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JP2007057605A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2007057605A
JP2007057605A JP2005240249A JP2005240249A JP2007057605A JP 2007057605 A JP2007057605 A JP 2007057605A JP 2005240249 A JP2005240249 A JP 2005240249A JP 2005240249 A JP2005240249 A JP 2005240249A JP 2007057605 A JP2007057605 A JP 2007057605A
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JP2005240249A
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Kenichi Honjo
謙一 本庄
Takayuki Hayashi
孝行 林
Naoto Yugi
直人 弓木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 使用状況によって変化する姿勢差や刻々あるいは急激に変化する環境変化に追従して高い像ぶれ補正制御機能を有する撮像装置を提供する。
【解決手段】 被写体の電気的な画像信号を出力する撮像装置において、撮像光学系は光軸に対して垂直に移動制御することで像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズを含む複数のレンズ群により被写体の光学的な像を形成し、撮像素子は被写体の光学的像を電気的な画像信号に変換し、画像処理部は画像信号に基づき撮影画像の表示および記憶を行い、像ぶれ制御部はオブザーバ制御手段を備えて像ぶれ補正レンズの移動制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、像ぶれを補正する像ぶれ補正機能を有する小型且つ軽量の撮像装置に関する。
近年、ディジタル方式のスチルカメラやビデオムービーなどの撮像装置の普及の度合いと共に、その機器の小型および軽量化が進展している。さらに、撮像装置の撮像画像の高品質化に伴い、像ぶれ補正機能に対する要求が益々高まってきている。
従来、知られている像ぶれ補正手段を有する撮像装置(特許文献1)は、光学装置のぶれの度合を検出する検出手段と、検出されたぶれ量データに基づいて物体像のぶれを補正する補正手段と、度合いの繰り返し検出によって得られる複数のぶれ量データに基づいて、以降に生じるであろうぶれ量データを予測する予測手段と、予測されたぶれ量データに基づいて物体量のぶれを補正するよう補正手段を制御する制御手段とを含んでいる。つまり、同撮像装置は、繰返してぶれ検出動作を行うことによって得られる複数のぶれ量データに基づいて以降に生じるであろうぶれ量データを予測し、この予測ぶれ量データに基づいて像ぶれを補正する。
このように、以降のぶれ量データを予測することにより、ぶれ補正制御における追随遅れの防止を図っている。また、予測手段は複数のぶれ量データから線形予測によって以降のぶれ量データを予測するという手法も提示されている。
同撮像装置においては、繰返してぶれ検出動作を行うことによって得られる複数のぶれ量データに基づいて、以降に生じるであろうぶれ量データを予測し、この予測ぶれ量データに基づいて像ぶれを補正する。このように以降のぶれ量を予め予測しているため、上記のぶれ補正制御における追随遅れの防止と共に、適正なぶれ補正を行うことによるぶれのない鮮明な画像を得ることを意図している。
特開平9−105972号公報
撮像装置本体の横撮りや縦撮りなどの姿勢差の変化や、周辺の温度および湿度変化などの環境変化は、ぶれ補正レンズを駆動するアクチュエータの配線負荷変化やアクチュエータ部の摩擦などの負荷変化を招き、正確な像ぶれ補正の障害となる。なお、上述の撮像装置においては、ぶれの繰返検出動作により得られる予測ぶれ量データに基づいて像ぶれを補正するため、学習することによってアクチュエータ関連の変化に対する適応が可能と思われる。
しかしながら、そのような学習効果は、ユーザの使用状況によって変化する姿勢差や刻々あるいは急激に変化する環境変化には追従できず、高品位な像ぶれ性能の確保は非常に困難である。特に、近年進展している撮像装置の小型および軽量化に伴い、像ぶれ補正に用いられるアクチュエータ部も小型および軽量化されているので、アクチュエータ部の配線負荷や摩擦などの負荷が相対的に大きくなっている。つまり、上述の撮像装置は、その小型化および軽量化に伴い、高品位な像ぶれ補正が益々困難になることは明らかである。
それゆえに、本発明は、ユーザの使用状況によって変化する姿勢差や刻々あるいは急激に変化する環境変化に追従して高品位な像ぶれ補正制御機能を有する撮像装置を提供することを目的とする。
