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JP2006138614A - 吸収式ヒートポンプ - Google Patents

吸収式ヒートポンプ Download PDF

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JP2006138614A JP2004352744A JP2004352744A JP2006138614A JP 2006138614 A JP2006138614 A JP 2006138614A JP 2004352744 A JP2004352744 A JP 2004352744A JP 2004352744 A JP2004352744 A JP 2004352744A JP 2006138614 A JP2006138614 A JP 2006138614A
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Abstract

【課題】排温水、排ガス、排ガス等を熱源として被加熱媒体液を加熱し、該被加熱媒体蒸気を得ることにより、補機動力が削減できると共に、被加熱媒体液を予熱することにより蒸気への変換効率の向上を図ることができる吸収式ヒートポンプを提供すること。
【解決手段】吸収器A、蒸発器E、再生器G、凝縮器C、及び溶液熱交換器Xを主要構成機器とし、これを管路で接続して構成し、蒸発器E及び再生器Gに熱源温水102を、凝縮器Cに冷却水101を導き、吸収器Aにて熱源温水102よりも高温の被加熱媒体を得る吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器Aの蒸発管12入口に被加熱媒体液(主水)を導入し、出口から蒸気104又は液を含む蒸気104を導出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排温水、排ガス、排蒸気等の熱源を用いて高温の被加熱媒体を得る吸収式ヒートポンプに関し、特にこれら加熱源を用いて高温の被加熱媒体蒸気を得る吸収式ヒートポンプに関するものである。
排温水を熱源として、該排熱源よりも高温の温水を発生させる吸収式ヒートポンプは、特許文献1により公知である。しかしながら、これらの吸収式ヒートポンプは高温の熱を被加熱流体である高温水(顕熱)として得るため、高温水循環のためのポンプ動力が大きくなるという問題がある。また、これら公知の吸収式ヒートポンプでは被加熱媒体液を加熱し、被加熱媒体蒸気を得るものでないことから、被加熱媒体の予熱ということは考えていなかった。
特公昭58−18574号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、排温水、排ガス、排蒸気等を熱源として被加熱媒体液を加熱し被加熱媒体蒸気を得ることにより、補機動力が削減できると共に、被加熱媒体液を予熱することにより蒸気への変換効率の向上を図ることができる吸収式ヒートポンプを提供することを目的とする。
上記課題を達成するため請求項1に記載の発明は、吸収器、蒸発器、再生器、凝縮器、及び溶液熱交換器を主要構成機器とし、これを管路で接続して構成し、蒸発器及び再生器に熱源を、凝縮器に冷却源を導き、吸収器にて高温の被加熱媒体を得る吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器の被加熱媒体入口に被加熱媒体液を導入し、被加熱媒体出口から蒸気又は液を含む蒸気の被加熱媒体を導出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、前記吸収器の被加熱媒体入口への被加熱媒体液の導入量を、被加熱媒体出口の蒸気の過熱度を目標値になるように調節する被加熱媒体液導入量調節手段を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、前記吸収器の被加熱媒体出口に気液分離器を設け、該気液分離器で分離された被加熱媒体液を該吸収器の被加熱媒体入口に導入することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器に供給する被加熱媒体液を、熱源媒体、蒸発器からの冷媒蒸気、吸収溶液、凝縮器の凝縮熱の少なくとも1つ以上で加熱することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、前記吸収器と前記蒸発器の組合せを多段として、温度上昇を多段にしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸収器の被加熱媒体入口に被加熱媒体液を導入し、被加熱媒体出口から蒸気又は液を含む蒸気の被加熱媒体を得て導出するので、吸収器に被加熱媒体液を供給するためのポンプ動力を削減できる。例えば被加熱媒体が水(H2O)である高温熱を高温水の形で得る場合、高温水の出入口温度差を例えば5Kとすると、これを蒸気の形態で得る本発明では、約100分の1の流量で済むので、ポンプ動力が小さく済む。熱媒体液の量を増やし伝熱を良くし、出口部で気液分離する形態を採用した場合でも、約50分の1の流量で済む。
請求項2に記載の発明によれば、吸収器の被加熱媒体入口への被加熱媒体液の導入量を、被加熱媒体出口の蒸気の過熱度を目標値になるように調節する被加熱媒体液導入量調節手段を設けたので、液滴を含まない被加熱媒体蒸気を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記吸収器の被加熱媒体出口に気液分離器を設けたので、被加熱媒体液の量を増やし被加熱媒体の伝熱係数を上げることで、より高温の蒸気を得ることができる。例えば被加熱媒体液の量を蒸発量の1〜2倍とすることにより、被加熱媒体の伝熱係数を上げることができる。
