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JP2007079929A - 写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法及び写真シール作成装置の制御プログラム。 - Google Patents

写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法及び写真シール作成装置の制御プログラム。 Download PDF

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JP2007079929A
JP2007079929A JP2005266826A JP2005266826A JP2007079929A JP 2007079929 A JP2007079929 A JP 2007079929A JP 2005266826 A JP2005266826 A JP 2005266826A JP 2005266826 A JP2005266826 A JP 2005266826A JP 2007079929 A JP2007079929 A JP 2007079929A
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JP2005266826A
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English (en)
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Hiroyuki Kumamoto
浩之 熊本
Masaya Nishiguchi
雅也 西口
Chiaki Nasu
千晃 那須
Ema Nakano
絵麻 中野
Ami Tsujimoto
亜美 辻本
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Make Software Co Ltd
Original Assignee
Make Software Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明は、画面が切替わるときに発生する利用者の誤入力を防止する、写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法、写真シール作成装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
CPU103bは、編集初期設定が終了すると、編集操作モニタ21に表示している画像転送待機画面をクリアして、編集画面を表示する。ついで、タイマ200bによって計時(カウント)を開始する。例えばこのとき、タッチパネル22にタッチペン20による入力があった場合でも、該入力は無視する。そして、CPU103bは、タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過した場合、タッチペン20の入力を受付けて、利用者の入力操作に応じて入力処理を開始する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法及び写真シール作成装置の制御プログラムに関し、特に、画面が切替わったときに発生する利用者の誤入力を防止する写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法及び写真シール作成装置の制御プログラムに関する。
ゲームセンタなどの遊戯施設には、利用者を被写体としてカメラで撮影し、その写真をシールシートに印刷して販売する写真シール作成装置が設置されている。これらの写真シール作成装置は、利用者を撮影して写真画像を取得する撮影装置と、撮影画像をタブレットディスプレイなどに表示し、付属のタッチペンで文字や図形などを入力して画像を編集する画像編集装置とを備えたものが一般的になっている。画像編集装置で入力された文字や図形等の画像(編集画像)は写真画像と合成され、その合成画像がプリンタでシールシートに印刷され、利用者に提供される。
このような写真シール作成装置では、上述のタッチペンとタブレットディスプレイにより、編集時の入力操作が行われる。タッチペンを用いた入力装置はタッチしたタブレットディスプレイ上の位置を検出することで情報を入力する装置であって、そのタッチした位置を検出する方法の相違により、抵抗膜方式、電磁誘導方式、静電結合方式(静電容量方式)などを採用した入力装置が存在する。
また、上述のような写真シール作成装置は、撮影装置と画像編集装置とを異なる位置に設置し、複数組の客を夫々の装置で同時に接客するよう制御することが一般的になっている。また、特許文献1に開示されているように、写真シール作成にあたって、複数の工程を含むことが一般的になっている。
特開2004−9671号公報
特許文献1に開示されているように、一般的に写真シール作成装置は、写真シール作成に際して複数の工程を含み、夫々の工程毎にタブレットディスプレイに所定の画面を表示するようになっている。このため、利用者は前工程の画面から次工程の画面に切替わる瞬間に、タッチペンで画面をタッチしてしまうことも想定される。このような場合、体感的には前工程の画面をタッチしていても、実際には次工程の画面をタッチしてしまっているということがある。
上述の課題は、とくに編集工程時に撮影工程で取得した画像を準備している間に表示される画像転送中の待機画面から編集画面に切替わるときに顕著である。待機時間は心理的にイライラしやすいため、利用者は、タブレットディスプレイに表示される待機画面をタッチペンで数回トントントントンと叩くことがある。このような行為は利用者の故意でなく、無意識に行われることが多いため、防止が困難である。そして、上述の画像転送中の待機画面から編集画面に切替わったときに、偶然タッチペンで叩いている箇所が、編集画面上の「おしまいボタン」など、編集を強制的に終了するようなボタンの領域であった場合に、突然編集工程が終了してしまい利用者が困惑するという問題があった。
