JP2006338204A - 情報処理装置、および省電力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アイソクロナス転送モードで外部機器とデータの転送を行っていても、省電力化を図ること。
【解決手段】 プロセッサをアイドリング状態に設定する時、前記外部バス制御部と前記外部機器とがアイソクロナス転送モードでデータの転送を行っているか否かを判別するステップと、前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間ではアイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っている場合、前記第1のブリッジ回路と第2のブリッジ回路との接続を無効化しない省電力モードに設定するステップとを含むことを特徴とする省電力制御方法。
【選択図】 図4
【解決手段】 プロセッサをアイドリング状態に設定する時、前記外部バス制御部と前記外部機器とがアイソクロナス転送モードでデータの転送を行っているか否かを判別するステップと、前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間ではアイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っている場合、前記第1のブリッジ回路と第2のブリッジ回路との接続を無効化しない省電力モードに設定するステップとを含むことを特徴とする省電力制御方法。
【選択図】 図4
Description
本発明は、省電力機構を有する情報処理装置および省電力制御方法をに関する。
近年、携帯可能なノートブックタイプまたはサブノートタイプのパーソナルコンピュータや、携帯情報端末などのポケットコンピュータが種々開発されている。
パーソナルコンピュータの中には外部機器と接続するためのインターフェースとして、IEEE1394ポートやUSBポートを備えた機器もある。IEEE1394ポートまたはUSBポートを用いて通信を行う場合、アイソクロナス転送モード(リアルタイム転送モード)およびアシンクロナス転送モード(非リアルタイム転送モード)、コントロール転送(非リアルタイム転送モード)、バルク転送(非リアルタイム転送モード)、インタラプト転送(非リアルタイム転送モード)の何れかで通信が行われる。IEEE1394ポート、USBポートには、増設ハードディスクドライブや、デジタルビデオカメラ等が接続される。デジタルビデオが接続される場合、アイソクロナス転送モードで通信が行われることが多い。
ところでこの種の携帯可能な機種は、バッテリ駆動可能な時間を延ばすために、コンピュータシステムの電力を節約するための種々の省電力機能が設けられている。
すなわち、オペレーティングシステム(OS)は実行すべきタスクが無くなるなどの要因に応じてシステムアイドル状態であることを検出すると、アイドル命令をコールしてシステムBIOSなどの制御プログラムに対してシステムアイドルを通知する。OSからシステムアイドルの通知を受けたシステムBIOSは、CPUを停止させたり、あるいはその動作速度を低下させたりするなどして、システム状態を通常の動作モードからそれよりも低消費電力の省電力モードに設定する。省電力モードにおいてデバイスからの割り込み信号などのイベントが発生すると、それに応答してシステム状態は通常の動作モードに復帰される。
前述したアイソクロナス転送モードでは、125μsに1回データをパケット送信することが保障されているデータ転送方式である。ところが、省電力モードに設定された場合、転送されるパケットのデータサイズによっては、リアルタイムなデータ転送が不可能になることが考えられる。その結果、デジタルビデオカメラへ転送された動画/音声データにコマ落ちや音切れが発生する可能性がある。
特許文献1には、外部機器と通信している状態では、省電力モードに移行することを禁止することが開示されている。
特開2000−32081号公報
上述した文献に開示されている方法では、省電力モードに移行することがないので、省電力化を図ることが全く出来ない。その結果、バッテリ駆動の機器の場合、駆動時間が短くなってしまうという問題があった。
本発明の目的は、アイソクロナス転送モードで外部機器とデータの転送を行っていても、省電力化を図ることが可能な情報処理装置、および省電力制御方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる情報処理装置は、プロセッサと、記憶部と、前記プロセッサおよび前記記憶部との通信を実行する第1のブリッジ回路と、前記第1のブリッジ回路との通信を実行する第2のブリッジ回路と、前記第2のブリッジ回路との通信を実行し、外部機器との通信をアイソクロナス転送モードを含む複数の転送モードの一つで実行して、前記外部機器と前記記憶部との間のデータの転送を行う外部バス制御部と、前記プロセッサがアイドリング状態の時、前記外部機器と前記憶部との間のデータの転送を行うために、前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間ではアイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っている場合、前記第1のブリッジ回路と第2のブリッジ回路との間の通信を無効化しない省電力モードに設定する省電力設定部とを具備することを特徴とする。
アイソクロナス転送モードで外部機器とデータの転送を行っていても、省電力化を図ることが可能で有る。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。また、パーソナルコンピュータに10は、外部接続ポートを介してデジタルビデオカメラ200が接続されている。
