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JP2006315523A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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JP2006315523A
JP2006315523A JP2005139868A JP2005139868A JP2006315523A JP 2006315523 A JP2006315523 A JP 2006315523A JP 2005139868 A JP2005139868 A JP 2005139868A JP 2005139868 A JP2005139868 A JP 2005139868A JP 2006315523 A JP2006315523 A JP 2006315523A
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JP
Japan
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belt
belt ply
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tire
fold
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JP2005139868A
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Nobukazu Shimizu
伸和 清水
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

【課題】ベルト構造が、有機繊維コードを並べた第一ベルトプライと、有機繊維コードもしくはスチールコードを並べた第二ベルトプライとの2枚よりなり、第一ベルトプライをフォールド部で構成した、いわゆるフォールドベルト構造の乗用車用もしくはレース用空気入りラジアルタイヤにおいて、高速耐久性と操縦安定性とを犠牲にすることなく、段差摩耗を抑制する。
【解決手段】フォールド部1bの半径方向外側にそれぞれ、タイヤ赤道面Eに対する傾斜角度がゼロの有機繊維コードよりなるベルト補強層3を設けるとともに、タイヤ赤道面Eに対するコードの傾斜角度に関し、第一ベルトプライの本体部の傾斜角度をθ1、第二ベルトプライの傾斜角度をθ2、第一ベルトプライのフォールド部の傾斜角度をθfとしたとき、式(I)〜(III)のいずれをも満足するよう構成されてなる空気入りラジアルタイヤ。 15度<θ1≦25度 (I) 25度<θ2≦30度 (II) θ1<θf=θ2 (III)
【選択図】図3

Description

本発明は、高性能乗用車用もしくはレース用空気入りラジアルタイヤに関し、特に、耐偏摩耗性を改良したものに関する。
従来から、高性能乗用車用もしくはレース用空気入りラジアルタイヤ用のベルトとして、図1(a)、図1(b)にそれぞれ、半径方向外側から見た平面図、および、タイヤ横断面における断面図で示すように、有機繊維コード81を並べた第一ベルトプライ91と、有機繊維コードもしくはスチールコード82を並べた第二ベルトプライ92との2枚よりなり、第一ベルトプライ91が、第二ベルトプライ92の半径方向内側に位置する本体部91aと、この本体部91aの幅方向両側に繋がって第二ベルトプライ92の幅方向両端部の半径方向外側に位置するよう設けられたそれぞれのフォールド部91bとで構成された、いわゆるフォールドベルト構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
フォールド部91bは、通常、20〜50mm幅を有し、高速走行に伴うベルトの幅方向両端部の半径方向外側への変位を押さえ込み、よって、ベルトの高速耐久性を高めるよう作用する。そして、このベルト幅方向両端部の押さえ込みを確実に作用させるには、フォールド部91b自身が径成長しないよう、その周方向剛性を高める必要があり、そのため、フォールド部91bにおける有機繊維コード81の、赤道面Eに対する傾斜角度θf0を、小さな値、例えば、15〜20度の範囲とすることが行われている。
一方、フォールド部91bの形成は、通常、タイヤ成型時に、第一ベルトプライ91、第二ベルトプライ92を積層したあと、第一ベルトプライ91の幅方向両側を折り返すことによってなされ、この折り返しを簡易に行うため、従来のタイヤでは、赤道面Eに対する、フォールド部91bの傾斜角度θf0と、本体部91aの傾斜角度θ10とが同じ値となるよう構成されている。
このため、本体部91aの傾斜角度θ10は、フォールド部91bのコード傾斜角度θf0に合わせて小さくなるが、このことは、ベルトの幅方向全域にわたる周方向剛性を極端に高め、その結果、接地面積の減少を招き、タイヤのグリップ力を低下させ操縦安定性を低下させてしまうという問題が生じるので、ベルト全体の剛性が適正なものにすべく、第二ベルトプライ92におけるコード82の赤道面Eに対する傾斜角度θ20を大きくすることが行われている。
以上のように構成された従来のタイヤにおいては、θf0を小さくすることにより高速耐久性を確保するとともに、傾斜角度θ20を大きくすることによって、θf0を小さくしたことに伴う操縦安定性の低下を抑制し、これらの性能の両立を図ることができる。
特開平8−91013号公報
しかしながら、このようなタイヤにおいては、ベルトの半径方向最外層は、幅方向中央側に位置する第二ベルトプライ2と、その幅方向両外側部分を構成する第一ベルトプライ1のフォールド部1bのそれぞれとで構成されることになり、これらのベルト部分におけるコードの向きは、赤道面Eに対して同じ側に傾斜するものの、θf0<θ20であるのでそれらの傾斜角度は異なり、このことは、その段差部分で、剛性の段差を生じ、特に、タイヤ幅方向の段差は、いわゆる段差摩耗と呼ばれる偏摩耗を発生させてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、高速耐久性と操縦安定性とを犠牲にすることなく、段差摩耗を抑制することのできる、フォールドベルト構造のタイヤを提供することを目的とする。
<1>は、トレッド部と、トレッド部の側部に連なって半径方向内方へ延びるそれぞれのサイドウォール部と、サイドウォール部の内周側に位置するビード部とを具え、それぞれのビード部に配置されたビードコア間にトロイダル状に延在させたラジアルカーカスの半径方向外方に、有機繊維コードを並べた第一ベルトプライと、有機繊維コードもしくはスチールコードを並べた第二ベルトプライとの2枚よりなるベルトを配設し、
第一ベルトプライを、第二ベルトプライの半径方向内側に位置する本体部と、この本体部の幅方向両側に繋がって第二ベルトプライの幅方向両端部の半径方向外側に位置するよう設けられたそれぞれのフォールド部とで構成してなる乗用車用もしくはレース用空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記フォールド部の半径方向外側にそれぞれ、タイヤ赤道面に対する傾斜角度がゼロの有機繊維コードよりなるベルト補強層を設けるとともに、タイヤ赤道面に対するコードの傾斜角度に関し、第一ベルトプライの本体部の傾斜角度をθ1、第二ベルトプライの傾斜角度をθ2、第一ベルトプライのフォールド部の傾斜角度をθfとしたとき、式(I)〜(III)のいずれをも満足するよう構成されてなる空気入りラジアルタイヤである。

