JP2007052420A - Luminance variable system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、発光体を有し、その輝度を変化させ得る輝度可変装置に関する。 The present invention relates to a luminance variable device having a light emitter and capable of changing the luminance.
従来、押下や打撃を受けて発光するものとして、例えば発光式押しボタンスイッチや発光体を備えた玩具等が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, for example, a light-emitting push button switch or a toy equipped with a light emitter is known as a device that emits light upon being pressed or hit.
上記従来の発光式押しボタンスイッチは、例えば透明な操作部と、その下方に設けたスイッチ部及びLED等の発光体で構成され、押下によってスイッチ部がオンして発光体が発光し、上記透明な操作部を通して光を視認することができるようになっている。また、上記従来の発光体を備えた玩具では、例えば半透明の材料で形成されたキャラクタの内部に、振動等を感知して発光する発光体を設け、該キャラクタを軽くたたくと発光体が発光し、外部からそれを視認することができるようになっている。 The conventional light emitting pushbutton switch is composed of, for example, a transparent operation unit, a switch unit provided below and a light emitting body such as an LED, etc. When the switch is pressed, the switch unit is turned on and the light emitting body emits light. The light can be visually recognized through a simple operation unit. Moreover, in the toy equipped with the conventional light emitter, a light emitter that senses vibration or the like is provided inside a character made of a translucent material, for example, and the light emitter emits light when the character is tapped. And it can be visually recognized from the outside.
一方、押下や打撃を加えることによって楽しむゲーム機や楽器等の装置がある。例えば、もぐらたたきゲーム機等には、単にもぐらをたたくことにより得点を競うだけでなく、たたいた際にもぐらが何らかのパフォーマンスをしてより面白みを増したものも考えられる。また、電子ドラム等には、パッドをたたく位置やたたき具合によって音色を微妙に変化させ得るように構成されたものもある。
しかしながら、上記従来の発光式押しボタンスイッチや発光体を備えた玩具では、発光の態様は単なる一定の発光や点滅等のみであるのが通常である。また、上記従来のもぐらたたきゲーム機や電子ドラム等でも、打撃等の動作に対応して発光し、しかもその発光状態がきめ細やかに変化するようなものは一般に知られていない。 However, in the conventional toy equipped with the light emitting push button switch and the light emitter, the light emission mode is usually only a constant light emission or blinking. In addition, the conventional game game machine, electronic drum, and the like as described above are generally not known to emit light in response to an action such as hitting, and the light emission state changes finely.
従って、例えばもぐらたたきゲーム機で、たたき方によって種々の発光態様が実現できれば、もぐらのパフォーマンスの幅が広がり面白みも増す。また、電子ドラム等では、例えばパッド面の打撃位置を発光により確認できるようにすれば、練習に役立つ。 Therefore, for example, if a variety of light emission modes can be realized depending on how to beat in a muffler game machine, the performance range of the mora is widened and the fun is also increased. For an electronic drum or the like, for example, if the striking position of the pad surface can be confirmed by light emission, it is useful for practice.
このように、打撃等の動作に対応して発光体を発光させ、しかもその発光状態を変化させ得るような装置が存在すれば、各種分野の装置で応用することができ、有用である。 Thus, if there is a device that can emit light from a light emitter in response to an action such as hitting and change the light emission state, it can be applied to devices in various fields and is useful.
本発明は上記観点からなされたものであり、その目的は、透光体の押下解除後の発光輝度を押下態様に応じて可変制御可能にして、有用性を向上させ、遊技装置や楽器等、各種装置の用途を拡大することができる輝度可変装置を提供することにある。 The present invention has been made from the above viewpoint, and its purpose is to make it possible to variably control the light emission luminance after releasing the pressing of the transparent body according to the pressing mode, to improve usability, An object of the present invention is to provide a brightness variable device capable of expanding the application of various devices.
上記目的を達成するために本発明の請求項1の輝度可変装置は、光を透過可能で且つ押下されて移動する透光体と、該透光体の押下によりオンされるスイッチ部と、前記透光体が押下方向に移動するほど該透光体に近づくような位置に配設された発光手段と、前記スイッチ部がオンされたときに前記発光手段の発光を開始させると共に前記スイッチ部がオフされたときに前記発光手段の消光を開始させ、且つ、前記発光手段の消光開始後の発光輝度を前記スイッチ部のオンオフの態様に応じて可変制御する制御手段とを備え、前記発光手段の光が、前記透光体を透過して視認されるように構成されたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, a brightness varying device according to
なお、この場合、透光体を複数設けると共に、これらに対応する共通のスイッチ部を設けるようにしてもよい。例えば光ファイバ等を用いて1つのスイッチ部のオンにより光が分岐して各透光体に供給されるように構成すれば、複数の透光体を通じて発光が同時に視認される(第3の実施の形態)。これにより、音の感動を光でも伝えることができ、耳の不自由な人にライブ演奏のすばらしさを体感させるための補助となりうる。 In this case, a plurality of translucent members may be provided and a common switch unit corresponding to these may be provided. For example, if an optical fiber is used so that light is branched and supplied to each light-transmitting body when one switch unit is turned on, light emission is simultaneously visually recognized through the plurality of light-transmitting bodies (third embodiment). Form). As a result, the impression of the sound can be transmitted even with light, and it can be an assist for a hearing-impaired person to experience the wonderfulness of live performance.
また、好ましくは、前記スイッチ部のオンオフの態様は、該スイッチ部のオンベロシティ、ゲートタイム、オフベロシティの少なくとも1つである(請求項2、3)。 Preferably, the on / off mode of the switch unit is at least one of on-velocity, gate time, and off-velocity of the switch unit.
この構成により、例えば押下の解除後の残光の輝度を、スイッチ部のオンベロシティ、ゲートタイム、またはオフベロシティに応じて制御した場合はそれぞれ、強くたたくほど残光時間が長く、押下している時間が長いほど残光時間が長く、または離間動作が俊敏であるほど残光時間が長く、というように制御することができる。従って、押下動作の態様によって発光状態を変化させることができる。 With this configuration, for example, when the afterglow brightness after the release of the press is controlled according to the on-velocity, gate time, or off-velocity of the switch unit, the afterglow time is longer and the press is longer. The longer the time, the longer the afterglow time, or the quicker the separation operation, the longer the afterglow time. Therefore, the light emission state can be changed according to the mode of the pressing operation.
なお、残光のほか、最高輝度を変化させるようにしてもよい。 In addition to the afterglow, the maximum luminance may be changed.
本発明によれば、透光体の押下解除後の発光輝度を押下態様に応じて可変制御可能にして、有用性を向上させ、遊技装置や楽器等、各種装置の用途を拡大することができる。 According to the present invention, it is possible to variably control the light emission luminance after releasing the transmission of the translucent body according to the pressing mode, to improve the usefulness, and to expand the application of various devices such as gaming devices and musical instruments. .
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る輝度可変装置を備えたゲーム機本体の構成を示す外観斜視図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is an external perspective view showing a configuration of a game machine main body provided with a brightness varying apparatus according to a first embodiment of the present invention.
