JP2007043562A - コンテンツ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンテンツ再生装置11のCPU11は、入力装置16に指定されたコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルをコンテンツ格納装置14または外部コンテンツ格納装置23から検索し、検索したコンテンツデータファイルの中から、コンテンツデータファイルに関し、あらかじめ設定された再生可能条件を満たす、再生条件に関連付けられた特定の一のコンテンツデータファイルを選択し、選択したコンテンツデータファイルを前記再生機に再生させる。
【選択図】 図1
Description
また、このような再生機を用いてデジタルコンテンツの視聴を行う場合、利用者の都合に応じた様々な機能制限(深夜は小音量など)の範囲内でデジタルコンテンツを視聴することが多くなるので、たとえ同じ内容のデジタルコンテンツであったとしても、その再生環境(再生機の性能等)が変化することが多くなる。
一方、デジタルコンテンツは、容易に複製可能な性質を持つことから、普及しつつあるデジタル放送等の分野では、その録画時に暗号化することが求められる等、デジタルコンテンツに関する著作権を保護する仕組みが望まれている。
例えば、携帯端末で映画コンテンツを視聴していた利用者が、その映画コンテンツの続きを大型ディスプレイ装置を用いて最適な品質で視聴しようとする場合を考える。この場合、携帯端末で視聴するために作られたコンテンツデータファイルと、大型ディスプレイ装置で視聴するために作られたコンテンツデータファイルとは、それぞれ再生に適する環境は異なる。そのため、携帯端末から大型ディスプレイ装置へと再生環境が変わると、最適なコンテンツデータファイルも変わるため、利用者自身が、その最適なコンテンツデータファイルを探し、新たに再生を指示する必要があった。
また、この場合、同一内容のコンテンツデータファイルの続きをみようとしているにもかかわらず、そのコンテンツデータファイルの続きの開始位置を示す再生位置まで利用者が自分で早送りして検索しなければならなかった。
さらに、ネットワークを経由したコンテンツデータファイル再生において、ネットワーク環境の変化により、そのコンテンツデータファイルを一時的に利用できなくなった場合に、手元に同一内容のコンテンツデータファイルが存在しても、それを有効に活用して再生を継続することはできなかった。
前記処理部は、入力部に指定されたコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルを前記記憶部または外部記憶部から検索し、検索したコンテンツデータファイルの中から、コンテンツデータファイルに関しあらかじめ設定された再生可能条件を満たす、再生条件に関連付けられた特定の一のコンテンツデータファイルを選択し、選択したコンテンツデータファイルを前記再生機に再生させることを特徴とする。
以下、実施例1について図1ないし図11に基づいて説明する。
図1は実施例1におけるコンテンツ再生装置のハードウエア構成例を示す図である。図1において、コンテンツ再生装置(以下単に「再生装置」という)11は、CPU12と、メモリ13と、コンテンツ格納装置(記憶部)14と、入力装置(入力部)16と、表示装置(表示部)17とを含んで構成され、これらがバス20に接続されている。また、再生装置11は、オーディオ再生装置(再生機)18と、映像再生装置(再生機)19と、通信装置25と、録画装置26とを含んで構成され、これらがバス20に接続されている。
なお、再生装置11の利用形態として、家庭内や自動車内等で利用する形態がある(後記図8)。通信装置25は、インターネット等のネットワーク53に接続するための通信インターフェースであり、録画装置26は、放送アンテナ55から受信した放送データ等を録画するための装置である。図1では、通信装置25と録画装置26とを含んで構成されているが、これらを含めないように構成してもよい。
CPU12は、ROMに格納された再生制御プログラム1を読み出し、再生制御プログラム1に従って動作することにより、次のような再生処理を行う。すなわち、コンテンツ格納装置14に格納されているコンテンツデータファイル31のデータ再生を行ったり、外部コンテンツ格納装置(外部記憶部)23に格納されているコンテンツデータファイル32(単に「コンテンツデータ」ともいう)のデータ再生を行ったりする。
各コンテンツデータファイル31には、コンテンツの内容から一意に決まるコンテンツID(コンテンツ用識別情報ともいう)が割り当てられる。コンテンツIDは、例えばコンテンツデータファイル31中に記録されることとするが、これに限られない。例えば、コンテンツデータファイル31とコンテンツIDとの対応関係が特定可能なように、コンテンツIDとコンテンツデータファイル31とを別のファイルに独立に記録するようにしてもよい。
オーディオ再生装置18は、コンテンツ格納装置14から、再生対象のオーディオデータを記録するコンテンツデータファイル31を読み出し、そのファイル31に基づくオーディオ信号をスピーカ52へ出力して再生する。
