JP2007074556A - 通信装置及び通信システムとその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線LANの環境にデジタルカメラを新たに接続するためには、既に確立している通信設定項目をユーザが確認しながらそのカメラに設定する必要があり、このような操作はユーザにとって極めて面倒なものであった。
【解決手段】 無線通信手段と有線通信手段とを具備するDSC102で、無線ネットワークに含まれるPC101で設定されている無線通信の設定情報を有線通信手段によりPC101から取得し(1404)、その取得した設定情報を無線通信手段による無線通信の設定情報として無線ネットワークで無線通信を行う。
【選択図】 図14
【解決手段】 無線通信手段と有線通信手段とを具備するDSC102で、無線ネットワークに含まれるPC101で設定されている無線通信の設定情報を有線通信手段によりPC101から取得し(1404)、その取得した設定情報を無線通信手段による無線通信の設定情報として無線ネットワークで無線通信を行う。
【選択図】 図14
Description
本発明は、無線通信機能を備えた通信装置及び通信システムとその制御方法に関するものである。
近年のプリンタは汎用のPC用のUSBインターフェイスだけではなく、デジタルカメラ(DSC)や静止画撮影機能付きのデジタルビデオカメラ(DVC)と接続するUSBインターフェイスを有している。またカメラ付き携帯電話から、赤外線通信(IrDA)やBluetoothなどのワイヤレス通信により画像データを直接受信して印刷を行なうDPSの機能も備わってきた。こうしてPCによる処理を介在することなく、直接カメラからの画像データを受け取って印刷できるようになっている。
カメラを無線通信できるようにするためには、無線通信のための各種設定を行う必要がある。一般的に、無線通信のための設定は煩雑であるため、簡易な設定方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−359623号公報
しかしながら、従来提案されている無線設定の方法は、無線設定用の専用の処理を行う必要があり、処理の負荷が大きかった。
装置の負荷を軽減するためにユーザが無線設定を行うことも考えられる。しかし、デジタルカメラの画像プレビュー用の小さな画面を見ながら操作キーを使って各項目を設定するのは操作が煩雑で非効率である。また、既に複数のPCやネットワークプリンタを無線LAN環境で使用している場合、各デバイスがアクセスポイントを介したインフラストラクチャー通信モードで動作している。その無線LANの環境にデジタルカメラを新たに接続するためには、既に確立している通信設定項目をユーザが確認しながら、そのカメラに設定する必要がある。このような操作はユーザにとって極めて面倒なものであった。
本発明の目的は上記従来技術の問題を解決することにある。
本発明の特徴は、無線ネットワークにおける無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルを利用して、無線ネットワークに含まれる通信端末から有線通信手段により取り込んで、その設定情報に基づいて無線ネットワークでの通信を行うことができる通信装置及び通信システムとその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置は以下のような構成を備える。即ち、
無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信システムは以下のような構成を備える。即ち、
無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムであって、
前記撮像装置は、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御するとともに、前記無線ネットワークを介して前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる制御手段と、
を有することを特徴とする。
無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムであって、
前記撮像装置は、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御するとともに、前記無線ネットワークを介して前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる制御手段と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置の制御方法は以下のような構成を備える。即ち、
無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置の制御方法の制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得工程と、
前記取得工程により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする。
無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置の制御方法の制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得工程と、
前記取得工程により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信システムの制御方法は以下のような構成を備える。即ち、
無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムの制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから前記撮像装置が取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記撮像装置が前記無線ネットワークで無線通信を行う工程と、
前記無線ネットワークを介して前記撮像装置から前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる工程とを有することを特徴とする。
無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムの制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから前記撮像装置が取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記撮像装置が前記無線ネットワークで無線通信を行う工程と、
前記無線ネットワークを介して前記撮像装置から前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、無線ネットワークにおける無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルを利用して、無線ネットワークに含まれる通信端末から有線通信手段により取り込んで、その設定情報に基づいて無線ネットワークでの通信を行うことができる。これにより、ユーザの操作を簡略化できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