図1は、ノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD17(Liquid Crystal Display)およびバックライトから構成される表示パネルが組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。LCD17は、透過型液晶パネルから構成されている。ディスプレイユニット12においては、LCD17の背面にバックライトが配置されている。バックライトは、ディスプレイユニット12の照明装置として機能する。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU(プロセッサ)111、ノースブリッジ112、主メモリ(第1の記憶部)113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)(第2の記憶部)121、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124、および電源コントローラ125等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、および各種アプリケーションプログラムを実行する。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112とサウスブリッジとの間はHUBリンクインターフェース133によって接続されている。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112には、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)114Aを有しており、OS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ114Aに書き込まれた表示データから、ディスプレイユニット12のLCD17に表示すべき表示イメージを形成する映像信号を生成する。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、BIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。サウスブリッジ119にPCIバスを介して外部とのデータ通信インターフェース装置としてのIEEE1394制御部130が接続されている。デジタルビデオカメラ200がIEEE1394制御部130とIEEE1394インターフェース(IEEE1394)132を介して接続されている。サウスブリッジ119とIEEE1394制御部130との間は、アイソクロナス転送モード(リアルタイム転送モード)、もしくはアシンクロナス転送モード(非リアルタイム転送モード)の一方でデータの通信が行われる。
HDD121は、各種ソフトウェア及びデータを格納する記憶装置である。このHDD121には、上述したオペレーティングシステムおよび各種アプリケーションシステムなどが格納されている。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電源コントローラ125と協調して動作することにより、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
本コンピュータ10は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)と呼ばれるシステムの省電力機能を持つ、Microsoft社製のオペレーティングシステム140を装備する。このACPI機能は、バッテリを装備する、いわゆるノートブック型パーソナルコンピュータに対してバッテリ駆動時間に有効なことは勿論のこと、バッテリを装備しない、いわゆるデスクトップ型パーソナルコンピュータに対しても、AC電源の低消費電力化及び温度制御等に有効である。
図3は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置としてのパーソナルコンピュータのACPI及びIEEE1394機能を示すためのブロック図である。
デジタルビデオカメラ200は、画像や音声の録画や編集機能を持ち、パーソナルコンピュータ10とIEEE1394インターフェース132で接続可能な装置である。
パーソナルコンピュータ10とデジタルビデオカメラ200との間では、IEEE1394インターフェース132を用いたリアルタイムの動画及び音声データの転送が行われる。リアルタイム転送は、アイソクロナス(Isochronous)転送モードと呼ばれ、125μsに1回データパケットを送信することが保障されているデータ転送方式である。
仮に、パーソナルコンピュータ10内の動画データをデジタルビデオカメラ200に転送する場合を考える。
デジタルビデオ200/IEEE1394制御部130間でアイソクロナス転送モードでデータの転送を行う場合、IEEE13941384OHCIドライバ145は、IEEE1394OHCI(Open Host Controller Interface)レジスタ113A内のIntEvent(割り込みイベント)レジスタのアイソクロナス送信/受信ビットをセットする。
そして、パーソナルコンピュータ10内での送信直前の動画データは、保存元であるHDD(ハードディスクドライブ)121などの記憶装置から、オペレーティングシステム140上のアプリケーション142によって、一端メモリ113に蓄えられる。IEEE1394制御部130は、動画データを取得する為、PCIバス131を介してサウスブリッジ119に対してメモリリードリクエストを行う。この場合、IEEE1394制御部130のように、PCIバス131上でリクエストを発行してメモリ111やI/OにアクセスするPCIデバイスをバスマスタと呼ぶ。これを受けて、サウスブリッジ119は、ノースブリッジ112経由でメモリ113に蓄えられたデータを取得し、PCIバス131経由で、IEEE1394制御部130に転送する。IEEE1394制御部130は、IEEE1394インターフェース132経由でアイソクロナス転送方式用いて125μsに1回、デジタルビデオカメラ200にデータをパケット送信する。
