JP2006297589A - 工業用ロボットの制御方法、ロボット、システム、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】工業用ロボットを制御するプロセス、並びに、これに関連するロボット、システム、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】ロボットシステムX〜Zは、複数のマニピュレータ1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2zとポータブル端末3とを有し、この端末f、ワイヤレスモードでマニピュレータに接続することができる。システムは、プログラミングモード(主要)で端末3を第1のマニピュレータ1x〜2xに接続し、同じセッション中に、監視モード(二次)で第2のマニピュレータ1w、2wに接続可能である。
【選択図】図12
【解決手段】ロボットシステムX〜Zは、複数のマニピュレータ1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2zとポータブル端末3とを有し、この端末f、ワイヤレスモードでマニピュレータに接続することができる。システムは、プログラミングモード(主要)で端末3を第1のマニピュレータ1x〜2xに接続し、同じセッション中に、監視モード(二次)で第2のマニピュレータ1w、2wに接続可能である。
【選択図】図12
Description
本発明は、工業用ロボット、特に、このロボットに連結されており、かつワイヤレスモードでロボット制御ユニットと通信するよう設計されたポータブル端末を備えたロボットの可能な適用形態に関する。
「ワイヤレス」とは、本明細書においては、好ましくは無線周波数によるが、また別の周波数フィールド内の超音波又は赤外線放射又は放射によることもある、電磁波による信号のワイヤレス通信を伴う通信を指す。
ロボットをプログラミングするとは、基本的に、所予のオペレーションを実行するために、そのマニピュレータの点が通常の動作ステップ中に自動的に繰り返さなければならない軌道を前記ロボットに教示することを意味する。したがって、ロボットは、少なくとも、通常ロボット制御ユニットにおいて選択され得る自動及び手動モードで動作し得る。たとえばロボットをプログラミングする又は「教示する」ために、手動モードが選択された場合、各マニピュレータは、ポータブル端末から送信された命令により取り扱われ得る。反対に、自動オペレーションモードが選択された場合、マニピュレータの動きは、制御ユニットのみの支配下にある。
プログラミング時間の殆どが、ロボットを手動で制御して、マニピュレータの動作軌道の最適な点を識別し、その座標を格納することに費やされる。このため、教示ペンダントとしても知られている、前述のポータブルプログラミング端末が使用される。これは、ロボット制御ユニットに動作可能に接続され、通常、表示装置と、ロボットをプログラミングし、手動で制御するのに使用される一連の押しボタンとを有する。教示ペンダントはまた、あるプログラムパラメータなどを修正するために、マシンステータスを検査するための、ロボットプログラムを監視するのにも使用され得る。
いくつかの解決方法においては、端末は、オペレータがマニピュレータの作業区域の近くを動き、かつ関連する箇所及び軌道を正確に検査することを可能にするような長さを有するケーブルにより、制御ユニットに接続される。オペレータはマニピュレータの近くを絶えず動かなければならないので、前述のケーブルの場合、オペレータがプログラミング活動をする際の制御が制限されたものとなる。別の欠点は、ケーブルが他のケーブルに引っ掛かったり、もつれたりする恐れがあり、したがってもつれを解いて自由にしなければならないことである。その上、ケーブルは、磨耗、裂け、及び損傷を受けやすく、したがって修理又は交換の必要がある。このような欠点を解決するために、ワイヤレスモードでポータブル端末を制御ユニットに動作可能に接続することが提案されている。
「セル(cell)」という名で知られている、ロボットがその機能を遂行する動作環境は、システムレイアウトによって異なる形態を有し、1つのマニピュレータ又は協調して動作する1つ以上のマニピュレータを含み得るが、それぞれのマニピュレータには、その制御ユニットが装備される。ワイヤレスデータ交換技術を使用することは、ロボットをプログラミングするために、セルのロボットのそれぞれを手動モードで独立して制御する際、1つの教示ペンダントを使用するだけで良いというさらなる利点を有する。しかし、ワイヤレス教示ペンダントの手動制御によりセルのロボットの1つをある位置に置かなければならない場合、教示ペンダントと制御されるロボットとの間に明確な一義的な接続を確立して、プログラミングオペレータが起こす可能性のある危険を回避することが極めて重要である。
特許文献1には、複数のロボットと前記複数のロボットのうち所予のものと通信し得る端末とを有するシステムが記載されている。このため、それぞれのロボットの制御ユニットには、取り外し可能モジュールとして構成されたストップ押しボタンが装備されており、端末は、好適な台座で前記モジュールを受けるよう設計されている。モジュールは、関連する制御ユニットを識別するコードを含むメモリ手段を有する。他方、端末は、モジュールの前記メモリ手段から制御ユニットを識別するコードを読み取る手段を有する。端末は、前記コードを認識した後は、関連するマニピュレータを手動で制御するために、これからモジュールが取られたユニットとのみ通信し得る。
上述した解決方法においては、好適な台座と取り外し可能モジュールの物理相互接続の関連手段とが装備されるべきポータブル端末を実施することがある程度複雑になり、さらに、取り外し可能モジュールは頻繁に取り扱われることが多いので、混乱が生じたり、損傷、及び接触による急速な磨耗及び裂けが発生する恐れがあり、したがって不適切な作業となる危険性が生じる。
国際公開第02/078913号パンフレット
本発明は、上記を鑑み、十分に安全な状況において、ポータブル端末によるプログラミング及び手動制御を伴う、容易かつ用途の広い活動を可能にする、上記に示した工業用ロボットを実施することを目的とする。本発明は、さらに、プログラミング活動の安全レベルを向上させ、容易、安価かつ信頼できる製造を確実にする、上記に示したロボットを実施することを目的とする。
上記及び他の目的は、以下において明らかとなろうが、本発明に従って、本明細書の記述と一体でありかつ実質的にこの一部である、特許請求の範囲に列挙されている特徴を有する、プロセス、工業用ロボット、ロボットシステム、及びコンピュータ製品によって達成される。
本発明のさらなる目的、特徴、及び利点は、単に例示的かつ非制限的な例を用いた、以下の記述から及び添付図面から明らかとなろう。
図1は、マニピュレータ1と制御ユニット2とポータブルプログラミング端末又は教示ペンダント3とを有する工業用ロボットを示している。マニピュレータ1は、接合部1a、及び汎用ツール1cを装着するエンドリスト1bによって連接された、各軸に従って動く複数の部品を備える。マニピュレータ1は、ケーブル4によりその制御ユニット2に接続される。端末3は、少なくとも、
それにより、マシンステータス、プログラミングステップ、可能な警報、及びマニピュレータの軸の位置などの様々なパラメータが監視され得る表示装置3aであって、移動プログラムの軸の位置及びステップをプログラミングする場合、及びユニット2の遠隔監視として使用される表示装置3aと、
そのいくつかが3bで示されているマニピュレータ1の軸の動きを制御するための一群のキーであり、特に、所望の動き基準システム(motion reference system)を選択するためのキーと、「ジョグ(jog)」キーという名で知られている、動きを制御するためのキーとを含む一群のキーと、
様々な機能を起動するためかつデータを入力するために、表示装置3bに示されるプログラム内を閲覧するために使用される、そのいくつかが概略的に3cで示されている、一群のプログラミング及び編集キーと
を有する。
それにより、マシンステータス、プログラミングステップ、可能な警報、及びマニピュレータの軸の位置などの様々なパラメータが監視され得る表示装置3aであって、移動プログラムの軸の位置及びステップをプログラミングする場合、及びユニット2の遠隔監視として使用される表示装置3aと、
