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JP2007096437A - 画像生成者の意図の判定 - Google Patents

画像生成者の意図の判定 Download PDF

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JP2007096437A JP2005279742A JP2005279742A JP2007096437A JP 2007096437 A JP2007096437 A JP 2007096437A JP 2005279742 A JP2005279742 A JP 2005279742A JP 2005279742 A JP2005279742 A JP 2005279742A JP 2007096437 A JP2007096437 A JP 2007096437A
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JP2005279742A
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Atsushi Hoshii
淳 星井
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】 画像から画像生成者の意図を判定することを可能とする。
【解決手段】 画像処理装置は、レンズと撮像素子とを用いて、画像を構成する複数の画素の色を表す画像データを生成する撮像部と、画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データを生成する距離データ生成部と、を備える。画像処理装置は、また、距離データに基づき、画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する主被写体候補抽出部と、所定の条件に基づいて、主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する主被写体判定部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像における画像生成者の意図を判定する技術に関する。
近年、撮像素子を用いて被写体を撮像することによりデジタルデータとしての画像データを生成するデジタルスチルカメラ(以下「DSC」とも呼ぶ)が広く普及している。また、このような画像データに対するホワイトバランス補正等の画像処理(画像補正)が、一般に実施されている。
このような画像処理の1つとして、被写体の各部分における距離情報を含む画像データを用いた画像処理の技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1には、距離情報を含む画像データと合焦位置の情報とを用いて、画像にぼけ効果を加える画像処理が開示されている。
特開2000−207549
画像生成者(撮像者)は、画像中の特定の被写体を主たる被写体と考えたり、あるいは、画像中のすべての被写体を同程度の重要性を有する被写体と考えたり、といったような、ある意図を持って画像を生成する場合が多い。しかし、生成された画像データからこのような画像生成者の意図を判定する技術は知られていない。そのため、上記従来技術では、このような画像生成者の意図は考慮されておらず、必ずしも画像生成者の意図に沿った画像処理が実施されるわけではないという問題があった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、画像から画像生成者の意図を判定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第1の画像処理装置は、
レンズと撮像素子とを用いて、画像を構成する複数の画素の色を表す画像データを生成する撮像部と、
前記画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と前記撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データを生成する距離データ生成部と、
前記距離データに基づき、前記画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する主被写体候補抽出部と、
所定の判定条件を用いて、前記主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する主被写体判定部と、を備える。
この画像処理装置では、画像データおよび距離データを生成し、距離データに基づき被写体の候補を抽出し、所定の判定条件を用いて主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する。そのため、この画像処理装置では、画像における主たる被写体の有無や、画像に主たる被写体が含まれる場合に画像のどの部分が主たる被写体であるのかといったような画像生成者の意図を判定することができる。
