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JP2006114033A - データを編成することを円滑にするシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】斬新なコンテナタイプと組み合わせて関連付け、ポインタ、および/またはリンクを利用するデータ編成システムを提供する。
【解決手段】「リスト」は、フォルダのような、アイテムのコンテナであるが、ファイル、またはその他のデータ構成要素に、複数のリストを介してアクセスすることができるという点で異なっている。さらに、リストは、任意の複雑さの関係グラフに構成することができる。リストの中のアイテムは、ユーザによって随意に選択されることが可能であり、プロパティを共通に有する必要はまったくない。「動的リスト」は、システムによって自動的に構築され、保持されることが可能なファイル識別子の集合である。動的リストのバックボーンは、クエリである。動作の際、システムは、ファイルストア、または他のデータストアに対してクエリを実行して、リストを作成、または変更することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムに関し、より詳細には、データストア内、またはファイルシステム内に保持されるファイル、または他のタイプのデータに対する関連付けを動的に作成すること、および/または保持することにより、データを効率的かつ包括的に編成するシステムおよび方法に関する。
コンピューティングシステムにおける、より詳細には、ファイル管理システムに関連するデータの編成における技術的進歩とともに、データを動的に編成し、かつ/または管理する包括的な機構を実施する継続的で、高まる必要性が存在する。さらに、オペレーティングシステム環境内のデータに対する関連付け識別子を動的に使用するための新たな革新的技術の継続的で、高まる必要性も存在する。それらの技術は、オペレーティングシステムおよびストレージシステムの分かりやすさ(comprehensibility)および効率を高めることができる。
最新のデスクトップコンピュータシステムは、階層型の入れ子にされたコンテナ(例えば、ディレクトリまたはフォルダ)の構造を主要な編成機構として使用する。階層型コンテナは、データ構成要素(例えば、ファイル)が、指定されたコンテナに関連して物理的に格納されるように構造化される。結果として、複数のコンテナを介して、同一のファイルを保持しアクセスすることができない。それらのコンテナが、意味のある分類のために使用されることが所望されるため、あるアイテムに複数のコンテナの中でアクセスすることができないことにより、複数の適切な分類を有するアイテムを正確な形でファイルすることが不可能になる。ユーザは、通常、ファイルされるべきアイテムの複製を作成し、所望に応じて、前記複製を追加のコンテナの中に格納することにより、この限界を免れるようにする。この技術は、2つの明らかな問題を有する。第1に、ファイルは、ファイルの場所とともにファイル名で識別されるため、1つのコンテナの中のファイルを更新すること、または変更することにより、対象ファイルのコピーを有するすべてのコンテナの中のファイルが、動的に更新される、かつ/または変更されることはない。第2に、同一のファイルの複数のコピーを保持することにより、貴重なメモリおよび/または格納スペースが消費される。
これとは対照的に、Webページは、ユニバーサルリソースロケータ(URL)によって定義される。より詳細には、URLは、Web上、または他の任意のネットワーク設備上のファイルに至る経路を定義する(例えば、ポイントする)アドレスである。Webページにアクセスするため、ブラウザを使用することができ、それにより、ユーザは、ブラウザに所望のURLを入力して、適切なページにナビゲートすることができる。また、URLをWebページ内に埋め込んで、他のページへのハイパーテキストリンクを提供することもできる。
URLは、プロトコルプレフィックス、ポート番号、ドメイン名、サブディレクトリ名、およびファイル名を含む。ポートアドレスは、一般に、既定値であり、めったに指定されない。Webページ上のホームページにアクセスするのに、プロトコルおよびドメイン名だけが要求される。例えば、http://www.abccompany.comにより、ABCカンパニーのWebサイトにおけるホームページを取り出すことができる。この例では、「http」が、Webプロトコルであり、www.abccompanyが、ドメイン名である。
ページが、別のディレクトリの中に格納された場合、またはホームページ以外のページが要求される場合、スラッシュを使用して、名前が分けられる。一般的なオペレーティングシステムにおけるパス名と同様に、サブディレクトリは、数レベルの深さであることが可能である。例えば、次の仮想のURLの構成要素を以下に説明する。
http://www.abccompany.com/clothes/shirts/formal.html。この例では、「clothes/」は、第1のレベルのサブディレクトリ名である。同様に、「shirts/」は、第2のレベルのサブディレクトリ名であり、「formal.html」は、ドキュメント名または目標Webページ名である。
一般的なデータファイルの場合と同様に、Webページは、WebページへのアクセスがWebページのロケーションに依存するため、欠陥がある。より詳細には、Webページが、1つのロケーションから別のロケーションに移動された場合、Webページは、運用できない状態にされる。さらに、慣用のオペレーティングシステムは、Webページの構造の特定の知識を保持すること、または有することがない。Webページ構造のこの知識を回収しようとする試みが行われてきたが、その試みは、エラーが生じやすく、不成功であった。というのは、Webページは、恣意的な形で構造化されていることが可能であり、カスタムコードを含むことが可能だからである。このため、すべてのリンクは、発見可能でない可能性がある。
したがって、関連付け、ポインタ、および/またはリンクに基づく編成技術を可能にするシステムおよび/または方法を提供する、相当な満たされていない必要性が存在する。リストの構造を特定することに関連して発見プロセスがトリビアルであるように、リストを構築するためのコア構造(construct)を提供することができる。同様に、セマンティクス(semantics)を機構に組み込むことができる。さらに、関連付け、ポインタ、および/またはリンクを動的に更新して、データを編成する、より包括的で、多機能な機構を提供するシステムの満たされていない必要性が存在する。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、静的データセットと動的データセットの対話を実現しデータを効率的かつ包括的に編成することができる、データを編成することを円滑にするシステムを提供することにある。
以下に、本発明の一部の態様の基本的な理解をもたらすために、本発明の簡略化した概要を提示する。この概要は、本発明の広範な概観ではない。この概要は、本発明の重要な/不可欠な要素を明らかにすること、または本発明の範囲を画定することを意図していない。この概要の唯一の目的は、後に提示するより詳細な説明の前置きとして、本発明のいくつかの概念を簡略化した形で提示することである。
最新のオペレーティングシステムは、ユーザが、ユーザのファイルをいれ子にされたコンテナの階層に編成することを可能にする、フォルダ機構またはディレクトリ機構を提供する。本発明は、本発明の様々な態様において、「リスト」コンテナタイプおよび「動的リスト」コンテナタイプを含む、データ編成の新たなファイルシステムおよび/またはファイル方法を対象とする。本発明の諸態様に関して、斬新な機能を有する、以上2つの追加のコンテナタイプを概説する。
本発明によれば、「リスト」は、フォルダに類似した、アイテムのコンテナであるが、フォルダ、または他のデータ構成要素が、任意の数のリストの中で出現することが可能である(これに対し、アイテムは、厳密に1つのフォルダの中で出現しなければならない)という点で、異なっている。この結果、リストは、任意の複雑さの(arbitrarily complex)関係グラフに構成することができる。リストの中のアイテムは、ユーザによって(またはソフトウェアプログラムによって)随意に選択されることが可能であり、プロパティを共通に有する必要はまったくない。「動的リスト」は、システムによってユーザのために自動的に構築され、保持されることが可能なファイル、またはデータ構成要素の集合である。動的リストのバックボーンは、クエリである。動作の際、システムは、ファイルストアに対してクエリを実行することができ、結果のファイルを参照する関連付けが、動的リストに追加される。ファイルが変更されて、クエリにもはや合致しないようになっている場合、そのファイルは、動的リストから削除される。各コンテナは、唯一の機能的役割を有し、それ以外で相互運用できないため、ユーザは、コンテナタイプを組み合わせて、フォルダだけを使用する格納システムにおいて可能なよりも、より柔軟性が高く、強力な編成を作成することができる。
本明細書で開示し、主張する本発明は、本発明の一態様では、データを編成することを円滑にする斬新なシステムを対象とする。システムは、任意の数の関連付け構成要素を含む関連付けストア構成要素を含む。関連付け構成要素は、1つまたは複数のデータ構成要素に関係する。システムは、データ構成要素のプロパティ(例えば、場所)に基づく関係を動的に保持する、関連付けマネージャをさらに含む。
