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JP2006339995A - 再生装置、再生方法、再生プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

再生装置、再生方法、再生プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの操作性を向上させることができる再生装置を提供する。
【解決手段】 再生装置としてのDVC100は、早送り、巻戻しなどの特殊再生を行うための特殊再生機能を有し、磁気記録テープ106に記録されている映像データを一時的に保持するメモリ102と、画像を表示する表示部105とを備える。特殊再生処理の実行中においてアドレスカウンタが「n」である時に再生ボタンが押下されると、アドレスカウンタが「n−5」〜「n」の範囲にある全ての特殊再生用画像データに対応する画像を表示し、アドレスカウンタ「n−4」に対応する画像が再生を開始させたい再生開始画像として選択されたときは、その再生開始画像のテープ開始位置ETNから動画像の再生を開始する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、再生装置、再生方法、再生プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、早送り、巻戻しなどの特殊再生機能を有する再生装置、再生方法、再生プログラム、及び記憶媒体に関する。
DVC(ディジタルビデオカメラ)などの再生装置は、所定の映像記録方式で画像データが記録された記憶媒体から、画像データを順次読み込み、該読み込んだ画像データをデコードし、デコードした画像データを再生画像(映像)として出力する。上記映像記録方式には、ディジタルデータとしてのMPEG2データを記録するD−VHSなどがある。また、このような再生装置の多くは、再生画像の出力開始位置を所望の画像の位置まで移動させるための早送り、巻戻しなどの特殊再生を行うための特殊再生機能を有する。
特殊再生機能を有する再生装置としては、所望の画像の選択を確実且つ迅速に行うために、早送り中にサムネイルなどの簡易画像を順次表示するディジタルカメラなどのカメラ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このカメラ装置においては、ユーザは、簡易画像が順次表示されている間において所望の画像を見つけた時に、例えば、通常の速度で再生を開始するための再生ボタンを押下することにより早送りを中止する。これにより、早送りが中止されたときに表示されていた簡易画像に対応する原画像が再生される。
特開平11−146326号公報
しかしながら、上述したような特殊再生機能を有する再生装置では、8倍速や24倍速などの高速で上記簡易画像の順次表示を含む特殊再生(例えば早送り)している間において所望の画像が表示された時に、ユーザが再生ボタンを押下しても、すでに所望の再生開始位置を過ぎていることが多い。このような場合、ユーザは、所望の画像の位置まで特殊再生(例えば巻戻し)を行う必要があるので、ユーザの操作性を損ねていた。
本発明の目的は、ユーザの操作性を向上させることができる再生装置、再生方法、再生プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の再生装置は、通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生手段と、前記テープ状記録媒体を高速に搬送し、前記第2の画像データを再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納手段と、前記特殊再生モードから通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示手段と、前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の再生方法は、通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生ステップと、前記テープ状記録媒体を高速に搬送し、前記第2の画像データを再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納ステップと、前記特殊再生モードから通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示ステップと、前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生ステップにおける再生を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の再生プログラムは、通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生モジュールと、前記テープ状記録媒体を高速に搬送し、前記第2の画像