JP2006303351A - 発光素子収納用パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体発光素子を収納するためのキャビティ部の壁面を半導体発光素子の発光効率を向上できる壁面とすることができる発光素子収納用パッケージを提供する。
【解決手段】平板状のセラミック製の基体11と、開口部13を有する平板状のセラミック製の枠体14の接合体からなり、基体11の上面と枠体14の開口部13とで形成される半導体発光素子12を収納するためのキャビティ部15を設ける発光素子収納用パッケージ10において、枠体14が3枚以上のセラミック基板16の積層体からなると共に、枠体14のセラミック基板16のそれぞれの厚さが0.025〜0.3mmからなり、しかもキャビティ部15の壁面に枠体14の開口部13で形成される複数段の階段17を有する。
【選択図】図1
【解決手段】平板状のセラミック製の基体11と、開口部13を有する平板状のセラミック製の枠体14の接合体からなり、基体11の上面と枠体14の開口部13とで形成される半導体発光素子12を収納するためのキャビティ部15を設ける発光素子収納用パッケージ10において、枠体14が3枚以上のセラミック基板16の積層体からなると共に、枠体14のセラミック基板16のそれぞれの厚さが0.025〜0.3mmからなり、しかもキャビティ部15の壁面に枠体14の開口部13で形成される複数段の階段17を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、LED(Light Emission Diode)等の半導体発光素子を搭載して収納するためのセラミック製の基体と枠体の接合体からなる発光素子収納用パッケージに関する。
従来からLED等からなる半導体発光素子を収納するための発光素子収納用パッケージとしては、プラスチックや、セラミックを用いて製造されたものが用いられている。また、近年の半導体発光素子には、光出力を大きくすることが要求されているが、この要求に対応するのに半導体発光素子にかけられる電流を増加させることで対応しようとすると、半導体発光素子自体の温度も上昇し、半導体発光素子を収納するためのパッケージがプラスチック製では、耐熱性が十分でないという問題が発生している。従って、最近では、発光素子収納用パッケージは、耐熱性の高いアルミナ(Al2O3)等からなるセラミック製のものが多く用いられている。
図3に示すように、従来のセラミック製の発光素子収納用パッケージ50は、通常、基体51用のセラミックグリーンシートにスクリーン印刷でメタライズ配線パターン用のメタライズ印刷パターンが形成される。また、枠体52用のセラミックグリーンシートには、開口部53用の貫通孔を形成した後、必要に応じて貫通孔の壁面にメタライズ金属層用のメタライズ印刷パターンが形成される。そして、発光素子収納用パッケージ50は、基体51用のセラミックグリーンシートと、枠体52用のセラミックグリーンシートが積層され、焼成されて形成した接合体からなっている。この発光素子収納用パッケージ50は、基体51の上面と枠体52の開口部53の壁面で形成されるキャビティ部54に半導体発光素子55を収納できるようになっている。そして、この半導体発光素子55は、ボンディングワイヤ56を介して外部接続端子パッド57と電気的に導通状態としている。更に、キャビティ部54内に収納された半導体発光素子55は、ガラス板や、レンズ等からなる蓋体58を枠体52の上面に接合して気密に封止している。また、セラミック製の発光素子収納用パッケージ50は、枠体52の開口部53の壁面を半導体発光素子55から発せられる光を反射させて発光効率を向上させるために利用している。しかしながら、開口部53の壁面が垂直となっている発光素子収納用パッケージ50は、半導体発光素子55から発せられる光を上方に集中させることができないので、十分に発光効率を向上させることができないという問題を有している。
メタライズ印刷パターンが形成されたセラミックグリーンシートに半導体発光素子を収納するためのキャビティ部を形成する従来のセラミック製の発光素子収納用パッケージには、枠体用のセラミックグリーンシートに開口方向が外側方向に広くなるようにプレス成形し、脱脂、焼成した後、キャビティ部壁面の導体層に貴金属めっきを施したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、セラミック窓枠の壁面部に光を反射させるための金属層を設ける従来のセラミック製の発光素子収納用パッケージには、上面に半導体発光素子を搭載するための搭載部を有する略平板状のセラミック基体の上面に、半導体発光素子を収納するための貫通孔を有するセラミック窓枠が積層して形成され、貫通孔内壁がセラミック基体上面に対して55〜70度の角度で外側に広がっていると共に、その表面に中心線平均粗さRaが1〜3μmで且つ半導体発光素子が発光する光に対する反射率が80%以上の金属層が被着されているものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前述したような従来の発光素子収納用パッケージは、未だ解決すべき次のような問題がある。
