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JP2006345306A - コンテンツ配信システムおよび方法、ならびに、端末装置および端末装置のコンテンツ管理方法 - Google Patents

コンテンツ配信システムおよび方法、ならびに、端末装置および端末装置のコンテンツ管理方法 Download PDF

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JP2006345306A JP2005169888A JP2005169888A JP2006345306A JP 2006345306 A JP2006345306 A JP 2006345306A JP 2005169888 A JP2005169888 A JP 2005169888A JP 2005169888 A JP2005169888 A JP 2005169888A JP 2006345306 A JP2006345306 A JP 2006345306A
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繁孝 工藤
Takeshi Yoshimura
武 吉村
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Abstract

【課題】 コンテンツサーバが有するプレイリストの動的な変化に対応できるようにする。
【解決手段】 端末側でプレイリストが選択されると、端末は、サーバが有するプレイリストに格納されるコンテンツ数をブラウズする。端末は、ブラウズ結果に基づき、サーバから例えば50個までのコンテンツ情報を取得する。端末側でプレイリストに基づくアクセス操作がなされ、端末側の手持ちのプレイリストに格納される情報の範囲外のコンテンツに対してアクセス操作が行われたら、端末は、サーバが有するプレイリストに格納されるコンテンツ数を再度、ブラウズする。最初にブラウズしたコンテンツ数に対して変化があれば、端末は、サーバが有するプレイリストから再び50個までのコンテンツ情報をブラウズする。サーバが有するプレイリストに動的な変化が発生しても、端末側が対応できる。
【選択図】 図9

Description

この発明は、ネットワークを介してコンテンツを配信して視聴するようにしたコンテンツ配信システムおよび方法、ならびに、端末装置および端末装置のコンテンツ管理方法に関する。
近年では、ネットワーク技術の発達および普及に伴い、パーソナルコンピュータなどの情報機器だけでなく、オーディオ再生装置やテレビジョン受像機などの電子機器をLAN(Local Area Network)で接続するシステムが開発されている。このようなシステムの一例として、LANに接続されたパーソナルコンピュータに対して例えば楽曲のオーディオデータからなるコンテンツデータを大量に蓄積させてコンテンツサーバを構築し、コンテンツサーバに蓄積されたコンテンツデータを、同様にLAN接続されたクライアント(例えばオーディオ再生装置)に対して転送するようにしたシステムが提案されている。
ユーザは、オーディオ再生装置を操作してネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスして、コンテンツサーバに蓄積されたコンテンツデータのリスト(プレイリスト)を取得する。そして、取得されたリストから所望のコンテンツデータを選択し、コンテンツサーバに対して選択されたコンテンツの転送を要求する。コンテンツサーバは、要求されたコンテンツデータをネットワークを介してオーディオ再生装置に転送する。転送されたオーディオデータは、オーディオ再生装置で例えば所定にデコードされ、D/A変換されてアナログオーディオ信号とされ、アンプなどで増幅されてスピーカから再生される。
このシステムによれば、オーディオ再生装置側でコンテンツデータの蓄積手段を持つ必要が無い、LANに対して接続された複数のオーディオ再生装置において、パーソナルコンピュータに蓄積されたコンテンツデータを共有することができる、など様々な利点がある。特許文献1には、このように家庭内でネットワーク接続されたオーディオシステムが記載されている。
特開2003−330827号公報
ところで、従来からの、例えば一般的なCD(Compact Disc)プレーヤなどに代表されるコンテンツ再生装置は、再生すべきコンテンツのリストすなわちプレイリストを自分自身で持つようにされている。CDの場合は、プレイリストは、CD上に記録されたTOC(Table Of Contents)に記述されるトラックの順番などが相当する。このような機器は、一つの記録媒体の再生に関して、その記録媒体から読み込まれたプレイリストに従い再生を実行するだけでよかった。
しかしながら、上述したような、コンテンツサーバにコンテンツデータを大量に蓄積し、コンテンツサーバからクライアントに対し、蓄積されたコンテンツデータを公開するようにしたシステムにおいて、コンテンツサーバが持つプレイリストには、コンテンツサーバ側が自動的に生成するようなものがある。
例えば、コンテンツサーバに蓄積されたコンテンツデータの内、一度も再生(ダウンロード)されたことがないコンテンツデータを集めたプレイリスト(未再生プレイリストと呼ぶ)が考えられる。この未再生プレイリストは、コンテンツサーバにおいて自動的に作成されることになる。この未再生プレイリストは、ユーザがコンテンツサーバに蓄積されたコンテンツデータを検索する際に、有用である。
この未再生プレイリストに含まれるコンテンツデータは、クライアントにより一度でも再生されると、未再生プレイリストから削除されることになる。コンテンツサーバのプレイリスト管理方法によっては、同一ネットワーク上に複数のクライアントが接続されているような場合に、接続された何れかのクライアントにより未再生プレイリスト上のあるコンテンツデータが再生されると、他のクライアントから当該未再生プレイリストを見たときに、リストに含まれるコンテンツデータ数が減ってしまうことになる。
ところで、所謂システムステレオなどのような、複数の機能が備わったオーディオ機器では、ユーザの操作上の混乱を防ぐため、例えば一般的なCDプレーヤの操作方法に準じたクライアント機能を実装することがある。一例として、上述のコンテンツサーバに蓄積されたコンテンツデータを再生したい場合、コンテンツサーバが有するプレイリストを恰も機器に装填したCDから読み込んだTOCに基づくプレイリストであるかのように表示し、このプレイリストに基づき再生操作を行うようにする。
このような構成の場合、クライアントは、予めコンテンツサーバから取得しておいたプレイリストを用いて、コンテンツデータの再生を指示するのが一般的である。この方法によれば、クライアントは、予めコンテンツサーバからコンテンツデータ数などを取得しておき、取得された値を信用して動作することで、コンテンツサーバとの間でなされる通信の回数を減らすことができる。
しかしながら、上述したような、コンテンツサーバ側で自動的に作成され、内容が動的に変化するようなプレイリストを扱う場合、クライアント側において、予め取得しておいたプレイリストに含まれるコンテンツデータ数を信用して、再生したいコンテンツデータにアクセスする際に、当該コンテンツデータがアクセス時には既に消滅していた場合、当該コンテンツデータに対してアクセスできないためエラーとなってしまうという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、コンテンツサーバが有するプレイリストの動的な変化に対応できるコンテンツ配信システムおよび方法、ならびに、端末装置および端末装置のコンテンツ管理方法を提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、コンテンツデータを蓄積する蓄積部と、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストと、ネットワークを介して通信を行う第1の通信部とを有するサーバ装置と、ネットワークを介して通信を行う第2の通信部と、サーバ装置に対してコンテンツデータを要求するための第2のプレイリストを記憶するプレイリスト記憶部と、サーバ装置とネットワークを介して通信を行い、サーバ装置から第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報をサーバ装置に対して要求し、要求に応じて取得された情報を第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、プレイリスト記憶部に記憶される第2のプレイリストに基づき蓄積部に蓄積されたコンテンツデータをサーバ装置に対して要求する制御部とを有し、制御部は、第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、第1のプレイリストに格納される情報の第2の数をサーバ装置から取得し、第1の数と第2の数とが異なった場合、サーバ装置に対して第1のプレイリストに格納される情報をサーバ装置に対して要求して第2のプレイリストを更新するようにしたクライアント装置とを備えることを特徴とするコンテンツ配信システムである。
