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JP2007055217A - 光学用易接着性ポリエステルフィルム - Google Patents

光学用易接着性ポリエステルフィルム Download PDF

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JP2007055217A JP2005279889A JP2005279889A JP2007055217A JP 2007055217 A JP2007055217 A JP 2007055217A JP 2005279889 A JP2005279889 A JP 2005279889A JP 2005279889 A JP2005279889 A JP 2005279889A JP 2007055217 A JP2007055217 A JP 2007055217A
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polyester film
film
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prism lens
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JP2005279889A
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Nobue Munakata
伸枝 宗像
Atsushi Koyamamatsu
淳 小山松
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Toyobo Film Solutions Ltd
Original Assignee
Teijin DuPont Films Japan Ltd
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Abstract

【課題】 液晶ディスプレイのプリズムレンズシートの用途に好適に使用することができる、高いUV光透過率を備え、プリズムレンズシートに加工する際にプリズムレンズ層との接着力に優れる、光学用易接着性ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 ポリエステルフィルムおよびその両面に設けられた塗布層からなり、波長400nmの光線透過率が88%以上であることを特徴とする、光学用易接着性ポリエステルフィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明は、光学用易接着性ポリエステルフィルムに関し、特に液晶ディスプレイのプリズムレンズシート用部材として好適に用いられる光学用易接着性ポリエステルフィルムに関する。
ポリエステルフィルム、特にポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートの二軸延伸フィルムは、優れた機械的性質、耐熱性、耐薬品性を有するため、磁気テープ、強磁性薄膜テープ、写真フィルム、包装用フィルム、電子部品用フィルム、電気絶縁フィルム、金属板ラミネート用フィルム、ガラスディスプレイ等の表面に貼るフィルム、各種部材の保護用フィルム等の素材として広く用いられている。
ポリエステルフィルムは、近年、特に各種光学用フィルムに多く用いられ、液晶表示装置の部材のプリズムレンズシート、タッチパネル、バックライト等のベースフィルムや反射防止用フィルムのベースフィルム、プラズマディスプレイの電磁波シールドフィルム、有機ELディスプレイのベースフィルム、ディスプレイの防爆用ベースフィルム等の用途に用いられている。このような光学用フィルムに用いられるベースフィルムは優れた透明性が要求される。さらにプリズムレンズ層、ハードコート層、粘着層、反射防止層、スパッタ層等に対する優れた易接着性が要求される。
特開昭63−37167号公報
特に、液晶ディスプレイのプリズムレンズシート用部材に用いるためには、プリズムレンズ層を形成する加工において高いUV光透過率が必要とされる。しかし、ポリエステル本来の光線吸収特性からUV光は遮蔽され、高い透過率を得ることが困難である。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消し、液晶ディスプレイのプリズムレンズシートの用途に好適に使用することができる、高いUV光透過率を備え、プリズムレンズシートに加工する際にプリズムレンズ層との接着力に優れる、光学用易接着性ポリエステルフィルムを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、ポリエステルフィルムおよびその両面に設けられた塗布層からなり、波長400nmの光線透過率が88%以上であることを特徴とする、光学用易接着性ポリエステルフィルムである。
本発明によれば、高いUV光透過率を備え、プリズムレンズシートに加工する際にプリズムレンズ層との接着力に優れる、光学用易接着性ポリエステルフィルムを提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
[ポリエステルフィルム]