上記画像処理装置において、さらに、画像データの補正を行う補正処理部を備え、
前記補正処理部は、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合には、前記主たる被写体を考慮して画像データの補正を行い、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体ではないと判定した場合には、前記主たる被写体を考慮せずに画像データの補正を行うとしてもよい。
このようにすれば、画像生成者の意図に沿った画像データの補正を行うことができる。
また、上記画像処理装置において、前記補正処理部は、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合には、前記主たる被写体の候補を構成する画素についての画像データに基づき、前記画像全体を表す画像データの補正に用いる指標値を設定するとしてもよい。
このようにすれば、主たる被写体における補正結果が良好となるような画像データの補正を行うことができ、画像生成者の意図に沿った画像データの補正を行うことができる。
また、上記画像処理装置において、さらに、
前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合に、前記主たる被写体の候補を構成する画素を特定する情報を前記画像データに付加する主被写体特定情報付加部を備えるとしてもよい。
このようにすれば、主たる被写体を特定可能な画像データを生成することができる。
また、上記画像処理装置において、前記主被写体候補抽出部は、被写体距離が、前記画像のピント位置の被写体距離を含む所定の範囲内にある画素の集合を、前記主たる被写体の候補として抽出するとしてもよい。
このようにすれば、画像のピント位置における被写体距離と近い被写体距離を有する被写体を主たる被写体の候補として抽出することができるため、画像生成者の意図を精度良く判定することができる。
また、上記画像処理装置において、前記所定の範囲は、前記ピント位置の被写体距離が小さいほど狭い範囲となるように設定されているとしてもよい。
このようにすれば、主たる被写体の候補を精度良く抽出することができる。
また、上記画像処理装置において、前記主被写体判定部は、前記画像を構成する全画素の中の前記主たる被写体の候補を構成する画素の占める割合が所定の閾値より大きい場合には、前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定するとしてもよい。
このようにすれば、画像において大きな割合を占める部分が主たる被写体であるとされるため、画像生成者の意図を精度良く判定することができる。
また、上記画像処理装置において、前記主被写体判定部は、前記主たる被写体の候補についての被写体距離が、前記画像の撮像時の前記レンズの焦点距離に応じて設定された閾値より小さい場合には、前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定するとしてもよい。
このようにしても、画像において大きな割合を占める部分が主たる被写体であるとされるため、画像生成者の意図を精度良く判定することができる。
また、上記画像処理装置において、前記距離データ生成部は、前記画像を複数の領域に分割した分割領域毎に、分割領域内の代表位置に対応した被写体距離を計測すると共に、前記計測した被写体距離を、当該分割領域内に含まれる画素に対応した被写体距離として設定するとしてもよい。
このようにすれば、距離データの生成の効率化・高速化を図ることができる。
また、上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第2の画像処理装置は、
画像を構成する複数の画素の色を表す画像データと、前記画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と前記撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データと、を取得するデータ取得部と、
前記距離データに基づき、前記画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する主被写体候補抽出部と、
所定の判定条件を用いて、前記主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する主被写体判定部と、を備える。
