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JP2007095436A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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JP2007095436A
JP2007095436A JP2005281762A JP2005281762A JP2007095436A JP 2007095436 A JP2007095436 A JP 2007095436A JP 2005281762 A JP2005281762 A JP 2005281762A JP 2005281762 A JP2005281762 A JP 2005281762A JP 2007095436 A JP2007095436 A JP 2007095436A
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Morio Fujitani
守男 藤谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】高効率化と長寿命化とを実現することができるプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【解決手段】放電空間1を形成するように隔壁2を挟んで対向配置した前面板3と背面板4とを備え、前面板3はアドレス電極6を有し、背面板4は、前記アドレス電極6と交差する表示電極12と、この表示電極12を覆う誘電体層13と、この誘電体層13上に、粒子14aにより構成される保護手段14とを有し、前記粒子14aは、II族元素の酸化物の粒子を含むプラズマディスプレイパネルである。
【選択図】図1

Description

本発明は表示デバイスとして知られているプラズマディスプレイパネルに関するものである。
近年、双方向情報端末として大画面、壁掛けテレビへの期待が高まっており、そのための表示デバイスとして、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶表示パネル(LCD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(EL)等の数多くのものがある。これらの表示デバイス中でも特にPDPは、自発光型で美しい画像表示ができ、大画面化が容易である等の理由から、視認性に優れた薄型表示デバイスとして注目されており、高精細化および大画面化に向けた開発が進められている。
このPDPには、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、AC型で面放電型のPDPが主流を占めるようになってきている。
このPDPは、電極、誘電体層、隔壁、蛍光体層、放電時のスパッタから誘電体層を保護するための、保護手段としてのMgOによる保護膜などの構成物をそれぞれ形成した前面板と背面板とを、内部に微小な空間を形成するように対向配置するとともに、周囲を封着部材により封止し、そして前記内部空間にネオン及びキセノンなどを混合してなる放電ガスを例えば66500Pa(約500Torr)程度の圧力で封入することにより構成している(例えば、非特許文献1参照)。
内池平樹、御子柴茂生共著、「プラズマディスプレイのすべて」(株)工業調査会、1997年5月1日、p79−p80
PDPに対しては、更なる高効率化、高画質化が要求されており、高効率化の手法の一つとして放電ガス中のXe分圧を上げる方法が知られている。
ここで、従来、PDPにおいては、保護手段(MgOによる保護膜)の形成にはEB等の真空蒸着法が用いられていること、保護手段が前面板側に形成されており放電による発光を透過させる必要があることなどから、MgO保護膜の膜厚を厚くすることには支障があり、サブミクロン程度の薄膜が用いられている。
しかしながら、Xe分圧を上げると、この薄膜の保護手段が放電時にスパッタされてしまい、その結果、PDPの寿命が短くなるという問題が生じる。
さらに、高効率化のためにXe分圧を上昇させることは、放電のための電圧が上昇してしまうという問題も生じる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、高効率且つ長寿命なPDPを実現することを目的とする。
上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、放電空間を形成するように隔壁を挟んで対向配置した前面板と背面板とを備え、前面板はアドレス電極を有し、背面板は、前記アドレス電極と交差する表示電極と、この表示電極を覆う誘電体層と、この誘電体層上に、粒子により構成される保護手段とを有し、前記粒子は、II族元素の酸化物の粒子を含むものである。
本発明のPDPによれば、PDPの高効率化と長寿命化を実現することができる。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、放電空間を形成するように隔壁を挟んで対向配置した前面板と背面板とを備え、前面板はアドレス電極を有し、背面板は、前記アドレス電極と交差する表示電極と、この表示電極を覆う誘電体層と、この誘電体層上に、粒子により構成される保護手段とを有し、前記粒子は、II族元素の酸化物の粒子を含むプ
ラズマディスプレイパネルである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記粒子は、前記II族元素の酸化物の粒子に加え、蛍光体粒子を含むというものであ