請求項4に記載の発明によれば、吸収器に供給する被加熱媒体液を、熱源媒体、蒸発器からの冷媒蒸気、吸収溶液、凝縮器の凝縮熱の少なくとも1つ以上で加熱するので、被加熱媒体液が予熱されて吸収器に供給されるから蒸気への変換効率が向上する。
請求項5に記載の発明によれば、吸収器と蒸発器の組合せを多段として、温度上昇を多段とすることにより、より高温の加熱媒体蒸気が得られる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基いて説明する。なお、本実施の形態例では再生器G、蒸発器Eの熱源として排温水、排蒸気を用いる例を示すが熱源としては排ガス等でもよい。凝縮器Cの冷却源として冷却水を用いる例を示すが冷却源としては空気(空冷方式)等でもよい。
図1は本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。図示するように、本吸収式ヒートポンプは、吸収器A、蒸発器E、再生器G、凝縮器C、及び溶液熱交換器Xを主要構成機器として具備する。再生器Gからの濃溶液を溶液ポンプ1により吸収器Aに導く濃溶液管2と、吸収器Aからの希溶液を再生器Gに導く希溶液管4と、冷媒液を冷媒ポンプ5により蒸発器Eに導く冷媒管6と、蒸発器Eで蒸発した冷媒蒸気を吸収器Aに導く流路7と、再生器Gにて発生した冷媒蒸気を凝縮器Cに導く流路8とが設けられ、各機器を接続している。
凝縮器Cには冷却水101を導く冷却水管9、蒸発器Eと再生器Gとにはそれぞれ熱源温水102を導く温水管10、11、吸収器Aには所望の高温の蒸気を得るための蒸発管12が装備されている。該蒸発管12の入口には加熱媒体液としての水103を補給する補給水管3が接続され、出口は蒸気104を排出する蒸気管13が接続されている。14は補給水ポンプ16により補給水管3を通って吸収器Aに供給される水103を吸収器Aからの希溶液で加熱(予熱)するための熱交換器であり、15は水103を熱源温水102で加熱(予熱)するための熱交換器である。
上記構成の吸収式ヒートポンプにおいて、再生器Gの温水管11に熱源温水102を供給することにより、再生器Gの中の溶液は蒸発して濃溶液となり、該濃溶液は溶液ポンプ1により溶液熱交換器Xを通って加熱され、吸収器Aに送られ、蒸発管12の伝熱面上に散布される。一方冷媒ポンプ5により蒸発器Eに送られた冷媒は、温水管10を通る熱源温水102により加熱され蒸発し、該冷媒蒸気は流路7を経て吸収器Aに達し前記散布された濃溶液に吸収され、濃溶液は希溶液となる。この際の吸収熱により濃溶液は加熱され沸点上昇に相当する高温度に達し、蒸発管12の伝熱面を加熱し、蒸発管12を通る水103を加熱し、蒸気104が発生し、蒸気管13から排出される。
吸収器Aの希溶液は希溶液管4を通り、熱交換器14で補給水管3を通る水103を加熱し、溶液熱交換器Xで濃溶液管2を通る濃溶液を加熱し再生器Gに戻る。熱交換器14で水103を加熱し、この温度を蒸発圧力に対する過熱状態或いは蒸気を発生させられる状態にすると、吸収器Aの入口付近の伝熱を大幅に改良することができる。再生器Gで発生した蒸気は流路8を通って凝縮器Cに達し、冷却水管9を通る冷却水101により冷却され凝縮し、サイクルが繰り返される。なお、熱交換器14は、吸収器A内に設けることにより、吸収器Aの溶液で加熱してもよい。その場合の熱交換器14の位置は、吸収器Aの入口でも中間でも出口でもよい。
吸収器Aには、該出口液面を検出する液面計17が設けられており、該液面計17の検出出力を溶液ポンプ1を駆動するインバータ18に送り、該溶液ポンプ1を制御することにより、再生器Gから吸収器Aに送る濃溶液の流量を制御して、吸収器Aの出口液面の液位を指定レベルに確保する。また、蒸発器Eにも液面を検出する液面計19が設けられており、液面計19の検出出力を制御弁20に出力し、該制御弁20を制御して、凝縮器Cから供給される冷媒流量を制御して、蒸発器Eの液面を確保する。また、蒸気管13には蒸気の温度を検出する温度計21が設けられおり、この検出出力で蒸気管13を通る蒸気の過熱度を目標値になるように、補給水ポンプ16を制御して水103の流量を制御することにより、液滴を含まない水蒸気104を得ることができる。
上記のように吸収器Aの蒸発管12で補給水管3から供給される被加熱媒体液である水103を加熱し、高温の蒸気104とすることにより、被加熱媒体液である水の流量を少なくできる。例えば蒸発管12の出入口温度差を例えば5Kとすると、これを蒸気104の形態で得る場合は高温水の形態で得る場合に比較し、100分の1の流量となる。被加熱媒体液である水103の流量を増やし伝熱を良くし、図2で示すように気液分離器22を設けて気液分離する形態をとる場合でも、約50分の1の流量で済み、補給水ポンプ16の動力を大幅に削減できる。
図2は本発明に係る吸収式ヒートポンプの他の構成例を示す図である。図2において、図1と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示す。他の図においても同様とする。図2に示すように本吸収式ヒートポンプは吸収器Aの蒸発管12の出口に気液分離器22を接続すると共に、補給水管3を該気液分離器22に接続し、該気液分離器22に供給された水103及び気水分離された水をポンプ23で蒸発管12に送るようにしている。また、気液分離器22には液面計24を設け、該液面計24の検出出力で補給水ポンプ16を制御することにより、気液分離器22内の液面の液位を所定レベルに確保する。