本ゲーム機本体1はいわゆるもぐらたたきゲーム機であり、上面板2に複数設けられた穴部3から時折姿を現すもぐら4をハンマ5でたたいて楽しむものである。パネル部6は、得点を表示する得点表示部6a及び各種情報の表示や装飾のためのイルミネーションパネル6bからなる。もぐら4の頭部4aには複数の発光部7が設けられている。複数の発光部7はいずれも同様に構成される。
The game machine
図2は、図1のII−II線に沿う発光部7の断面図である。
FIG. 2 is a cross-sectional view of the
もぐら4の頭部4aは、頑丈な材料でなる外装部10により覆われている。外装部10には貫通穴10aが穿設されている。シート部11はビニル等の可撓性の透明材料でなり、外装部10の外側を覆っている。
The
スイッチ基板8(固定部)の上面には固定接点17及びLEDで構成され一定の輝度で発光する発光体16(発光手段)が設けられている。発光体16には、不図示の抵抗が直列に接続されており、発光体16及び該抵抗で電圧制御型素子として扱うことができる。すなわちLEDの特性から、発光体16は、抵抗との組み合わせで成る直列回路素子に所定電圧値(例えば2ボルト)以上の電圧が印加されると発光し、それ以下では発光しない。
On the upper surface of the switch substrate 8 (fixed portion), there is provided a light emitter 16 (light emitting means) that is composed of a fixed
スイッチ基板8上にはさらに、可動体9が設けられている。可動体9は、発光体16の発した光を透過可能な程度に透明で且つ弾性を有するゴム等の材料でなり、頭部12(透光体の一部)、胴部13(透光体の一部)、脚部14(弾性支持部)及び固定端部15が一体に形成されてなる。なお、脚部14は透明でなくてもよく、また、脚部14を別体として固定端部15及び胴部13に連設してもよい。可動体9は、固定端部15がスイッチ基板8の上面に固着されると共に、頭部12が外装部10の貫通穴10aを貫通してその頂部が外装部10から露出し、シート部11に当接している。可動体9の頭部12の外装部10からの突出量は適当に設定され、外装部10は、ハンマ5による押下、打撃時にハンマ5に当接して可動体9の下限位置を規制するストッパとして機能する。
A
可動体9の脚部14は、第1のスカート部14a及び第2のスカート部14bからなる。可動体9は、これらスカート部14a、14bが弾性変形することにより、頭部12及び胴部13が押下、打撃方向(上下方向)に移動可能になっている。これにより、可動体9の頭部12と発光体16との距離が変化し得る。また、可動体9の頭部12、胴部13及び脚部14は上方からみて円筒状に形成されている。胴部13には、下方に垂下する円環状の突部9bが胴部13と一体に形成されている。
The
可動体9の下面9aは凹状に形成され、下面9aと発光体16との間に中空部18が形成される。下面9aの下部(突部9bの先端部近傍)には白色塗料19が塗布されている。可動体9の押下、打撃時には、発光体16が中空部18にほぼすっぽり囲まれ、上記白色塗料19の反射効果と相まって、発光体16の発した光が四方へ逃げず、集光効率が高められる。これは、光源である発光体16から一定半径を有する球面上の単位面積あたりの光束が押下により増加するからである。これにより見かけ上の輝度の差を押下時と非押下時とでより大きくすることができる。
The
可動体9の脚部14の、第1のスカート部14a及び第2のスカート部14b間には、可動接点9cが固定接点17に対向して設けられている。可動接点9c及び固定接点17でスイッチSWが構成される。可動接点9cは、可動体9の押下、打撃時に第2のスカート部14bが弾性変形することにより固定接点17に当接してスイッチSWがオン(メイク)され、これにより発光体16が発光する。
A
ハンマ5は透明な材料で構成され、これにより発光部7の発光の視認効果が増大されているが、ハンマ5を不透明な材料で構成してもよい。
The
かかる構成において、遊技者がもぐら4をハンマ5でたたくと、シート部11を介して可動体9が押下され、発光体16が発光して頭部12及びシート部11を通してその発光が視認される。なお、発光する発光部7は1つではなく、ハンマ5が命中した幾つかの発光部7が発光する。
In such a configuration, when the player taps the mole 4 with the
図3は、発光部7の発光状態及び見かけ上の輝度の変化を表すタイムチャートを示す図である。同図(a)は発光体16の発光状態、すなわち発光体16の実際の発光輝度を表し、同図(b)は可動体9の頭部12を通して遊技者に視認される輝度、すなわち見かけ上の輝度を表す。
FIG. 3 is a diagram showing a time chart showing the light emission state of the
同図において、時点ta1は、ハンマ5による打撃により可動体9が沈み込み、スイッチSWがオンされた時点を示し、時点ta2は、可動体9の下限位置到達時点を示す。また、時点ta3は、ハンマ5が上方に離間後、可動体9が下限位置から上方に移動を開始した時点を示し、時点ta4は、可動接点9cと固定接点17とが離間しスイッチSWがオフされた時点を示す。
In the figure, a time point ta1 indicates a time point when the
同図(a)に示すように、スイッチSWのゲートタイム、すなわち時点ta1〜時点ta4に亘って発光体16は一定の輝度で発光する。ところが、ハンマ5による打撃の往行程では、時点ta1〜時点ta2に亘って可動体9が発光体16に漸次接近する結果、同図(b)に示すように、頭部12を通じて視認される見かけ上の輝度は徐々に高くなる。そして時点ta2〜時点ta3間では可動体9の移動がないため見かけ上の輝度は略一定を保ち、ハンマ5による打撃の復行程では、ハンマ5の離間後、時点ta3〜時点ta4に亘って可動体9が発光体16から漸次遠ざかる結果、見かけ上の輝度は徐々に低くなる。
As shown in FIG. 5A, the
なお、ハンマ5による打撃力が弱く、スイッチSWはオンされたが可動体9が下限位置に到達しない場合は、スイッチSWのゲートタイム(時点ta2〜時点ta3)における見かけ上の輝度は同図(b)に示すものよりも当然に小さくなる。従って、打撃強さによって見かけ上の最大輝度も変化し得る。
In addition, when the impact force by the
本第1の実施の形態によれば、ハンマ5でもぐら4をたたくとハンマ5が命中した発光部7が発光して可動体9の頭部12を通して発光が視認されるので、もぐら4のパフォーマンスの幅が広がり、ゲームの面白みを増すことができる。しかもその際、可動体9と発光体16との距離が打撃動作により変化するので、見かけ上の輝度が変化し、遊技者にとってはもぐら4のたたき具合によって輝度の変化の態様を種々楽しむことができ、面白みを一層増すことができる。また、発光部7を複数設けたので、たたいた位置を容易に認識することができ、ゲームの上達も早くなる。
According to the first embodiment, when the
なお、本実施の形態では、発光体16を、スイッチSWのオンにより発光するものとして構成したが、発光体16を、打撃動作に依存せずに発光するもの、あるいは常時発光するものとして構成してもよい。これらの構成でも、可動体9の押下方向の移動によって見かけ上の輝度は変化する。
In the present embodiment, the
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る輝度可変装置を備えた電子ドラム装置の構成を示す外観斜視図である。
(Second Embodiment)
FIG. 4 is an external perspective view showing a configuration of an electronic drum device provided with a brightness varying device according to a second embodiment of the present invention.
