JP2007058728A - データ移行方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストレージシステムにおけるデータ移行の際にデータを最適に配置すると共に、業務の負担を低減する。
【解決手段】第1ストレージシステムは、計算機に接続され、前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、第2ストレージシステムは、前記第1ストレージシステムに接続され、前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する第2記憶領域を備え、第3ストレージシステムは、前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、前記第2記憶領域に対応する仮想記憶領域を備え、前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を前記第2記憶領域に対するアクセス要求に変換して発行し、管理計算機は、前記第2記憶領域のデータの価値が所定の閾値を超えた場合、前記第2記憶領域のデータを前記第3ストレージシステムの第3記憶領域に移行する指示を前記第3ストレージシステムに送信する。
【選択図】図1A
【解決手段】第1ストレージシステムは、計算機に接続され、前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、第2ストレージシステムは、前記第1ストレージシステムに接続され、前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する第2記憶領域を備え、第3ストレージシステムは、前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、前記第2記憶領域に対応する仮想記憶領域を備え、前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を前記第2記憶領域に対するアクセス要求に変換して発行し、管理計算機は、前記第2記憶領域のデータの価値が所定の閾値を超えた場合、前記第2記憶領域のデータを前記第3ストレージシステムの第3記憶領域に移行する指示を前記第3ストレージシステムに送信する。
【選択図】図1A
Description
本願明細書で開示される技術は、複数のストレージシステム及び計算機を含む計算機システムに関し、特に、ストレージシステムを仮想化する仮想化環境におけるデータマイグレーションに関する。
計算機は、ストレージシステムにデータを保存する。そのデータの利用期間(保存期間)がストレージシステムの装置寿命より長い場合、装置寿命が経過する前に、古いストレージシステムに格納されたデータを新しいストレージシステムに移行(マイグレーション)する必要がある。データの移行にあたって、計算機がストレージシステムを利用できない時間はできるだけ短いことが望ましく、さらには、一切の停止なく移行できることが望まれる。
古いストレージシステムから新しいストレージシステムへデータを移行する技術として、例えば、特許文献1及び特許文献2が開示されている。特許文献1によれば、計算機は、新しいストレージシステムを経由して古いストレージシステムのデータにアクセスすることができる。一方、特許文献2によれば、計算機からの読み出し要求の対象データが新しいストレージシステムにない場合、そのデータが優先的に古いストレージシステムから新しいストレージシステムにコピーされる。このため、特許文献1及び特許文献2によれば、古いストレージシステムのデータが新しいストレージシステムにコピーされる前に、計算機を古いストレージシステムから切断して、新しいストレージシステムと接続することができる。
特開2004−5370号公報
特表平10−508967号公報
上記のように新しいストレージシステムを導入するときに、複数のストレージシステムを追加する場合が想定される。例えば、導入コストを抑制するために、高性能で小容量のストレージシステム(上位ストレージシステム)と、高性能ではないが大容量の安価なストレージシステム(下位ストレージシステム)が導入される場合がある。
この例では、アクセス頻度の高いデータを高性能の上位ストレージシステムに、アクセス頻度の低いデータを安価な下位ストレージシステムに移行することが望ましい。このような場合に上記特許文献1又は特許文献2に記載された技術を適用すると、データの移行を開始する前に、データの移行先を決定する必要がある。古いストレージシステムに複数の記憶領域(論理ボリューム)が存在する場合には、全ての記憶領域について、データを上位又は下位のいずれのストレージシステムに移行するか決定する必要がある。
さらに、上記特許文献1及び特許文献2に記載された技術によれば、古いストレージシステムから新しいストレージシステムにデータをコピーするために発生するI/Oと、計算機が新しいストレージシステムを使用するために発生する業務I/Oとが同じ経路を通るため、業務の負荷が高くなる。
本発明は、計算機と、複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、前記複数のストレージシステムは、第1ストレージシステム、第2ストレージシステム及び第3ストレージシステムを含み、前記第1ストレージシステムは、前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、前記第2ストレージシステムは、前記第1ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する第2記憶領域を備え、前記第3ストレージシステムは、前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、前記第2記憶領域に対応する仮想記憶領域を備え、前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を前記第2記憶領域に対するアクセス要求に変換し、前記変換されたアクセス要求を前記第2ストレージシステムに発行し、前記管理計算機は、前記第2記憶領域に移行したデータの価値と所定の閾値との判定結果に基づいて、前記第2記憶領域に移行したデータを前記第3ストレージシステムに作成された第3記憶領域に移行する指示を前記第3ストレージシステムに送信することを特徴とする。
本発明の一形態によれば、データを移行する前に、データを上位又は下位のいずれのストレージシステムに移行するか決定する必要がなく、データを移行した後で、アクセス頻度等の指標を参照して決定することができる。このため、データが最適に配置される。
さらに、データの移行中にデータをコピーするためのI/Oの経路と計算機からの業務I/Oの経路とを分離することができるため、業務の負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1Aから図1Dは、第1の実施の形態の概要の説明図である。
本実施の形態の計算機システムのハードウエア構成は、後で図2A等を参照して説明する。
図1Aに示すように、本実施の形態の計算機システムは、計算機10、ストレージシステム100、ストレージシステム200、ストレージシステム300及び管理計算機500を備える。
計算機10は、最初、ストレージシステム100に接続されている。計算機10上のアプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ、ストレージシステム100の記憶領域101及び102を利用する。すなわち、アプリケーションプログラム(AP)15及び16は、それぞれ、記憶領域101及び102にデータを書き込み、書き込んだデータを読み出す。
各記憶領域101等は、計算機10のオペレーティングシステム(図示省略)が単一の記憶デバイスとして認識する論理的な領域(いわゆる論理ボリューム)である。
計算機10は、パス切替プログラム50を保持する。パス切替プログラム50は、アプリケーションプログラム15及び16が発行するデータのリードライト要求の発行先の記憶領域を切り替えるプログラムである。ここで、パスとは、計算機10からいずれかの記憶領域に至るリードライト要求の経路である。パス切替プログラム50は、パス情報(後述)を設定することによって、リードライト要求をどの記憶領域に発行するかを設定する。本実施の形態のパス切替プログラム50は、アプリケーションプログラム15及び16がそれぞれ記憶領域101及び102に対して要求を発行するように初期設定される。
ストレージシステム100は、装置寿命が近づいた古いストレージシステムである。一方、ストレージシステム200及び300は、ストレージシステム100と置き換えられる新しいストレージシステムである。
図1Aの例において、ストレージシステム100は、FCスイッチ(図2A等参照)を介して、計算機10及びストレージシステム300と接続される。ストレージシステム300は、FCスイッチを介して、ストレージシステム100及びストレージシステム200と接続される。ストレージシステム200は、FCスイッチを介して、計算機10及びストレージシステム300と接続される。計算機10は、ストレージシステム200(上位のストレージシステム)の記憶領域201等に直接アクセスすることができる。一方、計算機10は、ストレージシステム200の仮想記憶領域211等にアクセスすることによって、ストレージシステム300(下位のストレージシステム)の記憶領域301等にアクセスすることができる。
例えば、ストレージシステム200が高性能のストレージシステム、ストレージシステム300が高性能ではないが大容量で安価なストレージシステムであってもよい。
ストレージシステム100の装置寿命が到来する前に、古いストレージシステム100に格納されたデータが新しいストレージシステム200又は300に移行(マイグレーション)される。図1Aの例では、記憶領域101及び102のデータが、それぞれ、下位のストレージシステム300の記憶領域301及び302に移行される。このデータの移行は、管理計算機500がデータマイグレーションプログラム(DMプログラム)555を実行することによって実行される。管理計算機500は、本実施の形態の計算機システムの運用を管理する計算機である。
DMプログラム555は、まず、ストレージシステム100に対して、ストレージシステム300の記憶領域をディスカバリ(発見)するように指示する(61)。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム100に対して、発見された記憶領域301及び302を、ストレージシステム100の仮想記憶領域111及び112として設定するように指示する(62)。その結果、ストレージシステム100に、記憶領域301及び302に対応する仮想記憶領域111及び112が作成される。仮想記憶領域111等は、実際にデータが格納される記憶領域101等と対応付けられた仮想的な領域である。すなわち、仮想記憶領域111等自体にはデータが格納されない。例えば、仮想記憶領域111に対してデータの書き込み要求が発行されると、そのデータは、実際には仮想記憶領域111と対応付けられた記憶領域301に格納される。
さらに、DMプログラム555は、ストレージシステム200に対して、記憶領域301及び302に対応する仮想記憶領域211及び212を作成することを指示する(図示省略)。これらの仮想記憶領域211及び212も、仮想記憶領域111及び112と同様の仮想的な領域である(後述)。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム100に対して、記憶領域101と仮想記憶領域111とをペアとして設定し、記憶領域102と仮想記憶領域112とをペアとして設定することを指示する(63)。ペアとは、データコピーが実行される二つの記憶領域の組であり、二つの記憶領域の一方がコピー元、他方がコピー先である。図1Aの例では、記憶領域101及び102がコピー元、仮想記憶領域111及び112がコピー先である。これらのペアにおいてコピーが実行されると、記憶領域101及び102に格納されているデータは、それぞれ、仮想記憶領域111及び112にコピーされる。それらのデータは、実際には、それぞれ、記憶領域301及び302に格納される。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム100に対して、ストレージシステム100の記憶領域101に関するキャッシュ121(図2A等参照)の利用を禁止するように指示する(64)。
次に、DMプログラム555は、パス切替プログラム50のパス情報51(図2A等参照)に、パスが切り替えられた後に接続先となるべき記憶領域の番号(識別子)を登録する(65)。図1Aの例では、仮想記憶領域211及び212の記憶領域番号「211」及び「212」が「第2のパス」として登録される(図3A参照)。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム100に対して、記憶領域101及び102のデータをそれぞれ仮想記憶領域111及び112にコピーするように指示する(66)。その結果、記憶領域101及び102のデータは、それぞれ、記憶領域301及び302に移行し、格納される。このデータ移行の手順については、後で詳細に説明する(図2A等参照)。
コピーが完了すると、DMプログラム555は、計算機10のパス切替プログラム50にパスの切り替えを指示する。パス切替プログラム50は、パス情報51を設定し、アプリケーションプログラム15及び16からの要求が仮想記憶領域211及び212に発行されるように切り替える(67)。すなわち、計算機10と記憶領域101との間、及び、計算機10と記憶領域102との間に設定されていたパスが解除される。そして、新たに、計算機10と仮想記憶領域211との間、及び、計算機10と仮想記憶領域211との間にパスが設定される。
切替終了後、DMプログラム555は、記憶領域101及び102と、仮想記憶領域111及び112とのペア設定を解除し(68)、さらに、記憶領域301及び302と、仮想記憶領域111及び112との対応を解除する(69)。
このとき、計算機10のアプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ、上位のストレージシステム200の仮想記憶領域211及び212に対してリードライト要求(アクセス要求)を発行することによって、下位のストレージシステム300の記憶領域301及び302にアクセスすることができる。このアクセスの手順については、後で詳細に説明する(図2A等参照)。
