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JP2006123806A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

車両用エアバッグ装置 Download PDF

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JP2006123806A
JP2006123806A JP2004316281A JP2004316281A JP2006123806A JP 2006123806 A JP2006123806 A JP 2006123806A JP 2004316281 A JP2004316281 A JP 2004316281A JP 2004316281 A JP2004316281 A JP 2004316281A JP 2006123806 A JP2006123806 A JP 2006123806A
Authority
JP
Japan
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airbag
deployed
occupant
inflator
vehicle
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Pending
Application number
JP2004316281A
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English (en)
Inventor
Koji Ikeda
康二 池田
Hiroyuki Hirayama
広行 平山
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】 インフレータの高出力化や大型化を図ることなく、側面衝突時や横転時等にエアバックをより素早く展開させて、車室内側のドアまたは側壁と最も近い乗員の胴部上部側面近傍への衝撃を緩和させることができるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 エアバッグ5を、隔壁部5cによって、展開時に乗員Aの胴部側面近傍に位置する下部膨張部5aと、展開時に乗員Aの頭部側面近傍に位置する上部膨張部5bとに分割し、側面衝突時や横転時に、下部膨張部5a内のインフレータ6から放出されるガスを、隔壁部5cに形成した開口を通して上部膨張部5bに噴出させ、エアバッグ5の下部膨張部5aを上部膨張部5bよりも素早く展開させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車等の車両に装着されるエアバッグ装置に関し、特に車体側面衝突時や横転時等での乗員の胴部側面および頭部側面を保護するための車両用エアバッグ装置に関する。
最近の自動車には、前面衝突時に乗員への衝撃を緩和する目的で、運転席側のステアリングハンドル、および助手席側のダッシュボード付近に、前面衝突用のエアバッグを展開させるエアバッグ装置を備えたものが多くなっている。更に、近年では、側面衝突時や横転時等にもエアバッグを展開させて乗員への衝撃を緩和できるように、自動車のドアまたは側壁に備えるエアバッグ装置が実用化されている(例えば、特許文献1)。
前記特許文献1におけるエアバッグ装置は、通常時はドアのアームレスト内に折り畳まれた状態で格納されており、側面衝突時等にエアバッグをアームレストの上方および側方に向けて展開させて、乗員の胴部側面および頭部側面への衝撃を緩和させるようにしている。
特開平5−16760号公報(段落番号[0012]、図1、図2)
ところで、自動車の構造上、シートに座っている乗員のドア側の側面(頭部側面、胴部側面)とドアの内側との間隔は小さく、特に乗員の胴部の上部側面(肩部や腕部付近)近傍とドアの内側との間の距離はより小さい(数cm〜十数cm程度)。よって、前記特許文献1のようなアームレスト内に設置されるエアバック装置を装着している自動車では、側面衝突時や横転時等において、このエアバックを素早く展開させて乗員の胴部側面および頭部側面への衝撃を緩和させる必要がある。このため、従来では、インフレータを高出力化したり、大型化してエアバッグ展開のためのガスをより素早く噴出させるようにしていたが、インフレータの高出力化や大型化によって、コストが高くなり、かつ大きな設置スペースが必要になるといった課題があった。