また、この発明は、ネットワークを介して通信を行い、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報を要求し、要求に応じて取得された情報を、コンテンツデータを要求するための第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、プレイリスト記憶部に記憶される第2のプレイリストに基づき、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータを要求するようにされ、第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、第1のプレイリストに格納される情報の第2の数を取得し、第1の数と第2の数とが異なった場合、第1のプレイリストに格納される情報を要求して第2のプレイリストを更新するようにしたことを特徴とするコンテンツ配信方法である。
また、この発明は、ネットワークを介して通信を行う通信部と、ネットワークを介してコンテンツデータを要求するための第2のプレイリストを記憶するプレイリスト記憶部と、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストを有するサーバ装置とネットワークを介して通信を行い、第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報をサーバ装置に対して要求し、要求に応じて取得された情報を第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、プレイリスト記憶部に記憶される第2のプレイリストに基づき蓄積部に蓄積されたコンテンツデータをサーバ装置に対して要求する制御部とを有し、制御部は、第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、第1のプレイリストに格納される情報の第2の数をサーバ装置から取得し、第1の数と第2の数とが異なった場合、第1のプレイリストに格納される情報をサーバ装置に対して要求して第2のプレイリストを更新するようにしたことを特徴とする端末装置である。
また、この発明は、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストを有するサーバ装置とネットワークを介して通信を行い、第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報をサーバ装置に対して要求し、要求に応じて取得された情報を、サーバ装置に対してコンテンツデータを要求するための第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、プレイリスト記憶部に記憶される第2のプレイリストに基づき蓄積部に蓄積されたコンテンツデータをサーバ装置に対して要求するようにされ、第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、第1のプレイリストに格納される情報の第2の数をサーバ装置から取得し、第1の数と第2の数とが異なった場合、サーバ装置に対して第1のプレイリストに格納される情報をサーバ装置に対して要求して第2のプレイリストを更新するようにしたことを特徴とする端末装置のコンテンツ管理方法である。
上述したように、この発明は、端末装置は、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストを有するサーバ装置とネットワークを介して通信を行い、第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報をサーバ装置に対して要求し、要求に応じて取得された情報を、サーバ装置に対してコンテンツデータを要求するための第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、プレイリスト記憶部に記憶される第2のプレイリストに基づき蓄積部に蓄積されたコンテンツデータをサーバ装置に対して要求するようにされ、第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、第1のプレイリストに格納される情報の第2の数をサーバ装置から取得し、第1の数と第2の数とが異なった場合、サーバ装置に対して第1のプレイリストに格納される情報をサーバ装置に対して要求して第2のプレイリストを更新するようにしているため、サーバ装置が有する第1のプレイリストが動的に変化しても、その変化を端末装置側が有する第2のプレイリストに反映させることができる。
この発明は、上述のように、端末装置側で、端末装置側が有するプレイリストの範囲外のコンテンツデータにアクセスしようとする際に、サーバ装置側のプレイリストに格納されるコンテンツ情報数を取得し、端末装置側のプレイリストに格納されるコンテンツ情報数と、サーバ装置側のプレイリストに格納されるコンテンツ情報数とが異なる場合に、端末装置側からサーバ装置側にプレイリストに格納されるコンテンツ情報を要求し、個の要求に応じて取得された情報に基づき端末装置側のプレイリストを更新するようにしている。
そのため、サーバ装置側のプレイリストに動的な変化が生じた場合でも、その変化を端末装置側のプレイリストに反映させることができる効果がある。
またそれにより、サーバ装置側のプレイリストの動的な変化に伴い生じる、サーバ装置側のプレイリストと、端末装置側のプレイリストとの間の情報の差異に起因するエラーを防ぐことができる効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明に適用可能な一例のシステム構成を示す。LAN(Local Area Network)10に対して、サーバ装置11A、11B、・・・と、ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・がそれぞれ接続される。以下、サーバ装置11A、11B、・・・、ならびに、ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・を、それぞれ適宜、サーバ装置11およびネットワークオーディオ機器12で代表させて記述する。なお、サーバ装置11は、システムに少なくとも1台が接続されていればよく、図1に例示されるように、複数台を接続することもできる。ネットワークオーディオ機器12についても同様である。また、各装置は、LAN10に対して有線で接続されていてもよいし、無線で接続するようにもできる。
なお、LAN10に接続されるそれぞれの機器は、例えば、サーバ装置11Aはリビングルームに、サーバ装置11Bは書斎に、また、ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・も同様にそれぞれ異なる部屋に、といったように、位置的に離れた場所に設置することができる。
図2は、サーバ装置11の一例の構成を概略的に示す。サーバ装置11は、一般的なパーソナルコンピュータや、コンピュータ装置に準じた構成の装置を用いることができ、LAN10への接続機能を備えるとともに、多数のコンテンツデータを蓄積可能な大容量の記憶媒体(ハードディスクドライブとする)を備える。サーバ装置11は、ハードディスクドライブに蓄積されているコンテンツデータを、LAN10を介してネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・に対して提供することが可能となっている。
サーバ装置11において、バス20に対してCPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23が接続される。ROM21には、例えばサーバ装置11を起動させるための初期プログラムが予め記憶される。RAM22は、CPU21のワークメモリとして用いられる。
バス20に対して、さらに、表示部24、入出力インターフェイス(入出力I/F)25、ハードディスクドライブ28および通信インターフェイス(通信I/F)29が接続される。表示部24は、サーバ装置11に内蔵またはサーバ装置11に接続して用いられ、CPU21で生成された表示制御信号に応じた表示を行う。入出力I/F25には、キーボードや所定の操作子が配置された操作パネルといった、ユーザからの入力を受け付けるための入力部26と、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)を再生可能なドライブ装置27とが接続される。
ハードディスクドライブ28は、多数のコンテンツデータを蓄積可能とされていると共に、このサーバ装置11の動作を制御するためのプログラムが格納される。CPU21は、例えばサーバ装置11の起動時に、ROM22から読み出された初期プログラムに従いハードディスクドライブ28に記録されたプログラムを読み出し、RAM23上に展開してサーバ装置11の動作を制御する。
通信I/F29は、LAN10に接続され、例えばTCP、(Transmission Control Protocol)、IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)といった所定のプロトコルを用いてLAN10に対する通信を制御する。
