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JP2006101655A - 指針駆動装置の選別方法および指示計器 - Google Patents

指針駆動装置の選別方法および指示計器 Download PDF

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JP2006101655A
JP2006101655A JP2004286666A JP2004286666A JP2006101655A JP 2006101655 A JP2006101655 A JP 2006101655A JP 2004286666 A JP2004286666 A JP 2004286666A JP 2004286666 A JP2004286666 A JP 2004286666A JP 2006101655 A JP2006101655 A JP 2006101655A
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stepping motor
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Shinji Hamano
伸司 浜野
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 ステッピングモータの回転出力を減速ギア機構を介して指針に伝達する指針駆動装置において、ストッパによってマグネットロータの回転が停止されたときのマグネットロータの着磁位置と励磁コイルとの位置関係がオーバー帰零処理に適したものを選別する。
【解決手段】 選別に先立って指針を目盛0位置に帰零させる(S11)。予め設定した初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を電気角で−3π+α(αはπ/2よりも小さな値)分だけ供給して(S12)、−3π+αの電気角出力を保持する(S13)。選別用スイッチが操作されると(S14)、−3π+α〜−3π−αの選別用オーバー帰零信号を供給し(S15)、−3π±αの間に指針4が跳ね上がった場合はオーバー帰零不適合と判定する(S16,S17)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ステッピングモータの回転出力を減速ギア機構を介して指針に伝達する指針駆動装置(ステッピングモータユニット)の選別方法および指示計器に係り、詳しくは、ストッパによってマグネットロータの回転が停止されたときのマグネットロータの着磁位置と励磁コイルとの位置関係がオーバー帰零処理に適したものを選別する方法および指示計器に関する。
ステッピングモータを指針の駆動源として用いる指示計器では、脱調リセットを行なうために、指針を帰零位置に向け回動させストッパによって指針を帰零位置で停止させることで、指針の基準位置を設定している。指針が帰零位置に達した以降も交流帰零信号を供給すると、指針がストッパから跳ね上がる現象が発生する(特許文献1参照)。
特開2000−50695号公報
従来の指示計器は、ストッパ機構によって指針の回動が機械的に停止される位置を指針の基準位置とし、その基準位置を目盛のゼロ位置としている。そして、指針の回動が機械的に停止される位置(ストッパに被駆動部材を押し付けた状態)で、交流帰零信号(ステッピングモータを逆転方向へ駆動する交流信号)の供給を停止し、脱調リセット動作を終了している。このため、停止位置でギアの遊び分が若干発生した場合など、ギアバックラッシュによって本来停止するべき被駆動部材の位置が、ギアの遊び分ずれ脱調をおこす可能性がある。
そこで、指針の回動が機械的に停止される位置(ストッパ位置)から指針を離零方向に少し回動させた位置を指針の基準位置とすることが考えられる。この場合、オーバー帰零処理として、オーバー帰零信号(指針が基準目盛位置を指示するための初期電気出力角度から例えば電気角3π分だけ帰零方向へ動かす信号)をステッピングモータへ供給し、強制的に1回脱調させ、この後、応力を除くために例えば電気角π分だけ離零方向へ駆動する信号をステッピングモータへ供給して、指針を基準位置とする。
ところが、最大に帰零方向に駆動したときの電気角(最大帰零角)の近傍で脱調が発生するステッピングモータユニットの場合、脱調しなければ指針は基準位置(目盛ゼロ位置)を指示するのであるが、脱調すると指針の指示値がステッピングモータの1ステップ角だけずれてしまう。
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、オーバー帰零処理の最大帰零角付近で脱調を起こす可能性のある指針駆動装置を選別する方法を提供することを目的とする。また、オーバー帰零処理の最大帰零角付近で脱調を起こすことのない指示計器を提供することを目的とする。
