JP2006347131A - Eraser for writing tool and method for erasing chart - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、黒板やホワイトボード等の筆記ボードに描かれた線図を消すための道具に関するものである。また本発明は、パスで描かれた線図を消去する方法に関するものである。 The present invention relates to a tool for erasing a diagram drawn on a writing board such as a blackboard or a whiteboard. The present invention also relates to a method for erasing a diagram drawn with a path.
黒板やホワイトボードは、文字や図画を描いたり消したりを繰り返すことができ、意思伝達手段として広く利用されている。
黒板やホワイトボードは、公知の様に白墨やマーカによって線図が描かれる。線図を消去する際にはイレーザーによって黒板等の表面を拭く。イレーザーは、「黒板ふき」や「白板ふき」とも称されるものであり、例えば特許文献1等に開示されている。
As is well known, blackboards and whiteboards are drawn with white ink or markers. When erasing the diagram, wipe the surface of the blackboard with an eraser. The eraser is also referred to as “blackboard wipe” or “white board wipe”, and is disclosed, for example, in
特許文献1,2に開示されたイレーザーは、いずれも台座状の部材に拭き布を取り付けたものである。特許文献1,2では、黒板等に触れて線図を消す拭き布は、合成繊維を素材とする不織布が採用されている。
Each of the erasers disclosed in
ところで従来から知られている黒板や白板は、白墨やマーカによって線図を描くものであるから、描き得る色彩の種類が少ない。また白墨やマーカでは、濃淡表現やぼかし表現が出来ず、画材としての面白みに欠ける。そこでパス等で線図を描くことができる様な筆記ボードが求められており、本出願人もかねてからこの種の筆記ボードの研究開発を行って来た。
そしてこの研究の過程において、筆記ボードに描かれた線図を消すためのイレーザーを開発する必要に迫られた。
本発明は、上記した事情によって開発が進められたものであり、パス等によって筆記ボードに描かれた線図を綺麗に拭き消すことができるイレーザーの開発を課題とするものである。
By the way, since the blackboard and white board known conventionally draw a diagram with white ink or a marker, there are few kinds of colors which can be drawn. In addition, with white ink and markers, shading and blurring cannot be expressed, and the art is not interesting. Therefore, a writing board that can draw a diagram with a path or the like is required, and the applicant has been researching and developing this type of writing board for some time.
In the course of this research, it was necessary to develop an eraser to erase the diagram drawn on the writing board.
The present invention has been developed under the circumstances described above, and an object of the present invention is to develop an eraser that can cleanly erase a line drawn on a writing board by a pass or the like.
そして上記した課題を解決するため、本発明者らは各種の素材を使用したイレーザーを試作し、比較検討を重ねた。その結果、パルプを素材とする不織布で筆記ボードを拭くと、線図が綺麗に消えることが判明した。 And in order to solve the above-mentioned subject, the present inventors made an experimental eraser using various materials, and repeated comparison examination. As a result, it was found that when the writing board was wiped with a nonwoven fabric made of pulp, the diagram disappeared cleanly.
上記した知見に基づいて完成された請求項1に記載の発明は、パルプを素材とする不織布によって構成されたことを特徴とする筆記ボード用イレーザーである。
The invention according to
また筆記ボード用イレーザーの乾燥状態における厚さは、0.5mm〜1.0mmであり、重さは、1平方メートル当たり、30gから60g程度であることが望ましい(請求項2)。 The thickness of the eraser for a writing board in the dry state is preferably 0.5 mm to 1.0 mm, and the weight is desirably about 30 to 60 g per square meter (Claim 2).
厚さ及び単位面積当たりの重さが上記の範囲未満である場合は、弾力性やクッション性が劣り、ボードに描かれた線図を十分に拭き取ることができない。また厚さ及び単位面積当たりの重さが上記の範囲未満である場合は、ボードを拭いた時に手にパス等が付く場合があり、使い勝手が悪い。
逆に厚さ及び単位面積当たりの重さが上記の範囲を越える場合は、ごわごわして使いにくい。
When the thickness and the weight per unit area are less than the above ranges, the elasticity and cushioning properties are inferior, and the diagram drawn on the board cannot be sufficiently wiped off. Further, when the thickness and weight per unit area are less than the above ranges, a pass or the like may be attached to the hand when the board is wiped, which is inconvenient.
On the other hand, when the thickness and weight per unit area exceed the above range, it is difficult to use.
また筆記ボード用イレーザーは、使い捨に使用することが望ましい。そのため収納ケースに多数収納しておき、これをポップアップ式に取り出せることが望ましい。
この観点から開発された請求項3に記載の発明は、開口を有する収納ケースを備え、前記収納ケースの中に請求項1又は2に記載の筆記ボード用イレーザーが複数折り畳まれて収納されており、一枚を取り出すと次の一枚がつられて引き出され、その一部が収納ケースの開口から突出することを特徴とする筆記ボード用イレーザーである。
In addition, it is desirable to use the eraser for writing boards. Therefore, it is desirable to store a large number in a storage case and take it out in a pop-up manner.