本電子ドラム装置(ドラム装置20)は、パッドオン時の振動を電気信号に変換して電子音源によりドラム音を発音するタイプの装置であり、打奏される電子ドラム部21やパネルスイッチ22を有する。第1の実施の形態の発光部7に相当する発光部37は、電子ドラム部21のパッド21aのパッド面21bに複数設けられる。
This electronic drum device (drum device 20) is a device of a type that converts vibrations at the time of pad-on into an electric signal and generates a drum sound by an electronic sound source, and has an
図5は、ドラム装置20の全体構成を示すブロック図である。
FIG. 5 is a block diagram showing the overall configuration of the
ドラム装置20は、打奏検出回路23、スイッチ検出回路24、ROM26、RAM27、タイマ28、MIDIインターフェイス(MIDII/F)29及び音源回路30が、バス33を介してCPU25(制御手段)にそれぞれ接続されて構成される。さらに、打奏検出回路23には電子ドラム部21が接続され、スイッチ検出回路24にはパネルスイッチ22が接続されている。タイマ28はCPU25にも接続されている。音源回路30には効果回路31及びスピーカ等のサウンドシステム32が直列に接続されている。
In the
電子ドラム部21は例えばシンバル、スネアドラム等の各種打奏音を再現するためのパッド21aを複数備えている。各パッド21aの下面にはピエゾ素子等の歪センサが複数貼り付けられている(図示せず)。打奏検出回路23は、パッドオン時のパッド21aの歪量を電気信号に変換して音源回路30に送出する。パネルスイッチ22は、後述する発光部37の残光制御のモードを設定するためのモードスイッチ22aを備えるほか(図4)、各種情報を入力するための複数のスイッチを備える。モードスイッチ22aは、スイッチSWm1、SWm2及びSWm3(いずれも図示せず)からなる。スイッチ検出回路24は、パネルスイッチ22の各スイッチの押下状態を検出する。
The
CPU25は、本装置全体の制御を司る。ROM26は、CPU25が実行する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶する。RAM27は、自動演奏データ等の各種入力情報及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ28は不図示のレジスタを有し、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時して該レジスタにカウンタ値を記憶する。MIDII/F29は、他のMIDI機器等の外部装置からのMIDI信号を入力したり、MIDI信号を外部装置に出力したりする。
The
音源回路30は、打奏検出回路23から入力された打奏検出信号をトリガ信号として用い、打奏音の楽音信号を生成するほか、MIDII/F29等から入力された自動演奏データ等を楽音信号に変換する。効果回路31は、音源回路30から入力される楽音信号に各種効果を付与し、サウンドシステム32は、効果回路31から入力される楽音信号等を音響に変換する。
The
図6は、図4のVI−VI線に沿う発光部37の断面図である。
FIG. 6 is a cross-sectional view of the
発光部37は、第1の実施の形態における発光部7と構成が基本的に同様である。電子ドラム部21のパッド21aのパッド面21bは、ラバー製等の外装部40により覆われ、外装部40には貫通穴40aが穿設されている。シート部41はビニル等の可撓性の透明材料でなり、外装部40の表面を覆っている。
The
スイッチ基板38の上面には第1、第2の固定接点49、47及び発光体46が設けられている。発光体46は、CPU25によりその発光輝度が制御され、後述する輝度レベルLで発光する。
First and second
スイッチ基板38上にはさらに、可動体39が設けられている。可動体39は、頭部42、胴部43及び固定端部45が、第1の実施の形態における可動体9の頭部12、胴部13及び固定端部15とそれぞれ同様に構成される。
A
可動体39の脚部44は、第1、第2,第3のスカート部44a、44b、44cからなる。可動体39は、これらスカート部44a、44b、44cが弾性変形することにより、頭部42及び胴部43が押下、打撃方向(上下方向)に移動可能になっている。これにより、可動体39の頭部42と発光体46との距離が変化し得る。可動体39の下面39a、突部39b、及び中空部48は、第1の実施の形態における可動体9の下面9a、突部9b、及び中空部18と同様に構成される。
The
可動体39の脚部44の、第2、第3のスカート部44b、44c間には第1の可動接点39dが第1の固定接点49に対向して設けられ、脚部44の第1、第2のスカート部44a、44b間には第2の可動接点39cが第2の固定接点47に対向して設けられている。第1の可動接点39d及び第1の固定接点49でスイッチSW1(スイッチ部)が構成され、第2の可動接点39c及び第2の固定接点47でスイッチSW2(スイッチ部)が構成される。
A first
第1の可動接点39dは、可動体39の押下、打撃時に第3のスカート部44cが弾性変形することにより第1の固定接点49に当接してスイッチSW1がオン(メイク)され、これにより発光体46が発光する。第2の可動接点39cは、可動体39の押下時に第2のスカート部44bが弾性変形することにより第2の固定接点47に当接してスイッチSW2がオン(メイク)され、これとスイッチSW1とのオンオフの時間差によってオンベロシティ、及びオフベロシティが計測される。
The first
なお、スティック35は、打奏に適したものであれば透明な材料で構成するのが望ましいが、不透明な材料で構成してもよい。
The
かかる構成において、奏者がパッド21aをスティック35でたたくと、楽音が発生すると共に、第1の実施の形態と同様にスティック35が命中した幾つかの発光部37が発光する。
In such a configuration, when the player strikes the
図7は、ドラム装置20を打奏した場合のタイムチャートの一例を示す図である。
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a time chart when the
同図(a)、(b)はそれぞれスイッチSW1、SW2のオンオフ状態を表し、同図(c)〜(f)は上述したタイマ28やRAM27内の各レジスタ(図示せず)に記憶される各種値を表す。また、同図(g)は発光体46の実際の発光輝度を表し、同図(h)は可動体39の頭部42を通して奏者に視認される見かけ上の輝度を表す。
FIGS. 9A and 9B show the on / off states of the switches SW1 and SW2, respectively. FIGS. 9C to 10F are stored in the above-described registers in the
同図中、時点tb1はスティック35による打撃により可動体39が沈み込み、スイッチSW1がオンされた時点を示し、時点tb2はスイッチSW2がオンされた時点を示し、時点tb3は可動体39の下限位置到達時点を示す。また、時点tb4は、スティック35が上方に離間後、可動体39が下限位置から上方に移動を開始した時点を示し、時点tb5は、スイッチSW2がオフされた時点を示し、時点tb6はスイッチSW1がオフされた時点を示す。時点tb7は発光体46の残光制御が終了した時点を示す。
In the figure, a time point tb1 indicates a time point when the
同図(c)に示す第1のカウンタ値T、第2のカウンタ値tは、共にタイマ28によるカウンタ値であり、それぞれ時点tb1からの経過時間、時点tb6からの経過時間を表す。なお、第1のカウンタ値Tは第2のカウンタ値tよりも細かいタイミングでカウントされる(図10、図11)。
The first counter value T and the second counter value t shown in FIG. 5C are both counter values by the
同図(d)に示すキーオンタイムITは時点tb1〜時点tb2に亘る時間を表し、オンベロシティ(イニシャルタッチ強度データ)の逆数である。減算値FT1は時点tb1〜時点tb5に亘る時間を表す。キーオフタイムFTは時点tb5〜時点tb6に亘る時間を表し、オフベロシティの逆数である。 The key-on time IT shown in FIG. 4D represents the time from the time point tb1 to the time point tb2, and is the reciprocal number of on-velocity (initial touch strength data). The subtraction value FT1 represents the time from time tb1 to time tb5. The key-off time FT represents the time from the time point tb5 to the time point tb6 and is the reciprocal of off-velocity.
同図(e)に示すステイタスSは発光部37の状態を表し、0〜3のいずれかの値をとる。
The status S shown in FIG. 5E represents the state of the
同図(f)に示す輝度レベルLは、発光体46の実際の発光輝度を決定する値であり、後述するように、所定値V1または図11の残光制御処理で算出された値に設定される。
The luminance level L shown in FIG. 6F is a value that determines the actual light emission luminance of the
図8は、メイン処理のフローチャートを示す図である。本処理は不図示のスタートスイッチ(例えば電源投入スイッチ)のオン時に実行される。 FIG. 8 shows a flowchart of the main process. This process is executed when a start switch (not shown) (for example, a power-on switch) is turned on.