ここではまず初めに、プリント用のプロトコルであるダイレクトプリントサービス(DPS)に対応したプリンタとデジタルカメラの機能について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線LANを使用したシステム構成を説明する図である。
ここでは無線LANを介して、PC101、デジタルカメラ102、プリンタ103が各々接続されている。ここではPC101とプリンタ103とが、アクセスポイント104を介して無線による通信を実行している状態で、新たにデジタルカメラ102がこの無線LANに追加されたものとする。図中、デジタルカメラ102とPC101がUSBインターフェイスで接続されているのは、PC101に設定されている無線LANの設定情報を、新たにこの無線LANに追加されたデジタルカメラ102がPC101から取得するために、一時的に接続された状態を示している。
図2は、一般的なDPSの接続例を示したシステム構成図である。
DPSに対応したプリンタ201には、PC202と接続するためのUSBポートと、デジタルカメラ203と接続するためのUSBポートが各々設けられている。ここでは常時PC202と接続して使用されるUSBポートはプリンタ201の背面に設けられ、必要に応じてデジタルカメラ203と接続するためのUSBポートは、プリンタ201の前面に設けられていることを示している。
図3は、図2の一般的なプリンタ201の構成を示すブロック図である。
このプリンタ201は、2つの互いに異なるUSBポートを介してPC202とデジタルカメラ203がそれぞれ接続されている。ここでPC202と接続しているUSBポート210はデバイスコントローラとして動作し、デジタルカメラ203と接続しているUSBポート211はホストコントローラとして動作している。こうして双方のUSBポートが異なった機能を有している。
またPC202から送信される印刷データは、プリンタエンジンユニット212によって印刷される。一方、デジタルカメラ203から送られてくる画像データはプリンタエンジン212が直接解釈することができない。このため、その画像データはDPSコントロールユニット213によって解釈され、変換処理されてプリンタエンジン212が解釈可能な印刷データに変換されて印刷される。
図4は、これらデジタルカメラ203とプリンタ201の間で規格化されているDPSの通信プロトコルアーキテクチャを説明する図である。
DPSでは、物理通信レイヤとしてUSBを用い、その上のトランスポート層の通信プロトコルとしてPTP(Picture Transfer Protocol)を用いている。このPTPトランスポート層とDPSアプリケーション層の間に、新たな変換レイヤであるDPS層(DPS Layer)を設け、PTPプロトコルとのマッピングを行う。DPSは、このDPS層及びDPSアプリケーション層(DPS Application)とのI/Fプロトコルを規格化するものであり、DPSは、トランスポート層以下の規格には何ら新たな変更や追加は行なっていないのが特徴である。
DPSのソフトウェアコンポーネントとしては、DPS層内にある「DPS Discovery」と、DPSアプリケーション内にある「DPS Print Server/Client」、「DPS Storage Server/Client」がある。DPSでは、デジタルカメラ203からのプリント要求に応じて、プリンタ201がプリントを実行する際に必要な画像データを要求することを想定しているので、通常はユーザから見て「Storage Client」は意識されない。
DPSアプリケーションの動作は、クライアント/サーバモデルを使って行なうが、基本的にクライアントからの要求に対してサーバが応答し、その結果をクライアントに返答するというシーケンスで、このDPSの操作が完結する。またサーバから発行される通知に対してクライアントが応答し、その受け取り確認をサーバに返答するというシーケンスでDPSのイベントが完結する。
図5は、DPS対応の機器同士によるDPSジョブの制御フローを説明する図である。ここでは、DPS対応の機器同士が接続されて最初のプリントを行う標準的な場合のシーケンスダイヤグラムを示している。
(1)DPS Discovery
まず最初に「DPS Discovery」501は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるかどうかを確認し合うネゴシエーションを行う。ここで互いにDPS対応機器であると認識すると、両機器においてDPSアプリケーションに制御が移行する。DPSでは、USBケーブルの接続をトリガとし、両機器間でPTPの接続が確立した後に、この「DPS Discovery」が行われる。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に行なうのが「ConfigurePrintService」502である。この「ConfigurePrintService」502では、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。DPSでは、通常、デジタルカメラ203に保持されている画像をプリンタ201に送信して印刷することを想定している。よって、デジタルカメラ203は「Print Client」としてプリンタ201に対して「Print Server」機能を要求するとともに、カメラ203が「Storage Server」機能を有していることをプリンタ201に通知する。プリンタ201は「Print Server」機能が提供できることと、「Storage Client」としてデジタルカメラ203の「Storage Server」機能を用いることをカメラ203に通知する。このネゴシエーションによりPrint Server/Client、Storage Server/Clientの接続が確立される。そして以後、このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」,「DPS Event」による通信が行われる。
(3)GetCapability
次にデジタルカメラ203は「GetCapability」503で、プリンタ201に設定可能な能力を問い合わせる。これらの設定情報は、デジタルカメラ203のUI情報に適宜反映することができ、デジタルカメラ203のこのUIを使用して、ユーザが必要に応じて選択する。これによりデジタルカメラ203は、DPS対応機器としてプリント制御を行えるようになる。
(4)StartJob
次にユーザによるデジタルカメラ203からのプリント開始操作により「StartJob」が発行され(504)、プリンタ201に対して各種印刷設定情報とともに印刷開始を要求する。
(5)GetFile
この印刷開始の要求に応答してプリンタ201は、デジタルカメラ203に「GetFileInfo」505で、印刷に必要な画像ファイルのサイズ等の情報を要求する。次にその情報に基づいて「GetFile」506で、印刷に使用する画像データをカメラ203に要求する。これに応答してデジタルカメラ203からプリンタ201に送信される画像データ(Image file)を読み込み、その画像データに基づいて印刷を行う。
(6)Notify
こうしてプリンタ201が所望のプリントを終了した後、その結果を「NotifyDeviceStatus」507でデジタルカメラ203に通知する。最初のプリントは上記501〜507のシーケンスを順次行って終了する。そしてそれ以降のプリントは、504〜507のシーケンスを繰り返すことで実行できる。
(1)DPS Discovery
