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JP2006311952A - 金属製バットのキャップ - Google Patents

金属製バットのキャップ Download PDF

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Publication number
JP2006311952A
JP2006311952A JP2005136298A JP2005136298A JP2006311952A JP 2006311952 A JP2006311952 A JP 2006311952A JP 2005136298 A JP2005136298 A JP 2005136298A JP 2005136298 A JP2005136298 A JP 2005136298A JP 2006311952 A JP2006311952 A JP 2006311952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
bat
tip
cylindrical
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005136298A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fujii
宏一 藤井
Hiroyasu Fujii
宏康 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujii Kinzoku Kako Co Ltd
Original Assignee
Fujii Kinzoku Kako Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujii Kinzoku Kako Co Ltd filed Critical Fujii Kinzoku Kako Co Ltd
Priority to JP2005136298A priority Critical patent/JP2006311952A/ja
Publication of JP2006311952A publication Critical patent/JP2006311952A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

【課題】バット先端の内面に加工を施す必要のないキャップを提供する。
【解決手段】金属製バット1の先端6筒部分に嵌挿するためのキャップ7であって、キャップ7は、半球状の先端部8と筒状の内挿部9とからなり、内挿部9には数条の外縁10が尖ったリング状突起11をなして突出しており、外縁10がバット1の筒内径13より僅かに大きくはみ出し、バット1の先端6筒部分にキャップ7を嵌挿する際に、リング状突起11の外縁10がバット1の先端方向16に反り返ってキャップの抜け防止となるようにした金属製バット1のキャップ7を構成するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、金属製バットの先端部分を塞ぐキャップに関するものである。
金属製半製品バットは、筒状からなり、その先端部分は開放されている。金属製バットを完成させめためには、その先端部分を塞ぐ必要があり、その手段としてキャップを嵌挿する場合が多い。キャップは、半球状の先端部と先端部分に連なる筒状の内挿部とからなり、内挿部の先には突起リングの外縁が外周に突出している。従って従来は、バット先端の内面に、キャップの外縁を嵌挿させるための段部か溝部を設けられている。
バット先端の内面に、段部を設ける方法は、例えば特許文献1の先行技術がある。この方法は、図4に示すように、バットの先端を内側に曲げて段部(イ)を形成し、キャップの外縁(ロ)を接着剤とともに嵌挿させ、段部(イ)にキャップの外縁(ロ)を係合させるものである。そのため、バットの先端の曲げ加工及び切削加工が必要であり、製作工程が多くなること、及びバットの筒内に挿入する消音材や補強材が挿入しにくくなる欠点があった。
特開2004−267478号公報
また、バット先端の内面に、溝部を設ける方法は、例えば特許文献2、特許文献3、特許文献4の先行技術がある。この方法は、図5に示すように、バット先端の内面に切削加工により溝部(ハ)を設け、キャップの外縁(ニ)に接着剤を塗布するとともに溝部(ハ)にキャップの外縁(ニ)を係合させて嵌挿させるものである。そのため、内面の切削加工が必要であり、バット先端の強度が低下するという問題があった。
特開平10−155957号公報 特開平7−80103号公報 特開平6−292746号公報
そのため、特に加工の簡略化が望まれている。
上記の事情に鑑み、本発明は、バット先端の内面に加工を施す必要のないキャップの提供を課題とする。