この画像処理装置では、画像データおよび距離データを取得し、距離データに基づき被写体の候補を抽出し、所定の判定条件を用いて主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する。そのため、この画像処理装置では、画像における主たる被写体の有無や、画像に主たる被写体が含まれる場合に画像のどの部分が主たる被写体であるのかといったような画像生成者の意図を判定することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、画像処理方法および装置、画像生成方法および装置、画像補正方法および装置、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としてのデジタルスチルカメラ100の構成を概略的に示す説明図である。第1実施例のデジタルスチルカメラ(以下「DSC」とも呼ぶ)100は、レンズ102と、レンズ102を駆動して焦点距離fを調整するレンズ駆動部104と、レンズ駆動部104を制御するレンズ駆動制御部106と、レンズ102を介して受光面に入力された光を電気信号に変換する撮像素子108と、撮像素子108から出力された電気信号に対するA/D変換を行うA/D変換器110と、外部機器との情報のやり取りのためのインターフェイス部(I/F部)112と、画像や各種設定情報を表示する表示部114と、ユーザ操作のための操作部116と、DSC100の各部を制御するCPU118と、後述の被写体距離Dを計測する距離計測部120と、内部メモリ200と、を備えている。DSC100の各構成要素は、バス122を介して互いに接続されている。
本実施例では、撮像素子108としてCCD(Chage Coupled Device(電荷結合素子))が用いられる。また、本実施例では、表示部114として、液晶モニタが用いられる。DSC100による撮像時には、表示部114としての液晶モニタに被写体の画像が表示される。なお、本明細書において、「被写体」とは、画像の全体にわたって撮像される人、物、景色といった撮像対象を意味している。
距離計測部120は、DSC100により生成される画像上の複数の所定の位置のそれぞれに対応した、被写体と撮像素子108との間の距離(以下「被写体距離D」と呼ぶ)を計測する。距離計測部120による被写体距離Dの計測は、公知の任意の方法で実行可能である。例えば距離計測部120による被写体距離Dの計測は、三角測量を用いたり、光波や音波を用いたりして実行される。なお、被写体距離Dの計測対象となる上記画像上の複数の所定の位置については、後述する。また、本実施例では、被写体距離Dを被写体と撮像素子108との間の距離として定義しているが、被写体距離Dを、被写体とDSC100内の任意の位置との間の距離として定義してもよい。
内部メモリ200には、画像処理部210として機能するコンピュータプログラムが格納されている。画像処理部210は、モジュールとして、主被写体候補抽出部212と、主被写体判定部214と、補正処理部216と、を含んでいる。CPU118は、内部メモリ200から画像処理部210としてのコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、後述の画像生成・補正処理を実行する。
図2は、DSC100による画像生成・補正処理の流れを示すフローチャートである。ステップS110では、画像処理部210(図1)が、DSC100の各部を用いて被写体を撮像することにより、画像(以下「撮像画像CI」と呼ぶ)を表す画像データを生成する。具体的には、レンズ102を通って撮像素子108の受光面に投影された光が電気信号に変換され、さらにA/D変換器110において電気信号がデジタルデータに変換されることによって、画像データが生成される。画像データは、撮像画像CIを構成する各画素の色を表す色データとして生成される。本実施例では、色データとしてRGBデータが用いられる。
図3は、生成された画像データの表す撮像画像CIの一例を示す説明図である。図3において、破線で示した位置P(以下「ピント位置P」と呼ぶ)は、撮像画像CIの撮像時のピントの位置を示している。
ステップS110(図2)では、また、画像処理部210が、距離計測部120(図1)を用いて被写体距離Dの計測を行い、被写体距離Dを表す距離データを生成する。
図4は、計測された被写体距離Dの一例を示す説明図である。図4には、被写体距離D(括弧付きの数字(単位:メートル))を撮像画像CI上に重ねて示している。ここで本実施例では、距離計測部120による被写体距離Dの計測は、撮像画像CIを複数の領域に分割した分割領域DA毎に行われる。具体的には、各分割領域DAの中心画素が代表画素として設定され、代表画素の位置に対応した被写体距離Dが計測される。すなわち、上述した被写体距離Dの計測対象となる画像上の複数の所定の位置とは、撮像画像CI内の各分割領域DAの中心画素の位置である。
また、画像処理部210は、被写体距離Dの計測が行われない位置の画素、すなわち各分割領域DA内の中心画素以外の画素の位置に対応した被写体距離Dを、中心画素の位置に対応した被写体距離Dと同じ距離に設定する。このようにして、撮像画像CIを構成する各画素の位置に対応した被写体距離Dが設定され、被写体距離Dを表す距離データが生成される。なお、計測された被写体距離Dが所定の距離以上の場合には、被写体距離Dは無限遠(∞)として設定される。
