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JP2006319367A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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JP2006319367A JP2006200057A JP2006200057A JP2006319367A JP 2006319367 A JP2006319367 A JP 2006319367A JP 2006200057 A JP2006200057 A JP 2006200057A JP 2006200057 A JP2006200057 A JP 2006200057A JP 2006319367 A JP2006319367 A JP 2006319367A
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Abstract

【課題】 液浸方式による露光装置の生産性を向上させる。
【解決手段】 投影光学系を有し、投影光学系と基板との間に液体を介在させて、原版と投影光学系とを介して基板を露光する露光装置は、基板に対するアライメント計測およびフォーカス計測と、基板の露光とが行われる第1のチャンバーと、露光の後に、基板の乾燥が行われる、第1のチャンバーとは隔離された第2のチャンバーと、露光の後の基板を第1のチャンバーから第2のチャンバーへ搬送する搬送ユニットとを有する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、露光装置及びデバイス製造方法に関するものである。
LSIあるいは超LSIなどの超微細パターンで構成される半導体デバイスの製造工程において、マスクに形成されたパターンを感光剤が塗布された基板上に縮小投影して転写する縮小型投影露光装置が使用されている。半導体デバイスにおける集積密度の向上に伴い、パターンの更なる微細化が要求され、レジストプロセスの発展と同時に露光装置の微細化への対応がさなれてきた。
露光装置の解像力を向上させる手段として、露光波長を短くする方法と、投影光学系の開口数を大きくする方法が挙げられる。後者の場合、投影光学系の最終面と露光対象となる基板(例えば、ウエハ)面との間に液体の層を介在させることにより、液体の屈折率(1以上)と等価な開口数を実現する液浸方式の露光装置が提案されている。従来の液浸方式の露光装置に関しては、例えば、特許文献1において、ウエハ搬送手段と液曹を設けた液浸露光装置が示されている。また、特許文献2には、ウエハを液浸カセットに入れ、カセットを搬送する内容が示されている。
図1は、従来における液浸方式の露光装置の概略的な構造を示す図である。同図において、101は照明系ユニットであり、この照明系ユニットの内部には露光光を発する露光光源が備えられている。102は露光パターンの原版であるレチクルを搭載したレチクルステージである。103は縮小投影レンズであり、原版の露光パターンを基板(ウエハ)に対して所定の縮小露光倍率比で縮小投影する。104は露光装置本体であり、レチクルステージ102及び縮小投影レンズ103等を支持する。
105は露光ステージであり、露光ステージベース105B上において、ウエハを保持したウエハチャック105CをXY方向に搬送し、位置決めをするためのステージである。
106はアライメントスコープ(顕微鏡)であり、ウエハ上のアライメントマーク及びウエハチャック105C上のアライメント用の基準マークを計測し、ウエハチャック105Cに保持されたウエハのアライメント計測を行う。107はフォーカススコープであり、ウエハの面形状及び光軸方向のフォーカス計測を行う。アライメント計測及びフォーカス計測が終了した後、上述の露光ステージ105は、露光ステージベース105B上の所定の液浸位置に移動して、ウエハチャック105Cを位置決めする。
113はウエハをウエハステージ105上のウエハチャック105Cに供給し(ウエハロード)、露光処理の終了したウエハをウエハチャック105Cから回収(ウエハアンロード)するウエハ搬送ロボットである。
114は液浸液タンクで、このタンクに液浸液を貯蔵し、液浸液滴下回収ユニット115は、露光処理前においては、露光ステージ105によって位置決めされたウエハチャック105Cに液浸液を滴下し、露光処理の終了後においては、液浸液滴下回収ユニット115は、液浸液をウエハチャック105Cから回収する。
図2は、図1における露光装置の処理の流れを説明するフローチャートである。まず、露光をするための露光エリア内にウエハをロード(S21)してからアライメント計測・フォーカス計測をし(S22)、ステップS22の計測が終了した後に、露光ステージ105を移動させてステージ上のウエハチャック105Cを所定の液浸液の滴下を受けるための液浸位置に露光ステージ105を位置決めし、位置決め完了に従い液浸液滴下回収ユニット115は液浸液を滴下する(S23)。
次に、液浸液の滴下が完了すると、露光ステージ105は露光位置にステージ105を移動させて、露光ステージの移動完了に従い、露光装置は露光処理を開始する(S24)。