映像再生装置19は、コンテンツ格納装置14から、再生対象のビデオデータとなるコンテンツデータファイル31を読み出し、そのファイル31に基づくビデオ信号を再生する。この再生では、ビデオ信号をモニタ51に出力する。
外部バス21は、取り外し可能な外部コンテンツ格納装置23(単に「コンテンツ格納装置23」ともいう)をコンテンツ再生装置11に接続するためのバスである。外部バス21は、取り外し可能な外部コンテンツ格納装置23との間の制御信号やデータの送受を司り、CPU12やオーディオ再生装置18、映像再生装置19が外部コンテンツ格納装置23にアクセスできるようにする。
外部コンテンツ格納装置23は、コンテンツ格納装置14と同様、コンテンツデータファイル32を格納可能な装置であり、着脱可能な収納ケースに格納され、着脱可能記憶装置24を構成する。
録画装置26は、地上テレビ放送、ラジオ放送、衛星放送、地上デジタル放送といった放送を受信する放送アンテナ55と接続され、放送の受信とその録画を行い、コンテンツ格納装置14、23中にコンテンツデータファイル31、32として保存する装置である。
まずメイン部2の機能について説明する。メイン部2は、次の5つの機能を持つプログラムである。すなわち、第1の機能としては、コンテンツ格納装置14あるいは外部コンテンツ格納装置23にアクセスし、コンテンツ再生装置11で再生可能なコンテンツリストを作成する機能である。第2の機能は、表示装置17を制御し、コンテンツデータファイルに関する情報や、再生時間・再生対象のコンテンツデータファイルの一覧を表示する機能である。
コンテンツ検索部4は、コンテンツリスト管理部7(不図示)からの指示に従い、コンテンツ格納装置14、23にアクセスし、コンテンツ判定部3を用いて、指示されたコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルの一覧を作成する機能を持つプログラムである。
再生可能判定部5は、コンテンツリスト管理部7(不図示)に指定されたコンテンツデータファイル31、32を再生するために必要な能力(再生環境を意味する)がコンテンツ再生装置11にあるかどうかを判定するプログラムである。
コンテンツ品質評価部6は、コンテンツデータファイル31、32に含まれるコンテンツ属性情報から、そのコンテンツデータファイル31、32の品質評価値の計算を行うプログラムである。
図3はコンテンツデータファイルのデータ構造例を示す図である。図3において、コンテンツ再生装置11で再生可能なコンテンツデータファイル31、32には、コンテンツデータファイルであることを示すコンテンツデータファイル識別子108と、コンテンツの内容に対して一意に割当てられたコンテンツID101と、コンテンツ説明109と、映像データ情報102(映像データの水平解像度、垂直解像度)と、オーディオデータ情報103(オーディオデータのビットレート192Kbps等)と、字幕データ情報104と、映像データ105と、オーディオデータ106と、字幕データ107とを含んでいる。コンテンツ説明109は、コンテンツのタイトル等内容を説明する文字データが書き込まれたものである。字幕データ107は、MPEG1やMPEG2といった規格に従って書き込まれている。
本明細書において、映像データ情報102で指定された水平解像度と垂直解像度、およびオーディオデータ情報103で指定されたビットレートをコンテンツデータの再生条件という。再生条件は、コンテンツデータファイルの中に含めて関連付けてもよいし、あるいは、コンテンツデータファイルとは別のファイルに記録して関連付けてもよい。
なお、ここでは、コンテンツデータファイルに、映像データ105とオーディオデータ106と字幕データ107とが含まれる場合を例に挙げているが、これに限られない。例えば、3種類のデータ105〜107をすべてコンテンツデータファイルに含める必要はないし、また、これらのデータ105〜107を複数のデータファイルに分割して記録してもよい。
まず、再生装置11がコンテンツデータファイルの再生を開始する際に作成するリスト200を図4に基づいて説明する。
図4に示すリスト200は、同一内容のコンテンツデータファイルのリストであり、メモリ13上に作成される。
同一内容というのは、コンテンツ再生装置11に接続されているコンテンツ格納装置に格納されたコンテンツデータファイルのうち、利用者によって再生指示されたコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルを数え上げたものを意味する。
リスト200は、コンテンツデータファイル毎に割り振られた番号201と、同一内容のコンテンツデータファイル202と、再生可能判定部5によって判定された再生の可否205と、コンテンツ品質評価部6によって評価された品質評価値206とを含んで構成されている。
そして、コンテンツデータファイル202は、そのコンテンツデータファイルが記録されたコンテンツ格納装置203と、コンテンツデータファイルのファイル名204とを含んで構成される。
この場合、まずステップS1001では、再生装置11のCPU12が、利用者より再生指示(利用者による入力装置16の再生指示操作を意味する)されたコンテンツデータファイル中のコンテンツIDを読む。具体的には、CPU12は、メイン部2に従い、例えば、指定されたコンテンツデータファイルの先頭にコンテンツデータファイル識別子108が書き込まれていることを確認し、そのコンテンツデータファイルのコンテンツIDを読み出す。