まず最初に「DPS Discovery」501は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるかどうかを確認し合うネゴシエーションを行う。ここで互いにDPS対応機器であると認識すると、両機器においてDPSアプリケーションに制御が移行する。DPSでは、USBケーブルの接続をトリガとし、両機器間でPTPの接続が確立した後に、この「DPS Discovery」が行われる。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に行なうのが「ConfigurePrintService」502である。この「ConfigurePrintService」502では、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。DPSでは、通常、デジタルカメラ203に保持されている画像をプリンタ201に送信して印刷することを想定している。よって、デジタルカメラ203は「Print Client」としてプリンタ201に対して「Print Server」機能を要求するとともに、カメラ203が「Storage Server」機能を有していることをプリンタ201に通知する。プリンタ201は「Print Server」機能が提供できることと、「Storage Client」としてデジタルカメラ203の「Storage Server」機能を用いることをカメラ203に通知する。このネゴシエーションによりPrint Server/Client、Storage Server/Clientの接続が確立される。そして以後、このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」,「DPS Event」による通信が行われる。
(3)GetCapability
次にデジタルカメラ203は「GetCapability」503で、プリンタ201に設定可能な能力を問い合わせる。これらの設定情報は、デジタルカメラ203のUI情報に適宜反映することができ、デジタルカメラ203のこのUIを使用して、ユーザが必要に応じて選択する。これによりデジタルカメラ203は、DPS対応機器としてプリント制御を行えるようになる。
(4)StartJob
次にユーザによるデジタルカメラ203からのプリント開始操作により「StartJob」が発行され(504)、プリンタ201に対して各種印刷設定情報とともに印刷開始を要求する。
(5)GetFile
この印刷開始の要求に応答してプリンタ201は、デジタルカメラ203に「GetFileInfo」505で、印刷に必要な画像ファイルのサイズ等の情報を要求する。次にその情報に基づいて「GetFile」506で、印刷に使用する画像データをカメラ203に要求する。これに応答してデジタルカメラ203からプリンタ201に送信される画像データ(Image file)を読み込み、その画像データに基づいて印刷を行う。
(6)Notify
こうしてプリンタ201が所望のプリントを終了した後、その結果を「NotifyDeviceStatus」507でデジタルカメラ203に通知する。最初のプリントは上記501〜507のシーケンスを順次行って終了する。そしてそれ以降のプリントは、504〜507のシーケンスを繰り返すことで実行できる。
次にネットワークプリンタに関連した無線LANについて説明する。
本実施の形態に係る無線LANは、IEEE802.11bに準拠した通信機能を有していると定義している。このIEEE802.11bは、2.4GHz帯の無線周波数を利用して最大11Mbpsの転送レートが実現される規格で、ケーブルなしで手軽にネットワークを構築できる。
図6は、OSI参照モデルに対する無線LANと有線LAN(イーサネット(登録商標))の各層を比較した図である。IEEE802.11では物理層とMAC層を定義したものになるので、それより上の層はイーサネット(登録商標)と共通である。
IEEE802.11bの物理層については、DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)方式が用いられている。このDSSS方式は直接拡散方式と呼ばれる。これはBPSKという位相変調した後に、PNコードと呼ばれる特殊な拡散符号を掛け算する事で、周波数スペクトラムを広帯域に拡散して送信する方式である。ノイズに強く高速であるという特徴をもっている。
MAC層はCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、搬送波感知多重アクセス/衝突回避)という方式が用いられている。IEEE802.3のCSMA/CDによく似た方式であるが衝突の検出ができない。このため、まず送信の前に誰かが送信していないかを調べ(Carrier Sense)、更に自分宛のデータが送信されてきていないかを調べる(Multiple Access)。その結果、衝突の心配がないと判断したらデータを送信し、他に通信中のノードがあった場合には送信待機(collision Avoidance)となる。この送信待機になった後、次の再送はランダムに割り当てられた時間を待ってからになる。ここでまた全く同時に2つのノードが送信を開始して衝突が生じた場合は、エラー回復ができないため上位層レベルで再送が行われる。
次に無線LANを備えた機器間の接続方法に関して説明する。無線LANには「アドホック」と「インフラストラクチャ」の2つの通信モードがある。これらの通信モードを組み合わせることで、小規模なLANからSOHOやワークグループ規模のLAN、更には、企業全体の大規模なLANにまで対応可能となる。
図7は、アドホック通信モードで接続したシステム構成例を示す図である。ここでは無線LANのプリンタ701とPC702,703同士でのみ通信を行い、アクセスポイントを経由した通信は行わない。これは主にイーサネット(登録商標)に接続しない、閉じたネットワークを構築する場合に使用する方式である。
このアドホック通信モードには、通常の「アドホック接続」と「802.11アドホック接続」の2種類の接続方法がある。「アドホック接続」は、同じチャンネルに設定されている全ての無線LAN機器に接続でき、接続台数に制限はない。一方、「802.11アドホック接続」は、従来のアドホック接続と異なり、接続時に無線LAN機器同士でSSID(ひとかたまりの無線ネットワークを表すネットワークID)の認証を行ってから接続を確立する。これによりセキュリティの高いPeer to Peer通信を実現できる。因みに、従来のアドホック接続と802.11アドホック接続との間での相互互換性は無い。またアドホック通信モードは、簡易的に無線LAN機器を1対1で接続する場合に用いられる。よって、別途アクセスポイントを購入する必要がない等、無線LAN環境に初期段階での使用を考慮した接続方法である。
図8は、インフラストラクチャ通信モードで接続したシステム構成例を示す図である。ここでは無線LANのプリンタ802とPC805は、イーサネット(登録商標)に接続されたアクセスポイント801と通信し、イーサネット(登録商標)を経由してネットワークに繋がったPC803やレーザビームプリンタ(LBP)804にアクセスする。
既に有線LANにてネットワーク環境が構築されている場合や、複数の無線LAN機器をネットワークに繋ぐ必要がある場合は、このようなインフラストラクチャ通信モードで接続することが望ましいが、アクセスポイントを別途用意する必要がある。
次に、無線LAN機器が持つセキュリティ機能を説明する。この機能には、「データの暗号化」と「アクセス制御」の2種類があり、それぞれ下記のような方式がある。