露光処理が終了すると、露光ステージ105は露光処理済みのウエハを排出(アンローディング)するために、ウエハを排出するための位置に移動し、露光ステージ105の移動完了に従い、ウエハ搬送ロボット113は、ウエハチャック105C上に保持されているウエハを把持して、露光エリア内からウエハを排出(アンローディング)する(S25)。そして、アンローディングが終了すると(S25)、ウエハチャック105C内の液浸液を、液浸液滴下回収ユニット115により回収して、ウエハを乾燥する(S26)。
以上説明したとおり、従来の液浸による露光装置による構成では、ステップS21からステップS26における処理に関する一連の動作が直列した処理になるため、結果として、図3に示すように露光エリア内において1枚のウエハの処理に要する時間は、ステップS21〜ステップS25における処理時間の総和となる。
特開平6−124873号公報 特開平6−168866号公報
しかしながら、従来における、液浸による露光装置では、ウエハのローディング、アライメント計測・フォーカス計測、液浸位置への移動及び液浸液滴下、露光処理、ウエハのアンローディング、液浸液の回収そして乾燥動作にわたる一連の処理がシリアルに進められていたことから、露光装置のスループット(生産性)は、液浸方式によらない通常の露光装置に比べて低くなるという課題が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、液浸による方式を適用した露光装置の生産性を向上させることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の係る露光装置は主として以下の構成を有することを特徴とする。
すなわち、投影光学系を有し、前記投影光学系と基板との間に液体を介在させて、原版と前記投影光学系とを介して前記基板を露光する露光装置は、
前記基板に対するアライメント計測およびフォーカス計測と、前記基板の露光とが行われる第1のチャンバーと、
前記露光の後に、前記基板の乾燥が行われる、前記第1のチャンバーとは隔離された第2のチャンバーと、
前記露光の後の前記基板を前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへ搬送する搬送手段と、
を有することを特徴とする。
あるいは、投影光学系を有し、基板チャックに液体を供給することにより前記投影光学系と基板との間に液体を介在させて、原版と前記投影光学系とを介して前記基板を露光する露光装置は、
前記基板に対するアライメント計測およびフォーカス計測と、前記基板の露光とが行われる第1のチャンバーと、
前記露光の後に、前記基板チャックからの前記液体の回収と、前記基板の乾燥とが行われる、前記第1のチャンバーとは隔離された第2のチャンバーと、
前記露光の後の前記基板を保持した前記基板チャックを前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへ搬送する搬送手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の効果として、液浸方式による露光装置の生産性を向上させることができる。
本発明の露光装置は、例えば、露光光として紫外光を用い、縮小投影レンズと基板(例えば、ウエハ)間に液体を介在させる液浸法が適用されるあらゆる露光方法及び露光装置に有用である。そのような露光装置には、例えば、基板を静止させた状態で基板に原版パターンを投影転写する露光装置や、基板と原版とを同期スキャンしながら基板に原版パターンをスリット光によりスキャン露光する露光装置が含まれうる。
以下、本発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ここで、図4Aは、本発明の好適な実施形態の構成を概略的に示す図であり、図4Bは、基板(例えば、ウエハ)のローディング、アライメント計測、液浸液滴下、アライメント計測エリアから露光エリアへの搬送、露光、露光処理が完了したウエハのアンローディングを行う搬送ロボット及びステージの構成を示す図であり、図4Cは、機構を制御するための制御ブロック図である。
<露光装置の全体構造>
図4Aにおいて、露光装置には、露光処理を行う露光エリアと、アライメント計測及び液浸液の滴下等を行うためのアライメント計測エリアが設けられている。処理の対象となるウエハを搭載して所定の位置に位置決めをする露光ステージ5とアライメントステージ6がそれぞれのエリアにおいて駆動して、各エリアにおける処理を並列に実行することができる。
アライメント計測エリアにおける、フォーカス計測及びアライメント計測は、液浸液が無い状態で、大気中における処理として実行され、アライメント計測エリアから露光エリアへのウエハチャックの搬送において、液浸液が滴下され、露光エリアには液浸液を収容したウエハチャックが搬送される。露光エリアにおいて、ウエハチャック上に載置されたウエハと投影光学系との間に液浸液を介在させた露光処理が実行される。アライメント計測エリアにおける処理と、露光エリアにおける処理と、を並列に処理することで、スループットの高い液浸方式の露光を実現することが可能となる。