別の態様では、システムは、データ構成要素のプロパティ(例えば、条件、状態)を判定することに関連してクエリを生成するクエリ構成要素を有する、関連付けマネージャを含むことが可能である。それに従って、関連付けマネージャ構成要素は、判定されたプロパティに基づいて、関連付け構成要素を更新することができる。クエリ構成要素を、プロパティの関数としての条件に基づいて、データ構成要素に問い合わせることに関連して使用することができる。
問い合わせを円滑にするため、クエリ構成要素は、規則ベースの機構を含むことが可能である。より詳細には、事前定義された基準を実施する規則を自動的にインスタンス化する規則エンジン構成要素を含めることができる。さらに、1つまたは複数のデータ構成要素に関して規則を適用して、1つまたは複数の関連付け構成要素を更新する、規則評価構成要素を提供することができる。規則ベースの機構群に加え、またはそれらの代りに、クエリ構成要素は、履歴上、および/または統計上の基準との関係でユーザの意図を自動的に推測し、かつ/または予測する人工知能(AI)機構群を使用することができる。
代替の態様では、関係の整合性を検証することにより、関連付け関係を保持することを円滑にする、アナライザ(analyzer)構成要素を提供することができる。アナライザ構成要素は、関連付けの整合性を調べる間、規則−AIベースの意思決定機構群を含むが、それらには限定されない、当技術分野で周知の任意の意思決定技術を使用することができる。さらに、アナライザ構成要素は、関連付けに関して、データ構成要素の整合性の変化をユーザに警報する、プロンプトを生成することができる。
以上の目的、および関連する目的を達するため、本発明の一部の例示的な態様を、以下の説明、および添付の図面に関連して説明する。ただし、それらの態様は、本発明の原理を使用することができる様々な形のいくつかだけを示し、本発明は、すべてのそのような態様、および均等の態様を含むものとする。本発明のその他の利点、および斬新な特徴は、本発明の以下の詳細な説明を図面と併せて考慮することで、明白となろう。
本発明によれば、静的データセットと動的データセットの対話を実現しデータを効率的かつ包括的に編成することができる。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。
本発明を次に、図面を参照して説明する。すべての図面で、同様の要素を指すのに同様の符号を使用している。以下の説明では、説明の目的で、本発明の徹底的な理解をもたらすために、多数の特定の詳細を提示する。しかし、それらの特定の詳細なしに、本発明を実施することができることが明白である可能性がある。その他、周知の構造群およびデバイス群は、本発明を説明するのを容易にするため、ブロック図で示す。
本出願で使用する、「構成要素」および「システム」という用語は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアである、コンピュータ関連エンティティを指すものとする。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることが可能であるが、以上には限定されない。例として、サーバ上で実行されているアプリケーションと、そのサーバがともに、構成要素であることが可能である。1つまたは複数の構成要素が、プロセス内部、および/または実行スレッド内部に存在することが可能であり、構成要素は、1つのコンピュータ上に局所化されること、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されることが可能である。
本明細書で使用する、「推測する」または「推測」という用語は、一般に、イベントおよび/またはデータを介して捉えられた観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態を推論する、または推測するプロセスを指す。推測を使用して、例えば、特定のコンテキストまたはアクションを明らかにすること、または諸状態にわたる確率分布を生成することができる。推測は、確率論的であること、つまり、データおよびイベントの考慮に基づく、関心対象の諸状態にわたる確率分布の計算であることが可能である。推測は、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構成するために使用される技術を指すことも可能である。そのような推測は、イベントが、時間的に近接して互いに関係しているか否か、イベントおよびデータが、1つのイベントまたはデータのソースに由来するか、いくつかのイベントまたはデータのソースに由来するかに関わらず、観察されたイベントおよび/または格納されたイベントデータのセットから、新たなイベントまたはアクションの構成をもたらす。
前述したとおり、周知のオペレーティングシステムは、ユーザが、ファイルを入れ子にされたコンテナの階層に編成して、アクセスすることを可能にするフォルダ技術またはディレクトリ技術を使用する。つまり、フォルダ機構およびディレクトリ機構は、データが、階層型の入れ子にされた、かつ/またはツリー様の構造に物理的に構成される技術に向けられている。これとは対照的に、本発明は、マッピング、およびその他の関連付け技術に基づく斬新なコンテナタイプ(例えば、リストおよび動的リスト)を導入する。
「リスト」は、マッピング識別子(例えば、関連付け)のコンテナであることが可能である。フォルダとは異なり、単一のファイルには、任意の数のリストの中で参照が行われ、アクセスが行われることが可能である。また、リストは、任意の複雑さの関係グラフに構成することができる。リストの中のアイテム(例えば、識別子)は、ユーザ、または他のアプリケーション(例えば、ソフトウェアプログラム)によって随意に選択されることが可能であり、プロパティを共通に有する必要はまったくない。
「動的リスト」は、ユーザのために、システムによって自動的に構築され、保持されるファイルの集合であることが可能である。動的リストは、クエリに基づくことが可能である。つまり、システムが、ファイルストアに対してクエリを実行して、それにより、結果のファイルに関連する識別子が動的リストに追加される。クエリ動作によれば、データコネクタの特性が変化した場合、そのようなデータ構成要素に対する関連付けが、更新される、変更される、または動的リストから削除されることが可能である。例として、データ構成要素が変化して、データ構成要素が、クエリの結果にもはや合致しない場合、システムは、その変化を反映するようにリストを動的に、かつ/または自動的に更新することができる。「リスト」および「動的リスト」を対象とする本発明の諸態様を以下に詳細に説明する。
「リスト」および「動的リスト」の一般的機能に加え、本発明は、本発明の様々な態様において、コンテナタイプの組合せを可能にするシステムおよび/または方法を提供する。例として、リストは、フォルダおよび動的リストに対応する識別子を含むことが可能である。代替として、フォルダが、リストおよび動的リストを含むことも可能である。さらに動的リストは、フォルダやリストへの識別子を含むことが出来る。本発明は、電子データ構成要素に対するリストおよび/または動的リストの関連付けを対象とするが、リストおよび動的リストは、当技術分野で知られる、任意のタイプのデータ構成要素、またはデータ構成要素に対する関連付けを含むことが可能であることを認識されたい。
各コンテナタイプ(例えば、リスト、動的リスト、フォルダ、ディレクトリ)は、固有の機能上の役割を有し、それ以外で、相互運用可能であるため、本発明は、ユーザが、コンテナタイプを組み合わせて、フォルダおよびディレクトリだけを使用するストレージシステムにおいて可能なよりも、柔軟性が高く、強力な編成を作成することを可能にする。本発明によれば、個々のデータ構成要素には、複数のコンテナ(例えば、リスト)を介して参照を行うことができる。例として、単一の「プロジェクト予算」ファイルが、1つは、参照されるプロジェクトに対応し、もう1つは、すべての最近の予算から成る複数のリストの中で出現することが可能である。同一のデータ構成要素は、「過去2日間に変更されたすべての予算」の動的リストの中で出現することも可能である。この動的リストは、ユーザが、時間が経つにつれてファイルを操作するにつれ、自動的に更新されることが可能である。3つすべての典型的なシナリオにおいて、プロジェクト予算の1つのコピーだけが、ファイルストアの中で保持されることが理解されよう。
本発明の諸態様によれば、関連付けコンテナ(例えば、リスト)が確立されることが可能であり、それにより、コンテナが、仮想関連付け構成要素(例えば、識別子)のセットによって表されることが可能である。各関連付け構成要素は、定義されたデータ構成要素にリンクされ、かつ/またはその構成要素をポイントすることが可能である。データ構成要素は、任意のロケーションのデータセット構成要素またはファイルシステムの中に格納することができる。単一のデータセット構成要素を開示する諸態様に関連して説明するが、いずれの単一のリストの中で参照されるデータ構成要素も、別々のデータセット、ファイルシステム、または非連続的な格納ロケーションに格納できることが理解されよう。
次に、図1を参照すると、本発明によるデータセットの編成および/または対話を円滑にするシステム100の態様の概略図が示されている。一般に、システム100は、関連付け構成要素104を内部に有する関連付けストア構成要素102を含むことが可能である。さらに、システム100は、関連付けマネージャ構成要素106、ならびにデータ構成要素110を内部に有するデータセット構成要素108を含むことが可能である。
