JP2007078258A - 積層型熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンボス周囲を流れる低温流体のよどみを抑制することができる内燃機関用の積層型熱交換器を提供する。
【解決手段】複数のプレートが積層されて構成され、各プレート間に、内燃機関から供給される高温流体が流れる高温流体通路11と、高温流体と熱交換を行う低温流体が流れる低温流体通路12と、が交互に積層配置されており、低温流体通路12を形成する上下プレートにエンボス成形を施した内燃機関用の積層型熱交換器110、120であって、エンボス10、20の外壁面は、長手方向の略下流側に向けて延設されており、且つ次第に収束する先端部10c、20cを形成している。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のプレートが積層されて構成され、各プレート間に、内燃機関から供給される高温流体が流れる高温流体通路11と、高温流体と熱交換を行う低温流体が流れる低温流体通路12と、が交互に積層配置されており、低温流体通路12を形成する上下プレートにエンボス成形を施した内燃機関用の積層型熱交換器110、120であって、エンボス10、20の外壁面は、長手方向の略下流側に向けて延設されており、且つ次第に収束する先端部10c、20cを形成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オイルクーラやEGRクーラ等の内燃機関用の積層型熱交換器に関する。
近年、内燃機関用の積層型熱交換器としては、高温流体通路のみ複数のプレートを積層して構成し、これをケーシング等で包み込んだもの(以下「Aタイプの積層型熱交換器」という。)と、高温流体通路及び低温流体通路の双方とも複数のプレートを積層して構成するもの(以下「Bタイプの積層型熱交換器」という。)と、がある。かかる積層型熱交換器にあっては、いずれのタイプにおいても、高温流体通路を形成する上下プレート間には、熱交換効率を向上させるためのフィンや、補強部材の一種であるリンフォースなどが設けられている一方で、低温流体通路を形成する上下プレート間には、補強部材が設けられていない。そのため、低温流体通路を形成する上下プレートは、耐圧性が低く亀裂等の破損が生じやすい。
そこで、従来、かかる低温流体通路を形成する上下プレートを補強するために、該上下プレートにエンボス成形を施したものが開発されている(例えば、特許文献1,2参照)。
以下、図9〜12を参照しながら、従来の積層型熱交換器の問題点について詳細に説明する。図9〜12には、従来の積層型熱交換器が示されていて、前述したAタイプの積層型熱交換器90が示されている。すなわち、図9はAタイプの積層型熱交換器90の要部を示す図、図10は低温流体通路101を示す概略図、図11は上流側付近における低温流体の流れを示す模式図、図12は図11に示した低温流体の流れ解析の結果をベクトル表示した図である。但し、図10にはケーシング103を示しているが、図9、11、12には示していない。なお、図12の流れ解析は、自動車用オイルクーラを対象とし、所定の流体解析ソフト(SCRYU/Tetra)を用いて行った。低温流体としては冷却水(温度;90℃)を流し、その流量を0.15kg/secとした。
同図に示すように、積層型熱交換器90は、複数のプレート91〜94が積層されて構成されており、各プレート間には、内燃機関から供給される高温流体(例えば、オイルクーラ、EGRガス等)が流れる高温流体通路101と、高温流体と熱交換を行う低温流体(例えば、冷却水等)が流れる低温流体通路102と、が交互に積層配置されている。
そして、高温流体通路101を形成する上下プレート間(例えば、プレート91とプレート93aとの間、及びプレート94とプレート93bとの間など)には、フィン95及びリンフォース96を備えたプレート92が設けられる一方で、低温流体通路102を形成する上下プレート(例えば、プレート93a、93b、及びプレート94など)には、エンボス成形が施され、略円柱状のエンボス100が該プレート間に設けられている。