以下、液浸方式による露光装置の構成について、図面を参照しつつ説明する。1は照明系ユニットであり、この照明系ユニットの内部には露光光を発する露光光源が備えられている。この照明系ユニットは、露光光源から照射された光が、原版(以下、「レチクル」
という。)上の露光パターン領域以外を照明しないように露光光をマスキングして露光光
を整形し、整形した露光光をレチクルに照射する機能を有する。照明制御部401(図4C)は、露光光源を制御して、所定のタイミングで露光光を照射制御する。
2は露光パターンの原版であるレチクルを搭載したレチクルステージである。3は縮小投影レンズであり、原版の露光パターンを基板(例えば、ウエハ)に対して所定の縮小露光倍率比で縮小投影する。4は露光装置本体であり、レチクルステージ2及び縮小投影レンズ3等を支持する。
<ステージの機構、制御>
5は露光ステージであり、露光エリアにおいて、ウエハを所定の露光位置に位置決めする。6はアライメントステージであり、アライメント計測エリア内において、ウエハチャック6Cが保持するウエハの位置を計測するために、所定の計測位置に位置決めをするステージである。露光ステージ5及びアライメントステージ6のXY平面における二次元的な位置は、それぞれ、Xバーミラー(18、16、:図4B)、Yバーミラー(19、17、:図4B)と、不図示のレーザ干渉計によりリアルタイムに 計測される。この計測値に基づいて、駆動制御部402(図4C)は露光ステージ5、アライメントステージ6の位置決め制御を行う。また、レチクルステージ2に関しても同様に位置計測が行われ、その結果に基づいて、駆動制御部402は、レチクルステージ2の位置決めを行い、レチクルステージ2と露光ステージ5の制御を行う。
駆動制御部402(図4C)は、ステージ単体の駆動を制御するだけでなく、ステージ相互間で同期した駆動制御を行うことができ、更に、搬送制御部403と相互に通信して、チャック搬送ロボット(11、12、13)と同期したステージの駆動を実現するための制御を行う。
例えば、ウエハチャックに保持されたウエハをアライメント計測エリアにローディングする際には、チャック搬送ロボット11と、アライメントステージ6と、が同期をとり、所定のローディング位置にアライメントステージ6を位置決めして、新しくローディングされるウエハチャック6Cをチャック搬送ロボット11から受け取るために、駆動制御部402は、アライメントステージ6を位置決め制御する。また、搬送制御部403は、位置決め制御されたアライメントステージ6にウエハチャック6Cを載置するために、搬送制御部403は、チャック搬送ロボット11を制御する。
アライメント計測エリアから露光エリアにウエハチャック6Cを搬送する際には、駆動制御部402は搬送制御部403と相互に通信して、チャック搬送ロボット12の動きと同期したアライメントステージ6、露光ステージ5の位置決め制御を実行する。所定の位置にアライメントステージ6を位置決めして、チャック搬送ロボット12にウエハチャックを受け渡し、そしてチャック搬送ロボット12は、そのウエハチャックを搬送し、露光エリア内の露光ステージ5にウエハチャックを載置する。
アライメント計測エリアから露光エリアにウエハチャックを搬送する際には、チャック搬送ロボット12を制御する搬送制御部403と液浸液の滴下を制御する液浸制御部404は相互に通信をして、各制御部(403、404)は、チャック搬送ロボットの動きと、液浸液を滴下注入するための動作を同期して行うための制御を実行する。
<アライメント計測エリアの処理>
アライメント計測エリア内で、所定の計測位置に位置決めされたアライメントステージ6上に保持されたウエハ20に関するアライメントは、ウエハチャック6C上に設けられた基準マーク14を用いて、アライメントスコープ7(例えば、顕微鏡)により計測される。8はフォーカススコープであり、ウエハチャック6Cに保持されたウエハ20の面形状や光軸方向(Z方向)の焦点深度に関する計測を行う。計測制御部407はアライメント計測エリアにおける計測処理を制御し、これらの計測結果は、全体制御部405に提供され、メモリ408に格納される。
露光ステージ5及びアライメントステージ6には、ウエハ20の面内方向(XY方向)の位置や上下方向(Z方向)の角度を調整するための駆動装置が内蔵されており、駆動制御部402はメモリ露光リアにおける露光ステージ5を制御する駆動制御部402は、メモリに格納されている計測結果を参照して、露光ステージ5の面内(XY平面)の位置及び高さ方向(Z方向)の角度を露光光の焦点面にウエハ20の露光領域が常に高精度に合致するように調整することができる。
<液浸液に関する機構、制御>
9は液浸液タンクであり、このタンク内に液浸液が貯蔵される。このタンクには液浸液を送り出す圧送装置410、液体の供給流量を制御する流量制御装置411、貯蔵する液浸液の温度を制御するための温度制御装置412が含まれ、これらは、液浸制御部404(図4C)により制御される。液浸用の液体としては、被露光体であるウエハに一定の照射量を確保するために露光光の吸収が少ないものが好ましく、更には、液浸液の滴下により液中に気泡が介在しないように、予め脱気処理が施されたものがより好ましい。また、露光処理の終了後には、乾燥を短時間で済ませることができるように速乾性に優れていることがこのましい。
