JP2006237012A - 有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネルとその製造方法 - Google Patents
有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネルとその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【構成】複数の発光部からなる画像表示配列を有している有機ELディスプレイパネルであって、発光部に対応する複数の第1表示電極が表面上に形成された基板と、少なくとも第1表示電極の一部分を露出せしめる基板上に突出する複数の電気絶縁性の隔壁と、露出した第1表示電極の部分の各々上に形成された少くとも1層の有機EL媒体の薄膜と、有機EL媒体の薄膜の上に形成された複数の第2表示電極とからなり、隔壁の上部に基板に平行な方向に突出するオーバーハング部を有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
ングできず、ストライプ状の形状にしかならない。このため、RGBがデルタ配置されたものや、陰極が屈曲もしくは蛇行するようなディスプレイパネルは実現できない。
(実施例1)
化学増幅型レジストを隔壁材料として用い有機ELディスプレイパネル製造した場合
ストライプ状にITOがパターニングされたガラス基板を十分洗浄し、日本ゼオン製ネガフォトレジストLAX−1を5.6μmスピンコートした。次に、温風循環式オーブンにてプリベークをした後、ITOと直交するストライプ状のフォトマスク(陰極ギャップ20μm)を用いて、露光を行った。更に、温風循環式オーブンにてP.E.Bをしてから現像を行い、幅20μm高さ5.6μmの隔壁を形成した(図10の図面代用写真参照)。この基板を回転しながら、TPDを700オングストローム、Alq3を550オングストローム蒸着した後、基板の回転を止めて基板面に対して垂直な方向からAlを1000オングストーム蒸着した(図11の図面代用写真参照)。図11に示すように隔壁の上面と根本でAl膜は切れており、隣同士の陰極ラインは完全に絶縁されていた。更に、有機EL媒体層のエッジはAlのエッジよりはみ出ていたのでA1−ITO間でのショートは起きなかった。
(実施例2)
C 6 H 5 Cl処理したレジストを用い有機ELディスプレイパネル製造した場合
ストライプ状にITOがパターニングされたガラス基板を十分洗浄し、ヘキスト製ポジフォトレジストAZ6112を約1μmスピンコートし、温風循環式オーブンにてプリベークをした後、32℃のC6H5Cl溶液中に30分浸した。次に、ITOと直交するストライプ状のフォトマスク(陰極ギャップ2μm)を用いて露光を行ってから、現像を行って、幅2μm高さ1μmの隔壁を形成した(図12の図面代用写真参照)。後は、実施例1と同様の工程で蒸着を行った。その結果、隔壁の上面と根本でA1膜は切れており隣同士の陰極ラインは完全に絶縁されていた。更に、有機EL媒体層のエッジはAlのエッジよりはみ出ていたのでA1−ITO間でのショートは起きなかった。
(実施例3)
他に微細なピッチのディスプレイを実現するものとして、図13に示すように、第2表示電極に接続された非線形素子(たとえば薄膜トランジスタ(TFT)、コンデンサなど)が、データ信号ライン及び走査信号ラインとともに基板平面上に形成したフルカラーディスプレイがある。図示するように、上記実施例と同様にITO膜3、有機EL媒体層8及び第2表示電極9を成膜した前面ガラス基板2を形成し、そして、この前面基板とは別に所定の画素数だけ第2表示電極と接続すべきTFTなどの非線形素子101を作り込んである裏面用ガラス基板102を形成し、両基板を非線形素子101が対応する第2表示電極9だけと電気的に導通するように異方導電性接着剤103にて張り合わせてディスプレイとする。
(実施例4)絶縁膜の追加
第2表示電極第1及び第2表示電極のショート、特に第2表示電極エッジ部の短絡を防止する。
イプ状のフォトマスク(ライン幅18μm)を用いて露光を行った。更に、温風循環式オーブンにてP.E.Bをしてから現像を行い、幅20μm高さ5.6μmの逆テーパー隔壁を形成した。この逆テーパー隔壁のテーパー角度θ’を測定したところ約30度であった。
(実施例5)封止膜の追加
実施例4の絶縁膜の追加と封止効果を高めるため、封止膜を逆テーパー隔壁の裏側に回り込ませ、第2表示電極パターンを完全に被覆する。実施例4同様に図14(a)〜(d)に示す工程で第2表示電極を成膜した基板に、防湿効果の高い絶縁性封止膜45を、基板を自公転させた蒸着、スパッタ、CVD方法など回り込みの良い方法で成膜する。
2 基板
3 第1表示電極ライン
5 非線形素子
7 隔壁
7a オーバーハング部
8 有機EL媒体
9 第2表示電極ライン
10 保護膜
40 絶縁膜
45 封止膜
Claims (9)
- 複数の発光部からなる画像表示配列を有している有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネルであって、
前記発光部に対応する複数の第1表示電極が表面上に形成された基板と、
少なくとも前記第1表示電極の一部分を露出せしめる前記基板上に突出する複数の電気絶縁性の隔壁と、
露出した前記第1表示電極の部分の各々上に形成された少くとも1層の有機エレクトロルミネッセンス媒体の薄膜と、
前記有機エレクトロルミネッセンス媒体の薄膜上に形成された複数の第2表示電極とからなり、
前記隔壁はその上部に前記基板に平行な方向に突出するオーバーハング部を有し、
前記隔壁の断面形状はT字型であることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。 - 前記第2表示電極のうち隣り合うもの同士の端部が前記隔壁の両側部を挟んで互いに分断されていることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記オーバーハング部の下の前記第1表示電極上又は前記露出した前記第1表示電極の部分の縁部の少なくとも一方に形成された絶縁膜を有することを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記第1表示電極、前記有機エレクトロルミネッセンス媒体の薄膜及び前記第2表示電極上に形成された絶縁性封止膜を有し、前記絶縁性封止膜は少なくとも前記第2表示電極を完全に覆っていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1に記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記第1表示電極及び第2表示電極は、複数のストライプ状の電極でありかつ互いに直交する位置に配列されたことを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記基板及び前記第1表示電極が透明であることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記第2表示電極上に形成された反射膜を有することを特徴とする請求項6記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記第2表示電極が透明であることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
- 前記第1表示電極の外側に形成された反射膜を有することを特徴とする請求項8記載の有機エレクトロルミネッセンスディスプレイパネル。
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