まず、初期設定の実行、すなわち各種レジスタ値T、t、IT、FT1、FT、S、GT、mを0にリセットする(ステップS801)。ここに、GTはスイッチSW1がオンされている時間(ゲートタイムGT)を表す。mは、発光体46の残光の態様を表すモード値であり、パネルスイッチ22の入力に基づき後述する図9のモード設定処理により1〜3のいずれかの値に設定される。
First, initialization is performed, that is, various register values T, t, IT, FT1, FT, S, GT, and m are reset to 0 (step S801). Here, GT represents the time (gate time GT) during which the switch SW1 is turned on. m is a mode value representing the afterglow mode of the
次いで、モード設定処理を後述する図9の処理により実行して(ステップS802)、スイッチSW1のオンイベントがあったか否かを判別する(ステップS803)。その判別の結果、スイッチSW1のオンイベントがあった場合は、ステイタスSを「1」に、第1のカウンタ値Tを「0」に、輝度レベルLを所定値V1(例えば5ボルトの電圧に対応する値)にそれぞれ設定し(ステップS304)、発光体46に発光指示を与えて(ステップS805)、前記ステップS802に戻る。すなわちスイッチSW1のオン時に発光体46の発光が開始される(図7の時点tb1)。
Next, the mode setting process is executed by the process of FIG. 9 to be described later (step S802), and it is determined whether or not there is an ON event of the switch SW1 (step S803). As a result of the determination, if there is an ON event of the switch SW1, the status S is set to “1”, the first counter value T is set to “0”, and the luminance level L is set to a predetermined value V1 (for example, a voltage of 5 volts). The corresponding values are set (step S304), a light emission instruction is given to the light emitter 46 (step S805), and the process returns to step S802. That is, light emission of the
一方、前記ステップS803の判別の結果、スイッチSW1のオンイベントがない場合は、スイッチSW2のオンイベントがあったか否かを判別する(ステップS806)。その判別の結果、スイッチSW2のオンイベントがあった場合(図7の時点tb2)はステイタスSを「2」に設定すると共に、キーオンタイムITを現在の第1のカウンタ値Tに設定し(ステップS807)、音源回路30に対してキーオンタイムITに応じた発音指示を行い(ステップS808)、前記ステップS802に戻る。この発音指示では、例えばキーオンタイムITが小さいほど大きい音を発生するようにする。 On the other hand, as a result of the determination in step S803, if there is no on event of the switch SW1, it is determined whether or not there is an on event of the switch SW2 (step S806). If the switch SW2 is turned on as a result of the determination (time tb2 in FIG. 7), the status S is set to "2" and the key-on time IT is set to the current first counter value T (step In step S807, a sound generation instruction corresponding to the key-on time IT is given to the tone generator circuit 30 (step S808), and the process returns to step S802. In this sound generation instruction, for example, a louder sound is generated as the key-on time IT is smaller.
一方、前記ステップS806の判別の結果、スイッチSW2のオンイベントがない場合は、スイッチSW2のオフイベントがあったか否かを判別する(ステップS809)。その判別の結果、スイッチSW2のオフイベントがあった場合(図7の時点tb5)は、減算値FT1を現在の第1のカウンタ値Tに設定し(ステップS810)、音源回路30に対して消音指示を行って(ステップS811)、前記ステップS802に戻る。従って、スイッチSW2がオンされている間(時点tb2〜時点tb5)、パッド21aに対応する音色の打奏音が発音される。
On the other hand, if the result of determination in step S806 is that there is no switch SW2 on event, it is determined whether or not there is an switch SW2 off event (step S809). As a result of the determination, if there is an off event of the switch SW2 (time tb5 in FIG. 7), the subtraction value FT1 is set to the current first counter value T (step S810) and the
一方、前記ステップS809の判別の結果、スイッチSW2のオフイベントがない場合は、ステイタスSが「2」に設定されているか否かを判別し(ステップS812)、その判別の結果、ステイタスSが「2」に設定されている場合、すなわちスイッチSW1、SW2が共にオンされた後であってスイッチSW2が未だオフされていない状態である場合は、スイッチSW1のオフイベントがあったか否かを判別する(ステップS813)。 On the other hand, if the result of determination in step S809 is that there is no switch SW2 off event, it is determined whether or not the status S is set to "2" (step S812). 2 is set, that is, after both the switches SW1 and SW2 are turned on and the switch SW2 is not yet turned off, it is determined whether or not there is an off event of the switch SW1 ( Step S813).
その判別の結果、スイッチSW1のオフイベントがない場合(図7の時点tb2〜時点tb6)は前記ステップS802に戻る一方、スイッチSW1のオフイベントがあった場合(図7の時点tb6)は、ステップS814に進み、ステイタスSを「3」に設定すると共に、キーオフタイムFTを、現在の第1のカウンタ値Tから減算値FT1を減算した値に設定し、さらにゲートタイムGTを現在の第1のカウンタ値Tに設定する。この状態では、後述する図11の残光制御処理により輝度レベルLの変化に伴い発光体46の輝度が変化し得る。次いで、前記ステップS802に戻る。
As a result of the determination, if there is no off event of the switch SW1 (time tb2 to time tb6 in FIG. 7), the process returns to the step S802, whereas if there is an off event of the switch SW1 (time tb6 in FIG. 7), the step Proceeding to S814, the status S is set to “3”, the key-off time FT is set to a value obtained by subtracting the subtraction value FT1 from the current first counter value T, and the gate time GT is set to the current first time. Set to the counter value T. In this state, the luminance of the
一方、前記ステップS812の判別の結果、ステイタスSが「2」に設定されていない場合は、スイッチSW1のオフイベントがあったか否かを判別する(ステップS815)。その判別の結果、スイッチSW1のオフイベントがあった場合は、スイッチSW1のみがオンされスイッチSW2がオンされない状態(すなわちパッド21aを軽くたたいた状態)でスイッチSW1がオフされた場合であるから、輝度レベルLを「0」に設定して(ステップS816)、前記ステップS802に戻る。すなわちこの場合は、図7に示す例とは異なり、スイッチSW1のゲートタイムGT間に亘って所定値V1に対応する輝度レベルLで発光体46が発光するのみであり、スイッチSW1のオフ後の残光制御は行われない。なお、このような状況は、パッド21aを強くたたいた場合であっても、スティック35が芯に命中した発光部37の近傍に存在する発光部37においても生じる。
On the other hand, if the status S is not set to “2” as a result of the determination in step S812, it is determined whether or not there is an off event of the switch SW1 (step S815). As a result of the determination, if there is an off event of the switch SW1, it is a case where the switch SW1 is turned off in a state where only the switch SW1 is turned on and the switch SW2 is not turned on (that is, a state where the
この場合の発光態様を詳述すると、打撃を芯で受けた発光部37ではスイッチSW1、SW2が共にオンされるほどに可動体39が押下されるので、発光体46からの距離が小さくなり光束の増加によって最も明るく視認される一方、その発光部37から離れた位置にある発光部37ほど可動体39の発光体46からの距離が大きくなるため、光束増加量が減少し、視認される輝度が小さくなってぼやっと光ることになる。前記ステップS803、S804、S805、S802、S803、S806、S809、S812、S815、S816というルートをたどる発光部37群は、打撃直後の一瞬のみ発光する。この場合、スティック35のパッド21aへの当たり方によって各発光部37群の発光パターンが微妙に異なる。
The light emission mode in this case will be described in detail. In the
一方、前記ステップS815の判別の結果、スイッチSW1のオフイベントがない場合は、直ちに前記ステップS802に戻る。 On the other hand, if the result of determination in step S815 is that there is no off event of the switch SW1, the process immediately returns to step S802.
