JP2006323332A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電気光学装置は、複数の画素が配列された表示領域と、バックライトユニット40と、を備える。画素は、光透過特性が異なる4種類のカラーフィルタを含んで構成される。4種類のカラーフィルタのうち2種類を第1フィルタ群とし、残る2種類を第2フィルタ群とし、バックライトユニット40は、面状導光板41と、輝度特性が異なる第1サブ光源42および第2サブ光源43と、を備える。面状導光板41は、第1サブ光源42から射出された光を第1フィルタ群に導く第1導光部44と、第2サブ光源43から射出された光を第2フィルタ群に導く第2導光部45と、を備える。
【選択図】 図4
Description
第1の基板は、複数の走査線、複数のデータ線、ならびに、走査線およびデータ線の交差に対応して設けられた複数の画素回路を有する。また、第2の基板の第1の基板側には、共通電極が設けられている。これら走査線、データ線、画素回路、および共通電極は、制御回路に接続されている(特許文献1参照)。
各カラーフィルタは、特定波長の光を通過させるとともに、その他の波長の光を減衰させる。国際照明委員会(CIE)では、赤色光として700.0nm、緑色光として546.1nm、青色光として435.8nmを、それぞれピークとして透過する特性が採用されている。そのため、カラーフィルタは、それぞれ、赤色光の700.0nm、緑色光の546.1nm、青色光の435.8nm程度の波長付近の光を通過させ、その他の波長の光をできるだけ減衰するように設計される。
図24は、3色LEDの輝度特性を示す図である。3色LEDは、具体的には、赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類のLEDで構成される。
図25は、冷陰極蛍光管の輝度特性を示す図である。冷陰極蛍光管は、具体的には、赤色光、緑色光、および青色光を射出するように蛍光体が塗布された三波長蛍光管である。
図24、25に示すように、バックライトは、国際照明委員会(CIE)の規格に従って、700.0nm、546.1nm、および435.8nmの近傍に輝度ピークが生じるように設計される。
図27は、上述の冷陰極蛍光管をバックライトとして用いた場合の各サブ画素の輝度特性である。
また、各カラーフィルタは、実際には、図26、27に示すように、不要な波長の光を減衰しても、完全に遮断するわけではない。例えば、赤(R)のカラーフィルタは、青色である435.8nm近傍の波長の光もわずかに透過する。つまり、赤(R)のカラーフィルタから青色光が抜けてしまう。そのため、赤(R)のサブ画素からは、赤色光とともにわずかに青色光が混合されて射出されることになる。
また、同様に、青(B)のカラーフィルタから赤色光が抜けてしまい、青(B)のサブ画素からも、青色光とともにわずかに赤色光が混合されて射出される。よって、各色の色純度が低下し、色の再現性が低下する、という課題があった。
例えば、従来の電気光学装置では、各カラーフィルタに赤(R)、緑(G)、青(B)の3種類のうちのいずれかのみを利用するので、バックライトでの光の利用効率は、面積換算では略1/3であった。しかしながら、本発明では、各フィルタ群を構成するカラーフィルタの種類を適宜調整して、バックライトの光の利用効率を向上できる。
この発明によれば、第1フィルタ群を透過する赤色光や緑色光を第1サブ光源から射出し、第2フィルタ群を透過する青色光や補色の光を第2サブ光源から射出したので、光の利用効率が略1/2になり、バックライトの光の利用効率を向上させて、消費電力を削減できる。
この場合、光センサとしては、表示色の全ての色の波長帯域を検出するものが用いられる。すなわち、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のカラーフィルタを用いる場合には、これら3色の波長帯域を全て検出する光センサを用いる。
しかしながら、上述した方法に従って、第1導光部および第2導光部に上述の光センサを設けても、第1フィルタ群と第2フィルタ群とでは光透過特性が異なるため、つまり、表示色が異なるため、第1導光部で検出する必要がある波長帯域と、第2導光部で検出する必要がある波長帯域とは、異なる。そのため、上述の光センサはオーバースペックであり、コスト高を招くおそれがあった。