関連付けストア構成要素102は、Mが整数である、関連付け構成要素1ないしMを含むことが可能である。関連付け構成要素1ないしMは、図示するとおり、関連付け構成要素104として一括して、または個々に参照することができる。本発明の諸態様によれば、関連付け構成要素104は、当技術分野で知られる任意のデータ関連付け技術を使用することができる。例として、関連付け構成要素104には、リンク、ハイパーリンク、ドライブマッピング、ポインタなどが含まれることが可能であるが、以上に限定されることは意図されない。
データセット構成要素108は、Nが整数である、データ構成要素1ないしNを含むことが可能である。データ構成要素1ないしNは、図示するとおり、データ構成要素110として一括して、または個々に参照することができる。本発明の諸態様によれば、データ構成要素110は、任意のタイプの電子アイテム、レコード、ファイル、ドキュメント、リンク、コンテナなどを含むことが可能である。さらに、データ構成要素110は、個々のデータ要素の任意のグループ化または関連付け(例えば、コンテナ)を含むことが可能である。例として、データ構成要素110は、ワードプロセッシングドキュメントを表すファイルであることが可能である。代替の実施形態では、データ構成要素110は、遠隔で格納されたデータファイルをポイントする、またはそれにリンクされるリンクまたはハイパーリンクであることが可能である。さらに別の態様では、データ構成要素110は、データ要素(例えば、フォルダ)の関連付け(例えば、リスト)または編集(compilation)の関連付けまたはグループ化を表すことも可能である。データセット構成要素108は、同一のタイプ、または異なるタイプの任意の数のデータ構成要素110を含むことが可能であることが、当業者には理解されよう。
関連付けマネージャ構成要素106は、関連付け構成要素104とデータ構成要素110の間の関係を生じさせ(effect)、管理することができる。例として、関連付けマネージャ構成要素106は、関係の整合性を検証することができ、適切である場合、特定の関連付け構成要素104とデータ構成要素110の間の関係を動的に保持することができる。適切な場合、関連付けマネージャ構成要素106は、関係の変化を反映するように、関連付け構成要素104を更新すること、変更すること、および/または削除することができる。代替の諸態様では、さらなる例として、関連付けマネージャ構成要素106は、規則エンジンの形態の意思決定機構を備えるように構成することができ、それにより、規則が、関連付け構成要素104に適用されて、データ構成要素110との関係の問い合わせが実施されることが可能である。代替の実施形態では、関連付け構成要素104に対するユーザの意図の推測に基づく問い合わせを実行するため、人工知能(AI)構成要素を単独で、または他の評価スキームとの組合せで使用することができる。それらの代替の諸態様を図9ないし図12に関連して、以下により詳細に説明する。
図2を参照すると、本発明の態様による流れ図が示されている。説明を簡単にする目的で、本明細書で、例えば、流れ図の形態で示す1つまたは複数の方法を、一連の動作として図示し、説明するが、本発明は、動作の順序によって限定されないことを理解し、認識されたい。というのは、一部の動作は、本発明によれば、本明細書で図示し、説明するのとは異なる順序で、かつ/または他の動作と同時に行われることが可能だからである。例えば、方法は、代替として、状態図におけるような、一連の互いに関係する状態またはイベントとして表されることも可能であることが、当業者には理解され、認識されよう。さらに、本発明による方法を実施するのに、例示するすべての動作が要求されるのではない可能性がある。
図2を再び参照し、202に進むと、ファイルシステムまたはデータストアが選択される。204で、関連付けの確立を開始するように、所望のデータ構成要素が選択されることが可能である。選択されると、206で、選択されたデータ構成要素が、マップされて、関係のあるデータ(例えば、ロケーション)が特定されて、対応する関連付け構成要素が生成される。208で、選択されたデータ構成要素に関係する関連付け構成要素が生成される。210で、別のデータ構成要素が関連付けリストに追加されることが、所望されるかどうかを決めるようにシステムがプロンプト指示することが可能である。所望される場合、システムは、202に戻り、追加のデータ構成要素が選択されることが可能である。図示するとおり、システムは、202に戻ることにより、ユーザが、追加のデータ構成要素に関する代替のファイルシステムロケーションを選択することができるようにすることが企図される。つまり、本システム/方法によれば、リストは、複数のロケーション(例えば、別々のファイルシステム)に存在するデータ構成要素を含むことが可能である。210で、別のデータ構成要素が所望されない場合、方法は、完了する。
図3は、リストと電子ファイルの間の典型的な関係を示す。この典型的な態様は、定義された数およびタイプのデータ構成要素および/またはコンテナを示すが、本発明の範囲および機能を逸脱することなく任意の数のデータ構成要素、および/または任意のタイプのコンテナを使用できることが認識されよう。図3を参照すると、2つの別個のリスト、すなわち、LIST1(302)およびLIST2(304)が示されている。前述したとおり、リストは、データ構成要素に対するリンクおよび/またはポインタを実質的に含むため、複数のリストを介して、単一のデータ構成要素に参照が行われ、したがって、アクセス可能である。例として、図3を参照すると、FILE1(306)は、LIST1(302)を介してだけアクセス可能である。しかし、図示するとおり、FILE2(308)は、リスト1(302)とLIST2(304)の両方を介してアクセス可能である。さらに、前述したとおり、LIST1(302)は、個別のリストメンバとしてLIST2(304)への関連付けを含む。つまり、FILE3(310)は、LIST(302)を介して直接にアクセス可能ではないが、アクセスすることができる。というのは、ファイル3(310)は、図示するとおり、LIST1(302)に関連するLIST2(304)の中で出現するからである。
図4は、リスト、電子ファイル、およびフォルダの間の別の典型的な関係を示す。図示するとおり、LIST1(402)は、FILE1(404)、FILE2(406)、およびFOLDER1(408)への参照を含むことが可能である。前述したとおり、FOLDER1(408)は、FILE1(404)のコピーを含むが、本発明によれば、このファイルの追加のコピーは、保持されない。前述したとおり、LIST1(402)の中に含まれる関連付けによれば、システムは、FILE1(404)のロケーションをマップして、FILE1(404)のロケーションをFOLDER1(408)として特定する。この理由で、単一のコピーだけが保持されればよく、アクセスは、複数のソース、すなわち、LIST1(402)およびFOLDER1(408)を介して実行されることが可能である。慣用のシステムは、データ構成要素の単一のコピーが、複数のフォルダの中に存在することを許さないことが認められよう。むしろ、慣用のシステムは、データ構成要素のコピーが、作成され、その後、別個のロケーションに格納されることを要求する。図4を参照すると、FILE1(404)は、FOLDER1(408)とFOLDER2(410)の中に同時に存在することはできない。この禁止が、図4に「X」で表される。
次に、図5を参照すると、本発明によるデータセットの編成および/または対話を円滑にするシステム500の代替の態様の概略図が示されている。一般に、システム500は、関連付け構成要素104を内部に有する関連付けストア構成要素102を含むことが可能である。さらに、システム500は、関連付けマネージャ構成要素502、ならびにデータ構成要素110を内部に有するデータセット構成要素108を含むことが可能である。関連付けストア構成要素102およびデータセット構成要素108は、図1に関連して前述したとおりであることを認識されたい。
図1に関連して説明したとおり、関連付けストア構成要素102は、Mが整数である、関連付け構成要素1ないしMを含むことが可能である。関連付け構成要素1ないしMは、関連付け構成要素104として一括して、または個々に参照することができる。本発明の諸態様によれば、関連付け構成要素104は、当技術分野で知られる任意のデータ関連付け技術を使用することができる。例として、関連付け構成要素104には、リンク、ハイパーリンク、ドライブマッピング、ポインタなどが含まれることが可能であるが、以上には限定されるとは意図されない。
さらに、データセット構成要素108は、Nが整数である、データ構成要素1ないしNを含むことが可能である。データ構成要素1ないしNは、図示するとおり、データ構成要素として一括して、または個々に参照することができる。本発明の諸態様によれば、データ構成要素110は、任意のタイプの電子アイテム、レコード、ファイル、ドキュメント、リンクなどを含むことが可能である。さらに、データ構成要素110は、個々のデータ要素の任意のグループ化または関連付け(例えば、コンテナ)を含むことが可能である。例として、データ構成要素110は、ワードプロセッシングドキュメントを表すファイルであることが可能である。代替の実施形態では、データ構成要素110は、遠隔で格納されたデータファイルをポイントする、またはそのようなファイルにリンクされたリンクまたはハイパーリンクであることが可能である。さらに別の態様では、データ構成要素110は、関連付け、または関連付けのグループ化(例えば、リスト)、またはデータ要素の編集(例えば、フォルダ)を表すことが可能である。データセット構成要素108は、同一タイプまたは異なるタイプの任意の数のデータ構成要素110を含むことが可能であることが、当業者には認識されよう。