被写体の電気的な画像信号を出力する撮像装置であって、
光軸に対して垂直に移動制御することで像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズを含む複数のレンズ群により前記被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
前記被写体の光学的な像を撮像して、前記電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子の出力画像信号に基づき撮影画像の表示および記憶を行う画像処理手段と、
前記像ぶれ補正レンズの移動制御を行う像ぶれ制御手段とを備え、
前記像ぶれ制御手段はオブザーバ制御手段を含んで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの使用状況によって変化する姿勢差や刻々あるいは急激に変化する環境変化に追従して高品位な像ぶれ補正機能を有する撮像装置を提供できる。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成について説明する。撮像装置ICDは、レンズ鏡筒100、撮像光学系ICS、操作部110、表示部111、メモリーカード112、およびシステムコントローラ120を含む。撮像光学系ICSは、ズームレンズ系101、像ぶれ補正用レンズユニット102(以降、「OISユニット102」と称す)、およびフォーカスレンズユニット103を含む。なお、OISとはOptical Image Stabilizerの頭文字から成る略称である。
システムコントローラ120は、OISユニット制御部104、フォーカス駆動部105、撮像素子であるCCD106、画像処理部107、環境特性検出部108、および合焦情報算出部109を含む。
レンズ鏡筒100は、撮像光学系ICSを保持する。撮像光学系ICSは、被写体側から順に、変倍時に光軸に沿って移動するズームレンズ群101aおよびズームレンズ群101bと、像ぶれ補正を行うために光軸に対して垂直に移動するOISユニット102と、合焦状態に調節のために光軸に沿って移動するフォーカスレンズユニット103とから成る。なお、ズームレンズ系101、OISユニット102、およびフォーカスレンズユニット103は、被写体の光学的な像を変倍可能に形成する。
CCD106は、撮像光学系ICSが形成した光学的な像を所定のタイミングで撮像し、電気的な画像信号に変換して出力する撮像素子である。画像処理部107は、CCD106から出力された画像信号にホワイトバランス補正やγ補正などの所定の画像処理を施して画像信号を生成する。また、画像処理部107は、ユーザにより着脱可能なメモリーカード112と双方向にアクセス可能である。
表示部111は、好ましくは液晶ディスプレイであり、システムコントローラ120から出力される指令に基づいて、画像処理部107から出力される画像信号が表す撮像を可視画像としてユーザに表示する。メモリーカード112は、システムコントローラ120から出力される指令に基づき、画像処理部107から出力される画像信号を格納する。メモリーカード112は、さらに、当該格納されている画像信号を画像処理部107を介して表示部111に供給する。
操作部110は、ユーザによる操作を受け付けて、撮像装置ICDの全体の動作を制御する。なお、操作部110は、電源スイッチやシャッターボタン等を含む。
以下に、フォーカス駆動部105の動作について説明する。操作部110のシャッターボタンが半押しされた場合に、システムコントローラ120ではこの半押しされた状態を検知すると、画像処理部107から合焦情報算出部109へCCD106からの画像信号を転送させる。
合焦情報算出部109は、転送された画像信号に含まれるコントラスト情報と、フォーカス駆動部105から出力されるフォーカスレンズユニット103の位置情報とに基づいて、デフォーカス量を算出する。合焦情報算出部109は、算出されたデフォーカス量に基づいて、フォーカスレンズユニット103の位置を制御するための制御信号を生成して、フォーカス駆動部105に出力する。
フォーカス駆動部105は、フォーカスレンズユニット103を駆動させたときの位置情報を合焦状態算出部109に出力する。また、フォーカス駆動部105はシステムコントローラ120からの指令に基づき、フォーカスレンズユニット103を光軸方向に駆動する駆動信号を出力する機能も有する。また、フォーカス駆動部105に、ズームレバー(図示せず)をユーザが操作することによりズームレンズ系101を光軸方向に駆動させる機能を有してもよい。
次に、図2、図3、図4、および図5を参照して、OISユニット102について詳細に説明する。具体的には、図2は組み立てられたOISユニット102の状態を斜め上方からみた様子を示し、図3はOISユニット102の要部を分解した状態を示し、図4はピッチング移動枠の背面を示し、図5は図4に於けるV−V断面を示している。
