JP2006265246A - 尿素化合物およびアルキルグリコールカルボキシレート化合物を含む化粧品用クレンジング組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】皮膚を乾燥させないにもかかわらず、良好な起泡力および良好なすすぎ能を有する化粧品用クレンジング組成物の提供。
【解決手段】アルキルグリコールカルボン酸およびそれらの塩から選択される少なくとも1種の陰イオン性界面活性剤、および少なくとも1種の下記式:
(式中、R1、R2、R3およびR4は水素原子、C1〜C4アルキル基またはC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表す)の化合物、好ましくはヒドロキシエチル尿素、およびそれらの塩、溶媒和物および異性体を、水性媒体中に含むクレンジング組成物。また、皮膚のためのクレンジング、メークアップ除去製品、シャワー製品、シャンプー、ヘアコンディショナー、シェービング製品、落屑製品としても用いられる。
【選択図】なし
【解決手段】アルキルグリコールカルボン酸およびそれらの塩から選択される少なくとも1種の陰イオン性界面活性剤、および少なくとも1種の下記式:
(式中、R1、R2、R3およびR4は水素原子、C1〜C4アルキル基またはC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表す)の化合物、好ましくはヒドロキシエチル尿素、およびそれらの塩、溶媒和物および異性体を、水性媒体中に含むクレンジング組成物。また、皮膚のためのクレンジング、メークアップ除去製品、シャワー製品、シャンプー、ヘアコンディショナー、シェービング製品、落屑製品としても用いられる。
【選択図】なし
Description
本発明は、ヒドロキシ尿素化合物および特定の陰イオン性界面活性剤を、水性媒体中に含む化粧品用クレンジング組成物、およびヒトの皮膚、唇および/または毛髪のクレンジングおよび/または除去メークアップのためのその使用に関する。
皮膚のクレンジングは、顔の手入れにとって非常に重要であり、また、余分な皮脂などの脂ぎった残渣、毎日使用される化粧品製品およびメークアップ製品の残渣が、皮膚のしわに蓄積し、かつ皮膚の毛穴をふさいで吹き出物の形成の原因となるので、クレンジングはできるだけ効率的であるべきである。皮膚をクレンジングする良好な手段の1つは起泡性クレンジング製品を使用することである。大容積の泡を生じる製品が一般的に求められる。それは良好なクレンジング効能のしるしであり、ある種の界面活性剤、例えばアルキルグリコールカルボキシレートは良好な品質の泡を生じることが知られている。
また、突っ張り感または乾燥感を残さない快適な製品が求められる。
実際は、起泡性製品の配合での主な問題点の1つは、良好なクレンジングを保証するために非常に優れた起泡力を有していると同時に、皮膚バリアーを守りながら、つまり、皮膚を乾燥することなく、容易にすすぐことができる製品の開発にある。
心地よさ感および保湿感を改善するための1つの手段は、グリセロールのような保湿剤を添加することである。しかしながら、このタイプの誘導体は、製品の起泡性性能を損ない、特に得られた泡の容積を減らす傾向がある。
皮膚を乾燥させないにもかかわらず、良好な起泡力および良好なすすぎ能を有する化粧品用クレンジング組成物がいまだ必要である。
独国特許出願DE-A-2 703 185
欧州特許出願EP-A-566 438
仏国特許出願FR-2 739 556
出願人は、驚くべきことに、少なくとも1種のアルキルグリコールカルボキシレート誘導体と尿素誘導体を組み合わせることにより、泡の品質を落とさずに、特に泡の容積を損なうことなく、保湿効果を与えるクレンジング製品を得ることが可能であることを見出した。
したがって、本発明の主題の1つは、(1)アルキルグリコールカルボン酸およびそれらの塩から選択される少なくとも1種の陰イオン性界面活性剤、および(2)少なくとも1種の下記式(I):
(式中、
R1、R2、R3およびR4は、互いに独立して、水素原子、C1〜C4アルキル基または場合により1〜5個のヒドロキシル基を含むC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、基R1〜R4の少なくとも1つはヒドロキシアルキル基を表わす)
の化合物およびそれらの塩、溶媒和物および異性体を、水性媒体中に含む化粧品用クレンジング組成物である。
R1、R2、R3およびR4は、互いに独立して、水素原子、C1〜C4アルキル基または場合により1〜5個のヒドロキシル基を含むC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、基R1〜R4の少なくとも1つはヒドロキシアルキル基を表わす)
の化合物およびそれらの塩、溶媒和物および異性体を、水性媒体中に含む化粧品用クレンジング組成物である。
本発明の組成物は、皮膚を乾燥させないと同時に良好な起泡力を有し、すすぎやすいという利点を有する。アルキルグリコールカルボン酸またはそれらの塩が界面活性剤として、保湿剤としての式(I)の化合物と組合せて使用されるという事実は、非常に良好な品質の泡を与えると同時に良好な保湿力を有する製品を与えることを可能にする。このような結果は、アルキルグリコールカルボン酸タイプの界面活性剤の存在なしでは得られない。
本願明細書で用語「水性媒体」は、水および任意に1種以上の水溶性有機溶媒を含む媒体を意味する。この水性媒体中では、水の量は好ましくは少なくとも20重量%である。好ましくは、組成物の全重量に対して20重量%から95重量%、好適には30重量%から90重量%、より好適には40重量%から85重量の範囲である。
さらに、本発明の組成物は化粧品組成物であるので、生理学的に許容でき得る媒体を含む。用語「生理学上許容でき得る媒体」とは、本願明細書では皮膚、粘膜および目と相溶性のある媒体を意味する。好ましくは化粧料的に許容でき得る媒体、すなわち快い色、においおよび感覚も有する媒体であり、かつ、この組成物を使用する消費者に嫌悪感を持たせがちな、許容しがたいいかなる不快感(刺激感、突っ張り感または赤ら感)をももたらさない媒体である。
有利には、水性媒体のpHは、ケラチン材料、特に皮膚と相溶性である。このpHは、好ましくは、3〜8.5、好適には3.5〜8、優先的には5〜7.5の範囲である。
本発明のクレンジング組成物は皮膚への適用の後にすすがれる起泡性組成物である。