そこで、この発明によれば、第1フィルタ群の光透過特性に応じた所定の波長帯域の光量を検出する第1検出手段と、第2フィルタ群の光透過特性に応じた所定範囲の波長帯域の光量を検出する第2検出手段と、を設けた。つまり、各フィルタ群に対応した所定の波長帯域を検出する検出手段を設けた。そのため、検出手段の機能がオーバースペックとならず、コストを低減できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置1の全体構成を示す斜視図であり、図2は、図1のZ−Z´断面図である。
電気光学装置1は、画素電極11等が形成された素子基板10と、この素子基板10に対向配置されかつ共通電極21等が形成された対向基板20と、素子基板10および対向基板20の間に設けられた電気光学物質としての液晶30と、素子基板10の下側(対向基板20とは反対側)に設けられて液晶30に光を照射するバックライトユニット40と、を有する。
素子基板10は、ガラスや半導体等で形成され、この素子基板10上には、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を用いて各種の回路等が形成される。また、対向基板20は、ガラス等の透明性の材料で形成される。
また、以上のカラーフィルタおよびブラックマトリクス上には、図示しない保護膜が形成され、この保護膜上に共通電極21が形成される。この共通電極21は、素子基板10の四隅のうち、少なくとも1箇所において設けられた導通材を介して、素子基板10と電気的に導通している。また、素子基板10および対向基板20の対向面側には、それぞれ、所定の方向にラビング処理された配向膜等が設けられ、それぞれの背面側には、配向方向に応じた偏光板が設けられる。
表示領域22は、複数の画素23が配列されて構成され、各画素23は、赤(R)、緑(G)、青(B)およびシアン(C)の光透過特性が異なる4種類のカラーフィルタ24R、24G、24B、24Cを含んで構成される。具体的には、各画素23は、これらカラーフィルタ24R、24B、24G、24Cが、略田の字状に配列されて構成される。なお、赤(R)の補色であるシアン(C)のカラーフィルタ24Cの代わりに、緑(G)および青(B)のうちいずれかの補色のカラーフィルタを含んで構成してもよい。
バックライトユニット40は、略矩形状の導光部としての面状導光板41と、この面状導光板41の互いに対向する図4中水平方向両側の2辺に沿って設けられた第1サブ光源としての第1バックライト42および第2サブ光源としての第2バックライト43と、を備える。
なお、図示しないが、面状導光板41の素子基板10側には、輝度を向上させるため、プリズムシートが設けられ、このプリズムシート上には、バックライト42、43から射出された光を拡散させる拡散板が設けられる。また、面状導光板41の素子基板10の反対側には、反射板が設けられる。
第2バックライト43は、複数の青(B)およびシアン(C)のLED431、432が交互に配置されて構成される。これにより、第2バックライト43は、青色光およびシアン色光を射出する。
第1導光部44の各第1副導光部442は、一直線状に配置された第1フィルタ群61の裏面に沿って延びている。また、第2導光部45の第2副導光部452は、一直線状に配置された第2フィルタ群62の裏面に沿って延びている。
第1バックライト42は、赤(R)および緑(G)の光を射出する。すると、この光は、面状導光板41の第1導光部44に入射し、第1導光部44の第1主導光部441および第1副導光部442を通り、液晶30による液晶シャッタを通過する。その後、この光は、表示領域22の各画素23に入射し、第1フィルタ群61を構成する赤(R)または緑(G)のカラーフィルタ24R、24Gを透過する。
一方、第2バックライト43は、青(B)およびシアン(C)の光を射出する。すると、この光は、面状導光板41の第2導光部45に入射し、第2導光部45の第2主導光部451および第2副導光部452を通り、液晶30による液晶シャッタを通過する。その後、この光は、表示領域22の各画素23に入射し、第2フィルタ群62を構成する青(B)またはシアン(C)のカラーフィルタ24B、24Cを透過する。
(1)第1フィルタ群61を構成する赤(R)および緑(G)のカラーフィルタ24R、24Gには、第1バックライト42から射出された光のみが入射し、第2フィルタ群62を構成する青(B)およびシアン(C)のカラーフィルタ24B、24Cには、第2バックライト43から射出された光のみが入射する。
ここで、第1バックライト42を複数の赤(R)および緑(G)のLED421、422で構成し、第2バックライト43を複数の青(B)およびシアン(C)のLED431、432で構成した。これにより、各カラーフィルタ24R、24B、24G、24Cにおいて減衰または遮断される光を削減し、バックライト42、43の光の利用効率を略1/2にまで向上させて、消費電力を削減できる。