図2に示すように、固定枠5には、ヨーイング移動枠4が左右方向のシャフト(図示せず)を介して左右方向に移動自在に支持されている。そして、ヨーイング移動枠4には、上下方向のシャフト4aとガイド溝4bが設けられている。
図3に示すように、ピッチング移動枠2の本体2aには、シャフト4aにスライド自在に嵌合するガイド部材3bと、ガイド溝4bにスライド自在に嵌合するシャフト3aが設けられている。これらにより、OISユニット102の像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)を保持するピッチング移動枠(移動枠)2がヨーイング移動枠4に上下方向に移動自在に保持されている。したがって、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)は、ピッチング移動枠2およびヨーイング移動枠4を介して、図2に示した固定枠5に対して上下方向および左右方向に移動自在に支持されている。
ピッチング移動枠2の本体2aには、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)を駆動するヨーイング用コイルパターン7Aおよびピッチング用コイルパターン7Bが形成された複数層、例えば4層の積層基板6が取付けられている。積層基板6には、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)の位置を検出するための位置検出センサであるホール素子(磁気センサ)8Aおよび8Bが取付けられている。
ホール素子8Aおよび8Bを高精度に位置決め固定するために、積層基板6の基準穴6cおよび6dと同時に金型で打ち抜き加工された位置決め穴6aおよび6bに嵌合されている。位置決め穴6aおよび6bは、ホール素子8Aおよび8B(図3)が軽圧入可能なようにホール素子外形より少し小さく形成されている。そして、ホール素子8Aおよび8Bをそれぞれ位置決め穴6aおよび6bに軽圧入することで、位置決め穴6aおよび6b内にホール素子8Aおよび8Bがガタつくこともなく高精度に位置決めされる。
図4に示すように、積層基板6には、結線パターン9dが形成されたフレキシブルプリント板9が設けられている。フレキシブルプリント板9は、固定部9aと、可動部9bと、端子部9cとで構成されている。なお、固定部9aは積層基板6の背面に取付けらており、可動部9bは固定部9aから導出されて固定枠5(図3および図5参照)側に接続され、端子部9cは可動部9bの端部に取付けられて固定枠5側の給電および信号送受に供される。
さらに、フレキシブルプリント板9の固定部9aであって、上述の位置決め穴6aおよび6bに近接する部分には、センサ用のランド部13aおよび13bがそれぞれ設けられている。そして、位置決め穴6aおよび6bに、それぞれホール素子8Aおよび8Bを嵌合することによって、ホール素子8Aおよび8Bの端子辺8b(図5参照)がセンサ用ランド13aおよび13bに接触する。その結果、半田付けする際に、ホール素子8Aおよび8Bを加圧保持する必要がなく、作業が容易であるので生産性がよい。
また、積層基板6には、ピッチング用のコイルパターン7Aとヨーイング用のコイルパターン7Bにそれぞれ接続されるランド部6eおよび6fが形成されている。ランド部6eおよび6fは、フレキシブルプリント板9の固定部9aに対応して形成されたランド部14aおよび14bに半田付けにより接続されている。そして、ランド部6eおよび6fは、フレキシブルプリント板9の固定部9aと可動部9bに形成された結線パターン9dによって、端子部9cを介してコネクタ15に接続されている。結果、固定枠5(図2参照)側のコネクタ15から可動側のヨーイング移動枠4(図2参照)に対して、ホール素子8Aおよび8Bに対する電気信号の送受信と、コイルパターン7Aおよび7Bへの電力供給とを行うことができる。
図5に示すように固定枠5には、コイルパターン7Aおよび7B(図3参照)に対向するマグネット10Aおよび10B(図3参照)がヨーク11Aおよび11Bに取り付けられている。そして、ホール素子8Aおよび8Bの移動範囲の中心位置と、2極着磁したマグネット10Aおよび10Bの境界とが一致するように精度良く位置決めするために、固定枠5には、マグネット10Aおよび10Bの上下位置の少なくとも一方と、左右位置の少なくとも一方に当接する位置決め用凸部(位置決め部)12aおよび12bが設けられている。マグネット10Aおよび10Bは、位置決用凸部12aおよび12bに当接して、位置規制される。
次に、OISユニット制御部104の機能について説明する。OISユニット制御部104の動作する条件は、主に下記に述べるケース1、ケース2、およびケース3の3通りが考えられる。
<ケース1>
操作部110のシャッターボタンが半押しされた場合に、システムコントローラ120がシャッターボタンの半押し状態を検知して、OISユニット制御部104をモニタ画面像ぶれ補正モードに設定する。そして、シャッターボタンが全押しされた場合には、システムコントローラ120がシャッターボタンの全押し状態を検知して、OISユニット制御部104をモニタ画面像ぶれ補正モードから撮像画面像ぶれ補正モードに切換える。さらに、システムコントローラ120は、CCD106に画像信号を出力させ、当該画像信号を画像処理部107を介してメモリーカードに格納させた後に、OISユニット制御部104の動作を終了させる。