また、写真シール作成装置の編集画面の画面構成は流行やその機種毎のコンセプトがあるため、前機種の編集画面の画面構成と異なる場合がある。そのような場合、前機種の編集画面の画面構成に慣れている利用者は、待機画面から編集画面に切替わるのと同時に、所望の「ツールボタン」などをタッチペンで無意識にタッチしようとする傾向がある。このとき、前の機種でツールボタンが配置された位置などに、新しい機種では、「おしまいボタン」など、編集を強制的に終了するようなボタンの領域が配置された場合、利用者の意図に反して、「おしまいボタン」をタッチしてしまうということがある。このように、「おしまいボタン」がタッチされた場合、突然編集工程が終了してしまい利用者が困惑するという問題があった。
また、上述のように利用者の意図しない誤入力による処理が実行され、画面進行が行われると、利用者は故障や不具合と思ってしまうため、店舗や製造業者に対するクレームの原因となったり、装置に対する不満となり装置の評判が悪くなったりするという問題があった。
本発明の目的は、画面が切替わったときに発生する利用者の誤入力を防止する写真シール作成装置、写真シール作成装置の制御方法及び写真シール作成装置の制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明の写真シール作成装置は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備え、前記撮影手段による撮影と、前記編集手段による編集と、前記印刷手段による印刷と、前記撮影、編集及び印刷の準備との複数の工程を順次実行することによって写真シールを作成する写真シール作成装置において、利用者からの入力を受付けるための画面を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された画面に対する利用者からの入力を受付ける受付手段と、前記表示手段の画面を工程毎に各工程に対応する画面に切替えて表示し、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始するよう制御する制御手段とを備える。
上記発明によれば、表示手段に表示された画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始するため、画面が切替わった時に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、利用者の意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
上記課題を解決するために請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の写真シール作成装置において、前記制御手段は、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過するまでは、工程の説明画面を表示することを特徴とする。
上記発明によれば、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過するまでは、工程の説明画面を表示するため、利用者は入力の受付の制限を行っていることに気付き難く、利用者に違和感を感じさせないようにすることができる。また、自然に次の工程に移行できる。さらに、説明画面を表示するため、利用者に次の工程の操作方法などの案内をすることができる。このため、利用者は次の工程の操作をスムーズに行うことができる。
上記課題を解決するために請求項3に記載の発明の写真シール作成装置の制御方法は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備える写真シール作成装置の制御方法であって、前記撮影手段によって、撮影を行う撮影ステップと、前記撮影ステップで撮影した画像を前記編集手段によって編集を行う編集ステップと、前記編集ステップで編集した画像を前記印刷手段によって印刷する印刷ステップと、前記撮影ステップと編集ステップと印刷ステップとの進行に応じて、前記表示手段の画面を切替える切替ステップと、前記切替ステップで、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始する入力受付開始ステップとを含む
上記課題を解決するために請求項4に記載の発明の写真シール作成装置の制御プログラムは、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備える写真シール作成装置で実行される制御プログラムであって、前記撮影手段によって、撮影を行う撮影ステップと、前記撮影ステップで撮影した画像を前記編集手段によって編集を行う編集ステップと、前記編集ステップで編集した画像を前記印刷手段によって印刷する印刷ステップと、前記撮影ステップと編集ステップと印刷ステップとの進行に応じて、前記表示手段の画面を切替える切替ステップと、前記切替ステップで、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始する入力受付開始ステップとを実行する。
上記発明によれば、表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始するため、画面が切替わった時に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、利用者の意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
1.外観構成
図1は、本発明の実施の形態の写真シール作成装置1の斜視図、図2は、写真シール作成装置1の側面図、図3は、写真シール作成装置1の平面図、図4は、筐体3を背面側から見た斜視図である。
