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JP2006235319A - 微粒子移動制御装置 - Google Patents

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希典 河村
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Abstract

【課題】レーザ光の集光位置を、簡単な構成の制御手段で実現することができ、軽量・小型化が可能であり、かつ経済的にも有利な微粒子移動制御装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源711からのビームを対物レンズ721により集光し、焦点位置の対象物を捕捉せしめる装置において、前記レーザ光源711と前記対物レンズ721の間に、外部電圧印加により液晶分子の配向制御を行い液晶の実効的な屈折率の分布特性を可変できる液晶光学素子720によるレンズを配置し、入射するレーザ光の焦点位置を可変して前記対象物の位置を制御できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、微粒子移動制御装置に関するものであり、特に周辺構成部品を削減し、小型軽量化に有効な装置である。
微粒子、細胞などの微細な観察対象物を、非接触で移動させるためのマニピュレータ(光ピンセットとも称される)がある。このマニピュレータでは、レーザ光の焦点を観察対象物に照射し、光圧により観察対象物を捕らえて移動させる、いわゆる捕捉することができる。
この種のマニピュレータでは、観察対象物を任意の位置へ移動させるためには、レーザ光の焦点を移動制御する必要がある。レーザ光の焦点を移動制御するための手段として、従来は機械的な手段により実現している。例えば特許文献1(特開2003−175497号公報)では、レーザ光源と集光レンズとの間の光軸上に光軸上を移動可能な付加レンズ系を配置している。そして、付加レンズ系を光軸上で移動させ、球面収差を制御し、焦点位置を調整している。また光ファイバを介してレーザ光を観察対象物に照射して捕捉し、観察対象物の移動は、光ファイバ先端を機械的に微調整するものもある(例えば特開平09−043434号公報)。
上記した、従来の微粒子移動制御装置は、レーザ光の焦点位置を移動させて微粒子の位置を制御するために、光学部品(レンズやミラー等)を用いて機械的に制御する方法である。
このために、周辺構成部品が大掛かりとなり、小型、軽量化に不向きである。また機械的な制御装置も高精度のものが要求されるために、価格も高価である。
そこでこの発明の目的は、レーザ光の焦点位置を、簡単な構成の制御手段で実現することができ、軽量・小型化が可能であり、かつ経済的にも有利な微粒子移動制御装置を提供することにある。
この発明は、上記の問題を解決するために、レーザ光源からビームを対物レンズにより集光し、焦点付近の対象物を捕捉せしめる装置において、前記対物レンズとして、外部電圧印加により液晶分子の配向制御を行い液晶の実効的な屈折率の分布特性を可変できる液晶光学素子によるレンズを配置し、入射するレーザ光の焦点位置を可変して前記対象物の位置を制御できるようにしたことを基本とする。
上記の手段により、レーザ光の位置制御のために、機械的な駆動機構が不要となり、軽量・小型の微粒子移動制御装置を提供できる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1にはこの発明に係る微粒子移動制御装置の構成例を示している。ベース701の端部には、スタンド702が起立して取り付けられている。ベース701の上部には、間隔をおいて、支持体703が配置され、スタンド702に取り付けられている。この支持台702の上面には、後述する液晶光学素子720が配置される。
支持体703の上側には、アーム704が位置し、スタンド702に取り付けられている。そしてこのスタンド702の先端には、対物レンズ721が取り付けられている。アーム704の上側には、サンプル台705が位置し、スタンド702に取り付けられている。このサンプル台705の上面には、サンプルホルダ722が配置される。
スタンド702には、さらに対物レンズ723を有する鏡筒707が取り付けられている。鏡筒707の光軸上には、フィルタ708を介して、撮像カメラ(例えばCCDカメラ)709が取付けられている。
撮像カメラ709の出力は、パーソナルコンピュータなどのモニタ801に供給される。
711はレーザ光源であり、ここからのレーザ光は、反射ミラー712、713で反射され、コリメータレンズ714、715を介して、立上げミラー716に導かれる。立上げミラー716からのレーザ光は、液晶光学素子720においてその光学特性に制御を受けて、対物レンズ721を介してサンプルホルダ722の観察対象物(微粒子)に焦点を合わせ、この微粒子を捕捉することができる。
