JP2006325456A - 被覆用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 構造が簡単で、生産性が良く、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートを提供する。
【解決手段】 本発明の被覆用シートは、経糸と緯糸のいずれか一方を光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を、他方を光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成し、その一方側の面が光反射性を有する織布層で、その反対側の面が光吸収性を有する織布層からなる織布とすることにより、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートが得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の被覆用シートは、経糸と緯糸のいずれか一方を光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を、他方を光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成し、その一方側の面が光反射性を有する織布層で、その反対側の面が光吸収性を有する織布層からなる織布とすることにより、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートが得られる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性を有する被覆用シートに関し、さらに詳しくは、農業分野や土木分野にて雑草等の繁殖を抑えるために用いられる防草シートに好適な被覆用シートに関するものである。
従来、防草シートは、果樹園や野菜園等の栽培地面に直接敷設して雑草の繁茂防止用として使用されたり、建物や街路樹の周囲の美観を維持するために雑草の生育防止に用いられたり、或いは道路の造成や河川の護岸工事において堤防法面の表面処理やアスファルトやコンクリート等を打設する際の下敷きとして用いられている(例えば、特許文献1)。
また、農業分野、特に農園芸の分野において、作物の周囲の土壌の浸食を防止したり、雑草の繁殖を防止したりする目的で、黒色のポリエチレンフイルムの防草シートが使用されている。しかしながら、黒色フイルムは、雑草の繁殖防止効果が高く、土壌の保温効果もあるが、太陽光線を吸収してしまうため、果実の下面側に太陽光線が十分に当たらず、色付きや成育が悪くなるという問題がある。そこで白色フィルムを使用すると、雑草の繁殖防止効果が低減してしまうという問題が発生してしまう。
これらの問題点を解決するため、多層構造からなるマルチシートや多重構造からなる防草シート等が提案されている。すなわち、スパンボンド紡糸法により得られ、合成樹脂繊維を主材料とし、暗色を呈する暗色不織布層と、その反対側の表面に透湿性を有し、明色を呈する明色ポリエチレンフィルム層とを積層した多層構造からなる防草性、防水性及び通気性のマルチシート(例えば、特許文献2)及び、織物による2重織組織の多重構造からなる遮光性、透水性及び耐候性に優れた防草シートが提案されている(例えば、特許文献3)。
しかしながら、上記提案のマルチシートや防草シートは、複数の材料層を多層構造または多重構造としたもので、その製造工程が煩雑であり、生産性が悪く、製造コストが高価になるという問題がある。
本発明は、構造が簡単で、生産性が良く、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートを提供することを目的とする。
本発明は、構造が簡単で、生産性が良く、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートを提供することを目的とする。
本発明は、経糸と緯糸のいずれか一方を光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を、他方を光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成して得られた織布であって、その一方側の面が光反射性を有する織布層で、その反対側の面が光吸収性を有する織布層からなることを特徴とする被覆用シート、
に存する。
に存する。
本発明の被覆用シートは、経糸と緯糸のいずれか一方を光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を、他方を光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成し、その一方側の面が光反射性を有する織布層で、その反対側の面が光吸収性を有する織布層からなる織布とすることにより、光反射性、遮光性、透水性及び透湿性に優れた被覆用シートが得られ、マルチシートや防草シートに好適に用いられる。