図1〜図3に示すように、写真シール作成装置1は、被写体を撮影する撮影手段であるカメラ2を備えるとともに種々の処理および制御を行う機器を備える筐体3と、この筐体3におけるカメラ2と対向する位置に距離を置いて設けられている背景ユニット4と、筐体3と背景ユニット4の上部に左右一対の天井フレーム5が架設されて形成される撮影ブース6内に移動可能に設けられ、被写体である利用者7の撮影ポーズの形成を補助する撮影用椅子8とを備える。
筐体3における利用者7に対向する側(以下、ユーザ側と記す)の面には、カメラ2のほか、カメラ2が現在撮影している画像をユーザ7に対してリアルタイムで表示し、撮影時の操作手順や選択肢を表示する撮影操作モニタ9と、撮影操作モニタ9に積層されユーザ7からの操作入力を受付けるタッチパネル10と、撮影時に被写体を照明するストロボや蛍光灯を内部に備える照明装置11と、コインを投入するためのコイン投入口12と、撮影用椅子8の一部を収納するために凹状に形成された収納スペース13と、筐体3内に収容された各種機器のメンテナンス用のフロントドア14と、撮影操作時に音声案内やBGMを出力する撮影用スピーカ16(図5参照)とが設けられている。なお、照明装置13は上記以外に、被写体の側方及び後方にも設けられ、被写体をあらゆる方向から照明する。
また、この筐体3のユーザ側とは反対側(以下、背面側と記す)の面には、図2〜図4に示すように、撮影ブース6において撮影した撮影画像や編集画像を表示する編集操作モニタ21と、編集操作モニタ21に積層され、付属のタッチペン20によりユーザ7からの編集画像の入力を受付けるタッチパネル22と、編集入力操作時に音声案内やBGMを出力する編集用スピーカ26(図5参照)とが設けられている。上記タッチペン20、編集操作モニタ21、タッチパネル22、編集用スピーカ26は、画像編集装置25Aを形成する。なお、図中の23Aは、この筐体3の背面側が面する空間であってユーザ7が編集入力操作を行うスペースである編集ブース23Aである。
さらに、図1〜図4に示すように、この筐体3の一方の側面部にはプリント取出口24が設けられ、このプリント取出口24からは、撮影画像と編集入力した画像とを合成した合成画像(編集画像を入力しなかった場合には撮影画像)が筐体3に収納されたプリンタ55によってシールシートなどの印刷媒体に印刷されたものが排出される。
一方、図1〜図3に示すように、背景ユニット4におけるユーザ7に対向する側(以下、ユーザ側と記す)の上部には、撮影時にユーザ7の背景となる背景手段としての背景カーテン30を複数種類備えたカーテンユニット31が設けられている。それぞれの背景カーテン30は、カーテンユニット31内に巻き取られた状態で収納されており、カーテンユニット31は、ユーザ7から撮影操作モニタ9に積層されるタッチパネル10への操作を介して指定された背景カーテン30を、背景ユニット4の壁面に沿って垂下させる。
また、背景ユニット4におけるユーザ側とは反対側(以下、背面側と記す)には、筐体3と同様、撮影ブース6において撮影した撮影画像や編集画像を表示する編集操作モニタ21と、編集操作モニタ21に積層され、付属のタッチペン20によりユーザ7からの編集画像の入力を受付けるタッチパネル22と、編集入力操作時に音声案内やBGMを出力する編集用スピーカ26(図5参照)とが設けられている。上記タッチペン20、編集操作モニタ21、タッチパネル22、編集用スピーカ26は、画像編集装置25Bを形成する。なお、図中の23Bは、この背景ユニット4の背面側が面する空間であってユーザ7が編集入力操作を行うスペースである編集ブース23Bである。
上記の撮影ブース6および編集ブース23A、23B(これらをまとめて編集ブース23という)の周囲には、ユーザ7がそれぞれのブースにおいて操作処理を行う際に、他の利用者から画像等の内容が見えないようにするための周囲カーテンが設けられているが、図面の煩雑化を避けるため、図示は省略している。
この写真シール作成装置1を利用する場合、まず利用者はコイン投入口12にコインを投入する。コインを受付けると、写真シール作成装置1は利用可能な状態にあればその旨を案内する。利用者はその案内に従って、開放されている側面から撮影ブース6に入り、筐体3のユーザ側に向かって撮影操作を行う。撮影終了後、ユーザ7は指定されたいずれかの編集ブース23に移動し、今度は編集操作モニタ21に向かって背景画像、フレーム、スタンプ、線書きなどの編集画像の入力等を行う。
2.機能構成
図5を参照して、写真シール作成装置1は、撮影処理を実行する撮影用コンピュータ装置101aと、編集処理を実行する編集用コンピュータ装置101bと、動作中のコンピュータ装置101a,101bからの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板102とを備える。撮影用コンピュータ装置101aと編集用コンピュータ装置101bとは互いに接続され、画像データなどの授受をピアツーピアで行う。これらは写真シール作成装置1の制御手段として機能する。
コンピュータ装置101a,101bは、CPU(Central Processing
Unit)103a,103bと、本装置に所定の処理を実行させるためのプログラム、処理に必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された写真画像、入力された編集画像を記憶する記憶手段であるHDD(Hard
Disk Drive)104a,104bと、プログラムの一時的な作業領域となるメモリ105a,105bと、撮影、編集など各工程の時間を管理するために計時するタイマ200a,200bとを含む。
撮影用コンピュータ装置101aは、撮影ブース6での撮影処理を実行する。具体的には、撮影処理のプログラムの実行や、利用者の指等のタッチによりタッチパネル10で受付けた入力操作にしたがった指示信号に基づいて、制御基板102に対して制御信号を送信する。また、撮影用コンピュータ装置101aは、カメラ2、撮影操作モニタ9、制御基板102と接続されそれらを制御する。