図5は、生成された画像データ(色データ)および距離データの一例を示す説明図である。図5に示すように、画像データ(色データ)は、座標によって特定される撮像画像CIを構成する各画素のRGB各成分の値を表すデータとして生成される。また、距離データは、各画素の位置に対応した被写体距離Dを表すデータとして生成される。
ステップS120(図2)では、画像処理部210の主被写体候補抽出部212(図1)が、撮像画像CIから主被写体候補MSCを抽出する。主被写体候補MSCは、撮像画像CIにおける主たる被写体の候補である。本実施例では、主被写体候補MSCを、被写体距離Dが下記の式(1)を満足する画素により構成された領域であると定義している。主被写体候補抽出部212は、撮像画像CIを表す画像データから、下記の式(1)を満足する画素を選択することにより、主被写体候補MSCの抽出を行う。
|D−Dp|≦Gt・・・(1)
D:判定対象となる画素の位置における被写体距離(m)
Dp:ピント位置Pにおける被写体距離(m)
Gt:閾値(m)
上記式(1)からわかるように、本実施例では、主被写体候補MSCは、被写体距離Dがピント位置Pにおける被写体距離Dpの前後Gt(m)以内である画素によって構成される。一般に、撮像の際には主たる被写体にピントが合わせられることが多いため、本実施例では、主被写体候補MSCを上述のように定義している。
なお、ピント位置Pが複数の画素を含む場合には、上記式(1)におけるピント位置Pにおける被写体距離Dpは、ピント位置Pに含まれる複数の画素の位置における被写体距離Dの平均として算出してもよく、ピント位置Pに含まれる複数の画素の内の代表画素の位置における被写体距離Dとして算出してもよい。また、主被写体候補MSCの抽出を精度良く行うために、ピント位置Pに含まれる画素の位置において、ステップS110における被写体距離Dの計測が実行されることが好ましい。
図6は、抽出された主被写体候補MSCの一例を示す説明図である。図6の例では、ピント位置Pにおける被写体距離Dpは、5(m)である。また、閾値Gtは1(m)であるとする。このとき、被写体距離Dが4(m)以上6(m)以下である画素の集合が、主被写体候補MSCとして抽出されることとなる。図6には、抽出された主被写体候補MSCをハッチングを付して示している。
なお、本実施例では、主被写体候補MSCの抽出を精度良く行うために、上記式(1)における閾値Gtは、ピント位置Pにおける被写体距離Dpに応じて可変に設定されるとしている。図7は、ピント位置Pにおける被写体距離Dpに応じた閾値Gtを示すグラフである。図7に示すように、閾値Gtは、ピント位置Pにおける被写体距離Dpが大きいほど、大きくなるように設定されている。従って、例えばマクロ撮影を行う場合のようにピント位置Pにおける被写体距離Dpが小さい場合には、より狭い範囲内の被写体距離Dを有する画素によって主被写体候補MSCが構成される。一方、ピント位置Pにおける被写体距離Dpが大きい場合には、より広い範囲内の被写体距離Dを有する画素によって主被写体候補MSCが構成される。
ステップS130(図2)では、主被写体判定部214(図1)が、抽出された主被写体候補MSCについて主被写体判定を行う。主被写体判定は、主被写体候補MSCが主被写体であるか否かの判定である。本実施例では、撮像画像CI中における主被写体候補MSCの占める割合Rが所定の閾値Rtより大きい場合には、主被写体候補MSCは主被写体であると判定される。一方、割合Rが所定の閾値Rt以下の場合には、主被写体候補MSCは主被写体ではないと判定される。撮像画像CI中においてある程度大きな割合を示す領域は主被写体である場合が多いため、本実施例の主被写体判定は上述の判定条件に従って実行される。
例えば、上記判定条件における所定の閾値Rtが1/4(25%)であるとする。このとき、図6の例では、撮像画像CI中における主被写体候補MSCの占める割合Rは、8/25(32%)であり、閾値Rtより大きいため、主被写体候補MSCは主被写体であると判定される。
図8は、他の撮像画像CIにおける主被写体候補MSCを示す説明図である。図8に示した撮像画像CIは、図6に示した撮像画像CIよりも広角の画像である。図8に示した撮像画像CIにおいては、撮像画像CI中における主被写体候補MSCの占める割合Rは、3/25(12%)であり、閾値Rt以下のため、主被写体候補MSCは主被写体ではないと判定される。この場合には、撮像画像CI中には主被写体は存在せず、撮像画像CI中のすべての被写体が同程度の重要性を有する被写体であると判断される。
ステップS130(図2)において主被写体候補MSCは主被写体であると判定された場合には、処理はステップS140に進み、補正処理部216(図1)が、撮像画像CIを表す画像データに対して、主被写体を考慮した画像補正を行う。