本処理により、可動体39の押下状態に応じてステイタスSが設定され、発光体46の発光処理及び音源回路30等による発音処理がなされる。
By this process, the status S is set according to the pressed state of the
図9は、図8のステップS802で実行されるモード設定処理のフローチャートを示す図である。 FIG. 9 is a flowchart of the mode setting process executed in step S802 of FIG.
まず、パネルスイッチ22のモードスイッチ22aの入力を取り込み(ステップS901)、モードスイッチ22aのオンイベントがあったか否かを判別する(ステップS902)。その判別の結果、モードスイッチ22aのオンイベントがない場合は直ちに本処理を終了する一方、モードスイッチ22aのオンイベントがあった場合は、そのオンイベントがスイッチSWm1のオンであるか否かを判別する(ステップS903)。
First, the input of the
その判別の結果、オンイベントがスイッチSWm1のオンである場合は、モード値mを、スイッチSW1のオフ後の輝度レベルLをキーオンタイムITに応じて変化させるモードであることを示す値「1」に設定して(ステップS904)、ステップS905に進む一方、オンイベントがスイッチSWm1のオンでない場合は直ちにステップS905に進む。 As a result of the determination, if the ON event is ON of the switch SWm1, a value “1” indicating that the mode value m is a mode in which the luminance level L after the switch SW1 is turned off is changed according to the key-on time IT. (Step S904), the process proceeds to step S905. On the other hand, if the on event is not the switch SWm1 being on, the process immediately proceeds to step S905.
ステップS905では、オンイベントがスイッチSWm2のオンであるか否かを判別する。その判別の結果、オンイベントがスイッチSWm2のオンである場合は、モード値mを、スイッチSW1のオフ後の輝度レベルLをゲートタイムGTに応じて変化させるモードであることを示す値「2」に設定して(ステップS906)、ステップS907に進む一方、オンイベントがスイッチSWm2のオンでない場合は直ちにステップS907に進む。 In step S905, it is determined whether or not the ON event is ON of the switch SWm2. As a result of the determination, when the ON event is ON of the switch SWm2, the value “2” indicating that the mode value m is a mode in which the luminance level L after the switch SW1 is turned off is changed according to the gate time GT. (Step S906), the process proceeds to step S907. On the other hand, if the ON event is not the switch SWm2 being ON, the process immediately proceeds to step S907.
ステップS907では、オンイベントがスイッチSWm3のオンであるか否かを判別する。その判別の結果、オンイベントがスイッチSWm3のオンである場合は、モード値mを、スイッチSW1のオフ後の輝度レベルLをキーオフタイムFTに応じて変化させるモードであることを示す値「3」に設定して(ステップS908)、本処理を終了する一方、オンイベントがスイッチSWm3のオンでない場合は直ちに本処理を終了する。 In step S907, it is determined whether or not the ON event is ON of the switch SWm3. As a result of the determination, if the ON event is ON of the switch SWm3, the value “3” indicating that the mode value m is a mode in which the luminance level L after the switch SW1 is turned off is changed according to the key-off time FT. (Step S908), the process ends. On the other hand, if the ON event is not ON of the switch SWm3, the process ends immediately.
本処理により、モードスイッチ22aの入力に基づき発光体46の残光制御の態様(モード)が決定される。
With this processing, the afterglow control mode (mode) of the
図10は、タイマカウント処理のフローチャートを示す図である。本処理は例えば0.1〜1ms毎にタイマ割り込みにより実行される。 FIG. 10 is a flowchart of the timer count process. This process is executed by a timer interrupt every 0.1 to 1 ms, for example.
まず、スイッチSW1がオン中であるか否かを判別し(ステップS1001)、その判別の結果、スイッチSW1がオン中である場合は第1のカウンタ値Tを「1」だけインクリメントして(ステップS1002)、本処理を終了する一方、スイッチSW1がオン中でない場合は第1のカウンタ値Tを「0」にリセットして(ステップS1003)、本処理を終了する。 First, it is determined whether or not the switch SW1 is on (step S1001). If the switch SW1 is on as a result of the determination, the first counter value T is incremented by “1” (step S1001). In step S1002, the process ends. On the other hand, if the switch SW1 is not on, the first counter value T is reset to “0” (step S1003), and the process ends.
本処理により、スイッチSW1のオン中において第1のカウンタ値Tがカウントアップされる。本処理でカウントアップされたカウンタ値Tが、前述した図8のステップS807、S810、S814等でその時点におけるT値として利用される。 By this process, the first counter value T is counted up while the switch SW1 is on. The counter value T counted up in this process is used as the T value at that time in steps S807, S810, S814, etc. of FIG.
図11は、残光制御処理のフローチャートを示す図である。本処理は例えば2〜10ms毎にタイマ割り込みにより実行される。 FIG. 11 is a flowchart of the afterglow control process. This process is executed by a timer interrupt every 2 to 10 ms, for example.
まず、ステイタスSが「3」に設定されているか否かを判別し(ステップS1101)、その判別の結果、ステイタスSが「3」に設定されている場合は、L≧V2が成立するか否かを判別する(ステップS1102)。ここに、V2は、第1の実施の形態で説明したのと同様に、発光体46及びそれに直列に接続された抵抗から成る電圧制御型とみなせる素子に印加された場合に発光体46が発光可能な最低限の電圧値(例えば2ボルト)に対応する所定値であり、所定値V1より小さく0に近い値である。
First, it is determined whether or not the status S is set to “3” (step S1101). If the result of the determination is that the status S is set to “3”, whether or not L ≧ V2 is satisfied. Is determined (step S1102). When V2 is applied to the voltage-controllable element composed of the
前記ステップS1102の判別の結果、L≧V2が成立する場合は、モード値mが「1」に設定されているか否かを判別し(ステップS1103)、その判別の結果、モード値mが「1」に設定されていない場合は、モード値mが「2」に設定されているか否かを判別する(ステップS1104)。その結果、モード値mが「1」に設定されている場合はステップS1105に、モード値mが「2」に設定されている場合はステップS1106に、モード値mが「2」に設定されていない場合はモード値mが「3」に設定されているものとしてステップS1107にそれぞれ進む。ステップS1105、S1106、S1107の処理後はいずれも、第2のカウンタ値tを「1」だけインクリメントし(ステップS1108)、本処理を終了する。 If L ≧ V2 is satisfied as a result of the determination in step S1102, it is determined whether or not the mode value m is set to “1” (step S1103). As a result of the determination, the mode value m is “1”. If the mode value m is not set to "2", it is determined whether or not the mode value m is set to "2" (step S1104). As a result, when the mode value m is set to “1”, the mode value m is set to step S1105. When the mode value m is set to “2”, the mode value m is set to “2”. If not, it is assumed that the mode value m is set to “3”, and the process proceeds to step S1107. After the processes in steps S1105, S1106, and S1107, the second counter value t is incremented by “1” (step S1108), and this process ends.
まず前記ステップS1105では、下記数式1により算出した輝度レベルLを新たな輝度レベルLとする。
First, in step S1105, the luminance level L calculated by the following
[数1]
L=L×e−t/TBL(IT)
ここに、eは自然対数の底である。また、TBL(IT)はキーオンタイムITに応じて設定されるテーブル値である。これにより、第2のカウンタ値tのカウントアップに伴い、輝度レベルLが漸次減少する。テーブル値TBL(IT)は時定数に相当するから、該テーブル値TBL(IT)が小さいほど輝度レベルLの減衰は早いということになる。
[Equation 1]
L = L × et / TBL (IT)
Here, e is the base of the natural logarithm. TBL (IT) is a table value set according to the key-on time IT. As a result, the luminance level L gradually decreases as the second counter value t is counted up. Since the table value TBL (IT) corresponds to a time constant, the smaller the table value TBL (IT), the faster the luminance level L decays.