[ヒドロキシ尿素化合物]
本発明に係る組成物中に存在する尿素化合物は、下記式(I):
の化合物およびそれらの塩、溶媒和物および異性体である。
本発明に係る組成物中に存在する尿素化合物は、下記式(I):
の化合物およびそれらの塩、溶媒和物および異性体である。
(式中、R1、R2、R3およびR4は、互いに独立して、水素原子、Cl〜C4アルキル基または場合により1〜5個のヒドロキシ基を含むC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、基R1〜R4の少なくとも1つはヒドロキシアルキル基を表す)
式(I)の化合物として:
−好ましくは、R1はC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は互いに独立して、水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し;
−優先的には、R1は1〜5個のヒドロキシ基、特に1個のヒドロキシ基を含むC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は水素原子を表し;
−より優先的には、R1は1個のヒドロキシ基を含むC2〜C4ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は水素原子を表す。
−好ましくは、R1はC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は互いに独立して、水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し;
−優先的には、R1は1〜5個のヒドロキシ基、特に1個のヒドロキシ基を含むC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は水素原子を表し;
−より優先的には、R1は1個のヒドロキシ基を含むC2〜C4ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4は水素原子を表す。
特に挙げてもよいC1〜C4アルキル基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基およびtert−ブチル基を含む。
Cl〜C6ヒドロキシアルキル基の中でも、1個のヒドロキシ基のみを含むものが好ましく、特にヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシブチル基、ヒドロキシペンチル基およびヒドロキシヘキシル基が好ましい。
挙げてもよいこのような化合物の塩は、無機酸、例えば硫酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸およびホウ酸の塩を含む。さらに挙げてもよい有機酸の塩は、1種以上のカルボン酸基、スルホン酸基またはリン酸基を含む。それらは、直鎖状、分岐状または環状脂肪族酸あるいは芳香族酸であってよい。これらの酸は、さらにOとNから選択される1つ以上のヘテロ原子を含んでもよく、例えば、ヒドロキシル基の形態であってもよい。プロピオン酸、酢酸、テレフタル酸、クエン酸および酒石酸は特に挙げてもよい。
用語「溶媒和物」は、式(I)の化合物の合成に由来する混合物のような、1つ以上の水分子または有機溶媒分子を有する式(I)の前記化合物の化学量論的混合物を意味する。
挙げてもよい式(I)の好ましい化合物は、N−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N−(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(3−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)尿素;N−(2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシヘキシル)尿素;N−メチル−N−(1,3,4,5,6−ペンタヒドロキシ−2−ヘキシル)尿素;N−メチル−N’−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル)尿素;N−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル)尿素;N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)尿素;N−[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]尿素;N−エチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N’−−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’−プロピル尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−N’−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N−tert−ブチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−N’−(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)−N’−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ジメチル尿素;N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N’,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;およびこれらの混合物を含む。
好ましくは、式(I)の化合物はN−(2−ヒドロキシエチル)尿素である。
式(I)の化合物は既知の化合物であり、特に独国特許出願DE-A-2 703 185に記述されている。これらの中で、N−(2−ヒドロキシエチル)尿素はまた、水中に50重量%の混合物の形態で、National Starch社からHydrovance(登録商標)の商品名で市販で入手できる。
式(I)の化合物は、本発明に係る組成物中に、組成物の全重量に対して(活性物質の)量で0.1重量%から50重量%、好ましくは0.1重量%から20重量%、優先的には0.1重量%から10重量%の範囲で存在してもよい。