上記のように気液分離器22を設け、蒸発量の1〜2倍程度の被加熱媒体液である水103を吸収器Aの蒸発管12に導入することにより、被加熱媒体側の伝熱係数を上げることができ、より高温の蒸気を得ることができる。但しこの場合、ポンプが2台(補給水ポンプ16とポンプ23)になる。なお、液面の位置を高くし、ポンプ23に代えて、気泡ポンプとすることもできる。
図3は本発明に係る吸収式ヒートポンプの他の構成例を示す図である。図3に示すように本吸収式ヒートポンプは、凝縮器Cに予熱管25を設け、該予熱管25に補給水管3を接続し、補給水ポンプ16により被加熱媒体液である水103を先ず凝縮器Cの冷媒蒸気で加熱し、次に蒸発器Eに設けた伝熱管15−1を通して蒸発器E内で発生する冷媒蒸気により加熱し、続いて熱交換器15で熱源温水102で加熱し、更に熱交換器14で吸収器Aからの希溶液で加熱し、気液分離器22に送っている。また、気液分離器22の液面計24の検出出力により制御弁26を制御して水103の流量を制御し、気液分離器22内の液面の液位を所定レベルに確保する。このように、加熱媒体液である水103を最初に凝縮器Cの予熱管25に導き再生器Gからの冷媒蒸気と熱交換させることにより、加熱媒体液である水103が冷媒蒸気の飽和温度より低ければ、冷媒蒸気は凝縮し、水103は加熱される。なお、熱交換器15を省略し、蒸発器Eに設けた伝熱管15−1により、水103を蒸発器Eからの冷媒蒸気で加熱するようにしてもよい。そうした場合、熱交換器15よりも熱交換器が簡易に設けられる。また、予熱管25を冷却水管9より再生器G寄りに設置するほうが好ましい。そうした場合、再生器Gで加熱された溶液からは、溶液と同じ温度の過熱状態の蒸気が発生しているため、給水をより効率的に加熱できる。
図4は本発明に係る吸収式ヒートポンプの他の構成例を示す図である。本吸収式ヒートポンプは2段昇温の例を示す。図4に示すように、高温吸収器AHと気液分離器EHSが設けられている。ここで図1及び図3における吸収器Aは低温吸収器となり、蒸発器Eは低温蒸発器となる。また、高温蒸発器EHは低温吸収器Aの被加熱側となる。凝縮器Cから冷媒管6を通って送られる冷媒液は制御弁32及び冷媒分岐管30を通って気液分離器EHSに供給される。一方高温蒸発器EHからの冷媒蒸気は冷媒管34−1を通って気液分離器EHSに送られる。これにより気液分離器EHSで凝縮器Cから冷媒液は加熱蒸発される。気液分離された冷媒液は冷媒管34−2を通って低温吸収器Aに戻る。気液分離器EHS内にはバッフル板33が設けられている。熱交換器14は低温吸収器Aの出口溶液を加熱流体としているが、熱交換器14を低温吸収器A内に設け、該低温吸収器A内の溶液を加熱流体としてもよい。また、低温吸収器Aの溶液に代えて、高温蒸発器EHの冷媒蒸気を加熱源としてもよい。
再生器Gから濃溶液は溶液ポンプ1により、溶液熱交換器X、及び熱交換器39を通って加熱(予熱)され高温吸収器AHに送られ、ここで気液分離器EHSからの冷媒蒸気は濃溶液に吸収され、濃溶液は希溶液となる。この際の吸収熱により濃溶液は加熱され沸点上昇に相当する高温度に達し、蒸発管35の伝熱面を加熱し、蒸発管35を通る水103は加熱され蒸気となる。該水蒸気は気液分離器22に導入され、気液分離され、水蒸気104が蒸気管13から排出される。
高温吸収器AHの希溶液は希溶液管37を通って熱交換器38で気液分離器22に供給される水103を加熱し、更に熱交換器39で高温吸収器AHに送られる濃溶液を加熱して、制御弁40を通って低温吸収器Aに流入する。低温吸収器Aの出口液面を検出する液面計17の出力で制御弁40を制御し、低温吸収器Aの出口の液面の液位を所定レベルに確保する。また、高温吸収器AHには出口液面を検出する液面計36が設けられており、該液面計36の検出出力を溶液ポンプ1を駆動するインバータ18に送り、該溶液ポンプ1を制御することにより、高温吸収器AHに送る濃溶液の流量を制御して、高温吸収器AHの出口の液面の液位を所定レベルに確保する。また、気液分離器EHSには液面計31が設けられており、該液面計31の検出出力で制御弁32を制御して、気液分離器EHSの液面の液位を所定レベルに確保する。また、低温蒸発器Eの液面位も液面計19の検出出力で制御弁20を制御して凝縮器Cからの冷媒液供給量を調整して所定レベルに確保する。
なお、図1乃至図4に示す構成の吸収式ヒートポンプにおいては、蒸発器Eを冷媒液中に熱源温水102を導く温水管10を配設した構成としたが、蒸発器Eは図5に示すよう熱源温水102を導く温水管10上に凝縮器Cからの冷媒液を散布する散布式の蒸発器としてもよいことは当然である。
図5は本発明に係る吸収式ヒートポンプの他の構成例を示す図である。本吸収式ヒートポンプが図1乃至図4に示す吸収式ヒートポンプと異なる点は、図1乃至図4の吸収式ヒートポンプでは熱交換器14と溶液熱交換器Xに吸収器Aからの希溶液を直列に流しているのに対し、図5の吸収式ヒートポンプでは、吸収器Aからの希溶液を熱交換器14と溶液熱交換器Xに並列に流している点である。熱交換器14で補給水管3を通る水103を加熱した希溶液と、溶液熱交換器Xで濃溶液管2を通る濃溶液を加熱した希溶液は合流して、再生器Gに供給され、熱源温水102が通る温水管11上に散布される。
なお、本吸収式ヒートポンプでは、蒸発器Eを図5に示すように、熱源温水102を導く温水管10上に凝縮器Cからの冷媒液を散布する散布式を採用しているが、蒸発器Eは図1乃至図4に示すように、冷媒液中に温水管10を配設した構成の蒸発器を用いてもよいことは当然である。