<ケース2>
操作部110のシャッターボタンが全押しされた場合に、システムコントローラ120がこの全押しされた状態を検知して、CCD106から画像信号が出力する直前に、OISユニット制御部104を起動させる。そして、CCD106から画像信号が出力された後に、システムコントローラ120が画像処理部107を介してメモリーカードに当該画像信号を格納させた後に、OISユニット制御部104を終了させる。
<ケース3>
操作部110の電源スイッチがONになり、撮像装置ICDが撮影モードのときにシステムコントローラ120が撮像装置ICDが撮影モードであることを検知して、OISユニット制御部104を起動させる。そして、電源スイッチがOFFになったり、メモリーカード112に格納されている画像信号が画像処理部107を介して表示部111に供給されて、表示部111で画像表示されたりするなどの撮影モード以外のときに、システムコントローラ120はOISユニット制御部104の動作を終了させる。
上述のケース1、ケース2、およびケース3の3通りの条件をそれぞれ撮像装置ICDの本体に取付けられたメニュー釦(図示せず)によって切換えるように構成してもよい。また、スチル画像を撮影する場合はケース1あるいはケース2、そして動画像を撮影する場合はケース3というように撮影モードによって自動的に切換えるようにしてもよい。
図6を参照して、本実施の形態に係る像ぶれ補正機能について説明する。図6に示すように、贈ぶれ補正機能は、OISユニット102、OISユニット制御部104、および環境特性検出部108よって実現される。OISユニット102は、OISアクチュエータ31xおよび31yと位置検出センサ32xおよび32yを含む。OISアクチュエータ31xは像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)と共に左右方向(ヨーイング方向)に移動するコイルパターン7Bと固定枠5に固定されたマグネット10Bおよびヨーク11Bで構成される。
位置検出センサ32xはホール素子8Bで形成される。そして、位置検出センサ32yは、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)と共に上下方向(ピッチング方向)に移動するコイルパターン7Aと固定枠5に固定されたマグネット10Aおよびヨーク11Aで構成される。位置検出センサ32yはホール素子8Aで構成される。
OISユニット制御部104は、ゲイン補正部33xおよび33yと、角速度センサ34xおよび34yと、積分器35xおよび35yと、ゲイン補正部36xおよび36yと、比較部37xおよび37yと、OISユニット駆動部38xおよび38yと、画像シフト量演算部39xおよび39yとを含む。
角速度センサ34xは、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)を左右方向(ヨーイング方向)に移動させるOISアクチュエータ31xに対応する方向の角速度を検出する。積分器35xは、角速度センサ34xから出力される角速度情報を積分して角度情報を出力する。OISユニット駆動部38xは、コイルパターン7Bに電力を供給する。ゲイン補正部33xは、位置検出センサ32xから出力される可動部の位置情報を所定のゲインK1で倍増させる。ゲイン補正部36xは、積分器35xから出力される角度情報を所定のゲインK2で倍増させる。比較部37xは、ゲイン補正部33xから出力される可動部の位置情報と、ゲイン補正部36xから出力される撮像装置本体の角度情報とを比較する。その比較結果を、比較部37xは、OISユニット駆動部38xを介して可動部の位置を制御するための制御信号として出力する。
同様に、角速度センサ34yは、像ぶれ補正レンズ1(OISユニット102)を上下方向(ピッチング方向)に移動させるOISアクチュエータ31yに対応する方向の角速度を検出する。積分器35yは、角速度センサ34yから出力される角速度情報を積分して角度情報を出力する。OISユニット駆動部38yは、コイルパターン7Aに電力を供給する。ゲイン補正部33yは、位置検出センサ32yから出力される可動部の位置情報を所定のゲインK1で倍増する。ゲイン補正部36yは、積分器35yから出力される角度情報を所定のゲインK2で倍増する。ゲイン設定部39は、ゲイン補正部33xおよび33yのゲインK1の調整を行う。
以降、必要に応じて適宜、OISアクチュエータ31xおよび31yをOISアクチュエータ31と総称し、位置検出センサ32xおよび32yを位置検出センサ32と総称し、ゲイン補正部33xおよび33yをゲイン補正部33と総称し、角速度センサ34xおよび34yを角速度センサ34と総称し、積分器35xおよび35yを積分器35と総称し、ゲイン補正部36xおよび36yをゲイン補正部36と総称し、比較部37xおよび37yを比較部37と総称し、そしてOISユニット駆動部38xおよび38yをOISユニット駆動部38と総称する。
