JP2006121562A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】時分割方式を用いる通信システムにおいて帯域利用効率を低減させずに伝送遅延時間を短縮する。
【解決手段】送信すべきデータを蓄積する送信バッファ21と、前記送信バッファ21のデータ蓄積量が第1の規定量に達した旨を通知する蓄積量監視手段120と、規定時間の経過を通知するタイムアウト通知手段130とを備え、送信バッファ21に蓄積されたデータ量が一定以上になる、もしくは、タイムアウト通知手段130により一定時間の経過を確認した場合、送信バッファ21のデータを直ちに無線フレームとして送信し、伝送遅延時間を短縮する。
【選択図】図1
【解決手段】送信すべきデータを蓄積する送信バッファ21と、前記送信バッファ21のデータ蓄積量が第1の規定量に達した旨を通知する蓄積量監視手段120と、規定時間の経過を通知するタイムアウト通知手段130とを備え、送信バッファ21に蓄積されたデータ量が一定以上になる、もしくは、タイムアウト通知手段130により一定時間の経過を確認した場合、送信バッファ21のデータを直ちに無線フレームとして送信し、伝送遅延時間を短縮する。
【選択図】図1
Description
本発明は時分割方式を採用した無線通信システムにおけるストリーム伝送の効率改善に関するものである。
近年、IEEE802.11aのように数十Mbps以上のデータ伝送速度を有する無線通信システムが普及し、無線通信システムを用いた映像データや音声データのストリーム伝送が注目されている。ストリーム伝送には伝送遅延を抑えたQoS(Quality of Service)の保証が要求され、従来から有線伝送システムに用いられていた時分割方式を取り入れる事により、QoSを保証する無線通信システムが検討されている。このことは無線技術としてUWB(Ultra Wide Band)を採用し、数十Mbpsのデータ伝送速度を実現するIEEE802.15.3に関しても該当している。
図8はIEEE802.15.3で規定されたネットワークの構成を示すものである。図8において、
1はPNC(PicoNet Coordinator)
2a〜2dはDEV(Device)
と呼ばれる無線通信装置である。IEEE802.15.3はPeer to Peer(1対1)通信を行うアドホックネットワークについての通信規格であり、構成された無線ネットワークの管理者であるPNC1が出力する制御信号(Beacon)に従い、PNC1とDEV2a〜2d間や各DEV2a〜2d間で1対1通信を行う。前述したように、IEEE802.15.3も時分割方式を採用しており、各無線通信装置に個々にタイムスロット(以下CTA:Channel Time Allocation)を割当て、QoSを保証している。例えば、PNC1とDEV2aが通信を行う場合、PNC1のデータ送信用CTAおよびDEV2aのデータ送信用CTAの2つのCTAが割当てられることになる。
1はPNC(PicoNet Coordinator)
2a〜2dはDEV(Device)
と呼ばれる無線通信装置である。IEEE802.15.3はPeer to Peer(1対1)通信を行うアドホックネットワークについての通信規格であり、構成された無線ネットワークの管理者であるPNC1が出力する制御信号(Beacon)に従い、PNC1とDEV2a〜2d間や各DEV2a〜2d間で1対1通信を行う。前述したように、IEEE802.15.3も時分割方式を採用しており、各無線通信装置に個々にタイムスロット(以下CTA:Channel Time Allocation)を割当て、QoSを保証している。例えば、PNC1とDEV2aが通信を行う場合、PNC1のデータ送信用CTAおよびDEV2aのデータ送信用CTAの2つのCTAが割当てられることになる。
このように無線通信システムにおいて用いられるようになった時分割方式は、QoS保証という面では効果があるが、伝送するデータが無い場合においても、各CTAの間、CTAが割当てられた無線通信装置以外の無線通信装置はデータ送信できないという課題を有する。この課題を解決すべき手法として、特開2001−186154号公報がある。
図9は従来の装置構成を示す図である。図9において、
20は入力端子
21は送信バッファ
22はデータ転送手段(データ送信手段)
23は初期CTA要求手段
24はMAC(Medium Access Control)処理手段
25は無線送信手段(データ送信手段)
26は無線受信手段
27は出力端子