例えば、補正処理部216は、主被写体を考慮したホワイトバランス補正を行う。このときには、補正処理部216は、撮像画像CI中の主被写体候補MSCの色データに基づいて補正の指標値(パラメータ)を設定し、設定されたパラメータを用いて撮像画像CI全体の色データに対するホワイトバランス補正を行う。このようにすれば、撮像画像CI中の主被写体候補MSCにおけるホワイトバランスが良好となるような、撮像画像CI全体に対するホワイトバランス補正を実現できる。
また、例えば、補正処理部216は、主被写体を考慮した「ぼけ」の補正を行う。このときには、補正処理部216は、被写体距離Dが主被写体候補MSCにおける被写体距離Dから離れた画素ほど強いぼけが付加されるように、ぼけの補正を行う。なお、主被写体候補MSCにおける被写体距離Dとしては、主被写体候補MSCを構成する画素における被写体距離Dの平均値や、代表位置(例えばピント位置P)における被写体距離Dが用いられる。このようにすれば、主被写体は、ぼけがほとんどなく、主被写体から撮像画像CIの奥行き方向に離れた位置にある被写体ほど、よりぼけて表現されるような、撮像画像CIに対するぼけの補正を実現できる。
一方、ステップS130(図2)において主被写体候補MSCは主被写体ではないと判定された場合には、処理はステップS150に進み、補正処理部216(図1)が、撮像画像CIを表す画像データに対して、主被写体を考慮しない画像補正を行う。例えば、補正処理部216は、撮像画像CI全体の色データに基づいてホワイトバランス補正の指標値(パラメータ)を設定し、設定されたパラメータを用いて撮像画像CI全体の色データに対するホワイトバランス補正を行う。このようにすれば、全体的にホワイトバランスが良好となるような、撮像画像CI全体に対するホワイトバランス補正を実現できる。
以上説明したように、本実施例のDSC100による画像生成・補正処理では、画像データが生成されると共に、距離データが生成される。そして、距離データに基づき、主被写体候補MSCが抽出される。さらに、主被写体判定によって、主被写体候補MSCが主被写体であるか否かが判定される。そのため、本実施例の画像生成・補正処理では、撮像画像CI中に主被写体が存在するか否か、および、存在するとすればそれは撮像画像CI中のどの領域であるか、といった画像生成者の意図を判定することができる。
さらに、本実施例の画像生成・補正処理では、撮像画像CI中に主被写体があると判定された場合には、主被写体を考慮した画像補正が実行される。従って、画像生成者の意図に沿った画像補正を実現することができる。
B.第2実施例:
図9は、第2実施例の画像生成・補正処理における主被写体判定を説明するためのグラフである。第2実施例の画像生成・補正処理は、主被写体判定の判定基準が第1実施例とは異なっているが、その他は第1実施例と同様である。
第2実施例の画像生成・補正処理における主被写体判定では、下記の式(2)を満足する場合には、主被写体候補MSCは主被写体であると判定される。
Dp≦Dpt・・・(2)
Dp:ピント位置Pにおける被写体距離(m)
Dpt:閾値(m)
上記式(2)からわかるように、第2実施例では、ピント位置Pにおける被写体距離Dpが閾値Dpt以下の場合には、主被写体候補MSCは主被写体であると判定される。ここで、閾値Dptは、撮像時のレンズ102(図1)の焦点距離fに応じて可変に設定されている。図9には、撮像時のレンズ102の焦点距離fと閾値Dptとの関係の一例を示している。図9に示すように、焦点距離fが大きいほど閾値Dptも大きくなるように、閾値Dptが設定されている。
焦点距離fが大きい場合には、撮像画像CIは望遠の画像となる。この場合、ピント位置Pにおける被写体距離Dpがある程度大きくても、撮像画像CI中の主被写体候補MSCの領域の占める割合は比較的大きくなる。一方、焦点距離fが小さい場合には、撮像画像CIは広角の画像となる。この場合、ピント位置Pにおける被写体距離Dpが大きいと、撮像画像CI中の主被写体候補MSCの領域の占める割合は比較的小さくなる。第2実施例では、このような関係を考慮して、焦点距離fに応じて、撮像画像CI中の主被写体候補MSCの領域の占める割合がある程度の大きさになるようなピント位置Pにおける被写体距離Dpを、閾値Dptとして設定している。
以上説明した第2実施例の画像生成・補正処理における主被写体判定によっても、第1実施例と同様に、主被写体候補MSCが主被写であるか否かの判定を行うことができる。
C.第3実施例:
図10は、本発明の第3実施例としての画像処理システム10の構成を概略的に示す説明図である。第3実施例における画像処理システム10は、DSC100aと、コンピュータ300と、を備えている。第3実施例では、このような画像処理システム10によって画像生成・補正処理(図2参照)が行われる点が、第1実施例とは異なっている。