図1乃至図5に示す構成の吸収式ヒートポンプにおいて、吸収器A又は高温吸収器AHに送る被加熱媒体液である水103を熱源温水102で加熱する熱交換器15、吸収器A又は高温吸収器AHからの希溶液(吸収溶液)で加熱する熱交換器14で加熱(予熱)し、吸収器A又は高温吸収器AH又は気液分離器22へ導入している。これによりCOP=被加熱媒体の加熱量/熱源熱量、COPX=吸収器A又は高温吸収器AHにおける加熱量/熱源熱量としたとき、図1乃至図3及び図5の1段昇温ではCOPXが0.4〜0.5程度である。また、図4の2段昇温ではCOPXが0.26〜0.33程度である。被加熱媒体液である水103の予熱を熱源温水102で行うと、予熱部では、被加熱媒体/熱源熱量=1であるので、COP>COPXとすることができる。また、吸収器A又は高温吸収器AHの溶液の顕熱で予熱すると、被加熱媒体/熱源熱量はCOPXよりも高い値となり、COPを良くすることができる。被加熱媒体の水103の予熱は、蒸発器Eからの冷媒蒸気によっても同様の効果が得られる。
図6は本発明に係る吸収式ヒートポンプの他の構成例を示す図である。本吸収式ヒートポンプが図1に示す吸収式ヒートポンプと異なる点は、本吸収式ヒートポンプでは再生器Gと蒸発器Eの熱源に排蒸気110を用いる点である。図示するように、排蒸気110を蒸発器E内に配置した蒸気管41と再生器G内に配置した蒸気管42に並列に流し、蒸発器E内で冷媒液の加熱、再生器G内で希溶液を加熱する。蒸気管41及び蒸気管42内で熱を失った排蒸気110は凝縮してドレンになるが、このドレンは蒸気の飽和温度と同程度の高温であるためドレン熱交換器43を通し、該ドレン熱交換器43で補給水管3を通る水103を予熱しドレン111として排出する。このように熱源として排蒸気を使用しても図1に示す吸収式ヒートポンプと同様の作用効果が得られる。
図7は本発明に係る吸収式ヒートポンプにおいて、再生器G及び蒸発器Eの熱源として熱源温水102を用い、該熱源温水102を直列に接続した蒸発器E→再生器Gと流す場合の被加熱媒体である水103の予熱のパターンを示す図である。図7(A)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(B)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器50で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(C)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器51で蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(D)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(E)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流れる熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。
図7(F)〜(T)はいずれも吸収式ヒートポンプが再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液と吸収器Aから再生器Gに供給される希溶液間で熱交換を行なう溶液熱交換器Hexを備えた構成であり(溶液熱交換器HexはF〜Tに限らずすべての吸収ヒートポンプに備えられている)、且つ水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱するものである。図7(F)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(G)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。図7(H)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。
図7(I)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(J)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(K)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(L)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図7(M)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(N)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(O)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(P)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図7(Q)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱換器Heをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(R)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で溶液熱換器Heをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図7(S)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図7(T)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図8は本発明に係る吸収式ヒートポンプにおいて、再生器G及び蒸発器Eの熱源として熱源温水102を用い、該熱源温水102を直列に接続した再生器G→蒸発器Eと流す場合の水103の予熱パターンを示す図である。