本発明においてポリエステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香族二塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とから合成される線状飽和ポリエステルである。かかるポリエステルの具体例として、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレン−2,6−ナフタレートを例示することができる。
ポリエステルフィルムに用いられるポリエステルは、これらのポリエステルの共重合体であってもよく、上記ポリエステルを主体(例えば80モル%以上の成分)とし、少割合(例えば20モル%以下の成分)の他の種類の樹脂とブレンドしたものであってもよい。ポリエステルとして、ポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレン−2,6−ナフタレートが力学的物性や光学物性等のバランスが良いので特に好ましい。
ポリエステルは、着色剤、帯電防止剤、酸化防止剤、有機滑剤、触媒、紫外線吸収剤を含有してもよい。ただし、本発明においてポリエステルは、内添フィラーを含有しないことが透明性の点で好ましい。
本発明におけるポリエステルフィルムは、例えば上記のポリエステルをフィルム状に溶融押出し、キャスティングドラムで冷却固化させて未延伸フィルムとし、この未延伸フィルムをTg〜(Tg+60)℃で長手方向に1回もしくは2回以上合計の倍率が3倍〜6倍になるよう延伸し、その後Tg〜(Tg+60)℃で幅方向に倍率が3〜5倍になるように延伸し、必要に応じて更に180〜230℃で1〜60秒間熱処理を行い、熱処理温度より10〜20℃低い温度で幅方向に0〜20%収縮させながら再熱処理を行うことにより得ることができる。なお、ガラス転移温度をTgと略記する。
ポリエステルフィルムの厚みは、プリズムレンズシートとして使用する場合に必要な強度を得るために25〜300μmであることが好ましく、特に50〜250μmであることが好ましい。
[塗布層]
本発明の光学用易接着性ポリエステルフィルムは、上記のポリエステルフィルムの両面に塗布層を備える。この塗布層の屈折率は、好ましくは1.20〜1.55、さらに好ましくは1.30〜1.55である。 塗布層の屈折率が1.55を超えるとUV光の透過率が上がらず、他方、1.20未満とすることは技術的に困難である。
塗布層の厚みは、好ましくは40〜100nm、さらに好ましくは50〜90nmである。塗布厚みが100nmを超えるとブロッキングが発生しやすくなり好ましくなく、40nm未満であるとUV光の透過率が上がらず好ましくない。
本発明の光学易接着性ポリエステルフィルムは、屈折率1.20〜1.55の塗布層をポリエステルフィルムの両面に備えることにより、波長400nmの光線透過率が88%以上を達成することができる。波長400nmの光線透過率が88%未満であるとプリズムシートに加工することが困難である。この光学易接着性ポリエステルフィルムは塗布層をポリエステルの両面に形成することにより得ることができる。
[アクリル樹脂]
屈折率を本発明の範囲とするために、ポリエステルフィルムの両面に設ける塗布層は、好ましくはアクリル樹脂からなり、このアクリル樹脂のガラス転移点(Tg)は、好ましくは20〜80℃、さらに好ましくは25〜70℃である。ガラス転移点が20℃未満であるとフィルムブロッキング性が悪化し、ガラス転移点が80℃より高いと造膜性が悪くなり、オリゴマー析出封止性が低下しして好ましくない。アクリル樹脂は、水に可溶性または分散性のアクリルが好ましい。アクリル樹脂は多少の有機溶剤を含有してもよい。
かかるアクリル樹脂は、以下のようなアクリルモノマーを重合して製造することができる。アクリルモノマーとしては、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2ーエチルヘキシル基、シクロヘキシル基等);2ーヒドロキシエチルアクリレート、2ーヒドロキシエチルメタクリレート、2ーヒドロキシプロピルアクリレート、2ーヒドロキシプロピルメタクリレート等のヒドロキシ含有モノマー;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸及びその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等のカルボキシ基またはその塩を含有するモノマー;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N、N−ジアルキルアクリルアミド、N、N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)、Nーアルコキシアクリルアミド、N−アルコキシメタクリルアミド、N、N−ジアルコキシアクリルアミド、N、N−ジアルコキシメタクリルアミド(アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基等)、アクリロイルモルホリン、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、 N−フェニルメタクリルアミド等のアミド基を含有するモノマー;無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマー;ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレン、αーメチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノエステル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエン等のモノマーが挙げられる。