エンボス100は、例えば、上下プレートをプレス成形して接合したものであり、より具体的には、上側のプレート93aにプレス成形したエンボス100aと、下側のプレート94にプレス成形したエンボス100bとを、ろう付け接合したものである。そして、このエンボス100は、断面が円形状に成形されており、長手方向中心線(CL1)に対して左右対称的に配置されている。なお、上側のプレート93aと下側のプレート94とは、接続ポート97a,97bを介して接続されており、最上段のプレート91には、接続金具98a,98bが設けられている。また、各プレート91〜94、接続ポート97a,97b及び接続金具98a,98bには、それぞれ高温流体通路101に連通する高温流体連通路99a,99bが鉛直方向に形成されている。
かかる積層型熱交換器90において、低温流体は、エンボス100が設けられた低温流体通路102を長手方向上流側から下流側に向けて流れ、その際に各プレート(例えば、プレート93a、94など)を介して高温流体と熱交換が行われる。また、低温流体通路102を形成する上下プレート93a、94にエンボス100を設けたことにより、プレートの耐久性もある程度は向上する。
実開昭50−123958号公報
実開平6−22770号公報
しかしながら、従来の積層型熱交換器にあっては、前述したようにエンボス100が略円柱状に成形されている(上記の図9、10参照)。そのため、低温流体がエンボス100の周囲を流れる際に、その下流側付近によどみ104が生じて、プレート93a、93b、94等の冷却が不十分となってしまう(上記の図11、12参照)。その結果、熱交換効率が低下して、該上下プレートへの熱負荷若しくは熱応力が著しく増加し、これらのプレートに亀裂等の破損が生じることがあった。また、かかる問題は、前述したBタイプの積層型熱交換器でも生じ得る。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンボス周囲を流れる低温流体のよどみを抑制することができる内燃機関用の積層型熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のプレートが積層されて構成され、前記プレート間に、内燃機関から供給される高温流体が流れる高温流体通路と、前記高温流体と熱交換を行う低温流体が流れる低温流体通路と、が交互に積層配置されており、前記低温流体通路を形成する上下プレートにエンボス成形を施した内燃機関用の積層型熱交換器であって、前記エンボスの外壁面は、長手方向の略下流側及び/又は略下流側に向けて延設されており、且つ次第に収束する先端部を形成していることとし、特に、長手方向の略下流側に延設されており、且つ次第に収束する先端部を形成していることが好ましい。
また、本発明において、前記先端部は、その中心線が長手方向中心線に対して平行となるように配置し、或いは長手方向中心線に対して外側を向くように配置し、特に、長手方向中心線に対して内側を向くように配置することが好ましい。
本発明によれば、内燃機関用の積層型熱交換器において、エンボス周囲を流れる低温流体のよどみを抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の各実施形態について説明する。
本発明の積層型熱交換器あっては、エンボス10、20の外壁面が、長手方向の略下流側に向けて延設され、且つ次第に収束する先端部10c、20cを形成しており、第一実施形態の積層型熱交換器110では、先端部10cの中心線(CL10)が長手方向中心線(CL1)と平行となるように配置されている(図1〜4参照)。他方、第二実施形態の積層型熱交換器120では、先端部20cが長手方向中心線(CL1)側に向けられ、その中心線(CL20)が長手方向中心線(CL1)と交差するように配置されている(図5〜8参照)。
本発明の積層型熱交換器あっては、エンボス10、20の外壁面が、長手方向の略下流側に向けて延設され、且つ次第に収束する先端部10c、20cを形成しており、第一実施形態の積層型熱交換器110では、先端部10cの中心線(CL10)が長手方向中心線(CL1)と平行となるように配置されている(図1〜4参照)。他方、第二実施形態の積層型熱交換器120では、先端部20cが長手方向中心線(CL1)側に向けられ、その中心線(CL20)が長手方向中心線(CL1)と交差するように配置されている(図5〜8参照)。