そこで、本発明は、車両のドアまたは側壁に備える車両用エアバッグ装置において、インフレータの高出力化や大型化を図ることなく、側面衝突時や横転時等にエアバックをより素早く展開させて、乗員の胴部の上部側面(肩部や腕部付近)近傍も含めて乗員の胴部側面および頭部側面への衝撃を緩和させることができる車両用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る本発明は、インフレータと、車両側面に所定の衝撃が加わったときに前記インフレータから放出されるガスによって車室内の乗員の側方とドアまたは側壁との間に展開するエアバッグとを有し、前記車両のドアまたは側壁の車室内側に設けたアームレスト内に、前記エアバッグを前記アームレストの上面方向に向けて展開可能に折り畳んだ状態で格納した車両用エアバッグ装置において、
前記エアバッグは、隔壁部によって、展開時に乗員の胴部側面近傍に位置する第1の膨張部と、前記第1の膨張部の上側に位置し展開時に乗員の頭部側面近傍に位置する第2の膨張部とに分割されており、前記隔壁部には、前記第1の膨張部と前記第2の膨張部との間を連通する開口を有し、前記インフレータを前記第1の膨張部側に設けて、前記インフレータから放出されるガスを前記第1の膨張部側から前記開口を通して前記第2の膨張部側に噴出させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、車体側面に所定以上の衝撃が加わったとき(例えば、他の自動車との側面衝突時や横転時)に、インフレータから放出されるガスが第1の膨張部側から隔壁部に形成した開口を通して第2の膨張部側に噴出することにより、展開時に乗員の頭部側面近傍に位置する第2の膨張部よりも、展開時に乗員の胴部側面近傍に位置する第1の膨張部をより素早く展開させることができるので、ドアの内側に最も近接している乗員の胴部側面(肩部や腕部付近)への衝撃を良好に緩和することができる。
また、請求項2に係る本発明は、前記エアバッグの車室内側と前記アームレスト内との間にガイド部材を配置すると共に、前記エアバッグの車室外側に前記ドアのインナードアパネルを位置させ、さらに、前記エアバッグの下部をエアバック取付部材の底板上に固着することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、エアバッグの車室内側と車室外側をそれぞれガイド部材とインナードアパネルとで囲むようにしたことにより、エアバッグの展開時に、エアバッグがアームレスト内で車幅方向へ展開するのを抑制し、さらに、エアバッグの下部をエアバック取付部材の底板上に固着したことにより、エアバッグが下方へ展開することも抑制することができるので、アームレストの上方へ向けて確実に展開させることができる。また、エアバッグの下部をエアバック取付部材の底板上に固着したことにより、エアバッグの展開時に、エアバック取付部材の底板によって、下方へ展開させる力を受け止めてその反力を上方に向けることができるので、エアバッグの上方への展開速度をより高めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、展開時に乗員の胴部側面近傍に位置するエアバッグの第1の膨張部をより素早く展開させることができるので、ドアの内側に最も近接している乗員の胴部側面(肩部や腕部付近)への衝撃を良好に緩和することができ、さらに、乗員の胴部側面への衝撃を第1の膨張部で吸収した際に、第1の膨張部内のガスが隔壁部の開口を通して第2の膨張部に流入することによって、第1の膨張部の内圧が少し小さくなり、乗員の胴部側面を好適に拘束することができる。