(1)半導体発光素子を収納するためのキャビティ部を形成するのに、セラミックグリーンシートをキャビティ部の開口方向に広くなるようにプレス成形して凹部を形成する場合には、セラミックグリーンシートが屈折する部分に亀裂や、破断等が発生し、絶縁体としての機能が発揮できなくなっている。
(2)半導体発光素子搭載部であるキャビティ部を形成するための枠体のすり鉢状貫通孔は、打ち抜き金型のパンチとダイスとの間のクリアランスを大きくしてセラミックグリーンシートを打ち抜くことで形成するようにしている。しかしながら、打ち抜かれたすり鉢状貫通孔の壁面は、安定した形状でなく、部分的にえぐれたような大きな凸凹が発生している。このような形状の壁面を反射面とする場合には、光の拡散が大きくなって、安定した反射光を得ることができないので、半導体発光素子の発光効率を向上させることが難しくなっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、半導体発光素子を収納するためのキャビティ部の壁面を半導体発光素子の発光効率を向上できる壁面とすることができる発光素子収納用パッケージを提供することを目的とする。
(1)半導体発光素子を収納するためのキャビティ部を形成するのに、セラミックグリーンシートをキャビティ部の開口方向に広くなるようにプレス成形して凹部を形成する場合には、セラミックグリーンシートが屈折する部分に亀裂や、破断等が発生し、絶縁体としての機能が発揮できなくなっている。
(2)半導体発光素子搭載部であるキャビティ部を形成するための枠体のすり鉢状貫通孔は、打ち抜き金型のパンチとダイスとの間のクリアランスを大きくしてセラミックグリーンシートを打ち抜くことで形成するようにしている。しかしながら、打ち抜かれたすり鉢状貫通孔の壁面は、安定した形状でなく、部分的にえぐれたような大きな凸凹が発生している。このような形状の壁面を反射面とする場合には、光の拡散が大きくなって、安定した反射光を得ることができないので、半導体発光素子の発光効率を向上させることが難しくなっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、半導体発光素子を収納するためのキャビティ部の壁面を半導体発光素子の発光効率を向上できる壁面とすることができる発光素子収納用パッケージを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る発光素子収納用パッケージは、平板状のセラミック製の基体と、開口部を有する平板状のセラミック製の枠体の接合体からなり、基体の上面と枠体の開口部とで形成される半導体発光素子を収納するためのキャビティ部を設ける発光素子収納用パッケージにおいて、枠体が3枚以上のセラミック基板の積層体からなると共に、枠体のセラミック基板のそれぞれの厚さが0.025〜0.3mmからなり、しかもキャビティ部の壁面に枠体の開口部で形成される複数段の階段を有する。
ここで、発光素子収納用パッケージは、階段の表面にメタライズ金属層を有するのがよい。
ここで、発光素子収納用パッケージは、階段の表面にメタライズ金属層を有するのがよい。
請求項1又はこれに従属する請求項2記載の発光素子収納用パッケージは、枠体が3枚以上のセラミック基板の積層体からなると共に、枠体のセラミック基板のそれぞれの厚さが0.025〜0.3mmからなり、しかもキャビティ部の壁面に枠体の開口部で形成される複数段の階段を有するので、厚さの薄いセラミック基板の積層体からなる段差の低い階段が形成されることでキャビティ部の壁面が略直線状の任意の角度を有するテーパ状にすることができ、亀裂や、破断等の発生がなく、部分的にえぐれた様な凸凹の少ない安定した反射面形状の枠体の開口部によって、半導体発光素子からの発光を効果的に反射させて発光効率を向上させることができる。
特に、請求項2記載の発光素子収納用パッケージは、階段の表面にメタライズ金属層を有するので、メタライズ金属層にめっき被膜が形成でき、更に半導体発光素子からの発光を効果的に反射させて発光効率を向上させることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施するための最良の形態について説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る発光素子収納用パッケージの平面図、A−A’線縦断面図、図2(A)〜(D)は同発光素子収納用パッケージの作製方法の説明図である。
ここに、図1(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る発光素子収納用パッケージの平面図、A−A’線縦断面図、図2(A)〜(D)は同発光素子収納用パッケージの作製方法の説明図である。