ここでのコンテンツ検索部4の動作は次のとおりである。すなわち、まずコンテンツ格納装置14、23に格納された全てのファイルについて、ファイルの先頭にコンテンツデータファイル識別子108が書きこまれたコンテンツデータファイルであることを確認し、コンテンツ判定部3を用いて、利用者によって再生を指示されたコンテンツデータファイルと同一内容であるかを判定する。コンテンツ判定部3は、コンテンツデータファイルに含まれるコンテンツIDを読み出し、そのコンテンツIDが、ステップS1001で読んだコンテンツIDと同じ値であれば、判定対象の2つのコンテンツデータファイルが同一内容であると判定する。当該判定を受け、コンテンツ検索部4は、コンテンツ判定部3によって同一内容と判定されたコンテンツデータファイルをリスト200(図4参照)に加える。
ステップS1004では、CPU12が、再生制御部2の指示に従い、コンテンツ品質評価部6を用いて、リスト200中の各コンテンツデータファイルについて、品質評価値を算出し、品質評価値207にその値を記録する。
図5の例では、CPU12は、コンテンツ格納装置14に格納されていたコンテンツデータファイル210(\Video\Sp.wmv)を選択する。また、CPU12は、選択したコンテンツデータファイル210を読み込み、そのファイル210の情報を表示装置17に表示する。さらに、CPU12は、例えば、映像再生装置19およびオーディオ再生装置18にコンテンツデータファイル210の再生を指示する。なお、CPU12が再生を指示する場合、表示装置17に表示したコンテンツデータファイルの再生の指示を入力装置16から受けたことを条件に、当該コンテンツデータファイルの再生を指示してもよい。この場合、利用者は、所望のコンテンツデータファイルを確実に選択することが可能となる。
映像再生装置19およびオーディオ再生装置18は、指示されたコンテンツデータファイル210をコンテンツ格納装置14、23から読み出す。そして、映像再生装置19およびオーディオ再生装置18は、コンテンツデータファイル210に含まれる、映像データおよびオーディオデータをそれぞれ再生し、モニタ51およびスピーカ52に出力する。
6では再生可能条件は、例えば「1以上1920以下の水平解像度で1以上1024以下の垂直解像度の映像データと、1Kbps以上320Kbps以下のビットレートのオーディオデータ」を想定している。再生可能判定部5は、判定対象となるコンテンツデータファイルについて、再生可能条件(水平解像度、垂直解像度、ビットレート)を満たすかどうかの判定を行う。
まずS2001では、再生装置11のCPU12は、コンテンツデータファイル31中の映像データ情報(水平解像度、垂直解像度)102を読み込み、映像データ情報102の水平解像度が1以上1920以下の範囲内(これを再生可能条件という)にあるかを調べる。例示したコンテンツデータファイル31では、水平解像度が1440の場合で説明しているので、S2001では、1440の水平解像度が1以上1920以下の範囲内(これを再生可能条件という)にあるので、例えば再生可能と判定され(S2001のYes)、S2002に進む。
S2002では、CPU12は、映像データ情報102の垂直解像度が1以上1024以下の範囲内(これを再生可能条件という)にあるかを判定する。例示したコンテンツデータファイル31では、垂直解像度は1080であるので、例えば、1以上1024以下の範囲内にあると判定され(S2002のYes)、S2003に進む。
S2004では、CPU12は、コンテンツデータファイル31は再生可能と判定する。なお、S2001、S2002、S2003の処理において、いずれか一つでもNoとなる場合、CPU12は、再生不能と判定する(S2005)。
また、水平解像度、垂直解像度およびビットレートの3つを基準(再生可能条件)に基づき再生可能かどうかを判定したが、例えば、ファイル形式(JPEG等)の一致あるいは不一致を判定し、一致した場合に限り再生可能と判定するようにしてもよい。
本実施例では、品質評価値は、前記した映像データの水平解像度や垂直解像度、オーディオデータのビットレート数に着目して規定する。また、英語学習ボタン45、46のONあるいはOFFの操作に応じて、品質評価値が高くなるように規定されている。
まずS3001では、CPU12は、コンテンツデータファイル31の映像情報102およびオーディオデータ情報103より、品質評価値を算出する。算出式は、例えば、(品質評価値)=(映像データの水平解像度数)+(映像データの垂直解像度数)+(オーディオデータのビットレート数)となる。
評価対象のコンテンツデータファイル31の場合、水平解像度1440pixel、垂直解像度1080pixel、ビットレート192Kbpsであるので、品質評価値は、1440+1080+192=2712と算出される。なお、2712の品質評価値は暫定値である。つまり、最終的な値ではないという意味である。