サーバ装置11は、例えばドライブ装置27に装填されたCDを再生して得られたオーディオデータをコンテンツデータとして、ハードディスクドライブ28に蓄積する。これに限らず、通信I/F29を用いて、LAN10に対してさらに接続された、インターネットなどの外部のネットワークを介してダウンロードしたコンテンツデータをハードディスクドライブ28に蓄積することもできる。ハードディスクドライブ28に蓄積されたコンテンツデータは、管理情報に基づきサーバ装置11に管理される。また、サーバ装置11は、必要に応じて、ハードディスクドライブ28上に蓄積されたコンテンツデータ所定に分類、順序付けを行い、プレイリストを作成する。
図3は、ハードディスクドライブ28上に蓄積されたコンテンツデータに対する管理情報およびプレイリストの一例を示す。この図3においては、コンテンツデータがオーディオデータであるものとして説明する。管理情報は、例えば図3Aに例示されるように、コンテンツデータの名称(曲名)、再生時間情報、属性情報および格納場所を示す情報が固有のIDに関連付けられてなる。図3Aの例では、オーディオデータの格納場所がURL(Uniform Resource Locator)を用いて表されている。格納場所情報としてURLを用いることで、LAN10上に接続された複数のサーバ装置11A、11B、・・・に分散的に蓄積されたコンテンツデータを、統合的に扱うことが可能となる。
図3Bは、プレイリストの一例を示す。コンテンツデータのIDに対してコンテンツ番号が所定に対応付けられ、再生順に並べられる。例えば、あるプレイリストを選択して再生を指示すると、プレイリストに記述された再生順に従い、IDに対応したコンテンツデータが順次、再生される。プレイリストは、サーバ装置11において自動的に、あるいは、サーバ装置11に対するユーザの指示に基づき手動で、作成される。
このプレイリストは、ネットワークオーディオ機器12からの要求に応じて、サーバ装置11からネットワークオーディオ機器12に対して転送される。ネットワークオーディオ機器12は、転送されたプレイリストに基づき、再生したいコンテンツデータを指定する。
ネットワークオーディオ機器12は、LAN10への接続機能を有し、例えば圧縮符号化されたコンテンツデータ(オーディオデータ)をデコードおよびD/A変換してアナログオーディオ信号とし、アンプで増幅してスピーカから再生する。圧縮符号化されていない、例えばPCM(Pulse Code Modulation)されたオーディオデータにも対応可能である。
図4は、ネットワークオーディオ機器12の一例の構成を示す。ネットワークオーディオ機器12は、LAN10に対する通信制御を行うと共に、オーディオデータの処理を行う通信制御/信号処理部31、装置全体の制御を行うマイコン(マイクロコンピュータ)32、ディジタルオーディオデータおよびアナログオーディオ信号を相互に変換するA/D変換およびD/A変換部33、オーディオ信号の周波数特性を補正するイコライザ(EQ)34、オーディオ信号を増幅しスピーカやヘッドフォンの駆動を可能とするアンプ35を有する。
また、ネットワークオーディオ機器12は、LCD(Liquid Crystal Display)やFL(Flourescent Lamp)管などからなる表示部36、所定のキーやダイヤルなどの操作子が設けられた操作部37を有する。表示部36は、マイコン32で生成された表示制御信号に基づく表示を行う。また、操作部37は、操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。この制御信号は、マイコン32に供給される。
マイコン32は、図示されないROMおよびRAMが接続され、ROMに予め記憶されたプログラムに従い、RAMをワークメモリとして用いてこのネットワークオーディオ機器12の全体の動作を制御する。ROMを、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などのような、書き換え可能なタイプのメモリとすると、プログラムの更新などを容易に行え、好ましい。更新するプログラムは、例えばLAN10を介してネットワークオーディオ機器12に供給される。
また、RAMは、マイコン32のワークメモリとして用いられる他に、上述した、サーバ装置11から供給されるプレイリストが保持される。RAM上の所定領域がプレイリストを保持するための領域(コンテンツ情報保存領域と呼ぶ)として確保される。
通信制御/信号処理部31は、通信制御部および信号処理部を有する。通信制御部は、TCP、UDP、IPといった所定の通信プロトコルに対応し、例えばLAN10を介しての通信で送受信するTCP/IPパケットの解析を行う。一例として、LAN10を介して供給され端子30から入力されたパケットは、通信制御/信号処理部31でパケットのヘッダ情報に基づき解析され、解析結果に基づき、パケットのペイロード部分に格納されたオーディオデータが取り出され、再構築される。再構築されたオーディオデータは、例えば図示されないメモリに一旦溜め込まれる。通信制御/信号処理部31は、マイコン32からの命令に応じて、メモリに溜め込まれたオーディオデータの読み出し制御を行う。メモリから読み出されたオーディオデータは、A/D変換およびD/A変換部33に供給される。
通信制御/信号処理部31に、所定の圧縮符号化方式に対応したデコーダを持たせることができる。デコーダは、対応する方式で圧縮符号化されたオーディオデータが供給されたら、図示されないメモリを用いてオーディオデータの圧縮符号を伸長し、ベースバンドのオーディオデータとして出力する。デコード処理は、ソフトウェア的に行うことも可能である。
通信制御/信号処理部31から出力されたオーディオデータは、A/D変換およびD/A変換部33でアナログオーディオ信号に変換される。アナログオーディオ信号は、イコライザ34で音質補正され、アンプ35で所定に増幅されて例えばスピーカが接続される出力端子40に導出される。
入力端子38および39に対して、アナログオーディオ信号とディジタルオーディオ信号をそれぞれ入力することができる。入力端子38から入力されたアナログオーディオ信号は、A/D変換およびD/A変換部33およびイコライザ34を介してアンプ35に供給され、出力端子30に導出される。アナログオーディオ信号をA/D変換およびD/A変換部33でディジタルオーディオ信号に変換し、通信制御/信号処理部31からLAN10に対して送信することもできる。通信制御/信号処理部31は、供給されたディジタルオーディオ信号を所定にパケット化し、LAN10に対して送信する。
同様に、入力端子39から入力されたディジタルオーディオ信号は、A/D変換およびD/A変換部33でアナログオーディオ信号に変換され、イコライザ34に供給される。入力されたディジタルオーディオ信号を通信制御/信号処理部31からLAN10に対して送信することもできる。
この実施の一形態によるシステムは、DLNA(Digital Living Network Alliance)のガイドラインに基づき構成すると、操作性や拡張性において好ましい。例えば、上述のネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・を、UPnP(Universal Plug and Play)に対応した、所謂ネットワーク参加型機器として構成する。以下、UPnPに対応した機器を、UPnP機器と呼ぶ。
UPnPについて、図5および図6を用いて概略的に説明する。UPnPは、10/100BASE−Tのイーサネット(Ethernet:登録商標)を用いたネットワーク通信において代表的なIEEE(Institute Electrical and Electronics Engineers)802ネットワーク上で用いることが可能な、IPおよびIP上のTCP、UDPなどで構成されるプロトコル群とデータフォーマットの仕様であり、インターネット標準通信(TCP/IP通信)における機能を拡充するものである。
そして、UPnPをオーディオ再生機器などのいわゆるCE(Consumer Electronics)機器に採用することにより、オーディオ再生機器などのCE機器が、他のCE機器やパーソナルコンピュータなどの情報機器との間で容易に相互認証し、ネットワークを通じたサービスの提供や提供されたサービスの実行を、ユーザに面倒な作業をさせることなく、容易かつ適正に行うことを可能にするものである。
図5は、UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)を示す。図5に示されるように、UPnPでは、実際のデータの送受信は、インターネット標準通信プロトコル(IP、TCPおよびUDP)によって行われる。また、以下に説明するようなUPnPの独自の機能を実現するために、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などのプロトコル群が用いられる。
さらに、UPnPでは、図5に示すように、UPnPベンダ定義、UPnPフォーラムワーキングコミッティ定義、デバイスアーキテクチャ定義がなされることになっている。