本発明に係る指針駆動装置の選別方法は、複数の励磁巻線および複数の磁極を備え複数の励磁巻線の励磁状態の変化に追従して回転する回転子を備えたステッピングモータと、前記回転子の回転を減速して指針を回動する減速ギア機構と、前記指針の回動を機械的に停止するストッパ機構とを備えた指針駆動装置の選別方法であって、予め設定した初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を前記複数の励磁巻線に供給し、前記初期出力電気角を元に電気角(2N+1)π−α(Nは整数、αはπ/2よりも小さな値)だけオーバー帰零を行ない、その点を開始点とし、その後、電気角2αだけさらにオーバー帰零を行った時を終了点とし、この間に、前記指針が離零方向に動いたものをオーバー帰零処理不適合と判定する。
本発明に係る指示計器は、ステッピングモータと、前記ステッピングモータの回転出力を指針へ伝達する減速ギア機構と、前記指針の回動を機械的に停止するストッパ機構とを備える指示計器であって、前記ステッピングモータは、複数の磁極を備える回転子と複数の励磁巻線とを備え、前記ストッパ機構によって前記回転子の回動が停止されたストッパ位置における前記回転子の着磁位置と前記励磁巻線との位置関係が、予め設定した初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を前記複数の励磁巻線に供給し、前記初期出力電気角を元に電気角(2N+1)π−α(Nは整数、αはπ/2よりも小さな値)だけオーバー帰零を行ない、その点を開始点とし、その後、電気角2αだけさらにオーバー帰零を行った時を終了点とし、この間に、前記回転子が前記ストッパ位置から離れる方向へ回動しない位置関係になっている。
本発明によれば、オーバー帰零処理の最大帰零角付近で脱調を起こす可能性のある指針駆動装置を選別することができる。例えば、オーバー帰零処理を交流帰零信号の電気角で3π分行なう場合、−3π+αから−3π−αの間で指針が跳ね上がるものをオーバー帰零処理不適合として選別し、指針が跳ね上がらないものをオーバー帰零処理適合として選別できる。また、オーバー帰零処理の最大帰零角付近で脱調を起こすことのない指示計器を提供することができる。
以下、発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係る指針駆動装置を備えた指示計器の模式構造およびブロック構成を示す図である。本実施例では、指示計器として車両用のスピードメータ(車速計)について説明する。指示計器1は、2相式のステッピングモータ2と、減速ギア機構3を介して回動される指針4と、指針4の回動を停止させるストッパ機構5と、CPU部6とからなる。指示計器1はバッテリ8から電源の供給を受けて動作する。CPU部6は電源回路等を備えている。CPU部6は、イグニッションスイッチ9がオン状態にあるときは、車速センサ10の検出出力に基づいてステッピングモータ2を駆動し、図示しない目盛盤の車速に対応した目盛位置に指針4を回動させる。ステッピングモータ2と減速ギア機構3とストッパ機構5とで指針駆動装置が構成される。
ステッピングモータ2は、S相コイル(励磁巻線)21とC相コイル(励磁巻線)22とを備えるステータ(図示しない)と、マグネットロータ(回転子)23とを備える。マグネットロータ23の外周面には、N極とS極とが交互に多数(10極)着磁されている。
減速ギア機構3は、入力段ギア31と、第1の中間ギア32と、第2の中間ギア33と、出力段ギア34とを備える。マグネットロータ23の回転は入力段ギア31へ伝達され、各中間ギア32,33を介して出力段ギア34へ伝達される。出力段ギア34の回動に伴って指針4が回動される。
ストッパ機構5は、出力段ギア34に取り付けられたストッパ部材51と、ストッパ部材51が当接することで指針4の帰零方向への回動を阻止する係止アーム52とから構成している。なお、ストッパ機構5は、図示しない目盛盤に突起を設け、この突起に指針4が当接することで、指針4の帰零方向への回動を阻止する構造でもよい。ストッパ機構5によって指針4の帰零方向への回動が阻止された状態では、各ギア31〜34およびマグネットロータ23の回動も阻止される。
指示計器1は、ストッパ機構5によって指針4の回動が機械的に停止される位置(ストッパ位置)を基準位置(車速ゼロを指示するときの位置)とするのではなく、ストッパ位置から少し(例えば1度程度)回動させた位置を基準位置としている。
CPU部6は、マイクロコンピュータシステムを用いて構成されており、車速指示・脱調補正制御手段61と、PWM信号生成手段62と、PWM信号の出力回路63とを備える。
車速指示・脱調補正制御手段61は、イグニッションスイッチ9がオン状態にあるときに、車速センサ10から供給される車速信号に基づいて指針4の回動方向および回動角度を演算し、PWM信号生成手段62を介してステッピングモータ2を駆動し、図示しない目盛盤の車速に対応した目盛位置に指針4を回動させる。また、車速指示・脱調補正制御手段61は、イグニッションスイッチ9がオフにされたときに、後述するステッピングモータ2の脱調を補正するための制御を行なう。