===第一実施形態===
まず、図1〜4を参照しながら、本発明の第一実施形態について詳細に説明する。
図1〜4には、本実施形態の積層型熱交換器が示されていて、図1はAタイプの積層型熱交換器110の要部を示す図、図2は低温流体通路11を示す概略図、図3は上流側付近における低温流体の流れを示す模式図、図4は図3に示した低温流体の流れ解析の結果をベクトル表示した図である。但し、図2にはケーシング13を示しているが、図1、3、4には示していない。なお、図4の流れ解析は図12と同一条件で実施した。
まず、図1〜4を参照しながら、本発明の第一実施形態について詳細に説明する。
図1〜4には、本実施形態の積層型熱交換器が示されていて、図1はAタイプの積層型熱交換器110の要部を示す図、図2は低温流体通路11を示す概略図、図3は上流側付近における低温流体の流れを示す模式図、図4は図3に示した低温流体の流れ解析の結果をベクトル表示した図である。但し、図2にはケーシング13を示しているが、図1、3、4には示していない。なお、図4の流れ解析は図12と同一条件で実施した。
同図に示すように、本実施形態の積層型熱交換器110は、図9に示した従来の積層型熱交換器90とほぼ同様の構造を有している。具体的には、複数のプレート1〜4が積層されて構成されており、各プレート間には、内燃機関から供給される高温流体(例えば、オイルクーラ、EGRガス等)が流れる高温流体通路11と、高温流体と熱交換を行う低温流体(例えば、冷却水等)が流れる低温流体通路12と、が交互に積層配置されている。
そして、高温流体通路11を形成する上下プレート間(例えば、プレート1とプレート3aとの間、及びプレート4とプレート3bとの間など)には、フィン5及びリンフォース6を備えたプレート2が設けられる一方で、低温流体通路12を形成する上下プレート(例えば、プレート3a、3b、及びプレート4など)にはエンボス成形が施されている。
このエンボス10は、例えば、上下プレートをプレス成形して接合したものであり、上側のプレート3aにプレス成形したエンボス10aと、下側のプレート4にプレス成形したエンボス10bとを、ろう付け接合したものである。なお、上側のプレート3aと下側のプレート4とは、接続ポート7a,7bを介して接続されており、最上段のプレート1には接続金具8a,8bが設けられている。また、各プレート1〜4、接続ポート7a,7b及び接続金具8a,8bには、それぞれ高温流体通路11に連通する高温流体連通路9a,9bが鉛直方向に形成されている。
かかる積層型熱交換器110において、低温流体は、エンボス10が設けられた低温流体通路12を長手方向上流側から下流側に向けて流れ、その際に各プレート(例えば、プレート3a、4など)を介して高温流体と熱交換が行われる。また、低温流体通路12を形成する上下プレート3a、4にエンボス10を設けたことにより、プレートの耐久性が向上する。
ところで、本発明の積層型熱交換器110にあっては、エンボス10の外壁面が、長手方向の略下流側に向けて延設され、且つ次第に収束する先端部10cを形成しており、その先端部10cの中心線(CL10)が長手方向中心線(CL1)と平行となるように配置されている。より具体的には、エンボス10の外壁面のうち、上流側半分は断面半円形状に成形され、他方、下流側半分は断面略三角形状に成形されており、エンボス10の中心線(CL10)を軸にして左右対称的な形状を有するとともに、下流側の先端部10cが円弧状に成形されている。さらに、各エンボス10の中心線(CL10)(先端部10cの中心線と同一)は、いずれも長手方向中心線(CL1)に対して平行となるように配置されており、長手方向中心線(CL1)上にはエンボス10が四箇所配置され、その上下二本の平行線上にはエンボス10が五箇所ずつ配置されている。なお、エンボス10の配置箇所及び配置数は、図9〜12と同様であり、各エンボス10は長手方向中心線(CL1)に対して左右対称となるように合計14箇所配置されている。但し、エンボス10の配置箇所及び配置数、形状等については、適宜設計しうることは言うまでもなく、例えば、エンボス10の下流側半分を曲面的に延設して流れ線形状としてもよい。また、同図では、各エンボス10の形状をいずれも同一形状としているが、配置箇所に応じて異なる形状としてもよい。