一方、英語の字幕データが含まれていれば(S3002のYes)、CPU12は、例えば英語学習ボタン45(入力装置16に含む)がONかどうかを調べる(S3003)。ONであれば(S3003のYes)、CPU12は、品質評価値に例えば+2000を加算し(S3004)、加算後の品質評価値をコンテンツ品質評価部6の返り値(戻り値)として最終的な品質評価値(例えば4712)とする。他方、英語学習ボタン45がOFFであれば(S3003のNo)、CPU12は、S3001で算出した品質評価値に例えば+500を加算し(S3005)、加算後の品質評価値をコンテンツ品質評価部6の返り値(戻り値)として最終的な品質評価値(例えば3212)とする(S3006)。
図8(a)に示す再生装置11は、例えば据置型で、家庭内でコンテンツを楽しむのに適したものになっている。つまり、家庭内の利用形態である。
再生装置11は、大型のモニタ51やスピーカ52に接続され、高品質なコンテンツの映像や音声を視聴することが可能になっている。なお、再生装置11には、設置時に、モニタ51やスピーカ52に関する品質情報が入力され、再生装置11がビデオ信号とオーディオ信号に基づき高品質な再生を行うように再生環境が設定される。
再生装置11の前面開口部には、着脱可能記憶装置24が装着可能に構成され、様々な再生環境で再生装置11が利用可能になっている。着脱可能記憶装置24は、例えば、小型HDD(Hard Disk Drive)等の外部コンテンツ格納装置23を内蔵し、その外部コンテンツ格納装置23内には、2つのコンテンツデータファイル32、33が格納されている。これらのファイル32、33は、同一内容のデータが記録されているが、最適な再生環境が異なるものである。ファイル32は家庭内での再生環境に適し、ファイル33は自動車内での再生環境に適する。
再生装置61は、カーナビ機能付きモニタ62と、2台のスピーカ63、64に接続されている。なお、再生装置11には、車内設置時に、モニタ61やスピーカ53、64の品質情報が入力され、再生装置61がビデオ信号とオーディオ信号に基づき高品質な再生を行うように再生環境が設定される。
再生装置61は、図8(a)に示した再生装置11に比べて、処理能力が低くなっている。これは、図8(a)に示したモニタ51に比べて、モニタ62の画面サイズが小さく、また、再生時の電力が比較的低くなるように設計されているからである。このため、再生装置61によって再生される環境は、図8(a)に示した再生装置11によって再生される環境とは異なる。
ブックマークファイル識別子603は、当該ファイルがブックマークファイルであることを示すものである。
コンテンツID601は、図3のコンテンツIDと同様の内容であり、コンテンツデータファイルに格納されているコンテンツを識別するためのものである。
ブックマーク位置602は、コンテンツデータファイル中のコンテンツデータの再生位置を示したものである。例えば、コンテンツデータの先頭から11分32秒目がこれに該当する。
まずS8001では、CPU12が、利用者より再生指示されたブックマークファイル(図9参照)中のコンテンツIDを読む。ここで、利用者により再生指示というのは、利用者による入力装置16の操作により、コンテンツデータファイルが指定されることを意味する。
これにより、例えば、利用者が自動車内で視聴していたコンテンツデータの再生を中断した後、その続きを家庭内で視聴する場合であっても、再生装置11は、ブックマークファイルを用いることにより、自動車内で視聴していたコンテンツデータの続きを円滑に再生することが可能となる。この場合、自動車内から家庭内という再生環境の変化があると、その再生環境に適したコンテンツデータファイルが選択されることにもかかわらず、同じ内容のコンテンツデータを異なる再生環境(自動車内→家庭内)で視聴できるので、有益である。
次に、コンテンツ判定部3による判定処理の変形例について説明する。実施例1では、コンテンツ判定部3は、コンテンツデータファイルに割り振られているコンテンツIDの一致あるいは不一致により、複数のコンテンツデータファイルが同一内容であるかどうかを判定したが、次のように判定してもよい。
例えば、コンテンツ判定部3は、コンテンツIDの値が、製造時に定められた一定の規則(文字列、コード、番号等の組み合わせ、配列等)を満すかどうかを判定することにより、複数のコンテンツデータファイルが同一内容であるかどうかを判定してもよい。
さらに、コンテンツ判定部3は、2つのコンテンツデータファイルを構成する映像データの類似性が高い場合に、それらのコンテンツデータファイルが同一内容であると判定することもできる。この判定例を図5のS1001およびS1002を参照しながら説明する。
S1002では、S1001で取り出された画像データを構成する各要素(サイズ、画素等)を比較する。例えば、サイズが等しい画像であれば、その画像データの全画素値を順次比較する。他方、サイズが異なる画像であれば、小サイズの画像の各画素について、判定対象となる2つの画像の相対的な位置が等しい画素値を比較する。
このようにして、コンテンツ判定部3の製造時に定められた基準に基づいて、前記した画像データを比較し、映像データが同一であると判定された場合、判定対象のコンテンツデータファイルが同一内容のものであると判定される。この判定では、例えば、全体の7割の枚数を占める画像データが同一であれば、映像データも同一と判定すること等を定めておく。
これにより、コンテンツデータファイルを構成する映像データに基づいて、同一内容のコンテンツデータファイルを識別することができる。