コンピュータ300は、CPU310と、モニタ等の表示部320と、キーボードやマウス等の操作部330と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置340と、インターフェイス部(I/F部)350と、ROMやRAM等の内部記憶装置400と、を備えている。コンピュータ300の各構成要素は、バス360を介して互いに接続されている。
コンピュータ300のインターフェイス部350は、複数の入出力端子を備えており、外部機器との間で情報のやり取りを行う。例えば、インターフェイス部350は、ケーブルを介してDSC100と接続され、DSC100に格納されたデータの読み込みを行う。
コンピュータ300の内部記憶装置400には、画像処理部410として機能するコンピュータプログラムが格納されている。この画像処理部410は、第1実施例においてDSC100に格納されていた画像処理部210(図1)と同様のプログラムである。画像処理部410は、第1実施例の画像処理部210と同様に、モジュールとして、主被写体候補抽出部412と、主被写体判定部414と、補正処理部416と、を含んでいる。CPU310は、内部記憶装置400から画像処理部410としてのコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、後述の画像生成・補正処理を実行する。
画像処理システム10のDSC100aは、第1実施例のDSC100と同様の構成を有している。ただし、第3実施例のDSC100aは、画像処理部210(図1)としてのコンピュータプログラムを有している必要はない。
図11は、第3実施例における画像生成・補正処理の流れを示すフローチャートである。第3実施例では、画像処理システム10のDSC100aとコンピュータ300とが協働して、第1実施例と同様の画像生成・補正処理を行う。
すなわち、ステップS110では、DSC100aが、第1実施例と同様に、画像データおよび距離データ(図5参照)を生成する。ステップS115では、コンピュータ300が、DSC100aからインターフェイス部350(図10)を介して、画像データおよび距離データを取得する。
ステップS120以降の処理は、主体がコンピュータ300の画像処理部410(図10)であることを除いて、第1実施例の画像生成・補正処理におけるステップS120以降の処理と同じである。
以上説明したように、第3実施例の画像処理システム10では、第1実施例と同様に、画像生成・補正処理を実行することができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記各実施例における分割領域DAの設定態様は、あくまで一例であり、分割領域DAの設定態様を他の態様としてもよい。例えば、上記各実施例では、撮像画像CIを縦方向に5分割、横方向に5分割して、5×5の分割領域DAを設定しているが、10×10の分割領域DAを設定してもよく、5×10の分割領域DAを設定してもよい。究極的には、各分割領域DAを撮像画像CIを構成する1つの画素によって構成してもよい。また、異なる大きさや形状の分割領域DAが混在するように、分割領域DAを設定してもよい。
D2.変形例2:
上記各実施例では、被写体距離Dの計測の対象となる代表画素は、分割領域DAの中心画素であるとしているが、代表画素は分割領域DA内の他の画素であるとしてもよい。また、代表画素は分割領域DA内の複数の画素であるとしてもよい。
D3.変形例3:
上記各実施例における主被写体候補MSCの抽出条件(上記式(1))は、あくまで一例であり、他の条件を採用してもよい。例えば、主被写体候補MSCの抽出条件として、下記の式(3)を採用することも可能である。なお、Gt1およびGt2は、異なる値であってもよく、同じ値であってもよい。
Dp−Gt1≦D<Dp+Gt2・・・(3)
D:判定対象となる画素の位置における被写体距離(m)
Dp:ピント位置Pにおける被写体距離(m)
Gt1、Gt2:閾値(m)
D4.変形例4:
上記各実施例では、閾値Gtを、ピント位置Pにおける被写体距離Dpに応じて可変に設定しているが(図7参照)、閾値Gtをピント位置Pにおける被写体距離Dpに関わらず一定の値に設定してもよい。
D5.変形例5:
上記各実施例における主被写体判定に用いる判定条件は、あくまで一例であり、他の条件を採用することも可能である。例えば、上記第1実施例では、判定条件における所定の閾値Rtが1/4(25%)であるとしているが、この閾値Rtは他の値に設定されてもよい。
また、主被写体判定に用いる判定条件として、主被写体候補MSCについての被写体距離Dと撮像画像CI中の他の領域についての被写体距離Dとの差に関する条件を採用してもよい。すなわち、上記差が、所定の閾値以上であれば、主被写体候補MSCは主たる被写体であると判定され、所定の閾値より小さければ、主被写体候補MSCは主たる被写体ではないと判定されるとしてもよい。なお、この場合に、主被写体候補MSCについての被写体距離Dとしては、ピント位置Pについての被写体距離Dpを採用してもよいし、主被写体候補MSCの中の代表画素についての被写体距離Dを採用してもよいし、主被写体候補MSCの中の複数の代表画素についての被写体距離Dの平均を採用してもよい。また、撮像画像CI中の他の領域は、主被写体候補MSCの外周線から所定の距離内に含まれる領域であるとしてもよい。また、撮像画像CI中の他の領域についての被写体距離Dとしては、当該他の領域の中の代表画素についての被写体距離Dを採用してもよいし、当該他の領域の中の複数の代表画素についての被写体距離Dの平均を採用してもよい。