[陰イオン性界面活性剤]
本発明に係る組成物は、アルキルグリコールカルボン酸(または2−(2−ヒドロキシアルキルオキシ)酢酸)、およびそれらの塩から選択される少なくとも1種の陰イオン性界面活性剤を含む。これらの界面活性剤は起泡性界面活性剤である。
本発明に係る組成物は、アルキルグリコールカルボン酸(または2−(2−ヒドロキシアルキルオキシ)酢酸)、およびそれらの塩から選択される少なくとも1種の陰イオン性界面活性剤を含む。これらの界面活性剤は起泡性界面活性剤である。
これらの界面活性剤は、下記式(II):
の化合物から特に選択してもよい。
R1−CHOH−CH2−O−COO−X+ (II)
(式中、
R1は、8〜30個の炭素原子を含む飽和または不飽和、直鎖状または分岐状アルキル基を表し、Xは、水素または無機カチオン若しくは有機カチオン、例えばアルカリ金属に由来したカチオン(例えばNa+、K+)、NH4+、リジン、アルギニン、サルコシン、オルニチンまたはシトルリンなどの塩基性アミノ酸に由来したアンモニウム、またはアミノアルコール、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、グルカミン、N−メチルグルカミンおよび3−アミノ−1,2−プロパンジオールを表わす)
の化合物から特に選択してもよい。
R1−CHOH−CH2−O−COO−X+ (II)
(式中、
R1は、8〜30個の炭素原子を含む飽和または不飽和、直鎖状または分岐状アルキル基を表し、Xは、水素または無機カチオン若しくは有機カチオン、例えばアルカリ金属に由来したカチオン(例えばNa+、K+)、NH4+、リジン、アルギニン、サルコシン、オルニチンまたはシトルリンなどの塩基性アミノ酸に由来したアンモニウム、またはアミノアルコール、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、グルカミン、N−メチルグルカミンおよび3−アミノ−1,2−プロパンジオールを表わす)
本発明に係る好適な2−ヒドロキシアルキルカルボン酸は、R1が特に8〜18個の炭素原子を含む飽和または不飽和、直鎖状または分岐状アルキルを表わす式(II)の化合物である。
式(II)の界面活性剤のなかでも、Sanyo社によりBeaulight SHAA(登録商標)またはBeaulight LCA-25N(登録商標)の名称で販売されているラウリルグリコールカルボキシレートナトリウム、またはSanyo社によりBeaulight SHAA(酸形態)(登録商標)の名称で販売されているラウリルグリコールカルボキシレートナトリウムの対応する酸形態を特に挙げてもよい。
アルキルグリコールカルボキシルタイプの陰イオン性界面活性剤の(活性物質としての)量は、例えば、組成物の全重量に対して0.1%〜50重量%、好適には1%〜15重量%の範囲であってよい。
[他の起泡性界面活性剤]
組成物は1種以上の他の起泡性界面活性剤を含んでよい。それは非イオン性、両性または双性イオン性、および陰イオン性起泡性界面活性剤から選択してよい。これらの他の起泡性界面活性剤の(活性物質としての)量は、例えば組成物の全重量に対して0.1%〜20重量%、好適には0.5%〜15重量%の範囲であってよい。
組成物は1種以上の他の起泡性界面活性剤を含んでよい。それは非イオン性、両性または双性イオン性、および陰イオン性起泡性界面活性剤から選択してよい。これらの他の起泡性界面活性剤の(活性物質としての)量は、例えば組成物の全重量に対して0.1%〜20重量%、好適には0.5%〜15重量%の範囲であってよい。
非イオン性起泡性界面活性剤として、組成物は、例えば、アルキルポリグルコシド(APG)、マルトースエステル、ポリグリセロール化脂肪族アルコール、およびグルカミン誘導体、例えば2−エチルヘキシルオキシカルボニル−N−メチルグルカミン、およびそれらの混合物から選択される1種以上の非イオン性界面活性剤を含んでよい。
好ましく使用されるアルキルポリグルコシドは、6〜30個の炭素原子、好ましくは8〜16個の炭素原子を含むアルキル基と、好ましくは1.2または3グルコシド単位を含む親水基(グルコシド)とを含むアルキルポリグルコシドを含む。挙げてもよいアルキルポリグルコシドの例は、デシルグルコシド(アルキル−C9/C11−ポリグルコシド(1.4))、例えばKao Chemicals社よりMydol l0(登録商標)の名称で販売されている製品、Cognis社よりPlantaren 2000 UP(登録商標)の名称で販売されている製品、およびSEPPIC社よりOramix NS 10(登録商標)の名称で販売されている製品;カプリリル/カプリルグルコシド、例えばSEPPIC社よりOramix CG 110(登録商標)の名称で販売されている製品;ラウリルグルコシド、例えばCognis社よりPlantaren 1200 N(登録商標)およびPlantacare 1200R(登録商標)の名称で販売されている製品;ココグルコシド、例えばCognis社よりPlantacare 818/UP(登録商標)の名称で販売されている製品;およびこれらの混合物を含む。
マルトース誘導体は、例えば、欧州特許出願EP-A-566 438に記載されたものであり、例えば、仏国特許出願FR-2 739 556に記載されたO−オクタノイル−6’−D−マルトースまたはO−ドデカノイル−6’−D−マルトースである。
挙げてもよいポリグリセロール化脂肪族アルコールの例は、ポリグリセロール化ドデカンジオール(3.5molのグリセロール)を含み、この製品はChimex社よりChimexane NF(登録商標)の名称で販売されている。
両性および双性イオン性起泡性界面活性剤は、例えば、アミドプロピルベタイン、アンホアセテートおよびアンホジアセテートを含むベタイン誘導体、およびヒドロキシルサルテイン、およびこれらの混合物から選択してもよい。