The invention according to
また線図の消去方法に関する発明は、表面に塗膜層を有する筆記ボードに対してパスで描かれた線図を請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記ボード用イレーザーで拭き取ることを特徴とする。
ここで線図とは、文字、図形の他、着色も含む。
The invention relating to a method for erasing a diagram is characterized by wiping the diagram drawn by a pass on a writing board having a coating layer on the surface with the eraser for a writing board according to any one of
Here, the diagram includes coloring as well as characters and figures.
本発明のイレーザーを使用すると、筆記ボードに描かれた線図を綺麗に消し去ることができる。また本発明の線図の消去方法によると、筆記ボードにパス等で描かれた線図を綺麗に消し去ることができる。 When the eraser of the present invention is used, the diagram drawn on the writing board can be erased cleanly. Further, according to the diagram erasing method of the present invention, a diagram drawn on a writing board with a path or the like can be erased cleanly.
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態のイレーザーを多数収納した収容ケースの斜視図である。図2は、図1の収納ケース内に収納されたイレーザーの畳まれ方を示すイレーザーの斜視図である。図3は、筆記ボードの斜視図である。図4は、図3の筆記ボードの表面近傍の拡大断面図である。
Embodiments of the present invention will be further described below.
FIG. 1 is a perspective view of a housing case containing a large number of erasers according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view of the eraser showing how the eraser stored in the storage case of FIG. 1 is folded. FIG. 3 is a perspective view of the writing board. 4 is an enlarged cross-sectional view of the vicinity of the surface of the writing board of FIG.
本実施形態のイレーザー1は、特に筆記ボードにパスで描かれた線図を拭き消すのに適するものであり、図1の様な収納ケース2に折り畳まれて多数収納されている。収納ケース2は、ポリエチレン樹脂又はポリプロピレン樹脂によって作られた略直方体の袋であり、上面に切れ目(開口)3が設けられている。
本実施形態のイレーザー1は、この収納ケース2の中に折り畳まれて収納されており、一枚を取り出すと次の一枚がつられて引き出され、その一部が収納ケース2の切れ目3から突出する。即ち図2に示す様に、イレーザー1aを折り畳む際に、下位にあるイレーザー1bの一部が中に挟み込まれている。そのため上部のイレーザー1aが収納ケース2から引き出されると、次のイレーザー1bの一部が連れて移動し、収納ケース2の切れ目3から突出する。そのため使用者が、収納ケース2から突出したイレーザー1aをつまんで取り出すと、次のイレーザー1bの一部が収納ケース2から突出する。従って使用者はイレーザー1を収納ケース2から容易に取り出すことができる。
The
The
イレーザー1は、パルプを素材とした不織布で作られている。イレーザー1は長方形又は正方形である。イレーザー1の大きさは、150mm四方から300mm四方程度の大きさである。イレーザー1の厚さは、乾燥状態で0.5mm〜1.0mm程度である。
また乾燥状態におけるイレーザーの重さは、1平方メートル当たり、30gから60g程度であり、より望ましくは40gから50gである。
イレーザーの引張り強度には方向性があり、一方の方向に引っ張った際の引張り強度(乾燥状態)は450g/25mm程度であり、これに対して垂直方向に引っ張った場合の引張り強度(乾燥状態)は450g/25mm程度である。
The
The weight of the eraser in the dry state is about 30 to 60 g per square meter, more preferably 40 to 50 g.
The tensile strength of the eraser has directionality, and the tensile strength (dry state) when pulled in one direction is about 450 g / 25 mm, and the tensile strength when pulled perpendicularly (dry state) Is about 450 g / 25 mm.
またウエット状態におけるイレーザー1の厚さは、0.4mm〜0.6mm程度である。
またウエット状態におけるイレーザー1の引張り強度は、中央部分においては248g/25mm程度であり、辺部においては185g/25mm程度である。
The thickness of the
In addition, the tensile strength of the
イレーザー1は、キッチンペーパーとして市販されているものと同様の物理的、化学的性質を持つものであり、厚さや単位面積当たりの重さもキッチンペーパーと等しい。
The
本実施形態のイレーザー1は、黒板やホワイトボート等に描かれた線図を拭き消す用途に支障なく使用することができるが、特に表面に粘着物を剥離する機能を持った表面塗膜層11を備えた筆記ボード10(図3,4)との相性が良く、この筆記ボード10に描かれた線図を拭き消す用途に使用することが推奨される。
また白墨やマーカによって描かれた線図を拭き消すことも勿論できるが、本実施形態のイレーザー1は、パス15で描かれた線図を消すのに適している。
以下、筆記ボード10及びパスについて説明する。
The
Of course, it is possible to wipe off a diagram drawn with white ink or a marker, but the
Hereinafter, the
筆記ボード10は、樹脂や木、金属等で作られた本体層20に下塗り層21が設けられ、さらにその上に表面塗膜層11が設けられたものである。
表面塗膜層11は、表面に付着物が付きにくく、また表面に付いてしまった付着物を剥がれやすくする性質を備えた組成物によって構成される層であり、水滴滑り性、撥水性、防汚性を備えている。
具体的には、特開平9−100445号公報、特開2000−160132号公報、特開2000−119354号公報、特開2000−292870号公報等に記載された組成物によって構成される層である。
また更に具体的には、表面塗膜層11は、落書き防止用塗料と称される塗料を塗布して作られたものである。
落書き防止用塗料と称される塗料には、エスケー化研株式会社製の特殊シリコーン樹脂系塗料、「SKハードクリーン(登録商標)」や、川上塗料株式会社製の2液型アクリルシリコーン樹脂系塗料「ケシゾー(商品名)」がある。また大日本塗料株式会社から「マジックアート(登録商標)」の名称で市販された特殊シリコーン変性フッソ樹脂クリヤー塗料も採用可能である。同様に、恒和化学工業株式会社製の特殊シリコーン・フッ素樹脂系塗料たる「ダイヤリファイン」や、大橋化学工業株式会社製の離型製シリコーン複合塗料たる「エバハード(登録商標)No100(S)」も表面塗膜層11を形成させるのに採用可能である。
The
The
Specifically, it is a layer composed of a composition described in JP-A-9-100445, JP-A-2000-160132, JP-A-2000-119354, JP-A-2000-292870, and the like. .