データを再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納モジュールと、前記特殊再生モードから通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示モジュールと、前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択モジュールと、前記選択モジュールにより選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生モジュールを制御する制御モジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の記憶媒体は、上記プログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、表示装置に表示された複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像のうち任意の画像が選択されると、選択された画像に対応したトラック位置データをメモリより読み出し、該読み出したトラック位置データに対応したトラックよりテープ状記録媒体から通常再生用の第1の動画像データの再生を開始することができ、もって、ユーザの操作性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。
本実施の形態に係る再生装置としてのディジタルビデオカメラ(DVC)100は、被写体の動画像を撮影する撮影機能と、再生画像の出力開始位置を所望の画像の位置まで移動させるための早送り、巻戻しなどの特殊再生を行うための特殊再生機能とを有し、この特殊再生機能を利用することによって、ユーザは所望の画像をサーチする。
図1において、DVC100は、MPEGデータの符号化及び復号化を行うためコーダ−デコーダ(coder-decoder)であるMPEGコーデック(CODEC)101と、映像データを一時的に保持するメモリ102と、ユーザとのインタフェースとなる操作部103と、DVC100全体を制御するCPU104と、画像を表示するための表示画面を有するLCDなどで構成された表示部105と、DVC100に対して脱着自在な磁気記録テープ106と、これらを接続するバス110とを備える。
MPEGコーデック101は、MPEG方式にて圧縮されている映像データをメモリ102から読み出してデコードする。操作部103には、通常の再生速度で再生を行うための再生ボタンと、通常の再生速度の、例えば8倍又は24倍の再生速度で上記特殊再生を行うための特殊再生ボタンとして早送りボタン及び巻戻しボタンとが設けられている。磁気記録テープ106には、図2に示すような映像データが再生可能に所定の記録フォーマットで記録されている。この映像データには、図2及び図3を用いて後述するように、通常の再生速度で動画像を再生するための、MPEGコーデック101により符号化された通常再生用映像データとしての主映像データ(第1の動画像データ)と、通常の再生速度よりも高い再生速度で動画像を再生するための、非圧縮形式の特殊再生用画像データ(第2の画像データ)とがある。
図2は、図1における磁気記録テープ106に記録されている映像データのデータ構成を示す図である。
図2において、磁気記録テープ106に記録されている映像データ200は、動画像信号が記録フォーマットの一例であるHDVフォーマットで記録されたものである。
HDVフォーマットにより、撮影した被写体の動画像に対応する動画像信号はMPEG2方式で符号化される。MPEG2方式では、フレーム内符号化、前方予測符号化、及び双方向予測符号化方式を組み合わせて動画像信号を符号化する。また、MPEG2符号化では、1フレームのフレーム内符号化画面(イントラピクチャ(intra coded picture:以下、「Iピクチャ」又は「Iフレーム」という))と、所定数の前方予測符号化画面(Pピクチャ)及び双方向予測符号化画面(Bピクチャ)とからなるGOP(group of pictures)を単位として符号化を行う。Iピクチャは、同一フレーム内の画像データのみを用いて符号化されるフレームである。従って、再生時に、このIピクチャのみを再生することにより、ランダムアクセス機能が実現できる。各Iピクチャの符号化時には、輝度信号、色差信号Cb、及び色差信号Crの3つの信号から1つのマクロブロックが生成される。
また、本実施の形態では、図2に示すように、所定数のトラックを単位としてエラー訂正符号化処理を施してMPEG符号化された画像データを磁気記録テープ106に記録している。このエラー訂正符号化の単位をECCユニットという。図2に示した映像データ200は、複数の、例えば9つのECCユニット210から成り、各ECCユニット210は、主映像データ220aが記録されている主映像データエリアと、特殊再生用画像データ220bが記録されている特殊再生用画像データエリア(図2に示す斜線部分)とを含む。したがって、特殊再生用画像データエリアは、映像データ200の全エリアにおいて分散されて配置されている。また、ECCユニット210には、磁気記録テープ106に記録された順序を示すサーチユニット番号「0」〜「8」のいずれかが付与されており、このサーチユニット番号により、特殊再生機能による磁気記録テープ106上のサーチエリアを特定することができる。