であり、送信バッファ21にはFIFO(First−In First−Out)で動作する。
20は入力端子
21は送信バッファ
22はデータ転送手段(データ送信手段)
23は初期CTA要求手段
24はMAC(Medium Access Control)処理手段
25は無線送信手段(データ送信手段)
26は無線受信手段
27は出力端子
であり、送信バッファ21にはFIFO(First−In First−Out)で動作する。
各DEV2a〜2dは無線ネットワークに参加した後、PNC1や他DEV2a〜2dと通信を行うためにCTA割当て要求をPNC1に対して行う。具体的には、装置内部プログラムやアプリケーションといった初期CTA要求手段23からMAC処理手段24へ初期CTA要求が入力される。この初期CTA要求は少なくとも通信相手となる無線通信装置のID、および、CTAの時間幅(最大約65msec)を変数としたコマンドである。MAC処理手段24は、初期CTA要求を基にPNC1宛にChannel Time Requestフレームと呼ばれる制御MACフレームを作成し、無線送信手段25においてBaseband処理やRF処理といった変調処理を行った後、アンテナ(図には記載せず)より無線フレームを送信する。
その後、PNC1より割当てられたCTAを用いてDEV2a〜2dは通信を行う。具体的には、入力端子20から入力されたデータを次のCTAが訪れるまで、送信バッファ21に一旦蓄積する。一方、MAC処理手段24を介してCTAが訪れたことを、データ転送手段23が検出し、送信バッファ21に蓄積されたデータをMAC処理手段24に入力する。その後、MAC処理手段24において入力されたデータよりMACフレームが作成され、無線送信手段25より無線フレームとして送信される。
一方、他のDEV2a〜2dやPNC1から送信された無線フレームは無線受信手段26を介して受信され、MAC処理手段24によってデータを取り出され、出力端子27より装置内部へと出力される。
更に、特開2001−186154号公報では、CTA開始までに送信バッファ21に蓄積されたデータを送信完了した後、CTAの残り時間を解放することで無線ネットワークに参加する他の無線通信装置が通信を行えるようにし、帯域利用効率を改善するものであった。具体的な動作を図10に示すタイムチャートを用いて説明する。
図10において、
30a〜30hは入力データ
40b〜40dはバッファ待機時間
50a〜50dはBeacon
60a〜60cはCTA
70a〜70cは無線フレーム
80a、80cはCTA解放時間
である。
30a〜30hは入力データ
40b〜40dはバッファ待機時間
50a〜50dはBeacon
60a〜60cはCTA
70a〜70cは無線フレーム
80a、80cはCTA解放時間
である。
例えばCTA60bで送信される無線フレーム70bは、送信バッファ21においてバッファ待機時間40bに蓄積された入力データ30a〜30cより作成されたものである。また、CTA60cで送信される無線フレーム70cは、送信バッファ21においてバッファ待機時間40cに蓄積された入力データ30d〜30eより作成されたものである。
更に、CTA60aでは無線フレーム70bの送信完了後、時間が残っているため、CTA解放時間80aとして、他の無線通信装置が通信可能となるようにCTAを解放する。同様に、CTA60cでは無線フレーム70cの送信完了後、時間が残っているため、CTA解放時間80cとして、他の無線通信装置が通信可能となるようにCTAを解放する。
以上のように、特開2001−186154号公報では、送信バッファ21でCTAの開始時刻までに蓄積されたデータを送信し、送信完了後のCTAの残り時間を解放することで、帯域利用を改善するものであった。
特開2001−186154号公報(第6−7頁、図2、図5)
しかしながら、前記従来の構成では、現CTAで送信されるデータは前CTA開始時刻から現CTA開始時刻までに送信バッファ21に蓄積されたデータであり、最大1Beacon間隔の遅延が生じる(例えばBeacon50a〜Beacon50bまでの間遅延する)。