そのいくつかが3bで示されているマニピュレータ1の軸の動きを制御するための一群のキーであり、特に、所望の動き基準システム(motion reference system)を選択するためのキーと、「ジョグ(jog)」キーという名で知られている、動きを制御するためのキーとを含む一群のキーと、
様々な機能を起動するためかつデータを入力するために、表示装置3bに示されるプログラム内を閲覧するために使用される、そのいくつかが概略的に3cで示されている、一群のプログラミング及び編集キーと
を有する。
端末3は、さらに、前記端末のフロントパネル上の固定位置にあるきのこ形押しボタンから構成され得る、ESで示されている非常停止装置を有し、この押しボタンを押すことにより、マニピュレータ1の及び/又はロボットが動作する動作セル全体の動きを直ちに停止する/起動停止することが可能となる。教示ペンダントにはまた、マニピュレータ1の動きの教示ステップ又は手動制御のステップ中に群3cのキーと共に使用すべき、EDで示されているイネーブル装置(enabling device)が装備され、実際には、イネーブル装置EDは、プログラミングステップ中にマニピュレータ1が所望の運動を行うことが可能となるよう、オペレータにより活動状態に保たれていなければならない。図1の非制限的な例においては、装置EDは、端末3の側方の縁に延在する2つのキーを有するが、別の可能な実施形態においては、この装置は端末の後部に置かれ得る。これは、たとえば欧州特許出願公開第1405700号明細書に記述されている。
ユニット2及び端末3は、ワイヤレスモードで互いに通信するよう構成されており、このため、各アンテナ2a,3dを有する、無電で信号を交換する手段を備える。この手段は、数メートルの有効範囲を有し、したがってユニット2に対して端末3の動作フィールド内となるような大きさに作られる。知られている技術により、信号の空気伝播をなし得る。本発明の好ましい実施形態においては、ユニット2と端末3との間のワイヤレス通信が、ワイファイ(Wi−fi)システムという名で知られている、(さらなる詳細についてこの全体が示されている)標準IEEE802.111に定義されている伝送システムを使用して、無線周波数によって行われる。
端末3とユニット2との間のワイヤレス接続により、基本的に、以下に示す3つの種類の情報を交換することが可能となる。
a)軸位置、動き又はジョグ命令、及び一般に端末3によって行われ得るすべての選択に関する情報などの動作データ、及び前記端末からユニット2にダウンロードされるソフトウェアであり、また、ユニット2は、表示装置3aのウィンドウを更新するのに必要な情報、表示コード(警報、マシンステータスなど)、プログラムアップロードなどのデータを端末3に送信し得る。
b)非常停止装置ESのステータス。
c)イネーブル装置EDのステータス。
a)軸位置、動き又はジョグ命令、及び一般に端末3によって行われ得るすべての選択に関する情報などの動作データ、及び前記端末からユニット2にダウンロードされるソフトウェアであり、また、ユニット2は、表示装置3aのウィンドウを更新するのに必要な情報、表示コード(警報、マシンステータスなど)、プログラムアップロードなどのデータを端末3に送信し得る。
b)非常停止装置ESのステータス。
c)イネーブル装置EDのステータス。
端末3は、さらに、前記端末の内部バッテリの再充電装置に属する電気コネクタ3eと、本明細書においてはシリアル通信ポートのコネクタであるデータ転送3f用のポートとを有する。開示されている非制限的な例においては、コネクタ3e及びポート3fは、端末3の下縁に位置決めされる。
本発明の第1の態様によれば、端末3及び制御ユニット2を一義的に割り当てる又は結合するために、端末3は、制御ユニット2の近くに又はより一般的には予め定義された位置に、まず位置決めされなければならない。このため、本発明の好ましい実施形態においては、ユニット2に、以下にドッキングステーションとして定義した、端末3用の位置決め支持材5が設けられる。ドッキングステーション5は、端末3の内部バッテリの再充電にも使用されるよう構成されることが好ましい。
ドッキングステーション5は、ユニット2のキャビネット又は固定フレーム2bに物理的に接続されることが好ましく、簡略化のため、この例では、上方に開放される台座5aを画定する一種の棚として構成されており、端末3の下の部分は、図1の矢印Fの方向に、台座5a内に挿入され得る。コネクタ3e及びポート3fを補完する、電気コネクタ5b及びデータ転送用コネクタ又はポート5cが、前記台座5aの底部に固定される。端末3の下の部分を台座5a内に挿入すると、コネクタ3eと5b及びコネクタ又はポート3fと5cの両方が結合又は接続される。
ドッキングステーションは、さらに、端末3とユニット2との間の論理結合/減結合ないしは分離(decoupling)手順を開始するのに使用される、押しボタン5dなどの制御要素を備えるが、これは保護すべき本発明のさらに独立した態様である。
さらに図1において、最後に、2cはユニット2と端末3との間の相互動作状況を示す信号ランプを示している。
図2に、ユニット2及び端末3が簡略化されたブロック図によって表されている。
端末3は、前記端末の様々な機能のすべてを管理するための、全体が30で示されている、対応する電子制御システムを有する。システム30は、アンテナ3dを介してデータ又は情報を送受信でき、さらに、ポート3fに接続された、31で示されている、シリアル単方向回線などのさらなるデータ通信回線(本明細書においては物理又はケーブル回線)を介して、データ及び情報転送を可能にするよう構成される。番号32は、その柱がコネクタ3eの接点に接続された、一般に知られている蓄電池などの、端末の独立供給源を示している。
ユニット2は、前記ユニットの様々な機能のすべてを管理するための、全体が20で示されている、対応する電子制御システムを有する。システム20は、アンテナ2aを介してデータ又は情報を送受信するよう構成され、システム20はまた、ドッキングステーション5のポート5cに接続された、21で示されている、シリアル単方向回線などのさらなるデータ通信回線(本明細書においては物理又はケーブル回線)を介して、データ及び情報転送を可能にするよう構成される。
番号22は、システム20によって制御されかつドッキングステーションのコネクタ5bに接続された、一般に知られている再充電回路を示している。システム20は、さらに、ランプ2cのオペレーションを制御するよう、かつ押しボタン5dから制御信号を受信するよう構成される。
端末3を使用してロボットをプログラミングすることを可能にするために、ユニット2及び端末3の両方に、対応する一義的な識別コードIDが付けられる。それぞれのIDコードは、IPネットワークアドレス(MACアドレスもあり得るが)及び一連の番号SNによって表されている、2つの部から構成されることが好ましい。
したがって、
ID_CU=IP_CU+SN_CU
ID_TP=IP_TP+SN_TPとなり、
ここで、
ID_CU及びID_TPは、それぞれ、ユニット2及び端末3の識別コードを示し、
IP_CU及びSN_CUは、それぞれ、ユニット2のIPアドレス及び一義的な一連の番号SNを示し、
IP_TP及びSN_TPは、それぞれ、端末3のIPアドレス及び一義的な一連の番号SNを示している。
したがって、
ID_CU=IP_CU+SN_CU
ID_TP=IP_TP+SN_TPとなり、
ここで、
ID_CU及びID_TPは、それぞれ、ユニット2及び端末3の識別コードを示し、
IP_CU及びSN_CUは、それぞれ、ユニット2のIPアドレス及び一義的な一連の番号SNを示し、
IP_TP及びSN_TPは、それぞれ、端末3のIPアドレス及び一義的な一連の番号SNを示している。
簡略化のため、また添付図を参照すると、それぞれIP_CU及びIP_TPアドレスが4及び2であり、SN_CU及びSN_TPの一連の番号が4及び5であり、したがって、ID_CU及びID_TPの識別コードが44及び25であると仮定する。
IPアドレスは、様々な必要性により修正され得るが、その方法については、一般に知られているものであり、本発明の範囲内に含まれないので、本明細書には記述していない。この目的で、IPアドレスが、フラッシュ又はEEPROMメモリなどの書換え可能永久メモリに格納され得る。一連の番号SNは修正できるものでなく、ユニット2の及び/又は端末3の製造業者により、ROMメモリなどの永久読み取専用メモリの製造中及び/又は試験段階中に書き込まれ得ることが好ましい。識別コードIDは、ユニット2の及び端末3の制御システムに電源が入った後構築され、書換え可能メモリ、たとえばRAM、フラッシュ、又はEEPROMメモリ内に格納される。