また、上記第2実施例では、ピント位置Pについての被写体距離Dpと閾値Dptとを比較することによって主被写体判定を行っているが、ピント位置Pについての被写体距離Dpの代わりに、主被写体候補MSCの中の代表画素についての被写体距離Dを用いてもよいし、主被写体候補MSCの中の複数の代表画素についての被写体距離Dの平均を用いてもよい。
D6.変形例6:
上記各実施例では、画像生成・補正処理において補正処理部216が行う画像補正の例として、ホワイトバランス補正やぼけの補正を挙げているが、補正処理部216が、コントラスト補正やシャープネス補正、カラーバランス補正等といった他の画像補正を行うとしてもよい。
D7.変形例7:
上記第3実施例では、画像生成・補正処理において、画像データおよび距離データの生成のステップ(図11のステップS110)のみが、DSC100aにより実行され、残りのステップは、コンピュータ300によって実行されている。画像生成・補正処理におけるDSC100aとコンピュータ300との処理の分担は、他の態様とすることも可能である。
例えば、画像生成・補正処理(図11)中の主被写体判定(ステップS130)までがDSC100aにより実行され、残りの処理がコンピュータ300により実行されるとしてもよい。あるいは、主被写体候補抽出(ステップS120)までがDSC100aにより実行され、残りの処理がコンピュータ300により実行されるとしてもよい。これらの場合に、DSC100aは、撮像画像CIを表す画像データに対し、主被写体候補MSCまたは主被写体を構成する画素を特定するための情報(例えば主被写体フラグ)を付加したデータを生成するとしてもよい。コンピュータ300は、このデータを、DSC100aから取得して、残りの処理を実行するとしてもよい。
D8.変形例8:
上記各実施例のDSC100の構成は、あくまで一例であり、DSC100の構成を他の構成とすることも可能である。また、上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
本発明の第1実施例としてのデジタルスチルカメラの構成を概略的に示す説明図である。 DSCによる画像生成・補正処理の流れを示すフローチャートである。 生成された画像データの表す撮像画像CIの一例を示す説明図である。 計測された被写体距離Dの一例を示す説明図である。 生成された画像データ(色データ)および距離データの一例を示す説明図である。 抽出された主被写体候補MSCの一例を示す説明図である。 ピント位置Pにおける被写体距離Dpに応じた閾値Gtを示すグラフである。 他の撮像画像CIにおける主被写体候補MSCを示す説明図である。 第2実施例の画像生成・補正処理における主被写体判定を説明するためのグラフである。 本発明の第3実施例としての画像処理システムの構成を概略的に示す説明図である。 第3実施例における画像生成・補正処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10...画像処理システム
100...デジタルスチルカメラ
102...レンズ
104...レンズ駆動部
106...レンズ駆動制御部
108...撮像素子
110...A/D変換器
114...表示部
116...操作部
118...CPU
120...距離計測部
122...バス
200...内部メモリ
210...画像処理部
212...主被写体候補抽出部
214...主被写体判定部
216...補正処理部
300...コンピュータ
310...CPU
320...表示部
330...操作部
340...外部記憶装置
350...インターフェイス部
360...バス
400...内部記憶装置
410...画像処理部
412...主被写体候補抽出部
414...主被写体判定部
416...補正処理部

Claims (11)

  1. 画像処理装置であって、
    レンズと撮像素子とを用いて、画像を構成する複数の画素の色を表す画像データを生成する撮像部と、
    前記画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と前記撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データを生成する距離データ生成部と、
    前記距離データに基づき、前記画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する主被写体候補抽出部と、