挙げてもよいベタイン誘導体の例は、ココベタイン、例えばCognis社よりDehyton AB-30(登録商標)の名称で販売されている製品;ラウリルベタイン、例えばClariant社よりGenagen KB(登録商標)の名称で販売されている製品;オキシエチレン化(10 EO)ラウリルベタイン、例えばShin Nihon Rica社よりLauryl ether(10 OE)betaine(登録商標)の名称で販売されている製品;オキシエチレン化(10 EO)ステアリルベタイン、例えばShin Nihon Rica社よりStearyl ether(10 OE)betaine(登録商標)の名称で販売されている製品;コカミドプロピルベタイン、例えば、Cognis社によりVelvetex BK 35(登録商標)の名称で販売されているもの;ウンデシレンアミドプロピルベタイン、例えばCeca社よりAmphoram U(登録商標)の名称で販売されているもの;およびこれらの混合物を含む。
挙げてもよいアンホアセテートおよびアンホジアセテートの例は、N−ココイル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミンN−二ナトリウム(CTFA名:コカンホジアセテート二ナトリウム)、例えばRhodia Chimie社よりMiranol C2M Concentrate NP(登録商標)の名称で販売されている製品;N−ココイル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミンN−ナトリウム(CTFA名:コカンホアセテートナトリウム)、およびこれらの混合物を含む。
陰イオン性界面活性剤は、例えば、石鹸(脂肪酸のアルカリ金属塩)、アシルアミノ酸、例えばアシルグルシネート、アミドエーテルカルボキシレート、アルキルポリアミノカルボキシレート、アルキルエーテルスルフェート、例えばラウレススルフェートナトリウム、アルキルスルホネート、イセチオネート、アルキルメチルタウレート、アルキルスルホスクシネート、アルキルスルホアセテート、モノアルキルホスフェートおよびジアルキルホスフェート、それらの塩、およびそれらの混合物から選択されてよい。
[アジュバント]
上述したように、本発明に係る組成物の水性媒体は、水の他に、例えば1〜6個の炭素原子を含む低級アルコール(モノアルコール類)、例えばエタノール;および多価アルコール、例えばグリセロール、グリコール、例えばブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、例えばPEG-8;ソルビトール;糖、例えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースおよびスクロース;およびこれらの混合物から選択される1種以上の水溶性溶剤を、これらの化合物が本発明に係る組成物の所望の性質を害さない条件で、含んでもよい。本発明の組成物中の溶剤の量は、例えば組成物の全重量に対して0.1重量%から15重量%、好ましくは0.5重量%から10重量%、好適には0.5重量%から7.5重量%、より好適には0.5重量%から5重量%の範囲であってよい。
上述したように、本発明に係る組成物の水性媒体は、水の他に、例えば1〜6個の炭素原子を含む低級アルコール(モノアルコール類)、例えばエタノール;および多価アルコール、例えばグリセロール、グリコール、例えばブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、例えばPEG-8;ソルビトール;糖、例えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースおよびスクロース;およびこれらの混合物から選択される1種以上の水溶性溶剤を、これらの化合物が本発明に係る組成物の所望の性質を害さない条件で、含んでもよい。本発明の組成物中の溶剤の量は、例えば組成物の全重量に対して0.1重量%から15重量%、好ましくは0.5重量%から10重量%、好適には0.5重量%から7.5重量%、より好適には0.5重量%から5重量%の範囲であってよい。
本発明に係る組成物は、さらに化粧品中で通常使用されるどのようなアジュバントまたは添加剤を含んでもよい。言うまでもなく、当業者は、本発明に係る組成物に本質的に関連した有利な特性が、意図した添加によって悪影響を受けないまたは実質的に悪影響を受けないように、本発明に係る組成物について任意の添加剤を選択するように注意するであろう。
添加してよい従来のアジュバントのなかでも、保存剤;金属イオン封鎖剤(EDTA);酸化防止剤;香料;染料、例えば可溶性染料、顔料および真珠層;つや消し、張り、美白または落屑効果を有するフィラー;サンスクリーン;親水性または脂肪親和性化粧品用または皮膚科学用活性剤、例えばビタミン、防腐剤、抗脂漏剤、抗菌剤、例えば過酸化ベンゾイル、サリチル酸、トリクロサン、アゼライン酸、ナイアシン(ビタミンPP)、スリム化剤、例えばカフェイン、蛍光増白剤、電解質剤、皮膚の美容特性を向上するための薬剤、または球状若しくは非球状、多孔性若しくは非多孔性のあらゆるサイズの固体粒子を挙げてもよい。これら種々のアジュバントの量は、この分野で通常使用される量を考慮して、例えば、組成物の全重量の0.01%〜20%である。これらのアジュバントおよびそれらの濃度は、本発明の組成物に所望された性質を改変しないようにすべきである。
挙げてもよい落屑物の例は、鉱物、植物または有機物由来の落屑粒子またはスクラブ粒子を含む。したがって、例えば、ポリエチレンビーズまたはパウダー、ナイロン(登録商標)パウダー、ポリ塩化ビニルパウダー、軽石、アプリコットカーネル粉末またはクルミ殻、おがくず、ガラスビーズおよびアルミナ、およびこれらの混合物を使用することは可能である。これらの粒子は、例えば、組成物の全重量に対して0.5重量%から30重量%、好ましくは1重量%から20重量%、好適には1重量%から10重量%の範囲の量で存在してよい。組成物が落屑粒子を含む場合、特に顔面または全身の皮膚をこすり落とすための組成物を構成してもよい。
組成物はまた、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性または両性、親水性または脂肪親和性ポリマー、増粘剤または分散剤を、組成物の品質に影響を与えない条件で含んでよい。
特に挙げてもよい陽イオン性ポリマーまたは両性ポリマーは、ポリクオタニウムタイプ(CTFA名)のものを含み、それは起泡性クリームに柔らかさおよびクリーム状を与える。これらのポリマーは、好ましくは下記のポリマーから選択してもよい。
・ポリクオタニウム 5、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 5;
・ポリクオタニウム 6、例えばChiba社より販売されている製品Salcare SC 30、およびCalgon社より販売されている製品Merquat 100;
