[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2006300260A - 伸縮軸 - Google Patents

伸縮軸 Download PDF

Info

Publication number
JP2006300260A
JP2006300260A JP2005125208A JP2005125208A JP2006300260A JP 2006300260 A JP2006300260 A JP 2006300260A JP 2005125208 A JP2005125208 A JP 2005125208A JP 2005125208 A JP2005125208 A JP 2005125208A JP 2006300260 A JP2006300260 A JP 2006300260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
male
female
peripheral portion
grease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005125208A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Nakatani
真也 中谷
Yasunobu Fujita
安伸 藤田
Atsushi Yokouchi
敦 横内
Yasuhisa Yamada
康久 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2005125208A priority Critical patent/JP2006300260A/ja
Publication of JP2006300260A publication Critical patent/JP2006300260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/007Hybrid linear bearings, i.e. including more than one bearing type, e.g. sliding contact bearings as well as rolling contact bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/20Land vehicles
    • F16C2326/24Steering systems, e.g. steering rods or columns
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/12Arrangements for adjusting play
    • F16C29/123Arrangements for adjusting play using elastic means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C3/00Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
    • F16C3/02Shafts; Axles
    • F16C3/03Shafts; Axles telescopic
    • F16C3/035Shafts; Axles telescopic with built-in bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

【課題】 摺動部分の耐摩耗性を高め、耐久性に優れる伸縮軸を提供する。
【解決手段】 車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ摺動自在に嵌合し、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部とが互いに接触して回転の際にトルクを伝達する伸縮軸において、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部との間隙に、ウレア化合物を増ちょう剤とし、二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物の少なくとも1種を含有するグリース、またはウレア化合物を増ちょう剤とし、金属石けんをグリース全量の3〜10質量%の割合で含有するグリースを封入した伸縮軸。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のステアリングシャフト等に組み込まれる伸縮軸に関する。
従来、自動車の操縦機構部では、自動車が走行する際に発生する軸方向の変位を吸収し、ステアリングホイール上にその変位や振動を伝えないために雄軸と雌軸とをスプライン嵌合した伸縮軸を操舵機構部の一部に使用している。伸縮軸にはスプライン部の軸方向摺動時における摺動抵抗を低減することが要求される。
