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JP2007091101A - クローラ走行装置の駆動装置 - Google Patents

クローラ走行装置の駆動装置 Download PDF

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JP2007091101A
JP2007091101A JP2005284567A JP2005284567A JP2007091101A JP 2007091101 A JP2007091101 A JP 2007091101A JP 2005284567 A JP2005284567 A JP 2005284567A JP 2005284567 A JP2005284567 A JP 2005284567A JP 2007091101 A JP2007091101 A JP 2007091101A
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JP
Japan
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crawler
support
drive sprocket
collars
traveling
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Pending
Application number
JP2005284567A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Watabe
勉 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

【課題】軽量で性能のよい芯金なしのゴム製走行クローラの駆動スプロケットを提供する。
【解決手段】車軸(3)と一体的に設けられ放射状に延出している多数の支持部(12b,12b…)と、該支持部(12b,12b…)の外周端部に一体構成されている正面視凹状でかつ左右幅広の凹状支持体(12c,12c…)と、該凹状支持体(12c,12c…)の外周部に左右方向の軸(12d)を介して嵌合支持されているカラー(12e,12e…)により駆動スプロケット(12)を構成し、該駆動スプロケット(12)の回転方向前後に隣接するカラー(12e,12e)とゴム製走行クローラ(16)の内周面に形成したツメ部(16a)を係合し駆動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、クローラ走行装置の駆動装置に関するもので、更に詳しくは、芯金なしのゴム製走行クローラの駆動装置にするものである。
ゴム製の走行クローラの駆動装置において、駆動スプロケットを、機体の駆動軸に固定されているディスク部と、ディスク部に駆動歯部を備えた板体で構成するものは公知である(特許文献1)。
特開平11−245859号公報
前記従来技術では、駆動スプロケットの駆動歯部は左右方向に幅狭に構成されているので、芯金付きの走行クローラを駆動するのには都合がよいが、芯金なしの走行クローラを駆動すると、走行クローラの駆動歯部に噛み合い部分が破損し耐久性が劣るという不具合があった。そこで、この発明はこのような不具合を解消し、芯金なし走行クローラを駆動する駆動スプロケットを具現しようとするものである。
本発明は、芯金なしのゴム製走行クローラ(16)を駆動スプロケット(12)により駆動するクローラ走行装置であって、車軸(3)と一体的に設けられ放射状に延出している多数の支持部(12b,12b…)と、該支持部(12b,12b…)の外周端部に一体構成されている正面視凹状でかつ左右幅広の凹状支持体(12c,12c…)と、該凹状支持体(12c,12c…)の外周部に左右方向の軸(12d)を介して嵌合支持されているカラー(12e,12e…)により駆動スプロケット(12)を構成し、該駆動スプロケット(12)の回転方向前後に隣接するカラー(12e,12e)とゴム製走行クローラ(16)の内周面に形成したツメ部(16a)を係合し駆動することを特徴とするクローラ走行装置の駆動装置とする。
前記構成によると、駆動スプロケット(12)における凹状支持体(12c,12c…)の外周部に遊転自在に支持されている前後に隣接する幅広のカラー(12e,12e…)の左右中間部に、走行クローラ(16)の左右中間部のツメ部(16a,16a…)が噛み合い、また、カラー(12e,12e…)の左右両側部により走行クローラ(16)の左右内周面部を接触支持しながら走行クローラ(16)は駆動される。