ところで、パーソルコンピュータ10が実装するACPI機能の一つとして、プロセッサ電力ステートと呼ばれるCPU111の制御機能がある。この機能が働いていると、パーソナルコンピュータ10内のCPU111は、主に以下の3つの状態を示す。
C0ステート:CPU111が通常に動作している状態。
C2ステート:CPU111にクロックが供給されているが、CPU111内部でのクロックが停止し、キャッシュへのアクセスが可能である状態。
C3ステート:CPU111に外部からのクロックが供給されずキャッシュへのアクセスも不可である状態。C3ステートでは、サウスブリッジ119、ノースブリッジ112間のHUBリンクインターフェース133の制御機能がディスイネーブルになる為に、C0ステートまでの復帰時間が長くなる。
C2ステートおよびC3ステートでは、CPU111が省電力モードに設定される。CPUを省電力モードに設定する時を図4のフローチャートを用いて説明する。
仮に今、プロセッサ電力ステートがC0ステートだとする。オペレーティングシステム140内のACPIドライバ143は、まずカーネル141,IEEE1394バスドライバ144そして1394OHCI(Open Host Controller Interface)ドライバ145経由で、メモリ113内のIEEE1394OHCIレジスタ113Aにアクセスする(ステップS101)。ACPIドライバ143は、IEEE1394OHCIレジスタ113A中のIntEvent(割り込みイベント)レジスタのアイソクロナス送信/受信ビットをチェックし、IEEE1394制御部130/デジタルビデオ200間でアイソクロナス転送モードでデータの転送を行っているか否かを判定する(ステップS102)。IEEE1394OHCIレジスタ113AのIntEventレジスタのアイソクロナスサイクル送信/受信ビットがセットされておらず、アイソクロナス転送モードでなければ(ステップS102のNo)、ACPIドライバ143は、IEEE1394制御部130などのPCIバス131に接続されたPCIデバイスがPCIバス131上でリクエスト中かどうか、サウスブリッジ119が管理するメモリ113内のACPIレジスタ113Bにアクセスして(ステップS103)、IEEE1394制御部130などのPCIバスに接続されたPCIデバイスがPCIバス上でリクエスト中かどうか、即ちバスマスタリクエストがあるかどうかをチェックする(ステップS104)。
バスマスタリクエスト中である場合(ステップS104のNo)、約10ms後に再度ステップS101〜ステップS104を実行する。バスマスタリクエスト中では無い場合(ステップS104のYes)、ACPIドライバ143は、ACPIレジスタ113Bにアクセスすることによって、一連のC3ステート移行処理を実行する。
まず、ACPIドライバ143は、次回のバスマスタリクエストによってC3ステートからC0ステートへの復帰が行われるような設定をACPIレジスタ113Bに書き込みを行う(ステップS105)。次に、ACPIドライバ143は、サウスブリッジ119とノースブリッジ112との間のHUBリンクインターフェース133の制御機能をディスイネーブルにする(ステップS106)。最後に、ACPIドライバ143は、ACPIレジスタのLevel3レジスタをリードすることによって(ステップS107)、プロセッサ電力ステートがC3ステートに移行する(ステップS108)。C3ステートに移行するために、サウスブリッジ119からクロックジェネレータ150に供給されているSPUSTP#信号がイネーブルに設定されることによって、クロックジェネレータ150からCPU111への供給が停止される。
C3ステート移行後、サウスブリッジ119は、バスマスタリクエストのチェックを行う(ステップS109)。バスマスタリクエストが無ければ(ステップS109のNo)、サウスブリッジ119は、所定の時間後に再度バスマスタリクエストのチェックを行う。
バスマスタリクエストが発生した場合(ステップS109のYes)、サウスブリッジ119自身は、ACPIレジスタ113Bを読み込み、C3ステートからC0ステートへの復帰処理を行う(ステップS110)。C3ステートからC0ステートの復帰時、一旦C2ステートになった後C0ステートになり(ステップS111)、PCIデバイスのバスマスタアクセスが実行可能となる。
ステップS102において、アイソクロナス転送モードの場合(ステップS102のYes)、ACPIドライバはLevel2レジスタを読み込み(ステップS121)、C2ステートに移行する(ステップS122)。C2ステートでは、サウスブリッジ119からCPU111に供給されるSTPCLK#信号がイネーブルになることによって、クロックジェネレータ150からクロック信号がCPU111に供給されているが、CPU111内部でのクロックが停止する。ただし、CPU111内のキャッシュメモリおよびキャッシュメモリは動作している。
C2ステートでは、C2ステートでは、サウスブリッジ119〜ノースブリッジ112間のインターフェース133の制御機能がディスイネーブルにならず、CPU111のキャッシュにもアクセス可能な為、バスマスタアクセスが可能である。
C2ステート中、所定のタイミング毎に、I/Oアクセスが発生しCPU111の処理が必要かをチェックする(ステップS113)。I/Oアクセスがあった場合(ステップS113のYes)、C2ステートが解除され(ステップS114)、C0ステートに復帰する。
C3ステートが解除されてC0ステートに戻るまで、約100μs以上かかることがある。IEEE1394インターフェースのアイソクロナス転送が125μsに1回パケット転送を実行する仕様であることを考慮すると、PCIバスが1サイクル(125μs)に占めるアクティブな時間が少なくなり、転送されるパケットのデータサイズによっては、リアルタイムなデータ転送が不可能になることが考えられる。その結果、デジタルビデオカメラ200へ転送された動画/音声データにコマ落ちや音切れが発生する可能性がある。本実施形態では、ステップS102において、デジタルビデオカメラ200/IEEE1394制御部130間でアイソクロナス転送モードでデータの転送を行っているか否かをチェックし、アイソクロナス転送モードでデータの転送を行っている場合には、メモリ113へのアクセスが可能なC2ステートに設定するので、リアルタイムなデータ転送が可能になる。