また、第2フィルタ群62を構成する青(B)およびシアン(C)のカラーフィルタ24B、24Cが、赤色光および緑色光をある程度透過する特性であっても、この赤色光および緑色光は、物理的に第2フィルタ群62に入射することはないので、第2フィルタ群62から赤色光および緑色光が射出されることはない。
よって、各カラーフィルタ24R、24B、24G、24Cの光透過特性にかかわらず、混色を抑えて色再現性を向上できる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る表示領域22Aの概略平面図である。
本実施形態では、表示領域22Aを構成する赤(R)、緑(G)、青(B)およびシアン(C)の光透過特性が異なる4種類のカラーフィルタ25R、25G、25B、25Cの配置、および、バックライトユニット40Aの構成が、第1実施形態と異なる。
ここで、赤(R)および緑(G)のカラーフィルタ25R、25Gを第1フィルタ群61Aとし、青(B)およびシアン(C)のカラーフィルタ25B、25Cを第2フィルタ群62Aとする。すると、各画素23Aにおいて、第1フィルタ群61Aおよび第2フィルタ群62Aは、図6中水平方向に配置される。
バックライトユニット40Aは、略矩形状の面状導光板41と、この面状導光板41の互いに対向する図7中上下方向両側の2辺に沿って設けられた第1サブ光源としての第1バックライト42および第2サブ光源としての第2バックライト43と、を備える。その他、このバックライトユニット40Aの具体的な構造は、第1実施形態のバックライトユニット40と同様である。
第1導光部44の各第1副導光部442は、一直線状に配置された第1フィルタ群61Aの裏面に沿って延びている。第2導光部45の第2副導光部452は、一直線状に配置された第2フィルタ群62Aの裏面に沿って延びている。
図9は、本発明の第3実施形態に係るバックライトユニット40Bの概略平面図および側面図である。
本実施形態では、第1バックライト42Bおよび第2バックライト43Bの構成が第1実施形態と異なる。
すなわち、第1バックライト42Bは、蛍光体を適宜選択することにより赤色光を射出する円筒状の蛍光管421Bと、緑色光を射出する円筒状の蛍光管422Bと、で構成される。第2バックライト43Bは、蛍光体を適宜選択することにより青色光を射出する円筒状の蛍光管431Bと、シアン色光を射出する円筒状の蛍光管432Bと、で構成される。これら蛍光管421B、422B、431B、432Bは、冷陰極蛍光管である。なお、これに限らず、熱陰極蛍光管を用いてもよい。
図10は、本発明の第4実施形態に係るバックライトユニット40Cの概略平面図および側面図である。
本実施形態では、第1バックライト42Cおよび第2バックライト43Cの構成が第1実施形態と異なる。
すなわち、第1バックライト42Cは、蛍光体を塗り分けることにより赤色光および緑色光を射出する冷陰極蛍光管である。具体的には、第1バックライト42Cは、図10中上下方向に延びる円筒状であり、赤色に発光する蛍光体が塗布された左側部分と、緑色に発光する蛍光体が塗布された右側部分とに塗り分けられている。
第2バックライト43Cは、蛍光体を塗り分けることにより青色光およびシアン色光を射出する冷陰極蛍光管である。具体的には、第2バックライト43Cは、図10中上下方向に延びる円筒状であり、青色に発光する蛍光体が塗布された左側部分と、シアン色に発光する蛍光体が塗布された右側部分とに塗り分けられている。
なお、第1バックライト42Cおよび第2バックライト43Cとしては、冷陰極蛍光管に限らず、熱陰極蛍光管を用いてもよい。
図11は、本発明の第1実施形態に係るバックライトユニット40を制御する制御回路80のブロック図である。
第1センサ71は、図12に示すように、面状導光板41の上端の第1導光部44の表面に設けられ、第1フィルタ群61の光透過特性に応じた所定の波長帯域の光量を検出する。具体的には、第1センサ71は、赤色光および緑色光の波長帯域の光量を検出し、検出信号として出力する。
第1センサ71は、赤色光を検出する複数の赤色光検出手段としての赤色光センサ711と、緑色光を検出する複数の緑色光検出手段としての緑色光センサ712とが、2行7列のマトリクス状に交互に配置されて構成される。具体的には、赤色光センサ711および緑色光センサ712は、行方向および列方向に交互に配置される。赤色光センサ711がこのように配置されている理由は、例えば、ある赤色光センサ711の表面に塵埃が付着しても、他の赤色光センサ711が機能することで、検出精度が低下するのを防ぐためである。なお、緑色光センサ712の配置についても、同様の理由である。