図4Aにおける10は液浸液滴下ユニットであり、液浸液タンク9から搬送管30を介して液浸液をウエハチャックに対して供給することができる。液浸制御部404の制御の下、液浸液タンク9内の液浸液が圧送装置410、流量制御装置411により、滴下開始と滴下流量が制御される。液浸制御部404は、搬送制御部403と相互に通信をして、チャック搬送ロボット12による搬送動作と同期して、滴下開始と滴下流量を制御する。
搬送制御部403は、液浸液滴下ユニット10の直下にチャック搬送ロボット12の軌道を生成し、液浸液滴下ユニット10から滴下される液浸液をウエハチャック内に充填するための位置決め制御を行う。また、搬送制御部403は、露光エリア内で所定の露光処理が全て完了した後のウエハチャックを、露光ステージ5から受け取り、液浸液回収乾燥チャンバー301(図4Eを参照)に搬送するためにチャック搬送ロボット13を制御する。
この際、露光ステージ5を制御する駆動制御部402と、チャック搬送ロボット13を制御する搬送制御部403とは、相互に通信を行い、ステージ5の位置決めと、搬送ロボット13の駆動とが同期して行えるように制御する。
<ウエハチャック>
図4Dは、ウエハチャック6C(5C)の断面形状を概略的に示す図であり、XZ断面に関して凹形状を有している。ウエハチャック6C(5C)は、基板保持部材408上にウエハ20を保持した状態で、滴下注入された液浸液409により、ウエハ20を浸した状態にして被露光対象であるウエハを保持することができる。
<ウエハチャックの搬送搬送>
次に、ウエハを、アライメント計測エリア、露光エリアにおいて搬送するためのチャック搬送ロボットについて説明する。図4Bにおいて、11はウエハ20を載せたウエハチャック6Cをアライメント計測エリア(図4A参照)内のアライメントステージ6に供給するチャック搬送ロボットであり、12はアライメント計測エリアと露光エリア(図4A参照)の間に位置するチャック搬送ロボットであり、アライメント計測が終了したウエハチャック6Cをアライメント計測アリアから排出し、搬送経路において液浸液を充填したウエハチャックを露光エリア内の露光ステージ5に供給することができる。ここで、図4Bにおけるウエハチャック5Cは、チャック搬送ロボット12により供給されたウエハチャックである。
アライメント計測エリアから露光エリアへの搬送において、チャック搬送ロボット12は、上述の液浸液滴下ユニット10の直下にウエハチャック6Cを位置決めして、液浸制御部404は位置決め完了に従い、液浸液の滴下を開始する。液浸液の滴下注入が終了すると、搬送制御部403は、再びチャック搬送ロボット12を駆動して、液浸液を満たしたウエハチャックを露光ステージ5に供給する。
13は、露光処理が終了したウエハを保持するウエハチャック5Cを露光エリアから液浸液回収乾燥チャンバー301に搬送するチャック搬送ロボットである。チャック搬送ロボット(11、12、13)は、リンク機構(44a,45a,44b,45b,44c,45c)により構成されており、各リンクの旋回を制御することにより、チャック把持機構(41、42、43)を並進方向に移動させることができる。また、チャック搬送ロボット(11、12、13)は、不図示の上下駆動機構を備えており、チャック把持機構(41、42、43)をZ方向に上昇、降下させて、ステージ(5,6)上のウエハチャック(5C、6C)を把持するための位置決めを行うことができる。
<露光処理>
露光エリア内の露光ステージ5にウエハチャック6C(以下、露光エリアにおいては、「ウエハチャック5C」とする。)がセットされると、ウエハチャック5Cに設けられている照度センサに15により、露光前に露光光の照度がキャリブレーションされ、キャリブレーションにより補正された露光光が照射される(1、401)。露光光がレチクル(原版)を照明している間、レチクルを保持しているレチクルステージ(原版ステージ)2とウエハ(基板)20を保持する露光ステージ5は同期しながら動作をし、この同期を通して、レチクル上の露光パターン全体がウエハ20上に結像し、ウエハ20の表面に塗布されたレジストが感光される。
露光制御部406(図4C)は、設定された露光条件、例えば、ウエハサイズや、露光時間(露光光の照射量)などの条件に従い露光処理を制御する。
露光処理が終了した露光ステージ5は、駆動制御部402の制御の下、露光ステージベース5B上の所定の位置に移動し、露光ステージ5の位置決め完了後に、チャック搬送ロボット13はウエハチャック5Cを把持して、露光エリアからウエハチャック5Cを排出し、液浸液回収乾燥チャンバー301(図4E)にウエハチャック5Cを搬送する。
以上は、露光装置を構成する各機構に着目した説明であるが、次に、アライメント計測エリアと露光エリアにおける動作の流れを図5〜7を用いて説明する。
< 動作シーケンス>