上記の構成によれば、エンボス110が前述したように変形されている。そのため、低温流体がエンボス10の周囲を流れる際に、その下流側付近のよどみ14が減少し、プレート3a、3b、4等の冷却不足が解消される。その結果、熱交換効率の低下が抑制され、プレート3a、3b、4等への熱負荷若しくは熱応力が減少し、これらのプレートに亀裂等の破損が生じにくくなる。従って、本実施形態の場合には、従来の場合(図11、12参照)と比べて優れた効果を奏するようになる。
===第二実施形態===
次に、図5〜8を参照しながら、本発明の第二実施形態について詳細に説明する。図5〜8には、本実施形態の積層型熱交換器が示されていて、図5はAタイプの積層型熱交換器120の要部を示す図、図6は低温流体通路12を示す概略図、図7は上流側付近における低温流体の流れを示す模式図、図8は図7に示した低温流体の流れ解析の結果をベクトル表示した図である。但し、本実施形態では、第一実施形態と同一若しくは類似の箇所には同一の符号を付し、異なる箇所及び新たに追加した箇所にのみ新たな符号を付している。なお、図8の流れ解析は図4と同一条件で実施した。
次に、図5〜8を参照しながら、本発明の第二実施形態について詳細に説明する。図5〜8には、本実施形態の積層型熱交換器が示されていて、図5はAタイプの積層型熱交換器120の要部を示す図、図6は低温流体通路12を示す概略図、図7は上流側付近における低温流体の流れを示す模式図、図8は図7に示した低温流体の流れ解析の結果をベクトル表示した図である。但し、本実施形態では、第一実施形態と同一若しくは類似の箇所には同一の符号を付し、異なる箇所及び新たに追加した箇所にのみ新たな符号を付している。なお、図8の流れ解析は図4と同一条件で実施した。
同図に示すように、本実施形態の積層型熱交換器120は、図1〜4に示した積層型熱交換器110とほぼ同様の構造を有しており、エンボス20の形状は第一実施形態と同一形状である。しかし、本実施形態にあっては、エンボス20の配置箇所、配置数等が、第一実施形態と異なる。すなわち、本実施形態の積層型熱交換器120にあっては、各エンボス20の外壁面が、長手方向の略下流側に向けて延設され、且つ次第に収束する先端部20cを形成するとともに、いずれも長手方向中心線(CL1)側に向けられ、その中心線(CL20)が長手方向中心線(CL1)と交差するように配置されている。
これらのエンボス20は、長手方向中心線(CL1)を軸にして左右対称的に配列され、複数のエンボス20が一組となって、各組が上流側から下流側に向けて略ハ字状となるように配列されている。また、本発明の構成は、同図の形態に限定されるものではなく、例えば、各エンボス20について交差角度θが同一となるように設計してもよい。
さらに、エンボス20の中心線(CL20)(先端部20cの中心線と同一)と長手方向中心線(CL1)との交差角度θは、各エンボス20について異なるものとしてもよく、具体的な交差角度θは適宜設計することとする。但し、説明の便宜上、各中心線及び交差角度については、それぞれ同一の符号CL20及びθを付している。
上記の構成によれば、エンボス20の形状が第一実施形態の場合と同様に変形し、さらにその配置・配列も改良されている。そのため、低温流体がエンボス20の周囲を流れる際に、その流れがコントロールされて低温流体が中央部に集中するとともに、エンボス20の下流側付近のよどみ14が著しく減少する(有効伝熱面積:約3〜5%増加)。これにより、プレート3a、3b、4等の冷却不足が十分に解消されることとなる。その結果、熱交換効率が約2〜3%向上し、プレート3a、3b、4等に亀裂等の破損がよりいっそう発生しにくくなる。従って、本実施形態の場合には、従来の場合(図11、12参照)と比べて優れた効果を奏するだけでなく、第一実施形態の場合(図3、4参照)と比べてもより優れた効果を奏するようになる。
以上の通り、本発明の各実施形態の構成によれば、Aタイプの積層型熱交換器について、エンボス周囲を流れる低温流体のよどみを抑制することができる。これにより、エンボス成形された上下プレート等に亀裂等の破損が生じにくくなる。また、本発明は、Bタイプの積層型熱交換器についても適用可能であり、かかる場合にも同様の効果を奏する(但し、図示せず)。従って、かかる本発明の構成によれば、Aタイプ及びBタイプのいずれの場合においても、より優れた効果を奏することとなる。