このようなことから、伸縮軸の雄軸のスプライン部に対して、ナイロン膜をコーティングし、更に摺動部にグリースを塗布して摺動抵抗の低減を行ってきている。また、内側シャフトの外周部と外側シャフトの内周部とに設けられた溝部に、内側シャフトの溝部とボールとの間に弾性体を介してボールを配置し、軸方向の移動の際にはボールを転動させることによって雄軸と雌軸の摺動荷重を減少させるとともに、回転の際にはボールを拘束してトルクを伝達する車両ステアリング用伸縮軸が知られている(特許文献1参照)。この車両ステアリング用伸縮軸ではさらに、ボールの破損時でもトルクの伝達を可能とするために、ある遊びを持った組合せ断面を有する雄溝及び雌溝が、内側シャフト及び外側シャフトに設けられている。
特開2001−50293号公報
しかしながら、このようなスプライン嵌合した伸縮軸でも軸方向へ伸縮する際に摺動部分が摩耗して、回転方向にガタが発生することがあり、操舵感に悪影響を及ぼすことがある。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、摺動部分の耐摩耗性を高め、耐久性に優れる伸縮軸を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は下記の伸縮軸を提供する。
(1)車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ摺動自在に嵌合し、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部とが互いに接触して回転の際にトルクを伝達する伸縮軸において、
前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部との間隙に、ウレア化合物を増ちょう剤とし、二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物の少なくとも1種を含有するグリースを封入したことを特徴とする伸縮軸。
(2)車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ摺動自在に嵌合し、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部とが互いに接触して回転の際にトルクを伝達する伸縮軸において、
前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部との間隙に、ウレア化合物を増ちょう剤とし、金属石けんをグリース全量の3〜10質量%の割合で含有するグリースを封入したことを特徴とする伸縮軸。
(3)前記ウレア化合物が、下記一般式〔I〕で表されるウレア化合物であることを特徴とする上記(1)または(2)記載の伸縮軸。
Figure 2006300260
(式中、R、Rは、RとRの合計の50モル%以上が脂環式脂肪族炭化水素及び芳香族炭化水素基であり、Rは炭素数6〜15の芳香族単価水素基である。)
本発明の伸縮軸は、封入グリースが特定の増ちょう剤及び添加剤を含むことから、摺動部の摩耗が少なく、耐久性に優れたものとなり、操舵感の悪化を防ぐことができる。
以下、本発明に関して図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。図1において、車体側のメンバ100にアッパブラケット101とロアブラケット102とを介して取り付けられたアッパステアリングシャフト部120(ステアリングコラム103と、ステアリングコラム103に回転自在に保持されたステアリングシャフト104を含む)と、ステアリングシャフト104の上端に装着されたステアリングホイール105と、ステアリングシャフト104の下端にユニバーサルジョイント106を介して連結されたロアステアリングシャフト部107と、ロアステアリングシャフト部107に操舵軸継手108を介して連結されたピニオンシャフト109と、ピニオンシャフト109に連結したステアリングラック軸112と、このステアリングラック軸112を支持して車体の別のフレーム110に弾性体111を介して固定されたステアリングラック支持部材113とから操舵機構部が構成されている。
また、ロアステアリングシャフト部107及びアッパステアリングシャフト部120は伸縮軸を備えている。伸縮軸としては、例えば図2及び図3に示すように、雌軸6の内周面には、雌スプラインが形成してあると共に、雄軸5は、その外周面に雄スプラインを形成したスプライン摺動部20と、このスプライン摺動部20より小径の軸部21とを備えている。雌軸6は、その端部に、雄軸5の摺動部20が抜け出ることを防止するための抜止め部30を備えている。また、スプライン摺動部20の抜止め部側の部位20aを除いてポリアミド膜がコーティングしてある。