アクリル樹脂は、特開昭63−37167号公報の製造例1〜3に記載の方法に準じて製造することができる。即ち、四つ口フラスコに、界面活性剤としてラウリルスルホン酸ナトリウム所定量、およびイオン交換水所定量を仕込んで窒素気流中で60℃まで昇温させ、次いで重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.5部、亜硝酸水素ナトリウム0.2部を添加し、更に所望の機能を発現できる各モノマー類の混合物を3時間にわたり、液温が60〜70℃になるよう調整しながら滴下して、滴下終了後も同温度範囲に2時間保持しつつ撹拌下に反応を継続させ、次いで冷却することにより、アクリル樹脂の水分散体を得ることができる。
[微粒子]
本発明においてポリエステルフィルムの両面に設ける塗布層は、微粒子を含有することが好ましい。塗布層に含有される微粒子の平均粒子径は、例えば20〜300nm、好ましくは60〜300nm、さらに好ましくは80〜250nmである。300nmを超えると微粒子の落脱が発生しやすくなり好ましくなく、60nm未満であると十分な滑性、耐傷性が得られない場合があり好ましくない。微粒子は通常、塗布層の組成物中に含有される。
微粒子としては、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ケイ素、ケイ酸ソーダ、水酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化錫、三酸化アンチモン、カーボンブラック、二硫化モリブデン等の無機微粒子;アクリル系架橋重合体、スチレン系架橋重合体、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フェノール樹脂、ナイロン樹脂等の有機微粒子を用いることができる。これらは1種類を用いてもよく、2種類以上を用いてもよい。
塗布層の微粒子の含有量は、塗布層の組成物100重量%あたり、好ましくは0.1〜10重量%である。0.1重量%未満であると十分な滑性、耐傷性が得られず、10重量%を超えると塗膜の凝集力が低くなり接着性が悪化して好ましくない。
[架橋剤]
塗布層の組成物には、架橋剤が配合されていることが好ましい。架橋剤としては、エポキシ、オキサゾリン、メラミンおよびイソシアネートが好ましい。これらは1種類を用いてもよく、2種類以上を用いてもよい。
エポキシ架橋剤としては、ポリエポキシ化合物、ジエポキシ化合物、モノエポキシ化合物、グリシジルアミン化合物等が挙げられ、ポリエポキシ化合物としては、例えば、ソルビトール、ポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアネート、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジエポキシ化合物としては、例えば、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、モノエポキシ化合物としては、例えば、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルアミン化合物としてはN,N,N’,N’,−テトラグリシジル−m−キシリレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノ)シクロヘキサン等が挙げられる。
オキサゾリン架橋剤としては、オキサゾリン基を含有する重合体が好ましい。付加重合性オキサゾリン基含有モノマー単独もしくは他のモノマーとの重合によって作成できる。付加重合性オキサゾリン基含有モノマーは、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン等を挙げることができる。これらの中でも2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが工業的にも入手しやすく好適である。他のモノマーは、付加重合性オキサゾリン基含有モノマーと共重合可能なモノマーであれば制限なく、例えばアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2ーエチルヘキシル基、シクロヘキシル基)等のア(メタ)クリル酸エステル類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸及びその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等の不飽和カルボン酸類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル類;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N、N−ジアルキルアクリルアミド、N、N−ジアルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)等の不飽和アミド類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸のエステル部にポリアルキレンオキシドを付加させたもの等のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル類;エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル等の含ハロゲンα、β−不飽和モノマー類;スチレン、α−メチルスチレン、等のα、β−不飽和芳香族モノマー等を挙げることができる。