環境特性検出部108は、温度検出器108a、湿度検出器108b、および経時計測器108cを含む。温度検出器108aは撮像装置ICDの内部温度を検出し、湿度検出器108bは撮像装置ICDの内部湿度を検出し、経時計測器108cは撮像装置ICDの使用経過時間を計測する。
上述の如く構成された、OISユニット102、OISユニット制御部104、および環境特性検出部108において、贈ぶれ補正機能は以下の如く実現される。つまり、撮像装置ICDの左右方向の振れに対して像ぶれを補正するための制御指令信号は角速度センサ34xおよび積分器35xを通してゲイン補正部36xから出力される。左右方向の振れのない状態では、ゲイン補正部36xからは所定の基準電圧が制御指令信号として出力される。この制御指令信号の基準電圧に一致するように、OISユニット駆動部38x、OISアクチュエータ31x、位置検出センサ32x、およびゲイン補正部33xによって像ぶれ補正レンズの位置が制御される。すなわち、この状態では比較部37xからOISユニット駆動部38xに出力される電圧はほぼ0となり、像ぶれ補正レンズの中心は像ぶれ補正レンズ以外の撮像光学系のほぼ中心を通る垂直線に一致する。
撮像装置ICDの左右方向の振れが生じた状態では、ゲイン補正部36xからは撮像装置の左右方向の回転角度に基づく電圧が出力される。この左右方向の回転角度に基づく電圧によって、像ぶれ補正レンズをこの左右方向の回転角度分だけ像ぶれを生じない方向に移動させる。したがって、ゲイン補正部33xとゲイン補正部36xでは、像ぶれ補正レンズを位置検出センサ32xで検出した出力に対して像ぶれを生じない位置に移動させるために必要な電力がOISユニット駆動部38xからOISアクチュエータ31xに出力されるように調整される。具体的には、撮像装置の工場での出荷時に予め調整される。
一方、撮像装置ICDの上下方向の振れに対する像ぶれを補正するための制御指令信号は、角速度センサ34yおよび積分器35yを通してゲイン補正部36yから出力される。上下方向の振れのない状態では、ゲイン補正部36yからは所定の基準電圧が制御指令信号として出力される。この制御指令信号の基準電圧に一致するように、OISユニット駆動部38y、OISアクチュエータ31y、位置検出センサ32yおよびゲイン補正部33yによって像ぶれ補正レンズの位置が制御される。すなわち、この状態では比較部37yからOISユニット駆動部38yに出力される電圧はほぼ0となり、像ぶれ補正レンズの中心は像ぶれ補正レンズ以外の撮像光学系のほぼ中心を通る水平線に一致する。
撮像装置ICDの上下方向の振れを生じた状態では、ゲイン補正部36yからは撮像装置ICDの上下方向の回転角度に基づく電圧が出力される。この上下方向の回転角度に基づく電圧によって、この上下方向の回転角度分だけ像ぶれを生じない方向に像ぶれ補正レンズが移動させられる。したがって、ゲイン補正部33yとゲイン補正部36yでは、位置検出センサ32yで検出した出力に対して像ぶれを生じない方向に像ぶれ補正レンズを移動させるために必要な電力がOISユニット駆動部38yからOISアクチュエータ31yに出力されるように調整される。具体的には、撮像装置の工場での出荷時に予め調整される。
次に、図7を参照して、ゲイン設定部39の動作について説明する。図7(a)において、横軸は温度検出器108aで検出した温度を表し、縦軸はゲイン設定部39からの制御信号に基づいてゲイン補正部33xおよび33yにて調整されるゲインK1を表す。なお、実践L1は湿度が標準状態での温度とK1との関係を示し、破線L2は湿度が上昇した状態での温度とK1との関係を示している。
図7(b)において、横軸は経時計測器108cで計測した時間を表し、縦軸はゲイン設定部39からの制御信号に基づいてゲイン補正部33xおよび33yにて調整されるゲインK1を表す。そして実線Lは、時間の経過に対するゲインK1の変化の様子を示している。
ゲイン設定部39によるゲイン補正部33の調整は、以下に述べるようにして行われる。上述のように、OISアクチュエータ部31はマグネットとコイルパターンで構成される電磁変換特性を利用した駆動部を構成している。一般的に、温度が上昇するとマグネットの磁化低下やコイルパターンの線抵抗の増加に伴って可動部の推進力は低下する。そこで、図7(a)に示すように、温度の上昇に伴う推進力の低下を打ち消し合う方向に、ゲイン補正部33のゲインK1をゲイン設定部39から出力される制御信号に基づいて調整する。これによりOISアクチュエータ31、位置検出センサ32、ゲイン補正部33、比較部37、およびOISユニット駆動部38で構成される制御ループゲインを温度変化に影響を受けずほぼ一定に機能させることができる。なお、ゲイン補正部36のゲインK2を同様に調整するようにして、角速度センサ34の温度変化を補正する構成を追加してもよい。