そして、UPnPは、アドレッシング、ディスカバリ、ディスクリプション、コントロール、イベンティング、プレゼンテーションの6つの機能を提供している。以下、UPnPが提供するこれら6つの機能について説明する。
上述のネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・のような、UPnPが適用されたオーディオ再生機器では、UPnPの機能を用いてオーディオデータを利用するために、UPnP AV(Audio Video)アーキテクチャという規定に従うことになる。UPnP AVアーキテクチャにおけるUPnP機器は、以下のように3種類に分類されている。
UPnP AVアーキテクチャでは、UPnP機器を、コンテンツを提供するメディアサーバと、制御端末装置として機能するコントロールポイントと、再生装置として機能するメディアレンダラとの3種類に分類している。ここで、メディアサーバは、ネットワークシステムにおいて一般にサーバ装置と呼ばれているものに相当し、メディアレンダラは、ネットワークシステムにおいて一般にクライアント装置と呼ばれているものに相当する。上述した図1の例では、サーバ装置11A、11B、・・・がメディアサーバに相当し、ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・がメディアレンダラに相当する。
また、コントロールポイント(制御装置)は、ネットワークに接続された各UPnP機器を制御することができるものである。コントロールポイントとしての機能は、メディアサーバにもメディアレンダラにも搭載することが可能であり、ネットワークを構成するすべての電子機器にコントロールポイントを搭載することも、また、ネットワークを構成する任意の電子機器にコントロールポイントを搭載することも可能となっている。この実施の一形態では、例えばネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・にコントロールポイントとしての機能が搭載されているものとする。
また、UPnPにおけるアドレッシングは、各UPnP機器が、IEEE802ネットワーク上で自機を特定するためのアドレスを取得する機能であり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)またはAuto−IPが用いられる。
ディスカバリは、アドレッシングの後に行われ、これによりコントロールポイントは、コントロールしたターゲット機器(メディアサーバまたはメディアレンダラ)を発見することができる。ここで用いられるプロトコルは、上述のSSDPである。ネットワークシステムを構成する各電子機器は、IEEE802ネットワークに接続されたときに、自分自身が備えるデバイスやサービスを通知するメッセージを、IEEE802ネットワーク上にブロードキャスト(相手先未指定のパケット送信)する。コントロールポイントは、このブロードキャストされたメッセージを受信することで、IEEE802ネットワークにどのような機器が接続されたかを知ることができる。
ディスカバリによって、コントロールポイントが発見したコントロール対象の電子機器が出力したSSDPパケットには、デバイスディスクリプションのURLが記述されている。コントロールポイントは、そのURLにアクセスすることにより、その電子機器のさらに詳しいデバイス情報をデバイスディスクリプションから取得することができる。
このデバイス情報には、アイコン情報、モデル名、生産者名、商品名や、そのデバイスが有するサービスの詳しい情報が記載されているサービスディスクリプションなどが記述されている。コントロールポイントは、これらのデバイスディスクリプションやサービスディスクリプションから、ターゲット機器に対するアクセスの方法を知ることができる。デバイスディスクリプションやサービスディスクリプションは、XML(eXtensible Markup Language)で表現されている。
コントロールの機能は、アクション(実行)とクエリ(問い合わせ)の2つの機能に大きく分類される。アクションは、サービスディスクリプションのアクション情報に規定された方法で行われ、アクションを実施することによって、コントロールポイントはターゲット機器を操作することができる。クエリは、サービスディスクリプションの機器情報の値を取り出すために用いられる。コントロールでは、上述のSOAPというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
イベンティングは、機器情報の値が変更されたとき、そのことをターゲット機器からコントロールポイントに通知させるために用いられる。コントロールポイントは、ターゲット機器に対してサービスディスクリプションを解析することにより、機器情報からターゲット機器の保持する変数を知ることができ、さらにその変数が変更になったときにターゲット機器から通知を受け取ることができる。イベンティングでは、上述のGENAというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
プレゼンテーションは、ユーザにユーザインタフェースを用いたコントロール手段を提供するために用いられる。デバイスディスクリプションに記述されたプレゼンテーションURLにアクセスすることによって、HTMLによって記述されたプレゼンテーションページを得ることができる。その機能により、ターゲット機器でアプリケーションを用意することが可能になる。
各UPnP機器は、以上のようなUPnP機能を用いることにより、ユーザに複雑な操作を求めることなく、ネットワークに参加し、通信が行える状態になるだけでなく、他のUPnP機器の検出や接続までも自動的に行うことができるようにされる。
図6は、メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す。UPnP機器であるメディアサーバには、CDS(Contents Directory Service)というサービスが組み込まれている。メディアサーバは、この機能により、コントロールポイントに対して、メディアサーバにどのようにコンテンツが格納されているかを通知する。CDSには、コンテナとアイテムという2種類の抽象化されたオブジェクトがあり、図6に一例が示されるように、常にツリー構造を作ることになっている。例えば、サーバ装置11A、11B、・・・から配信されるコンテンツデータが、図6におけるアイテムに対応する。
コントロールポイントは、図6に例示されるツリー構造をメディアサーバから取得することにより、各コンテンツのURLを得ることができる。そして、所望のアイテム(オーディオデータ)の情報が取得できた場合、メディアサーバのAVトランスポートという機能を用いてオーディオコンテンツの再生や停止など、オーディオトラック(オーディオデータ)についての操作を行うことができるようにされる。なお、CDSにより情報を取得することを、「ブラウズする」と称する。
図1に示すサーバ装置11A、11B、・・・と、ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・のそれぞれは、上述のように、UPnPのアドレッシング機能を用いて、TCP/IPの通信が可能な状態になり、UPnPのディスカバリ機能を用いてお互いの機器認証を行う。これによって、各機器は、ネットワークの構成を把握し、目的とする電子機器との間で通信を行うことができるようにされる。
このようなシステムにおいて、ユーザは、例えばネットワークオーディオ機器12Aの操作部37を操作し、コンテンツデータ(オーディオデータ)の再生を指示する。この指示に応じて、ネットワークオーディオ機器12Aは、LAN10を介してサーバ装置11A、11B、・・・に対してプレイリストを要求する。サーバ装置11A、11B、・・・において、プレイリストが読み出され、LAN10を介してネットワークオーディオ機器12Aに対して送信される。ネットワークオーディオ機器12Aは、例えば、このプレイリストに基づき表示部36に対して選択可能なコンテンツデータのリストを表示する。
ユーザは、表示部36のこの表示に基づき操作部37を操作し、再生させたいコンテンツデータを選択し、再生指示を行う。ネットワークオーディオ機器12Aは、この指示に基づきLAN10を介してサーバ装置11Aまたは11B(サーバ装置11Aとする)に対して再生すべきコンテンツデータの情報を伝える。サーバ装置11Aは、再生が指示されたコンテンツデータをハードディスクドライブ28から読み出し、LAN10を介してネットワークオーディオ機器12Aに転送する。このコンテンツデータは、ネットワークオーディオ機器12Aに受信され、所定に信号処理されて再生される。
このように、このシステムにおいては、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11からLAN10を介して供給されたコンテンツデータを再生し、サーバ装置11に対してクライアントとして機能する。ネットワークオーディオ機器12A、12B、・・・は、サーバ装置11A、11B、・・・からそれぞれ異なるコンテンツデータを供給され、再生することができる。