その後、仮想記憶領域211のデータの価値(すなわち、仮想記憶領域211に対応する記憶領域301に格納されたデータの価値)を評価する。具体的には、仮想記憶領域211のデータの価値が所定の閾値を超えた場合、DMプログラム555は、ストレージシステム200に、記憶領域201を作成して、仮想記憶領域211のデータを記憶領域201にコピーすることを指示する。その結果、記憶領域301のデータが記憶領域201に移行し、格納される。以後、アプリケーションプログラム15は、記憶領域201にリードライト要求を発行する。
本実施の形態では、データの価値として、種々の指標を評価することができる。例えば、データの価値として、仮想記憶領域211の利用頻度(すなわち、記憶領域301の利用頻度)を評価してもよい。利用頻度とは、例えば、計算機10が仮想記憶領域211に発行した単位時間当たりのアクセス要求の回数である。
以下の本実施の形態の説明は、データの価値として利用頻度を評価する例についてのものである。しかし、本実施の形態では、利用頻度以外の任意の指標、例えばデータアクセスパターンを評価してもよい。データアクセスパターンとは、計算機10が仮想記憶領域211に発行した単位時間当たりのライトアクセス要求の回数(ライトアクセス回数)及びリードアクセス要求の回数(リードアクセス回数)である。
この場合、ライトアクセス回数及びリードアクセス回数のそれぞれについて閾値が設定されてもよいし、それらの閾値が異なっていてもよい。例えば、ライトアクセス回数及びリードアクセス回数をそれぞれ異なる閾値と比較し、両方のアクセス回数が閾値を超えた場合に、仮想記憶領域211のデータを記憶領域201にコピーすることを指示してもよい。あるいは、ライトアクセス回数又はリードアクセス回数の少なくとも一方が閾値を超えた場合に、仮想記憶領域211のデータを記憶領域201にコピーすることを指示してもよい。これらは、以下の説明においても同様である。
以上のように処理することによって、記憶領域101等から記憶領域301等へのデータの移行を、計算機10からの要求の受付を中断することなく実行することができる。さらに、利用頻度の高い記憶領域のデータのみが上位のストレージシステム200にコピーされるため、コストの増加を抑えながら、高速な処理を実現することができる。
図1Bから図1Dは、図1Aに示す実施の形態の変形例である。以下において、図1Aと同様の部分については説明を省略する。
図1Bの例において、ストレージシステム100は、FCスイッチを介して、計算機10及びストレージシステム200と接続される。ストレージシステム200は、FCスイッチを介して、計算機10及びストレージシステム300と接続される。ストレージシステム300は、FCスイッチを介して、ストレージシステム200と接続される。
図1Bの例では、ストレージシステム200に記憶領域201及び202が作成される。その結果、ストレージシステム100は、記憶領域201及び202をディスカバリする(61)。
仮想記憶領域111及び112は、それぞれ、記憶領域201及び202と対応付けられる(62)。パス情報51には、第2のパスとして記憶領域201及び202が登録される(65)。
記憶領域101及び102のデータは、仮想記憶領域111及び112にコピーされた結果、それぞれ、記憶領域201及び202に格納される(66)。パスが切り替えられた後(67)、アプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ、記憶領域201及び202にリードライト要求を発行する。
その後、例えば、記憶領域202の利用頻度が所定の閾値を下回った場合、DMプログラム555は、ストレージシステム300に、記憶領域301を作成することを指示する。さらに、DMプログラム555は、ストレージシステム200に、記憶領域301に対応する仮想記憶領域212を作成し、記憶領域202のデータを仮想記憶領域212にコピーすることを指示する。その結果、記憶領域202のデータが記憶領域302に格納される。以後、アプリケーションプログラム15は、仮想記憶領域212にリードライト要求を発行することによって、記憶領域302のデータにアクセスする。
なお、図1Bの例では、上位のストレージシステム200の記憶領域202の利用頻度を評価して、その記憶領域202のデータを下位のストレージシステム300に移行するか否かを決定する。しかし、一般には、図1Aの場合と同様、記憶領域202等に格納されたデータの価値を評価して、データを移行するか否かを決定してもよい。具体的には、データの価値が所定の閾値を下回る場合に、そのデータを下位のストレージシステム300に移行することを決定してもよい。データの価値とは、図1Aの場合と同様、データアクセスパターンであってもよい。これは、以下の説明においても同様である。
図1Cの例において、ストレージシステム100は、FCスイッチを介して、計算機10、ストレージシステム200及びストレージシステム300と接続される。ストレージシステム300は、FCスイッチを介して、ストレージシステム100及びストレージシステム200と接続される。ストレージシステム200は、FCスイッチを介して、計算機10、ストレージシステム100及びストレージシステム300と接続される。
図1Cの例では、ストレージシステム100は、記憶領域101、102、103及び104を備える。計算機10のアプリケーションプログラム15、16、17及び18は、それぞれ、記憶領域101、102、103及び104を利用する。
この例において、記憶領域101に格納されたデータは、計算機システムの運用に必要なデータである。計算機システムの運用に必要なデータとは、顧客が運用するシステムが最低限必要とするデータである。例えば、ショッピングシステムの場合、顧客データが計算機システムの運用に必要なデータに該当し、バックアップデータは該当しない。
例えば、管理計算機500、計算機10又はストレージシステム100等が、各記憶領域101等に格納されたデータが計算機システムの運用に必要であるか否かを示す情報(図示省略)を保持してもよい。あるいは、管理計算機500、計算機10又はストレージシステム100等が、各記憶領域101等に格納されたデータの種類を示す情報(図示省略)を保持してもよい。これらの情報は、例えば、システム管理者によって設定されてもよい。DMプログラム555は、これらの情報を参照して、各記憶領域101等に格納されたデータが計算機システムの運用に必要であるか否かを判定する。
図1Cの例では、記憶領域101のデータが計算機システムの運用に必要であるため、そのデータが先に新しい上位のストレージシステム200に移行される。その後、システムを運用しながら、記憶領域102、103及び104のデータが新しい下位のストレージシステム300に移行される。
最初に、ストレージシステム100がストレージシステム200の記憶領域201をディスカバリする(61)。
仮想記憶領域111は、記憶領域201と対応付けられる(62)。パス情報51には、第2のパスとして記憶領域201が登録される(65)。
記憶領域101のデータは、仮想記憶領域111にコピーされた結果、記憶領域201に格納される(66)。
コピーが完了すると、DMプログラム555は、計算機10のパス切替プログラム50にパスの切り替えを指示する。パス切替プログラム50は、パス情報51を設定し、アプリケーションプログラム15からの要求が記憶領域201に発行されるように切り替える(67)。すなわち、計算機10と記憶領域101との間との間に設定されていたパスが解除される。そして、新たに、計算機10と記憶領域201との間にパスが設定される。
パスが切り替えられた後、アプリケーションプログラム15は、記憶領域201にリードライト要求を発行する。すなわち、パスが切り替えられた後、計算機10は、システムの運用に必要なデータが格納された記憶領域201にアクセスすることによってシステムの運用を継続することができる。そして、システムを運用しながら、他の記憶領域102等のデータが移行される。次に、記憶領域102等のデータの移行の手順を説明する。
ストレージシステム100は、ストレージシステム300の記憶領域302、303及び304をディスカバリする(61)。
仮想記憶領域112、113及び114は、それぞれ、記憶領域302、303及び304と対応付けられる(62)。さらに、ストレージシステム200に、記憶領域302、303及び304に対応する仮想記憶領域212、213及び214が作成される。パス情報51には、第2のパスとして仮想記憶領域212、213及び214が登録される(65)。
記憶領域102、103及び104のデータは、仮想記憶領域112、113及び114にコピーされた結果、ぞれぞれ、記憶領域302、303及び304に格納される(66)。パスが切り替えられた後(67)、アプリケーションプログラム16、17及び18は、それぞれ、仮想記憶領域212、213及び214に対してリードライト要求を発行することによって、記憶領域302、303及び304にアクセスすることができる。
その後、例えば、記憶領域302の利用頻度が所定の閾値を超えた場合、ストレージシステム200に記憶領域202が作成され、仮想記憶領域212のデータが記憶領域202にコピーされる。その結果、記憶領域302のデータが記憶領域202に格納される。以後、アプリケーションプログラム16は、記憶領域202にリードライト要求を発行する。
図1Dの例において、ストレージシステム100は、FCスイッチを介して、計算機10、ストレージシステム200及びストレージシステム300と接続される。ストレージシステム200は、FCスイッチを介して、計算機10、ストレージシステム100及びストレージシステム300と接続される。ストレージシステム300は、FCスイッチを介して、ストレージシステム100及びストレージシステム200と接続される。
図1Dの例では、記憶領域104に格納されたデータが、計算機システムの運用に必要なデータである。このため、記憶領域104のデータが先に新しい下位のストレージシステム300に移行される。その後、システムを運用しながら、記憶領域101、102及び103のデータが新しい上位のストレージシステム200に移行される。
最初に、ストレージシステム100がストレージシステム300の記憶領域304をディスカバリする(61)。
仮想記憶領域114は、記憶領域304と対応付けられる(62)。さらに、ストレージシステム200に、記憶領域304に対応する仮想記憶領域214が作成される。パス情報51には、第2のパスとして記憶領域214が登録される(65)。
記憶領域104のデータは、仮想記憶領域114にコピーされた結果、記憶領域304に格納される(66)。パスが切り替えられた後(67)、アプリケーションプログラム18は、仮想記憶領域214にリードライト要求を発行することによって、記憶領域304にアクセスすることができる。
次に、ストレージシステム100がストレージシステム200の記憶領域201、202及び203をディスカバリする(61)。
仮想記憶領域111、112及び113は、それぞれ、記憶領域201、202及び203と対応付けられる(62)。パス情報51には、第2のパスとして記憶領域201、202及び203が登録される(65)。
記憶領域101、102及び103のデータは、仮想記憶領域111、112及び113にコピーされた結果、ぞれぞれ、記憶領域201、202及び203に格納される(66)。パスが切り替えられた後(67)、アプリケーションプログラム16、17及び18は、それぞれ、記憶領域201、202及び203に対してリードライト要求を発行する。
その後、例えば、記憶領域203の利用頻度が所定の閾値を下回った場合、ストレージシステム300に記憶領域303が作成される。さらに、ストレージシステム200に、記憶領域303に対応する仮想記憶領域213が作成され、記憶領域203のデータが仮想記憶領域213にコピーされる。その結果、記憶領域203のデータが記憶領域303に格納される。以後、アプリケーションプログラム17は、仮想記憶領域213にリードライト要求を発行することによって、記憶領域303にアクセスすることができる。
次に、本実施の形態の計算機システムのハードウエア構成について説明する。
図2Aは、第1の実施の形態の計算機システムのハードウエア構成及びデータ移行の手順の例を示すブロック図である。
なお、図1Aから図1Dにおいて既に説明した部分については、説明を省略する。
計算機10とストレージシステム100とは、ファイバチャネルによって接続される。具体的には、計算機10のファイバチャネルインタフェース(FCインタフェース)13が、ファイバチャネルスイッチ(FCスイッチ)20を介して、ストレージシステム100のFCインタフェース110と接続される。さらに、FCインタフェース13は、FCスイッチ30を介して、ストレージシステム200のFCインタフェース210と接続される。
一方、ストレージシステム100及びストレージシステム200は、FCスイッチ30を介して、ファイバチャネルによって接続される。同様にして、ストレージシステム200及びストレージシステム300は、FCスイッチ30を介して、ファイバチャネルによって接続される。本実施の形態のFCスイッチ20及び30は、計算機10及びストレージシステム100等を接続するネットワークを構成する。
本発明はネットワークの種類に限定されないため、ファイバチャネルに代えて、例えばインターネットプロトコルを用いるネットワークを用いても良い。
次に、計算機10について説明する。
計算機10は、CPU11、メモリ12、FCインタフェース13及び管理インタフェース19を備える。
CPU11は、メモリ12に格納されたプログラムを実行するプロセッサである。
メモリ12には、CPU11によって実行されるプログラム及びデータが格納される。図2Aのメモリ12には、アプリケーションプログラム15、パス切替プログラム50及びパス情報51が格納される。メモリ12には、さらに、アプリケーションプログラム16、アプリケーションプログラム17及びアプリケーションプログラム18が格納されてもよい(図1Aから図1D参照)。
アプリケーションプログラム15等は、ストレージシステムに対してデータのリードライト要求を発行することによって、データの処理を実行する。
パス切替プログラム50は、アプリケーションプログラム15等がどのストレージシステムのどの記憶領域にリードライト要求を発行するかを決定する。