図5(a)から(g)は、XY平面内において、図4Aに示すアライメント計測エリア及び露光エリアにおけるチャック搬送ロボット(11、12、13)と、アライメントステージベース6B、アライメントステージ6、露光ステージベース5B、露光ステージ5、そして液浸液滴下ユニット10の動作の関係を示す図である。
まず、図5(a)では、チャック搬送ロボット11によりウエハチャック6Cがアライメントステージ6にセットされ、チャック搬送ロボット12によりウエハチャック5Cが露光ステージ5にセットされた状態を示し、各ステージはホームポジションからアライメント計測、露光処理のために、それぞれ並列に移動を開始することができる。1方のエリアでアライメント計測中に、他方の露光エリアにおいて、露光処理を行うことができるので、両処理を並列して行うことができる分だけ、処理時間の短縮を図ることが可能になる。
図5(b)で、アライメントステージ6に搬送されたウエハ20−1に対して、アライメント計測及びフォーカス計測を行うために、駆動制御部402はアライメントステージ6を制御して所定の計測位置にアライメントステージ6を位置決めし、アライメントスコープ7及びフォーカススコープ8によりアライメント計測、フォーカス計測が行われる。アライメント計測及びフォーカス計測の際に、液浸液があるとレジストと液浸液間の屈折率差及び液浸液面とレジスト面との反射率差が少ないことからフォーカス計測検出が困難になることから、アライメント計測領域においては、液浸液を滴下せずにアライメント計測及びフォーカス計測を行う。
一方、露光エリアにおいては、アライメント計測が終了し、液浸液が滴下されたウエハチャック5Cが露光ステージ5にセットされており、順次所定の露光位置にステージを移動させて、レチクル上の露光パターン全体がウエハ上に結像し、ウエハの表面に塗布されたレジストを感光する露光処理が実行される。図5(b)におけるアライメント計測と露光処理とは並列して実行することが可能な処理であり、各制御部(401〜404)及び全体制御部405は、この並列処理を実行するために、チャック搬送ロボット(11、12、13)、アライメントステージ6、露光ステージ5、液浸液滴下ユニット10の可動タイミングを制御し、各エリアにおいて処理対象であるウエハが滞留することなく、各エリアの処理が次工程における処理を遅延させることが無いように各機構部(5、6、10、11、12、13等)を制御する。
次に、図5(c)はアライメント計測及び露光処理が終了した状態を示しており、駆動制御部402は処理済みのウエハチャック(6C、5C)をそれぞれチャック搬送ロボット12、13により回収するために、所定の位置にアライメントステージ6、露光ステージ5を移動させる。
図5(d)は、チャック搬送ロボット12、13がそれぞれのエリアで、計測処理、露光処理が済んだウエハチャック6C、5Cを把持した状態を示している。この状態からチャック搬送ロボット12は、ウエハチャック6Cを液浸液滴下ユニット10の直下位置まで搬送し、チャック搬送ロボット13は、ウエハチャック5Cを露光装置における露光エリアから、液浸液回収、乾燥エリアにおけるチャンバ301に搬送する。
このとき、チャック搬送ロボット11は、新しいウエハ20−3を載せたウエハチャック6eを把持している。搬送制御部403は、他の制御部(401、402、404、405)と通信をして、他の駆動機構(5、6)、や液浸液滴下ユニット(10)、露光処理部(1、3、401)と同期したウエハ(20−1、20−2、20−3)のローディング、アンローディングを行うことができる。
<液浸液の滴下処理>
ここで、図5(e)における状態で、ウエハチャック6Cに対して行う液浸液滴下を図6を用いて説明する。
図6(a)は、アライメント計測領域において、チャック搬送ロボット12がウエハチャック6Cを把持した状態を示しており、図6(b)は、液浸液滴下ユニット10の直下に移動したウエハチャック6Cに対して液浸液が滴下される状態を示している。チャック搬送ロボット12の位置決めを制御する搬送制御部403と液浸制御部404は相互に通信をし、同期した制御を実行することができる。チャック搬送ロボット12の位置決め完了に基づいて、所定の流量制御のもと、液浸液は圧送され(410、411)、搬送管30を介して液浸液滴下ユニット10から液浸液がウエハチャック6Cに滴下される。ウエハ20−1の上面には屈折率が1以上の液浸液が一定の深さをもって満たされる。
そして、図6(c)に示すように、液浸液が注入されたウエハチャック6Cが、チャック搬送ロボット12により露光エリア内に搬送され、露光ステージ5上にセットされる。
露光ステージ5上にセットされたウエハチャック6C(図4Aの5Cに相当する。)は、露光ステージ5の位置決めによりZ方向の高さが制御され、図6(d)に示すように、縮小投影レンズ3の最終面とウエハチャック6C(5C)上の露光対象となるウエハ20−1との間が液浸液で満たされた状態になる。ウエハに結像する光線の最大入射角が液浸による方法と、液浸によらない方法とで等しいと仮定した場合において、同一波長の光源を用いても、液浸による露光方式の解像力は、液浸によらない(従来)方式に比べて液浸液の屈折率(n>1)倍向上する。これは、従来の投影光学系の開口数(NA)を屈折率nにすることと等価であり、液浸方式の露光によれば、従来方式で不可能であったNA>1以上の解像力を得ることが可能になる。