メラミン架橋剤としては、メラミンとホルムアルデヒドを縮合して得られるメチロールメラミン誘導体に低級アルコールとしてメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等を反応させてエーテル化した化合物およびそれらの混合物が好ましい。メチロールメラミン誘導体としては、例えば、モノメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、トリメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン、ペンタメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン等を挙げることができる。
イソシアネート架橋剤としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、1,6−ジイソシアネートヘキサン、トリレンジイソシアネートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ポリオール変性ジフェニルメタン−4、4´−ジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3,3´−ビトリレン−4,4´ジイソシアネート、3,3´ジメチルジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート等を挙げることができる。
塗布層の組成物に架橋剤を配合する場合、架橋剤の配合割合は、塗布層の組成物100重量%あたり好ましくは0.1〜30重量%、さらに好ましくは10〜25重量%である。0.1重量%未満であると塗膜の凝集力が発現しない場合があり、接着性が不足する場合があり好ましくない。30重量%を超えると塗膜が非常に硬くなり、応力緩和が少なくなり接着性が発現しない場合や塗設したフィルムを回収使用した場合に架橋体による異物が発生する場合があり好ましくない。
塗布層の架橋剤は、取り扱いやすく、塗布液のポットライフが比較的長いことから、オキサゾリン架橋剤が好ましい。
[製造方法]
本発明において塗布層の塗設に用いられる上記組成物は、塗布層(以下『塗膜』いうことがある)を形成させるために、水溶液、水分散液或いは乳化液等の水性塗液の形態で使用されることが好ましい。塗布層を形成するために、必要に応じて、前記組成物以外の他の樹脂、例えば、帯電防止剤、着色剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、架橋剤を配合してもよい。
本発明に用いる水性塗液の固形分濃度は、通常20重量%以下、好ましくは1〜10重量%である。1重量%未満であるとポリエステルフィルムへの塗れ性が不足することがあり、20重量%を超えると塗液の安定性や塗布層の外観が悪化することがあり好ましくない。
水性塗液のポリエステルフィルムへの塗布は、任意の段階で実施することができるが、ポリエステルフィルムの製造過程で実施することが好ましく、配向結晶化が完了する前のポリエステルフィルムに塗布することがさらに好ましい。
ここで、結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムとは、未延伸フィルム、未延伸フィルムを縦方向または横方向の何れか一方に配向せしめた一軸配向フィルム、さらには縦方向および横方向の二方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最終的に縦方向また横方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フィルム)等を含む概念である。なかでも、未延伸フィルムまたは一方向に配向せしめた一軸延伸フィルムに、上記組成物の水性塗液を塗布し、そのまま縦延伸および/または横延伸と熱固定とを施すことが好ましい。未延伸のフィルムまたは一方向に配向せしめた一軸延伸フィルムに上記組成物の水性塗液を塗布し、そのまま縦延伸および横延伸を同時に行なう同時二軸延伸法によってフィルムを延伸し、さらに熱固定を施してもよい。この方法によればフィルムの傷を防止することができる。
水性塗液をフィルムに塗布する際には、塗布性を向上させるための予備処理としてフィルム表面にコロナ表面処理、火炎処理、プラズマ処理等の物理処理を施すか、あるいは組成物と共にこれと化学的に不活性な界面活性剤を濡れ剤として用いることが好ましい。
かかる界面活性剤は、ポリエステルフィルムへの水性塗液の濡れを促進機能や塗液の安定性を向上させるものであり、例えば、ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等のアニオン型、ノニオン型界面活性剤を挙げることができる。界面活性剤は、塗布層を形成する組成物中に、1〜10重量%含まれていることが好ましい。