    所定の判定条件を用いて、前記主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する主被写体判定部と、を備える、画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、さらに、
    画像データの補正を行う補正処理部を備え、
    前記補正処理部は、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合には、前記主たる被写体を考慮して画像データの補正を行い、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体ではないと判定した場合には、前記主たる被写体を考慮せずに画像データの補正を行う、画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記補正処理部は、前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合には、前記主たる被写体の候補を構成する画素についての画像データに基づき、前記画像全体を表す画像データの補正に用いる指標値を設定する、画像処理装置。
  4. 請求項1記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記主被写体判定部が前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定した場合に、前記主たる被写体の候補を構成する画素を特定する情報を前記画像データに付加する主被写体特定情報付加部を備える、画像処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記主被写体候補抽出部は、被写体距離が、前記画像のピント位置の被写体距離を含む所定の範囲内にある画素の集合を、前記主たる被写体の候補として抽出する、画像処理装置。
  6. 請求項5記載の画像処理装置であって、
    前記所定の範囲は、前記ピント位置の被写体距離が小さいほど狭い範囲となるように設定されている、画像処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記主被写体判定部は、前記画像を構成する全画素の中の前記主たる被写体の候補を構成する画素の占める割合が所定の閾値より大きい場合には、前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定する、画像処理装置。
  8. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記主被写体判定部は、前記主たる被写体の候補についての被写体距離が、前記画像の撮像時の前記レンズの焦点距離に応じて設定された閾値より小さい場合には、前記主たる被写体の候補は主たる被写体であると判定する、画像処理装置。
  9. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記距離データ生成部は、前記画像を複数の領域に分割した分割領域毎に、分割領域内の代表位置に対応した被写体距離を計測すると共に、前記計測した被写体距離を、当該分割領域内に含まれる画素に対応した被写体距離として設定する、画像処理装置。
  10. 画像処理方法であって、
    (a)レンズと撮像素子とを用いて、画像を構成する複数の画素の色を表す画像データを生成する工程と、
    (b)前記画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と前記撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データを生成する工程と、
    (c)前記距離データに基づき、前記画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する工程と、
    (d)所定の判定条件を用いて、前記主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する工程と、を備える、画像処理方法。
  11. 画像処理装置であって、
    画像を構成する複数の画素の色を表す画像データと、前記画像を構成する複数の画素のそれぞれに対応した、被写体と前記撮像部との間の距離である被写体距離を表す距離データと、を取得するデータ取得部と、
    前記距離データに基づき、前記画像の中から複数の画素の集合を主たる被写体の候補として抽出する主被写体候補抽出部と、
    所定の判定条件を用いて、前記主たる被写体の候補が主たる被写体であるか否かを判定する主被写体判定部と、を備える、画像処理装置。
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