・ポリクオタニウム 7、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat S、Merquat 2200およびMerquat 550;およびChiba社より販売されている製品Salcare SC 10;
・ポリクオタニウム 10、例えばAmerchol社より販売されている製品Polymer JR400;
・ポリクオタニウム 11、例えばISP社より販売されている製品Gafquat 755、Gafquat 755NおよびGafquat 734;
・ポリクオタニウム 15、例えばRohm社より販売されている製品Rohagit KF 720 F;
・ポリクオタニウム 16、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat FC905、Luviquat FC370、Luviquat HM552およびLuviquat FC550;
・ポリクオタニウム 22、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 280;
・ポリクオタニウム 28、例えばISP社より販売されている製品Styleze CC10;
・ポリクオタニウム 39、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat Plus 3330;
・ポリクオタニウム 44、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat Care;
・ポリクオタニウム 46、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat Hold;
・ポリクオタニウム 47、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 2001。
・ポリクオタニウム 5、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 5;
・ポリクオタニウム 6、例えばChiba社より販売されている製品Salcare SC 30、およびCalgon社より販売されている製品Merquat 100;
・ポリクオタニウム 7、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat S、Merquat 2200およびMerquat 550;およびChiba社より販売されている製品Salcare SC 10;
・ポリクオタニウム 10、例えばAmerchol社より販売されている製品Polymer JR400;
・ポリクオタニウム 11、例えばISP社より販売されている製品Gafquat 755、Gafquat 755NおよびGafquat 734;
・ポリクオタニウム 15、例えばRohm社より販売されている製品Rohagit KF 720 F;
・ポリクオタニウム 16、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat FC905、Luviquat FC370、Luviquat HM552およびLuviquat FC550;
・ポリクオタニウム 22、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 280;
・ポリクオタニウム 28、例えばISP社より販売されている製品Styleze CC10;
・ポリクオタニウム 39、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat Plus 3330;
・ポリクオタニウム 44、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat Care;
・ポリクオタニウム 46、例えばBASF社より販売されている製品Luviquat Hold;
・ポリクオタニウム 47、例えばCalgon社より販売されている製品Merquat 2001。
使用されてもよい陽イオン性ポリマーは、陽イオン性グアー、例えばRhodia社より販売されている製品Jaguarを含む。
特に挙げてもよい陰イオン性ポリマーは、少なくとも1種の疎水鎖を含むポリマー、特に、アクリル酸またはメタクリル酸に由来したポリマー、例えばRohm&Haas社よりAculyn 22の名称で販売されているアクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー(CTFA名:アクリレート/ステアレス−30メタクリレートコポリマー);(メタ)アクリル酸/エチルアクリレート/オキシエチレン化(25 EO)ベヘニルメタクリレートターポリマー、Rohm&Haas社よりAculyn 28の名称で水性エマルションとして販売されているもの:アクリル酸/オキシエチレン化(20 EO)モノセチルイタコネートコポリマー、National Starch社よりStructure 3001の名称で水性30%分散液として販売されているもの;アクリル酸/オキシエチレン化(20 EO)モノステアリルイタコネートコポリマー、National Starch社よりStructure 2001の名称で水性30%分散液として販売されているもの;ポリオキシエチレン化(25 EO)C12〜C24アルコールで修飾されたアクリレート/アクリレートコポリマー、30〜32%のコポリマーを含むラテックスの形態で、3V SA社よりSynthalen W2000の名称で販売されているもの;およびNoveon社よりPemulenおよびCarbopolの名称で販売されているコポリマー、例えばアクリレート/C10〜C30アルキルアクリレートコポリマー、例えば製品Pemulen TR1、Pemulen TR2およびCarbopol 1382(CTFA名:アクリレート/C10〜30アルキルアクリレートクロスポリマー)を含む。
組成物は、さらにスルホン基を含む少なくとも1種のモノマーを含むポリマー、特に2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)ポリマーおよびコポリマー、例えば、:
− 商標名「Hostacerin AMPS」でClariant社より販売されている2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋化または中和化ホモポリマー(CTFA名:ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム);
− アクリルアミドまたはメタクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸との架橋化陰イオン性コポリマー、例えばW/Oエマルションの形態であるもの、例えばSEPPIC社よりSepigel 305の名称で販売されているもの(CTFA名:ポリアクリルアミド/C13〜14イソパラフィン/ラウレス−7)、SEPPIC社よりSimulgel 600の名称で販売されているもの(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)、
−(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリレートと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸とのコポリマー、特にW/Oエマルションの形態であるもの、例えばSEPPIC社よりSimulgel NSの名称で販売されているもの(ポリソルベート60およびスクアラン中で40%逆エマルションとしてのアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート/ヒドロキシエチルアクリレートのコポリマー)(CTFA名:ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/スクアラン/ポリソルベート60)またはSEPPIC社よりSimulgel EGの名称で販売されているもの(イソヘキサデカン/水中で45%逆エマルションとしてナトリウム塩の形態にあるアクリル酸/アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のコポリマー)(CTFA名:アクリレートナトリウム/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)、
−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸とビニルピロリドンまたはビニルホルムアミドとのコポリマー、例えばClariant社よりAristoflex AVCの名称で販売されている製品、
−疎水性基で修飾したAMPSポリマー、例えば、特に、Clariant社よりAristoflex LNCの名称で販売されている、AMPSとエトキシル化C12〜C14アルキルメタクリレートとのコポリマー(Genapol LA-070とAMPSから得られる非架橋化コポリマー)(CTFA名:アクリロイルジメチルタウレートアンモニウム/ラウレス−7メタクリレートコポリマー)、およびClariant社よりAristoflex HMSの名称で販売されている、AMPSとエトキシル化(25 EO)ステアリルメタクリレートとのコポリマー(Genapol T-250およびAMPSから得られる、トリメチロールプロパントリアクリレートで架橋したコポリマー)(CTFA名:アクリロイルジメチルタウレートアンモニウム/ステアレス−25メタクリレートクロスポリマー)
を含んでよい。
− 商標名「Hostacerin AMPS」でClariant社より販売されている2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋化または中和化ホモポリマー(CTFA名:ポリアクリルジメチルタウラミドアンモニウム);
− アクリルアミドまたはメタクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸との架橋化陰イオン性コポリマー、例えばW/Oエマルションの形態であるもの、例えばSEPPIC社よりSepigel 305の名称で販売されているもの(CTFA名:ポリアクリルアミド/C13〜14イソパラフィン/ラウレス−7)、SEPPIC社よりSimulgel 600の名称で販売されているもの(CTFA名:アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)、
−(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリレートと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸とのコポリマー、特にW/Oエマルションの形態であるもの、例えばSEPPIC社よりSimulgel NSの名称で販売されているもの(ポリソルベート60およびスクアラン中で40%逆エマルションとしてのアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート/ヒドロキシエチルアクリレートのコポリマー)(CTFA名:ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/スクアラン/ポリソルベート60)またはSEPPIC社よりSimulgel EGの名称で販売されているもの(イソヘキサデカン/水中で45%逆エマルションとしてナトリウム塩の形態にあるアクリル酸/アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のコポリマー)(CTFA名:アクリレートナトリウム/アクリロイルジメチルタウレートナトリウムコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)、
−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸とビニルピロリドンまたはビニルホルムアミドとのコポリマー、例えばClariant社よりAristoflex AVCの名称で販売されている製品、
−疎水性基で修飾したAMPSポリマー、例えば、特に、Clariant社よりAristoflex LNCの名称で販売されている、AMPSとエトキシル化C12〜C14アルキルメタクリレートとのコポリマー(Genapol LA-070とAMPSから得られる非架橋化コポリマー)(CTFA名:アクリロイルジメチルタウレートアンモニウム/ラウレス−7メタクリレートコポリマー)、およびClariant社よりAristoflex HMSの名称で販売されている、AMPSとエトキシル化(25 EO)ステアリルメタクリレートとのコポリマー(Genapol T-250およびAMPSから得られる、トリメチロールプロパントリアクリレートで架橋したコポリマー)(CTFA名:アクリロイルジメチルタウレートアンモニウム/ステアレス−25メタクリレートクロスポリマー)