上記の説明と同様に、関連付けマネージャ構成要素502を使用して、関連付け構成要素104とデータ構成要素110の間の関係を確立し、管理することができる。例として、関連付けマネージャ構成要素502は、現在の関係の整合性を検証することができ、適切な場合、特定の関連付け構成要素104とデータ構成要素110の間の関係を動的に保持することができる。適切な場合、関連付けマネージャ構成要素502は、関係の変化を反映するように、関連付け構成要素104を更新すること、変更すること、および/または削除することができる。
典型的な「動的リスト」態様によれば、図5を参照すると、関連付けマネージャ構成要素502が、関連付けの確立および更新を支援するクエリ構成要素504を含むことが可能であることが示されている。動作の際、クエリ構成要素504を使用して、現在の関連付けの状態を特定することができる。例えば、クエリ構成要素504を使用して、特定の目標データ構成要素が依然として、利用可能であるかどうかを判定することができる。目標構成要素が依然として、利用可能であるとクエリ構成要素504が判定した場合、関連付けの変更は、まったく行われない。しかし、目標構成要素が利用可能ではない場合、関連付けマネージャ構成要素502は、利用可能のそのような欠如を反映するように、関連付けストア構成要素102を変更し、かつ/または更新することができる(例えば、関連付け構成要素104を削除する、または変更する)。
代替の態様では、関連付けマネージャ構成要素502は、クエリ構成要素504を介して、問い合わせを使用して、関連付け構成要素104を確立するように構成することができる。例として、ユーザが、特定の期間中に作成されたイメージファイルにアクセスすることに関心があるものと想定する。この典型的な状況では、「動的リスト」を生成することができ、それにより、クエリ構成要素502を使用して、データセット構成要素108にアクセスし、事前定義された基準またはクエリを満たす特定のデータ構成要素110(例えば、特定の期間中に作成されたイメージファイル)を識別することができる。
図1に関連して説明したとおり、代替の諸態様では、さらなる例として、関連付けマネージャ構成要素502およびクエリ構成要素504は、規則エンジンの形態の意思決定機構を備えるように構成することができ、それにより、規則を適用して、データ構成要素110との関係の問い合わせを実行することができる。また、そのような意思決定機構を使用して、データセット構成要素のクエリを生成することができる。代替の実施形態では、関連付け構成要素104に対するユーザの意図の推測に基づく問い合わせを実行するため、AI構成要素を単独で、または他の評価スキームと組み合わせて使用することができる。それらの代替の諸態様を、図9〜図12に関連して、以下により詳細に説明する。
図6は、本発明のさらに別の態様を示す。一般に、システム600は、関連付けストア構成要素102、関連付けマネージャ構成要素502、およびデータセット構成要素108を含むことが可能である。以上の構成要素(102、502、108)は、図5に関連して説明したのと同一の、または同様の機能を有する。さらに、システム600は、アナライザ構成要素602を含む。アナライザ構成要素602を使用して、関連付け構成要素104の整合性を検証することができる。つまり、アナライザ構成要素602は、関連付け構成要素104と、対応するデータ構成要素(110)の間における関係の整合性の認証および/または確認を円滑にすることができる。これによれば、アナライザ構成要素602が、関連付けの整合性の変化を検出した場合、関連付けマネージャ構成要素502が、相応する形で、対象の関連付け構成要素104を更新する、変更する、または削除することができる。関連付けの整合性の変化が、アナライザ構成要素602によってまったく検出されなかった場合、対応する関連付け構成要素104は、変更されないままになる。
図7は、本発明の態様を使用することを容易にする典型的なUI700を示す図である。図示するとおり、表示されるコンテナの特定の入れ子およびタイトルを明らかにするタイトル702が示されている。ヘッダ704が、UI内部のナビゲーション上の次元(navigational dimension)を提供する。例として、図示するとおり、時系列の並べ替えを提供することができる(例えば、Dateを介して)。Type、Folder、Workspace、No Groupなどを含むが、以上には限定されない、その他のナビゲーション上の次元も提供することができる。
所望のデータ構成要素の選択を任意のやり方で実行することができる(例えば、手動または自動)。706で示すとおり、複数のコンテナにわたる複数のアイテムの選択を、本発明に従って実行することができることを理解されたい。図7のGUIは、現在のヘッダ選択によって動的に生成されるコンテナ308のサムネール、または他の表現を提供することに留意されたい。また、現在の選択に関係するコンテナおよびタスク710の表現も、GUI700によって提供されることが可能である。
さらに、現在の選択に基づく臨時のコンテナ712も提供されることが可能である。本発明によるコンテナの表現(例えば、708、712)は、任意の所望のやり方で配置することができることを理解されたい。例えば、図7に示すとおり、アドホックコンテナ表現712は、最新のドキュメントがスタックの一番上に表示されている、データ要素のスタックを表すサムネールの形態で提供されることが可能である。請求する本発明の範囲および機能を逸脱することなく、任意の表現を利用することができることを認識されたい。保存されると(persisted)、コンテナのサムネールイメージは、コンテナのストレージエリアの表現であることが可能なシェルフ(shelf)714上に表示されることが可能である。
図6に関連して前述したとおり、「動的リスト」は、クエリを使用して関連付けを明らかにすることができる。動的リスト機構にさらなるコンテキストを与えるため、図8は、クエリ構成要素を使用して、データ構成要素を明らかにし、関連付ける典型的な態様を示す。次に、図8を参照すると、動的リスト構成要素802が、クエリ構成要素804を含むことが可能である。この態様では、定義されたパラメータ、またはパラメータのセットに基づいて、動的リスト802が、クエリ構成要素804を使用して、対象のクエリに合致するデータ構成要素、またはデータ構成要素のセットを明らかにすることができる。動作の際、動的リスト構成要素802は、クエリ構成要素804を介して、定義されたパラメータのセットに従って、データベース806に問い合わせることができる。これに応答して、対象のクエリに合致するデータ構成要素またはファイル(例えば、808、810、812)が明らかにされることが可能である。次に、動的リスト構成要素は、マップすることができ、これにより、明らかにされたデータ構成要素(例えば、808、810、812)へのアクセスを実行するために、関連付け構成要素(図示せず)を確立することができる。
さらなる例として、前述したとおり、ユーザが、「過去2日間に変更されたすべての予算」にアクセスすることに関心があるものと想定する。クエリ構成要素804を使用してデータベース806にアクセスし、そのようなクエリに合致するファイル(例えば、804、808、810)を戻すことができる。前述したとおり、クエリ構成要素804および/またはアナライザ構成要素(図6)は、代替の意思決定技術を使用することもできる。より詳細には、規則および/または人口知能ベースの技術を、クエリ構成要素および/またはアナライザ構成要素の自動化の諸態様と組み合わせて使用することができる。それらの代替の諸態様を、図9〜図12に関連してより詳細に説明する。
次に、図9を参照すると、クエリ構成要素502(図5)の代替の態様が示されている。より詳細には、クエリ構成要素502は、一般に、規則エンジン構成要素902および規則評価構成要素904を含む。この代替の態様によれば、実施スケジュール(例えば、規則)を適用して、クエリを定義し、かつ/または実施することができる。規則ベースのインプリメンテーションは、データストアのクエリを自動的に、かつ/または動的に定義し、実施することができることが認識されよう。これに応答して、規則ベースのインプリメンテーションは、任意の所望の基準(例えば、ファイルタイプ、ファイルサイズ、ハードウェア特性)に基づく事前定義された、かつ/またはプログラミングされた規則を使用することにより、結果の中に含まれるデータ構成要素を選択することができる。
例として、ユーザは、好ましいタイプのファイル(例えば、音楽)のクエリを実施する規則を確立することができる。この典型的な態様では、規則は、目標とされるデータストアまたはソースロケーションからのすべての音楽ファイルを選択するように構築することができる。したがって、データ構成要素の結果セットを、所望に応じて、獲得し、プレビューし、かつ/または操作することができる。最終決定されると、コンテナ(例えば、動的リスト)が生成され、所望のロケーションおよび/またはデバイスに格納されることが可能である。本発明に従って利用される明細のいずれも、プログラミングして、規則ベースの実施スキームにすることができることが認識されよう。
図9の典型的な態様では、規則エンジン構成要素902は、ユーザが定義した選好に従ってプログラミングされる、または構成されることが可能である。また、特定のハードウェア構成に従って、またはソフトウェアアプリケーションに従って、規則を確立することができる。例えば、デバイスの特定のメモリ容量および/またはディスプレイに従って、規則を構築することができる。つまり、前述したとおり、規則は、ハードウェアデバイス(例えば、表示機構)の特定の限界を考慮に入れて確立することができる。このため、一態様では、特定のハンドヘルドデバイスが、低いメモリ容量を有する場合、事前定義されたサイズ閾値を超えるファイルを無視し、関連付けないように規則を生成することができる。
