側にオープナケーブル保持部30hとしている。これらウオッシャホース保持部30g、オープナケーブル保持部30hはプロテクタ20の側壁20dに近接して位置し、ウオッシャホース50、オープナケーブル51は前記保持部30g、30hと側壁20dの間に狭持される構成としている。
前記ワイヤハーネスの配索構造において、組付手順は、プロテクタ20にクランプ30を組みつけ、該プロテクタ20内にワイヤハーネスW/Hの電線wを収容する。この状態でプロテクタ20を車体パネルのサイドシル12の上面にそって配置し、クランプ30の係止部30cをサイドシル12の貫通孔12cに挿入係止する。
ついで、フロアカーペット40の端縁の孔41にクランプ30の引掛部30dの係止爪30eを引っかけてフロアカーペット40を固定する。
最後に、スカッフプレート13をプロテクタ20に被せて、被係止爪20jに係止爪13bを係止することで、プロテクタ20でスカッフプレート13を固定している。
ついで、フロアカーペット40の端縁の孔41にクランプ30の引掛部30dの係止爪30eを引っかけてフロアカーペット40を固定する。
最後に、スカッフプレート13をプロテクタ20に被せて、被係止爪20jに係止爪13bを係止することで、プロテクタ20でスカッフプレート13を固定している。
この状態で、プロテクタ20の上壁20bはスカッフプレート13の上壁内面と略当接する一方、底壁20aがサイドシル12の上面と略当接し、プロテクタ20はサイドシル12とスカッフプレート13との間の空間Sの高さ方向の全体に亙って配置されることとなる。
前記構成によれば、サイドシル12とスカッフプレート13との間の空間Sに配索するワイヤハーネスはプロテクタ20の内部を通して、プロテクタ20で外装するため、従来のようなテープ巻き結束をする必要はない。よって、断面円形状の塊としてではなく電線をバラバラの状態でプロテクタ20内に挿通させることができる。しかも、プロテクタ20はサイドシル12とスカッフプレート13の内面に形状として、その容積を増大させているため、ワイヤハーネスW/Hの電線本数が増加してもプロテクタ20の内部に通すことができる。
また、プロテクタ本体200は他車種共用品とすることでコスト低下を図ることができる一方、サイドシル12に沿わせる底壁材201は車種専用とすることで、サイドシル12に安定姿勢で固定できる。
また、プロテクタ本体200は他車種共用品とすることでコスト低下を図ることができる一方、サイドシル12に沿わせる底壁材201は車種専用とすることで、サイドシル12に安定姿勢で固定できる。
さらに、プロテクタ20をサイドシル12に固定するクランプ30を、プロテクタ20と別体に設けて、プロテクタ20の長さ方向に直交する方向の断面をいずれの箇所でも同一にしているため、プロテクタ20は押出し成形により成形することができ、プロテクタ成形用の金型を小型化してコストを低減することができる。なお、プロテクタ20を押出し成形により成形した場合には、成形後に貫通孔20hを穿設している。
なお、前記クランプあるいは/および固定部材をプロテクタに一体的に設けてもよく、この場合には、プロテクタを射出成形により成形している。
なお、前記クランプあるいは/および固定部材をプロテクタに一体的に設けてもよく、この場合には、プロテクタを射出成形により成形している。
また、本発明では、プロテクタ20にスカッフプレート13を固定しているため、スカッフプレート13をサイドシル12にネジ止めする必要がなくなり、スカッフプレート13の取付作業を容易にすることができる。
さらに、クランプ30に一体的に設けた引掛部30dをフロアカーペット40に設けられた孔41に引っ掛けるだけでフロアカーペット40を固定することができる。
さらにまた、固定されたフロアカーペット40にスカッフプレート13の側壁13cの下端面13dを突き当てて、該スカッフプレート13とサイドシル12とで挟持しているため、より強固にフロアカーペット40を固定でき、フロアカーペット40の位置ズレを防止することができる。
さらにまた、固定されたフロアカーペット40にスカッフプレート13の側壁13cの下端面13dを突き当てて、該スカッフプレート13とサイドシル12とで挟持しているため、より強固にフロアカーペット40を固定でき、フロアカーペット40の位置ズレを防止することができる。
さらに、ウォッシャーホース50及びオープナーケーブル51をクランプ30に一体的に設けた取付部30fで支持してプロテクタ20の外面に沿わせて配索しているため、ウォッシャーホース50及びオープナーケーブル51の配索も部品点数を増加させることなく容易にできる。
また、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルをプロテクタの外部に配索するためワイヤハーネスから生じる熱の影響を低減することができる。
また、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルをプロテクタの外部に配索するためワイヤハーネスから生じる熱の影響を低減することができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、ウオッシャホースやオープナケーブルの保持部材やフロアカーペットの固定部材をクランプと別個に形成し、クランプに連結固定する構成としてもよい。
また、プロテクタにフロアカーペットの固定部およびウオッシャホース等の保持部を一体的に突設して成形してもよい。
また、プロテクタにフロアカーペットの固定部およびウオッシャホース等の保持部を一体的に突設して成形してもよい。
10 ワイヤハーネスの配索構造
12 サイドシル(車体パネル)
13 スカッフプレート
13b 係止爪
20 プロテクタ
20a 底壁
20b 上壁
20c、20d 側壁
20c1、20d1 球状凹部
30 クランプ
30e 引掛部
30f 取付部
40 フロアカーペット
50 ウォッシャーホース
51 オープナーケーブル
200 プロテクタ本体
201 底壁材
201a、201b 球部
W/H ワイヤハーネス
w 電線
12 サイドシル(車体パネル)
13 スカッフプレート
13b 係止爪
20 プロテクタ
20a 底壁
20b 上壁
20c、20d 側壁
20c1、20d1 球状凹部
30 クランプ
30e 引掛部
30f 取付部
40 フロアカーペット
50 ウォッシャーホース
51 オープナーケーブル
200 プロテクタ本体
201 底壁材
201a、201b 球部
W/H ワイヤハーネス
w 電線
Claims (3)
- 自動車の車体パネルと該車体パネルに被せるスカッフプレートとの間の空間に配索されるワイヤハーネスの配索構造であって、