図1(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る発光素子収納用パッケージ10は、平面視して、矩形状や、多角形や、円形等からなるアルミナ(Al2O3)や、窒化アルミニウム(AlN)等の1又は複数枚からなる平板状のセラミック製の基体11を有している。この基体11の両主面のうちの一方は、LED等の半導体発光素子12を載置するための実装領域となっている。また、この発光素子収納用パッケージ10は、半導体発光素子12を囲繞するための開口部13を有する平面視して、矩形状や、多角形や、円形等からなるAl2O3や、AlN等の平板状のセラミック製の枠体14を有している。そして、発光素子収納用パッケージ10は、基体11と枠体14を接合する接合体として形成されている。この発光素子収納用パッケージ10には、半導体発光素子12を載置するための実装領域である基体11の上面と、実装領域に載置される半導体発光素子12を囲繞するための開口部13を有する枠体14を接合して形成されるキャビティ部15が設けられている。
この発光素子収納用パッケージ10は、枠体14が3枚以上(図1では5枚)のセラミック基板16の積層体からなると共に、それぞれのセラミック基板16の厚さが0.025〜0.3mmからなっている。しかも、この発光素子収納用パッケージ10は、基体11の半導体発光素子12の実装領域を外部に露出して、枠体14を形成する3枚以上のセラミック基板16のそれぞれの開口部13の大きさを基体11との接合側である下面側より上面側に行くに従って大きくなるように重ね合わせて形成して、キャビティ部15の壁面に複数段からなる階段17を設けている。この発光素子収納用パッケージ10は、キャビティ部15の壁面が薄いセラミック基板16の3枚以上の複数枚で形成される段差の低い複数段の階段17からなるので、上下に連続する開口部13部分が略直線状の任意の角度を有するテーパ状にすることができ、部分的にえぐれが発生するような凸凹のない安定した反射面形状となり、半導体発光素子12の発光効率を向上させることがことができる。
この発光素子収納用パッケージ10に用いられるセラミック基板16は、3枚以上からなることで複数段の階段17を形成することができると共に、厚さが薄いほど段差の低い階段17を形成することができ、上下に連続する開口部13が略直線状の任意の角度を有するテーパ状にすることができる。しかしながら、セラミック基板16は、厚さが0.025mmを下まわると、セラミック基板16の焼成前のセラミックグリーンシートの厚さが薄くなりすぎるので、セラミックグリーンシートの作製が難しくなると同時に、取り扱いが容易でなく発光素子収納用パッケージ10のコストアップとなる。また、セラミック基板16は、厚さが0.3mmを超えると、1つの階段17の垂直部の高さが大きくなりすぎるので、半導体発光素子12から発せられる光を反射させて上方に集中させることが難しくなり、十分に発光効率を向上させることができなくなる。
この発光素子収納用パッケージ10は、基体11の一方の主面側であるキャビティ部15の底面に半導体発光素子12を搭載してパッケージの外部と電気的に導通状態とするためにタングステン(W)や、モリブデン(Mo)等の高融点金属からなるメタライズ配線パターンを設けている。このメタライズ配線パターンは、例えば、半導体発光素子12を載置するためのダイボンドパッド18や、半導体発光素子12とボンディングワイヤ19で電気的に導通状態とするためのボンディングパッド20等として形成されている。また、メタライズ配線パターンは、ダイボンドパッド18や、ボンディングパッド20からビア導体21等を介して基体11の他方の主面側で接続し、あるいは、枠体14の上面側で接続し(図示せず)、外部端子と電気的に導通状態とするための外部接続端子パッド22等として形成されている。
この発光素子収納用パッケージ10には、階段17の表面にWや、Mo等の高融点金属からなるメタライズ金属層を設けることができる。更に、このメタライズ金属層の上面には、銀(Ag)等からなる貴金属めっき被膜を形成して、半導体発光素子12からの発光を更に効率的に反射させて、発光効率を向上させることができる。
ここで、図2(A)〜(D)を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る発光素子収納用パッケージ10の作製方法を説明する。発光素子収納用パッケージ10を作製するためのセラミック基板16には、通常、Al2O3や、AlN等のセラミックからなるセラミックグリーンシートが用いられている。このセラミックグリーンシートが例えば、Al2O3セラミックからなる場合には、Al2O3粉末にマグネシア、シリカ、カルシア等の焼結助剤を適当量加えた粉末に、ジオクチルフタレート等の可塑剤と、アクリル樹脂等のバインダー、及び、トルエン、キシレン、アルコール類等の溶剤が加えられ、十分に混練した後、脱泡して粘度2000〜40000cpsのスラリーが作成され、ドクターブレード法等によって、所望の厚さからなるロール状のシートに形成され、適当な大きさにカットしてセラミックグリーンシートが作製されている。