塗液の塗布量は、塗布層の厚さが40〜100nm、好ましくは50〜90nmの範囲となるような量であることが好ましい。塗布層の厚さが40nm未満であると接着力が不足し、100nmを超えるとブロッキングを起こしたりヘイズ値が高くなったりする可能性があり好ましくない。
塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用できる。例えばロールコート法、グラビアコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸法、カーテンコート法を提供することができる。これらは単独で用いてもよく、組合せて用いてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
各種物性は下記の方法により評価した。
(1)波長400nmの光線透過率
島津製作所(株)製分光光度計UV−3101PCを用い、スキャン速度200nm、スリット幅20nm、サンプリングピッチ1.0nmの条件で、波長400nmの光線透過率を測定した。
(2)塗布層厚み
フィルムを小さく切り出し、エポキシ樹脂で包埋させ、ミクロトームで50nm厚みにフィルム断面を薄切りした。これを2%オスミウム酸で60℃、2時間かけて染色した。染色されたフィルムの断面を透過電子顕微鏡(LEM−2000)で観察し、塗布層厚みを測定した。
(3)屈折率
塗剤を蒸発乾固させ、レーザー屈折計(METRICON PRINM COUPER Model2010)を用い、波長633nmでの塗剤の屈折率を測定した。
(4)プリズムレンズ層との接着性
プリズムレンズのパターンを形成した型に、JSR株式会社製『KZ9590』を流し込み、その上に得られたポリエステルフィルムを塗布面をプリズム樹脂側にして密着させ、ポリエステルフィルム面から強度35cdのUV光を10秒間照射し樹脂を硬化させ、頂角95度、ピッチ50μm、高さが3μmのプリズムレンズ層を形成した。得られたプリズムレンズ面に、碁盤目のクロスカット(1mmのマス目を100個)を施し、その上に24mm幅のセロハンテープ(ニチバン社製)を貼り付け、180°の剥離角度で急激に剥がした後、剥離面を観察し、下記の基準で評価した。
5:剥離面積が10%未満 ……接着力極めて良好
4:剥離面積が10%以上20%未満 ……接着力良好
3:剥離面積が20%以上30%未満 ……接着力やや良好
2:剥離面積が30%以上40%未満 ……接着力不良
1:剥離面積が 40%以上 ……接着力極めて不良
(5)輝度
上記(3)の評価において得られたプリズムシートについて、市販のLCDバックライト(LG電子製15インチモニター(FLATRON L1515S))に組み込み、輝度を測定した。輝度測定には、輝度計(トプコン社製 BM−7)を用いた。UV光の透過率が低いとプリズムレンズの形成が悪く輝度が上がらない。プリズムシートを使用しない場合の輝度を100%とし、プリズムシートを使用した場合の輝度上昇率とプリズムレンズ層の樹脂硬化を下記の基準で評価した。
○:輝度上昇率が 126%以上 ……樹脂硬化が極めて良好
△:輝度上昇率が120%以上125%以下 ……樹脂硬化が良好
×:輝度上昇率が120%未満 ……樹脂硬化が不良
(6)耐ブロッキング性
2枚のフィルムを、塗膜形成面同士が接するように重ね合せ、これに、60℃、80%RHの雰囲気下で17時間にわたって0.6kg/cmの圧力をかけ、その後、剥離して、その剥離力により耐ブロッキング性を下記の基準で評価した。
○: 剥離力<340mN/5cm ……耐ブロッキング性良好
△:340mN/5cm≦剥離力<380mN/5cm ……耐ブロッキング性やや良好
×:380mN/5cm≦剥離力 ……耐ブロッキング性不良
(7)固有粘度
固有粘度([η]dl/g)は、25℃のo−クロロフェノール溶液で測定した。
[実施例1]
溶融ポリエチレンテレフタレート([η]=0.62dl/g、Tg=78℃)をダイより押出し、常法により冷却ドラムで冷却して未延伸フィルムとし、次いで縦方向に3.2倍に延伸した後、その両面に表1に示す塗剤の濃度4%の水性塗液をロールコーターで均一に塗布した。
なお、溶融ポリエチレンテレフタレートには、滑剤としての微粒子を含有していないものを使用した。
Figure 2007055217
塗布層を設けたフィルムを引き続いて95℃で乾燥し、横方向に120℃で3.5倍に延伸し、220℃で幅方向に3%収縮させ熱固定し、厚さ125μmの光学用易接着性ポリエステルフィルムを得た。評価結果は表2に示す。
さらに、プリズムレンズのパターンを形成した型に、JSR株式会社製『KZ9590』を流し込み、その上に得られた光学用易接着性ポリエステルフィルムを、塗布層がプリズム樹脂側になるように密着させて、ポリエステルフィルム側から強度35cdのUV光を10秒間照射し樹脂を硬化させ、頂角95度、ピッチ50μm、高さが3μmのプリズムレンズ層を形成させてプリズムシートとした。得られたプリズムシートのプリズムレンズ層とポリエステルフィルムとの接着性を評価した。評価結果を表2に示す。
[実施例2および3]
表1に記載の塗剤を用いて塗膜を形成する他は実施例1と同様にして光学用易接着性ポリエステルフィルムを得て、プリズムシートを作成した。評価結果を表2に示す。
[実施例4]