また、各ECCユニット210は、16本のトラック220で構成されている。なお、トラック220における主映像データエリア及び特殊再生用画像データエリアの配置は、上記HDVフォーマットによって規定されており、16本のトラック220のうち、3本のトラック220は1つの特殊再生用画像データエリアを含み、13本のトラック220は特殊再生用画像データエリアを含まない。例えば、特殊再生用画像データエリアは図2に示すような斜線部分のように複数のECCユニット210にまたがって配置されている。
図3は、図2における主映像データ220aと特殊再生用画像データ220bとを説明するためのテーブルである。
主映像データ220aは、撮影された被写体の動画像が圧縮されたデータであり、具体的には、図3に示すように、画面サイズが1440×1080ピクセルのデータをMPEG2方式によって圧縮したMPEG2形式のデータから成り、後述する通常動画再生処理において再生される。また、DVC100が1秒間に発生するデータのビット数を表すビットレートは25Mbpsである。
特殊再生用画像データ220bは、主映像データ220aを縮小した非圧縮形式のデータである。具体的には、特殊再生用画像データ220bは、主映像データ220a中のIピクチャをDCT(discrete cosine transform:離散コサイン変換)によって8×8画素の周波数成分に変換したDCTブロックから抽出された輝度信号のDC成分を6ビットのデータに変換することによって得られたマクロブロックと、上記8×8画素のDCTブロックから抽出された色差信号Cb,CrのDC成分の各々を5ビットのデータに変換することによって得られたマクロブロックとから構成されている(図2参照)。
より具体的には、図3に示すように、特殊再生用画像データ220bは、Iフレームの画面サイズが1440×1080ピクセルのデータを所定の方式によって180×135ピクセルに圧縮したデータから成る。特殊再生用画像データ220bのビットレートは569kbpsである。特殊再生用画像データ220bは、パルス符号変調(PCM:pulse code modulation)方式によってアナログ信号(動画像信号)がディジタル信号に変換されただけの非圧縮の生データ(raw data)であり、即ち、主映像データ220aに対応する動画像の少なくとも一部に対応する画像の生データである。したがって、特殊再生用画像データ220bは、主映像データ220aよりもデータサイズが小さくビットレートが低いので、CPU104がこれを表示させるために必要な処理の負担を軽減させることができる。
また、特殊再生用画像データ220bは、主映像データ220aの磁気記録テープ106上の位置情報(以下、「テープ位置情報ETN(extended track number)」という)及び主映像データ220aの再生時間に関する情報(以下、「再生時間情報TTC(title time code)」という)によって主映像データ220aに関連付けられている。
以下、図1のDVC100の動作を説明する。
DVC100は、主映像データ220aを通常の速度で再生するための通常動画再生処理と、特殊再生用画像データ220bを再生するための後述する図4の特殊再生処理と、図4の特殊再生処理の実行中において通常動画再生処理に移行するための後述する図6の特殊再生処理とを実行することが可能である。
通常動画再生処理では、まず、CPU104は、磁気記録テープ106から主映像データ220aを読み込みメモリ102に書き込む。続いて、MPEGコーデック101は、メモリ102から主映像データ220aを順次読み込んでデコードすることにより、主映像データ220aに対応する動画像、即ち通常再生動画(Movie)を生成する。
図4は、図1のDVC100によって実行される特殊再生処理のフローチャートである。
図4において、まず、ステップS701では、ユーザが操作部103の特殊再生ボタンのうち、早送りボタン及び巻戻しボタンのいずれか一方を押下すると(ステップS701)、CPU104は、取得済みの特殊再生用画像データのメモリ102における格納位置を示すアドレスカウンタnを0で初期化する(ステップS702)。
続くステップS703では、CPU104は、図5の矢印Aに示すように、磁気記録テープ106から、1画面の特殊再生用画像データを読み出すと、該特殊再生用画像データ220bに関連付けられた主映像データ220aのテープ位置情報ETN及び再生時間情報TTCを読み出し、次いで、これらの読み出した3種類のデータを対応づけてメモリ102に保持する(ステップS704)。
なお、本実施の形態において、メモリ102は、N画面分の特殊再生用画像データを格納可能である。また、再生された特殊再生用画像データはそれぞれ、メモリ102におけるアドレスカウンタnに対応する記録領域に格納される。