具体的には、実施例1の場合と同様、図5のS1001では、コンテンツデータファイルのコンテンツIDに代えて、オーディオデータの一部をあらかじめ定められた条件に従って取り出し(例えば、オーディオデータの先頭の10秒間を取り出す等)、メモリ13に保存する。
図5のS1002では、判定対象となるコンテンツデータファイルから、S1001と同様の処理により、オーディオデータを取り出して、そのオーディオデータの音波形データの差分を求める。同一内容のコンテンツデータファイルであれば、オーディオデータも一致し、コンテンツデータファイル作成時の多少の誤差を除けば、音波形のデータも一致する。そのため、コンテンツ判定部3の製造時に定められた基準により、これらの音波形が同一であると判定されると、これらのコンテンツデータファイルも同一内容であると判定する。
具体的には、図5のS1002では、例えば、それぞれのコンテンツデータファイルのコンテンツ説明に記録された文字を一文字ずつ比較し、同じテキスト文になっているかどうかを判定する。このとき、コンテンツ説明109に記録された文字の80%以上が、同じ文字で構成されていれば、コンテンツ判定部3は、当該判定対象のコンテンツデータファイルが同一内容であると判定する。
これにより、例えば、同じタイトル名をコンテンツ説明に持つコンテンツデータファイルが、同一内容のコンテンツデータファイルであると判定されることになる。
この場合、再生制御プログラム1には、あらかじめURLを表す文字列が含まれており、再生制御プログラム1は、再生装置11のCPU12によって、そのURLで指定されたアドレスに格納されたコンテンツIDのデータファイルを取得する。
例えば、グループ711には、コンテンツIDが、「平成17年2月27日(日) 午前7時45分〜午前7時59分 ○○総合ハイビジョン 京都特集」のコンテンツデータファイル721や、「平成17年3月2日(水) 午前11時05分〜午前11時24分 ○○総合 京都特集」のコンテンツデータファイル722等が含まれている。
なお、コンテンツIDのグループ分けは、コンテンツ判定部3により、コンテンツIDに指定された文字列の類似度に応じて行われる。例えば、番組名が共通(完全一致のみではない趣旨)していれば、同じグループに属すように処理される。
次に、実施例2について図12ないし図15に基づいて説明する。なお、実施例1と同一部分については同一の符号を付し、重複説明を省略する。
実施例2では、コンテンツデータファイルの著作権を保護することが可能となる。
図12は実施例2におけるコンテンツ再生装置の構成例を示すブロック図である。ここでは、図1に示した再生装置の相違点を中心に説明する。
まず第1の相違点は、コンテンツ格納装置14、23では、暗号化されたコンテンツデータファイルを保存可能になっている点である。このため、コンテンツデータファイルの閲覧等を回避して著作権を保護する必要性のあるコンテンツデータファイルに関しては、暗号化を行うことにより、その目的を達成することが可能となる。なぜなら、たとえコンテンツ格納装置14、23からコンテンツデータファイルが不正に取り出されたとしても、利用者は、後記するライセンスファイルの復号鍵を用いなければ、そのコンテンツデータファイルを開いて利用することができないからである。
第2の相違点は、暗号化されたコンテンツデータファイル31、32を復号化するための鍵を含んだライセンスファイル41を格納するライセンス格納装置15、22を備えた点である。ライセンスファイル41は、暗号化されたコンテンツデータファイルを復号化するための復号鍵を記録するファイルであり、コンテンツIDとコンテンツデータファイルとに関連付けられている。
耐タンパー性機能は、ライセンス格納装置で管理されているライセンスファイル41についての外部の解析を阻止する機能である。
このようにライセンスファイル41を取り扱う機器が全て、ライセンスファイル41を守る前記2つの機能を備えることにより、再生装置は、コンテンツデータファイルに関する著作権を保護する機能を備えたものとなる。
ライセンス格納装置15、22は、前記したライセンス対応機能を備えた機器から、コンテンツIDをキーとして、ライセンスファイル41の要求を受けた場合、格納されているライセンスファイルを検索し、コンテンツIDに関連付けられたライセンスファイルを取り出し、ライセンス対応機能によって安全に要求元に送る。一方、ライセンス格納装置15、22は、ライセンス対応機能を未装備の機器から、ライセンスファイル41の要求を受けた場合、ライセンスファイル41そのものを要求元に送る代わりに、ライセンスファイル41に含まれる鍵(復号鍵を意味する)を無効な代用鍵(復号化できないもの)に書き換えて要求元に返す。このようにすることにより、ライセンス対応機能を備えた機器間でのみ、ライセンスファイル41のやり取りが可能となり、コンテンツデータファイルの著作権を保護する仕組みを構築することとなる。
ライセンスファイルは、ライセンス格納装置22、14に格納され、図13に示すように、ライセンスファイル識別子304と、ライセンスID301と、コンテンツID302と、鍵303とを含んで構成されている。
ライセンスファイル識別子304は、コンテンツデータファイルの種類を示す識別子を示し、ライセンスID301は、ライセンスファイルを一意に識別するためのIDを示す。
