JP2006223158A - 代替タバコ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、喫煙者と非喫煙者が協調して共存できる環境を作り出すことができるとともに、燃焼させないため不要タールや一酸化炭素を吸うこともなく、かつ、取り扱いも簡単であって、さらには、火災の原因にもならず、紙巻たばこに慣れ親しんだわが国の喫煙者の慣習に適合する代替タバコの提供を図る。
【解決手段】一端に吸引口を備えるとともに他端に開口部を備え、かつ、内部に中空部を有する吸引用容器と、該中空部に充填する詰め替え可能なニコチン成分を含有した第一充填材、若しくは、該第一充填材と香料を含有した第二充填材とから構成される代替タバコである。
【選択図】図2
【解決手段】一端に吸引口を備えるとともに他端に開口部を備え、かつ、内部に中空部を有する吸引用容器と、該中空部に充填する詰め替え可能なニコチン成分を含有した第一充填材、若しくは、該第一充填材と香料を含有した第二充填材とから構成される代替タバコである。
【選択図】図2
Description
本発明は、吸引用容器の中にニコチン成分を付着させた充填材を入れることにより、ニコチンを摂取することができる代替タバコに関するものである。
現代社会における喫煙をめぐる環境については、種々の問題を抱えている。その主たる問題としては、非喫煙者の主張が大きな影響を与えていると考えられ、すなわち、非喫煙者の主張とは、「喫煙者自身の健康を害するばかりではなく、タバコ自体の燃焼による煙(主流煙)と、他人が吐き出したタバコの煙(副流煙)との混合した環境タバコ煙に関する問題、さらには、自分の意思に反して吸うこととなる受動喫煙に対する批判」であり、「不快感などを生じさせ他人の健康まで害するものである」との主張である。また吸殻のポイ捨ては、街や自然の美観を損ない、火が完全に消えていない場合には火災の原因となるケースもある。かかる非喫煙者の主張および社会問題に鑑み、近年、あらゆる施設や企業内等では、喫煙コーナーや喫煙席を少なくする傾向が見受けられ、その傾向は日々益々強いものとなってきている。その結果、喫煙者は、遠く離れた喫煙場所で吸うことを余儀なくされ、喫煙者に肩身の狭い思いをさせるような現状が存在する。
確かに、非喫煙者の意見にも傾聴すべきところがあり、社会的要請からも公共施設等の施設管理者等は、喫煙者・非喫煙者双方の立場を配慮しつつ、施設の利用目的や利用実態に応じて適切な喫煙場所の設置・制限等を進めることによって、これらの問題点に対応している。
しかしながら、これらの対応策は、喫煙者と非喫煙者の双方を物理的に分離するものであって、喫煙者と非喫煙者が協調して共存できる環境を作り出すことには至らず、かえって両者間の隔たりを助長するものと考えられる。特に職場内等においては被用者の扱いが異なるなど、人権問題等に関する訴訟が相次いでいることからも、かかる問題解決に繋がっていないことが首肯される。
また、煙を出さないタバコとして、嗅ぎタバコや噛みタバコがある。嗅ぎタバコは、煙草の粉を鼻の内側の粘膜に付着させてニコチンを摂取する喫煙方法である。噛みタバコは、たばこの葉を口中で噛んだり、口唇と頬部に挟んだりして、その味と香りを味わうものである。いずれも燃やさず煙を吸わないので、肺に負担をかけないことから、スポーツマンやミュージシャン等に愛用されている。また、機内や室内でも使え、燃焼しないので、不要なタールや一酸化炭素を吸うことがない。さらに、燃やさないので火災等を引き起こす原因ともならない。したがって、嗅ぎタバコや噛みタバコによれば、前述の問題を解決できるようにも考えられる。しかし、嗅ぎタバコや噛みタバコは吸い方に特徴があり、紙巻タバコに慣れ親しんだ我が国の喫煙者には、受け入れにくいという欠点がある。さらに、喫煙者がタバコを吸う目的は、単にニコチンを摂取することのみならず、ストレス解消等の心理的効果の面が大きく作用するものであり、手持ち無沙汰を感じるという習慣的な面からの心理的依存については解消することができない。