したがって、IEEE802.15.3ではBeacon周期が最大約65msecであることから、入力端子20にデータが入力された時刻から無線フレーム送信までに最大約65msecの遅延が生じることになる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、帯域利用効率を改善しつつ、伝送遅延時間を短縮した無線通信装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の無線通信装置は、送信バッファ21内部のデータ蓄積量を監視し、一定量(無線フレームのデータサイズ)まで蓄積されたことを通知する蓄積量監視手段と、割当てられたCTAの時間幅より短く設定されたタイムアウト時間の経過を検出してタイムアウト発生として通知するタイムアウト通知手段を有し、CTA中において送信バッファ21内に無線フレームのデータサイズのデータが蓄積される、または、任タイムアウト時間が経過した場合、直ちに送信バッファ21に蓄積されたデータより無線フレームを作成し送信を行う。更にタイムアウト発生頻度を基に、初期に要求したCTAによって送信可能なデータレートと、実際に送信されたデータレートの差を検出し、CTAの時間幅の調整を行う。
本構成によって、伝送遅延時間を短縮するとともに、実際に送信されるデータレートに適したCTAを要求することにより帯域利用効率を改善することができる。
本発明の無線通信装置によれば、伝送遅延時間を短縮するとともに、実際に送信されるデータレートに適したCTAの要求および割当てにより、帯域利用効率を改善することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信装置の構成図である。図1において、図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信装置の構成図である。図1において、図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、
110はデータ転送手段
120は蓄積量監視手段
130はタイムアウト通知手段
である。
110はデータ転送手段
120は蓄積量監視手段
130はタイムアウト通知手段
である。
データ転送手段110はMAC処理手段24よりCTA期間中であることを通知するCTA情報を入力し、蓄積量監視手段120より蓄積完了通知信号を入力し、タイムアウト通知手段130よりタイムアウト通知信号を入力し、送信バッファ21に蓄積されたデータをMAC処理手段24に転送させるデータ転送指示を出力する。また、CTAの開始時およびデータ転送時にタイムアウト通知手段130に対して動作開始タイミングを示すリセット信号を出力する。
蓄積量監視手段120は送信バッファ21に蓄積されたデータ量を監視し、無線フレームのデータサイズ(最大4096Bytes)が蓄積されるごとに、蓄積完了通知信号を出力し、データ転送手段110に入力する。
タイムアウト通知手段130はデータ転送手段110よりリセット信号を入力し、リセット信号入力時から予め設定された時間(以下タイムアウト時間)が経過すると、タイムアウト通知信号を出力し、データ転送手段110に入力する。このタイムアウト時間はCTAの時間幅に対して短い値が設定される。
図1で構成された無線通信装置の動作を以下に説明する。
入力端子20より入力されたデータは送信バッファ21に順次蓄積される。このとき、蓄積量監視手段120によって送信バッファ21内のデータ蓄積量が監視され、無線フレームのデータサイズまでデータが蓄積された場合、蓄積量監視手段120は無線フレームのデータサイズのデータが送信バッファ21に蓄積されたことを通知する蓄積完了通知信号を出力し、データ転送手段110に入力する。
一方、データ転送手段110はMAC処理手段24より入力されたCTA情報を基にCTAの開始を検出し、タイムアウト通知手段130に対して動作開始タイミングを示すリセット信号を出力し、タイムアウト通知手段130へ入力する。なお、CTAの開始の検出とはCTA情報が例えばCTA期間中をHレベルの状態、CTA期間外をL状態で表す2値信号で与えられる場合、LレベルからHレベルへの立ち上がりを検出することになる。
更に、CTA開始前までに蓄積完了通知信号を入力されていた場合、データ転送手段110はCTAの開始を検出後に送信バッファ21に対して内部の蓄積データをMAC処理手段24へ転送させる。また、CTA期間中において、タイムアウト通知手段130よりタイムアウト通知信号が入力された場合においても、データ転送手段110は送信バッファ21に対して内部の蓄積データを転送させる。
更に、蓄積完了通知信号の入力またはタイムアウト通知信号の入力によって、送信バッファ21に蓄積データの転送指示を行った場合、データ転送手段110はリセット信号を出力し、タイムアウト通知手段130へ入力する。
以上の動作において、入力端子20より入力された入力データと無線フレームの送信タイミングの関係を図2に示すタイムチャートを用いて説明する。