(1)「データの暗号化」
・WEP 64/128ビット(IEEE802.11)
・TKIP(WPA/IEEE802.11i)
・AES(IEEE802.11i)
WEP(Wired Equivalent Privacy)は、無線上のデータを保護するためにIEEE802.11で規定された暗号化手法である。無線によるデータ通信では、途中で傍受されると通信内容が漏洩してしまう可能性がある。WEPは無線で流すデータを暗号化しておくことで、通信の秘匿性を高める技術である。WEPによる暗号化は、64(40)ビット及び128(104)ビットのキー長に対応した2種類の鍵の長さが用意されており、数字が大きいほど解読される可能性は低くなる。暗号化はユーザが指定したパスフレーズを基に行われ、64ビットなら5文字以内、128ビットでは13文字以内の半角英数字を指定する。このWEPの弱点を補完する暗号機能として最近注目を浴びてきているのが、WPAやIEEE802.11iで提唱されているTKIPとAESという2つの方式である。
(2)「アクセス制御」
・SSID
・MACアドレスフィルタリング機能
・ANY接続拒否機能
・ビーコン信号にSSIDを含めない機能(SSIDステルス)
・RADIUSサーバによるユーザ認証(IEEE802.1x)
SSIDは、無線LANのアクセスポイントやクライアント各機器に設定するIDである。無線LANアクセスポイントや無線LANカードが無線ネットワーク内で通信するためにはこのSSIDが一致している必要があり、IDの異なる機器はネットワークに接続することが不可能となる。
(1)「データの暗号化」
・WEP 64/128ビット(IEEE802.11)
・TKIP(WPA/IEEE802.11i)
・AES(IEEE802.11i)
WEP(Wired Equivalent Privacy)は、無線上のデータを保護するためにIEEE802.11で規定された暗号化手法である。無線によるデータ通信では、途中で傍受されると通信内容が漏洩してしまう可能性がある。WEPは無線で流すデータを暗号化しておくことで、通信の秘匿性を高める技術である。WEPによる暗号化は、64(40)ビット及び128(104)ビットのキー長に対応した2種類の鍵の長さが用意されており、数字が大きいほど解読される可能性は低くなる。暗号化はユーザが指定したパスフレーズを基に行われ、64ビットなら5文字以内、128ビットでは13文字以内の半角英数字を指定する。このWEPの弱点を補完する暗号機能として最近注目を浴びてきているのが、WPAやIEEE802.11iで提唱されているTKIPとAESという2つの方式である。
(2)「アクセス制御」
・SSID
・MACアドレスフィルタリング機能
・ANY接続拒否機能
・ビーコン信号にSSIDを含めない機能(SSIDステルス)
・RADIUSサーバによるユーザ認証(IEEE802.1x)
SSIDは、無線LANのアクセスポイントやクライアント各機器に設定するIDである。無線LANアクセスポイントや無線LANカードが無線ネットワーク内で通信するためにはこのSSIDが一致している必要があり、IDの異なる機器はネットワークに接続することが不可能となる。
MACアドレスフィルタリング機能は、LANボードやルータ等のネットワーク機器に設定されているユニークな番号のMACアドレスを用いる。そして、アクセスポイントに使用する機器のMACアドレスを登録し、登録されていない機器を接続不可にする機能である。また、アクセスポイント側に設定する項目としては、「ANY接続拒否機能」「ビーコン信号にSSIDを含めない機能」等がある。
セキュリティをより一層強化する場合は、IEEE802.1xを使ったRADIUSサーバを設置する。これによれば、認証されていないクライアントからの通信を(認証要求を除いて)全て遮断し、認証されたユーザにのみ通信を許可する。IEEE802.1xで用いられる一般的な認証プロトコルには、WindowsXP(登録商標)でサポートされているEAP−TLS、EAP−MD5、米Funk社が提案するEAP−TTLS(EAP Tunneled TLS)、マイクロソフト社が提案するPEAP(Protected EAP)等がある。この中で、IEEE802.11bにおいてクライアントで対応しているセキュリティ機能としては、SSIDとWEPが挙げられる。
図9は、無線LANに対応したネットワークプリンタ910の内部構成を説明するブロック図である。ここでPC911とプリンタ910との間はプリントサーバ経由で動作している。
無線LANに対応したネットワークプリンタ910は、無線LAN通信機能を司る無線LANコントロールユニット901と、複数のPCから送られてきた印刷データのジョブ管理を行うプリントサーバユニット902、そして実際に印刷処理を行うプリンタエンジンユニット903を有している。
無線LANコントロールユニット901は、IEEE802.11bに準拠した物理層(PHY)、MAC層(LINK)、上位層(IP、TCP/UDP)、アプリケーション(FTP/HTTP、等)で構成され、他の無線LAN機器とのデータ送受信を行うことが可能となっている。
プリントサーバユニット902は、自身に接続されたプリンタ910をネットワーク上の他のPCと共有して外部から利用できるようにするユニットである。このサーバユニット902は、PC911からの印刷要求を受け付け、自分の管理するプリンタ910を使って順次印刷していく印刷ジョブ管理機能を有している。印刷を行ないたいPCは、プリントサーバ902に印刷データを送信した時点で印刷作業から解放され、後はプリントサーバ902の印刷ジョブ管理機能によってスプール(一時保管)したデータ(印刷ジョブ)を順番に印刷することとなる。このため、PCに直接プリンタを接続して印刷する場合に比べて、各PCにかかる負担を軽減できる。
プリンタエンジンユニット903は、図3と同様にプリンタファームウエア(Firmware)によって印刷を実行するプリンタ910の印刷ユニットを示している。
図10は、本実施の形態に係るシステムにおいて、PC911からネットワークプリンタ910へ送信される印刷データの処理の流れを説明する図である。図中のPC911は、OSとして、例えばWindows(登録商標)を用いた構成を一例として挙げている。
Windows(登録商標)における印刷処理フローとしては、アプリケーション1001が印刷処理を開始した時に、Windows(登録商標)の内部ではGDI(Graphics Device Interface)1002、プリンタドライバ1003、Windows(登録商標)スプーラ1004が連携して、その処理を実行する。
アプリケーション1001の印刷処理と、プリンタドライバ1003が行う処理はほぼ1対1に対応している。文字をTextOut(),ExtTextOut()で行う場合、ドライバ1003がGDI1002に通知する文字コードとして出力できるフォントと、プリンタの描画能力、アプリケーション1001が要求するフォントを考慮する。こうして、その文字や画像をビットマップで出力するか、図形コマンドで描画するか、文字コードで出力するかを判断して、プリンタドライバ1003がもつ描画関数を呼び出す。
このようにWindows(登録商標)のプリンタドライバ1003は、「GDI描画コマンド」を「プリンタ制御コード」に変換する変換ルーチンとして存在する。このため、MS−DOSやUNIX(登録商標)のプリンタドライバのような直接デバイスをアクセスするタイプのドライバと比較すると大きく異なっている。