その後、CPU104は、アドレスカウンタnをインクリメントする(n=n+1)(ステップS705)。
続くステップS706では、CPU104は、ステップS705でインクリメントされたアドレスカウンタnが、メモリ102の、特殊再生用画像データの格納上限枚数N(閾値N)を越えたか否かを判別する。
越えないときは(ステップS706でNO)、ステップS703に戻る。
一方、越えた場合は(ステップS706でYES)、ステップS702に戻ってアドレスカウンタnをクリアし、アドレスカウンタを0として、再生された特殊再生用画像データをメモリ102に格納する。このように、特殊再生時において、N画面を超える特殊再生用画像データが再生された場合、メモリ102におけるアドレスカウンタnに対応した記録領域に対して順次再生上書きすることで、現在のテープ位置の直前のN画面分の特殊再生用画像データ及び、これらの特殊再生用画像データに対応する通常再生用画像データの記録位置(トラック番号)の情報がメモリ102に格納される。
なお、上記ステップS704において、メモリ102は、データを保持するためのバッファとして機能している。該バッファとしては、例えば先頭と末尾が接続されたリングバッファを利用することが好ましい。リングバッファでは、末尾のデータが参照された後には先頭のデータが参照されるので、非同期で実行される映像データ200の書き込み及び読み出しを効率的に行うことができる。
次に、このようにN画面分の特殊再生用画像データがメモリ102に格納された状態で、特殊再生動作から通常再生に移行する際の処理について説明する。
図6は、図1のDVC100によって実行される通常再生移行処理のフローチャートである。
図6において、まず、ステップS800では、上述した図4の特殊再生処理が実行されている状態で、例えば、アドレスカウンタがnである時に(図7(a))ユーザが再生ボタンを押下すると(ステップS801)、MPEGコーデック101は、メモリ102に格納されているN画面分の特殊再生用画像データのうち、例えばアドレスカウンタが「n−5」〜「n」の記録領域に格納されている6画面分の特殊再生用画像データ220b、並びにそれらのテープ位置情報ETN及び再生時間情報TTCを読み出す(ステップS802,図8参照)。次に、CPU104は、アドレスカウンタ「n−5」〜「n」に対応する6画面分の特殊再生用画像データ220bの読み出しを完了したか否かを判別する(ステップS803)。そして、読み出しが完了すると、各特殊再生用画像データ220bのテープ位置情報ETNを不図示のRAMなどの一時記憶メモリに保持すると共に(ステップS804)、図7(b)に示すように、読み出した特殊再生用画像データ220bに対応する静止画像とそれらの再生時間情報TTCを表示部105に一覧表示する(ステップS805)。
なお、図7(b)において、アドレスカウンタnに対応する画像は、表示部105の表示画面の右下部に表示されているが、例えば左上部であってもよい。
図7(b)の表示画面においては、ユーザは、操作部103を用いて、一覧表示されている特殊再生用データ220bに対応する画像の中から通常動画再生処理を開始させたい画像(以下、「再生開始画像」という)を選択することができる。また、図7(b)の表示画面に一覧表示されている画像の中に再生開始画像がないときは、ユーザは、一覧表示されている画像に対応する特殊再生用画像データ220bのアドレスカウンタ(アドレス)とは異なるアドレスカウンタの特殊再生用画像データ220bに対応する静止画像、即ち一覧表示されていない静止画像の表示要求を発行する。ここでは、例えば、ユーザにより、アドレスカウンタ「n−6」に対応する静止画像の表示要求が発行される。
このとき、CPU104は、上記再生開始画像の選択が完了したか否かを判別する(ステップS806a)と共に、上記表示要求があるか否かを判別する(ステップS806b)。
上記再生開始画像の選択が完了し、上記表示要求がないときは(ステップS806aでYES且つステップS806bでNO)、CPU104は、通常再生に移行する(ステップS807)。通常動画再生処理を実行するために、まず、磁気記録テープ106の再生開始位置を、選択された特殊再生用画像に対応する通常再生用映像データのテープ位置ETNまで磁気記録テープ106を移動させ、該移動が完了した後、磁気記録テープ106から主映像データ220aを読み込んでメモリ102に書き込む。続いて、MPEGコーデック101は主映像データ220aのテープ位置情報ETN以降の主画像データ220aを順次読み込んでデコードし、通常再生画像(Movie)を生成する。これにより、表示部105では、再生開始画像のテープ開始位置ETNから動画像(Movie)の再生が開始される(図7(c))。
なお、上記再生開始画像の選択が完了し、上記表示要求があるときは(ステップS806aでYES且つS806bでYES)、該表示要求された静止画像のアドレスカウンタ「n−6」をアドレスカウンタnの値として代入して(n=n−6)、ステップS802に戻り、ステップS802〜S806bの処理を実行することにより、図7(b)の表示画面に一覧表示されていた静止画像及びそれらの再生時間情報TTCを、該表示要求に応じた静止画像及びそれらの再生時間情報TTCに更新する。