なお、上述の問題点を解決すべく、先行技術として、例えば、ニコチンを包摂してなる環状オリゴ糖等との混合物を筒状容器に充填してなるタバコ(実開平04−062094)の考案があるが、使い捨てによるものであり、吸殻のポイ捨て等が懸念され、街や自然の美観を損なうおそれといった問題点に対応できるものではなく、コストもかかる。また、ガム基材を噛むことによりニコチン成分を摂取するものが発明されているが(特表平05−501051)、ガムを噛むという行為とタバコを吸う行為とは個別の行為であり、紙巻たばこに慣れ親しんだ我が国の喫煙者の慣習に適合するものではない。さらに、以下に示す先行技術が存在するが、各々、燃焼を伴うものであったり、構造が複雑となったり、取扱方法が煩雑である等の欠点を有し、結局、上記問題点を解決するには至っていない。
特開昭60−199813
特開平02−190173
特表平05−501051
特開平07−155161
実開平04−062094
実開昭59−044377
そこで、上記問題点に鑑み、本発明は、喫煙者と非喫煙者が協調して共存できる環境を作り出すことができ、燃焼による不要タールや一酸化炭素を吸うことがなく、取扱も簡単であって、紙巻たばこに慣れ親しんだ我が国の喫煙者の慣習に適合する代替タバコを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、一端に吸引口を備えるとともに他端に開口部を備え、かつ、内部に中空部を有する吸引用容器と、該中空部に充填する詰め替え可能なニコチン成分を含有した第一充填材とからなる構成とすることができる。
また、本発明は、前記吸引用容器の開口部に、蓋体が備えられている構成とすることができる。
さらに、本発明は、前記第一充填材において、吸引用容器の中空部に充填された際の吸引口側および開口部側の両端面に取り外し可能なシールが備えられている構成を採用することができる。
またさらに、本発明は、前記吸引用容器の中空部内または開口部に備えられる蓋体のいずれか一方に突起を設けるとともに、第一充填材における吸引用容器の中空部に充填された際の前記突起に対応する端面と反対の端面に取り外し可能なシールが備えられている構成とすることができる。
さらにまた、本発明は、前記吸引用容器の中空部内及び開口部に備えられる蓋体に突起を設けた構成とすることができる。
そしてまた、本発明は、前記吸引用容器の中空部内における所定箇所に香料成分を含有した第二充填材を備えた構成を採ることもできる。
本発明によれば、煙の発生に伴う非禁煙者からの批判を受けることなく、喫煙者と非喫煙者が協調して共存できる環境を作り出すことができ、近年、訴訟等が相次いでいる公共施設内・職場内禁煙問題等に大きく貢献できる効果を発揮することができる。
また、本発明によれば、燃焼せず煙を吸わないので、のどや肺に負担をかけず、機内や室内でも使え、燃焼による不要なタールや、一酸化炭素を吸うことがない点で、人体に及ぼす影響を大幅に軽減できるという有利な効果を発揮することができる。
さらに、本発明によれば、目的とするニコチンのみを効率よく吸うものであり、前述した従来品(現タバコ)の喫煙上の不都合の大部分を取り除くことが可能となって、喫煙者の喫煙場所が回復され等の効果が期待できる。
またさらに、本発明によれば、燃焼を伴わないため、火災の原因となることがなく、従来タバコに比べて安全であるという効果を奏する。
そしてまた、本発明によれば、吸引用容器は使い捨てではなく、何度も使用できるので、吸殻のポイ捨て等がなく、街や自然の美観を損なうおそれといった問題点にも対応することができる。
本発明にかかる代替タバコは、燃焼させることなく、ニコチン成分を体内に摂取することができ、しかもニコチン成分がなくなったときに、充填物を交換するだけでまた同様の効果を得ることができることを最大の特徴とする。以下、本発明にかかる代替タバコの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる代替タバコに使用する吸引用容器1を示す斜視図であり、図2は、かかる吸引用容器1に第一充填材3を挿入した状態を示す断面図である。該代替タバコは吸引用容器1と、第一充填材3とから構成される。吸引用容器1は、一端に吸引口2を備えるとともに、他端に開口部4を備え、かつ、内部には中空部5を有する構造となっている。また、第一充填材3は、ニコチン成分を含有してなり、前記吸引用容器1の開口部4から中空部5内に挿入される。