パス情報51は、アプリケーションプログラム15等が発行するリードライト命令の発行先の記憶領域を設定するテーブルである(図3A等参照)。
FCインタフェース13は、FCスイッチ20及びFCスイッチ30を介して、ストレージシステム100及びストレージシステム200に接続される。計算機10は、FCインタフェース13を介して、各ストレージシステムとリードライト要求及びデータをやり取りする。
管理インタフェース19は、管理ネットワーク90を介して管理計算機500と接続される。
次に、ストレージシステム100について説明する。
図2Aのストレージシステム100は、FCインタフェース110、FCインタフェース115、データ転送モジュール120、キャッシュ121、CPU140、メモリ150、管理インタフェース190、記憶領域101及び仮想記憶領域111を備える。ストレージシステム100は、さらに、記憶領域102、記憶領域103、記憶領域104、仮想記憶領域112、仮想記憶領域113及び仮想記憶領域114を備えてもよい(図1Aから図1D参照)。
FCインタフェース110は、FCスイッチ20を介して計算機10と接続される。
FCインタフェース115は、FCスイッチ30を介して他のストレージシステム(図2Aの例では、ストレージシステム200又は300)と接続される。
データ転送モジュール120は、記憶領域101等及び仮想記憶領域111等とFCインタフェース110等との間のデータ転送を制御する。
キャッシュ121は、計算機10から受信したデータ及び記憶領域101等から読み出されたデータを一時的に格納する。
CPU140は、メモリ150に格納されたプログラムを実行することによって、計算機10から受け付けた要求の処理、データのコピー、及び、記憶領域101等の制御等を実行する。
メモリ150には、CPU140によって実行されるプログラム及びそれらのプログラムの実行のために必要なテーブルが格納される。具体的には、メモリ150には、記憶領域処理プログラム151、仮想記憶領域処理プログラム152、データコピー制御プログラム153、キャッシュ制御プログラム154及び管理テーブル155が格納される。これらのプログラムは、計算機10から受け付けたリードライト要求、又は、管理計算機500によって指示された記憶領域101等の制御を処理するために実行される(後述)。
管理テーブル155は、ストレージシステム100内で実行されるデータコピーを管理するために使用される。
管理インタフェース190は、管理ネットワーク90を介して管理計算機500に接続される。
記憶領域101は、計算機10が使用するデータを格納する領域である。例えば、ストレージシステム100は、一つ以上のハードディスクドライブ(図示省略)を備え、これらのハードディスクドライブ上に記憶領域101が設定されてもよい。計算機10は、一つの記憶領域101を一つの論理的なデバイスと認識する。
図2Aの計算機システムは、初期状態において、一つのストレージシステム100を備え、ストレージシステム100は、計算機10が使用する一つの記憶領域101等を備える。しかし、本発明は、任意の数の計算機が任意の数の記憶領域を使用する計算機システムにも適用することができる。
ストレージシステム200及び300の構成は、ストレージシステム100の構成と同様であるので、詳細な説明を省略する。
ストレージシステム200のFCインタフェース210、FCインタフェース215、データ転送モジュール220、キャッシュ221、CPU240、メモリ250及び管理インタフェース290は、それぞれ、FCインタフェース110、FCインタフェース115、データ制御モジュール120、キャッシュ121、CPU140、メモリ150及び管理インタフェース190と同様である。
図2Aのストレージシステム200は、記憶領域201及び仮想記憶領域211を備える。ストレージシステム200は、さらに、記憶領域202、記憶領域203、記憶領域204、仮想記憶領域212、仮想記憶領域213及び仮想記憶領域214を備えてもよい(図1Aから図1D参照)。
メモリ250は、管理テーブル255を格納する。これは、管理テーブル155と同様のテーブルである(後述)。メモリ250は、さらに、メモリ150と同様、記憶領域処理プログラム、仮想記憶領域処理プログラム、データコピー制御プログラム及びキャッシュ制御プログラムを格納する(図示省略)。
ストレージシステム300のFCインタフェース310、FCインタフェース315、データ転送モジュール320、キャッシュ321、CPU340、メモリ350及び管理インタフェース390は、それぞれ、FCインタフェース110、FCインタフェース115、データ転送モジュール120、キャッシュ121、CPU140、メモリ150及び管理インタフェース190と同様である。ただし、メモリ350は、メモリ150と同様の仮想記憶領域処理プログラム、データコピー制御プログラム及び管理テーブル等を格納しなくてもよい。
図2Aのストレージシステム300は、記憶領域301を備える。ストレージシステム300は、さらに、記憶領域302、記憶領域303及び記憶領域304を備えてもよい(図1Aから図1D参照)。
次に、管理計算機500について説明する。
管理計算機500は、CPU510、メモリ550及び管理インタフェース590を備える。
CPU510は、メモリ550に格納されたプログラムを実行する。
メモリ550には、CPU510によって実行されるプログラム及びそれらのプログラムの実行のために必要なテーブルが格納される。具体的には、メモリ550には、ストレージシステム検出プログラム551、データマイグレーションプログラム(DMプログラム)555及び管理テーブル556が格納される。
管理テーブル556は、ストレージシステム100等において実行されるデータ移行を管理するために使用される(図6A等参照)。
さらに、管理計算機500には、管理者に必要な情報を提示するためのディスプレイ580、管理者からの入力を受け付けるキーボード581及びマウス582が接続される。
次に、図2Aを参照して、データ移行の手順の一例を説明する。
図2Aにおいて、記憶領域301は、記憶領域101のデータの移行先である。そして、仮想記憶領域111は、記憶領域301と対応する。記憶領域101から仮想記憶領域111へのデータコピーが実行されると、記憶領域101のデータは、FCインタフェース115、FCスイッチ30及びFCインタフェース315(又はFCインタフェース310)を経由して、記憶領域301に格納される。
具体的には、記憶領域101に読み出し(リード)要求が発行され、データが順次読み出される。次に、読み出されたデータについて、仮想記憶領域111への書き込み要求が発行される。このとき、仮想記憶領域処理プログラム152は、仮想記憶領域111への書き込み要求を、仮想記憶領域111と対応する記憶領域301への書き込み要求に変換する。記憶領域301への書き込み要求は、ストレージシステム100のFCインタフェースからFCスイッチ30及びFCインタフェース315等を経由してストレージシステム300に発行される。その結果、記憶領域101から読み出されたデータは、記憶装置301に移行して、格納される。
図1Aにおける記憶領域101及び102から記憶領域301及び302へのデータ移行、図1Cにおける記憶領域102、103及び104から記憶領域302、303及び304へのデータ移行、並びに、図1Dにおける記憶領域104から記憶領域304へのデータ移行は、上記と同様の手順によって実行される。
このデータの移行が終了すると、仮想記憶領域111と記憶領域301との間の対応関係が解除される。そして、新たに仮想記憶領域211と記憶領域301とが対応付けられる。以後、計算機10は、FCインタフェース13、FCスイッチ30及びFCインタフェース210を介して仮想記憶領域211にリードライト要求を発行することによって、記憶領域301のデータにアクセスすることができる。
具体的には、例えば計算機10から仮想記憶領域211への読み出し要求が発行された場合、その読み出し要求は仮想記憶領域処理プログラムによって記憶領域301への読み出し要求に変換される。そして、変換された読み出し要求がストレージシステム300に発行される。仮想記憶領域処理プログラムは、ストレージシステム300からの応答を計算機10への応答に変換する。変換された応答は、計算機10に送信される。同様にして、仮想記憶領域211への書き込み要求は、記憶領域301への書き込み要求に変換される。
図1Aから図1Dにおいて計算機10から仮想記憶領域211、212、213又は214に発行されたリードライト要求は、上記と同様の手順で処理される。
その後、例えば、記憶領域301の利用頻度が所定の閾値を超えた場合、仮想記憶領域211から記憶領域201へのデータコピーが実行される。その結果、記憶領域301のデータがFCインタフェース315、FCスイッチ30及びFCインタフェース215を経由して、記憶領域201に格納される。
具体的には、仮想記憶領域211に読み出し要求が発行され、データが順次読み出される。このとき、仮想記憶領域処理プログラムは、仮想記憶領域211への読み出し要求を、仮想記憶領域211と対応する記憶領域301への読み出し要求に変換する。記憶領域301への読み出し要求は、ストレージシステム300に発行される。次に、読み出されたデータについて、記憶領域201への書き込み要求が発行される。その結果、記憶領域301から読み出されたデータは、記憶装置201に移行して、格納される。
図1Aにおける記憶領域301から記憶領域201へのデータ移行、並びに、図1Cにおける記憶領域302から記憶領域202へのデータ移行は、上記と同様の手順によって実行される。
このデータの移行が終了すると、仮想記憶領域211と記憶領域201との間の対応関係が解除される。以後、計算機10は、FCインタフェース13、FCスイッチ30及びFCインタフェース210を介して記憶領域201にリードライト要求を発行することができる。
図2Bは、第1の実施の形態のデータ移行の手順の別の例を示すブロック図である。
図2Bのハードウエア構成は、図2Aと同様であるため、説明を省略する。また、データ移行の手順のうち、図2Aと同様の部分については、詳細な説明を省略する。
図2Bにおいて、記憶領域201は、記憶領域101のデータの移行先である。そして、仮想記憶領域111は、記憶領域201と対応する。記憶領域101から仮想記憶領域111へのデータコピーが実行されると、記憶領域101のデータは、FCインタフェース115、FCスイッチ30及びFCインタフェース215を経由して、記憶領域201に格納される。
図1Bにおける記憶領域101及び102から記憶領域201及び202へのデータ移行、図1Cにおける記憶領域101から記憶領域201へのデータ移行、並びに、図1Dにおける記憶領域101、102及び103から記憶領域201、202及び203へのデータ移行は、上記と同様の手順によって実行される。
このデータの移行が終了すると、仮想記憶領域111と記憶領域201との間の対応関係が解除される。以後、計算機10は、FCインタフェース13、FCスイッチ30及びFCインタフェース210を介して記憶領域201にリードライト要求を発行することができる。
その後、例えば、記憶領域201の利用頻度が所定の閾値を超えた場合、仮想記憶領域211と記憶領域301とが対応付けられ、記憶領域201から仮想記憶領域211へのデータコピーが実行される。その結果、記憶領域201のデータがFCインタフェース215、FCスイッチ30及びFCインタフェース315を経由して、記憶領域301に格納される。
図1Bにおける記憶領域202から記憶領域302へのデータ移行、並びに、図1Dにおける記憶領域203から記憶領域303へのデータ移行は、上記と同様の手順によって実行される。
以後、計算機10は、FCインタフェース13、FCスイッチ30及びFCインタフェース210を介して仮想記憶領域211にリードライト要求を発行することによって、記憶領域301のデータにアクセスすることができる。
なお、上記図1Aから図2Bにおいて、ストレージシステム100からストレージシステム200及びストレージシステム300へのデータ移行は、仮想記憶領域を利用したデータコピーによって実行される。しかし、これらのデータ移行は、他の方法(例えば、リモートコピー)によって実行されてもよい。
次に、パス情報51について説明する。
図3Aから図3Lは、第1の実施の形態のパス情報51の説明図である。
最初に、図3Aから図3Cについて説明する。図3Aから図3Cは、図1Aの各時点におけるパス情報51を示す。
本実施の形態のパス情報51は、アプリケーションプログラム番号511及び接続先記憶領域番号512からなる。
アプリケーションプログラム番号511は、パス情報51によってリードライト命令の発行先が設定されるアプリケーションプログラムの番号である。図3Aの例では、アプリケーションプログラム15及び16のリードライト命令の発行先が設定される。
接続先記憶領域番号512は、設定されるパスの接続先の記憶領域の番号(識別子)である。接続先記憶領域番号512は、第1のパスの接続先記憶領域番号、第2のパスの接続先記憶領域番号、同様にして、第nのパスまでの接続先記憶領域番号を含む(nは自然数)。ここで、第1のパスは、現時点で設定されているパスを示し、第2のパスは、次に第1のパスとして設定されるべきパスを示す。同様にして、第nのパスは、次に第n−1のパスとして設定されるべきパスを示す。
なお、以下の説明において、図中の記憶領域に付された番号(101等)が記憶領域番号である。例えば、記憶領域101の記憶領域番号は「101」、仮想記憶領域111の記憶領域番号は「111」である。
図3Aでは、アプリケーションプログラム15及び16に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「101」及び「102」が登録されている。この場合、アプリケーションプログラム15及び16について設定されているパスの接続先は、それぞれ、記憶領域101及び102である。すなわち、この時点でアプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ記憶領域101及び102にリードライト要求を発行する。