説明を図5(f)に戻し、露光処理済みのウエハチャック5Cは露光ステージ5から、チャック搬送ロボット13により、液浸液回収乾燥チャンバー301に搬送される。また、液浸液が滴下されたウエハチャック6Cは、次のウエハ露光用としてチャック搬送ロボット12により露光ステージ5にセットされる。また、チャック搬送ロボット11により、次のアライメント計測用として、新しいウエハ20−3を載せたウエハチャック6eがアライメントステージ6にセットされる。
そして、図5(g)において、液浸液が滴下されたウエハチャック6Cが露光ステージ5にセットされると、駆動制御部402は露光ステージ5を制御して露光エリア内における露光処理のために露光ステージ5の移動と位置決めを制御する。一方、新たに、ウエハチャック6eがアライメントステージ6にセットされると、駆動制御部402はアライメントステージ6を制御してアライメント計測エリア内における計測処理のためにアライメントステージ6の移動と位置決めを制御する。
以上が、アライメント計測と露光処理を並列的に行う場合の処理の流れであり、これら処理の一連の動作を従来例における場合(図2、図3)と比較するために、フローチャート及びウエハ1枚あたりの処理に着目したタイミングチャートを図示すると図7及び図8のようになる。
図7は、本実施形態にかかる液浸による露光を行うための動作の流れを示すフローチャートであり、図8は、図7のフローチャートにおける各ステップに要する処理時間の分布を、ウエハ1枚あたりの処理に着目したタイミングチャートとして示す図である。
本実施形態にかかる露光装置によれば、図7に示すように、アライメント計測・フォーカス計測に関する処理(S703)と、露光に関する処理(S704)と、を2つのエリアに分けて並列に処理することで、処理に要する時間を短縮することが可能となる。これら2つの処理を並列に行うためには、処理の対象となるウエハ及びウエハチャックの搬送を工程間(S710と、S711及びS712、S713)で同期して行う必要があり、処理の並列化に対応した搬送機構及びその制御が不可欠である。本実施形態の場合、露光ステージ5、アライメントステージ6、チャック搬送ロボット(11、12、13)、液浸液滴下ユニット10、およびそれらの動作を同期させるための制御部(402、403、404)により、供給されたウエハ(S701)をウエハチャック(6C)に保持して(S702)、アライメント計測・フォーカス計測を行い(S703)、液浸液滴下(S704)、そして露光処理(S705)を施し、露光処理が済んだウエハ20を保持するウエハチャック5Cを、液浸液回収乾燥チャンバー301に搬送して液浸液を回収し(S706)、乾燥(S707)後、ウエハ等を回収する(S708、S709)。
図8のタイミングチャートにおいて、未処理のN+1枚目のウエハをアライメント計測エリアに供給する処理と(S701、S702:ステップ番号は図7を参照のこと)、計測処理が済んだN枚目のウエハをアライメント計測エリアから露光エリアに搬送する処理(S711、S704、S712)と、露光処理済みのN−1枚目のウエハを、露光エリアから液浸液回収乾燥チャンバー301に搬送する処理(S713)と、は同期した搬送の制御により並列に処理される。
搬送に要する時間の同期を図ることにより、次工程の処理待ち状態によりスループットが遅延するのを防止できる。
また、図8のタイミングチャートにおいて、N枚目のウエハを露光する時間以内に、N+1枚目のウエハの計測処理を完了させる必要がある。計測処理工程における処理の遅延が拘束条件となって、露光処理の工程のスループットが低下することを防止するためである。
そのため、装置の全体制御部405は、図9Aに示すようなフローチャートにより、各制御部(401〜404、406、407)の動作を全体的に制御するためのプランを生成し、このプランを満たすように各制御部は具体的な制御を実行する。例えば、ステップS901において、ウエハサイズや、露光時間(露光光の照射量)などの露光条件が設定されると、全体制御部405は、図4Cに示す各制御部(401〜404、406、407)に要求する動作プラン(例えば、処理Aを時間T1、処理Bを時間T2で処理をする、等)を生成し(S902)、これを受けて各制御部(401〜404、406、407)は、ステップS902で生成された動作プランに従い、具体的な制御を実行するための条件(例えば、処理Aを時間T1で処理するために、ステージを駆動する加速、減速パターンやステージを位置決めするための整定条件等)を具体的に決定する。
このような図9Aの処理は、図9Bに示すように、ネットワーク900を介して情報処理装置905と、全体制御部405が通信をして、露光装置の動作プランや各制御部の具体的動作パターンをデータとして受信して設定することもできる。また、複数の露光装置(901〜904)からなる生産ラインにおいて、各露光装置の動作プランや各露光装置における各制御部の具体的動作パターンをデータとして情報処理装置905から送信して、各露光装置に設定してもよい。