PWM信号生成手段62は、S相コイル21の一端側および他端側に供給する擬似正弦波の各PWM信号、ならびに、C相コイル22の一端側および他端側に供給する擬似余弦波の各PWM信号を生成する。PWM信号生成手段62によって生成された4系統のPWM信号は、出力回路63を介して各出力ポートP1〜P4へ供給される。
出力回路63は、高レベル(電源電圧レベル)の電圧を出力するトランジスタ等のスイッチング素子と、グランドレベルの電圧を出力するトランジスタ等のスイッチング素子とが電源に対して直列に接続された回路が、各出力ポートP1〜P4に対応してそれぞれ設けられている。
本実施例では、出力ポートP1からSin+側のPWM信号Sin+が出力され、このSin+側のPWM信号Sin+はS相コイル21の一端側に供給される。出力ポートP2からSin−側のPWM信号Sin−が出力され、このSin−側のPWM信号Sin−はS相コイル21の他端側に供給される。出力ポートP3からCos+側のPWM信号Cos+が出力され、このCos+側のPWM信号Cos+はC相コイル22の一端側に供給される。出力ポートP4からCos−側のPWM信号Cos−が出力され、このCos−側のPWM信号Cos−はC相コイル22の他端側に供給される。
図2はステッピングモータの駆動原理を示す図である。10極等間隔着磁されたマグネットロータ23の周りに、2個のコイル21,22を90度の間隔で配置する。各コイル21,22に90度位相をずらしたSIN波形の電圧を印加すると、各コイル21,22に流れる電流が変化し(各コイルの巻線抵抗値は同等)、マグネットロータ23側に発生する磁界の変化によりマグネットロータ23が回転する。SIN波形1周期(回路出力1周期)で、図中の(1)〜(5)に示すように、マグネットロータ23が72度回転する。
図3は減速ギア機構の動作を示す図である。入力段ギア31と第1の中間ギア32との減速比を1/Aとし、第2の中間ギア33と出力段ギア34との減速比を1/Bとし、全体で1/(A×B)の減速比としている。本実施の形態では、マグネットロータ23が72回転すると指針4は2度回転するようにしている。
図4は脱調補正制御動作を示すフローチャート、図5は脱調補正制御時のステッピングモータ駆動信号の説明図である。車速指示・脱調補正制御手段61は、イグニッションスイッチ9のオフに伴う指針の帰零を終了すると、脱調補正制御を開始する。この脱調補正制御では、指示値ゼロに対応する初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を電気角3π分に亘って出力するオーバー帰零処理を行ない(図4のS1、図5のt1〜t2)、最大に帰零方向に駆動したときの電気角(最大帰零角)を所定時間保持する出力保持処理を行ない(図4のS2、図5のt2〜t3)、次に指針を離零(上昇)させる方向に動かす離零信号を電気角π分に亘って出力する離零(上昇)処理を行ない(図4のS3、図5のt3〜t4)、最大離零角3πから電気角π分だけ戻した電気角2πの出力状態を所定時間保持する出力保持処理(図4のS4、図5のt4〜t5)を行なう。
図6は脱調補正制御時の指針の動きを示す図である。図6(a)に示すように、指針4が目盛0を指示している状態から、オーバー帰零信号を電気角3π分に亘って出力するオーバー帰零処理がなされると、図6(b)に示すように、指針4の帰零方向への回動はストッパ位置で規制されるため、ステッピングモータ2は少なくとも1回脱調する。ステッピングモータ2の各励磁巻線に最大帰零角(初期出力角度から−3π)の信号を供給している状態で指針4がストッパ位置で停止していれば、最大離零角3πから電気角π分だけ戻す離零(上昇)処理によって、図6(c)に示すように、指針4は目盛0を指示する。
ここで、ストッパによってマグネットロータの回転が停止されたときのマグネットロータの着磁位置と励磁コイルとの位置関係によっては、最大帰零角(初期出力角度から−3π)の信号を供給したときに2回目の脱調が生ずることがある。この場合、最大離零角3πから電気角π分だけ戻す離零(上昇)処理後の指示位置は、図6(c)に示すように、目盛0よりも1ステップ角(2度)だけずれる。
そこで、指針駆動装置を指示計器等に組み込む前に、個々の指針駆動装置がオーバー帰零処理に適合しているか否かを選別し、オーバー帰零処理に適合している指針駆動装置を指示計器等に組み込む。
図7は指針駆動装置の選別用制御装置のブロック構成図である。選別用制御装置100の基本構成は図1に示したものを同じである。選別用制御装置100は、選別準備開始スイッチ901と選別開始スイッチ902とを備えている。CPU部600は、選別処理手段640を備えている。