プレイリストに基づく再生について、より詳細に説明する。ネットワークオーディオ機器12は、再生中の動作として、再生中のコンテンツに対して2コンテンツ後に再生されるコンテンツの情報を先読みする。すなわち、ネットワークオーディオ機器12は、プレイリスト中のあるコンテンツの再生が開始されると、当該プレイリストに基づき、再生開始されたコンテンツに対して2コンテンツ後に示されるコンテンツデータをサーバ装置11に要求する。
また、ネットワークオーディオ機器12は、コンテンツ情報保存領域に50コンテンツ分のプレイリスト情報を保持するようにされる。そして、コンテンツ情報保存領域に保持されるプレイリスト情報の範囲外にアクセスが要求された際には、コンテンツ情報保存領域に保持されているプレイリスト情報を所定量だけ残し、全体で50コンテンツ分のプレイリスト情報を保持するように、サーバ装置11に対してプレイリスト情報が要求される。一例として、50コンテンツの略1/4にあたる12コンテンツ分のプレイリスト情報を残し、残りの38コンテンツ分のプレイリスト情報をサーバ装置11に対して要求する。
このように、再生中のコンテンツの2コンテンツ後の情報を先読みすると共に、コンテンツ情報保存領域に保持されるプレイリスト情報を一部、残しておいて次の情報を要求することで、処理を高速化することができる。
図7は、ネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11からプレイリストを取得する際の、基本的な処理を示す一例のフローチャートである。なお、このフローチャートの処理に先んじて、ネットワークオーディオ機器12は、何らかの方法により、サーバ装置11が有するプレイリストのリストを保持しているものとする。例えば、ネットワークオーディオ機器12は、UPnPが持つアドレッシング、ディスカバリ、コントロールなどの機能を用いて、LAN10に接続されるサーバ装置11の情報を得て、サーバ装置11が有するプレイリストのリストを自動的に取得することができる。
最初のステップS10で、ユーザは、ネットワークオーディオ機器12に対して所定の操作を行い、再生したいプレイリストを選択する。以下では、サーバ装置11において一度も再生されたことのないコンテンツデータのプレイリストである、未再生プレイリストが選択されたものとして説明する。また、この選択された未再生プレイリストには、100コンテンツ分のコンテンツデータの情報がプレイリスト情報として記述されているものとする。
ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11と通信を行い、プレイリスト中のコンテンツ数をブラウズする(ステップS11)。ステップS11のブラウズ結果に基づき、次のステップS12で、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11と通信を行い、プレイリスト中の最初の50コンテンツ分の情報をブラウズする。これにより、サーバ装置11からネットワークオーディオ機器12に対してプレイリスト中の最初の50コンテンツ分の情報が転送され、転送された情報がネットワークオーディオ機器12のRAM中のコンテンツ情報保存領域に保持される。
ステップS13で、プレイリストに対するアクセス操作が行われる。アクセス操作は、ネットワークオーディオ機器12において自動的に行われる場合もあるし、ユーザが表示部36に表示されたコンテンツ情報に基づき操作部37を操作することで行われる場合もある。次のステップS14で、このアクセス操作により、現在RAMのコンテンツ情報保存領域に保持されているコンテンツ情報(手持ち情報)の範囲外にアクセスされたか否かが判断される。若し、コンテンツ情報保存領域に保持されている情報の範囲外のコンテンツに対するアクセス操作がなされたと判断されれば、処理はステップS15に移行される。
ステップS15では、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11と通信を行い、必要な次の50コンテンツ分の情報をブラウズする。そして、次のステップS16において、上述したステップS11でブラウズされたプレイリスト中のコンテンツ数に基づき、プレイリストの最後の部分にアクセスしたか否かが判断される。若し、最後の部分にアクセスしたとされれば、ステップS15でブラウズされた最後のコンテンツデータへのアクセス操作(図示しない)がなされた時点で、一連の処理が終了される。ステップS15で、未だ最後の部分にアクセスしていないと判断されれば、処理はステップS13に戻される。
図8は、図7のフローチャートによる処理に伴う、サーバ装置11およびネットワークオーディオ機器12上のプレイリストの状態を概略的に示す。図8A〜図8Dそれぞれにおいて、上段はネットワークオーディオ機器12の表示部26に表示される、例えばコンテンツの再生順を示す番号、中段はネットワークオーディオ機器12がコンテンツ情報保存領域に保持する50コンテンツ分のプレイリスト情報、下段はサーバ装置11が保持するプレイリスト情報を示す。
コンテンツ情報保存領域に保持された50コンテンツ分のプレイリスト情報は、ネットワークオーディオ機器12の表示部36に所定に表示される。例えば、表示部36が1行分の表示領域のみを有している場合、現在選択されているコンテンツの情報が表示部36に表示される。プレイリストが再生される以前(図7のステップS12)は、図8Aに一例が示されるように、ネットワークオーディオ機器12がコンテンツ情報保存領域に保持するコンテンツ情報のコンテンツ番号(中段)と、サーバ装置11が当該プレイリストの情報として保持しているコンテンツ情報のコンテンツ番号(下段)とは、一致している。
図7のステップS13で、例えば1番目のコンテンツが再生された場合、図8Bの中段に一例が示されるように、ネットワークオーディオ機器12のコンテンツ情報保存領域に保持される情報に変化はない。一方、サーバ装置11側では、再生された1番目のコンテンツが未再生プレイリストから削除され、図8Bの下段に一例が示されるように、2番目のコンテンツがリストの先頭に詰められる。このような処理とすることで、サーバ装置11が保持するプレイリストに無駄な情報が残らない利点がある。
以下同様にして、48番目のコンテンツに対するアクセス操作が行われるまで、サーバ装置11側では再生されたコンテンツの情報が未再生プレイリストから削除され、コンテンツ情報が順次、先頭側に詰められる。ネットワークオーディオ機器12において48番目のコンテンツに対するアクセス操作がなされた時点で、サーバ装置11の未再生プレイリストには、図8Cの下段に一例が示されるように、1番目から48番目のコンテンツ情報が削除され、49番目から100番目のコンテンツ情報が記述されていいることになる。このように、サーバ装置11側では、未再生プレイリストの情報がネットワークオーディオ機器12における処理に対応して動的に変化している。
一方、ネットワークオーディオ機器12においては、48番目のコンテンツに対するアクセス操作がなされた時点で、2コンテンツ後の50番目のコンテンツ情報が先読みされる。
さらに、ネットワークオーディオ機器12において、コンテンツ情報保存領域の保持されたコンテンツ情報に基づき49番目のコンテンツに対してアクセス操作がなされると、ネットワークオーディオ機器12は、2コンテンツ後の51番目のコンテンツ情報を先読みすることになる。しかしながら、この時点で、コンテンツ情報保存領域には50番目までのコンテンツ情報しか保持されておらず、ステップS14の判断に基づき、手持ち情報に無い部分にアクセスがなされることになる。したがって、ネットワークオーディオ機器12からサーバ装置11に対して、51番目以降のコンテンツ情報が要求される(ステップS15)。
ステップS15で、ネットワークオーディオ機器12は、39番目のコンテンツから50コンテンツ分、すなわち88番目までのコンテンツ情報を取得しようとする。ネットワークオーディオ機器12は、ステップS11において、サーバ装置11が有する未再生プレイリストには100コンテンツ分の情報が含まれていることをブラウズしているので、ステップS15で88番目までのコンテンツ情報を取得することが可能であると判断できる。
一方、サーバ装置11側では、ネットワークオーディオ機器12で既にアクセス操作されたコンテンツの情報が削除され、残ったコンテンツ情報が先頭側から順次、詰められている。そのため、未再生プレイリストには、52コンテンツ分の情報しか存在せず、最終コンテンツが52番目のコンテンツとなっている。したがって、ネットワークオーディオ機器12から未再生プレイリストの88番目のコンテンツ情報が要求されても、対応するコンテンツ(53番目から88番目まで)の情報が存在せず、サーバ装置11は、存在しない情報が要求され、取得しようとしているコンテンツ情報が取得できないとして、エラー処理を行う。サーバ装置11は、例えば、ネットワークオーディオ機器12に対してその旨を示すエラー通知を送信する。
また、情報が取得できない際に、エラーとしないで、サーバ装置11の当該プレイリストに存在する情報を強制的に取得することも考えられる。しかしながら、この場合、図8Dに一例が示されるように、再生されずスキップされるコンテンツが発生してしまう。