る。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記II族元素の酸化物の粒子が、BeO、MgO、CaO、SrO、BaO
、RaOの中から選ばれる少なくとも一つであるというものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記II族元素の酸化物の粒子が、MgOと、CaO、SrO、BaO、Ra
Oの中から選ばれる少なくとも一つとの混合物であるというものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記粒子は、平均粒子径(d50)が0.1μm〜30μmであるというものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記蛍光体粒子は、前記II族元素の酸化物の粒子に比べ、平均粒子径(d50)が小さ
いというものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記粒子が、前記誘電体層上で層を成しているというものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記層の厚みが、0.1μm〜50μmであるというものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記放電空間には、少なくともXeを含む放電ガスが封入されており、Xeの分圧が10%〜100%であるというものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、前記背面板の前記誘電体層の、前記隔壁と対峙する箇所に突出部を有するというものである。
以下、本発明の一実施の形態によるPDPについて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるPDPの概略構成を示す断面図である。図2は、本発明の一実施の形態によるPDPの画像表示部の概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、PDPは、放電空間1を形成するように隔壁2を挟んで対向配置した前面板3と背面板4とを備えている。なお図2と比較して判るように、構造理解の便宜上、図1においては背面板4に対して前面板3を90度回転させた状態で描いている。
前面板3は、例えばフロート法による硼珪素ナトリウム系ガラス等のガラス基板など、透明な基板5上に形成したアドレス電極6と、そのアドレス電極6を覆う誘電体層7と、この誘電体層7上の、例えばストライプ状の隔壁2と、この隔壁2間の側面および誘電体層7の表面に形成した蛍光体層8とを有する。なお、蛍光体層8は、カラー表示のために通常、赤、緑、青の3色が順次に繰り返し配置されている。
背面板4は、基板9上に、放電ギャップMGを挟んで隣接する走査電極10と維持電極11とで対をなし、且つ、アドレス電極6と交差する、例えばストライプ状の表示電極12と、この表示電極12を覆う誘電体層13とを有する。さらに、この誘電体層13上に、粒子14aにより構成される保護手段14を有する。ここで、走査電極10および維持電極11としては、例えば、Cr/Cu/Cr構造のもの、またはAgとITOなどの透明電極との積層構造のものを用いることができる。
そして、前面板3と背面板4とを、表示電極12とアドレス電極6とが交差し内部に放電空間1が形成されるように隔壁2を挟んで対向配置するとともに、周囲を封着部材により封止し、そして前記放電空間1内にネオン及びキセノンなどを混合してなる放電ガスを66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入することによりPDPを構成する。
ここで、放電空間1の表示電極12とアドレス電極6との交差部が放電セル(単位発光領域)として動作する。なお、放電セル間には、コントラストを向上させる目的でブラックストライプ(不図示)を形成しても良い。
そして、アドレス電極6および表示電極12に周期的な電圧を印加することによって放電を発生させ、この放電による紫外線を蛍光体層8に照射させることにより可視光に変換させ、画像表示を行う。
ここで、上述した本発明の一実施の形態によるPDPにおいては、保護手段14を構成する粒子14aとして、例えば、II族元素の酸化物の粒子を含んだものとしている。
すなわち、PDPに対しては、更なる高効率化、高画質化が要求されており、高効率化の手法の一つとして放電ガス中のXe分圧を上げる方法が知られている。しかしながら、従来のPDPにおいては、保護手段(MgO膜)の形成にはEB等の真空蒸着法が用いられていること、保護手段が前面板側に形成されており発光を透過させる必要があることなどから、その膜厚を厚くすることには支障があり、薄膜のものが用いられてきた。このような状況においてXe分圧を上げると、放電時に生じるスパッタにより薄膜である保護手段が劣化してしまい、その結果、PDPの寿命が短くなるという問題が生じた。さらに、高効率化のためにXe分圧を上昇させることは、放電のための電圧が上昇してしまうという問題も生じていた。