前記空間に、ワイヤハーネスを挿通させるプロテクタが収容され、該プロテクタは前記スカッフプレートの上壁内面に沿う上壁と、スカッフプレートの幅方向の両側壁に対向する両側壁とを備えた断面逆凹形状のプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の底面側開口を閉鎖する別部材の底壁材とからなり、該底壁材の幅方向の両端には前記プロテクタ本体の両側壁の下端に設けられた係止部と係止する被係止部が設けられていると共に、該被係止部を除く領域は前記車体パネルの形状に沿った形状とされ、前記プロテクタ本体は他車種共用品とされているのに対して前記底壁材は車種専用品とされ、
前記プロテクタの底壁材は前記車体パネルでクランプ止めされると共に、該プロテクタの両側壁あるいは上壁に設けられた係止部が前記スカッフプレートの内面側に設けられた被係止部に係止される構成とされていることを特徴とするワイヤーハーネスの配索構造。 - 前記車体パネルとスカッフプレートとの間の空間で且つ前記プロテクタの外側位置にフロアカーペットの端縁が位置し、該端縁を固定する固定部材が前記プロテクタあるいは前記クランプから突出させて一体的に設けられている請求項1に記載のワイヤーハーネスの配索構造。
- 前記車体パネルとスカッフプレートとの間の空間で且つ前記プロテクタの外側位置に、ウォッシャーホース、オープナーケーブルあるいは/およびアンテナケーブルが挿通され、これらホースあるいは/およびケーブルの保持部材が前記プロテクタあるいは前記クランプから突出させて一体的に設けられている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288857A JP2007099007A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | ワイヤハーネスの配索構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288857A JP2007099007A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | ワイヤハーネスの配索構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007099007A true JP2007099007A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38026379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005288857A Withdrawn JP2007099007A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | ワイヤハーネスの配索構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007099007A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790479B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2008-01-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 에어 나이프 건조장치 |
KR100794713B1 (ko) * | 2003-06-26 | 2008-01-14 | 현대중공업 주식회사 | 주행축을 포함하는 로봇 시스템의 협조 제어 방법 |
KR100797786B1 (ko) * | 2006-11-20 | 2008-01-24 | (주)맵클래스 | 광고판 |
KR100804643B1 (ko) * | 2006-11-30 | 2008-02-20 | 삼성전자주식회사 | 전압 레귤레이터, 이를 포함하는 디지털 앰프 및 전압 조절방법 |
KR100814673B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2008-03-18 | 프라운호퍼-게젤샤프트 츄어 푀르더룽 데어 안게반텐 포르슝에.파우. | 오디오 부호화 |
KR100814937B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-03-19 | 한국단자공업 주식회사 | 차량용 전원 분배용 박스 |
KR100815857B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2008-03-24 | 다케키 요시무라 | 폐플라스틱의 유화 환원 장치 |
KR100822846B1 (ko) * | 2006-11-02 | 2008-04-17 | 한국전력공사 | 반응 가스 중 입자의 연속분리 및 수분 응축장치 |
KR100824120B1 (ko) * | 2000-05-26 | 2008-04-22 | 사이트릭스 시스템스, 인크. | 저밴드폭 전송 프로토콜 메카니즘을 통해 전송에 대한그래픽 디스플레이 데이터를 효율적으로 감소하기 위한방법 및 시스템 |
KR100834454B1 (ko) * | 2007-03-02 | 2008-06-05 | 주식회사 렉스 | 봉형태의 피처리물을 세척하기위한 방법과 장치 |
KR100848370B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2008-07-24 | 프라운호퍼-게젤샤프트 츄어 푀르더룽 데어 안게반텐 포르슝에.파우. | 오디오 부호화 |
KR100857209B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2008-09-05 | (주)청암엔지니어링 | 전주고정식 가공전선 연결용 배전기 |
JP2008279907A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | フロアカーペットの固定構造 |
KR100871940B1 (ko) * | 2004-05-03 | 2008-12-08 | 콸콤 인코포레이티드 | 다중 캐리어 통신 시스템에서 수신기에 대한 이득 제어 |
JP2010006305A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hayashi Engineering Inc | モジュール構造 |
DE112018005396T5 (de) | 2017-11-09 | 2020-06-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Kabelstrang |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005288857A patent/JP2007099007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100824120B1 (ko) * | 2000-05-26 | 2008-04-22 | 사이트릭스 시스템스, 인크. | 저밴드폭 전송 프로토콜 메카니즘을 통해 전송에 대한그래픽 디스플레이 데이터를 효율적으로 감소하기 위한방법 및 시스템 |