なお、上述した例では、外部機器と外部接続バス制御部との間がIEEE1394インターフェースで接続されていた例について説明したが、外部機器と外部接続バス制御部との間がUSB(Universal Serial Bus)インターフェースで接続された構成であっても良い。USBの場合、アイソクロナス転送モード(リアルタイム転送モード)およびアシンクロナス転送モード(非リアルタイム転送モード)、コントロール転送(非リアルタイム転送モード)、バルク転送(非リアルタイム転送モード)、インタラプト転送(非リアルタイム転送モード)の何れか一つの転送モードでデータの通信が行われる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…ノートブック型パーソナルコンピュータ,11…コンピュータ本体,12…ディスプレイユニット,13…キーボード,14…パワーボタン,15…入力操作パネル,16…タッチパッド,17…LCD,111…CPU,112…ノースブリッジ,113…メモリ,113A…IEEE1394OHCIレジスタ,113B…ACPIレジスタ,114…グラフィクスコントローラ,114A…ビデオメモリ,119…サウスブリッジ,120…ROM,121…ハードディスクドライブ,124…キーボードコントローラIC,125…電源コントローラ,130…制御部,131…PCIバス,132…インターフェース,133…HUBリンクインターフェース,140…オペレーティングシステム,141…カーネル,142…アプリケーション,143…ACPIドライバ,144…IEEE1394バスドライバ,145…IEEE1394OHCIドライバ,150…クロックジェネレータ,200…デジタルビデオカメラ
Claims (10)
- プロセッサと、
記憶部と、
前記プロセッサおよび前記記憶部との通信を実行する第1のブリッジ回路と、
前記第1のブリッジ回路との通信を実行する第2のブリッジ回路と、
前記第2のブリッジ回路との通信を実行し、外部機器との通信をアイソクロナス転送モードを含む複数の転送モードの一つで実行して、前記外部機器と前記記憶部との間のデータの転送を行う外部バス制御部と、
前記プロセッサがアイドリング状態の時、前記外部機器と前記憶部との間のデータの転送を行うために、前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間ではアイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っている場合、前記第1のブリッジ回路と第2のブリッジ回路との間の通信を無効化しない省電力モードに設定する省電力設定部と
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記省電力モードでは、前記プロセッサにクロックが供給されているが、前記プロセッサ内部でのクロックが停止していることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記外部機器と前記外部バス制御部とはIEEE1394またはUSBの何れかによって接続されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記外部バス制御部は前記記憶部のアイソクロナス転送モードであるか否かを示す情報を書き込み、
前記省電力設定部は、前記情報を読み出すことによって前記アイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っていることを認識することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記第2のブリッジ回路と前記外部バス制御部とはPCIバスによって接続されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- プロセッサと、記憶部と、前記プロセッサおよび前記記憶部との通信を実行する第1のブリッジ回路と、前記第1のブリッジ回路との通信を実行する第2のブリッジ回路と、前記第2のブリッジ回路との通信を実行し、外部機器との通信をアイソクロナス転送モードを含む複数の転送モードの一つで実行して、前記外部機器と前記記憶部との間のデータの転送を行う外部バス制御部とを具備する情報処理装置の省電力制御方法であって、
前記プロセッサがアイドリング状態の場合、前記外部機器と前記憶部との間のデータの転送を行うために、前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間ではアイソクロナス転送モードで前記データの転送を行っているか否かを判別するステップと、
前記外部バス制御部と前記外部接続機器との間では前記アイソクロナス転送モードで通信を行っている場合、前記第1のブリッジ回路と第2のブリッジ回路との通信を無効化しない省電力モードに設定するステップとを含むことを特徴とする省電力制御方法。 - 前記省電力モードでは、前記プロセッサにクロックが供給されているが、前記プロセッサ内部でのクロックが停止している状態であることを特徴とする請求項6記載の省電力制御方法。
- 前記外部機器と前記外部バス制御部とはIEEE1394またはUSBの何れかによって接続されていることを特徴とする請求項6記載の省電力制御方法。
- 前記記憶部のアイソクロナス転送モードであるか否かを示す情報を書き込むステップを更に含み、
前記判別は、前記情報を読み出すことによって行われることを含むことを特徴とする請求項6記載の省電力制御方法。 - 前記第2のブリッジ回路と前記外部バス制御部とはPCIバスによって接続されていることを特徴とする請求項6記載の省電力制御方法。
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