一方、アプリケーションプログラム15及び16に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「211」及び「212」が登録されている。これらは、図1Aのステップ65において登録される。これらは、次にアプリケーションプログラム15及び16について設定されるべきパスの接続先が、それぞれ、仮想記憶領域211及び212であることを意味する。すなわち、DMプログラム555がパス切替プログラム50にパスの切り替えを指示したとき(図1Aのステップ67)、パス切替プログラム50は、第2のパスの接続先記憶領域番号512として登録されている内容を、第1のパスの接続先記憶領域番号512に登録する(図3B参照)。
その結果、アプリケーションプログラム15に関するパスの接続先は、記憶領域101から仮想記憶領域211に切り替えられる。また、アプリケーションプログラム16に関するパスの接続先は、記憶領域102から仮想記憶領域212に切り替えられる。
図3Bは、図1Aのステップ67においてパスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Bでは、図3Aにおいて第2のパスとして設定されていた仮想記憶領域211及び212が第1のパスとして設定されている。このとき、アプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ、仮想記憶領域211及び212にリードライト要求を発行する。さらに、図3Bでは、アプリケーション15に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、「201」が登録されている。これは、図1Aにおいて、記憶領域301の利用頻度が所定の閾値を超え、記憶領域301のデータが記憶領域201に移行されることが決定したときに登録される。
図3Cは、記憶領域301から記憶領域201へのデータの移行が終了し、パスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Cでは、アプリケーションプログラム15に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、「201」が登録されている。このとき、アプリケーションプログラム15は、記憶領域201にリードライト要求を発行する。一方、アプリケーションプログラム16に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512は、図3Bと同じ「212」である。
次に、図3Dから図3Fについて説明する。図3Dから図3Fは、図1Bの各時点におけるパス情報51を示す。以下において、図3Aから図3Cと同様の部分については、説明を省略する。
図3Dでは、アプリケーションプログラム15及び16に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「101」及び「102」が登録されている。
一方、アプリケーションプログラム15及び16に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「201」及び「202」が登録されている。これらは、図1Bのステップ65において登録される。これらは、次にアプリケーションプログラム15及び16について設定されるべきパスの接続先が、それぞれ、記憶領域201及び202であることを意味する。すなわち、図1Bのステップ67において、アプリケーションプログラム15に関するパスの接続先は、記憶領域101から記憶領域201に切り替えられる。また、アプリケーションプログラム16に関するパスの接続先は、記憶領域102から仮想記憶領域202に切り替えられる。
図3Eは、図1Bのステップ67においてパスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Eでは、図3Dにおいて第2のパスとして設定されていた記憶領域201及び202が第1のパスとして設定されている。このとき、アプリケーションプログラム15及び16は、それぞれ、記憶領域201及び202にリードライト要求を発行する。さらに、図3Eでは、アプリケーション16に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、「212」が登録されている。これは、図1Bにおいて、記憶領域202の利用頻度が所定の閾値を下回り、記憶領域202のデータが記憶領域302に移行されることが決定したときに登録される。
図3Fは、記憶領域202から記憶領域302へのデータの移行が終了し、パスが切り替えられた後のパス情報51を示す。なお、図1Bに示すように、記憶領域202から記憶領域302へのデータ移行は、記憶領域202から、記憶領域302に対応する仮想記憶領域212へデータをコピーすることによって実行される。
図3Fでは、アプリケーションプログラム16に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、「212」が登録されている。このとき、アプリケーションプログラム15は、記憶領域302に対応する仮想記憶領域212にリードライト要求を発行する。一方、アプリケーションプログラム15に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512は、図3Eと同じ「201」である。
次に、図3Gから図3Iについて説明する。図3Gから図3Iは、図1Cの各時点におけるパス情報51を示す。
図3Gでは、アプリケーションプログラム15、16、17及び18に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「101」、「102」、「103」及び「104」が登録されている。この時点で、アプリケーションプログラム15、16、17及び18は、それぞれ記憶領域101、102、103及び104にリードライト要求を発行する。
一方、アプリケーションプログラム15、16、17及び18に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「201」、「212」、「213」及び「214」が登録されている。これらは、図1Cのステップ65において登録される。これらは、次にアプリケーションプログラム15、16、17及び18について設定されるべきパスの接続先が、それぞれ、記憶領域201、仮想記憶領域212、213及び214であることを意味する。
図3Hは、図1Cのステップ67においてパスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Hでは、図3Gにおいて第2のパスとして設定されていた記憶領域201、仮想記憶領域212、213及び214が第1のパスとして設定されている。このとき、アプリケーションプログラム15、16、17及び18は、それぞれ、記憶領域201、仮想記憶領域212、213及び214にリードライト要求を発行する。さらに、図3Hでは、アプリケーション16に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、「202」が登録されている。これは、図1Cにおいて、記憶領域302の利用頻度が所定の閾値を超え、記憶領域302のデータが記憶領域202に移行されることが決定したときに登録される。
図3Iは、記憶領域302から記憶領域202へのデータの移行が終了し、パスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Iでは、アプリケーションプログラム16に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、「202」が登録されている。このとき、アプリケーションプログラム15は、記憶領域202にリードライト要求を発行する。一方、アプリケーションプログラム15、17及び18に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512は、それぞれ、図3Hと同じ「201」、「213」及び「214」である。
次に、図3Jから図3Lについて説明する。図3Jから図3Lは、図1Dの各時点におけるパス情報51を示す。
図3Jでは、アプリケーションプログラム15、16、17及び18に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「101」、「102」、「103」及び「104」が登録されている。
一方、アプリケーションプログラム15、16、17及び18に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、それぞれ、「201」、「202」、「203」及び「214」が登録されている。これらは、図1Dのステップ65において登録される。これらは、次にアプリケーションプログラム15、16、17及び18について設定されるべきパスの接続先が、それぞれ、記憶領域201、202、203及び仮想記憶領域214であることを意味する。
図3Kは、図1Dのステップ67においてパスが切り替えられた後のパス情報51を示す。
図3Kでは、図3Jにおいて第2のパスとして設定されていた記憶領域201、202、203及び仮想記憶領域214が第1のパスとして設定されている。このとき、アプリケーションプログラム15、16、17及び18は、それぞれ、記憶領域201、202、203及び仮想記憶領域214にリードライト要求を発行する。さらに、図3Kでは、アプリケーション17に対応する第2のパスの接続先記憶領域番号512として、「213」が登録されている。これは、図1Dにおいて、記憶領域203の利用頻度が所定の閾値を下回り、記憶領域203のデータが記憶領域303に移行されることが決定したときに登録される。
図3Lは、記憶領域203から記憶領域303へのデータの移行が終了し、パスが切り替えられた後のパス情報51を示す。なお、図1Dに示すように、記憶領域203から記憶領域303へのデータ移行は、記憶領域203から、記憶領域303に対応する仮想記憶領域213へデータをコピーすることによって実行される。
図3Lでは、アプリケーションプログラム17に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512として、「213」が登録されている。このとき、アプリケーションプログラム15は、記憶領域303に対応する仮想記憶領域213にリードライト要求を発行する。一方、アプリケーションプログラム15、16及び18に対応する第1のパスの接続先記憶領域番号512は、それぞれ、図3Kと同じ「201」、「202」及び「214」である。
次に、記憶領域一覧について説明する。
図4A及び図4Bは、第1の実施の形態の記憶領域一覧の説明図である。
記憶領域一覧は、ストレージシステム100の記憶領域処理プログラム151、ストレージシステム200の記憶領域処理プログラム(図示省略)、又は、ストレージシステム200の記憶領域処理プログラム(図示省略)が、管理計算機500からの要求を受けたときに作成し、管理計算機500に応答する情報である(後述)。
記憶領域一覧は、作成された時点のストレージシステム100等に設定されている記憶領域101等に関する情報を含む。本実施の形態の記憶領域一覧は、記憶領域番号1561及び容量1562からなる。
図4Aは、例として、図1A又は図1Bのストレージシステム100の記憶領域処理プログラム151が応答する記憶領域一覧を示す。図4Aの例では、記憶領域番号1561として「101」及び「102」が登録されている。また、各記憶領域番号1561に対応する容量1562として「100GB」が登録されている。これは、ストレージシステム100に記憶領域101及び102が設定され、それらの容量がいずれも100GB(ギガバイト)であることを示す。
図4Bは、例として、図1C又は図1Dのストレージシステム100の記憶領域処理プログラム151が応答する記憶領域一覧を示す。図4Bの例では、記憶領域番号1561として「101」、「102」、「103」及び「104」が登録されている。また、各記憶領域番号1561に対応する容量1562として「100GB」が登録されている。これは、ストレージシステム100に記憶領域101、102、103及び104が設定され、それらの容量がいずれも100GBであることを示す。
次に、管理テーブル556について説明する。
図5Aから図5Pは、第1の実施の形態の管理計算機500に格納される管理テーブル556の説明図である。
最初に、図5Aから図5Dについて説明する。図5Aから図5Dは、図1Aの各時点における管理テーブル556を示す。
管理テーブル556は、本実施の形態の計算機システム内で実行されるデータ移行を管理するテーブルである。管理テーブル556は、データ移行元記憶領域番号5561、仮想記憶領域番号5562及びデータ移行先記憶領域番号5563からなる。これらのフィールドには、いずれかの記憶領域又は仮想記憶領域を識別する記憶領域番号(識別子)が登録される。
図5Aでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」及び「102」が登録され、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「301」及び「302」が登録されている。これは、記憶領域101及び102のデータが、それぞれ、記憶領域301及び302に移行されるように設定されていることを示す。
図5Bでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」及び「102」、これらに対応する仮想記憶領域番号5562として「111」及び「112」、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「301」及び「302」が登録されている。これは、記憶領域301及び302に対応する仮想記憶領域111及び112が設定され、記憶領域101及び102のデータが、それぞれ、仮想記憶領域111及び112にコピーされることによって、そのデータが記憶領域301及び302に移行されることを示す。
図5Cでは、データ移行元記憶領域番号5561として「301」が登録され、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「201」が登録されている。これは、記憶領域301のデータが記憶領域201に移行されるように設定されていることを示す。