伸縮軸は、図4及び図5に示す構成にすることもできる。この伸縮軸では、雄軸41に、雌軸42がスプラインまたはセレーション嵌合してある。雄軸41の端部内周面には、拡径部材46を挿入するための円筒状の座部43が形成してあるとともに、この座部43の一部に調整ネジ47を通挿するための貫通孔44が径方向に形成してある。雌軸42の端部には、貫通孔44に対応して、調整ネジ47を通挿するための貫通孔45が径方向に形成してある。また、雄軸41の座部43には、雄軸41を径方向に押圧するための拡径部材46が挿入してあるとともに、この拡径部材46には、この拡径部材46を拡径するための調整ネジ47が径方向に螺合してある。そして、拡径部材46には、調整ネジ47に螺合するための雌ネジを径方向に有する螺合部48が設けてあるとともに、この螺合部48に対向するようにして、調整ネジ47の先端部を支持する受け部49が設けてある。これら螺合部48と受け部49とは外径側に雄軸41の内側円筒状座部43に接触する凸円周状部をそれぞれ有している。更に、拡径部材46には、螺合部48と受け部49とを径方向に弾性変形可能に一体に連結する連結部50が設けてある。
この伸縮軸では、雄軸41に雌軸42をスプライン嵌合して組み付けた後、貫通孔44と45とを径方向に揃えて貫通孔44,45を介して調整ネジ47を締め付けながら径方向内方に移動すると、拡径部材46の螺合部48と受け部49との径方向の間隔が拡がり、雄軸41を雌軸42に対して径方向外方に押圧する。そして、調整ネジ47の締め付け力を調整することにより、雌軸42に対する雄軸41の径方向の押圧力を調整することができ、これにより、両軸41,42の摺動抵抗を容易に調整できるとともに、両軸41,42のガタ付きを確実に防止することができる。また、両軸41,42の組み付け後であっても、摺動抵抗の調整を容易に行うことができるため、作業効率を向上することができる。尚、拡径部材46の螺合部48の符号51で示す箇所には、調整ネジ47の緩み防止のため、加締めが予め形成してある。
また、伸縮軸は、図6及び図7に示す構成にすることもできる。雄軸61の外周面には、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝63が延在して形成してある。これに対応して、雌軸62の内周面にも、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝65が延在して形成してある。雄軸61の軸方向溝63と、雌軸62の軸方向溝65との間に、両軸61、62の軸方向相対移動の際に転動する複数の剛体の球状体67(転動体、ボール)が転動自在に介装してある。尚、雌軸62の軸方向溝65は、断面略円弧状若しくはゴシックアーチ状である。また、雄軸61の軸方向溝63は、傾斜した一対の平面状側面63aと、これら一対の平面状側面63aの間に平坦に形成した底面63bとから構成されている。
雄軸61の軸方向溝63と、球状体67との間には、球状体67に接触して予圧するための板バネ69が介装してある。この板バネ69は、図6(B)に示すように、球状体67に2点で接触する球状体側接触部69aと、球状体側接触部69aに対して略周方向に所定間隔をおいて離間してあるとともに雄軸61の軸方向溝63の平面状側面63aに接触する溝面側接触部69bと、球状体側接触部69aと溝面側接触部69bを相互に離間する方向に弾性的に付勢する付勢部69cと、軸方向溝63の底面63bに対向した底部69dと、を有している。この付勢部69cは、略U字形状で略円弧状に折曲した折曲形状であり、この折曲形状の付勢部69cによって、球状体側接触部69aと溝面側接触部69bを相互に離間するように弾性的に付勢することができる。
図7に示すように、雄軸61の外周面には、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝64が延在して形成してある。これに対応して、雌軸62の内周面にも、周方向に120度間隔(位相)で等配した3個の軸方向溝66が延在して形成してある。雄軸61の軸方向溝64と、雌軸62の軸方向溝66との間に、両軸61、62の軸方向相対移動の際に滑り摺動する複数の剛体の円柱体68(摺動体、ニードルローラ)が微小隙間をもって介装してある。尚、これら軸方向溝64、66は、断面略円弧状若しくはゴシックアーチ状である。
また、図6に示すように、雄軸61の端部には、弾性体付ストッパープレート70が設けてあり、この弾性体付ストッパープレート70により、球状体67、円柱体68、板バネ69の脱落を防止している。