15度<θ1≦25度 (I)
25度≦θ2≦30度 (II)
θ1<θf=θ2 (III)
<2>は、<1>において、前記ベルト補強層の幅を20〜60mmとしてなる空気入りラジアルタイヤである。
<3>は、<1>もしくは<2>のいずれかにおいて、前記フォールド部の幅を20〜50mmとしてなる空気入りラジアルタイヤである。
<1>によれば、赤道面に対するコードの傾斜角度に関し、第一ベルトプライのフォールド部における傾斜角度θfを第二ベルトプライの傾斜角度と同じにしたので、ベルトの半径方向最外層におけるコード傾斜角度を、タイヤ幅方向に変化のないものとしたので、コード傾斜角度に応じて変化するベルトのタイヤ幅方向剛性をタイヤ幅方向に変化のないものにして、この変化に起因して発生する段差偏摩耗を抑えることができる。
また、傾斜角度θfをθ2と同一にすることは、θfを大きくすることを意味し、このことは、ベルト幅方向端部の周方向剛性の低下を招き、高速耐久性を低下させることになるが、この問題に対して、ベルト補強層を設けたので、フォールド部の周方向剛性の低下を防止することができる。
ここで、ベルト補強層は、周方向剛性だけを増大させるために設けるものであり、一方、段差摩耗に影響を及ぼすのは、タイヤ周方向剛性の変化ではなく、タイヤ幅方向剛性変化であり、そのため、幅方向および面外曲げ方向の剛性は極めて小さいベルト補強層が段差摩耗が与える影響は非常に小さい。
また、θ1、θ2、θfのそれぞれの角度範囲を、前記式(I)〜(III)のように設定したので、このことによっても、詳細を後述するように、高速耐久性、操縦安定性、直進走行安定性のそれぞれをバランスよく確保することができる。
<2>によれば、ベルト補強層の幅を、20〜60mmとしたので、好ましい周方向剛性の幅方向分布をを得ることができ、これを20mm未満とした場合には、十分な周方向剛性を得て高速耐久性を確保することがむつかしく、一方、これを、60mmを超えるものとした場合には、周方向剛性の幅方向分布が所望のものとはならず、良好な操縦安定性と、均一な接地形状とを得ることがむつかしくなってしまう。
<3>は、フォールド部の幅を20〜50mmとするものであり、フォールド部の幅を20mm未満とした場合には、ベルトの端部の径成長を抑える効果を十分発揮することができず、これを、50mmを超えるものとした場合には、フォールド部のベルト幅方向の占有率が大きくなりすぎて、周方向剛性の幅方向分布が、上記と同様、良好な操縦安定性や、均一な接地形状を得るのにふさわしいものにはならなくなる。
本発明の実施形態について、図に基づいて説明する。図2は、本発明に係る空気入りラジアルタイヤの横断面図であり、タイヤ10は、トレッド部4と、トレッド部4の側部に連なって半径方向内方へ延びるそれぞれのサイドウォール部5と、サイドウォール部5の内周側に位置するビード部6とを具え、それぞれのビード部6に配置されたビードコア7間にトロイダル状に延在させたラジアルカーカス8の半径方向外方に、ベルト9を配置して構成される。
ラジアルカーカス8は、幅方向に沿って延びるコードよりなる一層以上のカーカスプライの両側部を、それぞれ、ビードコア7の周りに折り返えすことによりビードコア7に係止される。
ベルト9は、有機繊維コード11を並べた第一ベルトプライ1と、有機繊維コードもしくはスチールコード12を並べた第二ベルトプライ2との2枚よりなり、第一ベルトプライ1は、第二ベルトプライ2の半径方向内側に位置する本体部1aと、本体部1aの幅方向両側に繋がって第二ベルトプライ2の幅方向両端部の半径方向外側に位置するよう設けられたそれぞれのフォールド部1bとで構成される。
タイヤ赤道面Eに対するコードの傾斜角度に関し、第一ベルトプライ1の本体部1aの傾斜角度をθ1、第二ベルトプライ2の傾斜角度をθ2、第一ベルトプライ1のフォールド部1bの傾斜角度をθfとしたとき、ベルト9は、先に示した、式(I)〜(III)のいずれをも満足するよう構成される。
ここで、θf=θとしたことが本発明の大きな特徴であり、このように構成することにより、ベルトの半径方向最外層におけるコード傾斜角度を、タイヤ幅方向に変化のないものとし、コード傾斜角度に応じて変化するベルトのタイヤ幅方向剛性をタイヤ幅方向に変化のないものにして、この変化に起因して発生する段差偏摩耗を抑えることができる。