図3は、ユニット2の及び端末3の制御システム20及び30をブロック図で示しているが、本発明の前述の第1の態様を理解するために有用なものは、この一部のみである。
制御システム20は、主要モジュール20aと補助モジュール20bとを有し、主要モジュール20aは、ユニット2の代表的な機能を管理するよう設計され、補助モジュール20bは、特に外部とのデータ転送を管理するよう設計される。モジュール20aは、フラッシュメモリ20c’に動作可能に連結された主プロセッサ20cを有し、ここで、ユニット2のIP_CUアドレスがコード化され、上述したように、プロセッサ20cは、必要な場合に、メモリ20c’の内容を修正し得る。モジュール20bは、アンテナ2aを含む、ワイヤレスデータ交換用の回路20eを制御するための補助プロセッサ20dを有し、プロセッサ20dはまた、ドッキングステーション5のポート5cに接続されたシリアル回線21を介して外部データ又は情報を受信し得る又は読み取り得る(図2も参照)。プロセッサ20dは、ROMメモリ20f、RAMメモリ20g、及びフラッシュメモリ20hに動作可能に連結される。ユニット2の一連の番号SN_CUは、読み取専用メモリ20f内で永久的にコード化され、これに対して、一時メモリ20gは、ユニット2の識別コードID_CUを保存するよう設計され、反対に、書換え可能メモリ20hは、端末3の識別コードID_TPを保存するよう設計される。主プロセッサ20c及び補助プロセッサ20dは、CANバスなどの、ユニット2のバス20iにより互いに通信する。
また、制御システム30は、主要モジュール30aと補助モジュール30bとを有し、主要モジュール30aは、端末3の代表的な機能を管理するよう設計され、補助モジュール30bは、外部とのデータ転送を管理するよう設計される。モジュール30aは、フラッシュメモリ30c’に動作可能に連結された主プロセッサ30cを有し、ここで、端末3のIP_TPアドレスが、必要な場合に、コード化され修正され得る。モジュール30bは、アンテナ3dを含む、無電によるデータ交換用の回路30eを制御するための補助プロセッサ30dを有し、プロセッサ30dはまた、データ又は情報を送信し得るか、又は端末3のポート又はコネクタ3fに接続されたシリアル回線21を介して、外部からこれらを読取ることができるようにする(図2も参照)。ここでもまた、プロセッサ30dは、ROMメモリ30fと、RAMメモリ30gと、フラッシュメモリ30hとに動作可能に連結される。端末3の一連の番号SN_TPは、読み取専用メモリ30f内に永久的にコード化され、これに対して、一時メモリ30gは、端末3の識別コードID_TPを含み、反対に、書換え可能メモリ30hは、ユニット2の識別コードID_CUを含むよう設計される。主プロセッサ30c及び補助プロセッサ30dは、双方向シリアル回線30iにより互いに通信する。
既に述べたように、ユニット2に電源が入ると、制御システム20は、2つのプロセッサ20c、20d及びメモリ20c’、20fによりコードID_CUを構築し、このコードは、前記ユニットの電源が切られるまでメモリ20g内に格納される。同様に、端末3に電源が入ると、制御システム30は、2つのプロセッサ30c、30d及びメモリ30c’、30fによりコードID_TPを構築し、前記コードは、前記端末の電源が切られるまでメモリ30g内に格納される。メモリ20g及び30gは、装置2、3の電源が切られた後にもIDコードも含むために、必要な場合には、フラッシュ又はEEPROMメモリなどの書換え可能永久メモリに交換され得る。
本明細書に記載されている解決方法の第1の関連態様によれば、ロボットをプログラミングするための前記端末の使用を可能にするのに必要な、端末3とユニット2との間の一義的な接続が、好適な手順によって実施され、本明細書に記載されている実施形態においては、前記手順は、以下に「論理結合(logic coupling)」手順としても定義されているが、端末3がユニット2のドッキングステーション5に位置決めされることを前提とし、したがって、端末を所予の制御ユニットに結合するには、2つの装置が物理的に近いことが必要である。
図4〜7は、ユニット2と端末3との間の可能な論理結合手順を概略的に示している。
図4は、電源が入っている端末3がドッキングステーション5に置かれている状態を示している。このような状態において、既に説明したように、「物理的」接続が、コネクタ又はポート3f及び5cによりユニット3及び端末3の制御システム20、30の間に確立される。オペレータが、ドッキングステーション5の押しボタン5dを押すことにより結合手順を開始し、前記手順の最初のステップで、制御システム20は、好適なセンサ手段により、端末3がドッキングステーション5に実際に存在するかどうかを検査する(このことは、たとえば、図3の再充電回路22に属する電流センサを使用することによってなされる)。
図5は、端末3の存在を確認した後、制御システム20が、制御システム30のメモリ30gの内容、即ち端末3の識別コードID_TPを読取るステップを示しており、これは、シリアル回線21、31及びポート3f、5cを介して接続された、補助プロセッサ20d及び30dによって行われる(図3も参照)。次いで、前記読み取りの結果が、プロセッサ20dにより、前記レジスタに空領域がある場合は、メモリ20hの予め定義されたレジスタ内に格納され、又は既に占有されている場合は、その内容と比較される(このようなレジスタは、図13にR0で示されているものであり得る)。メモリ20hの前述のレジスタに空領域があるということは、端末3が現在どのユニット2とも結合されていないことを意味し、これに対して、メモリレジスタ20hが既に占有されている状況とは、端末3が制御ユニットに既に結合されていることを意味する。実際には、以下の3つの情況が発生し得る。
a)メモリ20hの前述のレジスタに空領域がある場合には、オペレータは、そのドッキングステーション5に端末が現在位置決めされているユニット2との間の論理結合手順を正しく確立しようとする。
b)読取られたID_TPコードがメモリ20hの前述のレジスタ内に格納されたものと同じである場合には、オペレータは、論理減結合手順を正しく確立しようとする。これについては、以下にさらに詳細に記述する。
c)読取られたID_TPコードがメモリ20hの前述のレジスタ内に格納されたものと異なる場合には、オペレータは、誤って、別のユニットに既に結合されている端末との結合手順を確立しようとするか、又は誤って、端末が現在結合されているものとは異なる制御ユニットのドッキングステーションで減結合手順を確立しようとする(このことは認められないことであり、これについては、以下に論じる)。
a)メモリ20hの前述のレジスタに空領域がある場合には、オペレータは、そのドッキングステーション5に端末が現在位置決めされているユニット2との間の論理結合手順を正しく確立しようとする。
b)読取られたID_TPコードがメモリ20hの前述のレジスタ内に格納されたものと同じである場合には、オペレータは、論理減結合手順を正しく確立しようとする。これについては、以下にさらに詳細に記述する。
c)読取られたID_TPコードがメモリ20hの前述のレジスタ内に格納されたものと異なる場合には、オペレータは、誤って、別のユニットに既に結合されている端末との結合手順を確立しようとするか、又は誤って、端末が現在結合されているものとは異なる制御ユニットのドッキングステーションで減結合手順を確立しようとする(このことは認められないことであり、これについては、以下に論じる)。
b)及びc)の場合には、ユニット2は好適な誤差信号を出し、反対にa)の場合には、結合手順は、図6に示されている、次のステップに進み得る。
このステップ中、ID_TPコードを記憶した後、ユニット2の制御システム20は、端末3の制御システム30に自身の識別コードID_CUを通信するが、この間、待ちステータスに切り換える。このため(図3も参照)、プロセッサ20dは、メモリ20gの内容を読み取り、回路20eにより結合命令と共にワイヤレスモードで関連情報を伝送する(前記伝送は、システム20が現在端末3の「識別情報」を認識していることにより、なし得る)。他方、ID_CUアドレスとの結合命令は、プロセッサ30dにより回路30eによって受信され、次いで、プロセッサ30dは、現在空領域がある、メモリ30hの予め定義されたレジスタ内に関連情報を格納する。前記手順は、論理結合が発生したことを確認する情報についての、ユニット2と端末3との間のワイヤレス交換で終了することが好ましい。