この伸縮軸では、雄軸61と雌軸62の間に球状体67を介装し、板バネ69により、球状体67を雌軸62に対してガタ付きのない程度に予圧してあり、トルク非伝達時は、雄軸61と雌軸62との間のガタ付きを確実に防止することができるとともに、雄軸61と雌軸62は軸方向に相対移動する際には、ガタ付きのない安定した摺動荷重で摺動することができる。トルク伝達時には、板バネ69が弾性変形して球状体67を周方向に拘束するとともに、雄軸61と雌軸62との間に介装した3列の円柱体68が主なトルク伝達の役割を果たす。例えば、雄軸41からトルクが入力された場合、初期の段階では、板バネ69の予圧がかかっているため、ガタ付きはなく、板バネ69がトルクに対する反力を発生させてトルクを伝達する。この時は、雄軸61・板バネ69・球状体67・雌軸62間の伝達トルクと入力トルクがつりあった状態で全体的なトルク伝達がなされる。更にトルクが増大していくと、円柱体68を介した雄軸61、雌軸62の回転方向の隙間がなくなり、以後のトルク増加分を、雄軸61、雌軸62を介して、円柱体68が伝達する。そのため、雄軸6と雌軸62の回転方向ガタを確実に防止するとともに、高剛性の状態でトルクを伝達することができる。
上記の如く構成される各伸縮軸の雄軸の外周部と雌軸の内周部との間隙には、下記に示す第1のグリースまたは第2のグリースが封入される。
(第1のグリース)
第1のグリースは、ウレア化合物を増ちょう剤とし、二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物の少なくとも1種を必須添加剤として含有するものである。
グリースの基油は、その種類を制限されるものではないが、鉱油系潤滑油及び合成潤滑油を好適に使用することができる。鉱油系潤滑油は制限されるものではないが、例えば、パラフィン系鉱物油、ナフテン系鉱物油及びそれらの混合油を使用することができ、特に減圧蒸留、油剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土精製、水素化精製等を適宜組み合わせて精製したものが好ましい。また、合成潤滑油も制限されるものでないが、例えば、合成炭化水素油、エーテル油、エステル油及びフッ素油を使用することができる。具体的には、合成炭化水素油としてはポリα−オレフィン油等を、エーテル油としてはジアルキルジフェニルエーテル油、アルキルトリフェニルエーテル油、アルキルテトラフェニルエーテル油等を、エステル油としてはジエステル油、ネオペンチル型ポリオールエステル油、またはこれらのコンプレックスエステル油、芳香族エステル油等をそれぞれ挙げることができる。これらの潤滑油は、単独でも、複数種を適宜組み合わせて使用してもよい。
また、基油は、40℃における動粘度が20〜185mm/sであることが好ましく、24〜132mm/sであることがより好ましい。動粘度が20mm/s(40℃)未満では耐摩耗性の改善に効果が得られず、185mm/s(40℃)を越えると摺動接触部に基油が入り込み難く、雄軸の外周部と雌軸の内周部とが互いに接触する摺動面でのスティックスリップ現象を抑制し難くなる。
増ちょう剤のウレア化合物として、モノウレア系、ジウレア系、トリウレア系、テトラウレア系、ウレタン系、ナトリウムテレフタラメート系の有機化合物等が挙げられる。これらの増ちょう剤は、それぞれ単独でも、2種以上を混合して配合してもよい。ウレア化合物は、摺動時に金属表面に保護膜を形成し、より良好な摩擦特性を付与することができる。
増ちょう剤の含有量は、グリース全量の5〜30質量%が好ましい。5質量%より少ないとグリース状態を維持することが困難となり、30質量%より多くなると硬くなりすぎて十分な潤滑状態が得られない。特に、15質量%以上であると、保護膜形成が一層強固となりスティックスリップ現象を抑制できる。
ウレア化合物の中ではジウレア化合物が耐熱性を有し、油保持性に優れ、安価であるため、車両ステアリング用伸縮軸に好適に使用できる増ちょう剤である。中でも、下記一般式〔I〕で表されるジウレア化合物が好ましい。
Figure 2006300260
式中、Rは炭素数6〜15の芳香族系炭化水素基を表し、R、Rは炭化水素基または縮合炭化水素基を表す。縮合炭化水素基の好ましい炭素数は9〜19である。また、R、Rにおいて炭化水素基は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基の何れでもよく、脂肪族炭化水素基は脂環式脂肪族炭化水素基であってもよい。更に、R、Rは同一でも、異なっていてもよい。
更には、R、Rにおいて、脂環式脂肪族炭化水素基と芳香族炭化水素基の合計が50モル%以上であることが好ましい。このようなウレア化合物は、他のウレア化合物と比べて結晶当たりの面積及び体積が小さいため、伸縮軸に封入された場合、境界潤滑状態においても摺動面表面に密に存在してより強固な保護膜となる。
この一般式〔I〕で表されるジウレア化合物は、基油中で、Rを骨格中に含むジイソシアネート1モルに対して、RまたはRを骨格中に含むモノアミンを合計で2モルの割合で反応させることにより得られる。
を骨格中に含むジイソシアネートとしては、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ビフェニレンジイソシアネート、ジメチルジフェニレンジイソシアネート、あるいはこれらのアルキル置換体等を好適に使用できる。