吸引用容器1に備えた吸引口2は、人が口に咥えてニコチン成分を吸入する部分であり、図中に示した形状等について特に限定するものではない。但し、吸入口の大きさはニコチン成分の放出速度に影響し、その大きさ如何によって一回の吸引によるニコチン成分の摂取量が異なってくるため、人体への影響等を考慮して口径は決定される。また、中空部5の形状をテーパ状、すなわち、中空部5の内径を吸引口2側に向かうにつれて徐々に小径とすることにより、第一充填材3の脱落防止効果を奏させることもできる。図面に示す吸引用容器1の開口部4に備えられた溝7は、第一充填材3に取付けられた取出し用ツバ8と該蓋体6の緩衝を避けるためのものである。尚、本発明にかかる代替タバコは燃焼を伴わないので、吸引用容器1には耐熱性は要求されず、ニコチン成分が透過しない素材であればよく、例えば、人体に影響のない樹脂等の素材を用いることが考えられる。
また、図3に示すように、吸引用容器1の開口部4に蓋体6を備える構成とすることもできる。かかる構成とすることにより、前記同様、第一充填材3の脱落防止効果を奏させることができる。尚、該蓋体6は、図面に示す通り、吸引用容器1に対しヒンジ6bにより回動自在に取り付けることも可能であるが、かかる構成に限定するものではなく、吸引用容器1から取り外し自在のキャップ型や短い接続帯による一体成型等とすることもできる。このように蓋体6を備える構成を採用する場合、蓋体6に少なくとも一以上の通気孔6aを設ける必要があるこることはいうまでもない。但し、該蓋体6の通気孔6aは流入空気が確保できれば足り、図中の形状に限定されるものではない。また、蓋体6の材質について、吸引用容器1と同様に耐熱性は要求されず、例えば、人体に影響のない樹脂等の素材を用いることが考えられる
前記第一充填材3は、吸引用容器1の中空部5内に収まる形状であって、繊維質材料等の空気透過性物質10にニコチン成分を含有させたものを包装することにより成形される。図4はかかる第一充填材3を示す斜視図であり、図5はその断面図である。図面に示す通り、吸引口2側及び開口部4側の両端面には、取り外し可能なシール9が備えられている。該シール9は、湿気防止及びニコチン成分の揮発防止のために用いるものであり、該シール9を取り外すことにより、第一充填材3は密封状態から開放されて使用可能状態となる。含有ニコチン成分については、従来の精製方法技術により得られた抽出物(ニコチン成分の粒状若しくは粉状物等)を使用するものとし、これを充填するため被充填材料としては、例えば、デンプン質を加工してつくられた繊維物質等の空気透過性物質10により成形されるものとする。そして、該被充填材料は含有ニコチン成分が放出しないように包装され、本発明にかかる第一充填材3が構成される。尚、図面に示すツバは、使用済みの第一充填材3を吸引用容器1から取り出し容易にするための取出し用ツバ8であり、設けることが好ましい。
上記構成からなる第一の実施形態にかかる代替タバコを実際に使用する場合、まず始めに第一充填材3の両端面にあるシール9を剥す。次いで該第一充填材3を、吸引用容器1の開口部4から挿入して中空部5内に装着する。以上により、本発明にかかる代替タバコは吸引可能状態となり、吸引口2から吸引することによってニコチン成分を体内に取り入れることができる。尚、第一充填材3を複数回交換することで吸引用容器1を何度も使用してきた結果、吸引用容器1のキズや汚れが目立ってきた場合には、使用済みとしてその吸引用容器1を廃棄し、あらためて新しいきれいな吸引用容器1を使用することとなる。
図6は、本発明の第二の実施形態にかかる代替タバコに使用する吸引用容器1を示す斜視図であり、図6(a)は該吸引用容器1の中空部5内に突起12を設けた場合、図6(b)は該吸引用容器1の開口部4に備えられる蓋体6に突起12を設けた場合を示している。また、図7は、かかる吸引用容器1に第一充填材3を挿入した状態を示す断面図であり、図7(a)は、該吸引用容器1の中空部5内に突起12を設けた場合、図7(b)は、該吸引用容器1の開口部4に備えられる蓋体6に突起12を設けた場合を示している。すなわち、吸引用容器1における中空部5内または蓋体6のいずれか一方に突起12が設けられているとともに、第一充填材3における吸引用容器1の中空部5に充填された際の吸引口2側および開口部4側のいずれか一方の端面に取り外し可能なシール9が備えられている構成となっている。