フレキシブルプリント板は、固定枠から可動部に接続されている。それゆえに、可動部の移動に伴ってフレキシブルプリント板がより屈曲する方向へ移動した場合には、フレキシブルプリント板の可動部の接続端に加わる力は増加し、フレキシブルプリント板の屈曲が戻る方向へ移動した場合にはフレキシブルプリント板の可動部の接続端に加わる力は減少する。
したがって、湿度が上昇してフレキシブルプリント板がやわらかくなると、可動部の移動に伴うフレキシブルプリント板が可動部の接続端に加わる力の変化が小さくなる。つまり、同じ移動量かつ応答速度に必要なコイルパターンに印加する電力は減少する。そこで、図7(a)において、湿度が標準状態での温度とK1との関係を示す実線L1に対して、湿度が上昇した状態での温度とK1との関係を示す破線L2で示すように、ゲイン設定部39によるゲイン補正部33でのゲインK1を下げることでOISアクチュエータ31、位置検出センサ32、ゲイン補正部33、比較部37、およびOISユニット駆動部38で構成される制御ループゲインの機能を温度変化および湿度変化に影響を受けずほぼ一定にできる。なお、ゲイン補正部36のゲインK2を同様に調整するようにして、角速度センサ34の温度および湿度変化を補正する構成を追加してもよい。
また、電源ONの直後からCCD106などの回路の温度上昇に伴って撮像装置ICDの内部温度が上昇すると、上述のように温度の上昇によりマグネットの磁化低下やコイルパターンの線抵抗の増加に伴って可動部の推進力が低下する。この現象を打ち消すために、撮像装置ICDの電源ON直後からの時間を経時計測器108cで計測して、計測した経過時間に基づいて予め測定した温度上昇に伴う可動部の推力低下をキャンセルする方向(図7(b)に例示)にゲイン補正部33のゲインK1をゲイン設定部39の制御信号に基づいて調整する。
上述の如くゲインK1を設定することにより、OISアクチュエータ31、位置検出センサ32、ゲイン補正部33、比較部37、およびOISユニット駆動部38で構成される制御ループゲインの機能を温度変化に影響を受けずほぼ一定にできる。
次に、図8を参照して、像ぶれ補正機能におけるオブザーバ制御について説明する。具体的には、図8はOISユニット駆動部38の出力部に負荷τが入力された場合にOISアクチュエータ31の可動部の位置Xが出力される制御ブロックを示している。負荷τは、撮像装置本体の姿勢の変化に伴って生じるOISアクチュエータ31の可動部の自重変化による負荷変動あるいは、固定部と可動部との摩擦係数変化による負荷変動が考えられる。特に、小型および軽量の撮像装置においては可動部の推力低下に伴い、これらの負荷変動が相対的に大きく影響する。なお、図8においては左右方向のOISユニット制御系と上下方向のOISユニット制御系のいずれかを表すものとする。
また、図8においては、各ブロックの名称に加えてゲインあるいは関数が定義されている。参照符号45は可動部G(s)を示し、参照符号32は位置検出センサKpを示し、参照符号33はゲイン補正部K1を示し、参照符号37は比較部を示し、参照符号41はフィードバック補償部H0(s)を示し、参照符号43は加算部を示し、参照符号42はトルク換算部H1を示し、参照符号44は加算部を示し、参照符号51はオブザーバ補償部H3(s)を示し、参照符号53は加算部を示し、そして参照符号52はLPF部H4(s)を示している。オブザーバ制御部50は、オブザーバ補償部51、LPF部52、および加算部53を含む。
フィードバック補償部41は、一般的にはリードラグフィルタ、低域通過フィルタ、および積分補償器で構成され、目標指令V0に対する引き込み特性確保および定常的な負荷補正を行う補償部である。本例においては、本発明におけるオブザーバ制御の効果を説明するために負荷τが加算部44で図8で示される制御ブロックに印加された場合を想定している。オブザーバ制御部50は先に述べた負荷τを予測してこの負荷τを打ち消す方向に可動部45にトルクが印加されるように機能するブロックである。なお、トルク換算部42と可動部45とを合せてOISアクチュエータ31が構成される。また、可動部45は像ぶれ補正レンズ1を含み上下左右に移動するものを表す。
オブザーバ制御部50の動作について、以下に詳細に説明する。まず、ゲイン補正部36から出力される目標指令V0=0として、加算部44に印加されている負荷τとオブザーバ制御部50の入出力信号あるいは内部信号である既知関数P1、P2、およびP3とを定義すると、P1は次式(1)で表される。
P1=−(P2×H1+τ)×G(s)×Kp×K1 ・・・(1)
トルク換算部42から出力される信号に−τを加算することを想定すると、外部から印加されている負荷τの影響を打ち消すことが可能となるので、オブザーバ補償部51を次式(2)で表わされる。
H3(s)=1/{H1typ×G(s)×Kp×K1typ}・・・(2)
H1typはH1の標準設計値であり、K1typはK1の標準設計値である。
加算部53から出力される信号P3は次式(3)で表される。
