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JP2006132110A - 断熱パネル及びタイルの取り付け構造 - Google Patents

断熱パネル及びタイルの取り付け構造 Download PDF

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JP2006132110A
JP2006132110A JP2004319712A JP2004319712A JP2006132110A JP 2006132110 A JP2006132110 A JP 2006132110A JP 2004319712 A JP2004319712 A JP 2004319712A JP 2004319712 A JP2004319712 A JP 2004319712A JP 2006132110 A JP2006132110 A JP 2006132110A
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JP
Japan
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tile
locking
insulation panel
thermal insulation
heat insulating
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Withdrawn
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JP2004319712A
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Mitsuhiko Yazaki
光彦 矢崎
Toshiaki Ota
俊昭 太田
Masashi Goto
昌司 後藤
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Nippon Steel Coated Sheet Corp
Original Assignee
Nippon Steel Coated Sheet Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Coated Sheet Corp filed Critical Nippon Steel Coated Sheet Corp
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Abstract

【課題】 タイルの落下が発生しにくく、しかも施工性に優れる断熱パネルを提供する。
【解決手段】 断熱材1の片面に設けた金属板2の表面に、タイル3の裏面に設けた係止凹部5を嵌め込んで係止するための係止凸部4を形成する。断熱パネル10の係止凸部4にタイル3の係止凹部5を係止して断熱パネル10にタイル3を取り付けることによって、係止凸部4への係止凹部5の係止によりタイル3を金属板2の表面に保持することができる。また、タイル3を取り付ける前の断熱パネル10を建物下地に取り付けることができ、重量が軽くなって施工がし易くなると共に建物下地に取り付けた断熱パネル10に対してタイル3を施工することによって、隣り合うタイル3、3の間に形成される目地の直線性の確保などの目地調整を容易に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外壁パネルなどの壁パネル等として用いられる断熱パネル及びこれを用いたタイルの取り付け構造に関するものである。
従来より、金属製の表皮材の表面に複数枚のタイルを張り付けると共に表皮材の裏面に断熱材を設けるようにしたタイル張サイディングパネルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このタイル張サイディングパネルは複数枚並べて壁を形成することによって、壁の表面をタイル調の外観にすることができるものであり、住宅の外壁のリフォームに好適に用いられている。
しかし、上記のタイル張サイディングパネルでは表皮材に接着剤によりタイルを張り付けているだけであり、接着剤の経時変化等による劣化でタイルが表皮材から落下する恐れがあった。また、上記のタイル張サイディングパネルでは、タイルを保持した状態で施工するために、重くて施工に多大な労力を要し、しかも、複数枚のタイル張サイディングパネルを施工した場合に、隣接するタイル張サイディングパネル同士の目地(タイルとタイルの間に形成される隙間)を合わせるのが非常に難しいものであり、施工性が低いという問題があった。
特開平10−88772号公報(特許請求の範囲、図2等)
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、タイルの落下が発生しにくく、しかも施工性に優れる断熱パネル及びタイルの取り付け構造を提供することを目的とするものである。
本発明の断熱パネル10は、断熱材1の片面に設けた金属板2の表面に、タイル3の裏面に設けた係止凹部5を嵌め込んで係止するための係止凸部4を形成して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、断熱パネル10の係止凸部4にタイル3の係止凹部5を係止して断熱パネル10にタイル3を取り付けることによって、係止凸部4への係止凹部5の係止によりタイル3を金属板2の表面に保持することができ、接着剤の劣化によるタイル3の落下が発生しにくくなるものである。また、タイル3を取り付ける前の断熱パネル10を建物下地39に取り付けることができ、重量が軽くなって施工がし易くなると共に建物下地39に取り付けた断熱パネル10に対してタイル3を施工することによって、隣り合うタイル3、3の間に形成される目地の直線性の確保などの目地調整を容易に行うことができ、施工性に優れるものである。さらに、断熱材1を備えることよって断熱性の高い壁などを形成することができるものである。