これに対して上述した本発明の一実施の形態のPDPによれば、図1に示すように背面板4側に表示電極12があり、画像表示のための周期的な放電は背面板4側で行われることとなる。このことにより、保護手段14は背面板4側に設ければ良く、したがって、画像表示のための周期的な放電が前面板側で行われる構成の従来のPDPとは異なり、保護手段に対して光の透過を考慮に入れる必要がなくなる。そこで、上述した本発明の一実施の形態のPDPにおいては、背面板4側の誘電体層13を放電時のスパッタから保護するための保護手段14として、誘電体層13上に放電空間1に露出して、例えばII族元素の
酸化物の粒子14aを、例えば塗布することにより、構成している。しかも、粒子14aの粒子径に関して、その大きさを任意に決定することも可能であり、従来の構造のPDPの場合と異なり、保護手段としての厚みを十分な厚みとすることが可能となる。
以上のような構成により、Xe分圧を上げることで保護手段に対してスパッタが発生しても、保護手段の厚みを十分厚くしていることから、PDPの寿命を延ばすことが可能となる。なお、以上においてはスパッタがより加速されるXeの分圧を上げた場合で説明したが、従来の放電ガスの場合においてもスパッタは発生し、したがって、保護手段の厚みを厚くできるということは、一般的にPDPの寿命に対して良い方向に作用する。
ここで、さらに具体的には、上述のII族元素の酸化物の粒子としては、BeO、MgO
、CaO、SrO、BaO、RaOの中から選ばれる少なくとも一つである。
従来、前面板側に保護層を形成した構造のPDPにおいては、前述したように、耐スパッタ性と光良透過性とを両立させることが必要であったため、保護手段としては一般的にスパッタに強いMgOのみが使用されていた。これに対して本発明の一実施の形態によるPDPの場合、耐スパッタ性に対しては、従来に比して厚く構成した保護手段14の厚みにより補うことができることから、保護手段14を構成する粒子の材質としては、耐スパッタ性能のみに制限されることはなく、他の、例えば放電電圧を低下させることを可能とする性能などを考慮して決定することができ、したがって、MgO以外のアルカリ土類の酸化物を利用することが可能となる。例えばBaOを用いればMgOよりも大幅に放電開始電圧を下げることが可能であり、これにより、高Xe分圧化の際のもう一つの課題である放電電圧の上昇という問題を相殺することが可能となる。
すなわち、保護手段を構成する粒子として、耐スパッタ性のみを考慮するとMgOが最も好ましいのではあるが、放電電圧を低下させる為にはBaOなどを用いる方が好ましく、保護手段14を構成する粒子14aとして、例えば耐スパッタ性の高いMgOと、BaOとの混合物とすることで、耐スパッタ性と放電電圧低下の両立を図ることができる。なお上記のみに限らず、RaOを追加しても良く、すなわち、MgOと、CaO、SrO、BaO、RaOの中から選ばれる少なくとも一つとの混合物とすればよい。この場合、それぞれの粒子の平均粒径を異ならせても良い。
また、本発明の他の実施の形態として、保護手段14を構成する粒子14aとして、前述の、BeO、MgO、CaO、SrO、BaO、RaOのII族元素の酸化物の粒子に加
えて、蛍光体の粒子を含むものとすることができる。
すなわち、これまでのPDPの開発の歴史の中で、周期的な放電をする場所(放電面)に蛍光体を形成する構造が多く検討されてきた。この構造が実現できれば、現在、放電により生成した紫外線の50%しか利用できていないものが、それ以上に利用することができ、効率を大幅に上昇させることが可能となる。しかしながら、従来検討されてきた構成は、保護手段であるMgO保護膜上に蛍光体層を形成した構造、すなわち、放電面上に蛍光体層を形成した構造であることから、放電時のスパッタが原因と考えられる蛍光体の大幅な劣化という課題のために、実現には至っていない経緯がある。
これに対し、上述した本発明の一実施の形態によるPDPにおいては、図3に保護手段14部の概略断面図を示すように、粒子14aとして、耐スパッタ性の高いII族金属の酸
化物の粒子14bと蛍光体の粒子14cとを混合した構造とすることにより、従来検討されてきた構造に比べて、蛍光体粒子14cへのイオンの直接的な影響を抑えた構造を実現できる。さらに、前記蛍光体粒子14cの平均粒子径を前記II族金属の酸化物の粒子14
bの平均粒子径よりも小さくすれば、放電に最も寄与するII族金属の酸化物自体を表面に
出すことができるので、放電電圧の低下を妨げる心配がなくなる。但し、効率の向上を優先させたい場合には、蛍光体の平均粒子径がII族金属の酸化物の平均粒子径よりも大きく
なるようにすれば良い。
なお、前記II族金属の酸化物の粒子と蛍光体の粒子との混合物においては、蛍光体の粒
子としては、R、G、Bの各色毎の粒子を用い、各放電セルの発色の色毎に塗り分ければ良い。また、R、G、B全ての色の蛍光体粒子に対して上述した構造を適用しても、劣化に対して最も敏感な色の蛍光体粒子や、輝度が最も低い蛍光体粒子に対してのみに上述した構造を適用しても良い。
なお、粒子14aを前記II族金属の酸化物の粒子14bと蛍光体の粒子14cとの混合
物とする場合には、蛍光体層8を省略しても良い。
また、上述した構成においては、II族金属の酸化物の平均粒子径は0.1μm〜30μ
mとすることが好ましい。この0.1μmの粒子径で、既に従来の構造のPDPにおける前面板に形成される保護手段である保護膜の膜厚のほぼ上限の値となる。そのため、例えば1μmの粒子を誘電体層13上に敷き詰めれば、スパッタレートを同じとすると従来に比して10倍の寿命を得ることができることになる。さらに、従来のように蒸着によって形成される薄膜に比べ、粒子を用いる場合には、結晶構造として強固なものを用いることができることから、耐スパッタ性が増し、さらに長寿命化が可能である。ここで、製造プロセスおよびパネル性能への影響を考慮して、粒子14aの平均粒子径としては1μm〜10μmとすることがさらに好ましい。