請求項2に記載の発明によれば、エアバックの展開時に、ガイド部材とインナードアパネルによってエアバックが車幅方向に展開するのを規制し、さらに、エアバッグの下部をエアバック取付部材の底板上に固着したことにより、エアバッグが下方へ展開することも抑制することができるので、アームレストの上方へ向けて確実に展開させることができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用エアバッグ装置を備えた自動車のドア付近を示す概略断面図である。本実施形態に係る車両用エアバッグ装置(以下、エアバッグ装置という)1は、図1に示すように、側面衝突時や横転時等の側面衝撃時にエアバッグを展開させて乗員Aの胴部側面付近および頭部側面付近への衝撃を緩和するためのものであり、自動車のドア2のインナードアパネル3と一体的に形成された横長状のアームレスト(肘掛け)4内に設置されている。なお、図1は、自動車の助手席側のドアを示しているが、運転席側のドア、4ドアタイプの後席側の両方のドア、ミニバンタイプのスライドドアなどの各種自動車に取付けられるドアにおいても同様である。
エアバッグ装置1は、図2に示すように、アームレスト4の上面方向に向けて展開可能に折り畳まれた合成樹脂や布等の気密性を有するシート材からなるエアバッグ5と、エアバッグ5を展開させるためのガスを放出するインフレータ6を有しており、エアバッグ5の下部が、アームレスト4とインナードアパネル3との間の設置スペース7に設けたエアバッグ取付部材8の底板8a上に固着されている。アームレスト4のアームレスト上面部4aは、インナードアパネル3側の縁部にその長手方向(車体の前後方向)に設けたヒンジ部4bによって、上方(インナードアパネル3側)に開放可能に形成されている。アームレスト上面部4aは、通常時は閉じた状態にある。
エアバッグ5の車室内側(アームレスト4側)の側面には、エアバッグ取付部材8の側板8bが位置し、エアバッグ5の車室外側(ドア2側)の側面には、インナードアパネル3が近接しており、エアバッグ5が車幅方向に展開するのを防止して確実に上方へ向けて展開するように規制している。
エアバッグ5は、図3(a)、(b)に示すように、乗員の胴部側面付近を保護する下部膨張部5aと、展開した際に乗員Aの頭部側面付近を保護する上部膨張部5bとが隔壁部5cで上下に分割されるようにして一体的に形成されている。本実施形態のエアバッグ5は、膨張して展開した状態では直方体形状に近い形となる。隔壁部5cは、下部膨張部5aの上面と上部膨張部5bの下面とを縫製により気密状態で連結して、エアバッグ5を上下に2つに分割している。隔壁部5cの中央部には、下部膨張部5aと上部膨張部5bとを連通するようにして開口5dが形成されている。このように、中央部に開口5dを形成した隔壁部5cで、エアバッグ5を下部膨張部5aと上部膨張部5bとに分割しているので、エアバッグ5が展開されたときに、エアバッグ5の隔壁部5cが位置する外周面が少し内側に窪むだけで、下部膨張部5aと上部膨張部5bに非膨張部分が生じることない。
下部膨張部5aと上部膨張部5bの大きさは略同じ大きさであり、下部膨張部5a内に前記インフレータ6が設置されている。インフレータ6は、車体側面に設けた衝突検出センサ(不図示)で車体側面への衝撃を検知したときの信号に基づいて点火されるガス発生剤(不図示)を有している。隔壁部5cの開口5dは、エアバッグ5の展開時に下部膨張部5aから上部膨張部5bにインフレータ6から噴出されるガスが一気に流入しないように調整(制限)するためのものであり、この開口5dによるガスの流入調整によって、エアバッグ5の下部膨張部5aを上部膨張部5bよりも若干早く完全に展開させることができる。隔壁部5cの開口5dの大きさは、エアバッグ(下部膨張部5a、上部膨張部5b)5の大きさやインフレータ6のガス放出性能等に応じて予め適切に設定されている。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置1は前記のように構成されており、このエアバッグ装置1を装着した自動車の車体側面に所定以上の衝撃が加わったとき(例えば、他の自動車との側面衝突時や横転時)に、車体側面に設けた衝突検知センサ(不図示)からの衝撃検知信号に基づいてインフレータ6のガス発生剤(不図示)を点火させる。
この点火によって、図4に示すように、エアバッグ5内にインフレータ6から大量のガスが上向き側に瞬時に放出されることにより、エアバッグ5内の内圧が瞬時に高くなって膨張して、アームレスト上面部4aをヒンジ部4bを回転中心にして上方へ押し開く。そして、エアバック5は、アームレスト4の上方に向けて展開が開始されて、ドア2の車室内側と乗員Aの側面(頭部側面、胴部側面)との間に素早く完全に展開し、乗員Aのドア2側の胴部側面および頭部側面への衝撃を緩和する。