本発明は、駆動スプロケット(12)外周部の前後に隣接する幅広のカラー(12e,12e…)の左右中間部に走行クローラ(16)のツメ部(16a,16a…)が噛み合い、また、該カラー(12e,12e…)の左右両側部により走行クローラ(16)の左右両側面部を接触支持しながら駆動するので、走行クローラ(16)のツメ部(16a)とカラー(12e,12e)とがずれ難く、ツメ部(16a)の飛び越しを抑え確実に駆動することができる。なお、駆動スプロケット(12)のうち支持部(12b,12b…)、支持体(12c,12c…)及びカラー(12e,12e…)を板金製とする場合には、軽量化し取り扱いが容易となる。
図1には本発明を具備したセミクローラ型農用トラクタの全体側面図が図示されている。
農用トラクタ1の機体前側部には左右一対の前輪2,2を設け、機体後部に設けた左右後車軸3,3及び左右後車軸ケース4,4に左右一対のクローラ走行装置6,6を装着して、セミクローラ型の農用トラクタ1に構成し、運転席部7をキャビン8で覆っている。
クローラ走行装置6は、後車軸ケース4に後車軸3回りに回動可能に取り付けられているクローラフレーム11と、後車軸3により駆動される駆動スプロケット12と、クローラフレーム11に前後方向移動自在に支持されている前側誘導輪13と、クローラフレーム11の後部に支持されている後側誘導輪14と、クローラフレーム11の下部に支架している複数の中間転輪15,…と、駆動スプロケット12、前側誘導輪13、後側誘導輪14及び中間転輪15,…に巻き掛けた走行クローラ16により構成されている。そして、クローラフレーム11の前側部と車体フレームとの間をダンパー21により連結している。
また、機体の後側部には三点リンク機構17を介してロータリ耕耘装置18を連結し、油圧昇降シリンダ(図示省略)により上下回動するリフトアーム19及びリフトロッド20により、ロータリ耕耘装置18を昇降するように構成している。
次に、図2及び図3に基づきクローラ走行装置6の駆動スプロケット12について説明する。
この駆動スプロケット12は芯金なしのゴム製走行クローラ16を駆動するもので、この駆動スプロケット12は、ボス部12aと、ボス部12aから所定間隔毎に放射状に延出している多数の支持部12b,…と、支持部12b,…の外周端部に一体構成されていて、且つ、左右両側に突出する幅広の底板、底板の左右両側に固着されている左右リング板により正面視凹状に構成されている凹状支持体12c,…と、凹状支持体12c,…の外周部に左右方向のボルト・ナット12dを介して嵌合支持されているカラー12e,…により構成されている。後車軸3,3の端部に形成されるフランジ部3aと前記クローラフレーム11側に対向して支持された軸30のフランジ部30aとの間に駆動スプロケット12のボス部(中心部)12aを挟んでボルト26,26により固着している。
しかして、駆動スプロケット12外周部の前後に隣接する幅広のカラー12e,…の左右中間部に、走行クローラ16の左右中間部のツメ部16a,…が噛み合い、また、カラー12e,…の左右両側部により走行クローラ16の左右内周面部を接触支持しながら走行クローラ16は駆動される。
従来の駆動スプロケットaは鋳物で一体構成されていて、図4に示すように、ボス部bの全周から所定間隔毎に放射方向の板状体cを延出し、この板状体cの外周部に左右幅広の多数の駆動突起体d,d…を一体構成したものであった。しかして、重量が重くコスト高となり、組立て作業時の操作性が悪く、また、鋳物であるのでどうしても型材の抜き勾配がつくため、駆動突起体dと走行クローラのゴム爪との噛み合いにズレが生じ、ゴム爪が離脱するという不具合が発生していた。
しかし、前記構成とすることにより、駆動スプロケット12外周部の前後に隣接する幅広のカラー12e,12e…の左右中間部に走行クローラ16のツメ部16a,16a…が噛み合い、また、カラー12e,12e…の左右両側部により走行クローラ16の左右両側面部を接触支持しながら駆動されるので、走行クローラ16のツメ部16aとカラー12e,12eとがずれ難く、ツメ部16aの飛び越しを抑え確実に駆動することができる。