図8(A)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(B)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器50で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(C)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器51で再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(D)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(E)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器53で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。
図8(F)〜(T)はいずれも吸収式ヒートポンプが再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液と吸収器Aから再生器Gに供給される希溶液間で熱交換を行なう溶液熱交換器Hexを備えた構成であり(溶液熱交換器HexはF〜Tに限らずすべての吸収ヒートポンプに備えられている)、且つ水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱するものである。図8(F)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(G)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。図8(H)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。
図8(I)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(J)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(K)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(L)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図8(M)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(N)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(O)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(P)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eをバイパスして流れる熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図8(Q)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で直列に接続された再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(R)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器51で再生器Gを通った熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図8(S)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する希溶液で予熱し、更に熱交換器52で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図8(T)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で直列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図9は本発明に係る吸収式ヒートポンプにおいて、再生器G及び蒸発器Eの熱源として熱源温水102を用い、該熱源温水102を並列に接続した再生器Gと蒸発器Eに流す場合の水103の予熱パターンを示す図である。図9(A)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図9(B)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器50で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通って合流した熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図9(C)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器52で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図9(D)は水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、更に熱交換器53で並列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。
図9(E)〜(P)はいずれも吸収式ヒートポンプが再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液と吸収器Aから再生器Gに供給される希溶液間で熱交換を行なう溶液熱交換器Hexを備えた構成であり(溶液熱交換器HexはE〜Pに限らずすべての吸収ヒートポンプに備えられている)、且つ被加熱媒体としての水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱するものである。図9(E)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図9(F)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。図9(G)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱し吸収器Aに供給する場合を示す。
図9(H)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った後合流した熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図9(I)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器54で溶液熱換器Hexを通って再生器Gから再生器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図9(J)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で並列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器54で溶液熱交換器Hexを通って再生器Gから吸収器Aに供給される濃溶液を加熱した吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図9(K)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った後合流した熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図9(L)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図9(M)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で並列に接続した再生器G及び蒸発器Eをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器55で溶液熱交換器Hexを通る前の吸収器Aからの希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図9(N)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器50で並列に接続した再生器Gと蒸発器Eを通った後合流した熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。図9(O)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器56で溶液熱交換器Hexをバイパスして流入する吸収器Aからの希溶液で予熱し、更に熱交換器52で並列に接続した蒸発器E及び再生器Gを通る前の熱源温水102で予熱し、吸収器Aに供給する場合を示す。図9(P)は凝縮器Cの凝縮熱で予熱した水103を熱交換器53で並列に接続した蒸発器E及び再生器Gをバイパスして流入する熱源温水102で予熱し、更に熱交換器56で吸収器Aから溶液熱交換器Hexをバイパスした希溶液で予熱して吸収器Aに供給する場合を示す。
図10は本発明に係る2段昇温吸収式ヒートポンプの予熱パターンを示す図で、本吸収式ヒートポンプは、凝縮器C、蒸発器E、再生器G、低温吸収器AL、高温蒸発器EH、及び高温吸収器AHを備えた吸収式ヒートポンプであり、再生器G及び蒸発器Eの熱源として熱源温水102を用いている。そして再生器Gから高温吸収器AHに供給される濃溶液120と、高温吸収器AHから低温吸収器ALに供給される希溶液121と、低温吸収器ALから再生器Gに供給される希溶液122との間で熱交換を行なう溶液熱交換器Hex1、溶液熱交換器Hex2を備えている。水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、熱交換器50で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、熱交換器59で溶液熱交換器Hex2をバイパスして流入する低温吸収器ALから再生器Gに供給される希溶液122で予熱し、更に熱交換器60で溶液熱交換器Hex1をバイパスして高温吸収器AHから低温吸収器ALに供給される希溶液121で予熱して高温吸収器AHに供給されるようになっている。
図11は本発明に係る2段昇温吸収式ヒートポンプの予熱パターンを示す図で、本吸収式ヒートポンプは、凝縮器C、蒸発器E、再生器G、低温吸収器AL、高温蒸発器EH、及び高温吸収器AHを備えた吸収式ヒートポンプであり、再生器G及び蒸発器Eの熱源として熱源温水102を用いている。そして高温吸収器AHから再生器Gに供給される希溶液123と、低温吸収器ALから高温吸収器AHに供給される濃溶液124と、再生器Gから低温吸収器ALに供給される濃溶液125との間で熱交換を行なう溶液熱交換器Hex1、溶液熱交換器Hex2を備えている。水103を凝縮器Cの凝縮熱で予熱し、熱交換器50で直列に接続した再生器G及び蒸発器Eを通った熱源温水102で予熱し、熱交換器62で溶液熱交換器Hex2をバイパスして流入する並列に接続した溶液熱交換器Hex1及び熱交換器61を通った後合流した高温吸収器AHからの希溶液123で予熱し、更に熱交換器61で溶液熱交換器Hex1をバイパスして流入する高温吸収器AHからの希溶液123で予熱して高温吸収器に供給されるようになっている。