規則評価構成要素904が、規則の適用を円滑にする。規則評価構成要素904の出力に基づいて、クエリ構成要素502が、結果を戻すことができ、前述したとおり、動的リスト構成要素による適切な関連付けの確立が実行される。
クエリ構成要素502の別の代替の態様の概略図が、図10に示されている。図9に関連して説明した規則ベースの構成要素に加え、またはそのような構成要素の代りに、クエリ構成要素502は、人口知能(AI)エンジン構成要素1002およびAI評価構成要素1004を含むことが可能である。
この態様によれば、オプションのAIエンジン構成要素1002およびAI評価構成要素1004は、クエリ構成要素502の様々な態様を自動的に構成し、かつ/または実施することを円滑にすることができる。AI構成要素1002、1004は、オプションとして、所与の時点および状態において実行されるべき意図されるアクションを推測することを円滑にするように、推測ベースのスキームをある程度、利用するAI構成要素の自動化された諸態様をさらに強化することができる推測構成要素(図示せず)を含むことが可能である。本発明のAIベースの諸態様は、任意の適切な機械学習ベースの技術、および/または統計ベースの技術、および/または確率論ベースの技術を介して実施されることが可能である。
代替の態様では、図10にさらに示すとおり、対象のクエリ構成要素502は(例えば、定義パラメータ、フィルタリング結果に関連して)、オプションとして、様々な人工知能ベースのスキームを、その様々な態様を自動的に実行するために使用することができる。具体的には、人工知能プロセス(例えば、信頼度、推測)に基づいて本発明の諸態様を実施するように、人工知能エンジン構成要素1002および人工知能評価構成要素1004をオプションとして、提供することができる。例えば、データストアの内容、および目標デバイスタイプに基づいて動的リストのメンバ(例えば、データ構成要素)を特定するためのプロセスを、自動的な分類子システム−プロセスを介して、円滑にすることができる。さらに、オプションの人工知能エンジン構成要素1002および人工知能評価構成要素1004を使用して、ハードウェア規格に従ってクエリを行う自動化されたプロセスを円滑にすることができ、それにより、特定のタイプに対応するデータファイルが、特定のパラメータが満たされる限り、特定のコンテナ(例えば、リスト)に関連付けられることが可能である。
分類子は、入力属性ベクトル、x=(x1、x2、x3、x4、xn)を、その入力があるクラスに属する信頼度にマップする関数、つまり、f(x)=信頼度(クラス)である。そのような分類は、確率論的、かつ/または統計ベースの分析を使用して(例えば、分析の効用および費用を考慮に入れて)、ユーザが自動的に実行されることを所望するアクションを予測する、または推測することができる。例えば、データ構成要素関連付けのケースでは、属性は、ファイルタイプ、またはファイルタイプまたは内容から導出された他のデータ固有の属性であることが可能であり、クラスは、カテゴリ、または関心対象の領域であることが可能である。
サポートベクトルマシン(SVM)が、使用することができる分類子の実施例である。SVMは、可能な入力の空間内でハイパサーフィス(hypersurface)を見つけることによって機能し、このハイパサーフィスは、トリガ基準を非トリガイベントから分けようと試みる。直観的に、これは、訓練データに近いが、同一ではない試験データに関して、分類を正しくする。他の有向モデル分類アプローチおよび無向モデル分類アプローチには、例えば、ナイーブベイズ(naive Bayes)、ベイズ(Bayesian)ネットワーク、デシジョンツリー(decision tree)が含まれ、異なる独立性パターンをもたらす確率論的な分類モデルを使用することができる。本明細書で使用する分類は、優先順位のモデルを開発するのに利用される統計回帰も含む。
本明細書から容易に理解されるとおり、本発明は、明示的に訓練された(例えば、一般的な訓練データを介して)分類子も、暗示的に訓練された(例えば、ユーザの行動を観察し、外来的な情報を受け取ることを介して)分類子も使用することができる。例えば、SVMは、分類子コンストラクタ(constructor)−特徴選択モジュール内部の学習段階または訓練段階を介して構成することができる。つまり、エキスパート(expert)システム、ファジー理論、サポートベクトルマシン、グリーディサーチ(greedy search)アルゴリズム、規則ベースのシステム、ベイズモデル(例えば、ベイズネットワーク)、ニューラルネットワーク、他の非線形訓練技術、データ融合、効用ベースの分析システム、ベイズモデルを使用するシステムなどの使用が、企図され、本明細書に添付する特許請求の範囲の範囲内に含まれるものとする。
AIのその他のインプリメンテーションは、学習された、または予測されたユーザの意図に基づいて、システムが、関連付けストアに追加で含めることをプロンプト指示することができる、代替の態様を含むことも可能である。同様に、オプションのAI構成要素が、コレクション(collection)(例えば、動的リスト)からアイテムを削除するようにユーザにプロンプト指示することも可能である。さらに、AIを使用して、ファイル、またはその他のデータ構成要素の共通性を探索することができる。
図11および図12は、アナライザ構成要素に適用される、前述したのと同様な規則ベースの構成要素、およびAIベースの構成要素を示す。代替のアナライザ構成要素602は、規則エンジン構成要素1102および規則評価構成要素1104を使用する。同様に、図12は、AI判定ベースの機構(1202、1204)を使用するアナライザ構成要素602の代替の態様を示す。より詳細には、図12は、アナライザ構成要素602内部に含まれるAIエンジン構成要素およびAI評価構成要素を示す。図11および図12のアナライザ構成要素を自動化することに関連して示す規則ベースの意思決定機構、およびAIベースの意思決定機構は、図9および図10に関連して前述したものと同一の機能および/または類似の機能を有することを認識されたい。
次に、図13を参照すると、本発明の態様による流れ図が示されている。具体的には、この流れ図は、動的リストを作成すること、および/または維持すること(例えば、更新すること、変更すること)に関連するクエリプロセスおよびアナライザプロセスの典型的な方法を示す。1302で、特定のリスト構成要素が選択される。典型的な方法は、既存のリストが、より早期の時点で作成されているものと想定することを理解されたい。次に1304で、クエリが、目標のファイルシステムまたはデータストアに対して実行される。前述したとおり、クエリは、ユーザが定義した基準に基づくこと、および/または、代替として、規則ベースの基準および/またはAIベースの基準に基づくことが可能である。
1306で、クエリの結果が戻され、1308で、元のリスト(例えば、関連付け)に対して照合される。1308で、戻された結果が元のリストと合致しないという判定が行われた場合、リストは、1310で、クエリ結果に従ったリストに対する更新、変更、および/または削除を反映するように更新される。反対に、結果が、元のクエリと合致した場合、図13に示すとおり、リストは更新されない。
図14を参照すると、本発明の態様による典型的なコンピューティング環境の概略ブロック図が示されている。具体的には、例示されたシステム1400が、関連付け構成要素104を内部に含まれる関連付けストア構成要素102を含む。さらに、システム1400は、関連付けマネージャ構成要素106、ならびにデータ構成要素110を内部に有するデータセット構成要素108を含む。以上の構成要素は、図1に関連して前述したのと同一の機能を有することが可能である。さらに、例示したシステム1400は、通信フレームワーク1402を使用し、これにより、関連付けストア構成要素102および/または関連付けマネージャ構成要素106は、目標データ(例えば、データセット構成要素108)から遠隔にあることが可能である。
例として、ポータブルデバイス(例えば、MP3対応プレーヤ)が、関連付け構成要素102、104、106を収容するものと想定する。リストをポータブルデバイス上に保存することができ、それにより、実際のデータ(例えば、データセット構成要素108)に、有線機構または無線機構(例えば、通信フレームワーク1402)を介してアクセスすることができることが認識されよう。通信フレームワーク1402は、当技術分野で知られている任意の通信技術(有線および/または無線)を使用することができる。例えば、通信フレームワーク1402には、Bluetooth(商標)、赤外線(IR)、Wi−Fi、イーサネット(登録商標)などが含まれることが可能であるが、以上には限定されない。
次に、図15を参照すると、開示するアーキテクチャを実行するように動作可能なコンピュータのブロック図が示されている。本発明の様々な態様に関する追加のコンテキストを提供するため、図15、および以下の説明は、本発明の様々な態様を実施することができる適切なコンピューティング環境1500の簡単な一般的説明を提供することを目的とする。本発明は、1つまたは複数のコンピュータ上で実行されることが可能なコンピュータ実行可能命令の一般的な状況で以上に説明したが、本発明は、他のプログラムモジュール群と組み合わせて、かつ/またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして実施することもできることが、当業者には認識されよう。