ところで、本発明において、交差角度θは、−90°≦θ≦90°の範囲内で設計することが可能である。θ=0°の場合には、両中心線が交差することなく平行に配置された形態を意味するとともに(第一実施形態:図1〜4参照)、0°<θ≦90°の場合には、先端部が長手方向中心線に対して内側を向くように配置された形態を意味する(本実施形態:図5〜8参照)。一方、−90°≦θ<0°の場合には、先端部が長手方向中心線に対して外側を向くように配置された形態を意味する(但し、図示せず)。なお、交差角度θが−90°≦θ<−45°の場合及び45°<θ≦90°場合には、エンボスの抵抗が比較的大きくなり、その周囲のよどみを低減することが困難となる。そのため、交差角度θは、−45°≦θ≦45°が好ましい。また、本発明の構成は、前述のように各エンボスにつき規則的に配置した構成に限定されるものではなく、例えば、各エンボスにつき上記の実施形態を適宜組み合わせて、不規則的に配置した構成としてもよい。
なお、上記の各実施形態において、エンボスの外壁面は、長手方向の略下流側のみに延設されており、且つ次第に収束する先端部を形成している。しかし、本発明の構成は、かかる実施形態の構成に限定されものではなく、例えば、エンボスの外壁面について、長手方向の略上流側に延設された構成とし、あるいは長手方向の略下流側及び略上流側の双方に向けて延設された構成としてもよい(但し、図示せず)。かかる場合においても、上記の実施形態と同様に、エンボス周囲を流れる低温流体のよどみを抑制することができる。
3(3a,3b)、4 プレート
10(10a,10b)、 20(20a,20b) エンボス
10c、20c エンボスの先端部
11 高温流体通路
12 低温流体通路
13 ケーシング
14、104 よどみ
110、120 積層型熱交換器
CL1 長手方向中心線
CL10、CL20 エンボス(先端部)の中心線
10(10a,10b)、 20(20a,20b) エンボス
10c、20c エンボスの先端部
11 高温流体通路
12 低温流体通路
13 ケーシング
14、104 よどみ
110、120 積層型熱交換器
CL1 長手方向中心線
CL10、CL20 エンボス(先端部)の中心線
Claims (4)
- 複数のプレートが積層されて構成され、前記プレート間に、内燃機関から供給される高温流体が流れる高温流体通路と、前記高温流体と熱交換を行う低温流体が流れる低温流体通路と、が交互に積層配置されており、前記低温流体通路を形成する上下プレートにエンボス成形を施した内燃機関用の積層型熱交換器であって、
前記エンボスの外壁面は、長手方向の略下流側及び/又は略上流側に向けて延設されており、且つ次第に収束する先端部を形成していることを特徴とする内燃機関用の積層型熱交換器。 - 請求項1に記載の内燃機関用の積層型熱交換器において、
前記先端部は、その中心線が長手方向中心線に対して平行となるように配置されていることを特徴とする内燃機関用の積層型熱交換器。 - 請求項1に記載の内燃機関用の積層型熱交換器において、
前記先端部は、長手方向中心線に対して内側を向くように配置されていることを特徴とする内燃機関用の積層型熱交換器。 - 請求項1に記載の内燃機関用の積層型熱交換器において、
前記先端部は、長手方向中心線に対して外側を向くように配置されていることを特徴とする内燃機関用の積層型熱交換器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107003075A (zh) * | 2014-08-29 | 2017-08-01 | 庆东纳碧安株式会社 | 空气引导件一体型蒸发冷却器及其制造方法 |
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2005
- 2005-09-14 JP JP2005266774A patent/JP2007078258A/ja active Pending
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