溶融ポリエチレンテレフタレート([η]=0.62dl/g、Tg=78℃)をダイより押出し、常法により冷却ドラムで冷却して未延伸フィルムとし、次いでその両面に表1に示す塗剤の濃度6%の水性塗液をロールコーターで均一に塗布した。この塗布フィルムを引き続いて95℃で乾燥し、100℃で同時に縦方向に3.4倍、横方向に3.6倍に延伸し、225℃で縦方向および幅方向にそれぞれ2%収縮させ熱固定し、ポリエステルフィルム厚さ100μm、塗布層厚さ80nmの光学用易接着性ポリエステルフィルムを得て、プリズムシートを作成した。評価結果を表2に示す。
[比較例1〜3]
表1に記載の塗剤を用いて塗膜を形成する他は実施例1と同様にして光学用易接着性ポリエステルフィルムを得て、プリズムシートを作成した。評価結果を表2に示す。
[比較例4]
塗布層を片面にのみ設け、塗布層と反対面にプリズム層を設けた他は実施例2と同様にして光学用易接着性ポリエステルフィルムを得て、プリズムシートを作成した。評価結果を表2に示す。
[比較例5]
塗布層を形成せず、塗布層を設けていない面に直接プリズム層を設けた他は実施例2と同様にして光学用易接着性ポリエステルフィルムを得て、プリズムシートを作成した。評価結果を表2に示す。
Figure 2007055217
アクリル樹脂:
メチルメタクリレート60モル%/エチルアクリレート30モル%/2−ヒドロキシエチルアクリレート5モル%/N−メチロールアクリルアミド5モル%で構成されている(Tg=40℃)。なお、アクリルは、特開昭63−37167号公報の製造例1〜3に記載の方法に準じて下記の通り製造した。すなわち、四つ口フラスコに、イオン交換水302部を仕込んで窒素気流中で60℃まで昇温させ、次いで重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.5部、亜硫酸水素ナトリウム0.2部を添加し、更にモノマー類である、メチルメタクリレート46.7部、エチルアクリレート23.3部、2−ヒドロキシエチルアクリレート4.5部、N−メチロールアクリルアミド3.4部の混合物を3時間にわたり、液温が60〜70℃になるよう調整しながら滴下した。滴下終了後も同温度範囲に2時間保持しつつ、撹拌下に反応を継続させ、次いで冷却して固形分が25%のアクリル1の水分散体を得た。
ポリエステル樹脂:
酸成分が2,6−ナフタレンジカルボン酸75モル%/イソフタル酸20モル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸5モル%、グリコール成分がエチレングリコール90モル%/ジエチレングリコール10モル%で構成されている(Tg=80℃、平均分子量15000)。なお、ポリエステル1は、下記の通り製造した。すなわち、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル51部、イソフタル酸ジメチル11部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル4部、エチレングリコール31部、ジエチレングリコール2部を反応器に仕込み、これにテトラブトキシチタン0.05部を添加して窒素雰囲気下で温度を230℃にコントロールして加熱し、生成するメタノールを留去させてエステル交換反応を行った。次いで攪拌器のモータートルクの高い重合釜で反応系の温度を徐々に255℃まで上昇させ系内を1mmHgの減圧にして重縮合反応を行い、固有粘度が0.56のポリエステル1を得た。このポリエステル25部をテトラヒドロフラン75部に溶解させ、得られた溶液に10000回転/分の高速攪拌下で水75部を滴下して乳白色の分散体を得、次いでこの分散体を20mmHgの減圧下で蒸留し、テトラヒドロフランを留去した。ポリエステル1の水分散体を得た。
架橋剤:
グリセロールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテックス社製 商品名デナコールEX−313)
微粒子1:
アクリルフィラー(平均粒径:200nm)(日本触媒社製 商品名Mx−200W)
微粒子2:
アクリルフィラー(平均粒径:50nm)(日本触媒社製 商品名MX−50W)
濡れ剤:
ポリオキシエチレン(n=7)ラウリルエーテル(三洋化成社製 商品名ナロアクティーN−70)
本発明の光学用易接着性ポリエステルフィルムは、各種光学用途に好適の使用することができ、特に液晶ディスプレイのプリズムレンズシート用部材として好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. ポリエステルフィルムおよびその両面に設けられた塗布層からなり、波長400nmの光線透過率が88%以上であることを特徴とする、光学用易接着性ポリエステルフィルム。
  2. 塗布層の屈折率が1.20〜1.55である、請求項1記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
  3. 液晶ディスプレイのプリズムレンズシート用部材に使用される請求項1または2記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
  4. 同時二軸延伸法にて製造された請求項1〜3のいずれかに記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
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