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JP2006200656A - スラブ貫通配管の取り換え工法と装置 - Google Patents

スラブ貫通配管の取り換え工法と装置 Download PDF

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JP2006200656A
JP2006200656A JP2005014253A JP2005014253A JP2006200656A JP 2006200656 A JP2006200656 A JP 2006200656A JP 2005014253 A JP2005014253 A JP 2005014253A JP 2005014253 A JP2005014253 A JP 2005014253A JP 2006200656 A JP2006200656 A JP 2006200656A
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Motoharu Jo
元治 城
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Abstract

【課題】スラブ貫通配管の取り換えリフォームが大きな騒音や振動を生じることなく実施でき、騒音公害の発生がないと共に、作業能率の向上と施工費用の低減が図れるスラブ貫通配管の取り換え工法を提供する。
【解決手段】周方向に沿って複数に分割可能な円筒状のコアービット2と、このコアービット2を同じく周方向に沿って複数に分割可能なヘッド部分3で保持して回転を与える回転駆動機構4を、スラブAを貫通する配管Bに外嵌するように組み立て、配管Bの周囲で回転させたコアービット2を下降させてスラブAを切削することによって、スラブAの配管Bが貫通する部分の周囲を上下に貫通する円筒状に切り抜き、コアービット2がスラブAを貫通するとこれを抜き取ってコアービッド2と回転駆動機構4を配管Bから撤去し、この後、スラブAから分離された配管Bを切り抜き孔から抜き取ったあとに該切り抜き孔に新たな配管を挿入し、この新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋めるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物のコンクリートスラブを貫通する配管を取り換えリフォームするために新たな配管と取り換える作業が、スラブ貫通配管を切断することなく、低騒音で能率よく施工できるスラブ貫通配管の取り換え工法と装置に関する。
マンションの共用部分やビルのスラブを貫通する排水管や給水管のような、鋼管や合成樹脂の配管は、破損や経年による劣化、錆の発生による内径の減少や錆水の発生等によって新たな配管と取り換えるリフォームの必要が生じる。
従来、上記のようなスラブを貫通する配管を新たな配管に取り換えリフォームする工法は、配管が貫通するスラブに対して、配管の周囲を先端にビットを取付けた振動機械によって砕くか、ビットをハンマーで打撃しながら手作業によって砕くことにより、配管の周囲に孔をあけ、この後、スラブから分離された配管を孔から抜き取ったあとに該孔に新たな配管を挿入し、この新たな配管と孔の空間をモルタルやセメントで埋めるようにしている。
しかし、振動機械や手作業によってスラブを砕く方法は、大きな騒音と振動が発生し、周囲住民に対する騒音公害になっている。
また、スラブを振動機械や手作業によって砕く方法は、作業能率が悪いため、時間と経費がかかるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、スラブを貫通する既設の配管を切断せずに、その取り換えリフォームが大きな騒音や振動を生じることなく実施でき、騒音公害の発生がないと共に、作業能率の向上と施工費用の低減が図れるスラブ貫通配管の取り換え工法と装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、円筒状のコアービットを周方向に沿って複数となる分割構造とし、