Windows(登録商標)の印刷処理でプリンタポートへの出力は、通常、GDI1002かWindows(登録商標)スプーラ1004によってパラレルポートやシリアルポートに出力される。本実施の形態では、ポートモニタ1005で無線LANネットワークポートを選択する。これにより、無線LANコントローラ1006により無線LAN経由でプリンタ910へデータを出力できる。
こうしてPC911から送られてきたデータは、プリンタ910の無線LANコントローラ1010(図9のWLAN control unit901に相当)で受信される。この後、PC911は、プリントサーバ1011(図9のPrint Server Unit902に相当)による印刷ジョブ管理機能により、プリンタ910からジョブ送信許可のステータスを受信するまでWIndowsスプーラ1004に印刷ジョブを貯めておける。即ち、プリントスプーラが実装されていないプリントサーバであっても、印刷データをWindows(登録商標)スプーラ1004に一時貯めておくことで、印刷ジョブの順番処理が可能になる。プリントサーバ1011は、ファームウエア1011によりプリンタエンジン1012(図9のPrinter Engine Unit903に相当)に印刷データを出力して印刷を実行させる。
図11は、本発明の実施の形態に係る無線LANに対応したネットワークプリンタ1101の内部構成を示すブロック図である。ここでデジタルカメラ1103とプリンタ1101とはDPSコントロール機能を経由して動作し、PC1102とプリンタ1101とは、プリントサーバ機能を経由して動作している。尚、これらネットワークプリンタ1101、PC1102、デジタルカメラ1103は、図1に示すネットワークプリンタ103、PC101、デジタルカメラ102に夫々対応している。
このようなプリントサーバ機能を有するネットワークプリンタとしては、図9のプリンタ910と同様に、無線LANに対応した通信機能を司る無線LANコントロールユニット1110と、複数のPCから送られてきた印刷データのジョブ管理を行うプリントサーバユニット1111、そして実際に印刷処理を行うプリンタエンジンユニット1112で構成されている。
一方、DPSコントロール機能を持ったネットワークプリンタとしては、図3と比較すると、インターフェイス部はUSBの代わりに無線LAN(WLAN)コントロールユニット1110が用いられている。ここでは、IEEE802.11bに準拠した物理層(PHY)、MAC層(LINK)、上位層(IP、TCP/UDP)の上に、アプリケーションとしてPTPを実装している。これにより、無線LANを内蔵したデジタルカメラ1103との間でデータの送受信を行うことが可能となっている。
また、DPSコントロールユニット1113は、無線LANを経由してデジタルカメラ1103から送られてくる画像データをプリンタエンジン1112が直接解釈できるようデータ変換処理を行う機能を有している。これは図3におけるDPSコントロールユニット213と同等の機能ともいえる。
図12は、図11に示す無線LANに対応したデジタルカメラ(DSC)1103と、ネットワークプリンタ1101において、プリンタ1101からの画像ファイルの要求に対して、デジタルカメラ1103から画像ファイルをプリンタ1101に送信し、印刷を実行するまでの制御フローを示した図である。
デジタルカメラ1103のDPSアプリケーション1201によって、プリンタ1101からのファイル要求命令を確認し、ポートドライバ1202を経由して無線LANコントローラ1203によって画像ファイルが送信される。こうしてデジタルカメラ1103から送信された画像ファイルは、プリンタ1101の無線LANコントローラ1210で受信され、DPSアプリケーション1211によって画像データをプリンタ1101で印刷するための印刷データへ変換する。こうして変換された印刷データは、ファームウエア1212を介してプリンタエンジン1213へ送信されて印刷される。
続いて本実施の形態に係るシステムにおける動作の詳細を図1を参照して説明する。
図1は、無線LANに対応したプリンタ103とPC101とがアクセスポイント104を介して通信している状況を示している。通常は、110で示すように無線LANのインフラストラクチャ通信モードを使用してPC104とプリンタ103とがアクセスポイント104を介して接続される。こうしてネットワークに繋がった他のPCからもプリントサーバ機能を使ってプリンタ103を共有して利用できるようになる。
このような環境において、デジタルカメラ102をアクセスポイント104のインフラストラクチャ通信モードで接続する場合について説明する。この場合、現在の無線LAN設定情報(通信モード/SSID/WEP)をデジタルカメラ102にも同様に設定する必要がある。ここでは、111で示すようにUSBインターフェイスを使ってPC101とデジタルカメラ102とを接続し、既にPC101で設定されている無線LANの設定情報をDPSアプリケーションを用いてデジタルカメラ102が取り込む。こうして無線LANに関する設定情報をデジタルカメラ102が取り込むことにより、ユーザによるDSC102への手入力を不要にすることができる。
このようにデジタルカメラ102に無線LANの設定情報が伝達され、デジタルカメラ102とアクセスポイント104との通信が確保できるようになる。こうして112で示すような、無線LAN経由で、デジタルカメラ102とプリンタ103との間での通信が可能となる。
図13は、本実施の形態に係るデジタルカメラ102とPC101とがUSBケーブルで接続されて通信する通信プロトコルのアーキテクチャを説明する図である。
この図を用いて動作説明をすると、USBインターフェイスで接続されたデバイスが無線LANに対応しているかを確認し、デジタルカメラ102の「Print Client」から無線LANの設定情報要求を発行する。これに対してPC101の「Print Server」が無線LANの設定情報を返信するといった仕組みで動作が行われる。
DPSでは、物理通信レイヤとしてUSBを用い、その上のトランスポート層の通信プロトコルとしてPTP(Picture Transfer Protocol)を用いている。このPTPトランスポート層とDPSアプリケーション層の間に、新たな変換レイヤであるDPS層(DPS Layer)を設け、PTPプロトコルとのマッピングを行う。DPSは、このDPS層及びDPSアプリケーション層(DPS Application)とのI/Fプロトコルを規格化するもので、DPSは、トランスポート層以下の規格には何ら新たな変更や追加は行なっていない。
DPSのソフトウェアコンポーネントとしては、DPS層内にある「DPS Discovery」と、DPSアプリケーション内にある「DPS Print Server/Client」がある。DPSでは、デジタルカメラ102からの設定情報の要求に応じて、PC101が無線LANで設定された設定情報を、USBインターフェースを介して供給する。
DPSアプリケーションの動作説明は、クライアント/サーバモデルを使って行なう。基本的にクライアント(DSC102)からの要求に対してサーバ(PC101)が応答し、その結果をクライアント(DSC102)に返答するというシーケンスで、このDPSの操作が完結する。またサーバ(PC101)から発行される通知に対してクライアント(DSC102)が応答し、その受け取りの確認をサーバに返答するというシーケンスでDPSのイベントが完結する。