図7(A)、図8(A)、図9(A)に示すように本吸収ヒートポンプは凝縮器Cの放熱、即ち冷媒の凝縮熱を被加熱媒体である水103の予熱に利用する。この冷媒の凝縮熱は、本来冷却塔等に捨てる熱であるから、回収して水103の予熱源として利用することが望ましい。水103が凝縮器Cより低温の場合に利用することができ、例えば、冷却塔の冷却水の水温が35℃、水103の水温が25℃であれば、水103を約10℃昇温できる。熱は凝縮器Cから直接とってもよいし冷却水からとってもよい。
本発明に係る吸収ヒートポンプの熱源として、排温水、排ガス、排蒸気等各種熱源を利用できる。ここでは排温水である熱源温水102を利用している。排温水は吸収器Aで発生する吸収熱より一般に温度が低いが熱量は豊富にあるため、予熱源として利用することによって、凝縮器Cよりも高い温度まで予熱することができる。予熱の位置、熱源の組み合わせパターンは、例えば、図7(B)〜(T)、図8(B)〜(T)、図9(B)〜(P)に示すように種々のパターンが考えられる。
また、多段昇温吸収ヒートポンプの場合も同様に、被加熱媒体である水103の予熱によって低温吸収器AL、高温吸収器AHで発生させる熱量を増やす効果を得ることができる。2段昇温や多段昇温の場合、溶液による予熱サイクルの各部を考えることができる。図10、図11は2段昇温の場合の例を示す。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例1) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例2) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例3) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例4) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例5) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの構成例を示す図である。(実施例6) 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る2段昇温吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。 本発明に係る2段昇温吸収式ヒートポンプの予熱パターン例を示す図である。
符号の説明
A 吸収器
AH 高温吸収器
C 凝縮器
E 蒸発器
G 再生器
X 溶液熱交換器
1 溶液ポンプ
2 濃溶液管
3 補給水管
4 希溶液管
5 冷媒ポンプ
6 冷媒管
7 流路
8 流路
9 冷却水管
10 温水管
11 温水管
12 蒸発管
13 蒸気管
14 熱交換器
15 熱交換器
16 補給水ポンプ
17 液面計
18 インバータ
19 液面計
20 制御弁
21 温度計
22 気液分離器
23 ポンプ
24 液面計
25 予熱管
30 冷媒分岐管
31 液面計
32 制御弁
33 バッフル板
34 冷媒管
35 蒸発管
36 液面計
37 希溶液管
38 熱交換器
39 熱交換器
40 制御弁
41 蒸気管
42 蒸気管
43 ドレン熱交換器
50 熱交換器
52 熱交換器
53 熱交換器
54 熱交換器
55 熱交換器
56 熱交換器
59 熱交換器
60 熱交換器
61 熱交換器
62 熱交換器

Claims (5)

  1. 吸収器、蒸発器、再生器、凝縮器、及び溶液熱交換器を主要構成機器とし、これを管路で接続して構成し、前記蒸発器及び再生器に熱源を、前記凝縮器に冷却源を導き、前記吸収器にて高温の被加熱媒体を得る吸収式ヒートポンプにおいて、
    前記吸収器の被加熱媒体入口に被加熱媒体液を導入し、被加熱媒体出口から蒸気又は液を含む蒸気の被加熱媒体を導出することを特徴とする吸収式ヒートポンプ。
  2. 請求項1に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、
    前記吸収器の被加熱媒体入口への被加熱媒体液の導入量を、被加熱媒体出口の蒸気の過熱度を目標値になるように調節する被加熱媒体液導入量調節手段を設けたことを特徴とする吸収式ヒートポンプ。
  3. 請求項1に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、
    前記吸収器の被加熱媒体出口に気液分離器を設け、該気液分離器で分離された被加熱媒体液を該吸収器の被加熱媒体入口に導入することを特徴とする吸収式ヒートポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、
    前記吸収器に供給する被加熱媒体液を、熱源媒体、蒸発器からの冷媒蒸気、吸収溶液、凝縮器の凝縮熱の少なくとも1つ以上で加熱することを特徴とする吸収式ヒートポンプ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の吸収式ヒートポンプにおいて、
    前記吸収器と前記蒸発器の組合せを多段として、温度上昇を多段にしたことを特徴とする吸収式ヒートポンプ。
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