図2において、
140a〜140gは入力データ
150a〜150bはBeacon
160a〜160iは無線フレーム
170a〜170bはCTA(初期CTA)
180はタイムアウト時間
である。
140a〜140gは入力データ
150a〜150bはBeacon
160a〜160iは無線フレーム
170a〜170bはCTA(初期CTA)
180はタイムアウト時間
である。
無線通信装置はCTA170a〜170b期間中であり入力データ140a〜140gが無線フレームのデータサイズ以上であれば、直ちに無線フレーム160a〜160iを送信する。例えば入力データ140a(140b)より直ちに無線フレーム160a(160b〜c)作成され送信される。このとき、入力データが1つの無線フレームによって送りきれない場合(入力データ140bの場合)は、入力データ140bを2以上の無線フレーム160b〜160cに分割して送信する。
また、CTA170a〜170b期間中であり入力データ140a〜140gが無線フレームのデータサイズより小さい場合(例えば入力データ140cの場合)については、送信バッファ21に無線フレームのデータサイズまで蓄積されずとも、タイムアウト時間180が経過した後、無線フレーム160dが送信される。
また、CTA170a〜170b期間外に送信バッファ21に蓄積された入力データ(例えば入力データ140eの場合)については、次のCTA170b開始後に当該データより作成した無線フレーム160fが送信される。
図3の(a)に蓄積量監視手段120よりデータ転送手段110へ蓄積完了通知信号が入力されることで作成される無線フレームを、図3の(b)にタイムアウト通知手段130よりデータ転送手段110へタイムアウト通知信号が入力されることで作成される無線フレームをそれぞれ示す。
蓄積完了通知信号の入力を基に作成された無線フレームのデータペイロード部(この場所に送信バッファのデータが格納される)は入力データのみで満たされる。また、タイムアウト通知信号の入力を基に作成された無線フレームのデータペイロード部は入力データとNULL(例えば「0」の値)によって満たされる。
以上の説明のように、実施の形態1の構成によれば、CTA170a〜170b期間中に入力されたデータについて、送信バッファ21に蓄積された入力データ140a〜401gをタイムアウト時間以下の遅延で送信することが可能となり、伝送遅延時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2の無線通信装置の構成図である。図4において、図1および図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2の無線通信装置の構成図である。図4において、図1および図9と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、 190は帯域変更要求手段であり、現在の割当てられているCTAの時間幅と実際に送信を行っている時間の差を検出し、CTAの時間幅の変更要求を行う。また、蓄積量監視手段120は実施の形態1で行った、送信バッファ21のデータ蓄積量確認の際、送信バッファ21がオーバーフローを起こしている場合、その旨をバッファフル通知信号として出力する。
以上のように構成された実施の形態2における無線通信装置の動作について説明する。
帯域変更要求手段190はMAC処理手段24よりCTA情報を、蓄積量監視手段120より送信バッファ21がオーバーフローを起こしたこと示すバッファフル通知信号を入力し、タイムアウト通知手段130よりタイムアウト通知信号を入力し、初期CTA要求手段23より初期CTA要求を入力し、現在の割当てられているCTAの時間幅と実際に送信を行っている時間の差を検出し、現在のCTAの短縮をPNC1へ要求するCTA変更要求、もしくは、現在のCTAの延長をPNC1へ要求するCTA変更要求をMAC処理手段24へ入力する。
このCTA変更要求は、少なくとも変更前のCTAを識別するためのID(通信相手となる無線通信装置のIDを使用する場合もある)、および、新しいCTAの時間幅(最大約65msec)を変数としたコマンドである。
MAC処理手段24は入力されたCTA変更要求を基にPNC1宛にChannel Time Requestフレームと呼ばれる制御MACフレームを作成する。その後、無線送信手段25において、Channel Time Requestフレームより無線フレームが作成され、送信される。
以上の動作において、帯域変更要求手段190の内部動作について図5を用いて更に詳しく説明する。