図14は、本実施の形態に係るDPSジョブの制御処理を説明する図である。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1401は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためのネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1402で、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションによりPrint Server/Clientの接続が確立される。そしてこれ以後、このサーバ/クライアントモデルで、「DPS Operation」,「DPS Event」の通信が行われる。
(3)GetCapability
「GetCapability」1403で、DSC102からPC101に対して能力を問い合わせる。こうして無線LANの通信機能によって、互いに通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1404で、PC101に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を、DSC102からPC101に対して要求して取り込む。ここで通信モードが、図1に示すようにインフラストラクチャに設定されアクセスポイント104を経由して無線LAN通信が行われていた環境では、SSIDとWEPの値を、デジタルカメラ102にアクセスポイント104と全て同一になるように設定する。これにより、無線LANに繋がったネットワークプリンタ103と、DSC102との間の通信が可能になる。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1401は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためのネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1402で、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションによりPrint Server/Clientの接続が確立される。そしてこれ以後、このサーバ/クライアントモデルで、「DPS Operation」,「DPS Event」の通信が行われる。
(3)GetCapability
「GetCapability」1403で、DSC102からPC101に対して能力を問い合わせる。こうして無線LANの通信機能によって、互いに通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1404で、PC101に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を、DSC102からPC101に対して要求して取り込む。ここで通信モードが、図1に示すようにインフラストラクチャに設定されアクセスポイント104を経由して無線LAN通信が行われていた環境では、SSIDとWEPの値を、デジタルカメラ102にアクセスポイント104と全て同一になるように設定する。これにより、無線LANに繋がったネットワークプリンタ103と、DSC102との間の通信が可能になる。
尚、USBインターフェイスを使ったDPSの場合は、USBケーブルの接続をトリガとした「DPS Discovery」をネゴシエーションの開始としていた。これに対して無線LANを使ったDPSの場合は、双方の通信確立をトリガとした「DPS Discovery」によってネゴシエーションが開始されることになる。
以上説明したように本実施の形態1によれば、無線LANに接続しているPC101の無線通信の設定情報を、USBインターフェイスによりデジタルカメラ102が取り込むことができる。これによりDSC102は、共通の無線LANに接続されているネットワークプリンタ103との無線通信が可能になり、無線LANを使ったダイレクトプリントを可能としている。また、DPSアプリケーションを用いて無線設定を行うので、処理の負荷を軽減することができる。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2について説明する。尚、この実施の形態に係るPC101、デジタルカメラ102、プリンタ103のハードウェア構成、及びシステムの接続構成は前述の実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
次に本発明の実施の形態2について説明する。尚、この実施の形態に係るPC101、デジタルカメラ102、プリンタ103のハードウェア構成、及びシステムの接続構成は前述の実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
この実施の形態2では、ネットワーク上に複数のプリンタが存在する場合、デジタルカメラからプリンタを選択する手段が必要となる。その際、プリンタ検索するためのディスカバリ機能をデジタルカメラに実装する必要があった。即ち、USBインターフェイスで1対1接続していたDPSではプリンタを検索する必要がなかったが、ネットワーク上に複数のプリンタが存在し、その中からDPSの接続相手となるプリンタを検索する機能が必要となる。
このようなデバイスのディスカバリ機能の例としては、ユニバーサル・プラグアンドプレイ(UPnP)やランデブー(Rendezvous)などがPC環境で用いられているが、デジタルカメラのようなリソースの小さな機器に実装するには多々問題が有った。即ち、デジタルカメラに実装されているメモリサイズやCPUパフォーマンス或いは表示するディスプレイサイズが、デバイスディスカバリ機能を実行するには十分ではないためである。
これに対して本発明の実施の形態2では、事前にPC101でネットワークに繋がっているプリンタの機種情報を収集しておき、DPS機能を持ったプリンタの一覧情報として用意しておく。これによりデジタルカメラ102は、その一覧情報を得ることにより、接続先となるプリンタを容易に選択できる。
図15は、本発明の実施の形態2に係るDPSジョブの制御フローを説明する図である。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1501は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためのネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1502を発行して、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションにより、プリントサーバ/クライアントの接続が確立され、これ以後、このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」,「DPS Event」の通信が行われる。
(3)GetCapability
「GetCapability」1503で、PC101の能力を問い合わせ、無線LANの通信機能によって通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1504で、PC101に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を要求して、DSC102が取り込む。
(5)GetPrinterInfo