たとえば図7に示されているように、ユニット2及び端末3は、互いに結合される。即ち、これらのそれぞれが、他方の識別コードIDを認識しており、したがって、ロボットプログラミングモードで動作することが可能となり、端末3は、ワイヤレスモードで、マニピュレータ1の動きの命令、及び安全装置(即ち、非常停止装置ES及びイネーブル装置ED)に関する必要なステータス情報を伝送し得る。
推測され得るように、いろいろなロボットを有するシステムの場合には、メモリ20gの前述のレジスタに空領域があるユニットは、各マニピュレータが手動で動くことができることを可能にしない。
結合手順の結果は、任意の方法で、たとえばユニット2及び/又は端末3の好適なランプ又は表示装置を用いた視覚表示により明示され得る。
本明細書に記載されているシステムにおいては、IDコードは、ユニット2と端末3との間の情報交換に必要な、或いはむしろ、ロボットをプログラミング又は教示するために端末の使用を可能にするのに絶対に必要な、一義的なアドレスである。したがって、ロボットプログラミング中の端末3からユニット2へのデータパケット伝送の好ましい場合においては、伝送されたパケットのヘッダは、ID_CUコードを含み、これに対して、前記パケット(ペイロード)の情報内容は、(たとえばマニピュレータ1の動きの命令、非常停止装置のステータス情報、イネーブル装置のステータス情報について)伝送された情報に関する。したがって、言い換えれば、任意のプログラミング及び/又は動き情報は、ユニット2によって識別され実行されるためには、ID_CUコードによって識別されたデータパケット内に含まれていなければならない。
他方、ユニット2から端末3への伝送の場合には、伝送されたパケットのヘッダは、ID_TPコードを含み得る(アドレスIP_TPの場合もあり得る)。また、前記パケットの情報内容は、(警報、又はマシンステータス、表示装置3のウィンドウを更新するためのデータなどの)伝送された情報に関する。
ワイヤレスチャネルは、プロセッサ管理通信の活動によって変化する速度で、ユニット2及び端末3側でのポーリング手順を介して、一般に知られている方法で、絶えず試験されている。
端末3が「新しい」ユニット2(即ち、端末が現在結合されているものとは異なるユニット)と共に使用されなければならない場合には、既に上述したように、減結合手順が実行されなければならない。本発明の好ましい実施形態においては、前記手順は、端末3が既に結合されたユニット2のドッキングステーション5で行われなければならず、前記減結合手順が終わると、端末3は、対応する論理結合手順を効率的に実行するよう、他のユニット2のドッキングステーション5に挿入され得る。
図8〜11は、ユニット2と端末3との間で可能な論理減結合手順を概略的に示している。
図8は、電源が入っている端末3がドッキングステーション5にある情況、即ち図4の状況を示している。減結合手順は、ドッキングステーション5の押しボタン5dを押すことによって開始され、ここでも、この手順の最初のステップで、ドッキングステーション5に端末3が実際に存在するかどうかが検査される。これについては既に上述した。
図9は、端末3の存在の確認を受信した後、制御システム20が、基本的に既に上述したように、シリアル接続を介して、制御システム30のメモリ30gの内容、即ち端末3の識別コードID_TPを読取るステップを示している。前述の読み取りから生じたデータは、プロセッサ20dにより、メモリ20hの前述の予め定義されたレジスタの内容と比較される。読取られたID_TPコードが前記レジスタ内に含まれているものと異なる場合には、減結合手順は中断され、オペレータのために、好適な表示、たとえば視覚又は聴覚表示が出されるが、コード間の識別情報がない場合、これは、明らかに、オペレータが端末3に現在割り振られているもの以外のユニット2で手順を行おうとしていることを意味する。反対に、2つのデータ(読取られたID_TPと格納されているID_TP)間が対応している場合には、図10に示されているように、手順は先に進む。
このステップ中、プロセッサ20dは、この間待ちステータスに切り換えられている、端末3の制御システム30に、メモリ30hの内容の減結合命令又は削除命令を送信する(図3も参照)。前記命令は、プロセッサ20dによりワイヤレスモードで回路20eによって伝送され、命令に関する情報は、プロセッサ30dにより回路30eによって受信され、プロセッサ30dは、ワイヤレスモードでユニット2に好適な確認を送信した後、メモリ30hを削除する。前記確認を受信すると、ユニット2の制御システム20のプロセッサ20dは、そのメモリ20hの内容を削除する。
ここで、ユニット2及び端末3は減結合される。即ち、それらの制御システム20、30のメモリ20h及び30hの内容に、たとえば図11に示されているように、空領域があり、このような状態において、端末3は、対応するマニピュレータ1の動きの命令をユニット2に送信することがもはや可能ではない。ここでも、手順の結果が、任意の方法で明示され得る。
ユニット2及び端末3は、明らかに、図4〜7及び図8〜11を参照しながら記述した手順を実行するための各ソフトウェアプログラムを備え、これらのプログラムは、任意の技法及び知られている言語で実行される。
本説明の導入部で説明したように、セルは、1つのマニピュレータを有していても種々のマニピュレータも有していてもよく、それぞれに、その制御ユニット2が装備される。いろいろなロボットを有するシステムの場合には、上述した端末3は、「ポイント・ツー・ポイント(point-to-point)」モード又は「マルチポイント(multipoint)」モードのいずれかで使用され得る。
「ポイントツーポイント」モードの場合には、端末3は、これに連結された制御ユニット2のみと通信し得る。この使用形態においては、端末3に、フルデータ送受信及びプログラミング機能が設けられ、したがって、オペレータは、ロボットを「教示する」ためにマニピュレータの保護動作区域内に入ることができ、このような状態において、端末3と制御ユニット(非常停止装置ESとイネーブル装置ED)との間の安全装置は、活動状態である。端末3と対応するユニット2との間の割当て及び接続は、当該のユニット2のドッキングステーション5に前記端末を位置決めすることにより、上述した専用結合手順によって行われる。このような状態において、明らかな視覚表示により、端末3を使用しているオペレータが、活動状態の接続、即ち現在端末が結合されているユニット2を識別することが可能となる。このため、好適な表示が端末3の表示装置3a上に設けられ、ここに、接続された制御ユニット2の「名前」が表示される。端末3との活動状態の接続を示すために絶えず電源がついている、接続を知らせる手段、この例ではランプ2cが、制御ユニット2に設けられる。ランプ2cは、より良く見えるような大きさ、色、及び位置を有する(たとえば琥珀色で、ユニット2の上部又はその制御パネル上又はドッキングステーション5上に置かれる)。ここに記述した場合の代替形態又は追加形態として、ランプ2cはまた、マニピュレータ1に又はマニピュレータ1の近くに取り付けられ得ることに留意されたい。
「マルチポイント」モードの場合には、保護すべき本発明の第2の独立した態様に従って、端末3は、異なるモードの少なくとも2つの制御ユニット2に、及び特にいわゆる「主要」又は排他的接続に、及び少なくとも1つのいわゆる「二次」接続に同時に接続され得る。このような場合が、たとえば図12に概略的に示されており、ここでは、汎用セルCが、X、Y、W、及びZで示されている4つの異なるロボットを含み、それぞれが、そのドッキングステーション5x、5y、5w、5z及びそのランプ2cx、2cy、2cw、2czが装備された制御ユニット2x、2y、2w、2zを備えたマニピュレータ1x、1y、1w、1zを有する。明らかであるが、セルは、2つの動作ステーションが存在する進行ラインLに沿って進み、1つの動作ステーションは、ロボットX及びYから構成され、他の動作ステーションは、ロボットW及びZから構成され、それぞれの対のロボットは、ラインLの両側に対して、基本的に対称的な位置に配置される。
この例においては、ロボットXは、基本的に図1のロボットに対応し、上述した例と同様に、このユニット2xは、コードIP=4及びSN=4(したがってコードID_CU=44)によって特徴づけられ、反対に、他のロボットのコードは、ユニット2y:IP=5、SN=8;ユニット2w:IP=6、SN=7;ユニット2z:IP=7、SN=2である。