このように、サーバ装置11側で、ネットワークオーディオ機器12側のアクセス操作に伴い動的にプレイリスト情報が変化する場合、リストの最後の部分に対するアクセスができないことになる。
なお、サーバ装置11側でプレイリスト情報が動的に変化しない場合は、図7に示す処理で問題なく動作する。また、ネットワークオーディオ機器12側でも、ユーザに対する表示において、存在するコンテンツ数をユーザに認識させ、ユーザがプレイリストのどの位置まで選択できるかを明示的に示すことが可能である。
但し、プレイリスト内のコンテンツ数が50個以下であるときは、ネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11から取得する情報に基づき、コンテンツデータが格納されている絶対的なアドレス情報を取得することができるため、サーバ装置11側においてプレイリスト内の情報が削除されても、リストから削除されたコンテンツデータがサーバ装置11のハードディスクドライブ28などから物理的に削除されない限り、ネットワークオーディオ機器12から当該コンテンツデータに対してアクセスすることができる。
この発明の実施の一形態では、ネットワークオーディオ機器12が手持ちのプレイリスト情報の範囲外の部分にアクセスしようとするときに、サーバ装置11から、当該プレイリストのコンテンツ数を取得することにより、サーバ装置11におけるプレイリストの動的な変化に、ネットワークオーディオ機器12側が対応できるようにしている。
図9は、この発明の実施の一形態による、ネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11からプレイリストを取得する際の一例の処理を示すフローチャートである。この図9のフローチャートにおいても、上述の図7のフローチャートと同様に、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11が有するプレイリストのリストを予め保持し、また、後述するステップS20で選択されるプレイリストは、100コンテンツ分の情報が含まれる未再生プレイリストであるものとする。
図9のフローチャートにおいて、ステップS20からステップS24までの処理は、上述図7におけるステップS10からステップS14までの処理と同一である。すなわち、最初のステップS20で再生したいプレイリストが選択(未再生プレイリストとする)され、次のステップS21でネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11と通信を行い選択されたプレイリスト中のコンテンツ数をブラウズする。ブラウズ結果に基づき、ステップS22でネットワークオーディオ機器12によりサーバ装置11の当該プレイリスト中の最初の50コンテンツ分のプレイリスト情報がブラウズされる。
ステップS22のブラウズ処理により取得された情報に基づき、ステップS23でアクセス操作が行われる。次のステップS24では、このアクセス操作により、ネットワークオーディオ機器12の手持ち情報の範囲外の部分にアクセスされたか否かが判断される。若し、手持ち情報の範囲外の部分にアクセスされていると判断されれば、処理はステップS25に移行される。
ステップS25で、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11と通信を行い、現在選択されているプレイリストのコンテンツ数をブラウズする。そして、次のステップS26において、当該プレイリストについて以前に取得されたコンテンツ数と、今回取得されたコンテンツ数とが比較され、変化があるか否かが判断される。若し、コンテンツ数に変化があると判断されれば、処理はステップS27に移行され、ネットワークオーディオ機器12によりサーバ装置11の当該プレイリストの情報が読み直される。そして、読み直された情報に基づき、ステップS28で、必要な次の50コンテンツ分のプレイリスト情報をブラウズする。
なお、実際には、コンテンツ情報保存領域中の例えば12コンテンツ分の情報を残し、51番目から88番目までの38コンテンツ分の情報がブラウズされることになる。
次のステップS29では、上述したステップS25でブラウズされたプレイリスト中のコンテンツ数に基づき、プレイリストの最後の部分にアクセスしたか否かが判断される。若し、最後の部分にアクセスしたとされれば、例えば、ステップS25でブラウズされた最後のコンテンツデータへのアクセス操作(図示しない)がなされた時点で、一連の処理が終了される。ステップS29で、未だ最後の部分にアクセスしていないと判断されれば、処理はステップS23に戻される。
図10は、図9のフローチャートによる処理に伴う、サーバ装置11およびネットワークオーディオ機器12上のプレイリストの状態を概略的に示す。図10A〜図10Dそれぞれにおいて、上段はネットワークオーディオ機器12の表示部26に表示される再生コンテンツを示す番号、中段はネットワークオーディオ機器12がコンテンツ情報保存領域に保持する50コンテンツ分のプレイリスト情報、下段はサーバ装置11が保持するプレイリスト情報を示す。
図10A〜図10Cに一例が示される、図9のフローチャートにおけるステップS22でブラウズされた、50コンテンツ分の情報が記述されるプレイリストのうち、48番目のコンテンツに対するアクセス操作までの状態は、上述した図8A〜図8Cに示した状態と同一であるため、詳細な説明を省略する。
ネットワークオーディオ機器12は、ステップS23で49番目のコンテンツに対するアクセス操作がなされると、2コンテンツ後の51番目のコンテンツ情報を先読みするように動作される。この時点で、サーバ装置11の当該プレイリストは、ネットワークオーディオ機器12において既に再生された48番目までのコンテンツ情報が削除され、コンテンツ数が52個に減少している。ステップS25では、この状態の未再生プレイリストがネットワークオーディオ機器12にブラウズされる。
ネットワークオーディオ機器12は、ステップS26で、このブラウズ結果に基づき以前に取得されたコンテンツ数(100個)に対して変化があったと判断し、サーバ装置11の当該プレイリスト中のコンテンツ数を読み直す。そして、読み直したコンテンツ数に基づき当該プレイリストの先頭から50コンテンツ分のプレイリスト情報を取得し、取得した情報を新たなプレイリスト情報として、コンテンツ情報保存領域に保持する。
図10Dの中段に、読み直された情報に基づきネットワークオーディオ機器12のコンテンツ情報保存領域に保持される一例のプレイリスト情報が示されている。読み直しを行う直前の49番目のコンテンツが新たな1番目のコンテンツとされて、プレイリスト情報が保持および表示される。読み直しを行う前後で、同一のコンテンツデータに対するコンテンツ番号が変化するので、表示上の違和感が生じる可能性があるが、コンテンツのスキップが発生することが無い。
なお、上述したように、ステップS23〜ステップS28の処理などで、必要な次の50コンテンツ分の情報を取得する場合に、ネットワークオーディオ機器12とサーバ装置11との間で通信が行われる。この通信には、ある程度の時間がかかる場合があるので、例えば表示部26に対して、取得されるコンテンツ数を見込んで恰も情報が連続的に受信されているかのように、コンテンツ数を順次増加させるような表示を行うと、操作性の上で好ましい。一方で、表示されるコンテンツ数だけを増加させると、表示されるコンテンツ数がサーバ装置11の選択されたプレイリスト中に含まれるコンテンツ数よりも多くなり、実際にはアクセスできないコンテンツ番号が表示されてしまうことも考えられる。
そこで、ステップS28で、リストの最後のコンテンツ情報が取得できた時点で、表示されるコンテンツ数と、ステップS25で取得されたコンテンツ番号とを比較し、小さい方の値を、表示されるコンテンツ数とする。
図11は、このコンテンツ情報取得中の一例の表示制御を示すフローチャートである。図11の左側がネットワークオーディオ機器12における一例の処理を示し、右側がその処理に伴う表示部26の一例の表示を示す。ステップS30でコンテンツの送り操作が行われる以前は、例えば上述のステップS21で取得されたコンテンツ数(100個)が表示部26に対して表示される。ユーザの操作に応じてコンテンツの送り動作が行われると(ステップS30)、表示部26に対して、送られたコンテンツに対応する番号が順次、表示される。送られたコンテンツ数が所定数(例えば49個)を越えたか否かがステップS31で判断され、越えたと判断されれば、ステップS32で、ネットワークオーディオ機器12からサーバ装置11に対して、次に必要な50コンテンツ分の情報が要求される。
ネットワークオーディオ機器12は、ステップS32における要求に対するサーバ装置11からの返答が受信されるまで(ステップS33)、表示部26に表示されるコンテンツ数の値を順次、増加させる。そして、ステップS34で、サーバ装置11から、現在選択されているプレイリスト中のコンテンツ数の情報が受信されたら、受信されたコンテンツ数と、表示部26に現在表示中のコンテンツ数とを比較する。