以上説明したとおり、本実施形態にかかる液浸液を用いた露光装置によれば、アライメント計測及び露光処理と、を並列に行うことが可能となり、かかる構成により、露光装置のスリープットを向上させることが可能となる。
また、本実施形態にかかる、露光装置では、液浸液滴下ユニット10及び圧送装置410、流量制御装置411、温度制御装置412を、露光エリア内以外の大気環境に配置することにより、かかる液浸液に関する機器の保守等を容易に行うことが可能となる。
<変形例1>
露光対象となるウエハ20を液浸液に浸す構成の変形例1を、図10に示す。実施形態において示した構成(図4A:図4Aと同一の参照番号が付されている構成要素に関しては説明を省略する)では、ウエハチャック6Cをアライメント計測エリアから露光エリアに搬送する際に、液浸液滴下ユニット10から液浸液をウエハチャックに滴下させてウエハを液浸液で浸す構成を示したが、例えば、露光ステージ5の移動部機構を防水のためにシールして、露光エリアにおいて、ウエハチャックを浸漬する液浸液槽21を設け、この液浸液槽21の液浸液の中にウエハチャックが没するような状態にして、ウエハを液浸液に浸すようもしてもよい。この際、液浸液滴下ユニット10は液浸液槽21の液補充を行うように、液浸制御部404により制御される。本変形例1では、予め液浸液を露光エリア内に準備することにより、液浸液をウエハ毎に滴下する必要が無くなり、実施形態に比べて、液浸液の滴下に要する時間を短縮化することが可能になる。
<変形例2>
露光対象となるウエハ20を液浸液により浸す構成の変形例2を、図11に示す。液浸液タンク9には、液浸液をウエハに供給するための液浸液供給ポンプ27が接続しており、液浸液供給配管25を介して液浸液供給ノズル22から露光エリアにセットされているウエハ上に液浸液を供給し、ウエハ表面に液膜を形成するようにしてもよい。この場合、供給された液浸液は液浸液回収ノズル23から、液浸液回収配管26を介して液浸液回収ポンプ28により回収され、液浸液タンク9に戻される。
本変形例2では、露光の対象となる部分のみを液浸液により浸すことで、ウエハ全体を液浸液により浸す実施形態に比べて、液浸に要する時間を短縮化することが可能になる。
<変形例3>
露光対象となるウエハ20を液浸液により浸す構成の変形例3を、図12に示す。上述の変形例2では、ウエハチャック6Cをチャック搬送ロボット12により搬送して、露光エリアにウエハを供給していたが、図12に示すように露光ステージ50とアライメントステージ60が、交互にアライメント計測エリアと露光エリアとの間を移動するようにしてもよい。
図12(a)は、液浸液の供給と回収に関する構成を図11の変形例2で示した構成のものを例示しているが、ウエハチャックを移動させるための構成と、液浸液を供給するための構成と、の組合せはこれに限定されるものではなく、例えば、図12(b)に示されるとおり、アライメント計測エリアから露光エリアにアライメントステージ60を移動させる際に、液浸液滴下ユニット10から、アライメントステージ60上のウエハチャック60Cに液浸液を滴下するようにしてもよい。
本変形例は、ウエハチャックを保持する、アライメントステージ60及び露光ステージ50を、交互に各エリア間を移動するようにすることで、チャック搬送ロボット12の移載動作を兼ねたウエハチャックの移動を可能にする。
<変形例4>
上述の実施形態、および変形例1〜3において、液浸液乾燥時の温度上昇及び液浸液の気化による湿度上昇が外乱として、アライメント計測エリア及び露光エリアにおける処理に及ぼす影響を排除するために、アライメント計測エリアと露光エリアを遮蔽された温度調設空間としての温調チャンバー29内に設け、また、液浸液乾燥・回収エリアを液浸液回収乾燥チャンバー301内に設け、温調チャンバー29と隔離することにより、液浸液回収、乾燥時の温度及び湿度上昇による影響が外乱として、アライメント計測エリア及び露光エリアにおける処理に影響を及ぼすことが無いよう環境は管理されているものとする(図13)。
<半導体デバイスの製造>
次に上述した露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図14は半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2(露光制御データ作製)では設計した回路パターンに基づいて露光装置の露光制御データを作製する。
一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。
上記ステップ4のウエハプロセスは以下のステップを有する。ウエハの表面を酸化させるステップ、ウエハ表面に絶縁膜を成膜するCVDステップ、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する電極形成ステップ、ウエハにイオンを打ち込むイオン打ち込みステップ、ウエハに感光剤を塗布するレジスト処理ステップ、上記説明した露光装置によって回路パターンをレジスト処理ステップ後のウエハに転写する露光ステップ、露光ステップで露光したウエハを現像する現像ステップ、現像ステップで現像したレジスト像以外の部分を削り取るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト剥離ステップ。これらのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