タッチパネル10は、撮影操作モニタ9の上に積層されている。タッチパネル10は、利用者の指等の接触を検知し、それに応じた指示信号を撮影用コンピュータ装置101aに送信する。撮影操作モニタ9は、撮影用コンピュータ装置101aから送信された画像、具体的には、カメラ2で撮像された写真画像、撮影のための案内、選択肢など表示する。
編集用コンピュータ装置101bは、編集ブース23での編集処理及び印刷処理を実行する。具体的には、編集用コンピュータ装置101bは、編集プログラム及び印刷プログラムを実行し、タッチパネル22に対するタッチペン20による入力操作に応じた信号を編集用コンピュータ装置101bに送信する。具体的には、上述のタッチペン20は、先端とは反対方向に伸びるケーブルよりタッチパネル22を積層する編集操作モニタ21を含む画像編集装置などの本体と接続されており、ケーブルを介して、検出されたペンスイッチON/OFFを示すペンスイッチ信号と、タッチペンの先(検出軸)が指示するタブレットディスプレイの位置を示す座標信号とを含む検出信号を編集用コンピュータ装置101bに送出する。
また、編集用コンピュータ装置101bは、プリンタ55、編集操作モニタ21、制御基板102に接続され、それらを制御する。
編集用コンピュータ装置101b内のHDD104bは、画像編集プログラムを記憶する。HDD104bはさらに、編集画像を記憶する。また、後に説明するように編集画像を入力するためのマスク画像や領域データ画像などを記憶する。
プリンタ55は、撮影画像と編集画像の合成画像をシール紙等の印刷媒体に印刷する。この実施の形態のプリンタ55は画像をシール紙に印刷するが、印刷媒体はシール紙に限定されることなく、他の印刷媒体でもよい。
タッチパネル22は、編集操作モニタ21の上に積層されている。タッチパネル22は、左右のタッチペン20の接触を検知し、それに応じた指示信号を画像編集用コンピュータ装置101bに送信する。編集操作モニタ21は、編集用コンピュータ装置101bから送信された画像、具体的には、画像編集処理の最中には描画された編集画像を写真画像上に重ねて表示する。
制御基板102は、コンピュータ装置101a,101bの他に、ストロボ制御部110、ストロボ17、蛍光灯18、背景制御部111、コイン制御部112、サービスパネル113、印刷中LED52、印刷エラーLED53、に接続される。
ストロボ制御部110はカメラ2に接続され、カメラ2のシャッタタイミングに応じて発光するようにストロボ17を制御する。
背景制御部111は制御基板102を介して撮影用コンピュータ装置101aに接続される。撮影用コンピュータ装置101aの指示信号に基づいて、背景制御部111は、カーテンユニット31の必要な背景カーテン30を巻取り、あるいは繰り出しを行うよう制御する。
撮影用スピーカ16は、撮影空間2に配備され、撮影用コンピュータ装置101aから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。編集用スピーカ26は、編集ブース23に配備され、編集用コンピュータ装置101bから制御基板102を介して与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
なお、画像編集装置25は、上記構成のうち、編集用コンピュータ装置101bと、タッチペン20と、編集操作モニタ21と、タッチパネル22とを備える。
3.動作
上述した写真シール作成装置1の動作は次のとおりである。
3−1.撮影空間での動作(撮影処理)
まず、撮影ブース6での写真シール作成装置1の動作を説明する。撮影用コンピュータ装置101aのCPU103aはHDD104aに記憶されたコンピュータプログラムをメモリ105aに読出して実行することにより、この撮影処理を実現する。
図6のフローチャートを参照して、CPU103aは、写真シール作成装置1の利用を促すタイトルデモ画面を撮影操作モニタ9に表示し(S11)、その間にコイン制御部112において対価であるコインの投入を監視する(S12)。タイトルデモ画面の表示中に所定枚数のコインが投入されると(S12でYES)、CPU103aは所定の撮影を実行する(S13)。
利用者は、撮影操作モニタ9に表示される案内に従って複数回の撮影を行う。CPU103aは、撮影回数が所定回数に達したか否かを判定する(S14)。所定回数撮影していない場合(S14でNO)、CPU103aはステップS13に戻って撮影を繰り返す。一方、所定回数撮影した場合(S14でYES)、CPU103aは、撮影で得られた複数の撮影画像のデータを編集用コンピュータ装置101bに転送する(S15)。CPU103aは編集ブース23で編集するよう促す案内を撮影操作モニタ9に表示した後、ステップS11に戻って再びタイトルデモ画面を表示する。
ここでは撮影回数を制限しているが、撮影時間を制限するようにしてもよい。また、所定回数撮影した後にまだ所定の撮影制限時間が余っている場合や、編集ブース23で前の利用者がまだ落書きをしている場合は、それらが終了するまで撮影プレイを行えるようにしてもよい。
3−2.編集空間での動作(編集処理及び印刷処理)
次に、編集ブース23での写真シール作成装置1の動作について説明する。編集用コンピュータ装置101bのCPU103bはHDD104bに記憶された編集プログラム及び印刷プログラムをメモリ105bに読出して実行することにより、編集処理及び印刷処理を実現する。
図7のフローチャートを参照して、CPU103bは、図8に示す待機画面を編集操作モニタ21に表示する(S21)。図示のように待機画面には、撮影プレイから始めるよう促す案内を表示する。
そして、図6に示した撮影処理が終了すると、撮影用コンピュータ装置101aから編集用コンピュータ装置101bに撮影画像のデータが転送されて来る。CPU103bは、撮影用コンピュータ装置101aが撮影画像のデータの転送を開始したか否かを監視する(S22)。
撮影画像のデータの転送が開始された場合(S22でYES)、CPU103bは、図9が図示する画像転送待機画面を表示して(S23)、撮影画像のデータ転送が完了したか否かを監視する(S24)。撮影画像のデータ転送が完了しないうちは(S24でNO)、引き続きデータ転送の完了を監視する。