P3=P2+H3(s)×P1 ・・・(3)
さらに、式(3)に式(1)および式(2)を代入して次式(4)が得られる。
P3=P2+[−(P2×H1+τ)×G(s)×Kp×K1/{H1typ×G(s)×Kp×K1typ}]
=P2+{−P2×H1×K1/(H1typ×K1typ)−τ×K1/(H1typ×K1typ)} ・・・(4)
上述のように、同じ電力をOISアクチュエータ部に供給しても、温度や湿度によって可動部の推力は変化する。これは、トルク換算部42のH1が変化することで表現できる。温度や湿度あるいは撮像装置ICDの本体の電源ONしてからの経時によって変化するH1の変化率を予め測定しておくことによって、ユーザが通常に使用する実使用上において、G(s)×H1×Kp×K1×H0(s)で表される制御ループゲインを一定とするためのK1を、図7を参照して説明したように求めることができる。
上述のように、式(2)において、H1typはH1の標準設計値であり、K1typはK1の標準設計値である。なお、標準設計値とは温度が常温(例えば25℃)や湿度が常湿(例えば60%)の場合のH1の測定値およびK1の設定値である。制御ループゲインが常に一定になるようにゲイン設定部39から図7に示す破線L2に従ってK1が補正されるので、制御ループゲインG(s)×H2×Kp×K1はG(s)×H2typ×Kp×K1typと常にほぼ等しくなり、次式(5)が成立する。
H2typ×K1typ≒H2×K1 ・・・(5)
式(5)を考慮すると、式(4)は次式(6)で表すことができる。
P3≒−τ×K1/(H1typ×K1typ) ・・・(6)
さらに、信号P3はLPF部52を介してフィードバック補償部41の出力に加算される。LPF部52は低域通過フィルタを表し、オブザーバ制御を用いて負荷τに対して位置Xの変動を抑圧したい帯域で制限するようにカットオフ周波数を設定する。本例においては、カットオフ周波数は像ぶれ補正を行う帯域として10〜20[Hz]程度に設定される。
したがって、次式(7)で示すようにオブザーバ制御部50によって求めた信号P3はトルク換算部42から出力される信号に−τを加算することになり、負荷τの影響を打ち消すことが可能となる。
P3×H1≒{−τ×K1/(H1typ×K1typ)}×H1≒ −τ
・・・(7)
上述のように、本実施の形態1においては、像ぶれ補正機能にオブザーバ制御を用いることで撮像装置における像ぶれ補正の性能を改善できる。特に、小型および軽量の撮像装置においては、ユーザの使用状況によって変化する姿勢差や刻々あるいは急激に変化する環境変化によって影響されるアクチュエータ部の配線負荷や摩擦などの負荷変動による補正性能の劣化を大幅に改善できる。また、オブザーバ制御部は回路で構成するだけでなくマイコンなどで処理を行うソフトウエアで構成してもよい。
図9を参照して、オブザーバ制御について説明する。図9(b)に示すように、入力部に加算部46を設けられているトルク換算部42に、外部から図8における負荷τに相当する信号が入力信号Vinとして制御ループに印加される。入力信号Vinの周波数を1[Hz]〜10[kHz]までスイープさせたときの可動部45の位置変位を位置検出センサKpの出力Voutとして取り出して、横軸を周波数、縦軸を20×log(Vout/Vin)[dB]としてグラフ化し、また、横軸を周波数、縦軸を∠(Vout/Vin)[deg]としてグラフ化してボード線図を描いた図が図9(a)である。
図9(a)において、オブザーバ制御の効果を最大にした(すなわち、LPF部H4(s)の出力をそのまま加算器43に出力するように補正係数の値を1.0にした)ときの状態を実線Lmax1および実線Lmax2で示し、オブザーバ制御の効果をなくした(すなわち、LPF部H4(s)の出力を0にするように補正係数の値を0にした)のときの状態を破線Lzero1および破線Lzero2で示し、オブザーバ制御の効果を若干落とした(すなわち、LPF部H4(s)の出力に0〜1の間の値の補正係数を掛けて出力した)ときの状態を実線Lmid1および実線Lmid2で示している。具体的には、オブザーバ制御の効果を若干落としたときの状態(Lmid)については、LPF部H4(s)の出力に補正係数0.7を掛けて出力したときの例を示している。
このように、オブザーバ制御の補正係数の値を1.0としたときには負荷変動に対する可動部の位置変動の割合を、オブザーバ制御の効果をなくしたとき(補正係数の値は0)に比べて1[Hz]のところで20[dB]以上に改善できる。また、オブザーバ制御の補正係数の値を0.7としたときにも負荷変動に対する可動部の位置変動の割合を、オブザーバ制御の効果をなくしたとき(補正係数0)に比べて1[Hz]のところで10[dB]程度改善できる。また、∠(Vout/Vin)で示す入力信号Vinに対する出力信号Voutの位相差はオブザーバ制御を導入することで入力信号の周波数が10[Hz]程度のところでオブザーバ制御を導入しない場合に比べて進む。