本発明に使用される熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。ポリオレフィンとしては、具体的には、高密度ポリエチレン、分岐状低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重合体などのポリエチレン系樹脂や、プロピレン単独重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合体などのポリプロピレン系樹脂などが挙げられるが、これらのうちでは、延伸効果にすぐれた、高密度ポリエチレン、プロピレン単独重合体などが好ましい。
本発明では、熱可塑性樹脂の延伸糸として、光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸と光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸の2種類の性質の異なる延伸糸を用いる。
まず、光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸としては、熱可塑性樹脂の延伸糸に光反射性を有する着色剤、例えば、白色、白色に近い明灰色、明黄色または銀色などを含む明度の高い色の無機物または顔料を配合または表面塗布する。この着色剤が白色に近い色ほど、果実などの園芸作物の生育を良好にする機能が向上する。無機物としては、例えば、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化マグネシウム等の無機酸化物、炭酸カルシウム、タルク、チタン酸カリウム、硫化亜鉛、鉛白、硫酸バリウム等が使用される。上記無機物は、平均粒径が0.3〜20μm、好ましくは0.5〜15μm、さらに好ましくは1〜10μmに範囲内のものが用いられる。平均粒径が0.3μm未満では、光に対する反射率が低下してくるので好ましくない。これらの無機物の配合量としては、1〜10重量%の範囲、好ましくは3〜8重量%の範囲内である。
まず、光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸としては、熱可塑性樹脂の延伸糸に光反射性を有する着色剤、例えば、白色、白色に近い明灰色、明黄色または銀色などを含む明度の高い色の無機物または顔料を配合または表面塗布する。この着色剤が白色に近い色ほど、果実などの園芸作物の生育を良好にする機能が向上する。無機物としては、例えば、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化マグネシウム等の無機酸化物、炭酸カルシウム、タルク、チタン酸カリウム、硫化亜鉛、鉛白、硫酸バリウム等が使用される。上記無機物は、平均粒径が0.3〜20μm、好ましくは0.5〜15μm、さらに好ましくは1〜10μmに範囲内のものが用いられる。平均粒径が0.3μm未満では、光に対する反射率が低下してくるので好ましくない。これらの無機物の配合量としては、1〜10重量%の範囲、好ましくは3〜8重量%の範囲内である。
また、顔料として、銅フタロシアニン顔料、異種金属(ニッケル、コバルト、鉄など)フタロシアニン顔料、無金属フタロシアニン顔料、塩素化フタロシアニン顔料、臭素化フタロシアニン顔料、アントラキノン系顔料、キナクリドン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリレン系顔料、モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料などが使用可能である。これらの顔料の配合量としては、0.01重量%〜5重量%の範囲、好ましくは0.01〜1重量%の範囲である。
一方、光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸としては、熱可塑性樹脂の延伸糸に光吸収性を有する着色剤、例えば、黒色、黒色に近い暗灰色、暗紺色または暗緑色などを含む明度の低い色の無機物または顔料を配合または表面塗布する。この着色剤が黒色に近い色ほど、雑草の繁殖防止効果が高い。
無機物としては、カーボン、カーボンブラック、チタンブラック等が使用される。これらの中で、遮光性と耐候性を向上させ、分散性が良好で低廉なものとしてカーボンブラックは好ましいものである。無機物としては、微粒子状であることが望ましく、好ましくはその平均粒径が0.005〜10μmの範囲のもの、特に好ましくはその平均粒径が0.01〜2.0μmの範囲のものが用いられる。これらの無機物の配合量としては、0.01〜5重量%の範囲、好ましくは0.1〜5重量%の範囲である。
無機物としては、カーボン、カーボンブラック、チタンブラック等が使用される。これらの中で、遮光性と耐候性を向上させ、分散性が良好で低廉なものとしてカーボンブラックは好ましいものである。無機物としては、微粒子状であることが望ましく、好ましくはその平均粒径が0.005〜10μmの範囲のもの、特に好ましくはその平均粒径が0.01〜2.0μmの範囲のものが用いられる。これらの無機物の配合量としては、0.01〜5重量%の範囲、好ましくは0.1〜5重量%の範囲である。