微粒子の3次元の移動位置制御は、コントロール部810を操作し、先の液晶光学素子720の特性を制御することで、可能である。このコントロール部810については後で詳しく説明する。
サンプルホルダ722内の微粒子が移動する様子は、対物レンズ723、フィルタ708を介して撮像カメラ709により撮影され、その画像が、モニタ801で写しだされる。フィルタ708は、レーザ光の色をカットし、微粒子の像を正確に撮像するために設けられている。
(液晶光学素子720の基本構成と基本動作の説明)
液晶光学素子720に関して詳しく説明する。図2において、111は、第1の基板(透明ガラス)であり、内面側に、第1の電極21(材料としてはITO材)が形成されている。この第1の電極21側に、平行に対向して、第2の基板(透明ガラス)112が配置されている。第2の基板112の外部には第2の電極22(材料としてはAl)が形成されている。この第2の電極22は、図2(B)に示すように、丸穴222(例えば直径4.5mm)を有する。
第1の基板111の第1の電極21側と、第2の基板112との間には、液晶分子を一方向に配向させた液晶層311(例えば厚さ130μm)が形成されている。41,42は、液晶層311を得るためのスペーサである。
さらに、前記第2の電極22の上部面には、絶縁層113(例えば70μmの薄いガラス)を介して、第3の電極23(材料としてはITO材)が形成されている。この第3の電極23の上面には保護層(ガラス)114が配置されている。液晶層を挟む第1と第2の基板の面には、ポリイミドがコーティングされている。またx軸方向にラビング処理されている。
ここで、上記の光学素子を液晶レンズとして機能させる場合、第1の電極21と第2の電極22との間に第1の電圧Voを加える。この電圧Voは、電圧供給部52から供給される。ここで、最良の光学的特性(この時の特性を、第1段階の光学的特性と称することにする)が得られる電圧値が設定される。次に、第1の電圧Voとは、独立して、第1の電極21と第3の電極23に第2の電圧Vcが加えられる。この第2の電圧Vcは、電圧供給部52から供給される。この第2の電圧Vcを可変することにより、レンズの光学的特性(第2段階の光学的特性と称する)を制御することができる。第2段階の光学的特性は、非常に焦点距離が近い状態から無限に近い(あるいは無限)の状態まで可変される。これは、第2の電圧Vcが第2の電極22において、一様に変化された場合である。
ここで、上記の液晶光学素素子720は、焦点位置を偏向させることができる。このために、第2の電極22は、複数に分割されている。たとえば、第2の電極22は、図2(B)に示すように4分割される。そして、それぞれの電極22a−22dに与える電圧は、コントロール部810により、微小に可変制御することができる。
図3には、第1の電極21と第2の電極22間にVo=70Vの電圧(最良の特性を示す固定の電圧値)を加えており、第3の電極23に第2の電圧(制御電圧)Vc=10Vを与えたときの電位分布を示している。zは、光軸方向であり、yは、光軸と直交する方向である。x、y、zは、図2と共通である。電位分布を示す複数の等電位線の密度が高い場合は、レンズの焦点距離が長く、等電位線の密度が低い場合は、レンズの焦点距離が短くなる。
図4(A)と図4(B)には、さらに別の電位分布の例を示している。図4(A)では、第1の電極21と第2の電極22間にVo=70Vの電圧(最良の特性を示す固定の電圧値)を加え、且つ、第2の電圧(制御電圧)Vc=10Vを与えたときの電位分布を示している。図4(B)では、制御電圧を可変し、第2の電圧(制御電圧)Vc=20Vを与えたときの電位分布を示している。この電位分布の変化は液晶分子の傾斜角に対応し、かつ光の屈折角にも対応している。図4(B)の状態のときが、図4(A)の状態のときより焦点距離が長い。
図5には、上記の実施形態において、液晶レンズにおける光の位相遅れφの様子を示している。基本的には、y軸の中心から周囲に向って次第に位相遅れが小さくなる2乗分布特性を示している。ここで、制御電圧(第2の電圧)Vcを可変していくと中心と周囲の位相差が小さくなっている。つまり、Vc=10Vのときよりも、Vc=50Vのほうが焦点距離は長くなっている。
図6には、この発明の光学素子の焦点距離の変化と先の制御電圧Vcとの関係を示している。制御電圧Vcを可変することで、焦点距離が可変される。本発明の一実施形態は、上記の構成に限定されるものではない。
図7(A)は、上記コントロール部55の具体的構成例であり、図7(B)は、コントロール部810により焦点距離が制御された場合の各種の焦点距離の移動位置を示す説明図である。
電極22aに与える電圧は、可変抵抗55aの摺動子から取り出されており、電圧+Vと、電圧−Vの間の分割電圧が取り出されている。同様に電極22bに与える電圧は、可変抵抗55bの摺動子から取り出されており、電圧+Vと、電圧−Vの間の分割電圧が取り出されている。電極22cに与える電圧は、可変抵抗55cの摺動子から取り出されており、電圧+Vと、電圧−Vの間の分割電圧が取り出されている。そして電極22dに与える電圧は、可変抵抗55dの摺動子から取り出されており、電圧+Vと、電圧−Vの間の分割電圧が取り出されている。