上記の状態において、端末3は、ロボットXとの主要接続とロボットWとの二次接続とを有する。同図に矢印「主要」で示されている、ロボットXとの主要接続のステータスは、基本的に、上述した「ポイントツーポイント」モードに対応するので、完全な接続が端末3とユニット2xとの間に確立され、安全装置が活動状態となり、したがって、プログラミングするためにマニピュレータ1xを手動で制御することができる。
同図に矢印「二次」で表されている、ロボットWとの二次接続のステータスにより、ユニット2wの監視又は遠隔データ交換機能(マシンステータス検査、現在のプログラムステップ、警報(あれば)、端末と制御ユニットとの間のデータのダウンロード、及び/又はその逆、表示ウィンドウの更新など)のために同じ端末3を使用することが可能となるが、対応するマニピュレータ1wの動きをプログラミング又は制御することはできない。何故なら、二次接続非常チャネル(即ち、安全装置ES及びイネーブル装置EDのステータスに関連するチャネル)は活動状態でなく、前記チャネルは、ユニット2xに対する主要接続においてのみ活動状態となるからである。
主要接続のための端末3とユニット2xとの間の割当て及び接続は、常に、ユニット2xのドッキングステーション5xを使用することにより、上述した専用手順によって行われなければならない。反対に、端末3とユニット2wとの間の割当て及び接続(及びその後の接続の起動停止)は、端末をドッキングステーション5wに位置決めする必要のないソフトウェア手順によって行われる。
オペレータに対する主要接続の表示は、「ポイント・ツー・ポイント」接続の場合に属し、したがって、常時電源がついている、端末3の表示装置3a及びユニット2xのランプ2cxによって実施され得る。二次接続の表示に関しては、一方、端末3の表示装置3aが、二次接続を有するユニット2wの「名前」で好適な追加のウィンドウを示し、他方、ユニット2w上でランプ2cwが点滅し、したがって、端末3との二次接続のステータスを示す。
図13は、図12を参照しながら上述した「マルチポイント」接続機能を実施するのに可能な方法を示しており、前記図13においては、端末3の制御システム30のいくつかの構成要素のみが示されており、これについては、図3を参照しながら既に記述した。反対に、図12の制御ユニット2x、2y、2w及び2zが、それらのIPアドレス及び一連の番号SNの表示で概略的に示されている。
たとえば図13に示されているように、端末3の制御システム30の書換え可能メモリ30hは複数のレジスタを有し、そのいくつかがR0、R1、R2、R3、R4で示されており、たとえばR0で示されているものの場合、前記レジスタの1つが、特に、主要接続用又はプログラミングのために端末3が結合された制御ユニットの識別コードID_CUを格納するよう設計され、前記格納は、既に説明したように、図3及び図4〜図7を参照しながら記述した特別な手順によって発生する。
他のレジスタR1、R2、R3及びR4は、反対に、ユニット2x、2y、2w、及び2zの二次接続の各アドレスを含むよう設計され、示されている例においては、前記アドレスは、前述のユニットのIPアドレスから構成される。
可能な実施形態においては、ユニット2x、2y、2w、及び2zのIPアドレスは、たとえばそのロボットを有するセルCをインストールしておくと、レジスタR1〜R4内に予め格納され得る。したがって、このような場合、端末3がこれとの二次接続3を確立できるはずであるユニットのIPアドレスが、所予のセル(しかし、たとえば同じ製造ラインにある複数のセルでもあり得る)と共に使用されるよう設計された端末3内に挿入される。前記アドレスの格納は、その表示装置3a及びそのキー3cを使用して、端末3で直接に簡単なソフトウェア手順を介して行われ得るが、これは、必ずしも永久格納である必要はなく、上述したように、たとえばセルCの時間内に行われた変更の結果、(図3の対応するメモリ20c内に含まれている)それぞれの制御ユニットのIPアドレスが、時間内に修正されなければならない場合があり、その結果また、図13のメモリ30hのレジスタR1〜R4の内容が、必要な場合に、修正され得る。
代案として、端末3と少なくとも1つのユニット2x、2y、2w、及び2zとの間の二次接続の割当てが、メモリ30hのレジスタR1〜R4を可変的かつ動的に占有することにより、無線通信チャネルを介して発生し得る。
この種の第1の可能な実施形態においては、セルCを構成するユニット2x〜2zは、ワイヤレスモードでそれらのIPアドレスを周期的に宣言するようプログラミングされ、したがって、言い換えれば、前記ユニットの制御システムは、それらの各回路20f(図3及びこれについての説明を参照)により、IPアドレス情報を含む信号を定期的な間隔で出す。他方、端末3の制御システム30は、前記信号を受信するための待ちステータスに周期的に切り換えるよう構成され、端末3及びユニット2x〜2zは、前記端末が待ちステータスに切り換える間隔がユニットがそれらのアドレス信号を出す間隔の倍数であるように、好適にプログラミングされ得る。
各回路30eが前述の信号を受信した後、端末3の制御システム30は、レジスタR1〜R・・内にこのように受信された様々なIPアドレスを順番に格納する。明らかに、補助プロセッサ30dは、同じ情報を二重に格納することを回避するよう、アドレスR1〜R・・内に既に格納されている可能性のあるものと、周期的に受信されたIPアドレスとを比較する。
別の可能な実施形態によれば、端末3は、反対に、ネットワーク内で利用可能である可能性のあるユニット2x〜2zを二次接続用に「召集する」よう構成され得る。したがって、前記情況においては、自動的に又はオペレータが端末3に入力した特有の命令により、端末3の制御システム30は、所予の時間経過の間、回路30eにより、「自己紹介する」ために、ネットワーク内で利用可能なリソースに、クエリ信号、即ち招待を周期的に出し、次いで応答待ちステータスに切り換え、各回路20eを介して前記クエリ信号を受信した後、ネットワーク内で利用可能な制御ユニットは、前記回路20eを介してそれらのIPアドレス信号を伝送し、端末3は、基本的に上述した方法と同じ方法で、これを受信し、次いでレジスタR1〜R4内に格納する。明らかに、この実施形態においては、ユニット2x〜2zの制御システムは、前述のクエリ信号を受信するための待ちステータスに周期的に切り換え、端末3及びユニット2x〜2zは、必要な場合に、プログラミングされ得る。したがって、前記ユニットが待ちステータスに切り換える間隔は、端末が周期的にクエリ信号を出す間の時間の経過の約数であり、他方、端末3用の応答待ち時間は、クエリ信号を出した後、それらのアドレス信号を出すためにユニットに課された間隔の倍数となり得る。
システムは、端末3が既に主要接続を有している、即ち制御ユニットの1つと論理的に結合されている場合にのみ、少なくとも1つの二次接続が可能となり得るように考案され得る。システムは、さらに、既に端末3との主要接続を有する制御ユニット(図13の例においては、ユニット2x)が、メモリ30hのレジスタR1〜R・・の1つ内に格納するためのIPアドレスを通信しないよう構成され得る。何故なら、これは不必要であるからである。
必要な場合には、制御システム2x〜2zは、端末3に通信するよう構成され、それらのIPアドレスに加えて、さらにランプ2cx〜2czのステータスが何であれ、即ち二次接続が確立される前にも、オペレータが様々なユニットを視覚的に識別することを可能にする情報を識別する。たとえば、図12〜図13の例を参照すると、様々なユニット2x〜2z及び/又はそれらのマニピュレータ1x〜1zに、英字、数値、又は英数字でロボット名を示したプレートが、よく見える位置に付けられ得る。図12〜図13の例を参照すると、前記名前は、一連の番号SN、したがって、それぞれ、ロボットX、Y、W及びZ用の「4」、「8」、「7」、及び「2」から構成され得る。制御システム30で、前述の追加の識別情報を送信することにより、かつ好適なメモリ内にこの識別情報を格納することにより、端末3は、表示装置3a上に示すよう、それぞれのIPアドレスを対応するロボットの「ラベル」に関連づけ得る。したがって、選択ウィンドウが、端末3との二次接続を確立し得るユニットのラベルのリストを表示するよう、表示装置3a上で起動され得る。二次接続を確立すべきロボットを(対応するプレートを介して)セルC内で視覚的に識別した後、オペレータは、前述のウィンドウにより端末3のキーボードで、対応するラベルを選択し得る。前記選択の結果、「二次」接続のステータスが、対応するランプ2cwの点滅により(図12〜図13の例においては)制御ユニット2wに示され、反対に、端末3の表示装置3aは、ロボットWのラベルに加えて、二次接続によってできる様々な選択肢を含む対話ウィンドウを示す。上述したように、前記選択肢とは、基本的に、ユニット2wの可能な遠隔監視、及びマニピュレータ1wのプログラミング/動きデータ及び情報とは異なるデータ及び情報の交換を指し、これは、二次接続によってできるものではない。