第2センサ72は、青色光を検出する複数の青色光検出手段としての青色光センサ721と、シアン色光を検出する複数のシアン色光検出手段としてのシアン色光センサ722とが、2行7列のマトリクス状に交互に配置されて構成される。具体的には、青色光センサ721およびシアン色光センサ722は、行方向および列方向に交互に配置される。青色光センサ721およびシアン色光センサ722がこのように配置されている理由は、赤色光センサ711および緑色光センサ712の配置と同様に、検出精度が低下するのを防止するためである。
具体的には、コントローラ81には、白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)についての光量の設定値が入力される。
第2バックライト43は、青色光を射出する青色光源としてのLED431と、シアン色光を射出するシアン色光源としてのLED432と、を備える。
(3)第1フィルタ群61の光透過特性に応じた所定の波長帯域の光量を検出する第1センサ71と、第2フィルタ群62の光透過特性に応じた所定範囲の波長帯域の光量を検出する第2センサ72と、を設けた。つまり、各フィルタ群61、62に対応した所定の波長帯域を検出するセンサ71、72を設けた。そのため、光センサの機能がオーバースペックとならず、コストを低減できる。
図15は、本発明の第6実施形態に係る表示領域22Eの概略平面図である。
本実施形態では、表示領域22Eを構成する青(B)、緑(G)、シアン(C)および赤(R)の光透過特性が異なる4種類のカラーフィルタ26B、26G、26C、26Rの配置、バックライトユニット40Eの構成、ならびに、第1センサ71Eおよび第2センサ72Eの構造が、第5実施形態と異なる。
ここで、青(B)および緑(G)のカラーフィルタ26B、26Gを第1フィルタ群61Eとし、シアン(C)および赤(R)のカラーフィルタ26C、26Rを第2フィルタ群62Eとする。すると、第1フィルタ群61Eおよび第2フィルタ群62Eは、図15中水平方向に配置される。
バックライトユニット40Eは、略矩形状の面状導光板41と、この面状導光板41の互いに対向する図16中上下方向両側の2辺に沿って設けられた第1バックライト42Eおよび第2バックライト43Eと、を備える。その他、このバックライトユニット40Eの具体的な構造は、第1実施形態のバックライトユニット40と同様である。
第2バックライト43Eは、複数の赤(R)のLED433およびシアン(C)のLED434が交互に配置されて構成される。これにより、第2バックライト43Eは、赤色光およびシアン色光を射出する。
第1センサ71Eは、赤色光を検出する複数の赤色光センサ713と、シアン色光を検出する複数のシアン色光センサ714と、が2行7列のマトリクス状に交互に配置されて構成される。
第2センサ72Eは、青色光を検出する複数の青色光センサ723と、緑色光を検出する複数の緑色光センサ724と、が2行7列のマトリクス状に交互に配置されて構成される。
第1導光部44の各第1副導光部442は、一直線状に配置された第1フィルタ群61Eの裏面に沿って延びている。第2導光部45の第2副導光部452は、一直線状に配置された第2フィルタ群62Eの裏面に沿って延びている。
(1)上述した各実施形態では、第1フィルタ群61、61Aを赤(R)および緑(G)のカラーフィルタ24R、25R、24G、25Gで構成し、第2フィルタ群62、62Aを青(B)およびシアン(C)のカラーフィルタ24B、25B、24C、25Cで構成したが、これに限らない。すなわち、第1フィルタ群を赤(R)およびシアン(C)のカラーフィルタで構成し、第2フィルタ群を青(B)および緑(G)のカラーフィルタで構成してもよい。また、第1フィルタ群を赤(R)および青(B)のカラーフィルタで構成し、第2フィルタ群を緑(G)およびシアン(C)のカラーフィルタで構成してもよい。
また、同様に、第2センサ72では、青色光センサ721とシアン色光センサ722とを、2行7列のマトリクス状に交互に配置したが、これに限らず、図21に示すように、4行7列のマトリクス状に配置してもよい。
また、図示しないが、第6実施形態の第1センサ71Eおよび第2センサ72Eについても、同様に、光センサ713、714、723、724を4行7列に配置してもよい。
次に、上述した実施形態および応用例に係る電気光学装置1を適用した電子機器について説明する。
図22は、電気光学装置1を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、ならびに表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置1に表示される画面がスクロールされる。