なお、ブザーバ制御の効果を若干落として補正係数0.7とした例については、可動部のコイル抵抗のばらつきやコイルとマグネットとのギャップばらつきなどによって、推力が個々にばらつきを生じる際に、オブザーバ制御の効果を若干落として過補正になることを防止するとともに、オブザーバ制御としての負荷変動に対する可動部の位置変動に与える影響を低減できる。
また、本発明に係る撮像装置は、カメラボディと交換レンズとからなるカメラシステムとして構成できる。なお、交換レンズは、カメラボディに着脱可能であり、装着時に当該カメラボディとの相互通信が可能に構成される。また、カメラボディは、少なくとも撮像素子(CCD106)を含むものとする。
本発明は、ディジタルスチルカメラおよびディジタルビデオカメラ等に代表される光学画像を電気信号として生成する撮像装置に好適である。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図 図1のOISユニットの内部構成を示す斜視図 図2のOISユニットの要部を示す分解斜視図 図2のOISユニットにおけるピッチング移動枠を示す図 図4におけるV−V断面を示す図 図1の撮像装置における像ぶれ補正機能の構成を示すブロック図 図6のゲイン設定部の動作の説明図 図1の撮像装置による像ぶれ補正機能におけるオブザーバ制御動作の説明図 図1の像ぶれ補正機能におけるオブザーバ制御の説明図
符号の説明
31、31x、31y OISアクチュエータ
32、32x、32y 位置検出センサ
33、33x、33y ゲイン補正部
36、36x、33y ゲイン補正部
37、37x、37y 比較部
38、38x、38y OISユニット駆動部
39 ゲイン設定部
41 フィードバック補償部
42 トルク換算部
43 加算部
44 加算部
45 可動部
50 オブザーバ制御部
51 オブザーバ補償部
52 LPF部
53 加算部
100 レンズ鏡筒
101 ズームレンズ系
102 OISユニット
103 フォーカスレンズユニット
104 OISユニット制御部
105 フォーカス駆動部
106 CCD
107 画像処理部
108 環境特性検出部
108a 温度検出器
108b 湿度検出器
108c 経時計測器
109 合焦情報算出部
110 操作部
111 表示部
112 メモリーカード
120 システムコントローラ

Claims (8)

  1. 被写体の電気的な画像信号を出力する撮像装置であって、
    光軸に対して垂直に移動制御することで像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズを含む複数のレンズ群により前記被写体の光学的な像を形成する撮像光学系と、
    前記被写体の光学的な像を撮像して、前記電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子の出力画像信号に基づき撮影画像の表示および記憶を行う画像処理手段と、
    前記像ぶれ補正レンズの移動制御を行う像ぶれ制御手段とを備え、
    前記像ぶれ制御手段はオブザーバ制御手段を含んで構成されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記オブザーバ制御手段は、像ぶれ補正レンズの移動に際する負荷を予測演算する負荷予測手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記像ぶれ制御手段は、温度あるいは湿度の計測を行う環境特性検出手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記像ぶれ制御手段は、前記撮像装置本体の電源を投入してからの経時計測を行う経時計測手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記像ぶれ補正レンズは、光軸に対して垂直に前記レンズを移動するアクチュエータと、前記レンズの位置を検出する位置検出センサとによって移動制御されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記像ぶれ制御手段は、角速度センサから出力される角速度情報に基づいて前記像ぶれ補正レンズを移動制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記像ぶれ制御手段は、前記アクチュエータへの印加電力を前記環境特性検出手段から出力される温度、湿度、および経時の情報の少なくとも1つに基づいて可変することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、カメラボディと、当該カメラボディに着脱可能であり、装着時に当該カメラボディとの相互通信が可能な交換レンズを備えるカメラシステムであって、
    前記カメラボディは、少なくとも前記撮像素子を含み、
    前記交換レンズは、少なくも前記撮像光学系を含む、請求項1に記載の撮像装置。
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