「GetPrinterInfo」1505で、PC101が予め取得している、この無線LAN環境に接続されているネットワークプリンタ103の機器情報リストをDSC102からPC101に要求する。こうしてDSC102は、その要求した機器情報リストをPC101から取得する。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1501は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためのネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1502を発行して、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションにより、プリントサーバ/クライアントの接続が確立され、これ以後、このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」,「DPS Event」の通信が行われる。
(3)GetCapability
「GetCapability」1503で、PC101の能力を問い合わせ、無線LANの通信機能によって通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1504で、PC101に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を要求して、DSC102が取り込む。
(5)GetPrinterInfo
「GetPrinterInfo」1505で、PC101が予め取得している、この無線LAN環境に接続されているネットワークプリンタ103の機器情報リストをDSC102からPC101に要求する。こうしてDSC102は、その要求した機器情報リストをPC101から取得する。
以上説明したように本実施の形態2によれば、図15の1505に示すように、ネットワークプリンタ103の機器情報リストから無線LANとDPS機能が実装されているかを確認し、DPSに対応したプリンタ103のみを限定して表示し、接続先のプリンタを選択することが可能となる。
これによりDSC102は、無線LANの設定情報を取得して、その無線LANに含まれるプリンタ等の機器との間で無線による通信を行うことができる。その際、その無線LANに複数のプリンタが含まれている場合、それら複数のプリンタの機器情報リストを取得し、その中から所望のプリンタを選択して印刷用のプリンタとして指定することができる。
[実施の形態3]
前述の実施の形態1では、図14の1404で示した「GetWlanInfo」で取り込まれる無線LANの「通信モード」をインフラストラクチャ通信モードとして説明していたが、もう一方のアドホック通信モードの場合を実施の形態3として説明する。
前述の実施の形態1では、図14の1404で示した「GetWlanInfo」で取り込まれる無線LANの「通信モード」をインフラストラクチャ通信モードとして説明していたが、もう一方のアドホック通信モードの場合を実施の形態3として説明する。
アドホック通信モードは、アクセスポイントを介さずに機器同士が直接繋がる通信モードで、同時に2台以上の端末と通信できないなどの制約がある。その代わりにアクセスポイントを用意しなくても通信が可能となることから、初めて無線LANを構築した小規模ユーザにはメリットのある通信モードといえる。
アドホック通信モードの場合もインフラストラクチャ通信モードと同様に、デジタルカメラ102にSSIDとWEPの値をPC101と全て同一になるように設定する。これによりPC101と接続していたネットワークプリンタ103に対してデジタルカメラ102との1対1の接続を可能とすることができる。
また、USBインターフェイスを使ったDPSの場合は、USBケーブルの接続をトリガとした「DPS Discovery」をネゴシエーションの開始としていたが、無線LANのアドホック通信モードを使ったDPSの場合は、双方の通信確立をトリガとした「DPS Discovery」によってネゴシエーションが開始されることになる。
これにより前述の実施の形態1と同様の効果が得られる。
[実施の形態4]
前述の実施の形態では、無線LANに収容されているPCから、その無線LANの設定情報を入手していた。これに対して本実施の形態4では、無線LANに収容されているPCからではなく、接続相手のネットワークプリンタからUSBインターフェイスケーブルを使って直接設定情報を入手する。
前述の実施の形態では、無線LANに収容されているPCから、その無線LANの設定情報を入手していた。これに対して本実施の形態4では、無線LANに収容されているPCからではなく、接続相手のネットワークプリンタからUSBインターフェイスケーブルを使って直接設定情報を入手する。
図16は、本発明の実施の形態4に係るDPSジョブの制御処理を説明する図で、無線LANに接続されているネットワークプリンタ103に設定されている無線LANの設定情報を、デジタルカメラ102がプリンタ103からUSBを介して直接取り込む場合で説明する。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1601は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためにネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1602で、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションにより、印刷処理におけるサーバ/クライアントの接続が確立され、以後このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」「DPS Event」が通信される。
(3)GetCapability
「GetCapability」1603で、プリンタ103の有する機能に関する機能情報を問い合わせ、無線LAN通信機能による通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1504で、プリンタ103に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を要求する。これに応答してプリンタ103から送信される設定情報をDSC102が取り込む。USBインターフェイスケーブルを外してDPSネゴシエーションの接続を一度切った後、無線LAN経由での双方の通信を再度確立する。この段階で「DPS Discovery」によるネゴシエーションが開始され、無線LANを使った図5で示したDPS制御フローが実行可能となる。
(1)Discovery
まず最初に「DPS Discovery」1601は、互いの機器がDPS機能を有する機器であるか否かを確認するためにネゴシエーションを行う。互いにDPS対応機器であることを認識した後、両機器ではDPSアプリケーションに制御が移行する。
(2)Configure
DPSアプリケーションが起動した後、まず最初に「ConfigurePrintService」1602で、それぞれのDPS対応機器がどんなサービス機能を有するかを確認する。このネゴシエーションにより、印刷処理におけるサーバ/クライアントの接続が確立され、以後このサーバ/クライアントモデルの間で「DPS Operation」「DPS Event」が通信される。
(3)GetCapability
「GetCapability」1603で、プリンタ103の有する機能に関する機能情報を問い合わせ、無線LAN通信機能による通信が可能であることを確認する。