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構のヘッド部分も周方向に沿って複数となる分割構造とし、スラブを貫通する配管の周囲に、前記コアービットとヘッド部分を外嵌するように組み立て、配管の周囲で回転させたコアービットを下降させてスラブを切削することによって、スラブの配管が貫通する部分の周囲を上下に貫通する円筒状に切り抜き、コアービットがスラブを貫通するとこれを抜き取ってコアービットとヘッド部分を分割して配管から撤去し、この後、スラブから分離された配管を切り抜き孔から抜き取ったあとに該切り抜き孔に新たな配管を挿入し、この新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋めるようにする構成を採用したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋める場合に、筒部の下端外周にフランジを設けた受け型枠を用い、筒部を新たな配管に外嵌してフランジをスラブの下面に重なる配置にした受け型枠で、新たな配管と切り抜き孔の空間の下部を閉鎖し、この状態で新たな配管と切り抜き孔の空間に充填材を注入する構成を採用したものである。
請求項3の発明は、円筒状のコアービットと、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構と、この回転駆動機構を上下動可能で回り止め状態に保持するベース部材からなり、前記コアービットと回転駆動機構のヘッド部分をそれぞれ周方向に沿って複数となる分割構造とし、コアービットとヘッド部分の各分割部分に、コアービット及びヘッド部分の組み立てと分解を行うための結合手段を設けた構成を採用したものである。
請求項4の発明は、円筒状のコアービットと、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構と、この回転駆動機構を上下動可能で回り止め状態に保持するベース部材と、既設のスラブ貫通配管に取付け固定され、前記回転駆動機構を介してコアービットを押し下げるための押し下げ機構からなり、前記コアービットと回転駆動機構のヘッド部分をそれぞれ周方向に沿って複数となる分割構造とし、コアービットとヘッド部分の各分割部分に、コアービット及びヘッド部分の組み立てと分解を行うための結合手段を設けた構成を採用したものである。
ここで、コアービットは、複数に分割可能な円筒体の下端にダイヤモンドや超硬質鋼材を用いたチップを取付けて形成され、スラブの厚みに対応するよう、軸方向にも複数に分割できるようにして長さの調整も可能にすることができる。
また、回転駆動機構は、ケーシング部材の円筒状となるヘッド部分が配管に対して外嵌できるよう複数に分割可能となり、このヘッド部分の内部に回転可能となるよう支持した外歯歯車が、配管に対して外嵌できるよう複数に分割可能となり、この分割された外歯歯車の下面にコアービットが同軸心の配置で固定され、ケーシング部材には、外歯歯車に噛み合う歯車を介して外歯歯車を回転させる電動や油圧のモータが取付けられている。
この回転駆動機構のケーシング部材は、スラブ上に固定配置するベース部材に上下動可能で回り止め状態に保持され、押し下げ機構となるハンドルによる送りねじ軸の回転操作やシリンダによって上下動するようになっている。
この発明によると、スラブを貫通する配管の周囲に配置した円筒状のコアービットを回転させ、スラブの配管が貫通する部分の周囲を上下に貫通する円筒状に切り抜き、スラブから分離された配管を切り抜き孔から抜き取ったあとに該切り抜き孔に新たな配管を挿入し、この新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋めるようにしたので、大きな騒音や振動を生じることなくスラブを切り抜くことができ、スラブ貫通配管のリフォームが騒音公害を生じることなく実施できる。
また、コアービットの回転によるスラブの切り抜きは、従来の振動機械や手作業によってスラブを砕く方法に比べて作業能率が向上し、スラブ貫通配管のリフォームに要する施工費用の低減が図れると共に、マンションやビルに対して居住のままでスラブ貫通配管のリフォームが行えることになる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明のスラブ貫通配管の取り換え装置は、スラブに対して既設の配管が貫通する部分の周囲を切り抜くことにより、鋼管や合成樹脂製の既設の配管を切断することなく新たな配管との取り換えを行えるようにするものである。