本発明は、液浸液を用いた露光装置及び、その露光装置の制御などに利用することができる。
従来における液浸方式の露光装置の概略的な構造を示す図である。 図1における露光装置の処理の流れを説明するフローチャートである。 図1の露光装置の露光エリア内において1枚のウエハの処理に要する時間を示す図である。 本発明の好適な実施形態の構成を概略的に示す図である。 基板のローディング、アライメント計測、液浸液滴下、アライメント計測エリアから露光エリアへの搬送、露光、露光処理が完了したウエハのアンローディングを行う搬送ロボット及びステージの構成を示す図である。 機構を制御するための制御ブロック図である。 ウエハチャック6C(5C)の断面形状を概略的に示す図である。 アライメント計測エリアと露光エリアと液浸液回収・乾燥エリアとを示す図である。 (a)から(g)は、XY平面内において、図4Aに示すアライメント計測エリア及び露光エリアにおけるチャック搬送ロボットと、アライメントステージベース6B、アライメントステージ6、露光ステージベース5B、露光ステージ5、そして液浸液滴下ユニット10の動作の関係を示す図である。 液浸液の滴下処理を説明する図である。 本実施形態にかかる液浸による露光を行うための動作の流れを示すフローチャートである。 図7のフローチャートにおける各ステップに要する処理時間の分布を、ウエハ1枚あたりの処理に着目したタイミングチャートとして示す図である。 露光装置を制御するための動作プラン及び動作パターンの決定に関する処理を説明するためのフローチャートである。 ネットワークと接続する露光装置の構成を説明する図である。 露光対象となるウエハ20を液浸液に浸す構成の変形例1を示す図である。 露光対象となるウエハ20を液浸液に浸す構成の変形例2を示す図である。 露光対象となるウエハ20を液浸液に浸す構成の変形例3を示す図である。 温調チャンバーと液浸液回収乾燥チャンバーの構成例を示す図である。 半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。
符号の説明
1:照明系ユニット
2:レチクルステージ
3:縮小投影レンズ
4:露光装置本体
5:露光ステージ
5C:ウエハチャック
6:アライメントステージ
6C:ウエハチャック
7:アライメントスコープ
8:フォーカススコープ
9:液浸液タンク
10:液浸液滴下ユニット
11:チャック搬送ロボット
12:チャック搬送ロボット
13:チャック搬送ロボット
14:基準マーク
15:照度センサー
16:Xバーミラー
17:Yバーミラー
18:Xバーミラー
19:Yバーミラー
20:ウエハ
21:液浸液槽
22:液浸液供給ノズル
23:液浸液回収ノズル
24:液浸液
25:液浸液供給配管
26:液浸液回収配管
27:液浸液供給ポンプ
28:液浸液回収ポンプ
29:温調チャンバー
30:液浸回収乾燥チャンバー

Claims (3)

  1. 投影光学系を有し、前記投影光学系と基板との間に液体を介在させて、原版と前記投影光学系とを介して前記基板を露光する露光装置であって、
    前記基板に対するアライメント計測およびフォーカス計測と、前記基板の露光とが行われる第1のチャンバーと、
    前記露光の後に、前記基板の乾燥が行われる、前記第1のチャンバーとは隔離された第2のチャンバーと、
    前記露光の後の前記基板を前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへ搬送する搬送手段と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. 投影光学系を有し、基板チャックに液体を供給することにより前記投影光学系と基板との間に液体を介在させて、原版と前記投影光学系とを介して前記基板を露光する露光装置であって、
    前記基板に対するアライメント計測およびフォーカス計測と、前記基板の露光とが行われる第1のチャンバーと、
    前記露光の後に、前記基板チャックからの前記液体の回収と、前記基板の乾燥とが行われる、前記第1のチャンバーとは隔離された第2のチャンバーと、
    前記露光の後の前記基板を保持した前記基板チャックを前記第1のチャンバーから前記第2のチャンバーへ搬送する搬送手段と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  3. 請求項1または2に記載の露光装置を用いて基板を露光するステップを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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