図5Dでは、データ移行元記憶領域番号5561として「301」、これに対応する仮想記憶領域番号5562として「211」、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「201」が登録されている。これは、記憶領域301に対応する仮想記憶領域211が設定され、仮想記憶領域211のデータが記憶領域201にコピーされることによって、記憶領域301のデータが記憶領域201に移行されることを示す。
次に、図5Eから図5Hについて説明する。図5Eから図5Hは、図1Bの各時点における管理テーブル556を示す。以下において、図5Aから図5Dと同様の部分については、説明を省略する。
図5Eでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」及び「102」が登録され、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「201」及び「202」が登録されている。これは、記憶領域101及び102のデータが、それぞれ、記憶領域201及び202に移行されるように設定されていることを示す。
図5Fでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」及び「102」、これらに対応する仮想記憶領域番号5562として「111」及び「112」、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「201」及び「202」が登録されている。これは、記憶領域201及び202に対応する仮想記憶領域111及び112が設定され、記憶領域101及び102のデータが、それぞれ、仮想記憶領域111及び112にコピーされることによって、そのデータが記憶領域201及び202に移行されることを示す。
図5Gでは、データ移行元記憶領域番号5561として「202」が登録され、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「302」が登録されている。これは、記憶領域202のデータが記憶領域302に移行されるように設定されていることを示す。
図5Hでは、データ移行元記憶領域番号5561として「202」、これに対応する仮想記憶領域番号5562として「212」、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「302」が登録されている。これは、記憶領域302に対応する仮想記憶領域212が設定され、記憶領域202のデータが仮想記憶領域212にコピーされることによって、そのデータが記憶領域302に移行されることを示す。
次に、図5Iから図5Lについて説明する。図5Iから図5Lは、図1Cの各時点における管理テーブル556を示す。
図5Iでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」、「102」、「103」及び「104」が登録され、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「201」、「302」、「303」及び「304」が登録されている。これは、記憶領域101、102、103及び104のデータが、それぞれ、記憶領域201、302、303及び304に移行されるように設定されていることを示す。
図5Jでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」、「102」、「103」及び「104」、これらに対応する仮想記憶領域番号5562として「111」、「112」、「113」及び「114」、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「201」、「302」、「303」及び「304」が登録されている。これは、記憶領域201、302、303及び304に対応する仮想記憶領域111、112、113及び114が設定され、記憶領域101、102、103及び104のデータが、それぞれ、仮想記憶領域111、112、113及び114にコピーされることによって、そのデータが記憶領域201、302、303及び304に移行されることを示す。
図5Kでは、データ移行元記憶領域番号5561として「302」が登録され、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「202」が登録されている。これは、記憶領域302のデータが記憶領域202に移行されるように設定されていることを示す。
図5Lでは、データ移行元記憶領域番号5561として「302」、これに対応する仮想記憶領域番号5562として「212」、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「202」が登録されている。これは、記憶領域302に対応する仮想記憶領域212が設定され、仮想記憶領域212のデータが記憶領域202にコピーされることによって、記憶領域302のデータが記憶領域202に移行されることを示す。
次に、図5Mから図5Pについて説明する。図5Mから図5Pは、図1Dの各時点における管理テーブル556を示す。
図5Mでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」、「102」、「103」及び「104」が登録され、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「201」、「202」、「203」及び「304」が登録されている。これは、記憶領域101、102、103及び104のデータが、それぞれ、記憶領域201、202、203及び304に移行されるように設定されていることを示す。
図5Nでは、データ移行元記憶領域番号5561として「101」、「102」、「103」及び「104」、これらに対応する仮想記憶領域番号5562として「111」、「112」、「113」及び「114」、これらに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「201」、「202」、「203」及び「304」が登録されている。これは、記憶領域201、202、203及び304に対応する仮想記憶領域111、112、113及び114が設定され、記憶領域101、102、103及び104のデータが、それぞれ、仮想記憶領域111、112、113及び114にコピーされることによって、そのデータが記憶領域201、202、203及び304に移行されることを示す。
図5Oでは、データ移行元記憶領域番号5561として「203」が登録され、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として、「303」が登録されている。これは、記憶領域203のデータが記憶領域303に移行されるように設定されていることを示す。
図5Pでは、データ移行元記憶領域番号5561として「203」、これに対応する仮想記憶領域番号5562として「213」、これに対応するデータ移行先記憶領域番号5563として「303」が登録されている。これは、記憶領域303に対応する仮想記憶領域213が設定され、記憶領域203のデータが仮想記憶領域213にコピーされることによって、記憶領域203のデータが記憶領域303に移行されることを示す。
次に、管理テーブル155について説明する。
図6Aから図6Pは、第1の実施の形態のストレージシステム100に格納される管理テーブル155及びストレージシステム200に格納される管理テーブル255の説明図である。
最初に、図6A及び図6Bについて説明する。これらは、図1Aの各時点における管理テーブル155を示す。
管理テーブル155等は、ストレージシステム100等に存在する記憶領域のペアの状態を管理するテーブルである。
管理テーブル155及び255は、コピー元記憶領域番号1551、コピー先記憶領域番号1552及び状態1553からなる。
コピー元記憶領域番号1551及びコピー先記憶領域番号1552には、それぞれ、実行されるデータコピーのコピー元及びコピー先の記憶領域(又は仮想記憶領域)の番号(識別子)が登録される。
図6Aでは、コピー元記憶領域番号1551として「101」及び「102」が登録されている。さらに、これらに対応するコピー先記憶領域番号1552として、それぞれ、「111」及び「112」が登録されている。これは、記憶領域101及び102が、それぞれ、仮想記憶領域111及び112とペアを形成していることを示す。これらのペアにおいて、記憶領域101及び102がコピー元、仮想記憶領域111及び112がコピー先である。
状態1553は、ペアの状態を示す。図6Aでは、いずれのペアについても、状態1553として「ペア」が登録されている。これは、コピー先の記憶領域に、その記憶領域が属するペアのコピー元の記憶領域と同一のデータが格納されていることを示す。コピー元とコピー先のデータが異なる場合、コピー元のデータがコピー先にコピーされる。その結果、コピー先の記憶領域にコピー元の記憶領域と同一のデータが格納される。図6Aの場合、仮想記憶領域111(すなわち、記憶領域301)に記憶領域101と同一のデータが格納され、仮想記憶領域112(すなわち、記憶領域302)に記憶領域102と同一のデータが格納されている。
図6Bにおいて、コピー元記憶領域番号1551及びコピー先記憶領域番号1552は、図6Aと同一である。一方、いずれのペアについても、状態1553として「コピー中」が登録されている。これは、コピー元の記憶領域からコピー先の記憶領域へのデータのコピーが実行されていることを示す。図6Bの場合、記憶領域101及び102から、それぞれ、仮想記憶領域111及び112へのデータのコピーが実行されている。
次に、図6C及び図6Dについて説明する。これらは、図1Aの各時点における管理テーブル255を示す。以下において、図6A及び図6Bと同様の部分については、説明を省略する。
図6C及び図6Dでは、コピー元記憶領域番号1551として「211」が登録され、これに対応するコピー先記憶領域番号1552として「201」が登録されている。これは、仮想記憶領域211が、記憶領域201とペアを形成していることを示す。このペアにおいて、仮想記憶領域211がコピー元、記憶領域201がコピー先である。
図6Cでは、状態1553として「ペア」が登録されている。この場合、記憶領域201に仮想記憶領域211(すなわち、記憶領域301)と同一のデータが格納されている。
一方、図6Dでは、状態1553として「コピー中」が登録されている。この場合、仮想記憶領域211から記憶領域201へのデータのコピーが実行されている。
図6E及び図6Fは、図1Bの各時点における管理テーブル155を示す。これらは、図6A及び図6Bと同一であるため、説明を省略する。ただし、図6E及び図6Fにおいて、仮想記憶領域111及び112は、それぞれ、記憶領域201及び202と対応する(図2B参照)。
次に、図6G及び図6Hについて説明する。これらは、図1Bの各時点における管理テーブル255を示す。
図6G及び図6Hでは、コピー元記憶領域番号1551として「202」が登録され、これに対応するコピー先記憶領域番号1552として「212」が登録されている。これは、記憶領域202が、仮想記憶領域212とペアを形成していることを示す。このペアにおいて、記憶領域202がコピー元、仮想記憶領域212がコピー先である。
図6Gでは、状態1553として「ペア」が登録されている。この場合、仮想記憶領域212(すなわち、記憶領域302)に記憶領域202と同一のデータが格納されている。
一方、図6Hでは、状態1553として「コピー中」が登録されている。この場合、記憶領域202から仮想記憶領域212へのデータのコピーが実行されている。
次に、図6I及び図6Jについて説明する。これらは、図1Cの各時点における管理テーブル155を示す。
図6I及び図6Jでは、コピー元記憶領域番号1551として「101」、「102」、「103」及び「104」が登録され、これらに対応するコピー先記憶領域番号1552として「111」、「112」、「113」及び「114」が登録されている。これは、記憶領域101、102、103及び104が、それぞれ、仮想記憶領域111、112、113及び114とペアを形成していることを示す。これらのペアにおいて、記憶領域101、102、103及び104がコピー元、仮想記憶領域111、112、113及び114がコピー先である。
図6Iでは、いずれのペアについても、状態1553として「ペア」が登録されている。この場合、いずれのペアについても、コピー先の記憶領域にコピー元の記憶領域と同一のデータが格納されている。例えば、仮想記憶領域111(すなわち、記憶領域201)には、記憶領域101と同一のデータが格納されている。
一方、図6Jでは、いずれのペアについても、状態1553として「コピー中」が登録されている。この場合、記憶領域101、102、103及び104から、仮想記憶領域111、112、113及び114へのデータのコピーが実行されている。
次に、図6K及び図6Lについて説明する。これらは、図1Cの各時点における管理テーブル255を示す。
図6K及び図6Lでは、コピー元記憶領域番号1551として「212」が登録され、これに対応するコピー先記憶領域番号1552として「202」が登録されている。これは、仮想記憶領域212が、記憶領域202とペアを形成していることを示す。このペアにおいて、仮想記憶領域212がコピー元、記憶領域202がコピー先である。
図6Kでは、状態1553として「ペア」が登録されている。この場合、記憶領域202に仮想記憶領域212(すなわち、記憶領域302)と同一のデータが格納されている。
一方、図6Lでは、状態1553として「コピー中」が登録されている。この場合、仮想記憶領域212から記憶領域202へのデータのコピーが実行されている。
図6M及び図6Nは、図1Dの各時点における管理テーブル155を示す。これらは、図6I及び図6Jと同一であるため、説明を省略する。
次に、図6O及び図6Pについて説明する。これらは、図1Dの各時点における管理テーブル255を示す。
図6O及び図6Pでは、コピー元記憶領域番号1551として「203」が登録され、これに対応するコピー先記憶領域番号1552として「213」が登録されている。これは、記憶領域203が、仮想記憶領域213とペアを形成していることを示す。このペアにおいて、記憶領域203がコピー元、仮想記憶領域213がコピー先である。
図6Oでは、状態1553として「ペア」が登録されている。この場合、仮想記憶領域213(すなわち、記憶領域303)に記憶領域203と同一のデータが格納されている。
一方、図6Pでは、状態1553として「コピー中」が登録されている。この場合、記憶領域203から仮想記憶領域213へのデータのコピーが実行されている。