撮影画像のデータ転送が完了したら(S24でYES)、CPU103bは、編集入力処理を行う(S25)。編集入力処理の詳細は後述する。
CPU103bは、編集入力処理が終了したら、印刷画像選択画面を表示する(S26)。印刷画像選択画面では、撮影画像と、編集入力処理において入力した編集画像とを合成した合成画像を、編集操作モニタ21に並べて表示する。利用者はモニタに表示された合成画像から、印刷したい画像を選択する。CPU103bは、利用者の選択に基づいて、印刷すべき画像を確定する(S27)。
印刷すべき画像を確定後、CPU103bは、印刷レイアウト選択画面を表示する(S28)。利用者はモニタに表示された印刷レイアウトから、所望の印刷レイアウトを選択する。CPU103bは、利用者の選択に基づいて、印刷レイアウトを確定する(S29)。選択された印刷レイアウトを適用し、画像をプリンタ55で印刷する(S30)。画像を印刷したシール紙は、プリント取出口24から利用者に提供される。
3−2−1.編集入力処理の第1の実施例
次に、図7のステップS25における編集入力処理の動作の第1の実施例について図10のフローチャートを用いて説明する。本実施例は、編集画面が表示されても所定の期間(ここでは2秒)は、タッチペン20による入力を無視し、所定の時間が経過してから入力の受付を開始し入力処理を実行することを特徴とする。
編集入力処理に際して、CPU103bは、まず編集初期設定(S41)を行う。編集初期設定では、初期化処理、編集画面の準備などを行う。編集初期設定中は、タッチパネル22がタッチペン20による入力があることを検出していても、該入力を無視して入力処理を行わない。すなわち、タッチペン20の入力を無視する。
なお、本実施例では、前の工程(画像転送待機画面)で、タッチペン20の入力に対応する処理を行わず、引き続き次の工程(編集画面)の所定時間が経過するまで、タッチペン20の入力は無視するようになっている。したがって、タッチペン20による入力を無視するよう新たに指示を行うことはない。しかし、前の工程でタッチペン20の入力を受付け、次の工程でもタッチペン20の入力を受付けるような場合は、前工程が終了したときに、CPU103bは、タッチペン20による入力を無視するように指示する。
編集初期設定が終了したら(S42でYES)、CPU103bは、編集操作モニタ21に表示されている画像転送待機画面をクリアして(S43)、図11が図示する編集画面を表示する(S44)。このようにして現在実行中の工程に対応する画面に切替える。
上述のように、画像転送待機画面から編集画面を編集操作モニタ21に切替えて表示する途中で、タッチペン20による入力があった場合、利用者は、体感的には画像転送待機画面上で入力しているように感じても、実際には編集画面上で入力していることがある。このような場合、該入力は、編集画面上の入力として検出されるので、該入力が利用者の意図しない誤入力となってしまうことがある。そこで、本実施形態における写真シール作成装置は、この時点ではタッチパネル22がタッチペン20による入力があることを検出していても、該入力を無視して入力処理を行わないようにする。
ついで、CPU103bは、ステップS44で編集画面を表示するとともに、タイマ200bによって計時(カウント)を開始する(S45)。例えば、このときタッチパネル22のタッチペン20による入力があった場合でも(S46でYES)、該入力は無視し(S47)、ステップS48へ進む。タッチペン20による入力がない場合(S46でNO)、ステップS48へ進む。ステップS46〜ステップS47は実際の処理中にこのような監視を行っているわけではないが、説明の便宜上処理中に記している。
CPU103bは、タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過したか否かを監視する(S48)。タイマ200bによる計時が所定時間を経過していない場合は(S48でNO)、引き続きタイマ200bによる計時が所定時間を経過したか否かを監視する。
タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過した場合(S48でYES)、CPU103bは、タッチパネル22のタッチペン20による入力を受付けるようにする(S49)。すなわちCPU103bは入力を受付けて入力処理を開始するように指示信号を送出し、利用者の入力操作に応じて入力処理を実行する(S50)。
上述のように、前工程に対応する画面から次工程に対応する画面に切替わった瞬間に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、画面が切替わってから所定時間経過するまでは入力を無視するため、利用者にとって損となるような意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
なお、そのような利用者にとって損となるような画面進行が行われる可能性のある入力領域を含んだ画面が次工程で表示される場合のみ、上記のように所定時間が経過するまで入力を制限するようにしてもよい。利用者にとって損となるような意図しない画面進行が行われる可能性のある入力領域とは、例えば、「おしまいボタン」などの処理を強制的に終了させたり、プレイ時間を強制的に短縮されたりしてしまうような入力領域のことや、選択操作に関する入力を確定してしまう「OKボタン」、「決定ボタン」などの一度選択してしまったら元に戻せないような動作が行われる入力領域などである。
また、上述のように誤入力により、利用者にとって損となるような利用者の意図しない画面進行が行われる可能性のある入力領域のみを、所定時間が経過するまで入力を受付けないようにしてもよい。そして、誤入力をしてしまったとしても工程の操作に影響が少ない入力領域は、所定時間入力を制限することなく、すぐに入力可能な状態になるようにしてもよい。上述の工程の操作に影響が少ない入力領域とは、例えば「ツールボタン」などの選択など、誤って入力操作をしてしまったとしても、容易に他の選択肢を再選択することが可能な入力領域のことである。