式(I)〜(III)とすることの理由について以下に補足説明する。θ1を15度以下とした場合には、ベルト幅全体にわたる周方向剛性が高くなりすぎてグリップ力の低下を招くとともに、θ2との角度差が大きくなることにより、プライステアが増大し過ぎて直進走行安定性を悪化させ、一方、θ1が25度を超えた場合には、周方向のタガ効果が低下して高速耐久性が悪化する。
また、θ2を25度未満とした場合には、ベルト幅全体にわたる周方向剛性が高くなるとともに、幅方向剛性が低下し、ハンドリング性能等の操縦安定性が低下し、一方、θ2を30度を超えるものとした場合には、周方向のタガ効果が低下して高速耐久性を低下させるとともに、θ1との角度差が大きくなりすぎて、プライステア増大による直進走行安定性を低下させる。
ここで、θ2、θ2の角度範囲から明らかにように、θ2、θ2は、θ2>θ1の関係を満足することになるが、これをθ2<θ1としない理由は、ラジアルカーカスに対するタガ効果が第一ベルトプライの方が大きいからである。
フォールド部1bの半径方向外側に、コードがほぼタイヤ周方向に向いたベルト補強層3を設けられる。ベルト補強層3は、フォールド部1bのコード傾斜角度を第二ベルトプライの傾斜角度にあわせたことで低下する周方向剛性を補うよう機能する。ベルト補強層3としては、例えば、連続する有機繊維コードを周方向に螺旋状に巻回したものを用いることができる。
表1における、実施例、および、従来例のベルト構造をそれぞれ有する、サイズが335/35R18の乗用車用タイヤを試作し、これらについて、ドラム試験機による高速耐久性評価、摩耗量評価、ライフ評価、およびフィーリング評価を行った。
なお、これらのタイヤのラジアルカーカスは、ともにナイロンコードを赤道面に対して直角の向きに配置した2層のカーカスプライよりなるもので構成した。
Figure 2006315523
表1の評価結果において、高速耐久性評価は、直径3mのドラム試験機を用いて行い、ドラム試験機の周速をステップ的に増加させてゆき、どの周速ステップでタイヤが破壊したかによって評価した。破壊したときの周速ステップの周速が大きいほど、耐久性に優れることを意味する。なお、これらのタイヤの破壊モードは、いずれも、ベルトの幅方向端部のセパレーションであった。
また、摩耗量評価は、サーキットドライ路面における実車走行60km走行後の各部の摩耗量を測定して行った。実際には、従来例のタイヤにおいて、フォールド部の幅方向内側に隣接するタイヤ幅方向位置で段差摩耗が進行しており、この部分の摩耗が最も大きく、表1においては、その部分の摩耗量について、従来例のものを100とした指数で表した。この数値が小さいほど摩耗量は小さいことを表している。
ライフ評価は、1周1分30秒程度のラップタイムのサーキット30周した時点をタイヤのライフとして、その時点までの摩耗量を測定し、表1に、従来例の摩耗量を100とした指数で表した。この数値が高いほど、摩耗量は少なくライフが長いことを表している。
フィーリング評価は、サーキット走行におけるドライバーのフィーリングに基づいて10点満点で採点し、その結果を表1に示した。そして、この評価を、摩耗終期を、タイヤが
100km走行した時点として、摩耗初期と、摩耗終期との両方について行った。
表1から明らかなように、実施例のタイヤは、高速耐久性においては、従来例のタイヤとほぼ同等の性能を示し、一方、タイヤの経時変化に伴う操縦安定性の低下においては、従来例に対比して極めて小さく、また、段差摩耗に起因する耐偏磨耗性、および、それに起因するライフの低下も従来例に比して小さいことがわかる。
本発明は、高性能乗用車用タイヤやレース用タイヤとして用いることができる。
従来のタイヤのベルト構造を示す平面図および断面図である。 本発明に係るタイヤの構造を示す横断面図である。 本発明に係るタイヤのベルト構造を示す平面図および断面図である。
符号の説明
1 第一ベルトプライ
1a 第一ベルトプライの本体部
1b 第一ベルトプライのフォールド部
2 第二ベルトプライ
3 ベルト補強層
4 トレッド部
5 サイドウォール部
6 ビード部
7 ビードコア
8 ラジアルカーカス
9 ベルト
10 タイヤ
11 有機繊維コード
12 有機繊維コードもしくはスチールコード
θ1 第一ベルトプライ本体部の、赤道面に対するコード傾斜角度
θ2 第二ベルトプライの、赤道面に対するコード傾斜角度
θf 第一ベルトプライフォールド部の、赤道面に対するコード傾斜角度