次に、確認画面について説明する。
図7Aから図7Cは、第1の実施の形態のディスプレイ580に表示される確認画面の説明図である。
図7Aに示す確認画面401は、ストレージシステム100の装置寿命が近づき、新しいストレージ装置200等が計算機システムに追加され、管理計算機500が追加されたストレージシステム200等を検出したときに、ディスプレイ580に表示される。
確認画面401は、新ストレージシステム表示部4011、旧ストレージシステム表示部4012、実行ボタン4013及び取り消しボタン4014からなる。
新ストレージシステム表示部4011には、ディスカバリの指示(61)に従って発見された新しいストレージシステムを示す情報が表示される。
一方、旧ストレージシステム表示部4012には、装置寿命が近づいている古いストレージシステムを示す情報が表示される。
図7Aの例では、新ストレージシステム表示部4011に「200」が、旧ストレージシステム表示部4012に「100」が表示されている。これは、ストレージシステム100の装置寿命が近づいている一方、ストレージシステム200が新たに計算機システムに接続されて、ディスカバリ指示によって発見されたことを示している。
実行ボタン4013(図7Aの「OK」)は、システム管理者がデータ移行を実行するときに操作(例えば、マウス582をクリック)される。図7Aの例では、システム管理者が実行ボタン4013を操作すると、DMプログラム555がストレージシステム100からストレージシステム200等へのデータ移行を開始する(後述)。
取り消しボタン4014(図7Aの「CANCEL」)は、システム管理者がデータ移行を実行しないときに操作される。システム管理者が取り消しボタン4014を操作すると、DMプログラム555はデータ移行を開始しない。
図7Bに示す確認画面402は、いずれかの記憶領域の利用頻度が所定の閾値を超えたときに、ディスプレイ580に表示される。
確認画面402は、記憶領域表示部4021、実行ボタン4022及び取り消しボタン4023からなる。
記憶領域表示部4021には、利用頻度が所定の閾値を超えた記憶領域の記憶領域番号が表示される。図7Bは、例として、図1Cにおいて仮想記憶領域212の利用頻度(すなわち、記憶領域302の利用頻度)が所定の閾値を超えたときの確認画面402を示す。このため、記憶領域表示部4021には、「212」が表示される。
実行ボタン4022は、システム管理者が、記憶領域表示部4021に表示された記憶領域のデータを上位のストレージシステム200に移行するときに操作される。図7Bの例では、システム管理者が実行ボタン4022を操作すると、仮想記憶領域212のデータ(実際には、下位のストレージシステム300の記憶領域302のデータ)を上位のストレージシステム200の記憶領域202に移行する処理が開始される(図1C参照)。
取り消しボタン4023は、システム管理者がデータ移行を実行しないときに操作される。図7Bにおいてシステム管理者が取り消しボタン4023を操作すると、仮想記憶領域212(記憶領域302)のデータは移行しない。
図7Cに示す確認画面403は、いずれかの記憶領域の利用頻度が所定の閾値を下回ったときに、ディスプレイ580に表示される。
確認画面403は、記憶領域表示部4031、実行ボタン4032及び取り消しボタン4033からなる。
記憶領域表示部4031には、利用頻度が所定の閾値を下回った記憶領域の記憶領域番号が表示される。図7Cは、例として、図1Dにおいて記憶領域203の利用頻度が所定の閾値を下回ったときの確認画面403を示す。このため、記憶領域表示部4031には、「203」が表示される。
実行ボタン4032は、システム管理者が、記憶領域表示部4031に表示された記憶領域のデータを下位のストレージシステム300に移行するときに操作される。図7Cの例では、システム管理者が実行ボタン4032を操作すると、記憶領域203のデータを下位のストレージシステム300の記憶領域303に移行する処理が開始される。このとき、(図1C参照)。記憶領域203のデータは、記憶領域303に対応する仮想記憶領域213にコピーされる。
取り消しボタン4033は、システム管理者がデータ移行を実行しないときに操作される。図7Cにおいてシステム管理者が取り消しボタン4033を操作すると、記憶領域203のデータは移行しない。
上記図7B及び図7Cは、システム管理者が実行ボタン4022等を操作したときにデータ移行が開始される例を示す。しかし、DMプログラム555が利用頻度を監視して、データ移行を実行するか否かを判定し、実行すると判定された場合に自動でデータ移行を実行してもよい。この場合にDMプログラム555が実行する処理を次に説明する。
なお、以下のフローチャート(図8A、図8B及び図9)の各ステップにおいてDMプログラム555が実行する処理は、実際には、DMプログラム555を実行するCPU510によって実行される。
図8A及び図8Bは、第1の実施の形態においてデータ移行を実行するか否かをDMプログラム555が判定する処理のフローチャートである。
図8Aは、図1Cの例において、仮想記憶領域212のデータ(実際には、下位のストレージシステム300に格納された記憶領域302のデータ)を上位のストレージシステム200に移行するか否かを判定する処理である。
DMプログラム555は、仮想記憶領域212のデータの価値が所定の閾値を超えたか否かを判定する(1301)。なお、前述のように、本実施の形態では、データの価値を示す指標として、データの利用頻度を使用する。データの価値を示す指標としては、他に、データアクセスパターン等を使用してもよい。
ステップ1301において、データの価値(利用頻度)が所定の閾値を超えたと判定された場合、そのような価値が高いデータ(例えば、利用頻度が高いデータ)は、計算機10に近い上位のストレージシステム200に格納されることが望ましい。このため、DMプログラム555は、仮想記憶領域212のデータを上位のストレージシステム200に移行することを決定する(1302)。
このとき、DMプログラム555は、ストレージシステム200のデータコピー制御プログラム(図示省略)に対して、仮想記憶領域212のデータを新たに作成された記憶領域202にコピーする指示を送信する。ストレージシステム200のデータコピー制御プログラムは、この指示を受信すると、仮想記憶領域212のデータを記憶領域202にコピーする。その結果、仮想記憶領域212に対応する記憶領域302のデータが記憶領域202に移行し、格納される。
DMプログラム555は、上位のストレージシステム200内の他の仮想記憶領域213等についても、同様にしてデータを移行するか否かを判定する。
一方、ステップ1301において、データの価値が所定の閾値を超えないと判定された場合、引き続き利用頻度を監視するためにステップ1301に戻る。
図8Bは、図1Dの例において、記憶領域203のデータを下位のストレージシステム300に移行するか否かを判定する処理である。以下において、図8Aと同様の部分については説明を省略する。
DMプログラム555は、記憶領域203のデータの価値が所定の閾値を下回ったか否かを判定する(1311)。
ステップ1311において、データの価値(利用頻度)が所定の閾値を下回ったと判定された場合、そのような価値が低いデータ(例えば、利用頻度が低いデータ)は、計算機10から遠い下位のストレージシステム300に格納されることが望ましい。その結果、上位のストレージシステムにより価値の高いデータを格納することができるためである。このため、DMプログラム555は、記憶領域203のデータを下位のストレージシステム200に移行することを決定する(1312)。図1Dの例では、記憶領域203のデータが仮想記憶領域213にコピーされる。その結果、記憶領域203のデータが、仮想記憶領域213に対応する記憶領域303に移行し、格納される。
一方、ステップ1311において、データの価値が所定の閾値を超えないと判定された場合、引き続き利用頻度を監視するためにステップ1311に戻る。
DMプログラム555は、上位のストレージシステム200内の他の記憶領域201等についても、同様にしてデータを移行するか否かを判定する。
次に、本実施の形態のデータ移行について説明する。
最初に、初期状態について、図2Aを参照して説明する。
本実施の形態の計算機システムは、初期状態において、計算機10、FCスイッチ20、ストレージシステム100及び管理計算機500を備える。すなわち、計算機10のアプリケーションプログラム15は、ストレージシステム100の記憶領域101を使用している。パス情報51は、第1のパスとして接続先の記憶領域番号「101」を設定している(図3A等参照)。パス切替制御プログラム50は、アプリケーションプログラム15からリードライト要求を受信するたびに、このパス情報51を参照し、リードライト要求を接続先の記憶領域101に発行する。その結果、アプリケーションプログラム15が発行するリードライト要求は、FCインタフェース13を介して、記憶領域101に発行される。
次に、新しいストレージシステム200等の設置について説明する。
ここで、ストレージシステム100の装置寿命が近づき、新しいストレージシステム200又は300にデータを移行する場合を想定する。システム管理者は、ストレージシステム200、300及びFCスイッチ30を設置する。そして、システム管理者は、FCインタフェース115、210、215、310及び315をスイッチ30に接続する。さらに、システム管理者は、管理インタフェース290及び390を管理ネットワーク90に接続する。
次に、管理計算機500におけるストレージシステム200等の検出について説明する。
管理計算機500のストレージシステム検出プログラム551は、定期的に管理ネットワーク90を検索し、接続されているストレージシステムの残稼働時間(すなわち、装置寿命までの時間)と、新しいストレージシステムが接続されたか否かを確認する。本実施の形態では、新しくストレージシステム200が発見されると、ストレージシステム検出プログラム551は、例えば、図4Aに示す確認画面401をディスプレイ580に表示する。その結果、新しいストレージシステム200が追加されたこと、及び、ストレージシステム100の装置寿命が近づいていることが、システム管理者に通知される。
なお、ストレージシステム300が発見された場合も、同様にして確認画面401によってシステム管理者に通知される。
システム管理者は、前述のように、確認画面401を参照し、キーボード581又はマウス582を操作して、データ移行を実行するか否かを決定することができる。以下、確認画面401において実行ボタン4013が操作された(すなわち、システム管理者がデータ移行を実行することを決定した)場合について、図9のフローチャートを参照して説明する。
図9は、第1の実施の形態のDMプログラム555が実行するデータマイグレーションの手順を示すフローチャートである。
確認画面401において実行ボタン4013が操作されると、管理計算機500は、DMプログラム555を実行する。
ここで、例として、図1Aにおいて記憶領域101のデータを記憶領域301に移行する手順を、図1A、図2A及びその他の図面を参照して説明する。図1Aの例では、同様にして記憶領域102のデータも記憶領域302に移行されるが、これについては説明を省略する。
DMプログラム555は、まず、ストレージシステム100から、記憶領域一覧を入手する(1202)。本実施の形態では、DMプログラム555がストレージシステム100の記憶領域処理プログラム151に記憶領域一覧を要求する。記憶領域処理プログラム151は、この要求に対して、記憶領域一覧を応答する(図4A参照)。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム300に対して、記憶領域101のデータの移行先として、記憶領域101の容量に対応する記憶領域を作成するように指示する(1204)。図4Aの記憶領域一覧が示すように、記憶領域101の容量は「100GB」である。このため、DMプログラム555は、ストレージシステム200の記憶領域処理プログラム(図示省略)に対して、100GBの記憶領域を作成するように指示する。記憶領域処理プログラムは、容量が100GBである記憶領域301を作成する。そして、記憶領域処理プログラムは、記憶領域301を作成したことをDMプログラム555に通知する。
次に、DMプログラム555は、記憶領域101に対応する記憶領域301を作成したことを管理テーブル556に登録する(1206)。この時点の管理テーブル556の内容は、図5Aに示す通りである。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム100のFCインタフェース115をイニシエータとして設定する(1208)。その結果、ストレージシステム100は、FCインタフェース115を介して、ストレージシステム300にリードライト要求を発行できるようになる。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム300のFCインタフェース310をターゲットとして設定する(1210)。その結果、ストレージシステム300は、FCインタフェース310を介して、ストレージシステム100からのリードライト要求を受信できるようになる。
次に、DMプログラム555は、仮想記憶領域処理プログラム152に対して、イニシエータとして設定されたFCインタフェース115を介して、記憶領域をディスカバリ(発見)するように指示する(1212)。ここでは、記憶領域301がディスカバリされる。仮想記憶領域処理プログラム152は、記憶領域301が見つかったことを、DMプログラム555に通知する。
次に、DMプログラム555は、仮想記憶領域処理プログラム152に対して、記憶領域301に対応する仮想記憶領域を作成するように指示する(1214)。仮想記憶領域処理プログラム152は、仮想記憶領域111を作成する。仮想記憶領域処理プログラム152は、記憶領域301に対応する仮想記憶領域111を作成したことをDMプログラム555に通知する。
さらに、ステップ1214において、DMプログラム555は、ストレージシステム200の仮想記憶領域処理プログラム(図示省略)に対して、記憶領域301に対応する仮想記憶領域を作成するように指示する。仮想記憶領域処理プログラムは、仮想記憶領域211を作成して、その旨をDMプログラム555に通知する。