図12は、テーブル値TBL(IT)を設定するためのテーブルTB1を示す図である。同図に示すように、キーオンタイムITの比較値IT1、IT2…ITn(IT1<IT2<ITn)に対応して、テーブル値TBL(IT)としてTBLIT1、TBLIT2…TBLITn(TBLIT1>TBLIT2>TBLITn)が設定されている。キーオンタイムITが大きい(弱タッチである)ほどテーブル値TBL(IT)がより小さい値に設定される。 FIG. 12 is a diagram showing a table TB1 for setting the table value TBL (IT). As shown in the figure, the table values TBL (IT) corresponding to the comparison values IT1, IT2. Is set. The table value TBL (IT) is set to a smaller value as the key-on time IT is longer (weak touch).
図11の前記ステップS1105及びステップS1108の処理が繰り返されると、輝度レベルLは徐々に減衰していく。その際、キーオンタイムITはオンベロシティの逆数であり、キーオンタイムITが大きい(打撃速度が低い)ほど輝度レベルLの減衰は早くなり、発光体46の残光時間(図7の時点tb6〜時点tb7)が短い。逆にキーオンタイムITが小さい(打撃速度が高い)ほど輝度レベルLの減衰は遅くなり、発光体46は長時間残光を保つ。
When the processes in steps S1105 and S1108 in FIG. 11 are repeated, the luminance level L gradually attenuates. At that time, the key-on time IT is the reciprocal of the on-velocity, and as the key-on time IT is larger (the hitting speed is lower), the luminance level L decays faster, and the afterglow time of the light emitter 46 (time tb6 to time t in FIG. 7). tb7) is short. Conversely, the smaller the key-on time IT (the higher the hitting speed), the slower the decay of the luminance level L, and the
前記ステップS1106では、下記数式2により算出した輝度レベルLを新たな輝度レベルLとする。
In step S1106, the luminance level L calculated by the following
[数2]
L=L×e−t/TBL(GT)
ここに、TBL(GT)はゲートタイムGTに応じて設定されるテーブル値である。これにより、第2のカウンタ値tのカウントアップに伴い、輝度レベルLが漸次減少する。テーブル値TBL(GT)は時定数に相当するから、該テーブル値TBL(GT)が小さいほど輝度レベルLの減衰は早いということになる。
[Equation 2]
L = L × et / TBL (GT)
Here, TBL (GT) is a table value set according to the gate time GT. As a result, the luminance level L gradually decreases as the second counter value t is counted up. Since the table value TBL (GT) corresponds to a time constant, the luminance level L decays faster as the table value TBL (GT) is smaller.
図13は、テーブル値TBL(GT)を設定するためのテーブルTB2を示す図である。同図に示すように、ゲートタイムGTの比較値GT1、GT2…GTn(GT1<GT2<GTn)に対応して、テーブル値TBL(GT)としてTBLGT1、TBLGT2…TBLGTn(TBLGT1<TBLGT2<TBLGTn)が設定されている。ゲートタイムGTが大きいほどテーブル値TBL(GT)がより大きい値に設定される。 FIG. 13 is a diagram showing a table TB2 for setting the table value TBL (GT). As shown in the figure, TBLGT1, TBLGT2,... TBLGTn (TBLGT1 <TBLGT2 <TBLGTn) are used as table values TBL (GT) corresponding to the comparison values GT1, GT2. Is set. The table value TBL (GT) is set to a larger value as the gate time GT is larger.
図11の前記ステップS1106及びステップS1108の処理が繰り返されると、輝度レベルLは徐々に減衰していく。その際、ゲートタイムGTが小さい(スイッチSW1のオン状態が短い)ほど輝度レベルLの減衰は速くなり、発光体46の残光時間は短い。逆に、ゲートタイムGTが大きいほど輝度レベルLの減衰は遅くなり、発光体46は長時間残光を保つ。
When the processes in steps S1106 and S1108 in FIG. 11 are repeated, the luminance level L gradually attenuates. At that time, the smaller the gate time GT (the shorter the switch SW1 is on), the faster the luminance level L decays, and the afterglow time of the
前記ステップS1107では、下記数式3により算出した輝度レベルLを新たな輝度レベルLとする。
In step S1107, the brightness level L calculated by the following
[数3]
L=L×e−t/TBL(FT)
ここに、TBL(FT)はキーオフタイムFTに応じて設定されるテーブル値である。これにより、第2のカウンタ値tのカウントアップに伴い、輝度レベルLが漸次減少する。テーブル値TBL(FT)は時定数に相当するから、該テーブル値TBL(FT)が小さいほど輝度レベルLの減衰は早いということになる。
[Equation 3]
L = L × et / TBL (FT)
Here, TBL (FT) is a table value set according to the key-off time FT. As a result, the luminance level L gradually decreases as the second counter value t is counted up. Since the table value TBL (FT) corresponds to a time constant, the luminance level L decays faster as the table value TBL (FT) is smaller.
図14は、テーブル値TBL(FT)を設定するためのテーブルTB3を示す図である。同図に示すように、キーオフタイムFTの比較値FT1、FT2…FTn(FT1<FT2<FTn)に対応して、テーブル値TBL(FT)としてTBLFT1、TBLFT2…TBLFTn(TBLFT1>TBLFT2>TBLFTn)が設定されている。キーオフタイムFTが大きいほどテーブル値TBL(FT)がより小さい値に設定される。 FIG. 14 is a diagram showing a table TB3 for setting the table value TBL (FT). As shown in the figure, corresponding to the comparison values FT1, FT2... FTn (FT1 <FT2 <FTn) of the key off time FT, TBLFT1, TBLFT2. Is set. The table value TBL (FT) is set to a smaller value as the key-off time FT increases.