一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、構成要素、データ構造などが含まれる。さらに、本発明の方法は、1つまたは複数の関連するデバイスにそれぞれが動作上、結合されることが可能な、単一プロセッサまたはマルチプロセッサのコンピュータシステム、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ならびにパーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、マイクロプロセッサベースの家庭用電化製品、またはプログラマブル家庭用電化製品などを含む、他のコンピュータシステム構成で実施することもできることが、当業者には認識されよう。
本発明の例示する諸態様は、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイス群によって一部のタスクが実行される、分散コンピューティング環境において実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュール群は、ローカルメモリ記憶装置とリモートメモリ記憶装置の両方の中に配置することができる。
コンピュータは、通常、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることが可能であり、揮発性媒体と不揮発性媒体、リムーバブルな媒体とリムーバブルでない媒体がともに含まれる。例として、限定としてではなく、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を含むことが可能である。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどの情報を格納するために任意の方法または技術で実装された、揮発性媒体と不揮発性媒体、リムーバブルな媒体とリムーバブルでない媒体がともに含まれる。コンピュータ記憶媒体には、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD(compact disc)−ROM、デジタルビデオディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を格納するのに使用することができ、コンピュータがアクセスすることができる他の任意の媒体が含まれるが、以上には限定されない。
通信媒体は、通常、搬送波などの変調されたデータ信号、または他のトランスポート機構で、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータを実現し、あらゆる情報配信媒体が含まれる。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内に情報を符号化するような形で、特性の1つまたは複数が設定された、または変更された信号を意味する。例として、限定としてではなく、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音響媒体、RF(radio frequency)媒体、赤外線媒体、およびその他の無線媒体などの無線媒体が含まれる。以上の媒体のいずれかの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められなければならない。
図15を再び参照すると、コンピュータ1502を含む本発明の様々な態様を実施するための典型的な環境1500が示されており、コンピュータ1502は、プロセッサ1504、システムメモリ1506、およびシステムバス1508を含む。システムバス1508は、システムメモリ1506からプロセッサ1504までを含むが、以上には限定されないシステム構成要素を結合する。プロセッサ1504は、様々な市販のプロセッサのいずれであることも可能である。デュアルマイクロプロセッサ、またはその他のマルチプロセッサアーキテクチャも、プロセッサ1504として使用することができる。
システムバス1508は、様々な市販のバスアーキテクチャのいずれかを使用するメモリバス(メモリコントローラを有する、または有さない)、周辺バス、およびローカルバスとさらに互いに接続されることが可能ないくつかのタイプのバス構造のいずれであることも可能である。システムメモリ1506は、読み取り専用メモリ(ROM)1510およびランダムアクセスメモリ(RAM)1512を含む。BIOS(Basic Input/Output System)が、ROM、EPROM(erasable programmable read-only memory)、EEPROMなどの不揮発性メモリ1510の中に格納され、このBIOSは、起動中などに、コンピュータ1502内部の要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含む。RAM1512は、データをキャッシュするためのスタティックRAMなどの高速RAMを含むことも可能である。
コンピュータ1502は、適切なシャーシ(chassis)(図示せず)内に外部使用のために構成されることも可能である、内部ハードディスクドライブ(HDD)1514(例えば、EIDE(enhanced integrated drive electronics)、SATA(Serial advanced technology attachment))、磁気フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)1516(例えば、リムーバブルなディスケット1518に対して読み取りまたは書き込みを行う)、および光ディスクドライブ1520(例えば、CD−ROMディスク1522を読み取る、またはDVDなどの他の大容量光媒体に対して読み取りまたは書き込みを行う)をさらに含む。ハードディスクドライブ1514、磁気ディスクドライブ1516、および光ディスクドライブ1520は、それぞれ、ハードディスクドライブインタフェース1524、磁気ディスクドライブインタフェース1526、および光ドライブインタフェース1528で、システムバス1508に接続することができる。外部ドライブ実装のためのインタフェース1524には、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェース技術とIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394インタフェース技術の少なくともどちらか、または両方が含まれる。
これらのドライブ、および関連するコンピュータ可読媒体により、データ、データ構造、コンピュータ実行可能命令などの不揮発性ストレージが提供される。コンピュータ1502のため、ドライブ群および媒体は、適切なデジタル形式の任意のデータの格納に対応する。以上のコンピュータ可読媒体の説明は、HDD、リムーバブルな磁気ディスケット、ならびにCDまたはDVDなどのリムーバブルな光媒体について述べたが、Zipドライブ、磁気カセット、フラッシュメモリカード、カートリッジなどの、コンピュータが読み取ることができる他のタイプの媒体も、典型的な動作環境において使用できること、さらに、いずれのそのような媒体も、本発明の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を含むことが可能であることが、当業者には認識されよう。
オペレーティングシステム1530、1つまたは複数のアプリケーションプログラム1532、その他のプログラムモジュール1534、およびプログラムデータ1536を含め、いくつかのプログラムモジュールをドライブ群、およびRAM1512の中に格納することができる。オペレーティングシステム、アプリケーション群、モジュール群、および/またはデータのすべて、または諸部分をRAM1512の中にキャッシュすることもできる。本発明は、様々な市販のオペレーティングシステム、またはオペレーティングシステムの組合せを使用して実施することができることが認められよう。
ユーザは、1つまたは複数の有線/無線入力デバイス、例えば、キーボード1538や、マウス1540などのポインティングデバイスを介して、コマンドおよび情報をコンピュータ1502に入力することができる。その他の入力デバイス群(図示せず)には、マイク、IR(infrared)リモコン、ジョイスティック、ゲームパッド、スタイラスペン、タッチスクリーンなどが含まれることが可能である。以上、およびその他の入力デバイスは、しばしば、システムバス1508に結合された入力デバイスインタフェース1542を介してプロセッサ1504に接続されるが、パラレルポート、IEEE1394シリアルポート、ゲームポート、USBポート、IRインタフェースなどの他のインタフェース群で接続することもできる。
モニタ1544、または他のタイプのディスプレイデバイスも、ビデオアダプタ1546などのインタフェースを介して、システムバス1508に接続される。モニタ1544に加え、コンピュータは、通常、スピーカ、プリンタなどの他の周辺出力デバイス群(図示せず)も含む。