Claims (3)

  1. トレッド部と、トレッド部の側部に連なって半径方向内方へ延びるそれぞれのサイドウォール部と、サイドウォール部の内周側に位置するビード部とを具え、それぞれのビード部に配置されたビードコア間にトロイダル状に延在させたラジアルカーカスの半径方向外方に、有機繊維コードを並べた第一ベルトプライと、有機繊維コードもしくはスチールコードを並べた第二ベルトプライとの2枚よりなるベルトを配設し、
    第一ベルトプライを、第二ベルトプライの半径方向内側に位置する本体部と、この本体部の幅方向両側に繋がって第二ベルトプライの幅方向両端部の半径方向外側に配置されたそれぞれのフォールド部とで構成してなる乗用車用もしくはレース用空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記フォールド部の半径方向外側にそれぞれ、タイヤ赤道面に対する傾斜角度がゼロの有機繊維コードよりなるベルト補強層を設けるとともに、タイヤ赤道面に対するコードの傾斜角度に関し、第一ベルトプライの本体部の傾斜角度をθ1、第二ベルトプライの傾斜角度をθ2、第一ベルトプライのフォールド部の傾斜角度をθfとしたとき、式(I)〜(III)の全てを満足するよう構成されてなる空気入りラジアルタイヤ。

    15度<θ1≦25度 (I)
    25度≦θ2≦30度 (II)
    θ1<θf=θ2 (III)
  2. 前記ベルト補強層の幅を20〜60mmとしてなる請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記フォールド部の幅を20〜50mmとしてなる請求項1〜2のいずれかに記載の空気入りラジアルタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010163010A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Bridgestone Corp タイヤ
US20140034220A1 (en) * 2011-04-28 2014-02-06 Gianni Mancini Process and plant for building tyres for vehicle wheels
JP2018203201A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

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