端末3を使用するオペレータは、随時、表示装置3a上で前述の表示ウィンドウを呼び戻し、対応するリストから別のロボットのラベルを選ぶだけで、異なる二次接続を起動し得る。前記可能性は、たとえば図13に網掛けの矢印で示されている。
前述のように、ユニット2xとの「主要」接続のステータスも、ロボットXの名前に加えて、前記種類の接続でできる様々な選択肢を含み、表示装置3aの好適な対話ウィンドウを介して端末3に示される。ユニット2x上には、「主要」接続が、絶えず電源がついているランプ2cxによって示される。
明らかに、端末3が装備されたソフトウェアには、表示装置3aに示されるべきウィンドウを選択するための好適なメニュー又は機能が設けられ、したがって、接続ウィンドウの「主要」と「二次」との間で切り換えることができる。
前の記載より、上述した本発明の第1の態様によれば、プログラミング/動き機能用のロボットを可能にするために、ポータブル端末3を、好適な論理結合手順を開始するよう、制御ユニット2に対して所予の位置に置くべきであることが推測され得る。前記2つの装置の間の物理的な手法によってのみ、かつ特にユニット2に属する好適な支持材5内に端末3を置いた後、前記結合が得られることが好ましい。したがって、端末3を使用すべきオペレータは、実のところ、作業区域C内に存在するロボットのどれを手動で動かし得るかを視覚的に予め識別するよう強制される。次いで、前記端末が結合されたものとは異なるユニット2と共に、プログラミングのために端末3を使用するには、特有の減結合手順が前提となる。既に論じたように、前記手順は、とにかく、端末3が既に結合されたユニット2において行われるべきである。結合及び減結合オペレーションを手動で実行する必要があるために、オペレータの認識が増し、したがって、起こり得る混乱及びこの結果生じる危険性が減少する。
好ましいが排他的でない実施形態においては、端末3とユニット2との間のIDコードの交換が2つの異なる通信回線(シリアル接続及びワイヤレス接続)を使用して行われることにより、本質的に、結合オペレーションの安全性が増す。ユニット2と端末3との間の正しい無線フィードバックの後に初めて、結合手順が終了し得るので、実際に予め定義されたロボットのプログラミングに端末を使用する前に、ワイヤレス接続が正しいこと及び動作可能なことの確認ができる。
提案している解決方法は、端末3の実施を特に困難にするものではない。何故なら、いくつかの内部電子構成要素(まだ存在していない場合)、及び識別コードID_TPを転送するための補助通信回線を追加すれば良いだけであるからである(その上、電力線通信を使用する場合には、以下に説明するように、ポート3f及びシリアル回線31を省くことができる)。国際公開第02/078913号パンフレットに記載されている、取り外し可能モジュール用の専用台座がないため、端末のレイアウトが簡略化され、したがって、コンパクトかつ軽量になり得る。
他方、ユニット2には、いくつかの基本及び/又は標準接点を有する、端末を置くべき支持材又は台座が装備される。ワイヤレス端末は、バッテリ、好ましくは蓄電池を必ず含み、したがって、端末バッテリを再充電するためにいかなる場合にも存在すべき手段が、本発明の好ましい実施形態においては、端末と制御ユニットとの論理結合を可能にする手段の一部を統合するのにも利用され得ることが好ましい。
本発明の第2の態様による「マルチポイント」接続の可能性は、他方、端末を実際に使用する場合に極めて好ましいものである。
この記述の導入部で述べたように、ロボットは、自動オペレーションモードで動作し得る。図12の例を参照すると、前記モードで、ロボットX〜Zは、ヒトが入力することはできないがオペレータの視覚制御下にあるセルC内で動作プログラムを実行する。このような事情において、ポータブル端末3は、通常見かけられるように、セルCの近くの静止位置に置かれ得るが、非常停止押しボタンESは活動状態であり、これにより、オペレータは、ロボットX、及び/又は(多くの場合において記載したように)必要な場合にはセルC全体を停止し得る。
既に説明したように、本発明の第1の態様によれば、押しボタンESに連結された機能は、ロボットと端末3との間の「主要」接続の場合にのみ活動状態であり、端末3は、本発明の第2の態様に従って、少なくともまた1つの「二次」接続を選択的に確立することができる。推測され得るように、前述の可能性により、セルCを監視しているオペレータは、制御パネル上のマシンステータスを検査するためにユニット2x〜2zのそれぞれの近くで絶えず動く必要がなく、端末3により、したがって1箇所のみから、様々なロボットX〜Yの制御システムを遠隔的に監視し得る。
「マルチポイント」接続モードにより、さらに、いろいろなロボットが基本的に同様のオペレーションを実行する、システムのプログラミング活動を簡略化することが可能となる。
たとえば、図12に示されている場合と同様に、セルCは、しばしば同じラインL上にいろいろな作業ステーションを含み、それぞれのステーションが、向かい合った位置に2つのロボットを有する。示されている場合においては、それぞれロボットX〜Y及びW〜Zを含む、2つのステーションが存在する。その上、様々な製造タイプについて、同じステーションの2つのロボットが、ラインL上の同じ場所の向かい合った部分で同一のオペレーションを自動で実行し、したがって、1つのロボットの基本的な運動は、他のロボットが実行する運動とは完全に対称又は逆対称である。したがって、言い換えれば、第1のロボットの動作プログラムは、(所予の空間基準システム内の、マニピュレータの接合部の位置座標又はその一部の移動方向などの)所予の一連のパラメータについてのみ、第2のロボットの動作プログラムとは異なる。
このような事情において、本明細書においては図12のロボットXである、ステーションの第1のロボットをプログラミングした後、オペレータが、ロボットをプログラミングするよう、端末3を介して、同じステーションの第2のロボット、この例ではロボットY、との「主要」接続を確立し得る。ロボットYとの主要接続という前記状況においては、オペレータは、とにかく、対応する動作プログラムを端末3にダウンロードするよう、既にプログラミングされたユニット2xとの「二次」接続を確立し得る。前記プログラムが得られると、オペレータは、以前にダウンロードされたプログラムの前述のパラメータを修正し、したがってこれをロボットYに適応させるよう、「主要」接続によってできるプログラミングモードに戻り得る。
明らかに、当業者は、本発明の概念の新規性の枠組みから逸脱することなく、例として記述されている工業用ロボットの及びロボットシステムのいろいろな変形形態を実施し得る。
端末3が当該のユニット2のドッキングステーション5に予め位置決めされていれば、論理結合及び減結合手順が、キー5dの代わりに、端末3から与えられる命令により、開始され得る。この場合、手順を開始した後、端末の制御システム30は、前に31、3f、3c、及び21で示した構成要素から構成されたシリアル接続により、自身のコードID_TPをユニット2の制御システム20に通信し得る(必要な場合に、端末3は、システム20のコードID_CUを読み取り、システム30によって管理される、結合/減結合手順は、以前に記述したものとは逆に行われ得る)。
実現可能な異なる実施形態においては、ユニット2の近くに端末3を位置決めすることによる接続、特に物理又は専用接点のない接続が、ケーブルシリアル回線の異なる手段を用いて得られる。たとえば、少なくとも1つのIDコードに関する情報は、RFID技術を使用して、端末3に連結された少なくとも1つのタグ、及びユニット2に及び/又はそのマニピュレータ1に連結された少なくとも1つの対応するタグ読み取り装置を用いて、転送され得る。前記適用形態においては、RFIDシステムの構成要素は、2、3センチメートルの有効範囲を有するような大きさに作られることが好ましく、したがって、情報は、端末3がドッキングステーション5に又はユニット2及び/又はマニピュレータ1の近くに位置決めされている場合にのみ転送され得る。別の可能性として、端末3がドッキングステーション5内に、又はユニット2に及び/又はマニピュレータ1に対して予め定義された位置に挿入されている場合にのみ、ユニット2と端末3との間で確立される赤外線インターフェース、即ち光学接続が使用される。さらに別の可能性として、電力線通信によるシリアル回線が実施され、したがって、端末3がドッキングステーション5に位置決めされている場合に、端末3の再充電回路22とバッテリ32との間で確立している同じ電気接続回線を利用することにより、情報転送が発生する。
さらに、オペレータの認識を増すために、ドッキングステーション5又は(前述のRFID又は赤外線システムなどの)結合/減結合手順用の交換手段が、マニピュレータ1の近くに置かれ得る。
1 マニピュレータ
1a 接合部
1b エンドリスト
1c 汎用ツール
1x、1y、1w、1z マニピュレータ
2 制御ユニット
2a、3d アンテナ
2b 固定フレーム
2c 信号ランプ
2x、2y、2w、2z 制御ユニット
2xc、2cy、2cw、2cz ランプ
3 プログラミング端末
3a 表示装置
3b キー
3c プログラミング及び編集キー
3e コネクタ
3f、5c ポート
4 ケーブル
5 ドッキングステーション
5a 台座
5b 電気コネクタ
5d 押しボタン
5x、5y、5w、5z ドッキングステーション
20、30 電子制御システム
20a〜20g、30a〜30g イネーブル手段
20a、30a 主要モジュール
20b、30b 補助モジュール
20c 主プロセッサ、メモリ
20c’、30c’ フラッシュメモリ
20d、30d 補助プロセッサ
20e、30e 回路
20f ROMメモリ、回路
20g、30g RAMメモリ
20h フラッシュメモリ
20i バス
21、31 シリアル回線
22 再充電装置
30c 主プロセッサ
30f ROMメモリ
30h フラッシュメモリ
30i シリアル回線
32 蓄電池
C セル
ES 非常停止装置
ED イネーブル装置
L ライン
R0〜R4 レジスタ
X〜Z 工業用ロボット
1a 接合部
1b エンドリスト
1c 汎用ツール
1x、1y、1w、1z マニピュレータ
2 制御ユニット
2a、3d アンテナ
2b 固定フレーム
2c 信号ランプ
2x、2y、2w、2z 制御ユニット
2xc、2cy、2cw、2cz ランプ
3 プログラミング端末
3a 表示装置
3b キー
3c プログラミング及び編集キー
3e コネクタ
3f、5c ポート
4 ケーブル
5 ドッキングステーション
5a 台座
5b 電気コネクタ
5d 押しボタン
5x、5y、5w、5z ドッキングステーション
20、30 電子制御システム
20a〜20g、30a〜30g イネーブル手段
20a、30a 主要モジュール
20b、30b 補助モジュール
20c 主プロセッサ、メモリ
20c’、30c’ フラッシュメモリ
20d、30d 補助プロセッサ
20e、30e 回路
20f ROMメモリ、回路
20g、30g RAMメモリ
20h フラッシュメモリ
20i バス
21、31 シリアル回線
22 再充電装置
30c 主プロセッサ
30f ROMメモリ
30h フラッシュメモリ
30i シリアル回線
32 蓄電池
C セル
ES 非常停止装置
ED イネーブル装置
L ライン
R0〜R4 レジスタ
X〜Z 工業用ロボット
Claims (25)
- 少なくとも1つの安全装置(ES、ED)を備えた少なくとも1つのポータブル制御装置及びプログラミング端末(3)を介して工業用ロボット(X〜Z)の複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)を制御し、選択的にプログラミングする方法であって、
前記端末(3)と前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)との間でワイヤレス通信チャネルを実施するオペレーションを含み、前記チャネルが、
選択的に、前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の1つ(1x〜2x)のみ、又は第1のマニピュレータに対して、第1の接続モード(主要)において、前記端末(3)がプログラミング命令及び/又は前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス状況の命令に関する情報を前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)に送信できるようにし、
前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の少なくとも別の1つ(1w〜2w)、又は第2のマニピュレータに対して、第2の接続モード(二次)において、前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス状況の命令に関する情報を除き、監視及び制御情報について前記端末(3)と前記第2のマニピュレータ(1w〜2w)との間で交換ができるように起動され得る方法。 - 第2のチャネルが、前記第2の接続モード(二次)において、前記複数(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の他のマニピュレータ(1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)のそれぞれの1つに対して選択的に起動され得る、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の接続モード(主要)及び前記第2の接続モード(二次)が、異なる手順で動作可能及び/又は動作不能にされる、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の接続モード(主要)が、実質的に予め定義された位置に及び/又は前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)の近くに、前記端末(3)を予め物理的に位置決めすることを伴う論理結合手順により動作可能及び/又は動作不能にされる、請求項3に記載の方法。
- 前記第2の接続モード(二次)が、ソフトウェア手順を用いて前記端末(3)により動作可能及び/又は動作不能にされる、請求項3に記載の方法。
- 前記端末(3)で及び前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)で、前記第1の接続モード(主要)を可能にする状況の第1の視覚表示を実施するオペレーションと、
前記端末(3)で及び前記第2のマニピュレータ(1w〜2w)で、前記第2の接続モード(二次)を可能にする状況の第2の視覚表示を実施するオペレーションと、が実現される、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の及び第2の表示が、それぞれ、前記端末(3)の及び前記第1の又は第2のマニピュレータ(1x〜2x、1w〜2w)の同じ手段を介して、異なるモードで得られる、請求項6に記載の方法。
- 前記端末(3)が前記位置にある場合、前記論理結合手順を実行するのに必要な一時的補助接続が、前記端末と前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)との間に確立される、請求項4に記載の方法。
- 前記論理結合手順が、少なくとも、
好ましくは一時的補助接続を介して、前記端末(3)の識別情報(ID_TP)を前記第1のマニピュレータ(1〜2)で利用可能にするオペレーションと、
好ましくはワイヤレス通信を介して、前記第1のマニピュレータ(1〜2)の識別情報(ID_CU)を前記端末(3)で利用可能にするオペレーションと、を含む、請求項4に記載の方法。 - 前記ソフトウェア手順が、
前記端末(3)が、ワイヤレスモードで各識別情報(IP_TP)を前記第2のマニピュレータ(1〜2)に通信するオペレーションと、
前記第2のマニピュレータ(1〜2)が、ワイヤレスモードで各識別情報(IP_CU)を前記端末(3)に通信するオペレーションと、の少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。 - 前記ソフトウェア手順においてその後に使用するために、前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の識別情報(IP)を前記端末(3)内に予め格納するステップが設けられる、請求項10に記載の方法。
- 前記端末(3)が、ワイヤレス接続を介して前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の識別情報(IP)を取得し、該識別情報を格納する、請求項10に記載の方法。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法を実施する、複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)と少なくとも1つのポータブル制御装置及びプログラミング端末(3)とを有する工業用ロボット(X〜Z)のシステム。
- 少なくとも1つの安全装置(ES、ED)を備え、かつ前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)を制御し、選択的にプログラミングするよう構成された、複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)とポータブル端末(3)とを有する工業用ロボット(X〜Z)のシステムであって、
前記端末(3)及び前記マニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)が、前記端末(3)を使用する同じセッション中に、前記複数(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の少なくとも第1の及び第2のマニピュレータ(1x〜2x;1w〜2w)との前記端末のワイヤレス接続を可能にするよう構成され、
異なるモードが、少なくとも、
前記端末(3)がプログラミング命令及び/又は前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス情報の命令に関する信号を前記1つのマニピュレータ(1x〜2x)に送信できるようにする、前記マニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の1つ(1x〜2x)のみに対して選択的に起動され得る第1のモード(主要)と、
前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス情報の命令に関する信号を除き、監視及び制御信号について前記端末(3)と前記別の1つのマニピュレータ(1w〜2w)との間で交換ができるようにする、前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の少なくとも別の1つ(1w〜2w)に対して起動され得る第2のモード(二次)と、を含むシステム。 - 少なくとも1つの安全装置(ES、EN)を備え、かつワイヤレス通信チャネルを介して前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)を制御し、選択的にプログラミングするよう構成された、複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)とポータブル端末(3)とを有する工業用ロボット(X〜Z)のシステムであって、
前記端末(3)及び前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)が、
選択的に、前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の1つ(1x〜2x)のみ、又は第1のマニピュレータに対して、第1の接続モード(主要)において、前記端末(3)が、前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)にプログラミング命令及び/又は前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス状況の命令に関する情報を送信でき、
前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の少なくとも別の1つの(1w〜2w)、又は第2のマニピュレータに対して、第2の接続モード(二次)において、前記安全装置(ES、EN)の動き及び/又はステータス状況の命令に関する情報を除き、監視及び制御情報について前記端末(3)と前記第2のマニピュレータ(1w〜2w)との間の交換ができるよう、前記チャネルを起動できるよう構成された各イネーブル手段(20a〜20g)、(30a〜30g)を有するシステム。 - 前記端末(3)が、前記第2の接続モード(二次)において、前記複数(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の他のマニピュレータ(1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)のそれぞれに対して、前記チャネルの少なくとも1つの選択的起動を可能にする選択手段(3a、3c)を有する、請求項15に記載のシステム。
- 第1のイネーブル手段が、前記第1の接続モード(主要)を可能にするために設けられ、第2のイネーブル手段が、前記第2の接続モード(二次)を可能にするために設けられる、請求項15に記載のシステム。
- 前記端末(3)及び前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)が、前記ワイヤレス通信を実施するよう設計された各第1の通信手段(20e、30e)を有し、前記第1のイネーブル手段が、該端末が実質的に予め定義された位置に及び前記第1のマニピュレータ(1〜2)の近くにある場合に、前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)と前記端末(3)との間で一時的補助接続を確立するよう設計された第2の通信手段(5c、20d、21、3f、30d、31)を有し、
前記第1のイネーブル手段が、前記第1の通信モード(主要)を可能にするために、前記第1のマニピュレータ(1x〜2x)と前記端末(3)との間で論理結合手順を実行するために前記補助接続を使用するよう構成される、請求項17に記載のシステム。 - 前記第2のイネーブル手段が、前記端末から前記第2の接続モード(二次)を可能にすることを制御する手段(3a、3c)を有する、請求項17に記載のシステム。
- 前記端末(3)及び前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)が、前記第1の接続モード(主要)及び前記第2の接続モード(二次)の少なくとも1つの起動状況を知らせるよう構成された各視覚表示手段(3a、2c)を有する、請求項15に記載のシステム。
- 前記端末(3)が、前記複数のいろいろなマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)の識別情報(ID_CU、ID_TP)を保存するための格納手段(30h)を有する、請求項17に記載のシステム。
- 前記端末(3)が、ワイヤレスモードで、前記複数のいろいろなマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)によって伝送された識別情報(ID_CU、IP_CU)を取得し、次いで各格納手段(30h)内に該識別情報を格納するよう構成される、請求項18に記載のシステム。
- 前記複数のマニピュレータ(1x〜2x、1y〜2y、1w〜2w、1z〜2z)が、前記位置を定義する又は識別する位置決め手段(5)を有する、請求項18に記載のシステム。
- 前記端末(3)が、各コネクタ(3e)が連結された蓄電池(32)を有し、前記マニピュレータ(1〜2)が、各コネクタ(5b)が連結された前記蓄電池(32)用の再充電設備(22)を有し、前記コネクタ(3e、5b)が、前記端末が前記位置にある場合に協働するよう構成される、請求項18に記載のシステム。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法に従って、メモリ内にアップロードされ得る、かつ工業用ロボットを制御するためのプロセッサによって実行され得る、コンピュータ命令又はコード部分を有するコンピュータプログラム製品。
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