またはRとして炭化水素基(芳香族炭化水素基、脂環式脂肪族炭化水素基含む)を骨格中に含むモノアミンとしてはアニリン、シクロヘキシルアミン、オクチルアミン、トルイジン、ドデシルアニリン、オクタデシルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、ノニルアミン、エチルヘキシルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシルアミン、ナノデシルアミン、エイコデシルアミン、オレイルアミン、リノレイルアミン、リノレニルアミン、メチルシクロヘキシルアミン、エチルシクロヘキシルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ジエチルシクロヘキシルアミン、ブチルシクロヘキシルアミン、プロピルシクロヘキシルアミン、アミルシクロヘキシルアミン、シクロオクチルアミン、ベンジルアミン、ベンズヒドリルアミン、フェネチルアミン、メチルベンジルアミン、ビフェニルアミン、フェニルイソプロピルアミン、フェニルヘキシルアミン等を好適に使用できる。
また、RまたはRとして縮合環炭化水素基を骨格中に含むモノアミンとして、例えばアミノインデン、アミノインダン、アミノ−1−メチレンインデン等のインデン系アミン化合物、アミノナフタレン(ナフチルアミン)、アミノメチルナフタレン、アミノエチルナフタレン、アミノジメチルナフタレン、アミノカダレン、アミノビニルナフタレン、アミノフェニルナフタレン、アミノベンジルナフタレン、アミノジナフチルアミン、アミノビナフチル、アミノ−1,2−ジヒドロナフタレン、アミノ−1,4−ジヒドロナフタレン、アミノテトラヒドロナフタレン、アミノオクタリン等のナフタレン系アミノ化合物、アミノペンタレン、アミノアズレン、アミノヘプタレン等の縮合二環系アミン化合物、アミノフルオレン、アミノ−9−フェニルフルオレン等のアミノフルオレン系アミン化合物、アミノアントラレン、アミノメチルアントラセン、アミノジメチルアントラセン、アミノフェニルアントラセン、アミノ−9,10−ジヒドロアントラセン等のアントラセン系アミン化合物、アミノフェナントレン、アミノ−1,7−ジメチルフェナントレン、アミノレテン等のフェナントレンアミン化合物、アミノビフェニレン、アミノ−s−インダセン、アミノ−as−インダセン、アミノアセナフチレン、アミノアセナナフテン、アミノフェナレン等の縮合三環系アミン化合物、アミノナフタセン、アミノクリセン、アミノピレン、アミノトリフェニレン、アミノベンゾアントラセン、アミノアセアントリレン、アミノアセアントレン、アミノアセフェナントリレン、アミノアセフェナントレン、アミノフルオランテン、アミノプレイアデン等の縮合四環系アミン化合物、アミノペンタセン、アミノペンタフェン、アミノピセン、アミノペリレン、アミノジベンゾアントラセン、アミノベンゾピレン、アミノコラントレン等の縮合五環系アミン化合物、アミノコロネン、アミノピラントレン、アミノドオラントレン、アミノイソビオラントレン、アミノオバレン等の縮合多環系(六環以上)アミン化合物等が好適に用いられる。
二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物は、何れも極圧添加剤として機能するものであり、グリース全量の0.5〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%添加される。二硫化モリブデンは固体潤滑剤として広く使用されているものである。この二硫化モリブデンは層状格子構造をしており、滑り運動によって容易に薄層状にせん断され、金属接触を防ぐことが可能である。0.5質量%未満では効果が期待できず、10質量%を超えて添加しても効果が飽和する。
また、有機モリブデン化合物は、摺動面である金属面に吸着して反応性に富む被膜(反応膜層)を形成し、耐摩耗性を向上させることができる。有機モリブデン化合物の中でも、モリブデンジチオフォスフェート(Mo−DTP)、モリブデンジチオカーバメート(Mo−DTC)等がこのような効果が高く、好ましい。
同様の反応膜層を形成する金属ジヒドロカルビルジチオフォスフェート類、金属ジヒドロカルビルジチオカーバメート類、ナフテン酸塩類等の有機金属化合物を、必要に応じて併用することもできる。金属ジヒドロカルビルジチオフォスフェート類としては、各ヒドロカルビル基がC〜C20である金属ジヒドロカルビルジチオフォスフェートで、例えばジンクジメチルジチオフォスフェート、ジンクブチルイソオクチルジチオフォスフェート、ジンクジ(4−メチル−2−ペンチル)ジチオフォスフェート、ジンクジ(テトラプロペニルフェニル)ジチオフォスフェート、ジンク(2−エチル−1−ヘキシル)ジチオフォスフェート、ジンク(イソオクチル)ジチオフォスフェート、ジンク(エチルフェニル)ジチオフォスフェート、ジンク(アミル)ジチオフォスフェート、ジンクジ(ヘキシル)ジチオフォスフェート、あるいは金属として上記亜鉛(ジンク)の他、鉛、カドミウム、アンチモンなどのものが好ましい。