吸引用容器1について、中空部5内または蓋体6に突起12を設ける以外は、第一の実施形態と同様である。突起12を設けることにより該突起12によって第一充填材3の包装体11が破られ使用可能状態となり、また該第一充填材3を保持する機能も有する。かかる突起12の形状については、図8に示す通り、吸引による空気の通路としての空気流路12aが設けられている。尚、該空気流路12aの形状については、図面に示すような形状に限定されるものではない。ただし、該空気流路12aの形状は、吸引用容器1内の流体の流速に影響を及ぼすこととなり、すなわち、小さすぎると吸い難くなり、逆に大きすぎると適度な抵抗感が得られなくなる。したがって、従来のタバコに近い喫煙感覚が得られる断面積となるように決定することとなる。
図9は、第二の実施形態にかかる代替タバコに使用される第一充填材3を示す断面図である。すなわち、吸引用容器1の中空部5内に突起12を設けた場合は、図9(a)に示す第一充填材3を挿入し、逆に蓋体6に突起12を設けた場合には、図9(b)に示す第一充填材3が挿入されることとなる。その他の構成は、上述した第一充填材3の構成と同様である。
上記構成からなる第二の実施形態にかかる代替タバコを実際に使用する場合、まず始めに第一充填材3の一方の端面にあるシール9を剥す。次いで該第一充填材3を、吸引用容器1の開口部4から挿入して中空部5内に装着する。その際、中空部5内に突起12が設けられている場合は、第一充填材3のシール9を剥した面を開口部4側に向けて挿入するとともに、その反対の端面を突起12に押しつけて包装体11が破られる。逆に蓋体6に突起12が設けられている場合は、第一充填材3のシール9を剥した面から中空部5内に挿入するとともに、その反対の端面は蓋体6を閉めることで突起12が押しつけられて包装体11が破られる。以上により、本発明にかかる代替タバコが吸引可能状態となり、吸引口2から吸引することによってニコチン成分を体内に取り入れることができる。尚、第一充填材3を複数回交換することで吸引用容器1を何度も使用してきた結果、吸引用容器1のキズや汚れが目立ってきた場合には、使用済みとしてその吸引用容器1を廃棄し、あらためて新しいきれいな吸引用容器1を使用することとなる。
図10は、本発明の第三の実施形態にかかる代替タバコに使用する吸引用容器1を示す説明図であり、図11は、かかる吸引用容器1に第一充填材3を挿入した状態を示す断面図である。すなわち、吸引用容器1の中空部5内及び蓋体6の両方に、突起12が設けられている構成となっている。
吸引用容器1について、中空部5内及び蓋体6の両方に突起12を設ける以外は、第一の実施形態と同様である。該突起12を設けることにより、第一充填材3の包装体11が破られ使用可能状態となり、また該第一充填材3を保持する機能も有する。突起12の形状ならびに空気流路12aの形状については、第二の実施形態と同様である。
図12は、第三の実施形態にかかる代替タバコに使用される第一充填材3を示す斜視図であり、図13は、その断面図である。すなわち、該第一充填材3は、吸引用容器1に設けられた突起12によって、その両端面の包装体11が破られることとなるため、シール9が不要であり、全体を一の包装体11で完全密封状態で包装することが可能となる。その他の構成は、上述した第一充填材3の構成と同様である。
上記構成からなる第三の実施形態にかかる代替タバコを実際に使用する場合、まず始めに該第一充填材3を、吸引用容器1の開口部4から挿入して中空部5内に装着する。その際、中空部5内に設けられた突起12により、第一充填材3における一方の端面の包装体11が破られる。また、蓋体6に設けられた突起12により、該蓋体6を閉めることで、前記第一充填材3における他方の端面の包装体11が破られる。以上により、本発明にかかる代替タバコが吸引可能状態となり、吸引口2から吸引することによってニコチン成分を体内に取り入れることができる。尚、第一充填材3を複数回交換することで吸引用容器1を何度も使用してきた結果、吸引用容器1のキズや汚れが目立ってきた場合には、使用済みとしてその吸引用容器1を廃棄し、あらためて新しいきれいな吸引用容器1を使用することとなる。