コンピュータ1502は、リモートコンピュータ1548などの、1つまたは複数のリモートコンピュータに対する有線通信および/または無線通信を介する論理接続を使用する、ネットワーク化された環境において動作することができる。リモートコンピュータ1548は、ワークステーション、サーバコンピュータ、ルータ、パーソナルコンピュータ、ポータブルコンピュータ、マイクロプロセッサベースのエンターテイメント機器、ピアデバイス、または他の一般的なネットワークノードであることが可能であり、通常、コンピュータ1502に関連して説明した要素の多く、またはすべてを含むが、簡潔にするため、メモリ記憶装置1550だけを示している。示した論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)1552、および/またはより大型のネットワーク、例えば、ワイドエリアネットワーク(WAN)1554に対する有線/無線接続を含む。そのようなLANおよびWANのネットワーキング環境は、オフィスおよび企業で一般的であり、地球規模の通信ネットワーク、例えば、インターネットにすべて接続することができる、イントラネット群などの企業全体のコンピュータネットワーク群を円滑にする。
LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ1502は、有線および/または無線の通信ネットワークインタフェースまたは通信ネットワークアダプタ1556を介して、ローカルネットワーク1552に接続される。アダプタ1556は、無線アダプタ1556と通信するために配置された無線アクセスポイントも含むことが可能な、LAN1552への有線または無線の通信を円滑にすることができる。WANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ1502は、モデム1558を含むことが可能であり、あるいは、WAN1554上の通信サーバに接続され、あるいは、インターネットを介するなど、WAN1554を介して通信を確立するための他の手段を有する。内部または外部の有線または無線のデバイスであることが可能なモデム1558は、シリアルポートインタフェース1542を介して、システムバス1508に接続される。ネットワーク化された環境では、コンピュータ1502に関連して示したプログラムモジュール群、またはプログラムモジュール群の諸部分は、リモートメモリ/記憶装置1550の中に格納することができる。図示したネットワーク接続は、典型的であり、コンピュータ間で通信リンクを確立する他の手段も使用できることが認識されよう。
コンピュータ1502は、無線通信するように動作上、配置された任意の無線デバイスまたは無線エンティティ、例えば、プリンタ、スキャナ、デスクトップコンピュータおよび/またはポータブルコンピュータ、ポータブルデータアシスタント、通信サテライト、無線で検出可能なタグに関連する任意の設備または場所(例えば、キオスク、新聞雑誌売り場、トイレ)、および電話機と通信するように動作可能である。これは、少なくともWi−Fi無線技術およびBluetooth(商標)無線技術を含む。このため、通信は、慣用のネットワークの場合と同様に、事前定義された構造であること、または単に、少なくとも2つのデバイス間の臨時の通信であることが可能である。
Wi−Fi、つまりWireless Fidelityは、自宅の長いす、ホテルの部屋のベッド、または職場の会議室からのインターネットへの接続を、配線なしで可能にする。Wi−Fiは、そのようなデバイス、例えば、コンピュータが、基地局の範囲内のどこでも、屋内および屋外でデータを送受信することができるようにする、セル電話のような無線技術である。Wi−Fiネットワークは、IEEE802.11(a、b、gなど)と呼ばれる無線技術を使用して、セキュリティで保護された信頼できる高速の無線接続を提供する。Wi−Fiネットワークを使用して、コンピュータを互いにも、インターネットにも、有線ネットワーク(IEEE802.3またはイーサネット(登録商標)を使用する)にも接続することができる。Wi−Fiネットワークは、無許可の2.4GHzおよび5GHzの無線帯域で、例えば、11Mbps(802.11a)または54Mbps(802.11b)のデータ転送速度で動作するか、または両方の帯域(デュアルバンド)を含む製品群で動作して、ネットワークが、多くのオフィスで使用される基本的な10BaseT有線イーサネット(登録商標)網と同様の現実世界パフォーマンスを提供することができるようにする。
次に、図16を参照すると、本発明による典型的なコンピューティング環境1600の概略ブロック図が示されている。システム1600は、1つまたは複数のクライアント1602を含む。クライアント1602は、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)であることが可能である。クライアント1602は、例えば、本発明を使用することにより、クッキーおよび/または関連するコンテキスト情報を収容することができる。システム1600は、1つまたは複数のサーバ1604も含む。サーバ1604も、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(例えば、スレッド、プロセス、コンピューティングデバイス)であることが可能である。サーバ1604は、例えば、本発明を使用することによって変換(transformations)を実行するスレッドを収容することができる。クライアント1602とサーバ1604の間における1つの可能な通信は、2つ以上のコンピュータプロセス間で伝送されるように適合されたデータパケットの形態であることが可能である。データパケットは、例えば、クッキーおよび/または関連するコンテキスト情報を含むことが可能である。システム1600は、クライアント1602とサーバ1604の間における通信を円滑にするのに使用することができる通信フレームワーク1606(例えば、インターネットなどの地球規模の通信ネットワーク)を含む。
通信は、有線技術(光ファイバを含む)および/または無線技術を介して円滑にすることができる。クライアント1602は、クライアント1602にローカルな情報(例えば、クッキーおよび/または関連するコンテキスト情報)を格納するのに使用することができる、1つまたは複数のクライアントデータストア1608に動作上、接続される。同様に、サーバ1604は、サーバ1604にローカルな情報を格納するのに使用することができる1つまたは複数のサーバデータストア1610に動作上、接続される。
以上に説明してきたことに、本発明の実施例が含まれる。もちろん、本発明を説明する目的で、構成要素および方法の考えられるすべての組合せを説明することは不可能であるが、本発明の多くのさらなる組合せおよび並べ替えが可能であることが、当業者には認識されよう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲の中に含まれるすべてのそのような代替形態、変更形態、および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(includes)」という用語が、詳細な説明または特許請求の範囲で使用される限り、そのような用語は、特許請求の範囲における移行の語(transitional word)として使用される場合に解釈される「備える(comprising)」という用語と同様の形で、包含的であるものとする。
本発明の態様による関連付けを生成するシステムを示す全体的な構成要素ブロック図である。 開示する態様による関連付けを作成する手続きを示す典型的な流れ図である。 本発明の態様によるリストとファイルの間の典型的な関連付けを示す全体的なブロック図である。 本発明の態様によるリスト、ファイル、およびフォルダの間の典型的な関連付けを示す全体的なブロック図である。 本発明の態様によるクエリ構成要素を利用して関連付けを生成するためのシステムを示す全体的な構成要素ブロック図である。 本発明の態様によるクエリ−アナライザ構成要素を利用して関連付けを生成し、保持するためのシステムを示す全体的な構成要素ブロック図である。 本発明の態様を円滑にする典型的なユーザインタフェースを示す図である。 本発明の代替の態様による動的リスト−クエリ構成要素を例示するネットワークアーキテクチャの図である。 本発明の態様による規則ベースの機構群を含むクエリ構成要素を示す図である。 本発明の態様による人口知能ベースの機構群を含むクエリ構成要素を示す図である。 本発明の態様による規則ベースの機構群を含むアナライザ構成要素を示す図である。 本発明の態様による人口知能ベースの機構群を含むアナライザ構成要素を示す図である。 開示する態様による関連付けを作成し、保持する手続きを示す典型的な流れ図である。 本発明の態様による典型的なコンピューティング環境を示す構成要素図である。 開示するアーキテクチャを実行するように動作するコンピュータを示すブロック図である。 本発明の態様による典型的なコンピューティング環境を示す概略ブロック図である。
符号の説明
102 関連付けストア構成要素
104 関連付け構成要素
106 関連付けマネージャ構成要素
108 データセット構成要素
110 データ構成要素

Claims (45)

  1. データを編成することを円滑にするシステムであって、
    1つまたは複数のデータ構成要素に対する関係を有する1つまたは複数の関連付け構成要素を有する関連付けストア構成要素と、
    前記1つまたは複数のデータ構成要素のプロパティに基づいて前記関係を動的に保持する関連付けマネージャ構成要素と
    を備えたことを特徴とするシステム。