コンテンツID302は、対応するコンテンツデータファイルを識別するためのIDを示し、鍵303は、暗号化されたコンテンツデータファイルを復号する際に用いる復号キーを示す。
図14に示したコンテンツデータファイル31、32は、品質(水平解像度等)や付加価値(字幕データあり)が異なるが、いずれも暗号化されている。また、コンテンツデータファイル31、32は、データ内容が同じなので、共通するコンテンツIDを記録している。
ライセンスファイル41は、コンテンツデータファイル31、32の各々を復号するための鍵を記録している。そして、ライセンスファイル41は、当該ファイル41中のコンテンツIDによってコンテンツデータファイル31、32と関連付けられている。コンテンツIDは、2つのコンテンツデータファイル31、32で共有されている。このため、暗号化されたコンテンツデータファイル31、32を再生する場合には、コンテンツデータファイル31、32に含まれるコンテンツIDをキーとして、ライセンスファイルを検索してライセンスファイル41を特定し、ライセンスファイル41に含まれる復号用の鍵で2つのコンテンツファイル31、32の復号化を行うことが可能となる。
S4005では、CPU12は、リストアップされたコンテンツデータファイル中で、S4003において再生可能と判定され、S4004において最も高い品質評価値を与えられたコンテンツデータを選択し、当該コンテンツデータに関し、S4001で得られたコンテンツIDとともに、オーディオ再生装置18または映像再生装置19の少なくとも一方に再生を指示する。
S4006では、少なくともオーディオ再生装置18または映像再生装置19の一方は、2台のライセンス格納装置15、22に対し、コンテンツIDをキーに、対応するライセンスファイルを検索し、ライセンスファイル中の鍵を入手して、再生を指示されたコンテンツデータの再生を開始する。再生を開始する場合、入手された鍵を用いてコンテンツデータの暗号化データを復号化する。
なお、実施例2では1つのライセンスファイルに対し、複数のコンテンツデータファイルを対応づけた場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、主従関係のあるライセンスファイルを用いることにより、異なるコンテンツデータファイルを暗号化するため、それぞれ別々のコンテンツ鍵とライセンスファイルを利用するようにしてもよい。
このようにすると、例えば、一般的なテレビ画質で形成された映画のコンテンツデータファイルとハイビジョン画質で形成された映画のコンテンツデータファイル(コンテンツの内容が同じで、画質だけが異なる)という2つのコンテンツデータファイルを著作権保護等の観点から、別々のコンテンツデータファイルとして管理しておきたい場合に有益である。なぜなら、別々のコンテンツデータとして管理して、それぞれのコンテンツデータファイルを異なるライセンスファイル(暗号用の鍵が異なる)に関連づけておくことで、個々のコンテンツデータファイルの著作権保護を図れるからである。例えば、テレビ画質で形成された映画のコンテンツデータファイルを購入した利用者は、ハイビジョン画質で形成された映画のコンテンツデータファイルを開くことができなくなり、ハイビジョン画質で形成された映画のコンテンツデータファイルに関する著作権を保護することが可能となる。
サブライセンスファイル42は、図16に示すように、サブライセンスファイル識別子405と、ライセンスID401と、親ライセンスID402と、コンテンツID403と、鍵404とを含んで構成されている。
サブライセンスファイル識別子405は、図13に示したライセンスファイル識別子304と同様、ファイルの種類を示したものである。
親ライセンスID402は、ライセンスファイルを関連づけるためのIDを示したものである。これにより、個々のライセンスファイルの関連づけを実現することが可能となる。
なお、ライセンスID401、コンテンツID403および鍵404は、図13に示したライセンスID301、コンテンツID302および鍵303の内容と同様である。
図17では、コンテンツデータファイル31、32、34は、いずれもデータ内容が同じであるが、2つのファイル31、32は、コンテンツIDが共通し、ファイル34は、それらのファイル31、32とは異なるコンテンツIDが割り振られている。
ファイル31、32には、共通のライセンスファイル41が関連づけられ、ファイル34には、サブライセンスファイル42が関連づけられている。そして、サブライセンスファイル42とライセンスファイル41とは、共通するライセンスIDによって主従関係を保持している。つまり、ライセンスファイル41が親でサブライセンスファイル42が子の関係になっている。
S5001では、再生装置11のCPU12が、利用者より再生指示されたコンテンツデータ中のコンテンツIDを読み、そのコンテンツIDをキーとして、対応するライセンスファイルをライセンス格納装置15(鍵格納装置15ともいう)および外部ライセンス格納装置22(単に「鍵格納装置22」ともいう)から探す。