図5は帯域変更要求手段190の内部構成図である。図5において、
191はカウンタ
192は閾値記憶手段
193は比較手段
194は帯域変更コマンド発行手段
である。
191はカウンタ
192は閾値記憶手段
193は比較手段
194は帯域変更コマンド発行手段
である。
カウンタ191はMAC処理手段24より入力されたCTA情報より、CTA期間中であることを検出すると、タイムアウト通知手段130より入力されたタイムアウト通知信号を用いてCTA期間中に生じたタイムアウト発生回数をカウントする。ここでCTA期間中であることの検出とは、CTA情報におけるCTA期間についての情報が例えばCTA期間中をHレベルの状態、CTA期間外をL状態で表す2値信号で与えられる場合、Hレベルの状態が保持される間を検出することになる。また、このときCTAの開始をLレベルからHレベルへの立ち上がりより検出し、カウンタ191内の過去のカウンタ値をリセットする構成としてもよい。以上のように、カウンタ191によってカウントされたCTA期間中のタイムアウト発生回数は当該CTA終了後、比較手段193へ入力される。
閾値記憶手段192は一定時間内で許容されるタイムアウト発生回数を記憶し、記憶した値を閾値として出力し、比較手段193へ入力する。
比較手段193はカウンタ191よりタイムアウト発生回数を入力し、閾値記憶手段192より閾値を入力し、タイムアウト発生回数が閾値を超過しているか否かを判断する。そして、タイムアウト発生回数が閾値を超過している場合、帯域変更コマンド発行手段194へタイムアウト回数が閾値を超過していることを通知する。
帯域変更コマンド発行手段194は、比較手段193よりタイムアウト発生回数が閾値を超過していることを通知されると、現在割当てられているCTAが短縮されるようにCTA変更要求を出力し、MAC処理手段24に入力する。このとき現在割当てられているCTAの時間幅を知るために、別途内部で現在のCTAの時間幅を記憶する構成としても、また、MAC処理手段24から入力されるCTA情報を用いる構成としても実施可能である。更にCTAを短縮する割合についても、予め定められた固定量を短縮する(例えば現在のCTAの時間幅を10%削減した時間を新しいCTAの時間幅として要求する)構成としてもよいし、タイムアウト発生回数を変数として現在のCTAの時間幅を短縮する割合を算出し、新しいCTAの時間幅を求めるような構成とする方法も可能である。
また、帯域変更コマンド発行手段194は蓄積量監視手段120よりバッファフル通知信号を入力されると、現在のCTAが延長されるようにCTA変更要求を出力し、MAC処理手段24に入力する。
このとき現在割当てられているCTAの時間幅を知るために、別途内部で現在のCTAの時間幅を記憶する構成としても、また、MAC処理手段24から入力されるCTA情報を用いる構成としても実施可能である。更にCTAを延長する割合についても、予め定められた固定量を用いて段階的に延長する(例えば現在のCTAの時間幅を10%増加した時間を新しいCTAの時間幅として要求する)構成としてもよいし、図5に記載するように初期CTA要求手段23より初期CTA要求を入力し、CTAの時間幅を初期状態に復元する構成とする方法も可能である。
なお、本実施の形態では蓄積量監視手段120から入力する信号として送信バッファ21がオーバーフローを起こしたことを示すバッファフル通知信号を用いたが、オーバーフローにならずとも送信バッファ21内に任意の蓄積量(ただし、無線フレームのデータサイズより大きい値とする)以上のデータが蓄積された場合、帯域変更コマンド発行手段194へその旨を通知する信号を入力する構成としてもよい。この構成ならば、送信バッファ21がオーバーフローを起こし、送信バッファ21内のデータが削除されることがなくなり、データを欠落させることなく送信することが可能となる。
以上の動作によってCTAを変更(CTAを短縮)した後における、入力端子20より入力された入力データと無線フレームの送信タイミングの関係を図6に示すタイムチャートで説明する。
図6は、本発明の実施の形態2のタイムチャートである。図6において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図6において、
200a〜200bは更新されたCTA
210a〜210bは開放されたCTA
であり、更新されたCTA200a(200b)と開放されたCTA期間210a(210b)の和は初期CTA170a(170b)と等しい長さになる。