また、顔料としては、例えば、ポリメチン系、フタロシアニン系やナフタロシアニン系等のシアニン系、金属錯体系、アミニウム系、イミニウム系、ペリレン系、クオータリレン系、イモニウム系、ジイモニウム系、アントラキノン系やナフトキノン系等のキノン系、ジチオール金属錯体系、インドールフェノール系、アゾ系、トリアリルメタン系の化合物などが挙げられる。これらの顔料の配合量としては、0.01重量%〜5重量%の範囲、好ましくは0.01〜1重量%の範囲である。
熱可塑性樹脂の延伸糸の形態としては、フィルムをスリットして延伸したフラットヤーンや、フラットヤーンを割繊したスプリットヤーンなどの単層型あるいは多層型等の複合糸条など制限なく採用される。
上記延伸糸の製造方法はとくに限定されるものではなく、公知の製造方法により一軸延伸を施した延伸糸を形成する。例えば、フラットヤーンの場合には、上記熱可塑性樹脂を、特にポリプロピレンや高密度ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂と上記着色剤の組成物またはそれぞれの成分を押出機に投入して、Tダイ法またはインフレーション法により無定形状態で押出し、冷却固化したフィルムは、約5〜30mm幅にスリットした後延伸し、次いで熱処理してフラットヤーンを形成する。この際の延伸処理は高融点の熱可塑性樹脂の融点以下、低融点の熱可塑性樹脂の軟化点以上の温度下に行われるが、加熱法としては、熱ロール式、熱板式、熱風式等いずれの方法も採用できる。スリットされた熱可塑性樹脂フイルムは加熱され、前後ロールの周速度差により延伸を行う。延伸倍率は3〜15倍、好ましくは5〜10倍の範囲である。この延伸倍率が3倍未満ではフラットヤーンの充分な強度が得られなくなり、一方、延伸倍率が15倍を超えると延伸方向の配向が強すぎてフラットヤーンが割れ易くなり、また生産効率が極端に劣ることなどが想定される
上記延伸糸の単糸繊度は、通常500〜2000デシテクス(以下、dtと略す)、好ましくは800〜1600dtの範囲内である。上記単糸繊度が500dt未満では、引張強度が不十分となり、シートを例えば、防草シートとして展張施工する際に破損するなどの支障を生じ、また、2000dtを超えると編成や織成効率に劣ると共に、得られるシートの柔軟性に欠け、凹凸を有する防草シートが敷設面に密着できなくなる。
本発明においては、上記で得られた光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸と光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を経糸と緯糸のいずれかに用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成して織布を形成する。得られた織布は、その一方側の面(例えば、表面)が光反射性を有する織布層で、その反対側の面(例えば、裏面)が光吸収性を有する織布層からなるシート状物である。
綾織り組織は、経糸または緯糸のいずれかが、交差する経糸または緯糸を2本以上、好ましくは3〜5本を飛ばして織った織物で、交錯点が平織などより少ない織組織であり、変形の自由度が大きいために衝撃力を吸収して、引裂強力、積層体の剥離強力などの向上に対して効果が大きく、強力の向上の割には柔軟性を失うことなく、加工性、取扱い性にすぐれている。織成規格としては5/1、4/1、3/1、2/1の範囲の綾織物が好ましい。図1に綾織り組織(3/1)、図2に綾織り組織(5/1)の構成図を示す。(イ)は表面、すなわち、光反射性を有する織布層であり、(ロ)は裏面、すなわち、光吸収性を有する織布層であり、図中、1は光反射性を有する延伸糸の経糸、2は光吸収性を有する延伸糸の緯糸を表す。
また、朱子織り組織は、経糸と緯糸5本以上でつくられ、ただ1つの交錯点を一定の間隔に配置した、経糸または緯糸の浮きが多い組織である。朱子織り組織は、飛び数の法則によって、2飛びと3飛び,2飛びと5飛び、3飛びと4飛び、3飛びと5飛び、3飛びと7飛び、5飛びと7飛びの朱子織り組織が用いられる。
こうして得られる織布のシート状物は、その目付重量が50〜300g/m2範囲が好ましく、さらに好ましくは80〜200g/m2の範囲である。この目付重量が50g/m2未満では、例えば、防草シートとして敷設されても風などにより飛散し易くなり、目付重量が300g/m2を超えると、防草シートが重くなり過ぎて取扱いに困難となる。
本発明におけるシート状物の光反射性を有する織布層の光反射率は、60%以上であり、好ましくは70〜95%の範囲内である。光反射率を高くすることで地温の上昇を防止して、夏期において野菜や花などを育成する際に、気温の上昇による根の傷みを少なくすることが可能となる。
また、シート状物の光吸収性を有する織布層の遮光率は85%以上であり、好ましくは90%以上である。遮光率が85%未満であると雑草の生長を防止するための遮光性が不充分で、防草シートの敷設された地面の雑草が生長する可能性がある。
また、シート状物の透水性は1.0×10−3cm/sec以上であるものが望ましく、透水性が上記範囲未満であると、降雨での水の浸み込みがほとんどなく、敷設したシートの下の地面が乾燥状態となって土壌が崩れやすくなってしまうおそれがある。
さらに、シート状物の透湿度は、500g/m2・24時間以上、好ましくは1000〜10000g/m2・24時間、さらに好ましくは3000〜8000g/m2・24時間の範囲である。透湿度が低すぎると、使用時に土壌中の水分やガスが外部に放出されず、園芸作物の生育に悪影響を及ぼす。