Claims (8)
- 複数の画素が配列された表示部と、光源と、当該光源から射出された光を前記画素に導く導光部と、を備え、前記画素は、光透過特性が異なる複数のカラーフィルタから構成される電気光学装置であって、
前記複数のカラーフィルタが第1フィルタ群と第2フィルタ群とに分けて設けられ、
前記光源は、輝度特性が異なる第1サブ光源および第2サブ光源を備え、
前記導光部は、前記第1サブ光源から射出された光を前記第1フィルタ群に導く第1導光部と、前記第2サブ光源から射出された光を前記第2フィルタ群に導く第2導光部と、を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置において、
前記第1フィルタ群は、行または列毎に、赤のカラーフィルタと、緑のカラーフィルタとで構成され、
前記第2フィルタ群は、行または列毎に、赤、緑、および青のうちいずれかの補色のカラーフィルタと、青のカラーフィルタとで構成され、
前記第1サブ光源は、赤色光および緑色光を射出し、前記第2サブ光源は、青色光および前記補色の光を射出することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
前記導光部は、略矩形状であり、
前記第1サブ光源および前記第2サブ光源は、前記導光部の互いに対向する2辺に沿って設けられ、
前記導光部は、前記第1サブ光源から射出された光を前記第1フィルタ群に導く第1導光部と、前記第2サブ光源から射出された光を第2フィルタ群に導く第2導光部と、を有し、
前記第1導光部は、前記第1サブ光源に沿って延びる第1主導光部と、この第1主導光部に対して直交方向に所定間隔おきに延びる複数の第1副導光部と、を備え、
前記第2導光部は、前記第2サブ光源に沿って延びる第2主導光部と、この第2主導光部に対して直交方向に所定間隔おきに延びる複数の第2副導光部と、を備え、
前記第1導光部の第1副導光部同士の間には、前記第2導光部の第2副導光部が配置され、前記第2導光部の第2副導光部同士の間には、前記第1導光部の第1副導光部が配置されて、前記第1導光部と前記第2導光部とが組み合わされることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置において、
前記第1フィルタ群は、赤、緑、および青のカラーフィルタのうち2つで構成され、前記第2フィルタ群は、残る1つのカラーフィルタで構成され、
前記第1サブ光源は、赤色光、緑色光、および青色光のうち2つを射出し、前記第2サブ光源は、残る1つを射出することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置において、
前記第1導光部に設けられ前記第1フィルタ群の光透過特性に応じた所定の波長帯域の光量を検出する第1検出手段と、
前記第2導光部に設けられ前記第2フィルタ群の光透過特性に応じた所定の波長帯域の光量を検出する第2検出手段と、を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項5に記載の電気光学装置において、
前記第1フィルタ群は、行または列毎に、赤のカラーフィルタと、緑のカラーフィルタとで構成され、
前記第2フィルタ群は、行または列毎に、赤、緑、および青のうちいずれかの補色のカラーフィルタと、青のカラーフィルタとで構成され、
前記第1サブ光源は、赤色光および緑色光を射出し、前記第2サブ光源は、青色光および前記補色の光を射出し、
前記第1検出手段は、赤色光および緑色光の波長帯域の光量を検出し、前記第2検出手段は、青色光および前記補色の光の波長帯域の光量を検出し、
前記第1検出手段で検出された光量に基づいて、前記第1サブ光源を制御し、前記第2検出手段で検出された光量に基づいて、前記第2サブ光源を制御する制御手段を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
- 光源と、当該光源から射出された光を画素に導く導光部と、を備える照明装置であって、
前記光源は、輝度特性が異なる第1サブ光源および第2サブ光源を備え、
前記導光部は、前記第1サブ光源から射出された光を導く第1導光部と、前記第2サブ光源から射出された光を導く第2導光部と、を備え、
前記導光部は、略矩形状であり、
前記第1サブ光源および前記第2サブ光源は、前記導光部の互いに対向する2辺に沿って設けられることを特徴とする照明装置。
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