本発明は上記目的を達成するために、金属製バットの先端筒部分に嵌挿するためのキャップであって、該キャップは、半球状の先端部と筒状の後端内挿部とからなり、該内挿部には数条の外縁が尖った突起リング形状をなして突出しており、前記外縁は前記バットの筒内径より僅かに大きくはみ出し、前記バットの先端筒部分にキャップを嵌挿した際、前記突起リングの外縁が前記バットの先端方向に反り返って前記キャップの抜け防止となるようにした金属製バットのキャップを構成するものである。
本発明の金属製バットのキャップを使用することにより、バット先端内面の曲げ加工あるいは切削加工が不要になる。
本発明の金属製バットのキャップを使用すると、消音材や補強材をバットの筒内に挿入しやすくなる。
本発明の金属製バットのキャップを使用すると、バット先端に溝部を切削する必要がないので、バット先端の強度低下を防止できる。
以下、本発明の金属製バットのキャップを、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の金属製バットの一実施例を示す一部切欠断面を含む側面図、図2は、同金属製バットの先端部分とキャップの一実施例を示す分解断面図、図3は、図2の先端部分にキャップを嵌挿した状態を示す金属製バットの先端部分の断面図である。
図1に示すバット1は、外径2がΦ50mm、内径3がΦ46mm、厚み4がΦ2mmの打球部5を備えた少年用ソフト野球のバットである。
図2に示すように、バット先端6の筒内面には、段部や溝部は加工されておらず、無加工である。金属製バットの先端筒部分に嵌挿するためのキャップ7は、半球状の先端部8とこれに連接する筒状の内挿部9とからなっている。キャップ7の材質は、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリカーボネイト、ナイロン等の樹脂のほか、硬質ポリウレタンゴム等の合成ゴムを使用することができる。
内挿部9には、数条の外縁10…10が尖ったリング状突起11…11をなして突出している。本実施例の後端内挿部9は、長さ12が60mm、内径13がΦ44mmである。リング状突起11…11は、幅が1.5mm、外縁の外径14がΦ47.5mmに形成している。従って、外縁の外径14のΦ47.5mmは、バットの筒内径Φ46mmより僅かに大きくはみ出している。リング状突起11は射出成形によって形成される。
次の図3は、バット先端6にキャップ7を、接着剤15とともに嵌挿した状態を示している。接着剤としては、セメダイン製のスーパーX等の、硬化した時にゴム質になる弾性接着剤(打球時の衝撃により、砕けないもの)が使用できる。そしてバット先端6にキャップ7を嵌挿する時には、リング状突起11…11の外縁10…10の尖った先端が、バットの先端方向15に反り返って、接着剤とともにキャップの抜け防止になる。
本発明品は、筒状からなる金属製バットのキャップとして広く利用することができる。
本発明の金属製バットの一実施例を示す一部切欠断面を含む側面図である。 同金属製バットの先端部分とキャップの一実施例を示す分解断面図である。 図2の先端部分にキャップを嵌挿した状態を示す金属製バットの先端部分の断面図である。 従来の段部を設ける方法を説明するための分解断面図である。 従来の溝部を設ける方法を説明するための分解断面図である。
符号の説明
1 バット
2 バットの外径
3 バットの内径
4 バットの厚み
5 バットの打球部
6 バットの先端
7 キャップ
8 キャップの半球状の先端部
9 キャップの後端内挿部
10 突起リングの外縁
11 リング状突起
12 後端内挿部の長さ
13 後端内挿部の内径
14 外縁の外径
15 接着剤
16 バットの先端方向
イ バット筒内の段部
ロ キャップの外縁
ハ バット筒内の溝部
ニ キャップの外縁

Claims (4)

  1. 金属製バットの先端筒部分に嵌挿するためのキャップであって、該キャップは、半球状の先端部と筒状の後端内挿部とからなり、該内挿部には数条の外縁が尖った突起リング形状をなして突出しており、前記外縁は前記バットの筒内径より僅かに大きくはみ出し、前記バットの先端筒部分にキャップを嵌挿した際、前記突起リングの外縁が前記バットの先端方向に反り返って前記キャップの抜け防止となるようにしたことを特徴とする金属製バットのキャップ。
  2. 前記バットの先端筒部分にキャップを嵌挿する際に、該嵌挿部分に接着剤を塗布した請求項1記載の金属製バットのキャップ。
  3. 前記バット先端の筒内面が、無加工である請求項1記載の金属製バットのキャップ。
  4. 前記バットの筒内径がΦ46mmに対し、前記キャップの突起リングの外径がΦ47.5mmに形成し、前記キャップの突起リングの外径が前記バットの筒内径に対して僅かに大きくはみ出した請求項1記載の金属製バットのキャップ。
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