各電極に与える電圧を微小に可変することにより、焦点位置は、図7(B)に示すように、x軸方向又はy軸方向へ、さらには両方向へ移動させることができる。また、z軸方向へも移動させることができる。つまり三次元の範囲内で焦点位置を移動制御することが可能である。
(液晶光学素子720と対物レンズ721の複合レンズの複合特性)
図8(A)は、液晶光学素子720に第2の電圧Vcを与えたときの焦点距離fの変化の測定結果を示している。図8(B)は、光学素子720の焦点距離fLCと、複合レンズの焦点距離fとの関係を示している。また図8(C)は、光学素子720の焦点距離fLCと、複合レンズの焦点のスポットサイズとの関係を示している。
さらに図9では、第2の電圧Vcを制御した際の捕捉した微粒子の光軸(z)方向への移動量を示している。
図10には、微粒子(例えばポリスチレンの微粒子)を捕捉し、コントロール部810を調整し、シフトさせた場合の電圧とシフト量との関係を示している。図11(A)−(D)には、モニタ801の画面811上で、微粒子812が移動制御される様子を示している。図11(A)は、例えば分割電極A−C間での電位差を制御電位として15V,35V,55V,72Vと変化させたときに微粒子812が移動した様子を示している。
上記したようにこの発明によると、微粒子をレーザ光の焦点位置で捕捉し、これを2次元のみならず3次元で移動制御することが可能である。この発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、電極22をさらに多くの電極に分割し、それぞれの与える制御電圧を制御することにより、微粒子の移動制御をさらに緻密なものとすることが可能である。
図12には、さらにこの発明の他の実施の形態を示す。この例は、液晶光学素子と対物レンズのペア(複合レンズ)を複数用いる例である。即ち、この装置は、面発光レーザアレイであるが、その配置を工夫することにより、サンプルホルダのサンプルの移動エリアとして広範囲850を得ることができる。中心851を持つ円851上に、複合レンズL、L、L、L、…、L’、L’、L’、L’、…を配置する。このとき複合レンズL、L、L、L、…、L’、L’、L’、L’、…の光軸が中心851を通るように配置する。そして、中心851と複合レンズL、L、L、L、…、L’、L’、L’、L’、…との間にサンプル捕捉エリア850を配置するのである。このように構成した場合、ある複合レンズのビームで途中まで微粒子を捕捉し、この微粒子を隣の複合レンズのビームが引き受けて捕捉するというように、次々と微粒子を捕捉して遠くまで移動制御することが可能となる。さらに別の用い方として、複数の微粒子をそれぞれの複合レンズのビームで捕捉し、それぞれの微粒子を独立して移動制御する用い方が可能である。
又この発明は、液晶光学素子の光学特性は、上記の特性に限定されるものではない。上記の特性では、光軸方向での焦点距離及び光軸と交差する方向への偏向特性を有し、前記焦点付近の捕捉した対象物を3次元で移動性制御できるようにした。
しかし、液晶光学素子が、レーザ光の偏光状態を可変できる特性にしてもよく、捕捉した光学的異方性を有する対象物の3次元位置制御のみならず、異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしてもよい。偏光状態の制御は、ラビング処理の調整により、あるいは、複数の液晶層を設けることで容易に可能である。
また、同様な処理により、液晶光学素子が、楕円形状の屈折率分布特性をすなわちアナモルフィックレンズ特性を有し、捕捉した幾何学的または光学的異方性を有する対象物の3次元位置制御のみならず、異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしてもよい。
液晶光学素子及び対応する前記対物レンズのペアを、2次元アレイで複数配置して、各液晶光学素子に電圧を印加して捕捉した複数の対象物を独立して3次元位置制御するのみならず異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしてもよい。
さらには、液晶光学素子及び対応する前記対物レンズを2次元面発光レーザアレイと一体化する構造とし、捕捉した複数の複数の対象物を3次元位置制御するのみならず異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしてもよい。