ステップS50の入力処理では、撮影ブース6において撮影された撮影画像を編集操作モニタ21に表示し、タッチパネル22においてタッチペン20によるスタンプ画像などの編集画像の入力を受付ける。
図11は、編集画面の具体例を示す図である。編集操作モニタ21に表示される編集画面は領域Lと領域Rとにわかれている。領域Lは、タッチペン20Lによる操作入力を受け付け、領域Rは、タッチペン20Rによる操作入力を受付ける。このように、編集操作モニタ21に積層されるタッチパネル22は、利用者の操作入力(タッチペン20によるタッチ)を受付ける入力受付領域(領域Lと領域R)を複数有する。利用者は、それぞれの領域側にあるタッチペン20を使用して同時に編集や各種の選択を可能にしている。写真プリント提供装置は複数人で使用されることが多いため、複数人が同時に編集可能な構成になっている。
編集画面は、編集入力処理が可能な残り時間(タイマ200bが計時している時間)を表示するためのタイマ200、撮影処理により撮影された複数の撮影画像を表示して、編集を行う撮影画像を選択するための画像選択エリア201、画像選択エリア201から選択された撮影画像を拡大表示して、背景画像、ペン画像、スタンプ画像などの編集画像を描画して編集を行うための編集エリア202、編集用の複数の編集機能を選択するための編集ツール203、各編集ツール203に対応したテンプレート204を表示するテンプレート表示エリア205、編集入力処理を終了させるためのおしまいボタン212などで主に構成されている。また、各編集ツールの各テンプレート204は、それぞれ複数のカテゴリに分類されており、タブ221によってわけられている。すなわち、タブ221はカテゴリ別に分類されており、テンプレート表示エリア205には同一カテゴリに属するテンプレート204が表示される。
また、編集画像を描画する際の機能ツールとして、現在選択中の撮影画像に対する画像編集をはじめからやり直すためのはじめからボタン206、入力された編集画像を消去するためのけしゴムボタン207、直前の編集画像の入力を取り消すためのひとつもどるボタン209、ひとつもどるボタン209で入力を取り消した場合に、もう一度取り消した状態を復活させるためのすすむボタン210、ペン画像の太さやスタンプ画像の大きさの調整を行うサイズボタン211などが配置される。これらの機能ツールは、編集ツール203の選択状態に応じて、選択されている編集ツール203や編集状態に対応した機能を実現する。
再び図10を参照して、おしまいボタン212が押されるか、所定の編集制限時間に達するかして、編集入力処理が終了すると(S51でYES)、図7のステップS26に進み、印刷画像選択画面を表示する。なお、編集画面から印刷画像選択画面へ移行するとき、印刷画像選択画面から印刷レイアウト選択画面へ移行するときにも、所定時間入力受付の制限を行ってもよい。
このように第1の実施例では、工程が次工程へ移行して、画像転送待機画面が編集画面に切替えられてから、所定の時間(ここでは2秒)が経過してから、タッチペン20による入力を開始するようになっているため、所定の時間が経過するまでは実質的にタッチペン20による編集入力処理を行うことができない。このため、画面が切替わった時に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、利用者の意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
3−2−2.編集入力処理の第2の実施例
次に、図7のステップS25における編集入力処理の動作の第2の実施例について図12のフローチャートを用いて説明する。本実施例は、第1の実施例において、撮影操作モニタ21の表示を切替えてからタッチペン20の入力受付を開始するまでの間、説明画面を表示することを特徴とする。
なお、図12のステップS61〜ステップS63までは、図10のステップS41〜ステップS43と同様であるため詳細な説明は繰り返さない。
CPU103bは、編集操作モニタ21に表示されている画像転送待機画面をクリアしたら(S63)、図13が図示するように編集画面と説明画面300とを表示するよう指示する(S64)。
ついで、CPU103bは、タイマ200bによって計時(カウント)を開始する(S65)。例えばこのとき、タッチパネル22のタッチペン20による入力があった場合でも(S66でYES)、該入力は無視し(S67)、ステップS68へ進む。タッチペン20による入力がない場合(S66でNO)、ステップS68へ進む。
第1の実施例と同様に、CPU103bは、タッチパネル22がタッチペン20による入力があることを検出していても、入力処理は行わない。後述の入力の受付を開始したら、タッチペン20による入力操作に応じて編集入力処理が行われる。
CPU103bは、タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過したか否かを監視する(S68)。タイマ200bによる計時が所定時間を経過していない場合は(S68でNO)、引き続き、タイマ200bによる計時が所定時間を経過したか否かを監視する。
タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過した場合(S68でYES)、CPU103bは、タッチパネル22のタッチペン20による入力を受付けるようにする(S69)。すなわちCPU103bはタッチペン20による入力を受付けて入力処理を開始するように指示信号を送出し、図14が図示するように説明画面300上に、「閉じる」ボタン301を表示する(S70)。ついで、タッチペン20によって「閉じる」ボタン301にタッチされたか否かを監視する(S71)。
「閉じる」ボタン301がタッチされない場合(S71でNO)、所定の時間(ここでは5秒)が経過したか判定する(S72)。所定の時間が経過していない場合(S72でNO)はステップS71へ戻る。「閉じる」ボタン301がタッチされたか(S71でYES)、所定の時間(ここでは5秒)が経過した場合(S72でYES)、説明画面300を消去して(S73)、第1の実施例と同様に、入力処理を行う(S74)。編集入力処理が終了したら(S75)、図7のステップS26へ進む。