図1乃至図3に示す第1の実施の形態の取り換え装置1は、円筒状に組み立てるコアービット2と、このコアービット2をヘッド部分3で保持して回転を与える回転駆動機構4と、スラブAの上に固定配置され、この回転駆動機構4を上下動可能に保持するベース部材5と、スラブA上において、コアービット2の周囲を囲むように固定配置する保護リング6とで形成されている。
上記コアービット2は、周方向に沿って複数に分割可能となる円筒体の下端にダイヤモンドや超硬質鋼材を用いたチップ7を取付けて形成され、スラブAを貫通する配管Bの周囲に適宜隙間を設けて外嵌する直径になっている。
上記回転駆動機構4は、ケーシング部材8の円筒状となるヘッド部分3が配管Bに対して外嵌できるよう複数に分割可能となり、このヘッド部分3の内部に回転可能となるよう軸受を介して支持したリング状の外歯歯車9が、配管Bに対して外嵌できるよう複数に分割可能となり、この分割された外歯歯車9の下面に上記コアービット2がボルト結合によって同軸心の配置で固定されている。
上記ケーシング部材8には、外歯歯車9に噛み合う歯車9aを介して外歯歯車9を回転させる電動や油圧のモータ10が取付けられている。
また、ベース部材5は、図示の場合、スラブA上にボルト等で固定配置するベース板11の上に立柱12を立設し、この立柱12の側面にラック歯13を設けて形成され、上記回転駆動機構4は、ケーシング部材8の一部が立柱12に対して上下動可能に外嵌し、ケーシング部材8を回り止め状態にしていると共に、ケーシング部材8に装着されたハンドル14でラック歯13と噛み合うピニオン15を回転させることにより、立柱12に沿って回転駆動機構4が上下動するようになっている。
この回転駆動機構4を上下動させるための押し下げ機構は、図示のような手動操作だけでなく、ハンドルの回転操作による送りねじ軸での伸縮構造やエアシリンダによって上下動させるような構造にしてもよい。
上記保護リング6は、周方向に沿って複数に分割可能で、コアービット2に対して外周に位置するような直径を有し、スラブA上にボルト等で固定配置する。
上記コアービット2と回転駆動機構4のヘッド部分3及び保護リング6の分割数は、二つ割りか三つ割り程度とし、これら分割したコアービット2と回転駆動機構4のヘッド部分3及び保護リング6の組み立てと分解を行うための結合手段としては、図2と図3のように、突合せ部分に設けたフランジ16をボルト17で結合するようにすればよく、また、分割した外歯歯車9は、上面に設けた接続板18を介してボルト結合した例を示している。
また、上記コアービット2と回転駆動機構4のヘッド部分3及び保護リング6は、配管Bの直径の種類に対応できるよう、直径の異なるものを複数種類用意し、取り換えんとする配管Bに適応するものを選択して使用するようにする。
図4と図5は、取り換え装置1の第2の実施の形態を示している。なお、上述した第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付すことによって説明に代える。
この第2の実施の形態の取り換え装置1は、コアービット2の回転駆動を円滑にするため、回転駆動機構4のヘッド部分3に、外歯歯車9に噛み合う歯車9aを介して外歯歯車9を回転させるモータ10を複数台等間隔の配置で取付け、また、押し下げ機構31が既設の配管Bを生かし、この配管Bから反力を取るようになっている。
上記押し下げ機構31は、既設の配管Bの途中に着脱自在となるよう外嵌固定する支持部材32と、支持部材32と回転駆動機構4のヘッド部分3の間に設けた複数本のシリンダ33とによって形成され、コアービット2の回転駆動時にエア等の供給でシリンダ33を伸長させることにより、既設の配管Bを反力としてコアービット2を押し下げることになる。
なお、押し下げ機構31による反力の支持は、既設のスラブ貫通配管Bだけでなく、図示省略したが、スラブA上に枠状の支持部材を固定し、この支持部材と回転駆動機構4のヘッド部分3の間に複数本のシリンダを設けたり、ハンドルの回転操作による送りねじ軸での伸縮構造を設けた構造を採用してもよい。