本発明にあっては、ロール成形により係止凸部4が形成された鋼板を金属板2として用いることができる。
これによれば、アルミニウム製の金属板を用いる場合に比べて、係止凸部4等の形成を容易に行うことができ、安価に製造することができるものである。
本発明のタイルの取り付け構造は、請求項1又は2に記載の断熱パネル10を建物下地39に取り付けると共に断熱パネル10の係止凸部4にタイル3の係止凹部5を係止することによって、断熱パネル10にタイル3を取り付けて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、係止凸部4への係止凹部5の係止によりタイル3を金属板2の表面に保持することができ、接着剤の劣化によるタイル3の落下が発生しにくくなるものである。また、断熱パネル10を建物下地39に取り付けた後にタイル3を断熱パネル10に取り付けることによって、断熱パネル10の重量が軽くなって施工がし易くなると共に隣り合うタイル3、3の間に形成される目地の直線性の確保などの目地調整を容易に行うことができ、施工性に優れるものである。
本発明は、係止凸部への係止凹部の係止によりタイルを金属板の表面に保持することができ、接着剤の劣化が原因のタイルの落下が発生しにくいものである。また、断熱パネルの重量が軽くなって施工がし易くなると共に隣り合うタイルの間に形成される目地の直線性の確保などの目地調整を容易に行うことができ、施工性に優れるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の断熱パネル10は、複数枚のタイル3を取り付けるための下地パネルとして形成されるものであって、例えば、図1に示すように、表面板と裏面板からなる二枚の金属板2、20の間に断熱材1である芯材を充填して接着して形成されるサンドイッチパネルを用いることができる。金属板2、20はステンレス鋼板、亜鉛めっき鋼板、塗装鋼板、ガルバリウム鋼板(亜鉛−アルミニウム合金めっき鋼板)などで形成することができ、また、断熱材1はフェノールフォームやウレタンフォームなどの樹脂発泡体やグラスウールやロックウールなどの無機繊維体などで密度20〜200kg/mに形成したものを用いることができるが、これらのものに限定されるものではない。尚、断熱パネル10は断熱材1の片面(表面側)のみに金属板2を設けて形成しても良い。また、金属板2、20の厚みは0.2〜1mm、断熱材1の厚みは15〜200mm、好ましくは20〜60mmとすることができるが、これらに限定されるものではない。また、断熱パネル10の上端部には嵌合凸部11が横方向(水平方向)の略全長に亘って形成されていると共に断熱パネル10の下端部には嵌合凹部12が横方向の略全長に亘って形成されている。
そして、断熱材1の表面側の片面(屋外側に向く方の片面)に設けた金属板(表面板)2に係止凸部4が形成されている。この係止凸部4は断熱パネル10の横方向の略全長に亘って連続的に形成されるものであり、また、複数本の係止凸部4が互いに略平行になるように断熱パネル10の縦方向(上下方向)に並べられている。また、係止凸部4の上部は斜め上方に向くような突起部4aとして形成されている。この係止凸部4は長尺の平板状の金属板2にロール成形を施すことにより形成することができる。係止凸部4はプレス成形や他の曲げ加工及び絞り加工等により形成してもよいが、これらの方法では長尺の金属板2に対して連続的に係止凸部4を形成するのが難しいので、ロール成形を採用するのが好ましい。また、係止凸部4を形成した金属板2の代わりに、アルミニウム製の部材を用いた場合は材料費や加工費が高くなり、また、ロール成形に比べて加工も難しくなるために、好ましくない。そして、表面に係止凸部4が突設された金属板2と平板状の金属板20との間に断熱材1を介装することによって、本発明の断熱パネル10が形成されるものである。
本発明で用いるタイル3は従来から家屋の外壁等に適用される陶磁器製のものを使用することができる。また、タイル3の大きさは特に限定されないが、例えば、縦寸法40〜80mm、横寸法100〜250mm、厚み7〜25mmのものを用いることができる。また、タイル3の上端部には接続凸部30が設けられていると共にタイル3の下端部には下面と裏面とに開口する接続凹部31が設けられている。さらにタイル3の裏面には係止凹部5がその長手方向(横方向)の略全長に亘って形成されている。係止凹部5の縦方向の寸法は開口側に近づくにつれて小さくなるように形成されており、よって、係止凹部5の上側内面及び下側内面は互いに徐々に近づくように傾斜面に形成されている。
そして、複数枚の断熱パネル10及び複数枚のタイル3、3…を用いて建物の外壁等の壁を形成するにあたっては、次のようにして行なう。まず、胴縁や間柱等の建物下地(壁下地)39の表面側(屋外側)に断熱パネル10を配置し、ドリリングスクリュー(テクス)や釘などの固定具21を断熱パネル10の上部及び下部の表面側から打ち込んで建物下地39にまで貫通させることによって、建物下地39に断熱パネル10を取り付ける。このようにして複数枚の断熱パネル10、10…を縦横に並べながら取り付けることによって、タイル3を取り付けるためのタイル下地が形成されるが、縦方向に隣接する断熱パネル10、10は嵌合凸部11と嵌合凹部12との嵌合によって接続するようにする。嵌合凸部11と嵌合凹部12の嵌合部分にはパッキン28が設けられている。