なお、説明画面300は、図示のように小さく編集画面上に表示されているが、編集画面とは別の画面で構成し、大きく表示されてもよい。
また、上記では所定の時間が経過した後、説明画面300上に「閉じる」ボタン301を表示しているが、「閉じる」ボタン301を配備しなくてもよい。例えば、所定の時間が経過した後、編集画面上の任意の位置をタッチペン20でタッチすることによって、説明画面300を閉じるようにしてもよい。このようにすることによって、スムーズに編集入力処理へ移行することができる。
このように第2の実施例では、工程が次工程へ移行して、画像転送中画面が編集画面に切替えられるとき、所定の時間(ここでは2秒)が経過するまでは、タッチペン20による入力の受付を制限する。さらに撮影操作モニタ21の表示を切替えてからタッチペン20の入力受付を開始するまでの間、説明画面300を表示する。
タッチパネル22のタッチペン20による入力の受付を開始するまで、前記表示手段に工程に関する説明画面300を表示することによって、利用者は入力の受付の制限を行っていることに気付き難く、利用者に違和感を感じさせないようにすることができる。また、自然に次の工程に移行できる。さらに、説明画面300を表示するため、利用者に次の工程の操作方法などの案内をすることができる。このため、利用者は次の工程の操作をスムーズに行うことができる。
3−2−3.編集入力処理の第3の実施例
次に、図7のステップS25における編集入力処理の動作の第3の実施例について図15のフローチャートを用いて説明する。本実施例は、撮影操作モニタ21の表示を切替えてから所定の時間が経過するまでに入力操作がなされた場合は、確認画面を表示し、所定の時間が経過した後に入力操作がなされた場合は、そのまま入力処理をすることを特徴とする。本実施例においては、第1の実施例や第2の実施例のように所定時間の入力制限は行わない。
なお、図12のステップS81〜ステップS85までは、図10のステップS41〜ステップS45と同様であるため詳細な説明は繰り返さない。
CPU103bは、編集画面を表示したら(S84でYES)、タイマ200bによって計時(カウント)を開始する(S85)。そして、タッチペン20による入力の受付けを開始スル(S86)。このとき、タッチパネル22に対するタッチペン20による入力があった場合で(S87でYES)、入力された領域が「おしまいボタン」などの、プレイを強制的に終了する指示を出すような入力領域である場合は、図16が図示するような確認画面305を表示し(S88)、ステップS89へ進む。タッチペン20による入力がない場合(S88でNO)、ステップS89へ進む。
図16の確認画面305は、「おしまいボタン」をタッチしてしまった場合に表示される確認画面の具体例である。このような確認画面305は、例えば、「おしまいボタン」などのプレイを強制的に終了させたり、プレイ時間を強制的に短縮させたりしてしまうような入力領域のことや、選択操作に関する入力を確定してしまう「OKボタン」、「決定ボタン」などの一度選択してしまったら元に戻せないような動作が行われる入力領域などの利用者に損となるような画面進行が行われる領域に対して入力操作があったときのみ表示されることが好ましい。
上述のように、確認画面305を表示することによって、前工程に対応する画面から次工程に対応する画面に切替わった瞬間に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、画面が切替わってから所定時間経過するまでは確認画面305が表示されるため、利用者にとって損となるような意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
そして、CPU103bは、タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過したか否かを監視する(S89)。タイマ200bによる計時が所定時間を経過していない場合は(S89でNO)、引き続き、タイマ200bによる計時が所定時間を経過したか否かを監視する。
タイマ200bによる計時が所定時間(ここでは2秒)を経過したあと(S89でYES)、タッチパネル22に対するタッチペン20による入力があった場合(S90でYES)、
CPU103bはタッチペン20による入力を受付けて入力処理を行う(S91)。例えば、このときに入力された領域が「おしまいボタン」などのプレイを強制的に終了する指示を出すような入力領域である場合であっても、上述のような確認画面305は表示しない。確認画面305の表示には時間制限がないため、確認画面305を表示したまま放置されるとプレイ時間が長引いてしまい回転率が悪くなるという問題がある。このため、所定時間が経過したあとは、「おしまいボタン」などのプレイを強制的に終了する指示を出すような入力領域がタッチされたとしても確認画面305を表示せずに、そのまま処理を実行する。そして、編集入力処理が終了したら(S92)、図7のステップS26へ進む。
このように第3の実施例では、工程が次工程へ移行して、画像転送中画面が編集画面に切替えられるとき、所定の時間(ここでは2秒)が経過するまでは、タッチペン20による入力があった場合に確認画面305を表示する。そして、所定の時間が経過した後はタッチペン20による入力があっても確認画面305を表示しない。
上述のように、確認画面305を表示することによって、前工程に対応する画面から次工程に対応する画面に切替わった瞬間に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、画面が切替わってから所定時間経過するまでは確認画面305が表示されるため、利用者にとって損となるような意図しない画面進行が行われることを回避することができる。さらに、所定時間経過後は、入力があった場合にその都度確認画面305が表示されることはないため、確認画面305を表示したまま放置され、プレイ時間が長引いてしまうということを防止することができる。