図14は、本発明にかかる代替タバコの第四の実施形態を示す断面図である。すなわち、該代替タバコは、上記各実施形態からなる代替タバコの吸引用容器1の中空部5内における所定箇所に、香料成分を含有した第二充填材13を備えた構成となっている。尚、図面では、上記第三の実施形態にかかる代替タバコに第二充填材13を備えた構成を採用した場合を示しているが、その他第一・第二の実施形態にかかる代替タバコに採用した場合も同様に考え得る。
かかる第二充填材13の構造について、基材には、例えばデンプン質を加工してつくられた繊維物質であるデキストリン等の空気透過性物質10により成形される素材を用いればよい。該素材は人体に影響を与えることがなく、かつ、良好な空気透過性を有していれば足り、素材を特に限定するものではない。また、香料成分についても特に限定はなく、天然ミントや天然ローズなどといった多種の香料が考えられ、またその形態については、粉末状やエキス状等といった種々の形態が考え得る。かかる香料成分を前記空気透過性物質10に吸着することにより、第二充填材13が構成される。その際、香料を他種用意し、使用者が使用時の気分等に合わせて好みのものを選べるようにすることも可能である。尚、該香料は、前記天然香料に限定されるものではなく、例えば、わが国の香料の法規制によるポジティブ・リストに列挙された合成香料等であってもよい。
かかる第二充填材13を設けることにより、本発明にかかる代替タバコの使用に際し、ニコチン成分の吸引と共に香料成分も同時に吸引することで、好みの香りを同時に楽しむことが可能となる。香りは、人の精神状態に働きかける作用をもち、例えば、爽やかなミントや、清涼感を伴うレモンのような柑橘系の香りは心身をリフレッシュさせ、甘いフルーティーな香りは精神の緊張を和らげ、リラックスした気分を感じさせてくれる効果を奏することが可能となる。尚、第一充填材3を複数回交換することで吸引用容器1を何度も使用してきた結果、吸引用容器1のキズや汚れが目立ってきた場合や第二充填材13の香料成分の効能が終了した場合には、使用済みとして吸引用容器1を廃棄し、あらためて香料成分を含有する第二充填材13が充填された新しいきれいな吸引用容器1を使用することとなる。
1 吸引用容器
2 吸引口
3 第一充填材
4 開口部
5 中空部
6 蓋体
6a 通気孔
6b ヒンジ
7 溝
8 取出し用ツバ
9 シール
10 空気透過性物質
11 包装体
12 突起
12a 空気流路
13 第二充填材
2 吸引口
3 第一充填材
4 開口部
5 中空部
6 蓋体
6a 通気孔
6b ヒンジ
7 溝
8 取出し用ツバ
9 シール
10 空気透過性物質
11 包装体
12 突起
12a 空気流路
13 第二充填材
Claims (6)
- 一端に吸引口を備えるとともに他端に開口部を備え、かつ、内部に中空部を有する吸引用容器と、該中空部に充填する詰め替え可能なニコチン成分を含有した第一充填材とからなることを特徴とする代替タバコ。
- 前記吸引用容器の開口部に、蓋体が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の代替タバコ。
- 前記第一充填材において、吸引用容器の中空部に充填された際の吸引口側および開口部側の両端面に取り外し可能なシールが備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の代替タバコ。
- 前記吸引用容器の中空部内または開口部に備えられる蓋体のいずれか一方に突起を設けるとともに、第一充填材における吸引用容器の中空部に充填された際の前記突起に対応する端面と反対の端面に取り外し可能なシールが備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の代替タバコ。
- 前記吸引用容器の中空部内及び開口部に備えられる蓋体に突起を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の代替タバコ。
- 前記吸引用容器の中空部内における所定箇所に香料成分を含有した第二充填材を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の代替タバコ。
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