具体的には、CPU12は、利用者によって再生指示されたコンテンツデータファイル中のコンテンツIDを確認し、このコンテンツIDをキーとして、対応するライセンスファイルをライセンス格納装置15、22に問い合わせる。ライセンス格納装置15、22は、CPU12からの問い合わせに応じ、ライセンス格納装置の中に格納されたライセンスファイルの中のコンテンツIDを確認し、問い合わせが行われたコンテンツIDが書き込まれたライセンスファイルがないかを確認する。そして、確認の結果、見つかると、そのライセンスファイルのうち、鍵を除いたデータ(ライセンスファイル識別子、ライセンスID、コンテンツID)を返す。これにより、再生装置11のCPU12は、再生指示されたコンテンツデータに対応したライセンスファイルのうち、鍵を除いた部分を取得することとなる。
S5003では、CPU12は、そのサブライセンスファイルに書き込まれた親ライセンスIDで指定のライセンスファイルと親ライセンスIDが共通の全てのサブライセンスファイルを全てのライセンス格納装置の中から取得する。具体的には、CPU12は、親ライセンスIDを持つライセンスファイルと、その親ライセンスIDと同じライセンスIDを親ライセンスIDとして持つサブライセンスファイルの有無を2台のライセンス格納装置15、22に問い合わせる。2台のライセンス格納装置15、22は、まず格納されている全てのライセンスファイルを確認し、該当するライセンスファイルを各ライセンスファイル中の鍵を除いて再生装置11のCPU12に返す。
S5004では、CPU12は、そのライセンスファイルのライセンスIDを親ライセンスIDに持つサブライセンスファイルを全てのライセンス格納装置15、22の中から取得する。具体的には、CPU22は、ライセンスIDを親ライセンスIDに持つサブライセンスファイルを全てのライセンス格納装置15、22に問い合わせる。2台のライセンス格納装置15、22は、まず格納している全てのライセンスファイルを確認し、該当するライセンスファイルを各ライセンスファイル中の鍵を除いて、再生装置11のCPU12に返す。
その後、CPU12は、検索により得られたコンテンツデータファイルについて、S4003からS4006までの処理と同様、S5006からS5009までの処理により、再生可能かを判定して品質評価値を算出し、再生可能で品質の良いコンテンツデータファイルを入手して再生を開始する。
本発明の実施例3について図19ないし図21に基づいて説明する(適宜図2、3等参照)。なお、実施例1、2と同一部分はそれらと同一の符号を付して、重複説明を省略する。
実施例3では、次のような3つの機能を備えて拡張した点に主要な特徴がある。再生装置11等のハードウエアの全体構成は、実施例1、2の場合(図1、図12参照)と同様である。
[第1の機能]
まず第1の機能は、ネットワーク対応コンテンツデータファイルを取り扱える機能である。つまり、ネットワーク上に存在するコンテンツデータファイルの中から、再生環境に最適な特定のコンテンツデータを選択する機能である。
ネットワーク対応コンテンツデータファイルは、ファイルの種類を示すネットワーク対応コンテンツファイル識別子506と、コンテンツID501と、コンテンツ説明507と、映像データ情報502と、オーディオデータ情報503と、字幕データ情報504と、コンテンツURL505とを含んで構成されている。URLは、Uniform Resource Locatorの略である。
コンテンツID501は、コンテンツ検索部4の検索処理において用いられるコンテンツIDを示したものである。コンテンツURL505は、インターネット上のURLを示したものであり、このURLで指定されたアドレスには、映像データとオーディオデータとを含むコンテンツデータファイルが格納されている。再生装置11のCPU12は、コンテンツURL505で指定されたURLにネットワーク53を通じてアクセスし、そのURLに格納されているコンテンツデータファイル(映像データとオーディオデータ)を取得することとなる。
また、再生装置11は、ネットワーク接続に一時的あるいは継続的に不具合が発生した場合、あるいは、コンネンツデータファイルのインターネット上の公開が中止・終了等した場合等、最大の品質評価値を持つコンテンツデータファイルにアクセスできない場合には、その次に大きい品質評価値を持つコンテンツデータファイルについての再生を試みることとなる。このようにすることにより、再生装置11は、ネットワーク上に存在するファイルの中から、再生環境に最適なコンテンツデータファイルを選択して再生することが可能となる。
第2の機能は、再生装置11がコンテンツデータファイルのネットワーク配信を受けている途中でそのネットワーク配信を受けられなくなった場合(例えば、ネットワーク接続の一時的あるいは継続的な障害等の不具合)でも、そのコンテンツデータファイルの再生を継続する機能である。
S6001では、再生装置11のCPU12が、全てのコンテンツ格納装置14(外部コンテンツ格納装置22を含む。以下も同じ)中のコンテンツデータに順次アクセスし、再生が継続できなくなったコンテンツデータファイル(再生継続不能となったコンテンツデータともいう)と同じコンテンツIDをコンテンツデータを検索する。具体的には、CPU12が、再生継続不能となったコンテンツデータのコンテンツIDをキーとして、同じコンテンツIDを持つコンテンツデータをコンテンツ格納装置14から検索する。なお、このとき、CPU12は、キーとしたコンテンツIDと、コンテンツデータファイルの現在の再生の時間位置とを、例えばメモリ13に格納する。