比較の結果、表示されているコンテンツ数が、サーバ装置11における当該プレイリストに含まれるコンテンツ数よりも大きいと判断されれば、処理はステップS36に移行され、表示部26に表示されるコンテンツ数表示がサーバ装置11における当該プレイリストのコンテンツ数の表示とされる。図11の例では、表示部26に表示されるコンテンツ数が「75」になった時点で、サーバ装置11から、当該プレイリストに含まれるコンテンツ数が「70」であることが送信され、表示部26に表示されるコンテンツ数表示がサーバ装置11から送信された値とされる。
次に、この発明の実施の一形態の変形例について説明する。上述では、サーバ装置11において選択中のプレイリストに含まれるコンテンツ数に動的な変化が生じた際に、当該プレイリストの情報を読み直していたが、これはこの例に限定されない。この実施の一形態の変形例では、サーバ装置11における当該プレイリストに含まれるコンテンツ数に変化があった際に、新たに取得するコンテンツ数を、現在のコンテンツ数に応じて変更するようにしている。
図12は、この実施の一形態の変形例による、ネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11からプレイリストを取得する際の一例の処理を示すフローチャートである。この図12のフローチャートにおいても、上述の図7のフローチャートと同様に、ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11が有するプレイリストのリストを予め保持し、また、後述するステップS20で選択されるプレイリストは、100コンテンツ分の情報が含まれる未再生プレイリストであるものとする。
この図12のフローチャートによる処理は、上述した図9に示される実施の一形態の処理に対して、プレイリストに含まれるコンテンツ数が以前に取得されたコンテンツ数と異なる場合の処理(図9のステップS27およびステップS28)が異なっている。図12のステップS40〜ステップS45までの処理は、図9のステップS20〜ステップS25までの処理と同一であるため、繁雑さを避けるため、詳細な説明を省略する。
この実施の一形態の変形例では、ステップS45でブラウズされたコンテンツ数が0であるか否かがステップS46で判断され、0であると判断されれば、一連の処理が終了される。ブラウズされたコンテンツ数が0でないと判断されれば、処理はステップS47に移行され、ステップS41でブラウズされたコンテンツ数と、ステップS45でブラウズされたコンテンツ数とが一致するか否かが判断される。
若し、異なると判断されれば、処理はステップS48に移行され、ネットワークオーディオ機器12がサーバ装置11から取得するコンテンツ数を、サーバ装置11における当該プレイリスト中の、既に再生されて削除されたコンテンツを除いたコンテンツ数を所定数(この例では50個)で除した余りのコンテンツ数に変更する。
なお、実際には、ネットワークオーディオ機器12のコンテンツ情報保存領域に所定数、例えば12コンテンツ分の情報を残すようにしているため、上述の余りのコンテンツ数に対して12を加えたコンテンツ数が取得するコンテンツ数とされる。
ステップS49では、ステップS48で取得コンテンツ数が変更された場合、ネットワークオーディオ機器12は、例えば、サーバ装置11における当該プレイリスト中の最後尾側から変更された数だけコンテンツ情報をブラウズする。ステップS49で必要な情報がブラウズされると、処理がステップS43に戻される。
図13を用いて説明する。なお、図13において、図13A〜図13Cは、上述した図8A〜図8Cなどと同一である。図13Dに一例が示されるように、ネットワークオーディオ機器12において、49番目のコンテンツが再生される時点で、51番目以降のコンテンツ情報が必要とされる。一方、サーバ装置11の当該プレイリストにおいて、48番目までのコンテンツが既に再生済みとなっているため削除され、49番目のコンテンツがプレイリストの先頭のコンテンツとされ、51番目以降は、削除前の99番目および第100番目の2コンテンツとなる(図13Dの下段参照)。
そこで、ネットワークオーディオ機器12は、ステップS45におけるプレイリスト中のコンテンツ数のブラウズ結果に基づき、51番目のコンテンツ以降のコンテンツ数である2個を、新たに取得するコンテンツ数とする。ネットワークオーディオ機器12は、サーバ装置11に対してこの2コンテンツ分の情報をブラウズし、削除前の99番目および100番目のコンテンツ情報を得る(図13Dの中段参照)。ネットワークオーディオ機器12では、50番目のコンテンツのアクセスの次に、削除前の99番目のコンテンツにアクセスすることができ、恰も、コンテンツが連続的にアクセスされたように見える。
この実施の一形態の変形例によれば、48番目のコンテンツが再生された後に、削除前の99番目および100番目のコンテンツが再生され、削除前の49番目から98番目までのコンテンツがスキップされることになる。しかしながら、図12の処理を繰り返していくことで、一旦スキップされた、削除前の49番目から98番目までのコンテンツを再生することができる。
なお、この実施の一形態の変形例においても、この発明の実施の一形態で図11を用いて説明した表示制御方法を適用することができる。
ところで、上述した実施の一形態および/または実施の一形態の変形例による処理を行っても、サーバ装置11におけるプレイリスト上の情報と、ネットワークオーディオ機器12のコンテンツ情報保存領域に保持されたプレイリスト情報との間に矛盾が生じてしまう可能性がある。
例えば、ネットワークオーディオ機器12において、未再生プレイリストに基づく再生を行っている最中に、ユーザがコンテンツを反復再生するリピートモードを変更し、1コンテンツだけを再生するように操作した場合について考える。この場合、一度再生したコンテンツは、サーバ装置11の未再生プレイリストから削除されるため、再度同一のコンテンツを再生しようとしても、そのコンテンツが未再生プレイリスト中に見つからないことになり、存在しないコンテンツにアクセスしようとした旨のエラーが発生してしまう。
また、この例に限らず、サーバ装置11とネットワークオーディオ機器12との間でなされる、プレイリスト情報の転送時などの通信エラーや、サーバ装置11やネットワークオーディオ機器12のソフトウェア的な不備などでも、同様なエラーが発生する可能性がある。
そこで、このような、プレイリストに基づくアクセスに関する予期せぬ事態が発生した場合には、自動的に、サーバ装置11の対応するプレイリストを読み直す処理を行うようにする。そして、ネットワークオーディオ機器12側では、読み直されたプレイリストの先頭を再生コンテンツとして選択した状態で、待機状態とする。このような処理を行うことで、エラーの発生を防ぐことができる。
上述では、この発明を適用可能なシステムがオーディオデータを扱うシステムであるように説明したが、このシステムで扱うことができるコンテンツデータは、オーディオデータに限定されない。例えば、ビデオデータを扱うシステムにこの発明を適用することができる。勿論、ビデオデータやオーディオデータといった、種類の異なるコンテンツデータを混在させて扱うシステムにこの発明を適用することも可能である。
この発明に適用可能な一例のシステム構成を示すブロック図である。 サーバ装置の一例の構成を概略的に示すブロック図である。 蓄積されたコンテンツデータに対する管理情報およびプレイリストの一例を示す略線図である。 ネットワークオーディオ機器の一例の構成を示すブロック図である。 UPnPについて説明するための略線図である。 UPnPについて説明するための略線図である。 プレイリストを取得する際の基本的な処理を示す一例のフローチャートである。 プレイリストを取得する際の基本的な処理に伴う、サーバ装置およびネットワークオーディオ機器上のプレイリストの状態を概略的に示す略線図である。 この発明の実施の一形態による、プレイリストを取得する際の一例の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の一形態による、プレイリストを取得する際の処理に伴う、サーバ装置およびネットワークオーディオ機器上のプレイリストの状態を概略的に示す略線図である。 コンテンツ情報取得中の一例の表示制御を示すフローチャートである。 この実施の一形態の変形例による、プレイリストを取得する際の一例の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の一形態の変形例による、プレイリストを取得する際の処理に伴う、サーバ装置およびネットワークオーディオ機器上のプレイリストの状態を概略的に示す略線図である。
符号の説明
10 LAN
11 サーバ装置
12 ネットワークオーディオ機器
28 ハードディスクドライブ
31 通信制御/信号処理部
32 マイコン
36 表示部
37 操作部

Claims (12)

  1. コンテンツデータを蓄積する蓄積部と、
    上記蓄積部に蓄積された上記コンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストと、
    ネットワークを介して通信を行う第1の通信部と
    を有するサーバ装置と、
    上記ネットワークを介して通信を行う第2の通信部と、
    上記サーバ装置に対して上記コンテンツデータを要求するための第2のプレイリストを記憶するプレイリスト記憶部と、