また、以上で述べた構成においては、前述したように光の透過性を考慮する必要がないことから、前記保護手段14を構成する粒子14aが前記背面板4の誘電体層13上で層を成していても良い。その際、膜厚としては、0.1μm〜50μmが好ましい。
また、以上説明した構成において、前記放電空間1に少なくともXeを含むガスが封入され、そのXe分圧が10%〜100%であると好ましい。つまり、これまで背面板4側を放電面とする構成が検討されてはいるが、前面板3側に蛍光体を形成することとなることから取り出し効率が低下してしまうという問題がある。そのため、この効率の低下を補うためには、従来のようなXe分圧が10%未満では不十分であると考えられるためである。ここで、本発明によれば蛍光体に対する劣化が抑制されるため、より積極的にXeの分圧を高めた構造とすることで、上記効率の低下を補うことが可能となる。
また、図4に示すように前記背面4側の前記誘電体層13上に、隔壁2と対峙する突出部13aを有すると、粒子14aの放電セル毎の分け隔てが容易となり、特に、粒子14aがII族金属の酸化物の粒子と蛍光体の粒子との混合物とした場合に、各色の蛍光体毎へ
の塗りわけに都合が良い。すなわち、突出部13a間にのみ、例えば印刷等で粒子14aを設けることができ、突出部13aの頂部には粒子14aが形成されないので、隣接する放電セルへの誤放電を抑制することができる。
ここで、突出部13aの形成方法としては、誘電体層13形成後に感光性を有する誘電体材料を再度、塗布、露光、現像することにより形成しても良いし、パターン印刷によって形成しても良い。
また、隔壁2の形状は、ストライプのみによらず井桁状やミアンダ状等でも良い。
また、以上において、平均粒子径とは、D50と一般に表記されるものである。なお、粒子の作製プロセス上、0.1μm以下や30μm以上が確率的に含まれても良い。同様に、膜厚においてもプロセス状の平均値であり、ばらつきによる若干の変動があっても良い。
以上述べてきたように本発明のPDPによると、高効率化と長寿命化とを実現することが可能なPDPを提供することができる。
本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図(背面板は前面板に対して90度回転した状態で図示) 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 保護手段部の概略構成を示す断面図 本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図(背面板は前面板に対して90度回転した状態で図示)
符号の説明
1 放電空間
2 隔壁
3 前面板
4 背面板
5 基板
6 アドレス電極
7 誘電体層
8 蛍光体層
9 基板
10 走査電極
11 維持電極
12 表示電極
13 誘電体層
14 保護手段
14a 粒子

Claims (10)

  1. 放電空間を形成するように隔壁を挟んで対向配置した前面板と背面板とを備え、前面板はアドレス電極を有し、背面板は、前記アドレス電極と交差する表示電極と、この表示電極を覆う誘電体層と、この誘電体層上に、粒子により構成される保護手段とを有し、前記粒子は、II族元素の酸化物の粒子を含むプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記粒子は、前記II族元素の酸化物の粒子に加え、蛍光体粒子を含む請求項1に記載のプ
    ラズマディスプレイパネル。
  3. 前記II族元素の酸化物の粒子が、BeO、MgO、CaO、SrO、BaO、RaOの中
    から選ばれる少なくとも一つである請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記II族元素の酸化物の粒子が、MgOと、CaO、SrO、BaO、RaOの中から選
    ばれる少なくとも一つとの混合物である請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記粒子は、平均粒子径(d50)が0.1μm〜30μmである請求項1から3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記蛍光体粒子は、前記II族元素の酸化物の粒子に比べ、平均粒子径(d50)が小さい請
    求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記粒子が、前記誘電体層上で層を成している請求項1から6のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記層の厚みが、0.1μm〜50μmである請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記放電空間には、少なくともXeを含む放電ガスが封入されており、Xeの分圧が10%〜100%である請求項1から8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記背面板の前記誘電体層の、前記隔壁と対峙する箇所に突出部を有する請求項1から9のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
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