また、支持体12b,12b…に取り付けられている凹状支持体12c,12c…の外周部に左右方向のボルト・ナット12d,12d…を介してカラー12e,12e…を嵌合支持しているので、カラー12e,12e…が摩耗すると、ボルト・ナット12d,12e…から取り外して交換することができ、維持費用を安くすることができる。
また、図5に示すように、ボルト・ナット12d,12d…でカラー12e,12e…を嵌合支持するにあたり、ボルト12dの左右両側部にベアリング、あるいは、ブッシュ27を介装してカラー12eを遊転するように支持してもよい。このように構成することにより、カラー12eの遊転性が高まり、カラー12eの走行クローラ16への食い込みを抑制し、耐久性を高めることができる。
また、図6に示すように、左右幅広の凹状支持体12c,12c…の外周部に左右方向のボルト・ナット12dを介してカラー12e,12e…を嵌合支持し、支持体12c,12c…の内周側部にカラー12e,12e…に対向するように補強板30,30…を溶着し、凹状支持体12c,…の凹状空間部を塞ぐように構成してもよい。このように構成することにより、カラー12eの支持構成を強固にしながら、カラー12eの内側部に小石等の噛み込みを防止し、駆動スプロケット12のの耐久性を高めることができる。
次に、図7及び図8に基づき駆動スプロケット12の他の実施例について説明する。
この実施例では、支持部12b,…の外周端部に、左右幅広の凹状支持体12c,…を一体的に固着するにあたり、凹状支持体12c,…の左右方向中心部から一側にオフセットした状態で支持部12b,…を取り付けている。また、クローラ走行装置6のクローラフレーム11に対して、前側誘導輪13の前側支持体(図示省略)及び後側誘導輪14の後側支持体32を左右方向に移動可能に構成し、調節ボルト33により左右調節可能に構成している。そして、前側誘導輪13及び後側誘導輪14の左右移動量の半分になるように、前記凹状支持体12cに対する支持部12bのオフセット量を設定している。
走行クローラ16,15のトレッド幅が広い場合には、図7に示すように、凹状支持体12c,12c…が外側に突出偏位Kするように支持部12bを後車軸3に取り付け、カラー12eが外側に偏位されるようにし、調節ボルト33を調節操作して前側誘導輪13及び後側誘導輪14を外側に調節し、左右走行クローラ16,16のトレッド幅を広げる。
また、トレッド幅が広い場合には、図8に示すように、支持部12bを反転して後車軸3に取り付け、支持部12bに対して凹状支持体12c,12c…を内側に偏位Kするようにし、カラー12eを内側に配置し、調節ボルト33を調節し前側誘導輪13及び後側誘導輪14を内側に調節し、左右走行クローラ16,16のトレッド幅を狭める。従って、構成を簡単にしながら、走行クローラ16,16のトレッド幅を調節することができる。
セミクローラ型農用トラクタの全体側面図 クローラ走行装置の側面図及び切断背面図 駆動スプロケットの側面図及び切断背面図 従来のクローラ走行装置の側面図及び切断背面図 クローラ走行装置の切断背面図 駆動スプロケットの側面図及び切断背面図 クローラ走行装置の切断背面図 クローラ走行装置の切断背面図
符号の説明
1 農用トラクタ
2 前輪
3 後車軸
6 クローラ走行装置
12 駆動スプロケット
12a ボス部
12b 支持部
12c 凹状支持体
12d 軸(ボルト)
12e カラー
16 クローラ
16a ツメ部

Claims (1)

  1. 車軸(3)と一体的に設けられ放射状に延出している多数の支持部(12b,12b…)と、該支持部(12b,12b…)の外周端部に一体構成されている正面視凹状でかつ左右幅広の凹状支持体(12c,12c…)と、該凹状支持体(12c,12c…)の外周部に左右方向の軸(12d)を介して嵌合支持されているカラー(12e,12e…)により駆動スプロケット(12)を構成し、該駆動スプロケット(12)の回転方向前後に隣接するカラー(12e,12e)とゴム製走行クローラ(16)の内周面に形成したツメ部(16a)を係合し駆動することを特徴とするクローラ走行装置の駆動装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010006269A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Iseki & Co Ltd セミクローラ型作業車両
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