図6の処理によれば、上記アドレスカウンタが「n」である時に(図7(a))再生ボタンが押下されると(ステップS801)、アドレスカウンタが「n−5」〜「n」の範囲にある全ての特殊再生用画像データ220bに対応する画像が一覧表示され(ステップS805,図7(b))、例えば、アドレスカウンタ「n−4」に対応する画像が再生開始画像として選択されたときは(ステップS806aでYES)、その再生開始画像のテープ開始位置ETNから動画像(Movie)の再生が開始される(ステップS807)ので、ユーザは、すでに所望の再生開始位置を過ぎている場合であっても、さらなる特殊再生を行う必要をなくすことができ、もってユーザの操作性を向上させることができる。具体的には、早送りし過ぎた場合に巻戻しを行う必要を実質的になくすことができる。
また、上記ステップS805において表示される画像は、非圧縮の特殊再生用画像データ220bに対応するので、メモリ102やRAMなどの一時記憶メモリの容量の使用量を低減させることができると共に、デコード処理をなくすことができるので、CPU104にかかる負荷を大幅に低減させることができる。
上記ステップS805では、図7(b)の表示画面に一覧表示される静止画像に対応する特殊再生用画像データ220bのアドレスカウンタの範囲を「n−5」〜「n」に規制したが、この規制される範囲は、これに限られることはなく、表示部105の表示画面の大きさに応じて設定されることが好ましい。また、ユーザがこの数の設定値を変更可能に構成されてもよい。
なお、上記ステップS806bの表示要求では、ユーザが表示させたい画像のアドレスを指定してもよいし、ステップS804で保持したアドレスの次のアドレス又は前のアドレスが自動的に指定されるように構成されていてもよい。
また、上記実施の形態において、アドレスカウンタn(アドレス)は、磁気記録テープ106における特殊再生用画像データ220bのアドレスを特定することが可能な数値であればいかなる数値であってもよく、サーチユニット番号であってもよい。
上記実施の形態に係る再生装置は、DVC100としたが、これに限られることはなく、磁気記録テープ106上に順次記録された映像データに対応する静止画像を順次表示可能、又は、動画像を順次再生可能な再生装置であればいかなるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、図2の映像データ200が記録されているものは、磁気記録テープ106であるとしたが、映像データ200が順次記録可能な記憶媒体であればいかなるものであってもよい。また、映像データ200としての主映像データ220a及び特殊再生用画像データ220bに対応する画像は、動画像であっても静止画像であってもよい。なお、特殊再生用画像データ220bは静止画像であることが好ましく、これにより、CPU104にかかる負担を軽減させることができる。
また、前述の実施の形態では、特殊再生時において、1画面の特殊再生用画像データが再生される度にメモリ102に格納していたが、これに限らず、1画面おき、あるいは、m画面おきにメモリ102に格納するようにしてもよい。このようにすることで、所定のメモリ容量に対して、広い範囲の特殊再生用画像データをメモリ102に格納しておくことが可能となる。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る再生装置は、所定の記憶媒体上に順次記録された映像データに対応する静止画像を順次表示可能、又は、動画像を順次再生可能な再生装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1における磁気記録テープに記録されている映像データのデータ構成を示す図である。 図2における主映像データと特殊再生用画像データとを説明するためのテーブルである。 図1の再生装置によって実行される特殊再生処理のフローチャートである。 図4の特殊再生処理を実行中の再生装置の動作を説明するための図である。 図1の再生装置によって実行される通常再生移行処理のフローチャートである。 図6の通常再生移行処理の実行中において表示部の表示画面に表示される画像を説明するための図であり、(a)は、ステップS800での表示を、(b)は、ステップS805での表示を、(c)は、ステップS807での表示を示す。 図6のステップS802における再生装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
100 ディジタルビデオカメラ(DVC)
101 MPEGコーデック
102 メモリ
103 操作部
104 CPU
105 表示部
106 磁気記録テープ
200 映像データ
220a 主映像データ
220b 特殊再生用画像データ

Claims (10)