図11の前記ステップS1107及びステップS1108の処理が繰り返されると、輝度レベルLは徐々に減衰していく。その際、キーオフタイムFTはオフベロシティの逆数であり、キーオフタイムFTが大きい(スティック35の離間動作が緩慢である)ほど輝度レベルLの減衰は速くなり、発光体46の残光時間が短い。逆にキーオフタイムFTが小さい(スティック35の離間動作が俊敏である)ほど輝度レベルLの減衰は遅くなり、発光体46の残光時間が長い。
When the processes in steps S1107 and S1108 in FIG. 11 are repeated, the luminance level L gradually attenuates. At that time, the key-off time FT is the reciprocal of the off-velocity. The longer the key-off time FT is (the slower the
一方、前記ステップS1101の判別の結果、ステイタスSが「3」に設定されていない場合は、第2のカウンタ値tを「0」にリセットして(ステップS1109)、本処理を終了する。この場合、残光制御は行われない。すなわち、ステイタスSが「1」または「2」であれば輝度レベルLが所定値V1に設定されたまま発光体46が発光を継続し、ステイタスSが「0」であれば発光体46は発光しない。
On the other hand, if the result of determination in step S1101 is that the status S is not set to “3”, the second counter value t is reset to “0” (step S1109), and this process is terminated. In this case, afterglow control is not performed. That is, if the status S is “1” or “2”, the
前記ステップS1102の判別の結果、L<V2が成立する場合は、ゲートタイムGT、ステイタスS、キーオンタイムIT、減算値FT1、キーオフタイムFT及び輝度レベルLを「0」にリセットし(ステップS1110)、本処理を終了する。この場合は、輝度レベルLが所定値V2まで減衰しており、発光体46が発光不能な状態に近いため、強制的に消光させるようにしたものである。
If it is determined in step S1102 that L <V2 holds, the gate time GT, status S, key-on time IT, subtraction value FT1, key-off time FT, and luminance level L are reset to “0” (step S1110). This process is terminated. In this case, the luminance level L is attenuated to the predetermined value V2, and the
本処理によれば、スイッチSW1のオフ後の輝度レベルLのリリースカーブをキーオンタイムIT、ゲートタイムGTまたはキーオフタイムFTに応じて設定することができる。すなわち、パッド21aをスティック35でたたく際、速くたたく、長く当接させる、あるいは速く離間させることにより、それらの逆の場合よりも発光体46の残光時間を長くすることができる。
According to this process, the release curve of the luminance level L after the switch SW1 is turned off can be set according to the key-on time IT, the gate time GT, or the key-off time FT. That is, when the
図7に戻り、図8〜図11の処理による発光体46の実際の発光輝度は、図7(g)に示される。時点tb1〜時点tb6に亘って発光体46は輝度レベルL(所定値V1)に対応する一定の輝度で発光する。そして、時点tb6〜時点tb7に亘って図11の残光制御処理により漸次その輝度が小さくなり、時点tb7以降は発光体46が消光する。これはいわば電気的な制御の作用による。
Returning to FIG. 7, the actual light emission luminance of the
この発光体46の実際の発光輝度と可動体39の上下移動によって、可動体39の頭部42を通して視認される見かけ上の輝度は図7(h)に示される。時点tb1〜時点tb3では、第1の実施の形態の場合と同様に、可動体39が発光体46に漸次接近していく結果、可動体39の頭部42を通して視認される見かけ上の輝度は同図(h)に示すように徐々に大きくなる。これはメカ的な作用による。
The actual luminance of the
次いで、時点tb3〜時点tb4に亘って、可動体39の移動がないため見かけ上の輝度は変わらない。時点tb4〜時点tb6では、第1の実施の形態の場合と同様に可動体39が発光体46から漸次遠ざかる結果、見かけ上の輝度も徐々に小さくなる。これもメカ的な作用による。
Next, since the
次いで、時点tb6〜時点tb7に亘って、可動体39の発光体46からの漸次離間(メカ的作用)と輝度レベルLの減衰による発光体46の実際の輝度の漸次低下(電気的作用)の双方によって、見かけ上の輝度が徐々に小さくなる。
Next, from the time point tb6 to the time point tb7, the actual brightness of the
本第2の実施の形態によれば、スティック35でパッド21aをたたくと命中した発光部37が発光して可動体39の頭部42を通して発光が視認される。その際、スイッチSW1、SW2のオンオフの態様によって、可動体39の頭部42を通して視認されるみかけ上の輝度を変化させることができ、しかも発光部37を複数設けたので、スティック35でパッド21aをたたく態様によって、楽音を楽しむだけでなく打撃位置や打撃強さ等を視覚にて容易に認識することができる。従って、ドラム演奏の楽しさが増すだけでなく、例えば演奏の先生と自分との打奏の微妙な差異を容易に把握することができ、練習に役立ち速やかな上達が期待できる。
According to the second embodiment, when the
しかも、モードを任意に選択することができるようにしたので、打奏の面白さがより増すだけでなく、打奏の要素をよりきめ細やかに分析することができ、速やかな上達に一層寄与することができる。 Moreover, since the mode can be selected arbitrarily, not only is the fun of the percussion more interesting, but the elements of the percussion can be analyzed more finely, further contributing to rapid progress. be able to.
また、キーオフタイムFTに応じて残光制御するモードでは、スティック35の引き際を先生にあわせて練習すれば、はずむ音(スティック35が押し返されるような奏法による音)の発生や、切れのある打奏を短時間で修得することができる。
Further, in the mode in which the afterglow control is performed according to the key-off time FT, if the practice of pulling the
なお、残光制御のパラメータは、上述したキーオンタイムIT、ゲートタイムGT、キーオフタイムFTに限らず、他のパラメータでもよい。また、各パラメータに応じた発光制御の態様も例示したものに限られず、発光態様を変化させるものであればよい。例えば、キーオンタイムITが小さいほど所定値V1を大きい値に設定するようにしてもよい。その場合は時点tb2までは所定値V1を固定値とし、時点tb2からはキーオンタイムITに応じて所定値V1を設定してもよい。あるいは、LEDの色を変化させるようにしてもよい。 The afterglow control parameters are not limited to the above-described key-on time IT, gate time GT, and key-off time FT, but may be other parameters. Further, the mode of light emission control according to each parameter is not limited to the illustrated example, and any mode that changes the light emission mode may be used. For example, the predetermined value V1 may be set to a larger value as the key-on time IT is smaller. In this case, the predetermined value V1 may be a fixed value until the time point tb2, and the predetermined value V1 may be set according to the key-on time IT from the time point tb2. Or you may make it change the color of LED.
なお、第2の実施の形態では、見かけの輝度をメカ的作用及び電気的作用の双方で変化させるようにしたが、電気的作用を主体としてこれを変化させるようにしてもよい。その場合は、可動体39の上下方向の移動量を少なくする、あるいは0にすればよい。
In the second embodiment, the apparent luminance is changed by both the mechanical action and the electric action. However, this may be changed mainly by the electric action. In that case, the amount of movement of the
(第3の実施の形態)
図15は、図4のVI−VI線に沿う本実施の形態の発光部57の断面図である。本実施の形態に係る発光部57は、第2の実施の形態に係る発光部37とは発光手段の構成が異なり、その他の構成は同一である。
(Third embodiment)
FIG. 15 is a cross-sectional view of the
すなわち、本実施の形態では、発光体46はスイッチ基板38上でなく、可動体39から離れたところ、例えばパッド21aを支持する支持部近傍に設けられる。そして、発光体46に近接して光ファイバ50が設けられる。光ファイバ50は複数の光ファイバの束であり、例えば同図に示すように、光ファイバ50a、b、cに分岐している。光ファイバ50aはスイッチ基板38を貫通し、これと同様に光ファイバ50b、cは他の発光部57のスイッチ基板38に供給されている。これにより1つの発光体46が発した光が複数の発光部57に分配される。
In other words, in the present embodiment, the
光ファイバ50aは、光の屈折率が当該光ファイバ50aのそれと略等しい接着剤51により、スイッチ基板38に固定されている。接着剤51は、光ファイバ50aの先端部上方から1滴たらされることで、それ自信の表面張力によって凸レンズ状に形成される。これにより、光ファイバ50aから発した光の拡散を抑制し、可動体39の頭部42に効率良く光を透過させることができる。光ファイバ50b、50cも光ファイバ50aと同様に構成される。
The
なお、本実施の形態では、光ファイバ50の分岐数を増やせば発光体46の数は第2の実施の形態の場合ほど多くする必要はない。
In the present embodiment, if the number of branches of the
例えば、1つのパッド21aにつき発光体46を1つに設定し、発光部57は複数(例えば数百)に設定する。この場合、スイッチSW1、SW2を複数設け、いずれの発光部57が打撃されても発光体46は発光するように構成する。このようにすれば、1回の打撃でパッド21a全体が光る。その際、打撃を芯で受けた発光部57は第2の実施の形態と同様の発光態様を示すが、芯から離れた他の発光部57では、可動体39の上下移動がない、あるいは少ないため、主として電気的作用による変化のみが視認される。これにより、スティック35にかくれて見にくかった部分でも輝度の変化が楽しめ、面白いだけでなく、教習効果も増大する。
For example, one
本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を奏するだけでなく、より有用性を向上させることができる。 According to this embodiment, not only the same effects as those of the second embodiment can be obtained, but also the usefulness can be improved.
なお、本実施の形態でも、キーオンタイムITが小さいほど所定値V1を大きい値に設定するようにしてもよい。 In this embodiment, the predetermined value V1 may be set to a larger value as the key-on time IT is smaller.