図6は、第1及び第2の実施形態において、複数に分割したコアービット2の組み立て強度を向上させるため、コアービット2の突き合わせる側縁に、互に嵌り合う凹凸部34を設け、分割したコアービット2の軸方向の位相のずれ発生を防止するようにしている。この図では、分割したコアービット2の結合手段は図示省略している。
なお、前記凹凸部34を面方向にも嵌り合う構造とすれば、分割したコアービット2の半径方向の位相のずれ発生も同時に防止できる。
また、上記コアービット2は、図示省略したが、スラブの厚みに対応することができるよう、軸方向にも複数に分割して継足すことにより長さの調整も可能にすることができる。
この発明の配管の取り換え装置は、上記のような構成であり、次に、この配管の取り換え装置を用いた配管の取り換え工法を第1の実施形態を用いて説明する。
図1のように、排水管や給水管のような金属製もしくは合成樹脂製の既設の配管Bが貫通するスラブA上にベース部材5と配管Bの周囲に保護リング6を固定し、ベース部材5に回転駆動機構4を取付け、内径が配管Bよりも少し大径となるヘッド部分3及びコアービット2を配管Bの周囲に位置させる。
上記ヘッド部分3及びコアービット2は、周方向に沿って複数に分割されているものを、配管Bに対してこれを囲むように組み立てればよく、配管Bの途中にヘッド部分3及びコアービット2を略同軸心状で外嵌するように配置することができる。
上記コアービット2のチップ7をスラブA上に当接させた状態でモータ10を起動すると、コアービット2が回転し、回転駆動機構4を介してコアービット2に装置全体の重量と押し下げ力を加えると、コアービット2はチップ7でスラブAを円形に切削することになり、このように、コアービット2の回転と押し下げにより、スラブAの配管Bが貫通する部分の外側を上下に貫通する円筒状に切り抜くことができる。
このとき、コアービット2のスラブAを切削する部分に切削水を供給し、切削能率を向上させると共に、チップ7の耐久性を向上させるようにしてもよい。
上記コアービット2がスラブAを貫通するとこれを抜き取り、モータ10を止めてコアービッド2とヘッド部分3及び、スラブAへの固定を解いた保護リング6を分割し、更に、ベース部材5のスラブAへの固定を解き、これらを配管Bから撤去することにより、図7(a)に示すように、配管Bの周囲にスラブAを上下に貫通する環状の切り抜き孔Cが形成され、配管BはスラブAから分離された状態になる。
この後、配管Bを切り抜き孔Cから抜き取り、図7(b)のように、この内径が空洞になった切り抜き孔C1に新たな配管bを挿入し、この新たな配管bと切り抜き孔C1の間に生じた環状空間のスラブA下面での開口部分を受け型枠19で閉鎖する。
上記受け型枠19は、合成樹脂や金属製であり、新たな配管bに外嵌する筒部20の下端外周に、切り抜き孔C1よりも大径となるフランジ21を設けて形成され、両面粘着剤22を用い、筒部20を新たな配管bに、フランジ21をスラブAの下面にそれぞれ固定する。
この受け型枠19は、新たな配管bを切り抜き孔C1に挿入する際新たな配管bに挿入する円筒構造とするほか、周方向に沿って複数となる分割構造とし、切り抜き孔C1に挿入した新たな配管bに対して後付けできるようにしてもよい。
上記切り抜き孔C1のスラブAの下面での開口部分を受け型枠19で閉鎖した状態で、新たな配管bと切り抜き孔C1の空間に、発泡コンクリートや発泡モルタルのような充填材Dを注入し、切り抜き孔C1の空間をスラブAの上面に一致する充填材Dで埋めるようにすれば、既設の配管Bを新たな配管bに取り換えたリフォームが完了する。
このように、スラブAを貫通する配管Bの周囲に配置した円筒状のコアービット2を回転させながら押し下げ、スラブAの配管Bが貫通する部分の外側を、配管Bよりも少し大径となるよう上下に貫通する円筒状に切り抜くので、大きな騒音や振動を生じることなくスラブを切り抜くことができ、能率よく速やかにスラブAを切り抜くことができ、また、騒音の低下により騒音公害を生じることがない。