  1. 通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生手段と、
    前記テープ状記録媒体から前記第2の画像データを高速で再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納手段と、
    前記特殊再生モードから、前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データを通常の速度で再生する通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示手段と、
    前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  2. 前記第2の画像データは、更に、前記特殊再生用画像データの各画面に対応する時間情報を含み、前記格納手段は、更に、前記複数の特殊再生用画像データと前記時間情報とを対応づけて前記メモリに格納し、前記表示手段は、前記複数の特殊再生用画像データに対応した画像と前記時間情報とを表示することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 前記表示装置に表示すべき画像の数を制限する制限手段を備えることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 前記制限手段による制限によって前記表示装置に表示されていない画像の表示要求を発行する表示要求発行手段を備えることを特徴とする請求項3記載の再生装置。
  5. 通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生ステップと、
    前記テープ状記録媒体から前記第2の画像データを高速で再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納ステップと、
    前記特殊再生モードから、前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データを通常の速度で再生する通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示ステップと、
    前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生ステップにおける再生を制御する制御ステップとを有することを特徴とする再生方法。
  6. 前記第2の画像データは、更に、前記特殊再生用画像データの各画面に対応する時間情報を含み、前記格納ステップでは、更に、前記複数の特殊再生用画像データと前記時間情報とを対応づけて前記メモリに格納し、前記表示ステップでは、前記複数の特殊再生用画像データに対応した画像と前記時間情報とを表示することを特徴とする請求項5記載の再生方法。
  7. 前記表示装置に表示すべき画像の数を制限する制限ステップを有することを特徴とする請求項5記載の再生方法。
  8. 前記制限ステップにおける制限によって前記表示装置に表示されていない画像の表示要求を発行する表示要求発行ステップを有することを特徴とする請求項7記載の再生方法。
  9. 通常再生用の第1の動画像データと、前記第1の動画像データの一部の画面にそれぞれ対応した複数の特殊再生用画像データ及び当該特殊再生用画像データの各画面に対応するトラック位置データから構成される第2の画像データとを、テープ状記録媒体上に形成された多数のトラックより再生する再生モジュールと、
    前記テープ状記録媒体から前記第2の画像データを高速で再生する特殊再生モードにおいて、前記第2の画像データ中の前記複数の特殊再生用画像データ及び前記トラック位置データを対応づけてメモリに格納する格納モジュールと、
    前記特殊再生モードから、前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データを通常の速度で再生する通常再生モードへの移行指示に応じて、前記メモリに格納された前記複数の特殊再生用画像データの画面に対応した画像を表示装置に表示する表示モジュールと、
    前記表示装置に表示された複数の画面に対応した画像のうち、任意の画像を選択する選択モジュールと、
    前記選択モジュールにより選択された画像に対応したトラック位置データを前記メモリより読み出し、前記読み出したトラック位置データに対応したトラックより前記テープ状記録媒体から前記第1の動画像データの再生を開始するように前記再生モジュールを制御する制御モジュールとを備えることを特徴とする再生プログラム。
  10. 請求項9記載の再生プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021181739A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16

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