KR100790479B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2008-01-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 에어 나이프 건조장치 |
KR100794713B1 (ko) * | 2003-06-26 | 2008-01-14 | 현대중공업 주식회사 | 주행축을 포함하는 로봇 시스템의 협조 제어 방법 |
KR100815857B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2008-03-24 | 다케키 요시무라 | 폐플라스틱의 유화 환원 장치 |
KR100814673B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2008-03-18 | 프라운호퍼-게젤샤프트 츄어 푀르더룽 데어 안게반텐 포르슝에.파우. | 오디오 부호화 |
KR100848370B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2008-07-24 | 프라운호퍼-게젤샤프트 츄어 푀르더룽 데어 안게반텐 포르슝에.파우. | 오디오 부호화 |
KR100871940B1 (ko) * | 2004-05-03 | 2008-12-08 | 콸콤 인코포레이티드 | 다중 캐리어 통신 시스템에서 수신기에 대한 이득 제어 |
KR100822846B1 (ko) * | 2006-11-02 | 2008-04-17 | 한국전력공사 | 반응 가스 중 입자의 연속분리 및 수분 응축장치 |
KR100797786B1 (ko) * | 2006-11-20 | 2008-01-24 | (주)맵클래스 | 광고판 |
KR100804643B1 (ko) * | 2006-11-30 | 2008-02-20 | 삼성전자주식회사 | 전압 레귤레이터, 이를 포함하는 디지털 앰프 및 전압 조절방법 |
KR100834454B1 (ko) * | 2007-03-02 | 2008-06-05 | 주식회사 렉스 | 봉형태의 피처리물을 세척하기위한 방법과 장치 |
JP2008279907A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | フロアカーペットの固定構造 |
KR100814937B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-03-19 | 한국단자공업 주식회사 | 차량용 전원 분배용 박스 |
KR100857209B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2008-09-05 | (주)청암엔지니어링 | 전주고정식 가공전선 연결용 배전기 |
JP2010006305A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hayashi Engineering Inc | モジュール構造 |
DE112018005396T5 (de) | 2017-11-09 | 2020-06-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Kabelstrang |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007099007A (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
US9481327B2 (en) | Wire harness and wire fitting | |
KR101302943B1 (ko) | 커넥터 지지 도구, 배선 도구 및 배선 하네스 | |
JP5420994B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2005315337A (ja) | クリップ構造及び線条体の固定方法 | |
CN101494363B (zh) | 用于机动车的电接线盒 | |
US7105748B2 (en) | Door module for a vehicle | |
JPH10174257A (ja) | ハーネス用クランプ | |
JP2010132242A (ja) | 自動車のドア用トリムボード及び自動車のバックドア | |
JP2010132210A (ja) | 自動車のドア用トリムボード及び自動車のバックドア | |
JP2007252059A (ja) | ハーネスプロテクタのハーネス組付構造 | |
JP5432611B2 (ja) | 電気接続箱 | |
WO2019176221A1 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタおよびそれを用いたワイヤハーネスの配索構造 | |
JP2007104763A (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP5287660B2 (ja) | ワイヤーハーネスの取付構造 | |
JP4680740B2 (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JPH09121422A (ja) | プロテクタ | |
JP4262132B2 (ja) | 電気接続箱のカバー固定構造 | |
JP4327785B2 (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP2003054330A (ja) | ワイヤハーネス組付け型車両部品 | |
JP4327005B2 (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタおよびワイヤーハーネス配索方法 | |
JPH11346415A (ja) | ワイヤハーネスの係止構造 | |
JP2009027885A (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタおよび該プロテクタのワイヤハーネスへの取付方法 | |
JP6014469B2 (ja) | ワイヤハーネスの配索構造 | |
JP2008079460A (ja) | クリップ及びハーネスの配索方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |