JP2006279001A - 電磁石 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 固定鉄心1に環状孔3の外周面3B側に第1面取り稜部23を、環状孔3の内周面3C側に第2面取り稜部24を、可動鉄心13の凸部15の外周面15B側に第3面取り稜部25を、凸部13の内周面15C側に第4面取り稜部26をそれぞれ形成し、凸部15は可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において、第3面取り稜部25を第1面取り稜部23と、第4面取り稜部26を第2面取り稜部24とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けている。
【選択図】 図2
Description
コイルへの通電により発生する吸引力で可動鉄心を軸方向へ移動して固定鉄心に吸引する電磁石において、固定鉄心には軸方向の一端面に開口して環状孔を形成し、環状孔の外周側に外筒部を設けると共に、環状孔の内周側に内筒部を設け、環状孔の外周面と外筒部の軸方向の一端面とを交差して第1稜部を形成すると共に、環状孔の内周面と内筒部の軸方向の一端面とを交差して第2稜部を形成し、環状孔には環状のコイルを収装し、固定鉄心の外筒部と内筒部との間でコイルの先端部に環状空間を形成し、固定鉄心と軸方向に対向して移動自在に配置しコイルへの通電により発生する吸引力で固定鉄心の一端面に吸引される可動鉄心を備え、可動鉄心には固定鉄心の環状空間に嵌合する環状の凸部を固定鉄心に向けて一端面より軸方向へ突出して形成し、凸部には外周面と突出した先端面とを交差して第3稜部を形成すると共に、内周面と先端面とを交差して第4稜部を形成し、凸部は可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置において第3稜部を第1稜部と第4稜部を第2稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けたことを特徴とする電磁石がそれである。
図1において、1は磁性材より形成の固定鉄心で、中心に軸方向へ貫通して貫通孔2を形成すると共に、貫通孔2と軸心を一致する有底の環状孔3を貫通孔2の外周側で径方向に離間して形成し、環状孔3を図示下方の軸方向の一端面4に開口して窪み形成している。固定鉄心1は環状孔3の外周側に外筒部5を設けると共に、環状孔3の内周側に内筒部6を設けてぃる。7は図示しない外部電源へ通電可能に電気接続したコイルで、軸方向の両端に径方向へ突出する鍔部を有する円筒状のコイルボビン8の両鍔部間に巻き回して環状に形成し、環状孔3の底面3Aに当接するよう環状孔3に収装している。9は自己の弾性力で拡径するよう周方向の一部を切欠いた環状の止め輪で、環状孔3の外周面3Bに窪み形成した環状溝10に自己の弾性力で圧接して設け、環状孔3に収装したコイル7を非磁性材より形成の円盤状の板部材11を介して固定している。固定鉄心1の外筒部5および内筒部6は、止め輪9、板部材11を含めるコイル7の軸方向寸法より軸方向寸法を長く設け、外筒部5と内筒部6との間でコイル7の先端部に環状空間12を形成している。
図1の右半分の状態は、コイル7への非通電状態を示し、可動鉄心13はピン部材18に作用する図示しない外部負荷に基づく作用力で固定鉄心1から離間する方向に付勢され、軸部13A先端面が有底孔14A底面に当接する固定鉄心1から最も離間した位置にある。
3:環状孔
3B:環状孔の外周面
3C:環状孔の内周面
4:固定鉄心の一端面
5:外筒部
6:内筒部
7:コイル
12:環状空間
13:可動鉄心
15:凸部
15A:先端面
15B:凸部の外周面
15C:凸部の内周面
16:可動鉄心の一端面
19:第1面取り
19A:第1稜部
20:第2面取り
20A:第2稜部
21:第3面取り
21A:第3稜部
22:第4面取り
22A:第4稜部
23:第1面取り稜部
24:第2面取り稜部
25:第3面取り稜部
26:第4面取り稜部
Claims (2)
- コイルへの通電により発生する吸引力で可動鉄心を軸方向へ移動して固定鉄心に吸引する電磁石において、固定鉄心には軸方向の一端面に開口して環状孔を形成し、環状孔の外周側に外筒部を設けると共に、環状孔の内周側に内筒部を設け、環状孔の外周面と外筒部の軸方向の一端面とを交差して第1稜部を形成すると共に、環状孔の内周面と内筒部の軸方向の一端面とを交差して第2稜部を形成し、環状孔には環状のコイルを収装し、固定鉄心の外筒部と内筒部との間でコイルの先端部に環状空間を形成し、固定鉄心と軸方向に対向して移動自在に配置しコイルへの通電により発生する吸引力で固定鉄心の一端面に吸引される可動鉄心を備え、可動鉄心には固定鉄心の環状空間に嵌合する環状の凸部を固定鉄心に向けて一端面より軸方向へ突出して形成し、凸部には外周面と突出した先端面とを交差して第3稜部を形成すると共に、内周面と先端面とを交差して第4稜部を形成し、凸部は可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置において第3稜部を第1稜部と第4稜部を第2稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けたことを特徴とする電磁石。
- 前記第1稜部に第1面取りを、前記第2稜部に第2面取りを、前記第3稜部に第3面取りを、前記第4稜部に第4面取りをそれぞれ形成し、前記第1面取りと前記環状孔の外周面とを交差して第1面取り稜部を、前記第2面取りと前記環状孔の内周面とを交差して第2面取り稜部を、前記第3面取りと前記凸部の外周面とを交差して第3面取り稜部を、前記第4面取りと前記凸部の内周面とを交差して第4面取り稜部をそれぞれ形成し、前記凸部は前記可動鉄心が前記固定鉄心から最も離間した位置において前記第3面取り稜部を前記第1面取り稜部と前記第4面取り稜部を前記第2面取り稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けことを特徴とする請求項1に記載の電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005100260A JP2006279001A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005100260A JP2006279001A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 電磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006279001A true JP2006279001A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37213375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005100260A Pending JP2006279001A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006279001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010526432A (ja) * | 2007-05-03 | 2010-07-29 | イートン コーポレーション | アーマチャ及びソレノイドアセンブリ |
CN114255958A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-03-29 | 绵阳富临精工股份有限公司 | 一种电磁执行器 |
JP7560266B2 (ja) | 2020-04-08 | 2024-10-02 | 株式会社ジェイテクトフルードパワーシステム | 電磁石 |
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2005
- 2005-03-30 JP JP2005100260A patent/JP2006279001A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010526432A (ja) * | 2007-05-03 | 2010-07-29 | イートン コーポレーション | アーマチャ及びソレノイドアセンブリ |
JP7560266B2 (ja) | 2020-04-08 | 2024-10-02 | 株式会社ジェイテクトフルードパワーシステム | 電磁石 |
CN114255958A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-03-29 | 绵阳富临精工股份有限公司 | 一种电磁执行器 |
CN114255958B (zh) * | 2021-11-08 | 2023-07-25 | 绵阳富临精工股份有限公司 | 一种电磁执行器 |
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