上記金属ジヒドロカルビルジチオカーバメート類は、各ヒドロカルビル基がC〜C20である金属ジヒドロカルビルジチオカーバメートで、例えばジンクジメチルジチオカーバメート、ジンクブチルイソオクチルジチオカーバメート、ジンクジ(4−メチル−2−ペンチル)ジチオカーバメート、ジンクジ(テトラプロペニルフェニル)ジチオカーバメート、ジンク(2−エチル−1−ヘキシル)ジチオカーバメート、ジンク(イソオクチル)ジチオカーバメート、ジンク(エチルフェニル)ジチオカーバメート、ジンク(アミル)ジチオカーバメート、ジンクジ(ヘキシル)ジチオカーバメート、或いは金属として上記亜鉛(ジンク)の他、鉛、カドミウム、アンチモン、ニッケル、鉄等のものが好ましい。
その他、同様の効果が得られるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)も使用できる。ポリテトラフルオロエチレンの凝集エネルギーは他の高分子化合物に較べて小さく、しかも臨界界面張力が非常に低いため、摺動部に存在するポリテトラフルオロエチレン粒子が摺動によるせん断応力によって微小薄片となり、摺動部の相手材に展着しやすく、これにより摺動部に優れた潤滑性を付与する。中でも、分子量が数千〜数10万のポリテトラフルオロエチレンが好ましい。
グリースには、必要に応じて、耐荷重添加剤、酸化防止剤、錆止め剤、防食剤等、通常グリースに添加される添加剤を含有させることができる。その添加量は、合計でグリース全量の10質量%以下が好ましい。
また、グリースは、適度の流動性を確保するために、混和ちょう度で220〜340とすることが好ましい。
(第2のグリース)
第2のグリースは、ウレア化合物を増ちょう剤とし、金属石けんをグリース全量の3〜10質量%の割合で添加したものである。
尚、基油は、動粘度が20〜200mm/s(40℃)が好ましく、30〜150mm/s(40℃)がより好ましい事意外は、第1のグリースと同様である。また、ウレア化合物は第1のグリースと同様である。更に、二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物以外の添加剤を同様に添加することができる。
金属石けんは金属表面保護剤として機能し、中でも、ステアリン酸リチウム、12−ヒドロキシスエテアリン酸リチウム、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸バリウム、12−ヒドロキシステアリン酸バリウム、ステアリン酸ナトリウム、12−ヒドロキステアリン酸ナトリウム等が好ましく、ステアリン酸リチウムは摩擦係数低減効果に優れることから特に好ましい。
金属石けんの添加量は、グリース全量の3〜10質量%が好ましく、5〜10質量%がより好ましい。添加量が3質量%未満では摩擦摩耗に対する効果が低く、10質量%を越えると相対的に基油量が減り、潤滑性能が低下する。
以下に試験例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。尚、添加量はグリース全量に対する値である。
(試験−1:第1のグリースの検証)
表1に示す配合にて試験グリースを調製した。尚、極圧添加剤の添加量は、実施例1では単独で3質量%し、実施例2、実施例3及び比較例2では、それぞれを当量ずつ合計で3質量%とした。そして、各試験グリースを用い、ステアリング機構をシミュレートした試験機にて、温度サイクルを与えながら、ジョイント角度を30°で固定して、時計回り及び反時計回りに交互にトルクを短波形で入力し、規定回数繰り返しスライドさせた。そのときの伸縮軸の初期遊び量と試験後の遊び量との差分(増加量)を求め、増加量が一定値を超えたものを不合格とした。結果を表1の摩耗試験の欄に示すが、不合格に「×」、合格に「○」を付した。
また、試験グリースを用い、同ステアリング機構に、ジョイント角度を30°で固定して、回転方向にトルクを入力し、繰り返しスライドさせた。そして、伸縮軸外径部の加速度を測定することでスティックスリップの発生の有無を評価した。結果を表1のスティックスリップ試験の欄に示すが、スティックスリップが発生した場合に「有り」、発生しない場合に「無し」を付した。
Figure 2006300260
上記試験結果から、本発明に従い、ジウレア化合物を増ちょう剤とし、二硫化モリブデンまたは有機モリブデン化合物を添加したグリースを封入することで、耐摩耗性が高まり、スティックスリップの発生が抑えられることがわかる。
(試験−2:第2のグリースの検証)
表2に示す配合にて試験グリースを調製した。そして、試験−1と同様にして、スティックスリップの発生の有無を評価した。結果を表2に示す。
Figure 2006300260