上記3つの実施例における発明によれば、表示手段に表示された画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始するため、画面が切替わった時に利用者が無意識に意図しない入力を行ったとしても、利用者の意図しない画面進行が行われることを回避することができる。
また、前の工程においてタッチペン20の入力を受付けない場合(本実施形態においては、図9に示すような画像転送待機画面が表示されている場合)に、利用者は意図しない誤入力を行いやすい傾向がある。したがって、前の工程においてタッチペン20の入力を受付けない場合に、次の工程で所定の時間経過後に入力の受付けを開始するよう制御すると、より効果が高い。
以上、本実施の形態では、写真シール作成装置1を示したが、タッチパネルディスプレイのような受付手段を備え、工程毎に画面が切替わるような遊戯装置に上記発明を適用することができる。
さらに、上述の写真シール作成装置で実行される制御方法を、制御プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory )およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、HDDなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するため
の例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態による画像編集装置を備えた写真シール作成装置の外部構成を示す斜視図である。 図1に示した写真シール作成装置の外観構成を側面からみた図である。 図1及び図2に示した写真シール作成装置の外部構成を上から見た図である。 図1〜図3に示した写真シール作成装置における画像編集装置の斜視図である。 図1〜図4に示した写真シール作成装置の機能構成を示すブロック図である。 写真シール作成装置の撮影処理の動作を示すフロー図である。 写真シール作成装置の編集処理及び印刷処理の動作を示すフロー図である。 待機画面の具体例を示す図である。 画像転送待機画面の具体例を示す図である。 図7のステップS25の、編集入力処理の動作の第1の実施例を示すフロー図である。 編集画面の具体例を示す図である。 図7のステップS25の、編集入力処理の動作の第2の実施例を示すフロー図である。 説明画面が表示された編集画面の具体例を示す図である。 「閉じる」ボタンが表示された説明画面の具体例を示す図である。 図7のステップS25の、編集入力処理の動作の第3の実施例を示すフロー図である。 確認画面が表示された編集画面の具体例を示す図である。
符号の説明
1 写真シール作成装置、 20 タッチペン、 21 編集操作モニタ、 22 タッチパネル、25 画像編集装置、101 コンピュータ装置、200 タイマ、300 説明画面、301 閉じるボタン、305 確認画面

Claims (4)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備え、
    前記撮影手段による撮影と、前記編集手段による編集と、前記印刷手段による印刷と、前記撮影、編集及び印刷の準備との複数の工程を順次実行することによって写真シールを作成する写真シール作成装置において、
    利用者からの入力を受付けるための画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された画面に対する利用者からの入力を受付ける受付手段と、
    前記表示手段の画面を工程毎に各工程に対応する画面に切替えて表示し、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始するよう制御する制御手段とを備える写真シール作成装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過するまでは、工程の説明画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の写真シール作成装置。
  3. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備える写真シール作成装置の制御方法であって、
    前記撮影手段によって、撮影を行う撮影ステップと、
    前記撮影ステップで撮影した画像を前記編集手段によって編集を行う編集ステップと、
    前記編集ステップで編集した画像を前記印刷手段によって印刷する印刷ステップと、
    前記撮影ステップと編集ステップと印刷ステップとの進行に応じて、前記表示手段の画面を切替える切替ステップと、
    前記切替ステップで、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始する入力受付開始ステップとを含む写真シール作成装置の制御方法。
  4. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段で撮影した画像を編集する編集手段と、編集手段で編集した画像を印刷する印刷手段とを備える写真シール作成装置で実行される制御プログラムであって、
    前記撮影手段によって、撮影を行う撮影ステップと、
    前記撮影ステップで撮影した画像を前記編集手段によって編集を行う編集ステップと、
    前記編集ステップで編集した画像を前記印刷手段によって印刷する印刷ステップと、
    前記撮影ステップと編集ステップと印刷ステップとの進行に応じて、前記表示手段の画面を切替える切替ステップと、
    前記切替ステップで、前記表示手段の画面を切替えてから所定の時間が経過してから、前記受付手段による入力の受付を開始する入力受付開始ステップとを実行する写真シール作成装置の制御プログラム。
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