(4)GetWlanInfo
「GetWlanInfo」1504で、プリンタ103に設定されている無線LANの設定情報である「通信モード/SSID/WEP」を要求する。これに応答してプリンタ103から送信される設定情報をDSC102が取り込む。USBインターフェイスケーブルを外してDPSネゴシエーションの接続を一度切った後、無線LAN経由での双方の通信を再度確立する。この段階で「DPS Discovery」によるネゴシエーションが開始され、無線LANを使った図5で示したDPS制御フローが実行可能となる。
[実施の形態5]
あるプリンタの機種情報をPC101から入手せずに、接続相手のネットワークプリンタ103からUSBインターフェイスケーブルを使って直接入手する方法を実施の形態5として説明する。
あるプリンタの機種情報をPC101から入手せずに、接続相手のネットワークプリンタ103からUSBインターフェイスケーブルを使って直接入手する方法を実施の形態5として説明する。
機能的には前述の実施の形態2(実施の形態2ではPC101が一覧情報を有している)と同様であるが、事前にネットワークに繋がっているプリンタの機種情報をネットワークプリンタ103が収集しておく。こうしてDPS機能を持ったプリンタの一覧情報として用意しておく。これによりデジタルカメラ102は、そのネットワークプリンタ103から、その無線LANのプリンタの一覧情報を得ることができ、接続先となるプリンタを容易に選択できる。即ち、ネットワークプリンタの機器情報リストから無線LANとDPS機能が実装されているかを確認し、DPSに対応したプリンタのみをネットワークプリンタ103の表示部等に表示して接続先のプリンタを選択できる。
以上説明したように本実施の形態5によれば、ネットワークプリンタの機器情報リストから無線LANとDPS機能が実装されているかを確認し、DPSに対応したプリンタのみを表示し、接続先のプリンタを選択することが可能となる。
以上説明したように本実施の形態によれば、無線LANに接続しているプリンタの通信設定情報をUSBインターフェイスを用いた設定通知手段によりデジタルカメラに取り込み、無線LANによるダイレクトプリントを可能にできる。
尚、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD−DVD,Blu−rayDisc、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、このプログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
Claims (13)
- 無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記通信端末は、前記無線ネットワークに含まれる情報処理装置であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記通信端末は、前記無線ネットワークに含まれる印刷装置であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 更に、前記無線ネットワークに含まれる印刷装置の一覧リストを前記通信端末から取得するリスト取得手段と、
前記リスト取得手段により取得した前記一覧リストから印刷装置を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択した前記印刷装置に印刷データを出力して印刷させる印刷制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムであって、
前記撮像装置は、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御するとともに、前記無線ネットワークを介して前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる制御手段と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 前記印刷装置及び情報処理装置の少なくともいずれかは、前記無線ネットワークに含まれる印刷装置の一覧情報を取得する手段と、
前記一覧情報を前記有線通信手段により前記撮像装置に通知する通知手段とを更に有し、
前記撮像装置は更に、前記一覧情報から所望の印刷装置を選択する手段を有することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。 - 無線通信手段と有線通信手段とを具備する通信装置の制御方法の制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記通信端末から取得する取得工程と、
前記取得工程により取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記無線ネットワークで無線通信を行うように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする通信装置の制御方法。 - 前記通信端末は、前記無線ネットワークに含まれる情報処理装置であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置の制御方法。
- 前記通信端末は、前記無線ネットワークに含まれる印刷装置であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置の制御方法。
- 更に、前記無線ネットワークに含まれる印刷装置の一覧リストを前記通信端末から取得するリスト取得工程と、
前記リスト取得工程で取得した前記一覧リストから印刷装置を選択する選択工程と、
前記選択工程で選択した前記印刷装置に印刷データを出力して印刷させる印刷制御工程とを有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の通信装置の制御方法。 - 無線通信手段と有線通信手段とを具備する撮像装置と印刷装置及び情報処理装置とを含む通信システムの制御方法であって、
無線ネットワークに含まれる通信端末で設定されている無線通信の設定情報を、プリント用のプロトコルに基づいて前記有線通信手段により前記印刷装置及び情報処理装置のいずれかから前記撮像装置が取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した前記設定情報を前記無線通信手段による無線通信の設定情報として前記撮像装置が前記無線ネットワークで無線通信を行う工程と、
前記無線ネットワークを介して前記撮像装置から前記印刷装置に画像データを出力して印刷させる工程と、
を有することを特徴とする通信システムの制御方法。 - 前記印刷装置及び情報処理装置の少なくともいずれかにより前記無線ネットワークに含まれる印刷装置の一覧情報を取得する工程と、
前記一覧情報を前記有線通信手段により前記撮像装置に通知する通知工程と、
前記撮像装置により前記一覧情報から所望の印刷装置を選択する工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の通信システムの制御方法。 - 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の制御方法を実行するプログラム。
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