次に、DMプログラム555は、管理テーブル556を更新する(1216)。具体的には、DMプログラム555は、管理テーブル556に、記憶領域301に対応する仮想記憶領域111を登録する。更新された管理テーブル556の内容は、図5Bに示す通りである。
仮想記憶領域111に対するリードライト要求(データのコピー時に発行される要求を含む)は、イニシエータとして設定されたFCインタフェース115を介して、ストレージシステム300の記憶領域301に発行される。すなわち、仮想記憶領域111に対するリードライト要求は、実際には、記憶領域301へのリードライト要求に変換されて再発行される。その結果、仮想記憶領域111に対するライト要求に応じて記憶領域301にデータがライト(書き込み)され、仮想記憶領域111に対するリード要求に応じて記憶領域301からデータがリード(読み出し)される。
次に、DMプログラム555は、データコピー制御プログラム153に対して、記憶領域101をデータコピー元、仮想記憶領域111をデータコピー先とするペアを設定するよう指示する(1218)。このペア設定によって、データをコピーする準備が整う。データコピー制御プログラム153は、このペア設定を、管理テーブル155に登録する。さらに、データコピー制御プログラム153は、管理テーブル155を使用して、設定されたペアの状態を管理する。ステップ1218が実行された直後の管理テーブル155の内容は、図6Aに示す通りである。
次に、DMプログラム555は、キャッシュ制御プログラム154に対して、記憶領域101に関するキャッシュ121の利用を禁止するよう指示する(1220)。キャッシュ制御プログラム154は、キャッシュ121に残っている記憶領域101に関するデータを全て記憶領域101に書き込む。以後、記憶領域101にデータを書き込む要求があった場合、そのデータはキャッシュ121に書き込まれない。
コピー完了後にパスを切り替える際に、コピー先とコピー元の記憶領域のデータが一致している必要がある。しかし、キャッシュ121の中に計算機から受け取ったデータがあり、そのデータがまだ記憶領域101に書き込まれていないと、記憶領域101と記憶領域301のデータが完全に一致しない。このため、ステップ820においてキャッシュ121の利用が禁止される。キャッシュ121の利用を禁止すると、計算機に対する応答時間が長くなるため、コピー完了後、パスを切り替える直前にキャッシュ121の利用を禁止しても良い。
次に、DMプログラム555は、計算機10のパス切替プログラム50に対して、記憶領域101に関連する第2のパスとして、仮想記憶領域211を登録するように指示する(1222)。この時点のパス情報51は、図3Aに示す通りである。
次に、DMプログラム555は、データコピー制御プログラム153に対して、コピーを開始するように指示する(1224)。データコピー制御プログラム153は、記憶領域101から仮想記憶領域111へのデータのコピーを開始する。このとき、データコピー制御プログラム153は、管理テーブル155において、記憶領域101と仮想記憶領域111のペアに対応する状態1553を「コピー中」に更新する(図6B参照)。
データのコピーとは、データ転送モジュール120が、コピー元の記憶領域(本実施の形態では、記憶領域101)の先頭のブロックから最終のブロックまでを順次読み出し、コピー先の記憶領域(本実施の形態では、仮想記憶領域111)の同じブロック位置に書き込むことである。
データのコピー中に計算機10からデータのライト要求を受信した場合、データ転送モジュール120は、コピー元の記憶領域101とコピー先の仮想記憶領域111の両方にデータを書き込んでも良い。あるいは、データ転送モジュール120は、コピー元の記憶領域101にのみデータを書き込み、書き込みのあったブロックの位置を記憶し、最終ブロックまでコピーした後に、記憶していたブロック位置のデータを再度コピーしてもよい。
本実施の形態では、コピー先が仮想記憶領域111である。このため、コピーの際、データが仮想記憶領域111に書き込まれると、仮想記憶領域処理プログラムは、その書き込みを記憶領域301に対するライト要求として、FCインタフェース115を介して発行する。
コピーが完了すると、データコピー制御プログラム153は、コピーの完了をDMプログラム555に通知する。
次に、DMプログラム555は、計算機10のパス切替プログラム50に対して、パス情報51の第1のパスとして仮想記憶領域211を設定するように指示する(1226)。パス切替プログラム50は、パス情報51を、図3Bの第1のパスに示すように更新する。パス情報51が更新されると、以後、アプリケーションプログラム15が発行するリードライト要求は、パス切替プログラム50によって、データの移行が完了した新しい記憶領域301に対応する仮想記憶領域211に発行される。パス切替プログラム50は、パス情報51の更新を完了すると、DMプログラム555に、その完了を通知する。
次に、DMプログラム555は、データコピー制御プログラム153に対して、記憶領域101と仮想記憶領域111とのペア関係を解除するよう指示する(1228)。さらに、DMプログラム555は、仮想記憶領域処理プログラム152に対して、記憶領域301と仮想記憶領域111との対応を解除するように指示する(1230)。
以上の手順の完了後、さらに、DMプログラム555は、FCインタフェース310をイニシエータとして設定し、FCインタフェース115をターゲットとして設定してもよい(1232)。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム300の仮想記憶領域処理プログラム(図示省略)に対して、イニシエータとして設定されたFCインタフェース310を介して、記憶領域をディスカバリ(発見)するように指示してもよい(1234)。図1Aの構成では、このとき、記憶領域101がディスカバリされる。
次に、DMプログラム555は、ストレージシステム300の仮想記憶領域処理プログラムに対して、記憶領域101に対応する仮想記憶領域(図示省略)を作成するよう指示してもよい(1236)。その結果、計算機10は、ストレージシステム300を経由して、記憶領域101を再利用することができる。これによって、まもなく寿命を迎えるストレージシステムであっても、データ移行完了後、装置寿命が到来する直前まで使用することができ、記憶領域の有効利用を図ることができる。ただし、このような記憶領域の使用は一時的なものであることが望ましい。
上記の図9の説明は、図1Aにおける記憶領域101のデータを記憶領域301に移行する場合を例としているが、本実施の形態の他のデータ移行も、図9の手順によって実行することができる。
具体的には、図1Aにおいて、記憶領域102のデータを記憶領域302に移行する場合、ステップ1202において取得された記憶領域一覧は、図4Aに示す通りである。ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Aに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Bに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Aに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Aに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Bに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Bの第1のパスに示す通りである。
さらに、記憶領域301のデータを記憶領域201に移行する場合、ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Cに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Dに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Cに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Bの第2のパスに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Dに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Cに示す通りである。
図1Bにおいて、記憶領域101及び102のデータをそれぞれ記憶領域201及び202に移行する場合、ステップ1202において取得された記憶領域一覧は、図4Aに示す通りである。ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Eに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Fに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Eに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Dに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Fに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Eの第1のパスに示す通りである。
さらに、記憶領域202のデータを記憶領域302に移行する場合、ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Gに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Hに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Gに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Eの第2のパスに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Hに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Fに示す通りである。
図1Cにおいて、記憶領域101のデータを記憶領域201に移行し、記憶領域102、103及び104のデータをそれぞれ記憶領域302、303及び304に移行する場合、ステップ1202において取得された記憶領域一覧は、図4Bに示す通りである。ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Iに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Jに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Iに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Gに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Jに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Hの第1のパスに示す通りである。
さらに、記憶領域302のデータを記憶領域202に移行する場合、ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Kに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Lに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Kに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Hの第2のパスに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Lに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Iに示す通りである。
図1Dにおいて、記憶領域101、102及び103のデータをそれぞれ記憶領域201、202及び203に移行し、記憶領域104のデータを記憶領域304に移行する場合、ステップ1202において取得された記憶領域一覧は、図4Bに示す通りである。ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Mに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Nに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Mに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Jに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Nに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Kの第1のパスに示す通りである。
さらに、記憶領域203のデータを記憶領域303に移行する場合、ステップ1206において登録された管理テーブル556は、図5Oに示す通りである。ステップ1216において登録された管理テーブル556は、図5Pに示す通りである。ステップ1218において登録された管理テーブル155は、図6Oに示す通りである。ステップ1222において登録されたパス情報51は、図3Kの第2のパスに示す通りである。ステップ1224において更新された管理テーブル155は、図6Pに示す通りである。ステップ1226において更新されたパス情報51は、図3Lに示す通りである。
以上の第1の実施の形態によれば、記憶領域に格納されたデータを移行する前に、全ての記憶領域についてデータを上位又は下位のいずれのストレージシステムに移行するか決定する必要がない。すなわち、上位又は下位のいずれのストレージシステムにデータを移行した後で、アクセス頻度等の指標を参照して決定することができる。このため、データが最適に配置される。
さらに、データの移行中にデータをコピーするためのI/Oの経路と計算機からの業務I/Oの経路とを分離することができるため、業務の負荷を軽減することができる。
10 計算機
11、140、240、340、510 CPU
12、150、250、350、550 メモリ