    上記サーバ装置と上記ネットワークを介して通信を行い、上記サーバ装置から上記第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して該第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報を上記サーバ装置に対して要求し、該要求に応じて取得された情報を上記第2のプレイリストとして上記プレイリスト記憶部に記憶し、該プレイリスト記憶部に記憶される該第2のプレイリストに基づき上記蓄積部に蓄積された上記コンテンツデータを上記サーバ装置に対して要求する制御部と
    を有し、
    上記制御部は、
    上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、上記第1のプレイリストに格納される情報の第2の数を上記サーバ装置から取得し、上記第1の数と上記第2の数とが異なった場合、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報を上記サーバ装置に対して要求して上記第2のプレイリストを更新する
    ようにしたクライアント装置と
    を備える
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    上記クライアント装置は、上記制御部により、上記第1の数と上記第2の数とが異なるときに、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報のうち上記所定数以内の情報を要求するようにした
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    上記クライアント装置の上記制御部は、上記第1の数と上記第2の数とが異なるときに、上記サーバ装置に対して、上記第1のプレイリストに格納される情報のうち、上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外の先頭部分に対応する情報から、上記第2の数に基づき上記第1のプレイリストの最後尾までの情報を要求するようにした
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    上記クライアント装置は、
    少なくとも上記第2のプレイリストに格納される情報を表示する表示部をさらに有し、
    上記表示部は、上記サーバ装置に対する上記第1のプレイリストに格納される情報の要求中は、上記第2のプレイリストの格納されることが見込まれる情報を時間の経過に伴い表示し、上記要求に応じて上記第1のプレイリストに格納される情報が取得できたときに、該取得できた該情報に基づく表示を行うようにした
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    上記クライアント装置は、制御部により、
    上記第2のプレイリストに基づく再生の際に予期せぬエラーが発生した場合に、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報のうち上記所定数以内の情報を要求するようにした
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. ネットワークを介して通信を行い、蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストに格納される該情報の第1の数を取得して、該第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報を要求し、該要求に応じて取得された情報を、上記コンテンツデータを要求するための第2のプレイリストとしてプレイリスト記憶部に記憶し、該プレイリスト記憶部に記憶される該第2のプレイリストに基づき、上記蓄積部に蓄積された上記コンテンツデータを要求するようにされ、
    上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、上記第1のプレイリストに格納される情報の第2の数を取得し、上記第1の数と上記第2の数とが異なった場合、上記第1のプレイリストに格納される情報を要求して上記第2のプレイリストを更新するようにした
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  7. ネットワークを介して通信を行う通信部と、
    上記ネットワークを介してコンテンツデータを要求するための第2のプレイリストを記憶するプレイリスト記憶部と、
    蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストを有するサーバ装置と上記ネットワークを介して通信を行い、上記第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、該第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報を上記サーバ装置に対して要求し、該要求に応じて取得された情報を上記第2のプレイリストとして上記プレイリスト記憶部に記憶し、該プレイリスト記憶部に記憶される該第2のプレイリストに基づき上記蓄積部に蓄積された上記コンテンツデータを上記サーバ装置に対して要求する制御部と
    を有し、
    上記制御部は、
    上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、上記第1のプレイリストに格納される情報の第2の数を上記サーバ装置から取得し、上記第1の数と上記第2の数とが異なった場合、上記第1のプレイリストに格納される情報を上記サーバ装置に対して要求して上記第2のプレイリストを更新するようにした
    ことを特徴とする端末装置。
  8. 請求項7に記載の端末装置において、
    上記制御部は、
    上記第1の数と上記第2の数とが異なるときに、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報のうち上記所定数以内の情報を要求するようにした
    ことを特徴とする端末装置。
  9. 請求項7に記載の端末装置において、
    上記制御部は、
    上記第1の数と上記第2の数とが異なるときに、上記サーバ装置に対して、上記第1のプレイリストに格納される情報のうち、上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外の先頭部分に対応する情報から、上記第2の数に基づき上記第1のプレイリストの最後尾までの情報を要求するようにした
    ことを特徴とする端末装置。
  10. 請求項7に記載の端末装置において、
    少なくとも上記第2のプレイリストに格納される情報を表示する表示部をさらに有し、
    上記表示部は、
    上記サーバ装置に対する上記第1のプレイリストに格納される情報の要求中は、上記第2のプレイリストの格納されることが見込まれる情報を時間の経過に伴い表示し、上記要求に応じて上記第1のプレイリストに格納される情報が取得できたときに、該取得できた該情報に基づく表示を行うようにした
    ことを特徴とする端末装置。
  11. 請求項7に記載の端末装置において、
    上記制御部は、
    上記第2のプレイリストに基づく再生の際に予期せぬエラーが発生した場合に、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報のうち上記所定数以内の情報を要求するようにした
    ことを特徴とする端末装置。
  12. 蓄積部に蓄積されたコンテンツデータの再生順を示す情報が格納される第1のプレイリストを有するサーバ装置と上記ネットワークを介して通信を行い、上記第1のプレイリストに格納される情報の第1の数を取得して、該第1のプレイリストに格納される情報のうち所定数以内の情報を上記サーバ装置に対して要求し、該要求に応じて取得された情報を、上記サーバ装置に対して上記コンテンツデータを要求するための上記第2のプレイリストとして上記プレイリスト記憶部に記憶し、該プレイリスト記憶部に記憶される該第2のプレイリストに基づき上記蓄積部に蓄積された上記コンテンツデータを上記サーバ装置に対して要求するようにされ、
    上記第2のプレイリストに記憶される情報の範囲外のコンテンツデータが選択されたときに、上記第1のプレイリストに格納される情報の第2の数を上記サーバ装置から取得し、上記第1の数と上記第2の数とが異なった場合、上記サーバ装置に対して上記第1のプレイリストに格納される情報をサーバ装置に対して要求して上記第2のプレイリストを更新するようにした
    ことを特徴とする端末装置のコンテンツ管理方法。
JP2005169888A 2005-06-09 2005-06-09 コンテンツ配信システムおよび方法、ならびに、端末装置および端末装置のコンテンツ管理方法 Abandoned JP2006345306A (ja)

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