200a〜200bは更新されたCTA
210a〜210bは開放されたCTA
であり、更新されたCTA200a(200b)と開放されたCTA期間210a(210b)の和は初期CTA170a(170b)と等しい長さになる。
また、220a(220b)はCTA200a(200b)開始時刻までに送信バッファ21に蓄積されたデータから作成された無線フレームである。
まずCTA200aが開始すると、無線通信装置はCTA200a開始までに送信バッファ21に蓄積されたデータを無線フレーム220aとして送信する。これは更新されたCTA200a〜200bは初期CTA170a〜170bに比べて時間が短くなっているため、実施の形態1(図2に示すタイムチャート)と比べて送信バッファ21内部にデータが蓄積される確立が高くなっているためである。その後、CTA200a期間中に入力されたデータ140a〜140cが無線フレームのデータサイズ以上であれば(例えば入力データ140aや入力データ140bの場合)、直ちに無線フレーム160a〜160cを送信する。このとき、入力データが1つの無線フレームによって送りきれない場合(入力データ140bの場合)は、入力データ140bを2以上の無線フレーム160b〜160cに分割して送信する。
またCTA200a期間中であり入力データ140a〜140が無線フレームのデータサイズより小さければ(例えば入力データ140cの場合)、タイムアウト時間が経過した後、無線フレームが送信される。しかし、図6ではタイムアウト時間が経過する前にCTA200aが終了しているため、送信バッファ21内に待機することになる。
その後、次のCTA200bが開始されると、無線通信装置はそれまでに送信バッファ21内部に蓄積されたデータ(入力データ140c〜140e)を無線フレーム220bとして送信する。その後、CTA200b期間中に入力されたデータ140f〜140gが無線フレームのデータサイズ以上であれば、直ちに無線フレーム160g〜160iを送信する。このとき、入力データが1つの無線フレームによって送りきれない場合(入力データ140fの場合)は、入力データ140fを2以上の無線フレーム160g〜160hに分割して送信する。
以上のように、実施の形態2ではタイムアウト発生回数を基に初期CTA(170a〜170b)の一部210a〜210bを開放することにより、システム全体の帯域利用効率を改善している。また、それに伴い実施の形態1の装置構成に比べると入力データの一部(図6の140c〜140d)が遅延するものの、従来例で生じた遅延時間であるBeacon周期に比べて、最大遅延時間がBeacon周期−CTA200a(200b)に縮小されるという効果が得られる。
また、実施の形態2の装置構成では、タイムアウト通知手段130のタイムアウト通知信号をそのまま反映させずに、単位時間当たりのタイムアウト発生回数が一定以上となる場合にのみ、初期CTA期間170a(170b)から更新されたCTA200a(200b)へ時間幅の変更を行う。このとき図7に示すように単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が激しい状態230では処理を行わず、単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が緩やかな状態231のみにおいて、CTAの時間幅を変更することになり、MAC処理手段24の負荷削減や不必要なChannel Time Requestフレームの送信を回避するといった効果を得ることができる。
なお、本実施の形態2ではBeacon周期において、CTAが1つだけ割当てられた場合についての装置構成やタイムチャートを説明したが、複数のCTAが割当てられる場合、例えば複数の無線通信装置と通信し宛先毎に個別のCTAを割当てられた場合においても応用することができる。一例として、宛先となる無線通信装置のIDと当該無線通信装置との通信に割当てられたCTAを関連付けし、実施の形態2で説明した動作をCTA毎に行うことで実現することができる。
本発明にかかる無線通信装置は、従来の装置構成と比べ、帯域利用効率の低減を抑えたうえで伝送遅延時間を短縮する機能を有し、映像や音声といったAVストリーム伝送等に用いる無線通信システムへの利用に有用である。また伝送遅延時間の縮小により、リアルタイム性が要求される監視システムや遠隔操作を行う際のモニタ等の用途にも応用できる。
1 PNC
2a〜2d DEV
20 入力端子
21 送信バッファ
22 データ転送手段(データ送信手段)
23 初期CTA要求手段