図2(A)に示すように、セラミックグリーンシートは、基体11用として1又は複数枚が準備されるが、ここでは、例えば、1枚からなる第1のセラミックグリーンシート23を準備している。この第1のセラミックグリーンシート23には、必要に応じてビア導体21を形成するためのビア用貫通孔を打抜き金型や、パンチングマシーン等を用いて穿設して形成している。そして、第1のセラミックグリーンシート23の上面側には、Wや、Mo等の高融点金属からなるメタライズペーストを用いてスクリーン印刷してダイボンドパッド18、ボンディングパッド20、及びビア導体21等のメタライズ配線パターン用のメタライズ印刷パターン24を形成している。また、第1のセラミックグリーンシート23の下面側には、Wや、Mo等の高融点金属からなるメタライズペーストを用いてスクリーン印刷してそれぞれの外部接続端子パッド22等のメタライズ配線パターン用のメタライズ印刷パターン24aを形成している。
図2(B)に示すように、セラミックグリーンシートは、枠体14用としてそれぞれの焼成後の厚さが0.025〜0.3mmの範囲になる3枚以上が準備されるが、ここでは、例えば、それぞれの焼成後の厚さが0.15mmになる5枚の第2のセラミックグリーンシート25を準備している。この5枚の第2のセラミックグリーンシート25のそれぞれには、重ね合わせて焼成後の積層体に開口部13ができるように、上方から順次段階的に小さくなる開口部13用の貫通孔26、26a、26b、26c、26dを5種類のピンと、ダイスからなる打抜き金型で打抜いて形成している。この打抜き金型で打抜いた貫通孔26、26a、26b、26c、26dは、ピンの径と、ダイスの孔径とのクリアランスを小さくして壁面を略垂直に形成できるので、貫通孔26、26a、26b、26c、26dの壁面に部分的にえぐれた様な凸凹を発生させることなく安定した反射面形状とすることができる。
なお、5枚の第2のセラミックグリーンシート25が重ね合わされて形成される枠体14の階段17の表面にメタライズ金属層を形成する場合には、重ね合わせる前の5枚のそれぞれの第2のセラミックグリーンシート25の貫通孔26、26a、26b、26c、26dの壁面、及び貫通孔26、26a、26b、26c、26dの上面側周縁部にWや、Mo等の高融点金属からなる導体ペーストを用いてスクリーン印刷してメタライズ印刷パターンを形成した後、5枚の第2のセラミックグリーンシート25を重ね合わせている。あるいは、メタライズ金属層を形成する場合には、5枚の第2のセラミックグリーンシート25を重ね合わせた後に、全ての貫通孔26、26a、26b、26c、26dの壁面、及び貫通孔26、26a、26b、26c、26dの上面側周縁部にWや、Mo等の高融点金属からなる導体ペーストを用いてスクリーン印刷して一度にメタライズ印刷パターンを形成している。このメタライズ金属層上には、Agめっき被膜等が形成でき半導体発光素子12からの発光を更に効果的に反射できる反射層を形成することができる。
次に、図2(C)に示すように、第1のセラミックグリーンシート23と、第2のセラミックグリーンシート25は、重ね合わされて温度と圧力をかけて押圧して接着している。
次に、図2(D)に示すように、重ね合わされた第1のセラミックグリーンシート23と、第2のセラミックグリーンシート25は、還元雰囲気中の1600℃程度の温度で第1のセラミックグリーンシート23、第2のセラミックグリーンシート25、及びメタライズ印刷パターン24、24aを同時焼成して約30%程度収縮させ、メタライズ配線パターンを設ける基体11と枠体14からなる発光素子収納用パッケージ10としている。なお、発光素子収納用パッケージ10には、必要に応じて、外部に露出する金属部分にNiめっき被膜及びAuめっき被膜や、Agめっき被膜等の貴金属めっき被膜が施される。
本発明の発光素子収納用パッケージは、LED等からなる半導体発光素子を搭載させて発光効率を向上できる照明や、ディスプレイ等に用いることができる。
10:発光素子収納用パッケージ、11:基体、12:半導体発光素子、13:開口部、14:枠体、15:キャビティ部、16:セラミック基板、17:階段、18:ダイボンドパッド、19:ボンディングワイヤ、20:ボンディングパッド、21:ビア導体、22:外部接続端子パッド、23:第1のセラミックグリーンシート、24、24a:メタライズ印刷パターン、25:第2のセラミックグリーンシート、26、26a、26b、26c、26d:貫通孔
Claims (2)
- 平板状のセラミック製の基体と、開口部を有する平板状のセラミック製の枠体の接合体からなり、前記基体の上面と前記枠体の開口部とで形成される半導体発光素子を収納するためのキャビティ部を設ける発光素子収納用パッケージにおいて、
前記枠体が3枚以上のセラミック基板の積層体からなると共に、前記枠体の前記セラミック基板のそれぞれの厚さが0.025〜0.3mmからなり、しかも前記キャビティ部の壁面に前記枠体の前記開口部で形成される複数段の階段を有することを特徴とする発光素子収納用パッケージ。 - 請求項1記載の発光素子収納用パッケージにおいて、前記階段の表面にメタライズ金属層を有することを特徴とする発光素子収納用パッケージ。
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