図8は指針駆動装置の選別制御動作を示すフローチャート、図9は指針駆動装置の選別制御動作時のステッピングモータ駆動信号の説明図である。選別処理手段640は、選別準備開始スイッチ901が操作されると、選別準備事前帰零処理を行なう(図8のS11)。この選別準備事前帰零処理では、交流帰零信号を出力してステッピングモータ2を逆転方向へ駆動し、指針を帰零位置(目盛0位置)にする。次に、オーバー帰零処理を行なう(図8のS12)。このオーバー帰零処理では、指針帰零位置(目盛0位置)に対応する初期出力角から−3π+α分のオーバー帰零信号をステッピングモータ2に供給する(図9のta〜tb)。そして、初期出力角から−3π+αの電気角出力を選別開始スイッチ902が操作されるまで保持する(図8のS13、図9のtb〜tc)。
選別準備開始スイッチ902が操作されると(図8のS14)、選別用オーバー帰零処理を行なう(図8のS15)。この選別用オーバー帰零処理では、−3π+α〜−3π−αの選別用オーバー帰零信号をステッピングモータ2に供給する(図9のtc〜td)。そして、選別用オーバー帰零処理の期間、すなわちオーバー帰零信号の電気角が−3π+α〜−3π−αの間に指針4が跳ね上がるか否かをチェックする(図8のS16)。指針4の跳ね上がりチェックは目視によって行なってもよいし、指針の動きをカメラで撮像し画像処理によって行なってもよい。指針4が跳ね上がった場合その指針駆動装置はオーバー帰零不適合と判定し(ステップS17)、指針4が跳ね上がらない場合その指針駆動装置はオーバー帰零適合と判定する(ステップS18)。
これにより、初期出力角から−3π±αの間で指針4が跳ね上がる指針駆動装置(ステッピングモータユニット)を選別できる。ここで、αは選別を行なう角度範囲であり、その値はπ/2よりも小さな値としている。
本実施の形態では、選別を行なう範囲を初期出力角から−3π±αとする例を示したが、選別を行なう範囲は、−(2N+1)π±α(Nは整数、αはπ/2よりも小さな値)であってもよい。
本発明に係る指針駆動装置を備えた指示計器の模式構造およびブロック構成を示す図である。 ステッピングモータの駆動原理を示す図である。 減速ギア機構の動作を示す図である。 脱調補正制御動作を示すフローチャートである。 脱調補正制御時のステッピングモータ駆動信号の説明図である。 脱調補正制御時の指針の動きを示す図である。 指針駆動装置の選別用制御装置のブロック構成図である。 指針駆動装置の選別制御動作を示すフローチャートである。 指針駆動装置の選別制御動作時のステッピングモータ駆動信号の説明図である。
符号の説明
1 指示計器
2 ステッピングモータ
3 減速ギア機構
4 指針
5 ストッパ機構
6,600 CPU部
7 誘起電圧検出回路
21 S相コイル(励磁巻線)
22 C相コイル(励磁巻線)
23 マグネットロータ(回転子)
61 車速指示・脱調補正制御手段
62 PWM信号生成手段
63 出力回路
100 選別用制御装置
640 選別処理手段
901 選別準備開始スイッチ
902 選別開始スイッチ

Claims (2)

  1. 複数の励磁巻線および複数の磁極を備え複数の励磁巻線の励磁状態の変化に追従して回転する回転子を備えたステッピングモータと、前記回転子の回転を減速して指針を回動する減速ギア機構と、前記指針の回動を機械的に停止するストッパ機構とを備えた指針駆動装置の選別方法であって、
    予め設定した初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を前記複数の励磁巻線に供給し、前記初期出力電気角を元に電気角(2N+1)π−α(Nは整数、αはπ/2よりも小さな値)だけオーバー帰零を行ない、その点を開始点とし、その後、電気角2αだけさらにオーバー帰零を行った時を終了点とし、この間に、前記指針が離零方向に動いたものをオーバー帰零処理不適合と判定することを特徴とする指針駆動装置の選別方法。
  2. ステッピングモータと、前記ステッピングモータの回転出力を指針へ伝達する減速ギア機構と、前記指針の回動を機械的に停止するストッパ機構とを備える指示計器であって、
    前記ステッピングモータは、複数の磁極を備える回転子と複数の励磁巻線とを備え、前記ストッパ機構によって前記回転子の回動が停止されたストッパ位置における前記回転子の着磁位置と前記励磁巻線との位置関係が、予め設定した初期出力電気角から指針を帰零方向に動かすオーバー帰零信号を前記複数の励磁巻線に供給し、前記初期出力電気角を元に電気角(2N+1)π−α(Nは整数、αはπ/2よりも小さな値)だけオーバー帰零を行ない、その点を開始点とし、その後、電気角2αだけさらにオーバー帰零を行った時を終了点とし、この間に、前記回転子が前記ストッパ位置から離れる方向へ回動しない位置関係になっていることを特徴とする指示計器。
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