図16は、ドラム装置20を打奏した場合のタイムチャートの一例を示す図である。同図(a)、(b)、(c)、(d)は図7のものと同様である。同図(i)、(k)は発光体46の実際の発光輝度を表し、同図(j)、(l)は、発光体46の実際の発光輝度が同図(i)、(k)である場合における可動体39の頭部42を通して奏者に視認される見かけ上の輝度をそれぞれ表す。
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of a time chart when the
同図(i)に示すように、発光体46をスイッチSW2のオンにより最大輝度LL1で発光させ、スイッチSW2のオフで消光するようにした場合は、同図(j)に示す態様で視認される。一方、同図(k)に示すように、発光体46をスイッチSW2のオンにより最大輝度LL1で発光させ、消光制御は第2の実施の形態と同様に行った場合は、同図(l)に示す態様で視認される。最大輝度LL1は、キーオンタイムITが小さいほど大きい値になるように設定すればよい。
As shown in FIG. 6 (i), when the
このようにすれば、パッド21aを強くたたけばパッド21a全体がパッと明るく光り、打撃強さと輝度とが略比例し、打奏感覚により適合したものとなるので、教習効果が向上する。
In this way, if the
なお、本第3の実施の形態と第1の実施の形態とを組み合わせることも可能である。すなわち発光部57は第1の実施の形態と同様にメカ的にのみ輝度が変化すると共に、第3の実施の形態と同様に単一の発光体46で複数の発光部57が発光するように構成する。
Note that the third embodiment and the first embodiment can be combined. That is, the luminance of the
この場合は、電源投入時から発光体46を発光させて、光を常時、各発光部57に供給しておく。このようにすれば、通常の非操作状態ではパッド21a全体が鈍く発光しているように視認される。そして、打撃を受けるとパッド21aの打撃を受けた部分が最も明るく視認され、その周囲は打撃位置から遠ざかるほど暗く視認される。打撃に影響を受けないところは鈍く光ったままである。また、打撃が強いほど明るく視認される面積が大きくなる。よって、いろいろな発光態様が得られ、有用性が向上する。
In this case, the
なお、本発明は、ゲーム機本体1のような遊技装置やドラム装置20のような楽器に限らず、各種分野の装置に応用可能である。例えば、舞台装置の床面に発光部7や発光部37や発光部57を複数設け、アクターの足で踏まれたときこれらが発光するようにすれば、アクター自身の「のり」で輝度の変更制御が可能となり、舞台効果を向上させることができる。また、アクターのステップの位置が視認しやすいので、ダンスの練習にも有用である。特に、第3の実施の形態の発光部57を舞台装置に応用すると、舞台効果は大きい。例えば、舞台の30cm四方毎に複数の発光部57とこれらに光を供給する単一の発光体46を設ける。このようにすれば、アクターの足が位置する30cm四方全体が発光するので、足もとが照らされ、しかもその照らされる態様も刻々と変化する。また、強く踏めば明るく光り、弱く踏めば暗く光るので、見ていて楽しい。このように、有用性が向上し、各種装置の用途を拡大することができる。
The present invention is not limited to game devices such as the
なお、第1、第2、第3の実施の形態において、可動体9、39を上方からみて円筒状に形成したが、これに限るものではない。例えば、断面が図2の可動体9のような形状をした長尺部材を押し出し成形等により得て、これをいわゆる金太郎飴状に適当なサイズに分断して可動体9等を形成してもよい。これにより、可動体9等が均一となり、精度が向上する。
In the first, second, and third embodiments, the
また、押し出し成形で得た上記長尺部材をそのままもぐら4やパッド21a等に取り付けてもよい。この場合は、上記長尺部材に固定接点17等を等間隔に複数設けると共に、これに対応する可動接点9c等及び発光体16等をスイッチ基板8等に設ければよい。これにより、可動体9等が連続するので、発光体16等の発光が隣接する可動体9等でも弱いながら視認されるので、打撃中心では強く光り、近傍では弱く光る等、打撃態様をより詳細に認識することができる。なお、長尺部材をパッド21aに取り付ける態様として、放射状に配置する等が考えられる。
Moreover, you may attach the said elongate member obtained by extrusion molding to the mottle 4, the
また、上記長尺部材を第3の実施の形態に適用する場合、1つの長尺部材に対応して、1つの発光体46を設けると共に光ファイバ50a及び接着剤51を複数設けてもよい。この場合、スイッチSW1、SW2の数は種々の設定が可能である。このようにすれば、長尺部材のいずれかの部分を打撃すると、当該長尺部材全体が発光してみえる。しかも打撃中心は特に明るく発光してみえる。
Moreover, when applying the said elongate member to 3rd Embodiment, while providing the one light-emitting
なお、第1、第2の実施の形態において、可動体9等のストッパ機能を外装部10、40に持たせるようにしたが、突部9b等が可動体9等の押下時にスイッチ基板8等に当接して可動体9等の下限位置を規制するようにしてもよい。
In the first and second embodiments, the
20 ドラム装置、 21 ドラム部、 21a パッド、 21b パッド面、 23 打奏検出回路、 25 CPU(制御手段)、 37 発光部、 35 スティック、 38 スイッチ基板(固定部)、 39 可動体、 39c 第2の可動接点(スイッチ部)、 39d 第1の可動接点(スイッチ部)、 41 シート部、 42 頭部(透光体の一部)、 43 胴部(透光体の一部)、 44 脚部(弾性支持部)、 45 固定端部、 46 発光体(発光手段またはその一部)、 47 第2の固定接点(スイッチ部)、 49 第1の固定接点(スイッチ部)、 50 光ファイバ(発光手段の一部) 20 drum device, 21 drum section, 21a pad, 21b pad surface, 23 percussion detection circuit, 25 CPU (control means), 37 light emitting section, 35 stick, 38 switch substrate (fixed section), 39 movable body, 39c second Movable contact (switch part), 39d first movable contact (switch part), 41 sheet part, 42 head part (part of translucent body), 43 trunk part (part of translucent body), 44 leg part (Elastic support part), 45 fixed end part, 46 light emitter (light emitting means or part thereof), 47 second fixed contact (switch part), 49 first fixed contact (switch part), 50 optical fiber (light emission) Part of the means)
Claims (4)
該透光体の押下によりオンされるスイッチ部と、
前記透光体が押下方向に移動するほど該透光体に近づくような位置に配設された発光手段と、
前記スイッチ部がオンされたときに前記発光手段の発光を開始させると共に前記スイッチ部がオフされたときに前記発光手段の消光を開始させ、且つ、前記発光手段の消光開始後の発光輝度を前記スイッチ部のオンオフの態様に応じて可変制御する制御手段とを備え、
前記発光手段の光が、前記透光体を透過して視認されるように構成されたことを特徴とする輝度可変装置。 A translucent body capable of transmitting light and moving when pressed;
A switch unit that is turned on by pressing the translucent member;
A light emitting means disposed at a position such that the light transmitting body approaches the light transmitting body as the light transmitting body moves in the pressing direction;
When the switch unit is turned on, the light emitting unit starts to emit light, and when the switch unit is turned off, the light emitting unit starts to be extinguished. Control means for variably controlling according to the on / off mode of the switch unit,
A brightness varying apparatus, wherein the light of the light emitting means is configured to be viewed through the light transmitting body.
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274786A (en) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | Information transmission system |
WO2020213049A1 (en) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | AlphaTheta株式会社 | Self-illuminating manipulation element |
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- 2006-08-09 JP JP2006217249A patent/JP2007052420A/en active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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