24 MAC処理手段
25 無線送信手段(データ送信手段)
26 無線受信手段
27 出力端子
30a〜30h 入力データ
40b〜40d バッファ待機時間
50a〜50d Beacon
60a〜60c CTA
70a〜70c 無線フレーム
80a,80c CTA解放時間
110 本発明におけるデータ転送手段
120 蓄積量監視手段
130 タイムアウト通知手段
150a〜150b Beacon
160a〜160i 無線フレーム
170a〜170b CTA(初期CTA)
180 タイムアウト時間
190 帯域変更要求手段
191 カウンタ
192 閾値記憶手段
193 比較手段
194 帯域変更コマンド発行手段
200a〜200b 更新されたCTA
210a〜210b 開放されたCTA
220a〜220b CTA開始時刻までの蓄積データから作成された無線フレーム
230 単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が激しい状態
231 単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が緩やかな状態
2a〜2d DEV
20 入力端子
21 送信バッファ
22 データ転送手段(データ送信手段)
23 初期CTA要求手段
24 MAC処理手段
25 無線送信手段(データ送信手段)
26 無線受信手段
27 出力端子
30a〜30h 入力データ
40b〜40d バッファ待機時間
50a〜50d Beacon
60a〜60c CTA
70a〜70c 無線フレーム
80a,80c CTA解放時間
110 本発明におけるデータ転送手段
120 蓄積量監視手段
130 タイムアウト通知手段
150a〜150b Beacon
160a〜160i 無線フレーム
170a〜170b CTA(初期CTA)
180 タイムアウト時間
190 帯域変更要求手段
191 カウンタ
192 閾値記憶手段
193 比較手段
194 帯域変更コマンド発行手段
200a〜200b 更新されたCTA
210a〜210b 開放されたCTA
220a〜220b CTA開始時刻までの蓄積データから作成された無線フレーム
230 単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が激しい状態
231 単位時間あたりに送信されるデータ量の変化が緩やかな状態
Claims (6)
- 一定時間のタイムスロットを予め確保し、前記タイムスロットにおいて他の無線通信装置宛へデータ送信を行う無線通信装置において、
送信すべきデータを蓄積する送信バッファと、
前記送信バッファのデータ蓄積量が第1の規定量に達した旨を通知する蓄積量監視手段と、
規定時間の経過を通知するタイムアウト通知手段と、
前記タイムスロット期間内において、前記蓄積量監視手段より前記データ蓄積量が規定量に達した通知の受理、または、前記タイムアウト通知手段より前記規定時間の経過した通知の受理によって前記送信バッファ内に蓄積されたデータの送信を行うデータ送信手段を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記規定時間は前記タイムスロットより短いことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 前記蓄積量監視手段は前記送信バッファのデータ蓄積量が第2の規定量に達した旨を通知し、前記通知の受理、または、前記タイムアウト通知手段より前記規定時間の経過した通知の受理によって前記タイムスロットの時間幅変更を要求する帯域変更要求手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
- 前記第2の規定量は前記第1の規定量より大きいことを特徴とする請求項3記載の通信装置。
- 前記帯域変更要求手段は、前記送信バッファのデータ蓄積量が第2の規定量に達した通知の受理時には前記タイムスロットの時間を延長する要求を行い、前記規定時間の経過通知の受理時には前記タイムスロットの時間短縮要求を行うことを特徴とする請求項3または4記載の無線通信装置。
- 前記帯域変更要求手段は、前記規定時間の経過通知の発生頻度を基に、前記タイムスロットの時間短縮要求を実施または未実施を決定することを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
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