を含んでよい。
これらのポリマーは、組成物の全重量に対して、例えば0.05重量%から10重量%、好適には0.1重量%から5重量%の範囲の(活性物質の)量で存在してよい。
本発明による組成物は、溶液、ゲル剤、乳液またはいくぶん柔らかいクリームの形態をしている。そして、いかなるケラチン物質にも、例えば皮膚、頭皮、毛髪、まつ毛、眉毛、爪または粘膜に、特に衛生用製品として、例えば皮膚、粘膜および/または毛髪のクレンジングのための製品として、特に(顔面および/または全身の)皮膚のためのクレンジングおよび/またはメークアップ除去製品として、シャワー製品(リンス一体型製品)として、シャンプーとして、ヘアコンディショナーとして、シェービング製品として、洗い流せるマスクとして、落屑製品(剥離製品またはスクラブ製品としても知られている)として、落屑粒子の添加後、顔面または全身または手のいずれかのために、使用してよい。
本発明の主題は、さらに、皮膚のためクレンジングおよび/またはメークアップ除去製品としての、シャワー製品としての、シャンプーまたはヘアコンディショナーとしての、シェービング製品としての、洗い流せるマスクとしてのまたは落屑製品としての、上記で定義した組成物の美容的使用である。
本発明の別の主題は、上記で定義した組成物をケラチン物質に適用し、かつ洗い流すことを特徴とする、ケラチン物質、例えば皮膚、頭皮、毛髪、まつ毛、眉毛、爪または粘膜をクレンジングするための方法である。
ケラチン物質は好ましくは皮膚である
本発明に係る組成物は、例えば、下記の方法で使用してよい:
1)本発明に係る組成物が顔面のための穏やかなクレンジング製品である場合、下記の方法で使用してよい:
−製品を手の中に挟んで水で泡立てる
−泡を顔面に塗る、
−顔面をクレンジングする、
−水ですすぐ。
1)本発明に係る組成物が顔面のための穏やかなクレンジング製品である場合、下記の方法で使用してよい:
−製品を手の中に挟んで水で泡立てる
−泡を顔面に塗る、
−顔面をクレンジングする、
−水ですすぐ。
2)本発明に係る組成物がメークアップ除去製品である場合、上述したように使用してもよいが、さらに、乾燥物を顔面に塗ってもよく、次いで、充分なメークアップ除去が得られるまでマッサージが施され、そして水で洗い流す、あるいはコットンウールを使用して適用してもよい。
3)リンス一体型シャワー製品として、シャンプーおよび/またはヘアコンディショナーとして、洗い流せるマスクとしてまたはシェービング製品として、これらの製品を使用するための通常の方法で、使用してもよい。
しかしながら、本発明を例証する下記に示される実施例は、その本質を限定するものではない。他に言及のない場合は、示された量は、出発物質の量ではなく活性物質の量に相当する。使用される化合物名は、CTFA名または化学名として示される。
[実施例]
本発明に係る実施例1
本発明に係る実施例1
(1)(ヒドロキシエチル尿素50重量%水溶液として)National Starch社により販売されている20%Hydrovance
(2)Sanyo社により販売されているBeaulight Shaa
(2)Sanyo社により販売されているBeaulight Shaa
手順:保湿剤(Hydrovanceまたはグリセロール) 、Beaulightおよび保存剤を含む水溶液を調製する。クエン酸でpHを7に調節し、水の量を100%に調節する。
組成物の効能試験:
上記実施例の組成物の泡品質を、以下のプロトコルに従って評価した:
上記実施例の組成物の泡品質を、以下のプロトコルに従って評価した:
いずれかの製品の使用前に、手を家庭用石鹸で洗い、次いで、完全にすすいで、乾燥させる。
1−流水に通すことにより手を濡らし、水を乾かすために手を3回振る、
2−一方の手のひらに製品1gを置く、
3−10秒間2つの手のひらの間で製品を動かす、
4−泡の容積(泡1の容積)を評価する、
5−2mlの水を加えて、10秒間製品を再び動かす、
6−泡の容積(泡2の容積)を評価する。
2−一方の手のひらに製品1gを置く、
3−10秒間2つの手のひらの間で製品を動かす、
4−泡の容積(泡1の容積)を評価する、
5−2mlの水を加えて、10秒間製品を再び動かす、
6−泡の容積(泡2の容積)を評価する。
容積は0〜10のスケールで判定される。
評価パネルは3人の訓練されたエキスパートからなる。3人のグレードの平均値は、各々の基準に従って製品を比較させる。
泡1の容積および泡2の容積の結果は、上記表で与えられるが、本発明に係る実施例は比較例より良好な泡容積を得られると同時に、皮膚の良好な保湿化が得られることを示す。
本発明に係る実施例2〜5
(1)Sanyo社により販売されているBeaulight Shaa
(2)Cognis社により販売されているDehyton AB 30(登録商標)(活性物質を30重量%含む)
(3)Goldschmidt社により販売されているTegobetaine F50(登録商標)(活性物質を38%含む)
(4)Cognis社により販売されているPlantacare 818 UP(活性物質を53%含む)
(5)Clariant社により販売されているAristoflex HMS
(6)Croda社により販売されているCrothix
(7)Noveon社により販売されているCarbopol 1382
(8)Degussa-Huls社により販売されているAerosil 200
(9)Amerchol社により販売されているPolyox WSR 205
(10)(50%の活性物質を含む水溶液として)National Starch社により販売されているHydrovance
(2)Cognis社により販売されているDehyton AB 30(登録商標)(活性物質を30重量%含む)
(3)Goldschmidt社により販売されているTegobetaine F50(登録商標)(活性物質を38%含む)
(4)Cognis社により販売されているPlantacare 818 UP(活性物質を53%含む)
(5)Clariant社により販売されているAristoflex HMS
(6)Croda社により販売されているCrothix
(7)Noveon社により販売されているCarbopol 1382