  2. 前記プロパティは、前記関係する1つまたは複数のデータ構成要素のロケーションであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記関連付けマネージャ構成要素は、前記1つまたは複数のデータ構成要素の前記プロパティを特定することに関連して使用されるクエリを生成するクエリ構成要素を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記関連付けマネージャ構成要素は、前記特定されたプロパティに基づいて、前記1つまたは複数の関連付け構成要素を更新することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 請求項3に記載のシステムを使用することを特徴とするユーザインタフェース。
  6. 前記クエリ構成要素は、
    事前定義された基準を実施する規則のインスタンスを自動的に作成する規則エンジン構成要素と、
    前記1つまたは複数のデータ構成要素に関して前記規則を適用して、前記1つまたは複数の関連付け構成要素を更新する規則評価構成要素と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  7. 前記クエリ構成要素は、履歴上のユーザ基準の関数としてユーザの意図を予測する人工知能構成要素を含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  8. 前記人工知能構成要素は、特性に関する前記予測されたユーザの意図の関数として、前記1つまたは複数のデータ構成要素の自動的更新を円滑にする推測構成要素を含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記推測構成要素は、前記自動的更新を実行する際、効用ベースの分析を使用することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  10. 前記1つまたは複数の関連付け構成要素の整合性を検証するアナライザ構成要素をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  11. 前記アナライザ構成要素は、前記1つまたは複数のデータ構成要素の前記プロパティの変化を警報するプロンプトを生成することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 前記アナライザ構成要素は、
    事前定義された基準を実施する規則のインスタンスを自動的に作成する規則エンジン構成要素と、
    前記1つまたは複数のデータ構成要素に関して前記規則を適用して、前記1つまたは複数の関連付け構成要素に問い合わせを行う規則評価構成要素と
    を備えたことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記アナライザ構成要素は、履歴上のユーザ基準の関数としてユーザの意図を予測する人工知能構成要素を含むことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記人工知能構成要素は、特性に関する前記予測されたユーザの意図の関数として、前記1つまたは複数のデータ構成要素に問い合わせを行うことを円滑にする推測構成要素を含むことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記推測構成要素は、前記自動的更新を実行する際、効用ベースの分析を使用することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記推測構成要素は、統計ベースの分析を使用して、ユーザが自動的に実行されることを所望するアクションを推測することを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 前記関連付け構成要素は、前記1つまたは複数のデータ構成要素から遠隔に位置することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  18. 請求項1に記載のシステムを使用することを特徴とするデスクトップコンピューティングシステム。
  19. 請求項1に記載のシステムを使用することを特徴とするポータブルコンピューティングデバイス。
  20. 請求項1に記載の構成要素群を格納していることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  21. 前記1つまたは複数のデータ構成要素の少なくとも1つは、電子ファイルであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  22. 前記1つまたは複数のデータ構成要素の少なくとも1つは、動的リストであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  23. 前記1つまたは複数のデータ構成要素の少なくとも1つは、フォルダであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  24. データを編成するための方法であって、
    関連付け構成要素をデータ構成要素に関係付けるステップと、
    前記データ構成要素のプロパティに基づいて、前記関係を動的に保持するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  25. 前記プロパティは、ロケーションであることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記データ構成要素の前記プロパティを特定するのに使用されるクエリを生成するステップをさらに備えることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 前記特定されたプロパティに基づいて、前記関連付け構成要素を更新するステップをさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記関連付け構成要素の前記更新を特定する規則を適用するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記関連付け構成要素の前記更新を特定するユーザの意図を予測するステップをさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 前記プロパティの関数として、前記プロパティに基づいて前記データ構成要素に問い合わせを行うステップをさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  31. 前記関連付け構成要素の整合性を検証するステップをさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  32. 前記データ構成要素の前記プロパティの変化のプロンプト指示を行うステップをさらに備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 前記データ構成要素の前記プロパティの前記変化を特定する規則を提供するステップをさらに備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 前記データ構成要素の前記プロパティの前記変化を特定するユーザの意図を予測するステップをさらに備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  35. 前記データ構成要素は、データファイルであることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  36. 前記データ構成要素は、関係であることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  37. 請求項24に記載の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を格納していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  38. データを編成することを円滑にするシステムであって、
    データ構成要素に関連付け構成要素を関係付けるための手段と、
    前記関係付けを動的に保持するための手段と
    を備えたことを特徴とするシステム。
  39. 前記関係のプロパティを特定し、前記プロパティに従って前記関連付け構成要素を自動的に更新するための手段をさらに備えたことを特徴とする請求項38に記載のシステム。
  40. 前記関係を分析し、前記プロパティの変化に従ってプロンプトを生成するための手段をさらに備えたことを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  41. 関係付けるための前記手段は、規則ベースの動作であることを特徴とする請求項38に記載のシステム。
  42. 関係付けるための前記手段は、人工知能動作であることを特徴とする請求項38に記載のシステム。
  43. データストアを探索し、クエリを満たす1つまたは複数のデータ構成要素を検出するクエリ構成要素と、
    前記1つまたは複数のデータ構成要素を参照する複数の識別子を有するリスト構成要素と、
    前記クエリに従って前記識別子を動的に保持する関連付けマネージャ構成要素と
    を備えたことを特徴とするデータ編成システム。
  44. 前記クエリ構成要素は、クエリ動作を自動化する規則ベースの機構をさらに含むことを特徴とする請求項43に記載のシステム。
  45. 前記クエリ構成要素は、推測に基づいてクエリ動作を自動化するAIベースの機構をさらに含むことを特徴とする請求項43に記載のシステム。
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