次に、係止凸部4の直下に接着剤22を塗布する。次に、図2に示すように、係止凸部4に係止凹部5を嵌め込んで突起部4aを係止凹部5の上縁部5aに係止するようにして、複数の係止凸部4のそれぞれに1個あるいは複数個ずつのタイル3を取り付ける。このとき、係止凹部5の下縁部5bは接着剤(シール剤)22により係止凸部4の下面及びその近傍の金属板2の表面に接着される。また、タイル3は最も下の係止凸部4から上の係止凸部4に向かって順に取り付けていくようにする。また、上下に隣接するタイル3、3は接続凸部30と接続凹部31との嵌合によって接続されると共にこの接続部分において接続凸部30の表面側(屋外側)には目地32が形成されている。さらに、断熱パネル10を取り付ける固定具21の頭部21aはタイル3の上部や下部で覆い隠される。このようにして図3に示すように、断熱パネル10の表面(屋外面)に複数枚のタイル3を取り付けることによって、壁を形成することができるものである。尚、縦方向に並ぶタイル3、3のピッチをP=50〜100mmとすると、断熱パネル10の縦方向の寸法はほぼPの整数n倍であって、P×n=600〜1000mmとすることができ、また、係止凸部4の下面から突起部4aの先端までの縦方向の寸法aは10〜(P−20)mmとすることができ、さらに、最も下に位置する係止凸部4から嵌合凹部12の底面までの寸法bは5〜10mmとすることができるが、これに限定されるものではない。
図4に他の実施の形態を示す。この断熱パネル10は固定具21の打ち込み位置に頭部収納凹部25を設けたものであり、その他の構成は上記実施の形態の断熱パネル10と同じである。固定具21がドリリングスクリューや釘などの場合、頭部21aが薄いので、金属板2の表面に大きく突出せず、タイル3の取り付けに支障とならないが、固定具21が六角ボルトなどのボルトの場合、頭部21aが厚いので、金属板2の表面に大きく突出し、タイル3を金属板2の表面に取り付けられないなどの支障が生じる。そこで、図4の実施の形態では頭部収納凹部25を設けたものであり、これにより、図5に示すように、固定具21としてボルトを用いて断熱パネル10を建物下地39に取り付けても金属板2の表面に頭部21aを突出させないようにすることができる。つまり、頭部収納凹部25の底面から建物下地39までボルト(固定具21)を螺入して断熱パネル10を建物下地39に取り付けることによって、頭部21aを頭部収納凹部25に収納することができ、金属板2の表面に頭部21aを突出させないようにすることができるものである。
本発明において、断熱パネル10の係止凸部4の縦方向の寸法は係止凹部5の縦方向の寸法よりも小さければ適宜設定可能であって、例えば、図6に示すように、係止凸部4の縦方向の寸法が係止凹部5の縦方向の寸法の1/4程度に形成することができる。この場合、上記と同様に係止凸部4に係止凹部5を係止するようにしてタイル3を断熱パネル10に取り付けるが、タイル3の下部裏面は接着剤22で金属板2の表面に接着するようにする。
また、図7の断熱パネル10は、図6のものにおいて係止凸部4の下側に支持突部26を突設したものである。支持突部26は係止凸部4と略平行に断熱パネル10の横方向の略全長に亘って形成されるものであって、係止凸部4と所定の間隔を介して設けられている。この支持突部26は、上記と同様にしてタイル3を断熱パネル10に取り付けた際に、係止凸部4とともに係止凹部5の中に挿入されるものであり、支持突部26が係止凹部5の底面に当接することにより、タイル3を支持することができる。また、支持突部26の下面及びその近傍に沿って接着剤22を塗布することもでき、接着剤22の塗布作業が行ないやすいものである。
図6、7に示すように金属板2の断面形状は各種のものを採用することができる。
本発明の実施の形態の断熱パネルの一例を示す一部を省略した断面図である。 同上のタイルを取り付けた状態を示す一部を省略した断面図である。 同上の斜視図である。 同上の他の実施の形態の一例を示す一部を省略した断面図である。 同上のタイルを取り付けた状態を示す一部を省略した断面図である。 同上のタイルを取り付けた状態を示す一部を省略した断面図である。 同上のタイルを取り付けた状態を示す一部を省略した断面図である。
符号の説明
1 断熱材
2 金属板
3 タイル
4 係止凸部
5 係止凹部
10 断熱パネル

Claims (3)

  1. 断熱材の片面に設けた金属板の表面に、タイルの裏面に設けた係止凹部を嵌め込んで係止するための係止凸部を形成して成ることを特徴とする断熱パネル。
  2. ロール成形により係止凸部が形成された鋼板を金属板として用いて成ることを特徴とする請求項1に記載の断熱パネル。
  3. 請求項1又は2に記載の断熱パネルを建物下地に取り付けると共に断熱パネルの係止凸部にタイルの係止凹部を係止することによって、断熱パネルにタイルを取り付けて成ることを特徴とするタイルの取り付け構造。
JP2004319712A 2004-11-02 2004-11-02 断熱パネル及びタイルの取り付け構造 Withdrawn JP2006132110A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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