第3の機能は、ある再生環境でコンテンツデータファイルを再生中にその再生環境により適する別のコンテンツデータファイル(品質評価値が高いということ)が存在するようになった場合に、再生中のコンテンツデータファイルを別のコンテンツデータファイルに切り替えて再生する機能である。
S7005では、CPU12は、選択されたコンテンツデータファイルは現在再生中のものと同じものかどうかを判断し、同じものであれば(S7005のYes)、処理を終了する。他方、同じものでなければ(S7005のNo)、CPU12は、現在再生中のコンテンツデータファイルを選択されたコンテンツデータファイルに差し替えて再生を続ける(S7006)。
例えば、図4のようなコンテンツデータファイルのリスト200を用いるのでなく、再生装置11は、コンテンツ格納装置13等に格納されているコンテンツデータファイルの中から、利用可能なコンテンツデータファイルを順に調べ、そのコンテンツデータファイルが再生環境と適合していれば、それ以降のコンテンツデータファイルの品質評価値を算出することなく、その時点でそのコンテンツデータファイルを再生するようにしてもよい。この場合、より早く再生を開始することができるという効果がある。
12 CPU
13 メモリ
14 コンテンツ格納装置
23 外部コンテンツ格納装置
Claims (7)
- 記憶部と処理部と再生機とを含んで構成されるコンテンツ再生装置であって、
前記記憶部、または前記コンテンツ再生装置に接続された外部記憶部は、再生条件に関連付けられたコンテンツデータファイルを格納するとともに、
前記処理部は、
入力部に指定されたコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルを前記記憶部または外部記憶部から検索し、
検索したコンテンツデータファイルの中から、コンテンツデータファイルに関しあらかじめ設定された再生可能条件を満たす、再生条件に関連付けられた特定の一のコンテンツデータファイルを選択し、
選択したコンテンツデータファイルを前記再生機に再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
前記コンテンツデータファイルは、暗号化されており、
前記記憶部、または前記外部記憶部は、さらに、前記暗号化されたコンテンツデータファイルを復号化するための復号鍵を含むライセンスファイルを前記コンテンツデータファイルのグループ毎に格納するとともに、
前記処理部は、前記コンテンツデータファイルを前記再生機に再生させる場合、
前記記憶部、または前記外部記憶部から、前記選択したコンテンツデータコンテンツのグループに属するライセンスファイルを検索し、検索したライセンスファイルに含まれる復号鍵を用いて当該暗号化されたコンテンツデータファイルを復号化させて再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1または請求項2に記載のコンテンツ再生装置において、
前記処理部は、前記コンテンツデータファイルを前記再生機に再生させる場合、
さらに、前記選択したコンテンツデータファイルを表示装置に表示し、表示したコンテンツデータファイルの再生の指示を入力部から受けたことを条件に、当該コンテンツデータファイルを再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記コンテンツデータファイルは、ネットワーク配信されたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置において、
前記再生機が前記コンテンツデータファイルの再生中に不具合を生じた場合、
前記処理部は、
前記前記記憶部または外部記憶部から、前記再生可能条件を満たす、前記再生中のコンテンツデータファイルとは別のコンテンツデータファイルをさらに選択して前記再生機に再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置において、
ある再生可能条件を満たすコンテンツデータファイルの再生を中断し、その続きを別の再生可能条件下で再生する場合、
前記処理部は、
前記別の再生可能条件を満たす、前記再生を中断したコンテンツデータファイルと同一内容のコンテンツデータファイルを前記記憶部、または前記外部記憶部から選択して、前記再生を中断したコンテンツデータファイルの続きを再生機に再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置において、
前記処理部は、前記再生機が前記コンテンツデータファイルを再生中、前記記憶部、または前記外部記憶部から、当該再生可能条件の下、当該コンテンツデータファイルよりも最適な再生条件に関連付けられたコンテンツデータファイルを選択した場合、再生中のコンテンツデータファイルを前記選択したコンテンツデータファイルに替えて前記再生機に再生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。
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