More specifically, the
Paints called graffiti prevention paints include special silicone resin paints from SK Kaken Co., Ltd., “SK Hard Clean (registered trademark)”, and two-pack acrylic silicone resin paints from Kawakami Paint Co., Ltd. There is "Keshiso (product name)". A special silicone-modified fluororesin clear paint marketed under the name of “Magic Art (registered trademark)” by Dainippon Paint Co., Ltd. can also be used. Similarly, “Diafine”, a special silicone / fluororesin-based paint made by Hengwa Chemical Industry Co., Ltd., and “Evahard (registered trademark) No100 (S)”, a release silicone composite paint made by Ohashi Chemical Industry Co., Ltd. Can also be used to form the
パス15は、株式会社サクラクレパス製の「クレパス(登録商標)」に代表される画材であり、一般的に着色剤と、体質顔料と、オイルとワックスを含有する。パスで使用される着色剤は、顔料である。体質顔料としては炭酸カルシウムが使用される。オイルとしてはホワイトミネラルオイル又は20号オイルが使用される。ワックスとしては、パラフィンワックスやカルナバ蝋が使用される。
The
次に本実施形態のイレーザー1の使用方法について説明する。
例えば図3に示す筆記ボード10に、パス15によって任意の絵や文字を描く。筆記ボード10は、表面に表面塗膜層11を備え、表面は、水滴滑り性、撥水性、防汚性を備えているが、パス15は付着性が良く、筆記ボード10に任意の線図を描くことができる。
そして線図を消したいときには、本実施形態のイレーザー1で筆記ボード10の表面を拭く。即ち収納ケース2の切れ目3から突出したイレーザー1aをつまんで引き出し、イレーザー1aを収納ケース2から取り出す。そして取り出したイレーザー1aをそのままの状態で筆記ボード10の表面に押し当て、線図を拭く。その結果、筆記ボード10の表面に付着していたパス15の皮膜が剥がれ、イレーザー1aに拭き取られる。
即ち本実施形態のイレーザー1aは、表面に程よい凹凸を有すると共に相当の剛性を持つので、筆記ボード10の表面に付着していたパス15の皮膜を容易に剥ぎ落とすことができる。
使用済みのイレーザー1は捨てる。即ち本実施形態では、イレーザー1は使い捨てである。
再度線図を消したい時は、新たなイレーザー1を収納ケース2から取り出す。
Next, the usage method of the
For example, an arbitrary picture or character is drawn on the writing
When it is desired to erase the diagram, the surface of the writing
That is, the
Discard the used
To erase the diagram again, a
以上説明した実施形態では、収納ケースとして袋状のものを例示したが、より剛性を有する箱状のものであってもよい。また開口の例として切れ目3を開示したが、より大きな開口であってもよい。
In the embodiment described above, a bag-like one is illustrated as the storage case, but a box-like one having higher rigidity may be used. Further, the
本発明のイレーザーは、筆記ボードにパスで描いた線図を効率よく拭き取ることを目的として開発されたものであるが、本発明者らの実験によると、ホワイトボードにマーカで描かれた線図を拭き消すのにも好適に利用できる。
即ちホワイトボードにマーカで描いた線図は、公知のイレーザーで拭き消すが、残像的な線図が残る場合がある。これに対して本発明のイレーザー1を使用すると、従来のものに比べてより綺麗に線図を消去することができる。
The eraser of the present invention was developed for the purpose of efficiently wiping a diagram drawn with a path on a writing board. However, according to experiments conducted by the present inventors, a diagram drawn with a marker on a white board. It can also be suitably used for wiping off.
That is, a diagram drawn with a marker on a whiteboard is wiped off with a known eraser, but an afterimage diagram may remain. On the other hand, when the
1 イレーザー
2 収納ケース
3 切れ目
10 筆記ボード
11 表面塗膜層
15 パス
20 本体層
1
Claims (4)
Priority Applications (1)
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2005
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