この際、エアバック5は、側板8bとインナードアパネル3によって車幅方向への展開が抑制され、さらに、エアバック取付部材8の底板8aによって下方への展開も抑制されて、確実に上方へ向けて展開する。また、エアバッグ5の下部をエアバック取付部材8の底板8a上に固着したことにより、この底板8aによって、エアバック5の展開時に下方へ展開させる力を受け止めてその反力を上方に向けることができるので、エアバッグ5の上方への展開速度をより高めることができる。なお、展開したエアバッグ5(下部膨張部5a、上部膨張部5b)5は、直ぐにガスが抜けて萎むように構成されている。
前記したエアバッグ5の展開時において、エアバッグ5は、前記したように縫製により略中間部に形成した隔壁部5cで下部膨張部5aと上部膨張部5bとに分割されているので、図3(a)、(b)に示したように、インフレータ6から上方に向けて放出されるガスは、下部膨張部5aを膨張させながら隔壁部5cの開口5dを通して上部膨張部5bに流入して、上部膨張部5bを膨張させる。よって、エアバッグ5の下部膨張部5aが上部膨張部5bよりも早く完全に展開した後に、肉眼では確認できない程度に少し遅れて上部膨張部5bが完全に展開される。
このように、本実施形態に係るエアバッグ装置1では、インフレータ6を高出力化したり大型化することなく、エアバッグ5の分割された下部膨張部5aを上部膨張部5bよりも先に素早く完全に展開させることができるので、ドア2の内側に最も近接している乗員Aの胴部側面(肩部や腕部付近)への衝撃を良好に緩和することができる。また、エアバッグ5の上部膨張部5bも肉眼では確認できない程度に少し遅れて完全に展開されることにより、乗員Aの頭部側面への衝撃も良好に緩和することができる。
また、乗員の胴部側面への衝撃を展開した下部膨張部5aで吸収した直後では、このときに下部膨張部5aの衝撃吸収による変形で押し出されるガスが、隔壁部5cの開口5dを通して下部膨張部5aから上部膨張部5bに流入することによって、下部膨張部5aの内圧が少し小さくなり、乗員の胴部側面を好適に拘束することができる。
また、本実施形態では、エアバッグ5がアームレスト4内から展開するときに、アームレスト上面部4aは、ヒンジ部4bを回転中心にしてインナードアパネル3側に回転して開くので、開いたアームレスト上面部4aが乗員に接触することがない。
また、本実施形態では、エアバッグ5の車室内側(アームレスト4側)の側面にエアバッグ取付部材8の側板8bを位置させ、エアバッグ5の車室外側(ドア2側)の側面にインナードアパネル3を位置させるようにしていたが、エアバッグ5の周囲を囲むようにして、エアバッグ取付部材8にガイド部材としての複数の側板を設けて、エアバッグ5を確実に上方へ向けて展開するようにしてもよい。
〈実施形態2〉
図5(a)、(b)は、本発明の実施形態2に係るエアバッグ装置のエアバックの展開した状態を示す正面から見た断面図と、側面から見た断面図である。なお、エアバッグ装置のエアバッグ以外の構成は前記実施形態1と同様であり、本実施形態ではエアバッグの構成についてのみ説明する。
本実施形態では、合成樹脂や布等の気密性を有するシート材からなるエアバッグ9内の略中央部に薄板状の前記シート材によって隔壁部9cを一体的に設けて、エアバッグ9内を下部膨張部5aと上部膨張部5bとに上下に分割している。隔壁部9cの中央部には、下部膨張部9aと上部膨張部9bとを連通するようにして開口9dが形成されている。
下部膨張部9aと上部膨張部9bの大きさは略同じ大きさであり、下部膨張部9a内にインフレータ10が設置されている。隔壁部9cの開口9dは、前記実施形態1と同様に、エアバッグ9の展開時に下部膨張部9aから上部膨張部9b側にインフレータ6から噴出されるガスが一気に流入しないように調整(制限)するためのものであり、この開口9dによるガスの流入調整によって、エアバッグ9の下部膨張部5aを上部膨張部9bよりも若干早く完全に展開させることができる。隔壁部9cの開口9dの大きさは、エアバッグ(下部膨張部9a、上部膨張部9b)9の大きさやインフレータ10のガス放出性能等に応じて予め適切に設定されている。前記した本実施形態に係るエアバック9も、図1、図2に示した実施形態1と同様にアームレスト内にその上面方向に向けて展開可能に折り畳まれた状態で設置されている。