上記試験結果から、本発明に従い、ジウレア化合物を増ちょう剤とし、金属石けんを3〜10質量%添加したグリースを封入することで、スティックスリップの発生が抑えられることがわかる。
(試験−3:ウレア化合物の検証)
表3に示す配合にて試験グリースを調製した。尚、何れの試験グリースにも、ジアルキルジフェニルアミン(酸化防止剤)を1質量%、カルシウムスルフォネート(防錆剤)を1質量、二硫化モリブデン(極圧添加剤)を2質量%添加した。そして、試験−1と同様にして、摩耗試験を行った。結果を表3に示す。
Figure 2006300260
上記試験結果から、本発明に従い、一般式〔I〕で表されるジウレア化合物を増ちょう剤に用いることで、耐摩耗性が高まることがわかる。
本発明の伸縮軸を適用した自動車の操舵機構部の側面図である。 ロアステアリングシャフト部及びアッパステアリングシャフト部における、伸縮軸の一例を示す縦断面図である。 図2に示す伸縮軸の雌軸端部に沿った横断面図である。 伸縮軸の他の例を示す縦断面図である。 図4のAA断面図である。 伸縮軸の更に他の例を示す縦断面図である。 図7のXX断面図である。
符号の説明
5,41,61 雄軸
6,42,62 雌軸
20 スプライン摺動部
46 拡径部材
47 調整ネジ
63,65 軸方向溝
67 球状体
69 板バネ
104 ステアリングシャフト
107 ロアステアリングシャフト部(伸縮軸)
120 アッパステアリングシャフト部

Claims (3)

  1. 車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ摺動自在に嵌合し、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部とが互いに接触して回転の際にトルクを伝達する伸縮軸において、
    前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部との間隙に、ウレア化合物を増ちょう剤とし、二硫化モリブデン及び有機モリブデン化合物の少なくとも1種を含有するグリースを封入したことを特徴とする伸縮軸。
  2. 車両のステアリングシャフトに組み込み、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ摺動自在に嵌合し、前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部とが互いに接触して回転の際にトルクを伝達する伸縮軸において、
    前記雄軸の外周部と前記雌軸の内周部との間隙に、ウレア化合物を増ちょう剤とし、金属石けんをグリース全量の3〜10質量%の割合で含有するグリースを封入したことを特徴とする伸縮軸。
  3. 前記ウレア化合物が、下記一般式〔I〕で表されるウレア化合物であることを特徴とする請求項1または2記載の伸縮軸。
    Figure 2006300260
    (式中、R、Rは、RとRの合計の50モル%以上が脂環式脂肪族炭化水素及び芳香族炭化水素基であり、Rは炭素数6〜15の芳香族単価水素基である。)
JP2005125208A 2005-04-22 2005-04-22 伸縮軸 Pending JP2006300260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125208A JP2006300260A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 伸縮軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125208A JP2006300260A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 伸縮軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006300260A true JP2006300260A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37468787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005125208A Pending JP2006300260A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 伸縮軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006300260A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069659A1 (ja) * 2005-12-13 2007-06-21 Nsk Ltd. 車両ステアリングシャフト用伸縮軸及び前記伸縮軸の潤滑用グリース組成物