(8)Degussa-Huls社により販売されているAerosil 200
(9)Amerchol社により販売されているPolyox WSR 205
(10)(50%の活性物質を含む水溶液として)National Starch社により販売されているHydrovance
本発明に係る実施例6および7
(1)Sanyo社により販売されているBeaulight Shaa
(2)Ajinomoto社により販売されているAmilite GCS12
(3)Cognis社により販売されているPlantacare 818 UP(活性物質を53%含む)
(4)Croda社により販売されているCrothix
(5)Noveon社により販売されているCarbopol 1382
(6)(50%の活性物質を含む水溶液として)National Starch社により販売されているHydrovance
(2)Ajinomoto社により販売されているAmilite GCS12
(3)Cognis社により販売されているPlantacare 818 UP(活性物質を53%含む)
(4)Croda社により販売されているCrothix
(5)Noveon社により販売されているCarbopol 1382
(6)(50%の活性物質を含む水溶液として)National Starch社により販売されているHydrovance
Claims (11)
- 前記組成物の全重量に対して水を少なくとも20重量%を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 式(I)の化合物中、R1がC2〜C6ヒドロキシアルキル基を表し、かつR2、R3およびR4が互いに独立して、水素原子またはC1〜C4アルキル基を表わすことを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
- 式(I)の化合物が、N−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N−(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(3−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)尿素;N−(2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシヘキシル)尿素;N−メチル−N−(1,3,4,5,6−ペンタヒドロキシ−2−ヘキシル)尿素;N−メチル−N’−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル)尿素;N−(1−ヒドロキシ−2−メチル−2−プロピル)尿素;N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)尿素;N−[トリス(ヒドロキシメチル)メチル]尿素;N−エチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’−プロピル尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−N’−(2−ヒドロキシエチル)尿素;
N−tert−ブチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)−N’(2−ヒドロキシプロピル)尿素;N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)−N’(2−ヒドロキシエチル)尿素;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ジメチル尿素;N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)尿素;N’,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N’,N’−ビス(2−ヒドロキシプロピル)尿素;およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 - 式(I)の化合物の塩が、硫酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、ホウ酸、プロピオン酸、酢酸、テレフタル酸、クエン酸および酒石酸の塩から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 式(I)の化合物が、前記組成物の全重量に対して0.1重量%から50重量%の範囲の量で存在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- アルキルグリコールカルボン酸およびそれらの塩から選択される陰イオン性界面活性剤が、下記式(II):
R1−CHOH−CH2−O−COO−X+ (II)
(式中、
R1は、8〜30個の炭素原子を含む飽和または不飽和、直鎖状または分岐状アルキル基を表し、Xは、水素または無機カチオン若しくは有機カチオンを表わす)
の化合物であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記陰イオン性界面活性剤が、ラウリルグリコールカルボキシレートナトリウムまたはそれらの酸形態であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
- アルキルグリコールカルボン酸およびそれらの塩から選択される陰イオン性界面活性剤の量が、前記組成物の全重量に対して0.1重量%から50重量%の範囲であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
- 非イオン性界面活性剤、両性並びに双性イオン性界面活性剤、および陰イオン性界面活性剤から選択される1種以上の他の起泡性界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膚のためのクレンジングおよび/またはメークアップ除去製品、シャワー製品、シャンプー、ヘアコンディショナー、シェービング製品、洗い流せるマスクまたは落屑製品を構成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
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