またこの液晶光学素子及び対応する対物レンズを、2次元アレイ状に複数配置し、各液晶光学素子に電圧を印加して、サンプル捕捉エリア領域でレーザ光を干渉させるようにしてもよい。この干渉を行わせることにより、捕捉した複数の対象物を同時に3次元制御のみならず回転動作の制御を得ることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。第3の電極の形状が、正弦波関数または正弦波関数の重畳関数、又はべき乗の関数のいずれかで与えられていてもよい。また、液晶レンズを1つ示したが、複数が配列される構成であってもよい。また複眼のような2次元的な配列であってもよい。
本発明の光学素子は、拡大レンズ、ロボットにおいて視覚機能として用いられる撮像部のレンズなど種々の用途が可能である。
この発明に係る微粒子移動制御装置の構成を示す構成説明図である。 図1の装置に用いられた液晶光学素子の一実施の形態を示す構成説明図である。 図2に示した液晶光学素子の機能を説明するために素子の電位分布の例を示す説明図である。 図2に示した液晶光学素子の機能を説明するために素子の電位分布が変化した例を示す説明図である。 図2に示した液晶光学素子の機能を説明するために、光学素子を通過する光波の位相が変化する様子を示す説明図である。 図2に示した液晶光学素子の機能を説明するために、制御電圧に対する焦点距離が変化する様子を示す説明図である。 図1に示したコントロール部の具体的構成例と、液晶レンズの焦点位置の遷移を説明するために示した説明図である。 液晶光学素子に第2の電圧Vcを与えたときの焦点距離fの変化の測定結果、液晶光学素子の焦点距離fLCと、複合レンズの焦点距離fとの関係、及び液晶光学素子の焦点距離fLCと複合レンズの焦点のスポットサイズとの関係を示す説明図である。 複合レンズの焦点を光軸(z)方向へ移動制御した際の移動距離と第2の電圧Vcとの関係を示す説明図である。 微粒子を捕捉しシフトさせた場合の電圧とシフト量との関係を示す説明図である。 モニタの画面で、微粒子移動制御される様子を示す説明図である。 この発明の装置に係る液晶光学素子の他の例を示す説明図である。
符号の説明
21…第1の電極、22…第2の電極、222…穴、23…第3の電極、51,52,61,62…電圧供給部、55…コントロール部、111…第1の基板、112…第2の基板、113…絶縁層、114…保護層、711…レーザ光源、720…液晶光学素子、721…対物レンズ、722…サンプルホルダ、723…対物レンズ、708…フィルタ、709…撮像カメラ、801…モニタ、810…コントロール部。

Claims (7)

  1. レーザ光源からのビームを対物レンズにより集光し、焦点付近の対象物を捕捉せしめる装置において、前記レーザ光源と前記対物レンズの間に、外部電圧印加により液晶分子の配向制御を行い液晶の実効的な屈折率の分布特性を可変できる液晶光学素子によるレンズを配置し、入射するレーザ光の焦点位置を可変して前記対象物の位置を制御することを特徴とする微粒子移動制御装置。
  2. 前記液晶光学素子が、凸レンズ特性を有し、且つ光軸方向での焦点距離及び光軸と交差する方向への偏向特性を有し、前記焦点付近の捕捉した対象物を3次元で移動性制御することを特徴とする請求項1記載の微粒子移動制御装置。
  3. 前記液晶光学素子が、前記入射するレーザ光の偏光状態を可変できる特性を有し、捕捉した光学的異方性を有する対象物の3次元位置制御のみならず、
    異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の微粒子移動制御装置。
  4. 前記液晶光学素子が、楕円形状の屈折率分布特性をすなわちアナモルフィックレンズ特性を有し、捕捉した幾何学的または光学的異方性を有する対象物の3次元位置制御のみならず、
    異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2または3記載の微粒子移動制御装置。
  5. 前記液晶光学素子及び対応する前記対物レンズのペアを、2次元アレイで複数配置して、各液晶光学素子に電圧を印加して捕捉した複数の対象物を独立して3次元位置制御するのみならず異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2または3記載の微粒子移動制御装置。
  6. 前記液晶光学素子及び対応する前記対物レンズを2次元面発光レーザアレイと一体化する構造とし、捕捉した複数の複数の対象物を3次元位置制御するのみならず異方性の方向または回転動作の制御を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2または3記載の微粒子移動制御装置。
  7. 前記液晶光学素子及び対応する対物レンズを、2次元アレイ状に複数配置し、各液晶光学素子に電圧を印加して、サンプル捕捉エリア領域でレーザ光を干渉させることにより、捕捉した複数の対象物を同時に3次元制御のみならず回転動作の制御を得られるようにしたことを特徴とする請求項1または2または3記載の微粒子移動制御装置。
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