JP2009121529A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Nsk Ltd 伸縮軸の製造方法、及び、この製造方法によって製造した伸縮軸
KR100917114B1 (ko) 2007-11-29 2009-09-11 쌍용자동차 주식회사 자동차용 스티어링칼럼과 스티어링기어박스 연결장치
WO2012165454A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 日本精工株式会社 ステアリング装置
JP2017109644A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 日本精工株式会社 車両ステアリングシャフト用伸縮軸及び電動パワーステアリング装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069659A1 (ja) * 2005-12-13 2007-06-21 Nsk Ltd. 車両ステアリングシャフト用伸縮軸及び前記伸縮軸の潤滑用グリース組成物
US8262484B2 (en) 2005-12-13 2012-09-11 Nsk Ltd. Telescopic shaft for vehicle steering shaft and grease composition for lubricating telescopic shaft
JP2009121529A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Nsk Ltd 伸縮軸の製造方法、及び、この製造方法によって製造した伸縮軸
KR100917114B1 (ko) 2007-11-29 2009-09-11 쌍용자동차 주식회사 자동차용 스티어링칼럼과 스티어링기어박스 연결장치
WO2012165454A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 日本精工株式会社 ステアリング装置
US8955407B2 (en) 2011-05-30 2015-02-17 Nsk Ltd. Steering apparatus
JP2017109644A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 日本精工株式会社 車両ステアリングシャフト用伸縮軸及び電動パワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10584750B2 (en) Grease composition and grease-filled wheel bearing
EP2687584B1 (en) Grease composition
JP5012021B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置用グリース組成物及び一方向クラッチ内臓型回転伝達装置
EP2660305B1 (en) Grease composition, grease prelubricated bearing, universal joint and linear motion device
JP7042375B2 (ja) ハブユニット
JP5738712B2 (ja) グリース組成物
WO2016031998A1 (ja) グリース組成物
EP2913385A1 (en) Grease composition
JP6736041B2 (ja) グリース組成物および車両用転動装置
JPWO2006070893A1 (ja) 伸縮軸
JP2006300260A (ja) 伸縮軸
WO2021070888A1 (ja) 車軸用軸受、グリース組成物、および転がり玉軸受
KR20180035665A (ko) 차량용 롤링 장치
JP4829523B2 (ja) 等速ジョイント用グリースおよび等速ジョイント
JP6919799B2 (ja) 車両用転動装置
WO2020218239A1 (ja) 円すいころ軸受用グリース組成物および円すいころ軸受
JP2006321449A (ja) 車両用ステアリング伸縮軸
JP2005132900A (ja) グリース組成物及び転がり軸受
CN100591938C (zh) 伸缩轴
JP2007078120A (ja) トリポード型等速自在継手
WO2022107882A1 (ja) グリース組成物及び転動装置
WO2021246049A1 (ja) グリース組成物および転がり軸受
JP2008183980A (ja) 車両ステアリング用伸縮軸
JP2006299036A (ja) 等速ジョイント用グリースおよび等速ジョイント
JP2007085435A (ja) トリポード型等速自在継手

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071128