本実施形態に係るエアバック9を有するエアバッグ装置も前記実施形態1と同様に、エアバッグ9の展開時において、図5(a)、(b)に示したように、インフレータ10から上方に向けて放出されるガスは、下部膨張部9aを膨張させながら隔壁部9cの開口9dを通して上部膨張部9bに流入して、上部膨張部9bを膨張させる。よって、エアバッグ9の下部膨張部9aが上部膨張部9bよりも早く完全に展開した後に、肉眼では確認できない程度に少し遅れて上部膨張部9bが完全に展開される。
このように、本実施形態に係るエアバック9を有するエアバッグ装置においても、インフレータ10を高出力化したり大型化することなく、エアバッグ9の分割された下部膨張部9aを上部膨張部9bよりも先に素早く完全に展開させることができるので、ドアの内側に最も近接している乗員の胴部側面(肩部や腕部付近)への衝撃を良好に緩和することができる。また、エアバッグ9の上部膨張部9bも肉眼では確認できない程度に少し遅れて完全に展開されることにより、乗員の頭部側面への衝撃も良好に緩和することができる。
前記した各実施形態では、エアバック装置をドアの内側に設けたアームレスト内に設置する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばミニバンタイプ等の自動車で、ドアを設けていない車室内側の側壁に備えたアームレスト内に設置するエアバック装置においても同様に本発明を適用することができる。
本発明の実施形態1に係るエアバッグ装置を備えた自動車のドア付近を示す概略断面図。 本発明の実施形態1に係るエアバッグ装置を設置したアームレスト近傍を示す概略断面図。 (a)は、本発明の実施形態1に係るエアバッグ装置のエアバックの展開した状態を示す正面から見た断面図、(b)は、側面から見た断面図。 本発明の実施形態1に係るエアバッグ装置のエアバックがアームレスト内から展開した状態を示す概略断面図。 (a)は、本発明の実施形態2に係るエアバッグ装置のエアバックの展開した状態を示す正面から見た断面図、(b)は、側面から見た断面図。
符号の説明
1 エアバッグ装置
2 ドア
3 インナードアパネル
4 アームレスト
4a アームレスト上面部
5、9 エアバッグ
5a、9a 下部膨張部(第1の膨張部)
5b、9b 上部膨張部(第2の膨張部)
5c、9c 隔壁部
5d、9d 開口
6、10 インフレータ
8 エアバッグ取付部材
8a 底板
8b 側板(ガイド部材)

Claims (2)

  1. インフレータと、車両側面に所定の衝撃が加わったときに前記インフレータから放出されるガスによって車室内の乗員の側方とドアまたは側壁との間に展開するエアバッグとを有し、前記車両のドアまたは側壁の車室内側に設けたアームレスト内に、前記エアバッグを前記アームレストの上面方向に向けて展開可能に折り畳んだ状態で格納した車両用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、隔壁部によって、展開時に乗員の胴部側面近傍に位置する第1の膨張部と、前記第1の膨張部の上側に位置し展開時に乗員の頭部側面近傍に位置する第2の膨張部とに分割されており、前記隔壁部には、前記第1の膨張部と前記第2の膨張部との間を連通する開口を有し、
    前記インフレータを前記第1の膨張部側に設けて、前記インフレータから放出されるガスを前記第1の膨張部側から前記開口を通して前記第2の膨張部側に噴出させる、
    ことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグの車室内側と前記アームレスト内との間にガイド部材を配置すると共に、前記エアバッグの車室外側に前記ドアのインナードアパネルを位置させ、さらに、前記エアバッグの下部をエアバック取付部材の底板上に固着する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用エアバッグ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100945075B1 (ko) * 2008-05-19 2010-03-05 한일이화주식회사 에어백이 장착된 차량용 도어 암레스트.

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