本発明に用いられる上記熱可塑性樹脂には、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、難燃剤、無機充填剤、核剤等の通常用いられる添加剤を配合してもよい。
実施例1:
(1)高密度ポリエチレン(MFR=0.7g/10分、密度=0.957g/cm3、Tm=129℃)に、酸化チタン(平均粒径:2.0μm)3重量%を配合した組成物を用いて、インフレーション法を用いてフィルム状に押出し、冷却してフィルムを形成した。このフィルムを熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、繊度1100dtのフラットヤーンを形成した。
(1)高密度ポリエチレン(MFR=0.7g/10分、密度=0.957g/cm3、Tm=129℃)に、酸化チタン(平均粒径:2.0μm)3重量%を配合した組成物を用いて、インフレーション法を用いてフィルム状に押出し、冷却してフィルムを形成した。このフィルムを熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、繊度1100dtのフラットヤーンを形成した。
(2)高密度ポリエチレン(MFR=0.7g/10分、密度=0.957g/cm3、Tm=129℃)に、カーボンブラック1重量%を配合した組成物を用いて、インフレーション法を用いてフィルム状に押出し、冷却してフィルムを形成した。このフィルムを熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、繊度1100dtのフラットヤーンを形成した。
(3)上記(1)で得られた光反射性を有するフラットヤーンと上記(2)で得られた光吸収性を有するフラットヤーンをそれぞれ経緯糸として用い、打込密度15×15本/インチとし、綾織り組織(3/1)で織成して図1に示す織布シート(目付量:140g/m2)を得た。
得られた織布シートにつき、太陽光線を照射して反射率、遮光率を測定した結果、織布シートの(イ)表面図の光反射性を有する織布層の反射率は80%であり、その反対側の(ロ)裏面図の光吸収性を有する織布層の遮光率は90%であった。また、織布シートの透水性、透湿度はそれぞれ、6.0×10−3cm/sec、3000g/m2・24時間であり、透水性及び透湿度共に優れていた。
得られた織布シートにつき、太陽光線を照射して反射率、遮光率を測定した結果、織布シートの(イ)表面図の光反射性を有する織布層の反射率は80%であり、その反対側の(ロ)裏面図の光吸収性を有する織布層の遮光率は90%であった。また、織布シートの透水性、透湿度はそれぞれ、6.0×10−3cm/sec、3000g/m2・24時間であり、透水性及び透湿度共に優れていた。
参考例1:
実施例1において、上記(1)で得られた光反射性を有するフラットヤーンと上記(2)で得られた光吸収性を有するフラットヤーンをそれぞれ経緯糸として用い、打込密度15×15本/インチとし、平織り組織で織成して織布シート(目付量:140g/m2)を得た。
得られた織布シートにつき、太陽光線を照射して反射率、遮光率を測定した結果、織布シートの表面の反射率は40%であり、その裏面の遮光率は50%であった。
実施例1において、上記(1)で得られた光反射性を有するフラットヤーンと上記(2)で得られた光吸収性を有するフラットヤーンをそれぞれ経緯糸として用い、打込密度15×15本/インチとし、平織り組織で織成して織布シート(目付量:140g/m2)を得た。
得られた織布シートにつき、太陽光線を照射して反射率、遮光率を測定した結果、織布シートの表面の反射率は40%であり、その裏面の遮光率は50%であった。
1 経糸
2 緯糸
3 綾織物
2 緯糸
3 綾織物
Claims (4)
- 経糸と緯糸のいずれか一方を光反射性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を、他方を光吸収性を有する熱可塑性樹脂の延伸糸を用いて、綾織りまたは朱子織り組織で織成して得られた織布であって、その一方側の面が光反射性を有する織布層で、その反対側の面が光吸収性を有する織布層からなることを特徴とする被覆用シート。
- 熱可塑性樹脂がポリオレフィンである請求項1に記載の被覆用シート。
- 一方側の面の光反射性を有する織布層の光反射率が60%以上であり、また、その反対側の面の光吸収性を有する織布層の遮光率が85%以上である請求項1または2に記載の被覆用シート。
- 透水性が1.0×10−3cm/sec以上であり、且つ、透湿度が500g/m2・24時間以上である請求項1〜3に記載の被覆用シート。
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JP2005151866A JP2006325456A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 被覆用シート |
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