13、110、115、210、215、310、315 FCインタフェース(I/F)
15、16、17、18 アプリケーションプログラム(AP)
19、190、290、390、590 管理インタフェース(I/F)
20、30 FCスイッチ
51 パス情報
50 パス切替プログラム
90 管理ネットワーク
100、200、300 ストレージシステム
101、102、103、104、201、202、203、301、302、303、304 記憶領域
111、112、113、114、211、212、213、214 仮想記憶領域
120、220、320 データ転送モジュール
121、221、321 キャッシュ
151 記憶領域処理プログラム
152 仮想記憶領域処理プログラム
153 データコピー制御プログラム
154 キャッシュ制御プログラム
155、255 管理テーブル
500 管理計算機
551 ストレージシステム検出プログラム
555 データマイグレーションプログラム(DMプログラム)
556 管理テーブル
580 ディスプレイ
581 キーボード
582 マウス
11、140、240、340、510 CPU
12、150、250、350、550 メモリ
13、110、115、210、215、310、315 FCインタフェース(I/F)
15、16、17、18 アプリケーションプログラム(AP)
19、190、290、390、590 管理インタフェース(I/F)
20、30 FCスイッチ
51 パス情報
50 パス切替プログラム
90 管理ネットワーク
100、200、300 ストレージシステム
101、102、103、104、201、202、203、301、302、303、304 記憶領域
111、112、113、114、211、212、213、214 仮想記憶領域
120、220、320 データ転送モジュール
121、221、321 キャッシュ
151 記憶領域処理プログラム
152 仮想記憶領域処理プログラム
153 データコピー制御プログラム
154 キャッシュ制御プログラム
155、255 管理テーブル
500 管理計算機
551 ストレージシステム検出プログラム
555 データマイグレーションプログラム(DMプログラム)
556 管理テーブル
580 ディスプレイ
581 キーボード
582 マウス
Claims (18)
- 計算機と、複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、
前記複数のストレージシステムは、第1ストレージシステム、第2ストレージシステム及び第3ストレージシステムを含み、
前記第1ストレージシステムは、
前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、
前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、
前記第2ストレージシステムは、
前記第1ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する第2記憶領域を備え、
前記第3ストレージシステムは、
前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、
前記第2記憶領域に対応する仮想記憶領域を備え、
前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を前記第2記憶領域に対するアクセス要求に変換し、
前記変換されたアクセス要求を前記第2ストレージシステムに発行し、
前記管理計算機は、
前記第2記憶領域に移行したデータの価値と所定の閾値との判定結果に基づいて、前記第2記憶領域に移行したデータを前記第3ストレージシステムに作成された第3記憶領域に移行する指示を前記第3ストレージシステムに送信することを特徴とする計算機システム。 - 前記第3ストレージシステムは、前記移行の指示を受信すると、前記第2記憶領域に対するリードアクセス要求を発行し、前記第2記憶領域から読み出されたデータを前記第3記憶領域に書き込むことによって、前記仮想記憶領域から前記第3記憶領域へのデータのコピーを実行することを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したアクセス要求の単位時間当たりの回数であることを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したライトアクセス要求の単位時間当たりの回数、及び/又は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したリードアクセス要求の単位時間当たりの回数であり、
前記ライトアクセス要求の単位時間当たりの回数及び/又はリードアクセス要求の単位時間当たりの回数のそれぞれについて前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。 - 計算機と、複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、
前記複数のストレージシステムは、第1ストレージシステム、第2ストレージシステム及び第3ストレージシステムを含み、
前記第1ストレージシステムは、
前記計算機及び前記第2ストレージシステムに接続され、
前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、
前記第2ストレージシステムは、
前記計算機、前記第1ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する第2記憶領域を備え、
前記第3ストレージシステムは、前記第2ストレージシステムに接続され、
前記管理計算機は、
前記第2記憶領域に移行したデータの価値と所定の閾値との判定結果に基づいて、前記第2記憶領域に移行したデータを前記第3ストレージシステムに作成された第3記憶領域に移行する指示を前記第2ストレージシステムに送信することを特徴とする計算機システム。 - 前記第2ストレージシステムは、
前記第3記憶領域に対応する仮想記憶領域を備え、
前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を前記第3記憶領域に対するアクセス要求に変換し、
前記変換されたアクセス要求を前記第3ストレージシステムに発行し、
前記移行の指示を受信すると、前記第2記憶領域からデータを読み出し、前記第2記憶領域から読み出されたデータを書き込むための前記第3記憶領域に対するライトアクセス要求を発行することによって、前記第2記憶領域から前記仮想記憶領域へのデータのコピーを実行することを特徴とする請求項5に記載の計算機システム。 - 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したアクセス要求の単位時間当たりの回数であることを特徴とする請求項5に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したライトアクセス要求の単位時間当たりの回数、及び/又は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したリードアクセス要求の単位時間当たりの回数であり、
前記ライトアクセス要求の単位時間当たりの回数及び/又はリードアクセス要求の単位時間当たりの回数のそれぞれについて前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項5に記載の計算機システム。 - 計算機と、複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、
前記複数のストレージシステムは、第1ストレージシステム、第2ストレージシステム及び第3ストレージシステムを含み、
前記第1ストレージシステムは、
前記計算機、前記第2ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
前記計算機によって書き込まれたデータを格納する複数の第1記憶領域を備え、
前記第2ストレージシステムは、
前記第1ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
一つ以上の前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する一つ以上の第2記憶領域を備え、
前記第3ストレージシステムは、
前記計算機、前記第1ストレージシステム及び前記第2ストレージシステムに接続され、
前記第1記憶領域又は前記第2記憶領域に格納されたデータが移行する一つ以上の第3記憶領域を備え、
一つ以上の前記第2記憶領域に対応する一つ以上の仮想記憶領域を備え、
各前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を、その仮想記憶領域に対応する前記第2記憶領域に対するアクセス要求に変換し、
前記変換されたアクセス要求を前記第2ストレージシステムに発行し、
前記管理計算機は、
前記複数の第1記憶領域のうち、所定の一つ以上の前記第1記憶領域から一つ以上の前記第3記憶領域へのデータの移行の指示を、前記第1ストレージシステムに送信し、
前記データの移行が終了すると、前記計算機と前記一つ以上の第3記憶領域との間にアクセス経路を設定する指示を前記計算機に送信し、
前記アクセス経路が設定された後、前記所定の第1記憶領域以外の一つ以上の第1記憶領域から一つ以上の前記第2記憶領域へのデータの移行の指示を、前記第1ストレージシステムに送信することを特徴とする計算機システム。 - 前記管理計算機は、
各前記第2記憶領域に移行したデータの価値と所定の閾値との判定結果に基づいて、前記第2記憶領域に移行したデータを前記第3記憶領域に移行する指示を前記第3ストレージシステムに送信することを特徴とする請求項9に記載の計算機システム。 - 前記第3ストレージシステムは、前記移行の指示を受信すると、前記第2記憶領域に対するリードアクセス要求を発行し、前記第2記憶領域から読み出されたデータを前記第3記憶領域に書き込むことによって、前記仮想記憶領域から前記第3記憶領域へのデータのコピーを実行することを特徴とする請求項10に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したアクセス要求の単位時間当たりの回数であることを特徴とする請求項10に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したライトアクセス要求の単位時間当たりの回数、及び/又は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したリードアクセス要求の単位時間当たりの回数であり、
前記ライトアクセス要求の単位時間当たりの回数及び/又はリードアクセス要求の単位時間当たりの回数のそれぞれについて前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項10に記載の計算機システム。 - 計算機と、複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、
前記複数のストレージシステムは、第1ストレージシステム、第2ストレージシステム及び第3ストレージシステムを含み、
前記第1ストレージシステムは、
前記計算機、前記第2ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
前記計算機によって書き込まれたデータを格納する複数の第1記憶領域を備え、
前記第2ストレージシステムは、
前記計算機、前記第1ストレージシステム及び前記第3ストレージシステムに接続され、
一つ以上の前記第1記憶領域に格納されたデータが移行する一つ以上の第2記憶領域を備え、
前記第3ストレージシステムは、
前記第1ストレージシステム及び前記第2ストレージシステムに接続され、
前記第1記憶領域又は前記第2記憶領域に格納されたデータが移行する一つ以上の第3記憶領域を備え、
前記第2ストレージシステムは、さらに、
一つ以上の前記第3記憶領域に対応する一つ以上の仮想記憶領域を備え、
各前記仮想記憶領域に対するアクセス要求を、その仮想記憶領域に対応する前記第3記憶領域に対するアクセス要求に変換し、
前記変換されたアクセス要求を前記第3ストレージシステムに発行し、
前記管理計算機は、
前記複数の第1記憶領域のうち、所定の一つ以上の前記第1記憶領域から一つ以上の前記第3記憶領域へのデータの移行の指示を、前記第1ストレージシステムに送信し、
前記データの移行が終了すると、前記計算機と前記一つ以上の仮想記憶領域との間にアクセス経路を設定する指示を前記計算機に送信し、
前記アクセス経路が設定された後、前記所定の第1記憶領域以外の一つ以上の第1記憶領域から一つ以上の前記第2記憶領域へのデータの移行の指示を、前記第1ストレージシステムに送信することを特徴とする計算機システム。 - 前記管理計算機は、
各前記第2記憶領域に移行したデータの価値と所定の閾値との判定結果に基づいて、前記第2記憶領域に移行したデータを前記第3記憶領域に移行する指示を前記第2ストレージシステムに送信することを特徴とする請求項14に記載の計算機システム。 - 前記第2ストレージシステムは、前記移行の指示を受信すると、前記第2記憶領域からデータを読み出し、前記第2記憶領域から読み出されたデータを書き込むための前記第3記憶領域に対するライトアクセス要求を発行することによって、前記第2記憶領域から領域前記仮想記憶領域へのデータのコピーを実行することを特徴とする請求項15に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したアクセス要求の単位時間当たりの回数であることを特徴とする請求項15に記載の計算機システム。
- 前記データの価値は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したライトアクセス要求の単位時間当たりの回数、及び/又は、前記計算機が前記仮想記憶領域に対して発行したリードアクセス要求の単位時間当たりの回数であり、
前記ライトアクセス要求の単位時間当たりの回数及び/又はリードアクセス要求の単位時間当たりの回数のそれぞれについて前記閾値が設定されていることを特徴とする請求項15に記載の計算機システム。
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