また、スラブAから分離された配管Bを切り抜き孔Cから抜き取ったあとに該切り抜き孔C1に新たな配管bを挿入し、この新たな配管bと切り抜き孔C1の空間を充填材Dで埋めることでスラブ貫通配管の取り換えリフォームが完了するので、既設の配管Bを切断する必要がなく、工期が極めて短くなり、スラブ貫通配管のリフォームに要する施工費用の低減が図れると共に、マンションやビルに対して居住のままでスラブ貫通配管の取り換えリフォームが行えることになる。
第1の実施の形態における配管の取り換え装置を既設配管に対してセットした状態を示す縦断正面図 同上の配管の取り換え装置における回転駆動機構のヘッド部分を切り欠いた平面図 図1の矢印III−IIIに沿う横断平面図 第2の実施の形態における配管の取り換え装置を既設配管に対してセットした状態を示す要部切り欠き正面図 同上の横断平面図 コアービットの他の例を示す斜視図 (a)はスラブに対して既設配管の周囲に切り抜き孔を加工した状態の縦断面図、(b)は新規な配管に取り換えたリフォーム完成の状態を示す縦断面図
符号の説明
A スラブ
B 既設の配管
b 新たな配管
C 切り抜き孔
C1 切り抜き孔
D 充填材
1 取り換え装置
2 コアービット
3 ヘッド部分
4 回転駆動機構
5 ベース部材
6 保護リング
7 チップ
8 ケーシング部材
9 外歯歯車
10 モータ
11 ベース板
12 立柱
13 ラック歯
14 ハンドル
15 ピニオン
16 フランジ
17 ボルト
18 接続板
19 受け型枠
20 筒部
21 フランジ
22 両面粘着剤
31 押し下げ機構
32 支持部材
33 シリンダ
34 凹凸部

Claims (4)

  1. 円筒状のコアービットを周方向に沿って複数となる分割構造とし、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構のヘッド部分も周方向に沿って複数となる分割構造とし、スラブを貫通する配管の周囲に、前記コアービットとヘッド部分を外嵌するように組み立て、配管の周囲で回転させたコアービットを下降させてスラブを切削することによって、スラブの配管が貫通する部分の周囲を上下に貫通する円筒状に切り抜き、コアービットがスラブを貫通するとこれを抜き取ってコアービットとヘッド部分を分割して配管から撤去し、この後、スラブから分離された配管を切り抜き孔から抜き取ったあとに該切り抜き孔に新たな配管を挿入し、この新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋めるようにするスラブ貫通配管の取り換え工法。
  2. 上記新たな配管と切り抜き孔の空間を充填材で埋める場合に、筒部の下端外周にフランジを設けた受け型枠を用い、筒部を新たな配管に外嵌してフランジをスラブの下面に重なる配置にした受け型枠で、新たな配管と切り抜き孔の空間の下部を閉鎖し、この状態で新たな配管と切り抜き孔の空間に充填材を注入する請求項1に記載のスラブ貫通配管の取り換え工法。
  3. 円筒状のコアービットと、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構と、この回転駆動機構を上下動可能で回り止め状態に保持するベース部材からなり、前記コアービットと回転駆動機構のヘッド部分をそれぞれ周方向に沿って複数となる分割構造とし、コアービットとヘッド部分の各分割部分に、コアービット及びヘッド部分の組み立てと分解を行うための結合手段を設けたスラブ貫通配管の取り換え装置。
  4. 円筒状のコアービットと、このコアービットをヘッド部分で保持して回転を与える回転駆動機構と、この回転駆動機構を上下動可能で回り止め状態に保持するベース部材と、既設のスラブ貫通配管に取付け固定され、前記回転駆動機構を介してコアービットを押し下げるための押し下げ機構からなり、前記コアービットと回転駆動機構のヘッド部分をそれぞれ周方向に沿って複数となる分割構造とし、コアービットとヘッド部分の各分割部分に、コアービット及びヘッド部分の組み立てと分解を行うための結合手段を設けたスラブ貫通配管の取り換え装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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